SUPER GT 2018 AUTOPOLIS GT 300km Day.2(2018.10.21)

 秋の5連戦の4連戦目は、オートポリス参戦3年目で悲願のSUPER GT戦です。実は3年前からSUPER GTは行きたいとは考えていたのですが、地震や日程的な問題もあり、ようやく今年行けたという感じです。今年3戦目のSGTですが、やっぱりオートポリスならではの雰囲気というのもあります。

 ということで、今回は2日目の撮影記編ということで、旅レポート風に紹介していきます。

Day.1編 Day.2編 GT500 RQ編 GT300 RQ編

決勝日 Day.2 入場者数:20,380人

 2日目は、4時起床。8時半ぐらいに早く寝たのは良かったものの、1時半頃に1時間ぐらい何をどうしても寝られない時間帯があって、その後不思議なもので4時の目覚ましまで爆睡してました。ただでさえホテルで寝られない私ですが、ちょっと睡眠薬とか考えたい今日この頃です。

 準備を終え、ホテルを出発したのが5時前。サーキットに到着したのは、6時頃でした。

 さすがにフェスティバルガーデンは、予約だけあってガラガラです。2日目は、ラウンジとバスのアクセスを考慮して、あえてガーデンの一番西側に駐車をしました。

 驚きなのは、この時点で既に第2ヘアピン方向の芝生エリアは満車情報が出てます。やはり、SUPER GTは、土曜日の夜22時から入場が出来るので、車中泊組が圧倒的に多いので、このあたりの場所取りは激戦です。逆に言えば、ホテルを使うのであれば、少々お金がかかったとしても、何らかの方法でフェスティバルガーデンの前売駐車券はキープしておくのがオススメといえます。

イベント広場への入場は7:30から

 実は、車を離れようとしたのは6:30。イベント広場への入場が7:30というのは知っていたので、ちょっと早めに出た方がいいだろうなと思いましたが、ちょうどトンネル下のあたりで、既に隊列が…

 なんと、こんな所からイベント広場入場を停めていました。ただ、正直この警備がずさんで、一時期、警備員さんが1人でフェスティバルガーデンの入口で車の誘導と兼ねてやるもんだから、何人か突破して入る人がいました。停めるなら停めるで、キチンと誘導とか警備をして欲しいものです

 7:30になり警備が解除。朝から走る元気もなく、早足でイベント広場へ向かったのですが…

 到着したら、ほぼ4列目でした。もちろん、何人か走って行った人はいたけど、こんなにいたかなぁ…と。明らかに私がいた隊列には居なかった人もいたので、あのトンネル下以外のところで、1コーナー方向側とかもっと近くで待てた場所があったのかな?。というか、そうとしか思えないんだよな…。

 まあ、1日目でだいたい撮れているから、そんなに焦る必要ないんだけど。

[8:30]サーキットクイーンステージ

 8時半になり、いよいよステージがスタート。

 まずは、サーキットクイーンステージ。いろいろ機材チェックをしていきます。

 一日目の反省を生かして、この日はナナニッパに1.4倍テレコンを装着して挑みました。やっぱり、その方が良さそうでした。

[8:45]チームスポンサーステージ

 続いて、チームスポンサーステージがスタート。

 この日は、1日目に出演しなかった4チーム+LEONとEPSONの6チームが不参加でした。やっぱり、だいたい似たようなチームが不参加っていう印象ですね。

清瀬まち at SUPER GT 2018 AUTOPOLIS GT 300km

 ギャルオンが終わり、PW隊列へ向かうと見事な人の多さ。やっぱり、決勝日は人が多いですね。

[11:00]ピットウォークへ

 まだ、PW開始まで1時間ちょっとありましたが、PW隊列へ並びます。

 1日目と同じく、パドックビルの方から入っても良かったのですが、決勝日のPWは早い時点でまっちをガッツリ撮りたいと思っていたので、あえて通常の隊列の方に並びます。

 今回のプレミアム券は、スーパーは優先入場があるのですが、スタンダード・プレミアムは一般入場扱いなんですよね。これが多少優先入場してくれたらありがたかったんだけどなぁ…。

 PW開始前に隊列が前に進みますが、前方はスーパー・プレミアムの優先入場。まあ普通に考えたら悪くないかな。

 PW開始すると、ホームストレートの方へ。SUPER GTの決勝日はこのスタイルですよね。

 それにしても、今回驚いたのが混雑具合。

 はじまってすぐとは言え、フレッシュエンジェルズがこんな感じですよ!。

 いやいや、S耐でもこんなに閑散としてないよ。

 なので、GT300の一番奥側のチームなんかこのガラガラな感じですよ。私の印象からするとSGT岡山戦よりも余裕のある印象です。

 もちろん、混雑必至のチームもあるのはあるのですが、それでも他のサーキットでは考えられない余裕。SARDもそうだけど、ZENTも初音ミクもLEONもPacificも、まあちょっと待てば撮れるという印象

清瀬まち at SUPER GT 2018 AUTOPOLIS GT 300km

 あるカメラマンの方もぼやいていたけど、これならPWでのコンプリートも夢じゃないかもしれません。むしろ、私のように1人ずつのアップの人の方が大変で、やや広角気味で「全員でお願いします」と言って視線もらった方が効率的かも(っていうか、普通はそういう人の方が当たり前なのでしょうが…)。

 最後にサーキットクイーンもパシャリ。

ちょっとラウンジで一休憩

 PWが終わり、次のGWまでちょっと時間があるので、移動も兼ねてラウンジ側へ移動します。

 ちなみに、お昼の時点で駐車場はこんな感じ。さすがに、この時間になると駐車場はギッシリになりますね。

 どうしても、フェスティバルガーデンは1コーナー寄りに停める車が多いですが、私のようにスーパーではなくスタンダードのプレミアムの場合は、WEST WINGなので案外、第2ヘアピン側に停めた方が、ラウンジから車にちょっと…というのも悪くないです。実際、私も荷物を整理しに一度車に戻りました。

 実はWEST WINGの下は、特別なパスを持って無くても入ることが出来ます。

 なので、ここでかぶりついて見る人も結構います。他のサーキットでは、ホームストレートでフェンス越しにかぶりつけるってあんまり無いですからね。

 ちょっと日差しも強いし疲れたので、ちょっとWEST WINGの2階に上がって昼食タイム。

 この雰囲気、いいんだけどね。今年のS耐の記事でも書いたけど、LEXUSブリッジを渡るって言うのがなかなかツラいんですよね。

 ただ、グリッドウォークだけは、このラウンジ側の方から入場することが出来るんですよね。ただ、注目なのは右下の「退出はピットロード出口からとなります(ポディウム前ゲート13:30クローズ予定)」。つまり、鈴鹿のようにこの出たところからまた戻ってくるというのが出来ないんですよね。コレが出来れば最高だったんだけどなぁ…。

グリッドウォークへ

 昼食を食べながらも、ボチボチGWの隊列が並び始めていたので、ちょっと気が早いのですが並び始めます。

 ちょっと変わった並び方をしていたのですが…

 実は、このかぶりついている人は隊列とは関係なし。一般入場の方です。

何気にスタート進行が見えるのって初めて!?

 今回実は意外に初めてだったのが、このスタート進行。

 いつもは、ピット側でグリッドウォーク隊列に並んでいるので、この時間に何をやっているのかサッパリ分からないんですよね。

 まずは、グリッドボードを持つレースクイーンが登場。自分のチームのマシンのグリッドに並んでいきます。これ、逆に言えば、必ず全チームにレースクイーンがいないとダメってことになるんですね。

 そして、フラッグが入場。

 マシンも並んでいきます。

いよいよグリッドウォーク開始

 10分間のプライオリティの時間が終わり、スーパープレミアム、スタンダードプレミアムの順に入場していきます。

 確かにちょっと優先入場があるだけに、いつもよりは撮りやすかった印象。

 ホントは、天気が天気だったので、ストロボをバンバン使いたかったのですが、ギャルオンの時に電池が無くなって、交換したら実はその電池が充電出来ていなかったという惨事が…。

清瀬まち at SUPER GT 2018 AUTOPOLIS GT 300km

[14:00]決勝レースは最終コーナーへ

 グリッドウォークが終わり、早歩きでイベント広場裏のシャトルバス乗り場へ。ちょうどタイミング良く待ち時間無しで乗れて、向かったのは最終コーナー。

 決勝レースは、安定して場所取りも気にせず狙えるのはここかなぁと思ってました。ただ、ここは日陰がない上に逆行気味。さらには、自販機の飲み物は売り切れ状態で、実はここから帰りの高速道路に乗る前のガソリンスタンドまで私の水分無給油状態でした。

 いきなり23番ポストの横に行ってもスゴい激戦だったので、ちょっと離れたこのポジションでまずは手始めに。

 ちょうど私がこの席に到着したところで、国歌演奏のタイミングでした。

 最後はちょっと傾け過ぎちゃいましたね。私、よくこういうのやっちゃうんですよね。

定番の23番ポストの横へ

 しばらく撮影をして、いよいよ23番ポストの横へ移動。明らかにライバルさんが多いです。私も前列に交ざっても良かったのですが、立って撮影する元気はあんまり無かったので、あえて4列目から座って狙いました。

 やっぱり、ここはみんなが撮りに来るところだけはありますね。

 そういえば、初めてお店以外でヨンニッパを使われているところを目撃しました。改めてよく見たらGレンズのマークが黒で、SEL400F28GMだったらオレンジ色なので、これ、EマウントレンズじゃなくてAマウントのSAL500F40G、いわゆるゴーヨンってヤツですね。勘違いしてました。

ちょっと面白い画角に挑戦

 続いて、もう少しブリッジ方向に進んでちょっと前に進んでくるところを切り取ります。

 たぶん、ここでこういう撮り方をしたのって初めてかも。案外いいね。

 同じ場所からヘアピンも狙ってみました。

ちょっと移動して同じところを狙う

 ちょっと場所移動をして、同じ所を狙います。

 このショットは今後、いろいろと検討してみたいな。こう思うと、この最終コーナーの周りはちょっと動くだけであれこれ違う画が狙えるから、決勝レースはやっぱりここですね。

 続いてヘアピンも狙います。やっぱり、ヘアピンを狙うには少し上段に上がってきた方が良さそうですね。

 こういうバトルが撮れるといいっすよね。

最後はブリッジ手前の上りセクションへ

 最後に向かったのはブリッジ手前の上り坂のセクション。ここで、マシンを横から流していきます。

 撮影しながら、「逆光で厳しいかなぁ」と思ったけど案外いいっすね。

 そういえば、これ、ブリッジ手前のアウト側の縁石の外側なんだけど、分かりますかね?。

 これ、芝生が燃えてたんですよ。初めは煙が上がっていて、「ん?何だ?」と思っていたら、芝生の炎に気が付いたんです。これ、タイヤがアウト側にふくらんだときに熱が加わって燃えたってことなのかな?。

一番恐れていた事態が発生…

最終コーナーから帰れない!?

 15:47頃、このブリッジ手前の撮影を終えました。いかんせん、ここのセクションって場内放送も何も無いので、今、何週目なのかも分からないんです。ただ、雰囲気的に車が次第に動き始めており、そろそろ終わりそうと言う予感がしてきました。

 15:50頃、混雑をする前に戻らないとなぁ…と思ったのですが、ちょうど私が最終コーナー方向に戻るときに、シャトルバスが3台連なって来たのですが、この時点で満員で乗れない状況でした。一度、最終コーナーでモニターを見ると58周目の表示。確か60数周だったよなぁと思い、先程の混雑も見た上で、「これは早いことシャトルバスに乗らなければ」と覚悟をしました。(この時間はまだ車が流れていました)

 ただ、ちょうど先程バスが通り過ぎたところということもあり、なかなかバスが来ず、バス乗り場に並んでいた人も、「なかなか来ないから歩こうか」とドンドン逃げていく始末。そうこうしていると、レースが終わったようで駐車場に戻るお客さんは増え、車の渋滞も始まり出します。

 16:18頃。ようやく、バスが到着します。「もしかしたら乗れないかも」と思っていましたが、ここで降りる方が数名いたので、何とか乗ることが出来ました。というか、この時点ではまだ「乗れるかどうか」の方を心配していた段階でした。

 ただ、このバスが少し進んでブリッジのところで渋滞に捕まり、ここから見事なまでに動かない。それこそ10分で車1台分動くかどうかというレベル。結局、30分乗っていて進んだのは10数mでした

 16:45頃、私の前のお客さんが「降ります!」と言ったのを皮切りに、私も含めて結構な方がバスから降りました。

 とはいえ、ここはまだブリッジのところ。さすがの私もオートポリスの地理的なところは掴めていたので、フェスティバルガーデンまでずっと下ったあとに一気に登りが…というのは容易に想像できました。ただ、30分経ってもブリッジすら渡れないバスに乗っていても、いつ帰れるのか分からない状態でした。

 

 それにしても、このジェットコースターストレート下を潜って、フェスティバルガーデンまでの登り坂はシンドかった。

 結局、あとでGoogleマップで測ると実距離がちょうど1km、15分間歩いて、車に着いたのがちょうど17時頃でした。

レース 天気 温度 観客動員数
2011.10.02 曇り 16℃
23,500人
2012.09.29 14℃
11,200人
2013.10.06 曇り 21℃
22,100人
2014.06.01 晴れ 31℃
24,400人
2015.11.01 曇りのち雨 12℃
22,680人
2016 - - 熊本地震の関係で中止
2017.05.21 晴れ 21.2℃
18,200人
2018.10.21 晴れ 17℃
20,380人

 過去8年間の入場者数を見たところ、今年が驚くほど多かったという訳では無かったようなので、もうこれぐらい混雑をするというのがもはやデフォルトなんでしょうね。

 そう考えると、もし、帰りの渋滞にハマりたくないのなら、ラスト10週ぐらいの段階で帰り始めないといけないことになりそうです。

フェスティバルガーデンからどうやって出る!?

 フェスティバルガーデンまで戻ってきたのは良いものの、ここからさらに場外に出るのも一苦労でした。まず、一番の難関だったのは、100R側を帰るのか、トンネルを抜けてグランドスタンド裏を出るのかというところ。私の駐車位置からすれば、どちらからでも帰れそうな位置でした。ただ、すぐ目の前に見える、100R側の隊列は動きはあまりよろしく無さそう。一方、トンネルを抜けていく方は動きが分かりづらいものの、遠くに見える1コーナー方向は結構スムーズに車が動いているのが見えていたので、トンネルを抜けていく方を選択しました。

 これが正解だったようで、トンネルを通過するのに7分程度かかったものの、10分後にはグランドスタンド裏を通過、1コーナーを曲がったところで少し渋滞するも、15分後にはゲートを通過しました。

 ただ、ここからがまたさらに交通整理がかかっていて、県道12号線に一度出て、菊池方面に曲がったのは23分後でした。これでも、たぶん100R方向よりは早かったんじゃ無いかなぁと思います。

 その後は、いつもの県道205号線を抜けて菊池方面へ抜けましたが、さすがに先導車も後続車も多くて、多少ノロノロとはいえ、比較的スムーズな感じ。さすがに国道387号線に出るところと、県道45号線(菊池阿蘇スカイライン)との合流でちょっと渋滞したものの、あとはスムーズに抜けました。

 私はいつも通り、菊池の街中を通らずに、七城町の農道を抜けて行きましたが、オートポリスから植木ICまで55分というところでした。多くの車が菊池の街中に直進していたので、市街地は結構渋滞していたかもしれません。

オートポリス恒例9時間耐久は比較的軽傷!?

 今回で4度目となった9時間耐久ですが、今回はあえて夜食は食べずに、軽食で繋いでいくという作戦を取りました。7月のS耐の時と比べると、九州道の渋滞もまだ許容範囲だったし、西日本豪雨被害の迂回とかもないので、その分は結構スムーズに。あと、3連休でもなかったので、交通量は比較的少なくて結構走りやすかったです。

  2016.11
【S耐】
2017.09
【SF】
2018.07
【S耐】
2018.10
【SUPER GT】
オートポリス 17:04 発 16:00 発 16:29 発 17:23 発
植木IC - 16:45 着 17:20 着
(給油あり)
18:16 着
(給油あり)
日田IC 18:23 着 - - -
古賀SA  20:05 着 18:05 着 18:50 通過 19:50 通過
美東SA 21:18 着 19:30 着 20:26 着 21:01 着
宮島SA 22:58 着
3:56 発
21:26 着 21:55 着 22:30 着
福山SA 5:02 着 22:42 着 23:30 着 23:52 着
吉備SA - - - 24:40 着
4:46 発
勝央SA 7:15 着 0:27 着 1:24 着 -
ひらふく - - - 5:52 着
鳥取IC 8:12 着 2:59 着 2:44 着 6:52 着

 今回は、あえて岡山道~中国道ではなく、山陽道~播磨道で帰りました。これだと案外岡山から2時間ちょっとで帰れるのでいいんですよね。

 あと、実は宮島SA以降は、小谷SA・福山SA・吉備SAとサービスエリアごとに軽く休憩を入れて目薬挿したり、外に出て軽く運動したりしてました。やはり、単純な眠気もそうですが、夜の運転はドライアイから目の疲労が来るんですよね。そう考えると、それ用にいい目薬を購入しても悪くないかも。

 ただ、どうしようもないのですが、さすがに10月となると夕暮れが早いので、高速道路に乗った段階でほぼほぼ暗いので、そこがなかなか大変です。

Day.1編 Day.2編 GT500 RQ編 GT300 RQ編
MotorSports Repo. 2024 SGT GT500メーカーテスト 岡山 2023 全日本ロードレース公開テスト 岡山 2022 2021 全日本ロードレース公開テスト 岡山 岡山チャレンジカップレース Rd.1 2020 86/BRZ & MINI CHALLENGE 岡山 岡山チャレンジカップレースRd.6 2019 清瀬まち RQ引退特集 岡山チャレンジカップレース Rd.4 2018
2017 SUPER FORMULA 鈴鹿テスト 清瀬まちRQ大賞グランプリ受賞特集 2016 SUPER FORMULA 岡山テスト 2015 SUPER FORMULA 岡山テスト 岡山ファン感謝デー SUPER FORMULA 鈴鹿テスト 2014 SUPER FORMULA 岡山テスト 岡山ファン感謝デー 2013 岡山ファン感謝デー