辰年にちなんで『Maybe』をリメイク(2012.01.01)
今年でこの流れも3年目となってきました。やはり例年のごとく、年末年始も暇なので、久しぶりにDTMをやろうかなぁと。そして今年も例に漏れず、干支シリーズでしょうということで、今回も2001年の干支をモチーフにしたアルバム『Allegory』の中から、辰に位置する『Maybe』を着手しました。
【ドラム:BFD 2】
まず、ドラムですが、例年は打ち込み内容までいじることはあまりしていませんでしたが、今回はノリの良さを出したいということもあって、Aメロのスネアの音を増やしました。単純にはそれぐらいしかいじらなかったと思います。音源は昨年の『Love』と同じで『BFD 2』を使いました。これまた、生っぽくしたかったので、あえてシンプルなドラムセットでやりました。
ドラムシンセ・BFD 2
【ベース:D-Pro】
ベースは、今回のアレンジの最大の目玉かも知れませんね。実は、SingerSongWriterのアレンジ機能を使って、スラップ・ベース風にしてみました。何がキッカケでこのアレンジに出会ったのかは忘れてしまいましたが、何かキッカケの曲があったように記憶しています。しかも、今年はこの打ち込みアレンジは、すでに年末までには仕上げていたので、あとはMIDIデータをSONARに移植して、あとはSONARでの録音。
で、音源は昨年と並び、SONAR搭載の『D-Pro』。音色は、『Full Slap Bright』を使いました。んでもって、後でSONAR側でEQだけイジって、スラップを印象的にしています。
ソフトシンセ・D-Pro
【ピアノ:Ture Piano】
ピアノは、この曲の一つの軸になってきます。実は、オルガンにしようか、もう少しエレクトリック・ピアノにしようかとかいろいろと悩んだのですが、結局は、このSONAR搭載の『TruePiano』があったので、たまにはこんなやつも使ってみようかということで、使ってみました。
ちなみに、Bメロとエンディングでは、アルペジオ風なピアノがありますが、あちらは『D-Pro』の『Mini Piano (dry)』を使いました。
ソフトシンセ・D-Pro
【打ち込みギター:Virtual Guitarist 2】
ギターはこれまで打ち込みで作っていましたが、どうせならということでVirtual Guitarist 2で足しました。こちらも、いろいろと悩んだあげく、今回は『70ties』というクリーンギターのカッティング風にとどめました。
オーディオのミックス
こちらも基本的には、昨年と大きくは変えていません。相変わらず、各パートごとでSonitusのfx Surroundやfx Compressorを多用して、その2ミックス後に『LP-64 Multiband』と『Boost11』で音圧を稼いでいます。その点も同じです。
完成品がこちら
今回から、本当のPV風に仕上げてみました。といっても、主題も何もなく、ただただ手持ちにあった写真データを使って作ってみました。あまり、こちらが本業ではないので、こちらに没頭しようとは思いませんが、1年後に作るであろう『A Day』に向けて、それっぽい写真や動画を録りためてみても面白いかも知れませんね。