戌年にちなんで『SuperOne』をリメイク(2018.01.01)
さあ、気づけば今年で第9段目となる正月恒例のAllegoryリメイクシリーズです。
今年も、2001年の干支をモチーフにした.KOM@のアルバム『Allegory』の中から、戌に位置する『SuperOne』のリメイクに着手しました。
『Allegory』ってそもそも何なの?
もともと、『Allegory(アレゴリー)』というのは、私が在籍している音楽制作集団『.KOM@(ドットコム)』が2001年10月にリリースした2nd Albumです。
でも、どうして、このアルバムが毎年のように年始に登場するのかというと、このアルバムの全12曲(厳密に言うと13曲ですが…)が、それぞれ十二支の干支をコンセプトに作られたアルバムなのです。
ただ、この作品を作り上げたのは、今から実に16年前。大学生だったので、まだお金がなく、十分な機材でレコーディングができず、カセットテープからカセットテープにダビングしながら音を重ねていくという作業で曲を作っていました。
その後、2003年から2004年からPCを使った再レコーディングを行い、Hetakusongシリーズとして発表してきました。それからでも10年以上が経過をし、ソフトシンセもよくなったし、マスタリングの手法も少しは身についてきたということもあり、その当時のレコーディングをした音源を元に、現在のDAWソフトやソフトシンセを駆使して、その年の干支になっている曲をリバイバルしていこうというのが、このシリーズです。
「SuperOne」について
先にも述べたとおり、この「SuperOne」という楽曲は、Album「Allegory」の11曲目として収録され、戌に位置する曲で、犬をモチーフにした歌詞となっています。
楽曲は、『Allegory』レコーディング時の最も最後に作られた楽曲で、『longサウンド』を継承しながら、独自のリフを追加して進化した.KOM@サウンドを展開している。
当初はアルバムに通常収録をする予定だったが、急遽アルバムリリース日が前倒しになった関係上、この曲のレコーディングが間に合わなくなり、しかたなくtechno styleのインスト版が収録された。のちに、それを受けて同年10月末に1st Singleとしてリリースした。
今年のホストもSinger Song Writer10で
以前は、ホストアプリケーションとしてはSONAR8.5でやってきていましたが、2013年よりSinger Song Writerの最新版であるSSW10 Professionalでやっております。なので、今年もSSW 10で行いました。
ただ、最近、音楽系をあんまりしないもので、年々、SSWの使い方を完全に忘れてしまいます。イカンですなぁ…。
【ドラム:BFD 2】
今回もドラムはBFD2です。やっぱりドラム音源はコイツがいいですね。全然音が違います。
ドラムフレーズはそれほど変えていません。
【ベース:D-Pro】
ベースもフレーズ自体はそのまま。音源も、例年通りの『D-Pro』。
完成品がこちら
いやあ、さすが.KOM@を代表するロックチューンだけあって、完成度は高いですね。