巳年にちなんで『A Day』をリメイク(2013.01.01)

 今年でこの流れも4年目となりました。

 そして今年も例に漏れず、干支シリーズでしょうということで、今回も2001年の干支をモチーフにしたアルバム『Allegory』の中から、巳に位置する『A Day』を着手しました。

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今年のホストは、Singer Song Writer10で

 ここ近年は、ホストアプリケーションとしてはSONAR8.5でやってきていましたが、今年はSinger Song Writerの最新版であるSSW10 Professionalでやりました。

 というのも、今回は、MIDIの打ち込み部分で、ちょこちょこと修正をしたかったのですが、そうなると、やはりSONARよりもSSWの方が使い慣れているのでMIDI編集はやりやすいということがあります。

 さらに、SSW10からMIDIフレーズをACIDファイルのようにループ化することが可能になったことで、特にドラムパートなどの打ち込みがやりやすくなりました。しかも、VSTiも結構SONARのモノが使えるし、出音も悪くなかったので、すべてSSWで仕上げてみました。

【ドラム:BFD 2】

 まず、ドラムですが、今回は、少し神経質なぐらいベロシティをイジって、生っぽさを出しました。もちろん、最終的にはBFD2のHumanaize機能も使っていますが、結構いじりました。SSWでは、そもそもMIDIデータの『ドラムアクセントシミュレータ』が搭載されているので、そのあたりは楽ですね。


SSWのドラムアクセントシミュレータ。
任意のノートだけにベロシティ変更が可能。

 ちなみに、BFD2のプリセットは今回も『80's powerrock』だが、シンバルの音が好みじゃなかったので『Zldin 16ACrs(16'')』に変更しました。


ドラムシンセ・BFD 2

【ベース、キーボード:D-Pro】

 ベースは、少しゲートタイムを調整しただけで、ほとんど変更はしていません。

 音源は、例年通りのSONAR搭載の『D-Pro』。正直、D-ProがSSWで使えちゃうことが驚きなんですが…。音色は『fingered bass i fx』を使いました。

 キーボードは、リアリティを出すために、Aメロなどの柔らかい音は『organ 09』を使い、それ以外の部分は『hammond soul』を使いました。

ソフトシンセ・D-Pro

 オーディオのミックス

 ミックスは、これまでのSONARからSSWで行うということで、なかなか大変でした。ただ、SSWもSSW9から4つのミキサーが使えるようになったことで、

 ミキサー1:MIDIパート、VSTi(ソフトシンセ)
 ミキサー2:Audioパート(Guitar)
 ミキサー3:Audioパート(Vocal)

 で整理した上で、オーディオパートもフォルダ化してまとめてしまい、それらを

 ミキサー4:各パートのグループトラック

 ということで、管理をしています。

これが、各パートのグループトラックが表示されるミキサー4

 別に、SONARでも同じやり方をしているのですが、SSWのいいのは各ミキサーを別々に表示ができるので、各データごとのボリューム調整が完了した後の最終バランスは、このミキサーだけで出来るところですね。

 あとは、ミキサー4画面を見て貰えば分かるとおり、各パートを一度、「OUTPUT1」に飛ばして、そこに最終的な全体のエフェクトを掛けています。ドラムについては、BFD側で自動的にEQなんかがかかっているので放置。バッキングギター(B.Guitar)とコーラスには、SONARではfx surroundというVSTエフェクトを使っていましたが、SSWでは『StereoEnhancer』というエフェクトを使って、左右に振っています。あとは、各パート適当にEQやコンプを掛けています。

 あとは、OUTPUT1の2ミックス後に『LP-64 Multiband』『Boost11』で音圧を稼いでいますし、少し『SONNOX REVERB』でリバーブをちょっとかけています。にしても、SONNOXエフェクトはSSW搭載ですが、あとのSONAR搭載のVSTエフェクトがSSW上でこんなに使えるのには驚きです。

 完成品がこちら

 今回もPV風に仕上げてみました。ただ、これといった動画がなかったので、2012年に撮影した写真のダイジェストっていう感じになりました。

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