丑年にちなんで『Egotism』をリメイク(2021.01.01)

 さあ、今年もやってまいりました、正月恒例のAllegoryリメイクプロジェクト。気付けば今回が12回目の最終年!。

 ってことで、今年も2001年に干支をモチーフに作成された.KOM@のアルバム『Allegory』の中から丑に位置する『Egotism』のリメイクに着手しました。

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Allegoryとはそもそも何なのか?

 もともと、『Allegory(アレゴリー)』というのは、私が在籍している音楽制作集団『.KOM@(ドットコム)』が2001年10月にリリースした2nd Albumです。

 で、なぜそのアルバムが毎年のように年始に登場するのかというと、このアルバムの全12曲(厳密に言うと13曲ですが…)が、それぞれ十二支の干支をコンセプトに作られたアルバムなのです。

 ただ、この作品を作り上げたのは、今から実に20年前。大学生だったので、まだお金がなく、十分な機材でレコーディングができず、カセットテープからカセットテープにダビングしながら音を重ねていくという作業で曲を作っていました。

 その後、2003年から2004年からPCを使った再レコーディングを行い、Hetakusongシリーズとして発表してきました。それからでも10年以上が経過をし、ソフトシンセもよくなったし、マスタリングの手法も少しは身についてきたということもあり、その当時のレコーディングをした音源を元に、現在のDAWソフトやソフトシンセを駆使して、その年の干支になっている曲をリバイバルしていこうというのが、このシリーズです。

『Egotism』とは

 そんなAlbum『Allegory』の中で、『Egotism』は2曲目に収録されていて、丑をモチーフにした曲です。

 歌詞としては、あまり丑をイメージさせる雰囲気はないかもしれないが、「モウ」という歌詞が少し垣間見えるほか、今の世の中・社会悪を痛烈に批判している歌詞の中に、丑と人間をダブらせている表現がいくつかあり、ふざけているようで、ふざけていない。ふざけていないようで、ふざけている。そんな.kom@的な要素が明白に確認できる一曲でもある。まあ、、結局最後の「但馬に松坂関係ねぇ!」でかっさらってしまう感じはありますが…。

 楽曲としては、『Allegory』のレコーディング中盤に作られた曲で、イントロがドラムのリフから始まるのが印象的だが、ベーシックなリフとバッキングも特徴的な曲となっている。

今回のホストはもちろん”ABILITY”

 今回のリメイクにあたってホストとしたのは、2018年に導入をした「ABILITY 2.5 PRO」。国内DAWソフトとして有名な「Singer Song Writer」の後継ソフトですよね。

 このリメイクシリーズも12年やってきた中で、SONAR 8.5が3年(2010-12)、SSW 10 Proが7年(2013-18)、そしてABILITY 2.5 PROが3年(2019-21)って感じです。SSWファイルはABILITYで開けるのでいいのですが、SONARファイルが開けないので、本当は過去作を一括で同一環境でリマスタリングしたいなぁ…とか思うんですけどね…これがなかなか面倒くさいんですよね。

ドラム:BFD Eco

 ドラムは今年もBFD Eco。ホント、コイツがABILITY標準搭載になって、ホント使い勝手がいいです。

 今年も「Processed Rock 02」を使ってます。シンプルでこの音の雰囲気が好きです。

ベース:D-Pro

 ベースの部分も毎年恒例のD-Proさんにお世話になります。音色は久しぶりにFull Flap Darkをチョイスしました。

ミックス

 ミックスはこんな感じ。特に例年とそんなに変えては無いです。

 ただ、旧PCの時はSSW10とSONARを両方ともインストールしていたので、SONAR収録のVSTエフェクトも使えていたのですが、今のPCになってSONARをインストールしてないんで、当時のエフェクトが使えてないんですよね。というのも、ギターを両サイドに振るのに「StereoEnhancer」を使っているのですが、今更ながらちょっとイマイチな気が…。SONARの時の「Sonitus:fx Surround」の時の方が良かったかも。

完成版はこちら

 今回は結構「シンプル・ザ・ベスト!」って感じですが、個人的には結構お気に入りです。

 「あ~、これで12曲全部終わっちゃったなぁ…」と思っていたのですが、このページを作りながら、あの曲が残っていたことを思い出しました。鼠にダマされたアイツですよ…