酉年にちなんで『in progress』をリメイク(2017.01.01)
さあ、毎年恒例のAllegoryリメイクシリーズ第8弾!。もはや、正月恒例ですよね。
そんでもって、今年も2001年の干支をモチーフにした.KOM@のアルバム『Allegory』の中から、酉に位置する『in progress』を着手しました。
『Allegory』ってそもそも何なの?
もともと、『Allegory(アレゴリー)』というのは、私が在籍している音楽制作集団『.KOM@(ドットコム)』が2001年10月にリリースした2nd Albumです。
でも、どうして、このアルバムが毎年のように年始に登場するのかというと、このアルバムの全12曲(厳密に言うと13曲ですが…)が、それぞれ十二支の干支をコンセプトに作られたアルバムなのです。
ただ、この作品を作り上げたのは、今から実に15年前。大学生だったので、まだお金がなく、十分な機材でレコーディングができず、カセットテープからカセットテープにダビングしながら音を重ねていくという作業で曲を作っていました。
その後、2003年から2004年からPCを使った再レコーディングを行い、Hetakusongシリーズとして発表してきました。それからでも10年以上が経過をし、ソフトシンセもよくなったし、マスタリングの手法も少しは身についてきたということもあり、その当時のレコーディングをした音源を元に、現在のDAWソフトやソフトシンセを駆使して、その年の干支になっている曲をリバイバルしていこうというのが、このシリーズです。
「in progress」について
先にも述べたとおり、この「in progress」という楽曲は、Album「Allegory」の10曲目として収録され、酉に位置する曲で、鳥をモチーフにした歌詞となっている。
楽曲は、「Allegory」レコーディング時の中盤に作られた曲で、これまでのバラード・ナンバーにハードロックを融合した、.KOM@にとっては挑戦的な1曲となり、のちの名曲「勿忘草」に影響を与えたといわれています。
ちなみに、タイトルの「in progress」とは、「進行中」という意味があります。
今年のホストもSinger Song Writer10で
以前は、ホストアプリケーションとしてはSONAR8.5でやってきていましたが、2013年よりSinger Song Writerの最新版であるSSW10 Professionalでやっております。なので、今年もSSW 10で行いました。
ただ、最近、音楽系をあんまりしないもので、年々、SSWの使い方を忘れてしまいます。イカンですなぁ…。
【ドラム:BFD 2】
今回もドラムはBFD2です。やっぱりドラム音源はコイツがいいですね。全然音が違います。
ドラムフレーズはそれほど変えていません。
【ベース:D-Pro】
ベースもフレーズ自体はそのまま。音源も、例年通りの『D-Pro』。音色も、『simple Picked』を使いました。
【ギター:Virtual Guitarist 2】
Hetakusong 1の時に、ギターレコーディングをしていた音源をそのまま使用していますが、実はちょっと小さくバッキングのエレキを足しています。
完成品がこちら
今聞いても、王道のハードロックチューンって感じですよね。