B'z LIVE-GYM 2002 ”GREEN" at 大阪ドーム
(2002.09.09)

いざ、大阪へ!!

 2002年9月9日。1ヶ月半ほど前に参加した、広島のライブよりも、朝は結構ゆっくり。昼前のスーパーはくとに乗車し、大阪へ。大阪駅に着いたのは2時頃だった。大阪は、実際は小学校の修学旅行以来だが、実際に大阪駅とか、街中に行くのは今回が初めて。

 大阪駅に到着し、まずはホテルのある心斎橋へ地下鉄で向かう。ホテルに関しては、いろいろと検討した結果、心斎橋にすることにした。これは、①会場(大阪ドーム)近くにはホテルが無いということと、②ライブ終了後に梅田まで出ると、とても混雑するし、時間もかかるという点から、心斎橋にした。

 ホテルへのチェックインを済ませ、ホテルにいても暇なので、ちょっと早いが早速大阪ドームへ向かう。大阪ドームへは、地下鉄 鶴見緑地線で心斎橋駅から大阪ドーム前千代崎まで10分程度と、結構近い。

ようやく初ドーム!!

 大阪ドームに到着。僕としては始めているドーム球場だったので、その大きさは圧巻。早速、会場の周囲のグッズ売り場で、ビニールバックなどのグッズを購入。

 そして、会場。大阪ドームのチケットというのは、その位置が分かりにくい。特に、『ゲート』に関しては、僕も実際行くまではよく分かっていませんでした。この場を借りて説明しておくと、『ゲート』とはチケットを切ってもらう入口のことで、大阪ドームの場合1~14まであります。

 あとは、野球の試合の場合は、外野席もあるので、1~14のすべてのゲートが開きますが、ライブの場合は、だいたい3~7のあたりが一般的なようです。

 僕は、5ゲート入場でしたので、ちょうど東口の階段を上がって正面でした。座席も、ちょうど野球で言うバックネット裏、ホームベースの後ろ、よく野球中継でバッターの後ろで映る席でした。ライブでは、ステージから一番遠い席なので、『一番良くない席』と言われます。が、野球では一番いい席なので、座席はやや広めで、しかも1席ずつにエアコンと、ジュース置きが設置されている贅沢な席でした。

 あと、ライブ前の『マジカDEオンステージツアー』は見事に外れました。結構当たりそうな予感がしたんだけどなぁ~。

セットリスト

#1 GO★FIGHT★WIN
#2 STAY GREEN
#3 ZERO
#4 love me,I love you
#5 Warp
#6 太陽のKomachi Angel
#7 SURFIN'3000GTR
#8 Blue Sunshine
#9 恋歌(TAK Solo)

#10 恋心
#11 裸足の女神

#12 DEVIL
(Keyboard Solo)
#13 Everlasting
(Drum Solo)
#14 FIREBALL
#15Liar! Liar!
#16 さまよえる蒼い弾丸
(Bass Solo)
#17 ギリギリchop
#18 ultra soul

<ENCORE>
#19 熱き鼓動の果て
#20 juice

最高のライブに感激…

 ライブの流れについては、2002年 広島公演の方に詳しく紹介しているので、そちらを見て欲しいですが、今回の大阪公演は、とにかく最高でした。2001年に参加した鳥取公演も、確かにホールでステージにも近くて良かった。2002年広島公演も、野外のスタジアムで、あの解放感も良かった。ただ、今回の大阪ドームはとにかく別格でした。

【要因①】大阪ドームという会場

 そのファクターの1つは、大阪ドームという会場でした。やはり、演出面で大阪ドームは最高の会場でした。ホールでは、演出に限界があるし、できても照明までです。また、野外は演出に限界はありませんが、やはり野外ということで解放感すぎたり、照明効果が生かし切れないという欠点がありました。しかし、大阪ドームは、特効は結構な規模で可能だし、照明効果は最高。やはり、ライブのスタートから暗くて、照明が映えるというのは、いいポイントです。

【要因②】バックネット裏という一見すると悪い座席

 先にもお話ししましたが、今回の座席はバックネット裏という、普通だと「座席として悪い」という評価が出されやすく、チケット自体も一般発売で売られるような座席でした。しかし、ドーム公演に関しては、この位置はベストであると僕は感じました。よく、アリーナがいいと言われますが、アリーナ席は水平なので、後方になればなるほど、見にくい。また、スタンドの両サイドの前方の席は、ステージには近く、高い位置なので見やすいが、斜めすぎて、演出が堪能できないという欠点がある。だけど、バックネット裏という位置は、確かにステージからは遠いが、演出を楽しむには最高の位置だと思います。ステージ全体が見渡せるし、大型LEDも見やすい。それに、遠いという程遠い訳でもなく、十分、メンバーが動いているのを肉眼で確認できる。中途半端な位置で、斜めのステージを見るよりも、ステージ全体、そしてファンの動き全体を感じることのできるこの席は、穴場のように僕は思えました。

【要因③】セット

 3つ目には、セットがあげられます。今回のライブのセットは、ちょっと凝っていて、ステージ後方にRockmanと呼ばれるロボットのようなトラスが10体組まれていました。このRockmanは、照明が搭載されていて、曲の流れや展開によって腕の部分が上がったり、照明が変化したりと、曲をよりスリリングなものにしてくれました。これに関してはDVD『a Beautiful Reel.』を見て頂いたらよく分かって頂けると思います。

【要因④】セットリスト

 4つ目には、セットリストが上げられます。今回のセットリストの中で、バラードと呼べるものは、TAK Soloの『恋歌』と『Everlasting』ぐらいでした。あとは、結構ノリのいい曲ばかりがセレクトされていて、興奮は最高潮!!といった感じでした。特に、『FIREBALL』~『ultra soul』までは、ハンパじゃないほどのヒートアップぶり。そして、アンコール最後の『juice』では、会場全体で笛を吹くなど、最高の盛り上がりを生んだセットリストの選曲でした。

【要因⑤FINAL】

 そして、最も重要だったファクターが、この僕が参加した大阪公演2日目が、今年のライブの最終日・ファイナルだったということでした。B'zのライブは以前から、ファイナルは特別な感じがありましたが、今回もそうでした。特に、お客さんのノリはハンパじゃありません。コアなファンは、『どうせ参加するならファイナル公演を』ということで、ファイナル公演はコアなファンが集まり、そのお客さんのノリも通常のライブよりも一段と上昇していきます。また、演出面でも『juice』の時に、ステージ後ろのオーロラビジョンに『FINAL』と文字が出されて、紙吹雪が舞うという特別な演出(こちらもDVD『a Beautiful Reel.』を見て頂いたら、その様子が分かります)もなされていました。

 これらの要因が重なって、僕の中では、今までのライブの中で最高のライブでした。これは、あのライブから1年半以上経過した今でも同じです。