B'z LIVE-GYM 2005 ”CIRCLE OF ROCK" at 大阪ドーム
(2005.05.18)

約1年9ヶ月ぶりの大阪ドーム

大阪ドームも、私個人は通算3回目

 今回は、5月の鳥取公演に続いての参加。実は僕にとって、同一ツアーでキャパシティの異なる2会場に参加するのは、今回のツアーが初めて。だが、以前にも増して、事前の予習を行ってしまったため、十分流れは知ってしまっていたが…。

 さて、今回の大阪ドーム、2003年12月のBIG MACHINEツアー2days参加以来、約1年9ヶ月ぶり、通算3回目(4公演目)となる。ただ、今回の参加が例年とは違っていたのが、何を隠そう車で参加したという点。今までは、特急「スーパーはくと」や高速バスなどの公共交通機関を利用しての参加だったが、今回はライブの翌日が仕事ということがあり、どうしても早く帰りたかったので、どうしても車で大阪に行くことになった。

最寄り駐車場「KSパークドームサイド」

 鳥取から大阪まで、普通なら国道53号線を南下して、中国自動車道の佐用ICから高速道路で行くのが一般的だが、今回はあえて、国道9号線を東に進み、和田山から播但連絡道路を南下し、福崎JCTから中国自動車道に合流するという道を選択した。佐用までの道が面倒だったのと、たまには変わった道を通りたいというのが正直なところ。両者とも、ICまでの距離、ICから中国池田ICまでの距離、料金のいずれも大きな差も無い。

 当日は、自宅を朝7時に出発。途中、道の駅・村岡、朝来SA(播但道)、西宮名塩SA(中国道)の3カ所で休憩をして、大阪ドームの近くに到着したのが10時半すぎ。そして、大阪で問題になるのが、駐車場。大阪ドームの駐車場はよく分からないので、大阪ドームのHPに紹介してあった「KSパーク・ドームサイド」(右の写真、手前が大阪ドーム側)に駐車。ここは、ドームのイベント日は1日1500円。つまり、早く置いても料金は同じなので、早く駐車した方がお得です。しかも、ドームとは目と鼻の先。ちょうど14番ゲート、1番ゲートの目の前なので、とてもいい場所にあります。当日は、満車になっていないか心配でしたが、まだ何とか置けました。どうやら、お昼を過ぎると、誰かが駐車場から出ない限り置けないようです。また、ライブ終了後、1時間が出庫の期限みたいなので、グッズはライブ前に購入し、ライブが終わったら素直に帰りましょう。

セットリスト

Opening SE.THE CIRCLE (14th AL. "THE CIRCLE" M-1)
 会場がまだ明るいまま、THE CIRCLEが流れ始める。すると、外野のレフト側の扉が開いて、メンバーが登場。みんな、どこから登場するんだ?ってキョロキョロしていたけど、よ~く考えると、普通のライブでメンバーが出入りするのって、ステージの左手側だから、この外野のレフト側の扉から出てくるのって当たり前なんだよね。みんなステージに上がり、準備が整うころに、稲葉さんが、「アアアアアアア~ アアアアアアア~」とワンフレーズ歌う。

01.X (14th AL. "THE CIRCLE" M-2)
 アルバムの流れと同じように、「X」のリフがスタート。この曲、確かにカッコイイんだけど、ライブの開幕にはどうなんだろう?。ちょっと疑問。この時点で、通常のドーム公演よりも、やや音量が小さい感じが…。ホールツアーだから、いまいちどこからがオープニングSEなのかが分からない。でも、今回は有名な曲だった気がするんだけど、思い出そうと思っても思い出せない…。

02.パルス (14th AL. "THE CIRCLE" M-3)
 続いて今作の2強の1つ。やっぱり、この曲がトップバッターの方が良かったなぁ。イントロのアルペジオ部分から盛り上がっていく感じが好きだな。やっぱり、ライブはかっこいいな。

MC:B'zのLIVE-GYMにようこそ~!
 今回は、1曲目終了時点で早くも「ようこそ~!」

03.Fever (14th AL. "THE CIRCLE" M-9)
 でも、よく考えたら、大田さんがいるからこそ、「Fever」のようなバッキング+リードギターの曲も出来るんだよな。それにしてもやっぱり、この曲は2番サビ後~間奏にかけてのブリッジがカッコイイ。

04.イカロス (14th AL. "THE CIRCLE" M-11)
 イントロフレーズで、すぐに「イカロス」だと分かる。A~Bメロがゆったりしているのが、ちょっと残念な感じだが、サビでハードになって、「あ~ああ」とか「ください僕に~」とかかけ声があるのは、やはりライブ向きの曲という感じ。

05.アクアブルー (14th AL. "THE CIRCLE" M-6)
 TAKと稲葉さんが向き合って「アクアブルーが静かにぃ~」と歌い始める。やっぱりこの曲は、ファンからの人気も高いようだ。さらに盛り上がる。よく考えれば、この曲のように、あのテンポでミュートで8分を刻むような曲ってB’zには少ないんですよね。

06.睡蓮 (14th AL. "THE CIRCLE" M-7)
 いつもなら、このあたりにスローな曲が来ると「なんだよ~」って感じになるんだけど、今回の「睡蓮」はムードが良かったな。特に意味はないんだけど、照明も良かったし、思わず口ずさんでしまったという感じ。

07.Mannequin Village (14th Sg. "Dont't Leave Me" 2nd beat)
 イントロのアルペジオ風のフレーズを聴いて、なかなか曲目を思い出せない。稲葉さんの「フッ!」っというかけ声でようやく思い出す。ファンの間では、あんまり表舞台に出てこない曲だけど、個人的には好きな1曲。こういうシンセフレーズのある曲をライブでやるというのも、珍しいね。

08.哀しきderamer (21st Sg. "FIREBALL" 2nd beat)
 そして、続いてTAKの「ジャーン ジャッ・ジャッ・ジャ・ジャーン」というギターフレーズ。最近の曲のリフをいくつか思い出すが、当てはまらない。でも、どことなく聞いたことのあるフレーズ……ハッと思い出すのに少々お時間がかかりました。個人的には、あの「陰から陽」の展開が大好きな曲。ただ、この曲ってサビ以外は5/4拍子だから手拍子ができないのよね…。まわりのお客さんを見ていて、ちょっと面白い。「おい、4/4拍子じゃないぞ!」って。でも、サビ~間奏の盛り上がりは、やっぱりカッコイイ。これぞ、「ロック」って感じ。

09.BLACK AND WHITE (14th AL. "THE CIRCLE" M-3)
 増田さんのキーボード・ソロの流れを受けて、稲葉さんが「ア~~~~~~アアアアアアアアアアアアアアア~」と叫ぶ。一瞬、「あれ?、"THE CIRCLE"ってこんな感じだったっけ?」と疑問に思うが、次のTAKのリフで「BLACK AND WHITE」だと気づく。忘れてました、この曲を。よく思えば、こういうハードで重厚感のあるリフ主体の曲って今回のセットリストの中ではこの曲ぐらいだったんだね。この曲でも、大田さんがバッキングを演奏してくれているおかげで、TAKさんがワウの聞いたパートが演奏できるんだね。大田さん、BANZAI!。

10.Sanctuary (14th AL. "THE CIRCLE" M-3)
 「BLACK AND WHITE」に続いて、ミディアムナンバー。Aメロは単純でシンプルなんだけど、Bメロからの重厚感がたまらない。あと、意外にこういう曲で、「Hello」とかサビで叫べるのも不思議な感じ。

11.ALONE (9th Single)
 個人的にはライブで味わうのは始めて。ほかの観客もそうなのか、イントロのフレーズで歓声があがる。最近はみんなで合唱といえば、「裸足の女神」と「RUN」って感じだったけど、こうして歌うといいね「ALONE」も

12.今夜月の見える丘に (27th Single)
近年は、隔年登場の雰囲気のある最近のバラードの中では名曲のこの曲。ただ、この曲はライブの時は、ノルべきなのか、聞くべきなのか毎回迷ってしまう。

13.loe me, I love you (17th Single)
 Mステだったかな?、この春のTV出演の時に歌っていたので、おおよそやることは予想できていたこの曲。それにしても、2002年「GREEN」・2003年「BIG MACHINE」・2005「CIRCLE OF ROCK」と3アルバムタイトルツアー連続っすか。この曲を聞きながら、会場で配布されるやつに、シェーンが一番難しい曲にこの曲を上げていたことを思い出す。ただ、過去3回のうち、一番今年が雰囲気があってた。ほかの曲とのバランスもあったのかもしれないけど。

14.ねがい (16th Single)
 「ラブミー」が終わると、「LOOSE」に収録された-BUZZ style-のピアノの音が…。やっぱり、ファンクラブの人達だから、そこのあたりの反応は早い。今調べてみたら、「ねがい」って96年の「spirit LOOSE」ツアー以来なんだね。やっぱり、みんなDVD「BUZZ」を見てるし、前回の「BIG MACHINE」ツアーで「ねがい」と思わせての「MOVE」ってのもあったし。そんなこともあって、観客の反応はいいね。

TAK solo
 あと、間奏はTAK・増田さん・徳ちゃん・シェーンの4人だけ残って、そのままTAKソロへ。他の会場では「RED SUN」~「SACRED FIELD」という言われているけど、個人的には大田さんが戻ってきて「SACRED FIELD」のフレーズを演奏してたのしか気づかなかった。「RED SUN」演奏してたかな?。そして、稲葉さんが戻ってきて、バンドを紹介して、そのまま「ねがい」に戻りました。それにしても盛り上がったな、この曲は。

15.juice  (29th Single)
 その流れを受けての「juice」だから、みんなノリノリだよね。もはや、B'zのライブでは欠かせない曲になりつつあるけど、新曲が育ってきただけに、来年あたりのツアーでは1回休みの可能性があるかも。

16.IT'S SHOWTIME!!  (34th Single)
 この曲は、曲云々よりも、その内容とAメロのかけ声のところで盛り上がるのかな。個人的な意見とすれば、「juice」や「ultra soul」と比べると盛り上がり感がかけるな。

17.愛のバクダン (38th Single)
 今年リリースシングルっていうことで、もちろん初披露の曲。この曲だけは、赤いプロトタイプのダブルカッタウェイを持つTAKさん。たぶん、この曲だけ半音下げチューニングだからかな?。

[ENC]
18.Happy Birthday(新曲)
 「今日誕生日の人いますか?」というMCから、未発表の誕生日ソングを披露。曲調は、「愛のバクダン」のようにブラッシングが主体のギターフレーズが柱となっていたが、「愛のバクダン」よりももっとさわやかになんた感じがした。昔からのB'zファンの人は結構好きそうな雰囲気。僕自身もなんとなく懐かしい感じがした。

19.BANZAI (36th Single)
 ようやく、ここで「BANZAI」が登場。やはり、昨年リリースされたのにもかかわらず、ライブ披露が今年のライブということで、待ち望んでいたファンも多かったはず。盛り上がりも一気に高まる。「BANZAI」はみんなでやったし、新しいライブの定番になりそうな雰囲気だ。

20.ultra soul (31th Single)
 そして、今回のラストは、「ultra soul」。僕が知っている限りでは、「ultra soul」がラストに配置されたのは今回が初のはず。(2002年はアンコール前のラストだったが…)別に何って曲じゃないんだけど、やっぱり近年の曲としては人気が強いんだな。鳥取じゃ、テレ朝系のテレビ局が無いから、「世界水泳」のイメージも無いはずなのに…。