B'z LIVE-GYM 2008 ”ACTION" at 島根県民会館
(2008.02.03)

5年ぶりの島根公演はあいにくの雨

 島根県民会館は、B'zとしては2003年のFinal Pleasureツアー(8/18)の時以来だから、約5年ぶり(というか正しくは4年半か?)となった。実は、このときに私としてチケットは持っていなかったが、グッズとCD 5,000円以上購入のポスターGETのために、会場まで足を運んだ。そういえば、あの日も雨だったような気がするなぁ。

 またホールとしては、個人的には、2005年の”CIRCLE OF ROCK”ツアーの鳥取公演以来だから3年ぶり。ただ、正直言って、05年は仕事終わりでバタバタでライブ参加したことから、なんだか個人的にはパッとしなかったところがあった。その反省もふまえ、今回はライブに向けてテンションを高めて行きました。

 ちなみに、島根県民会館は本当に数えられるほどの数しか車が止められない。かといって、周辺の駐車場は有料がほとんどですし、気をつけないと松江城側の駐車場は、ライブが終わる頃には閉まってしまうので間違えて入れないように。じゃぁ、どうすればいいのかというと、島根も鳥取同様に隣接している県庁の駐車場に車を止めることが出来ます。一様、土日祝日のみということのようですが、鳥取のように特別に開閉の時間があるわけでもないので、そういった意味では気楽に止めることが出来ます。ただし、今回駐車をした3時頃には、すでに満車に近いような状態だったので、やはり余裕があれば早めに止めた方が良いでしょう。

 あと、関係ありませんが、B'zのLIVE-GYM2008の公式ページに私がグッズ売り場に並んでいる写真が写ってます。全然、カメラの存在なんて気づかなかった…。

セットリスト

 ホールツアーだから、オープニングSEが流れながらサポメンがステージに登場。洋楽としか分からなかったが、シェーンとバリーが盛り上がっていたことを考えると、彼らのバンド「コスモスクワッド」の曲だったのかな?。

01.純情ACTION (15th AL. "ACTION" M-1)
 「黒い青春」かなぁと思っていたけど、やっぱりこの曲でした。「ACITON!」という掛け合いもそうですが、やっぱりライブで適した曲ですね。。

02.黒い青春 (15th AL. "ACTION" M-2)
 そのままの流れで「黒い青春」へ。この流れはアルバムと同じなので違和感なくすんなりというかんじ。ただ、このアップテンポをB'zのライブでやっちゃうのはいい意味でヤバイ。この2曲が頭にポンポンと続くと、かなりハードです。

MC:B'zのLIVE-GYMにようこそ~!
 ステージ後ろに「SHIMANE」の紙をスタッフが貼り、お決まりの台詞。

03.パーフェクトライフ (15th AL. "ACTION" M-)
 シングル曲を1つかましてくるかなぁと思ったら、イントロのリフで真っ先に気づく。バリーが足踏みをしながら、あのリフを演奏しているのが妙に印象に残ってます。

04.ONE ON ONE (15th AL. "ACTION" M-)
 さぁそろそろシングル?って思ったら、増田さんのキーボードのイントロ…。「やるだろうな」とは思っていた曲ですが、ここまでアルバム曲が続くというのも珍しい。手拍子もしやすく、みなさんちょっと一息って感じ。

05.一心不乱 (15th AL. "ACTION" M-6)
 おそらく今回のライブで唯一のストラトでの演奏だったんじゃないかなぁ。アルバムの中でもお気に入りの曲の1つですが、個人的にはギターソロが好きですねぇ。

 しばしMC。
 『島根は何年ぶりだっけ?』なんてたわいもない話をしながら、『今回は古い曲もやりますんで、知ってたら歌ってみて下さい』といわれ、どこまで古い曲をやるのかなぁと思ったら…

06.君の中で踊りたい (2nd Single)
 古~い曲のイントロが流れ始める。一瞬、『だからその手を離して』かなぁ?とも思うが、とにかくその当時の曲だとわかり、『おいおい、それは古すぎないか?』としばし失笑する。個人的には、ここまで古い曲をライブで聞いたというのもないけど、割とこの時代の曲でも盛り上がるんだなぁと感心しました。また、どうやら、今回のライブは、Pro Toolsを多用しているようで、そのためこういうイントロやドラムループが、結構いたるところで利用されていました。というか、ここにきてようやく、『あれ!?、太田さんって居ないの?』ってことに気づく。

07.LADY-GO-ROUND (3rd Single)
 そのまま続けて『LADY-GO-ROUND』に突入。予想以上に『round round round round!』の掛け合いが面白かった。あと、原曲は結構複雑でループが流れ続けている感じだけど、ライブでもほとんどそのままでした。そういう意味では、今年はCD原曲と同じってのが多かったな。

08.未成年 (7th AL. "The 7th Blues" M-3)
 イントロのリフで、曲名は分からなくとも、すぐに"The 7th Blues"の曲だと気づき、Aメロで曲名まで思い出して、この日一番の失笑。いやぁ、ヤバすぎるわぁこのセットリスト。あまりにもマニアックすぎて、ファンクラブ会員でも分からない人がいるかもな。

09.Easy Come,Easy Go! (6th Single)
 稲葉さんにアコギが用意されるので、「ということは…」って感じで予想していたら案の定でした。実はこの曲のポジションは、日替わりのようで、他の会場では「HURRY UP!」なんかも演奏したみたい。ただ、いくらファンクラブ会員とはいえ、「HURRY UP!」はマニアックの度が過ぎるなぁ。

10.わるいゆめ (15th AL. "ACTION" M-11)
 久しぶりにアルバムの曲に戻り、なんか夢を見ていた世界から現実に戻されたような感じに。それこそ、この曲に通じるところがあるのかなぁ?。

11.HOMETOWN BOYS' MARCH (15th AL. "ACTION" M-12)
 しばしのMCの後、その流れを受けてこの曲へ。アルバムでは絶対聞きたいなぁと思っていただけに嬉しかったです。特にみんなでサビの最後のところを合唱するのは、なんかほのぼのって感じでいいですなぁ。

12.光芒 (15th AL. "ACTION" M-13)
 先程の明るい曲から一転しての『光芒』。やはり、ファンの人達の中でも人気が多いようで、私としてもいろんな意味で衝撃を受けた曲。照明も終盤に向けて徐々に明るくなっていくのが、曲とマッチしていて良かった。思わず聞き入ってしまったって感じ。ただ、さすがの稲葉さんでも、最後のメロの「誰か~に~とっての~!」ってのはキツそうでした。

13.トラベリンメンのテーマ (15th AL. "ACTION" M-14)
 ステージの準備で、TAKの位置に椅子が用意され始め、「アコギってことは、"トラベリンメン"かなぁ」と思っていると、しばしMC。『そういえば今日は節分ですねぇ』という説明から、『豆まきしちゃおっか?』ってことで、TAKさんと稲葉さんで豆まき開始。おそらく、豆まきの意味の分からないシェーンとスパークに、『たぶん、分かってないだろうね。でも英語で説明するのも面倒だし』と切り捨てる。ただ、頑張って投げるも2階席には数粒のみ…。

 ここでのMCでも言っていましたが、トラベリンメンというのはツアーメンバーのことなんですね。言われてやっと気づきました。それをふまえてこの曲の最後のDメロ『明日を生きる力が今ココで生まれるよ』という歌詞が、胸に響いてきましたね。

14.Hi  (24th Single M-2)
 リフだけではすぐさま反応できず、ようやくAメロあたりで「Hi」だと気づく。稲葉さんがあんまりにもジャンプを促してましたが、こんなの大阪ドームじゃできないぞって、ここぞとばかりに飛んでました。

15.ROCK man  (31st Single M-3)
 今回のライブの中では一番気づかなかったかな。イントロの雰囲気から「スイマーよ!」だなぁと盛り上がっていると、なんか微妙に違う。Bメロあたりになると「何だっけ?」って感じで、ようやくサビで「ROCK man」だと気づく。「Hi」にしてもそうだけど、こういう2nd beatの曲がライブのこの位置に演奏できるということは、それだけ眠っている曲がたくさんあるという証拠ともいえる。ただ、こんなのファンクラブ会員がメインのホール公演じゃないとできないでしょうね。

16.Out Of Control  (6th  AL.”RUN" M-5)
 実は、B'zの曲でここまでテンポが速い曲って実はありそうでそれほど多くはない。昨年のSHOWCASEなどでも演奏されていて、「どうして"Out Of Control"なのか」なんて思いましたが、実際にライブでの盛り上がりを感じて、「こりゃ、ライブでやらなきゃいけない曲だわ」と痛感しました。そうそう、忘れちゃ行けない、稲葉さんがステージ後方に叫びながら登場したシーンは格好良かったなぁ~。

17.FRICTION (15th AL. "ACTION" M-7)
 このポジションでの"FRICTION"はちょっと意外。確かに盛り上げる曲だけど、結局は英語詩だからなぁ。歌えるのは「オー、イェーイ!」とかぐらいだし。

18.SUPER LOVE SONG(44th Single)
 今回の流れから感じると、やはりこの曲がアンコール前でしょうね。昨年、『"純情ACTION"と"SUPER LOVE SONG"とライブ演奏をして、より盛り上がった"SUPER LOVE SONG"をシングルにした』というだけあって、これだけの盛り上がりはやはり他の曲とは別格です。また一つ、ライブの定番が生まれました。ただ、この曲のイントロのTAKさんのギターって、こういうライブとか着うたなんかの場合でも、パッと聞いたときにすぐこの曲だって気づかないのよね。それだけかなぁ。


[ENC]

19.永遠の翼 (43rd Single)
 いつになく長いアンコールの開始から、そのまま"永遠の翼"へ突入。う~ん、"OCEAN"などと比べると、ライブで聞くという曲ではないかなぁという気はしますが…。個人的には、それよりもTAKさんのゼマイティス風のキラキラのレスポールの方が気になりましたね。

20.MOVE (31th Single)
 最後の最後なんで、そんなにマニアックなやつはやらないだろうと思っていたら、ちょうど懐かしさもありながらも盛り上がる曲ということで。ただ、オオトリとしてはもう少し押し倒される曲が欲しかったかなぁ。