B'z LIVE-GYM 2011 ”C'mon" at 京セラドーム大阪
(2011.12.17)

写真はこちらを参照(東京公演)

セットリスト

 今回は始まる前から、ステージ全体が6角形のハニカム状をモチーフ(!?)にしたスクリーンで覆われている。ステージ両サイドにある画面もハニカム状になっていたので、1つのテーマなのか?。

 座席に着いた時点で、アリーナにレーンが見えたので、前回のMAGICのツアーと同じようにステージが動くだろうとは容易に想像できた。

 今回、少し違ったのは開演30分前にステージ上のスクリーンで、「C'mon TV」というニュース風番組が流れたこと。要はニュース風に今年の活動内容を振り返ったり、ツアーグッズを今では懐かしいマイケル富岡が紹介したり、合間合間のCMにはB'z公式CMから「かもんいくもん(公文式のパロディ)」のようなCMまで実に面白かったです。15分ぐらいでしたが、もうちょっとあっても良かったかな。

 開演開始は、5分遅れぐらいだったかな?。前のように15分遅れるのが当たり前というのは最近あまりないですね。TAKのギターが鳴り響き、ステージ上のスクリーンのハニカムが動き始める。ずっと考えていたのですが、あれはどうやって動かしていたのか。LEDなのか、照射しているのか…(あとで判明したことですが、これが噂のプロジェクトマッピングという奴だったそうです)。数分、それこそSE1曲というぐらいその曲が続いて、いよいよスタート!。

01.さよなら傷だらけの日々よ
 デジタル風なイントロですぐ分かります。今回はどうやって登場するのかと思っていたら、普通にスクリーンが左右に開いて、真ん中にクロス状になった階段に稲葉さんと松本さんが吊り上げられている状態でスタート。次第に、この階段が下に降りてきて、曲の途中で2人がステージ上に降りると、その階段はまだ吊り上げられ、最上部で照明に…。おお、久しぶりにROCK MAN並の変幻さを見てしまいました。さらに、オープニングのスクリーンはちょうどカーテン状になっていて、ステージ両側からぐるっと回って、後方に。そして、ステージのバックライトとして機能してました。いやいや、すごいすごい。

02.さまよえる蒼い弾丸
 久しぶりです。私的には、2008年のアリーナツアー以来(広島)。1曲目が1曲目だっただけに、周りの皆さんもやっとこの曲でエンジンがかかってきたという感じです。

MC:B'zのLIVE-GYMにようこそ~!
 今回はどうなるのかと思っていると、何やらステージ上に抽選箱が…。稲葉さんが引いてみると、1つ目・2つ目のボールには、『B'zの~』と書かれていて、その都度叫ぶ。そろそろかと思った3回目はなんと「ハズレ」でシェーンに投げる。そして、4回目にようやくのコメントが書かれていて、やっとの『B'zのLIVE-GYMにようこそ~!』

03.Don't wanna Lie
 前回のMAGICツアーからこういう流れになってきていますが、叫んだ後にこのイントロというのは何とも入りにくいです。ただ、家で聞く分にはパッとしないのですが、なんだかライブで聞くと思わず泣いてしまいました…。

04.ピリグリム
 結構、この曲人気あるんですね。イントロのフレーズで、歓声があがりました。どうやら、私を含め、皆さんがライブ中盤までのこういう展開を受け入れたみたいで…。にしても、よく考えると、この曲はツインギターじゃないとダメなんですよね。イントロもソロも。ライブ全体的にそうですが、やはりこういったところは昨年のラリー・カールトンとやったことも影響しているのかも知れませんね。

05.BE THERE
 あの独特なイントロで、歓声というよりも「おおっ!」という声が上がりました。私的には初めてでした。ただ、Hidden Treasureに収録されていたこともあり、私も含め、アレンジの理解は早かったです。

06.Homebound
 正直、曲は分かったのですが、タイトルはホテルに帰ってくるまで思い出せませんでした。何より、出だしのAメロ「紫の空の彼方~」とあわせた紫色の照明が非常に綺麗でした。最後には流れ星も…。

07.ボス
 曲に入るまでに、この曲のリフを使ったセッションがあって、そこからの突入。昨年の完全なバラード連発よりも、こういった曲が間に挟まるとちょうどいいですね。

08.命名
 この曲は名曲ですね。コイツのギターソロ好きです。

09.DAREKA
 曲の前に、みんなで手拍子&叫びをやるコーナーが。始めはどうなるんだ?と思っていましたが、いざ始まると格好良かったですね。そして、稲葉さんの『手拍子お願いしますね!』と言うので、『あれ?、太陽のKomachi Angel?』と思っていたら妙にテンポが遅い…。『ん?』と思ってたら松本さんのリフが…。そうか、そうですよね。ライブのためにC'monを聞かずにいたのが逆手に…。そして、この曲は歌詞的にも結構いいんですよね。そこからきての、間奏あけのDメロの「答えてくれ!」の合唱がたまらない!!!!。
 そして、アウトロの「誰か!」をみんなで叫ぶのかなと思っていたら、それどころか稲葉さんがステージに消えてしまう…。あらららら…。ちゅーことは、次の曲で登場するのか?と思ったら普通に戻ってきた。だけど、なぜか井戸に入って…。一所懸命「使い回しじゃないですよ」とフォローするも、どう見てもMAGICツアーの『だれにもいえねぇ井戸』にしか見えない。で、稲葉さんが松本さんに、「松っちゃんも井戸に入りなよ!」って言うと、松っちゃんがいない…。するとどうでしょう、ステージ右側から金の井戸に金のダブルカッタウェイギターを持った松っちゃんが下から登場!!。どうやら、名古屋公演までは井戸に入りな!で終わったらしいけど、急遽大阪公演からは金の井戸を用意したらしい。何もしゃべらない松本さんに変わって稲葉さんが松本さんの気持ちを代弁するのが面白かったです。

10.SPLASH!(English Version)
 これ、マジ格好良かった!!。何言ってるか分からないけど…。とりあえず、サビ最後の「SPLASH!」だけは叫んだけど…。発売を熱望です。iTunesでもいいから!!。

11.Brotherhood
 イントロのギター・アルペジオで大歓声が上がる。やっぱり、みんな春のMステ・スペシャルを見て、聞きたかったんだね。個人的にはもっと最後に登場するかなぁ…とも思ってましたが。今日一番の稲葉さんマジ状態。

メンバー紹介 ~ #1090
 前回は結構盛り上がったのに、なんだか今回は淡々と。ホントの紹介だけで、こっちが「おいおい…」と思ってしまうぐらい。そして、増田さんのところまでいくと、そのままサポートメンバーのセッションへ。始めはテキトーなセッションかと思っていたら、どうやらコード進行が#1090っぽい…とそこに松本さんが加わって、完全な#1090に。ようやく、ここまできて気づいた方もいたようです。

12.BLOWIN'
 2008年・神戸以来。あのイントロのドラムで、すぐにパッと気づきました。この曲でステージが動きます。

13.イチブトゼンブ
 個人的にはあんまし…な曲なのですが、やはり人気あるんですね。

14.裸足の女神
 曲が始まる前に、大賀さんと松本さんで弾いたので分かりました。こいつも、2008年・神戸以来。この曲でステージが戻りました。

15.Liar! Liar!
 この曲もイントロで一気に火が付く曲ですね。2008年・広島以来。ということで、ここで特効の火も登場。ここから、怒濤の加速を続けていきます。

16.ZERO
 増田さんのソロからそのままZEROのイントロへ。2008年・神戸以来だけど、何だかもっと久しぶりに感じたな。

17.DIVE
 今さらながら、「おお、あったあった」という曲。サビの「DIVE!!」の叫びが盛り上がります。このポジションに納得。

18.ザ・マイスター
 やっときたぁ!!!!。独特の手拍子がいいですね。あとは、間奏の「ウォ~!オ~オ~!」の掛け合いも。この曲終わりで特効爆破!。あれ?あれれ?

19.C'mon
 落ち着いたところで稲葉さんのMC。アルバム制作と震災のあたりを話し始める。その後、C'monへ。まぁ、今年はこうせざるを得ないわなぁ…。ただ、しんみり聞くべきか、「C'mon!」を叫ぶべきか、結構みんな迷ってたみたいです。

[ENC]

20.いつかのメリークリスマス
 ペプシのCMもあったので、ちょっと期待してましたがやはりそうでしたか。初いつメリです。

21.ultra soul 2011
 おお、あったあった、これも。やっぱり、盛り上がりますな。ただ、大阪ドームはジャンプ禁止だぞ!。ん!?、でも特効がないぞ。

22.Calling
 正直、ultra soulで終わりかと思ったら特効がないので、あれれ?と思っていたらCallingのイントロが…。最後のサビをみんなで合唱するのがいいですね。しかも最後はあのリフがどんとん高速に。いやぁ、最高でした。