B'z LIVE-GYM 2010 ”Ain't No Magic" at 京セラドーム大阪
(2010.02.26)

セットリスト

 今回は中央に大きな幕式になったLEDのオーロラビジョン(?)と、両サイドに楕円型のこちらもオーロラビジョンのセット。そこに、砂漠の所から植物が芽を出し、分化が生まれ、社会ができ、今の町並みになるが、それが崩壊し…というCGの映像が流れる。結構長かったので、5分ぐらいあったのかな?。

 そうこうしていると、ステージ下部から光&スモークが。『ははぁ~、結局GLORY DAYSの時みたいに、みんな下から出てくるんですか?』と思っていたが、登場してきたのはTAKのみで、ギターソロを演奏している。クレーンにのった状態でどんどん上がっていく。そして、気づけばアルバム冒頭の『Introduction』に。そうこうしていると、オーロラビジョンの幕が横に移動し、奥の高い位置からステージ登場!!。いやぁ、ビックリしました。ジャニーズのカウントダウンコンサートで、この手のステージはTVで見たことがありましたが、まさか持ってきましたか。そうると、TAKがクレーンからステージに移りいよいよスタート!!。

01.DIVE
 アルバムの流れそのままに、『DIVE』スタート。いきなり、爆破と火柱が出ましたが、前方11列のSS席であの熱さには驚きました。本来ならもうちょっと盛り上がってもよかったのですが、なんだかオープニングからの流れがイマイチだったので、ちょっとエンジンがかかるのに時間がかかりました。

02.Time Files
 ここも、アルバムの流れそのまま。このリフを生で聞くと、やっぱりブッとくてカッコイイですね。こういう王道ロックチューン、Goodです。

MC:B'zのLIVE-GYMにようこそ~!
 今回はすんなり、稲葉さんが言うのかと思いきや、稲葉さんが2回『B'zの~』を言うと、3回目の所を松本さんが『B'zの~』と叫ぶから大騒ぎ。始めは、稲葉さんがやられた的なリアクションを取るが、最後にはお互い譲り合った結果、2人で『B'zのLIVE-GYMにようこそ~!』

03.MY LONELY TOWN
 この流れはちょっと意外でしたね。ただ、この手のバラードソングは、結構ライブで生えるのでいいんじゃないですか。

04.今夜月の見える丘に
 ちょっと、このあたりから『おやおや、今回は結構志向が違うぞ』と思い始める。ただ、今から考えれば、まだまだこのあたりは序の口で…。

05.PRAY
 淡々とそして黙々とバラード曲をやっていくのが、なんともいえない雰囲気です。ただ、この曲、CDよりもライブの方がカッコイイ感じがしましたね。

06.TIME
 これまたビックリしました。『TIME』という選曲もそうですが、このバラード4連チャンは未だかつて無いですね。ただ、初TIMEかもしれないですね。B'zとしても久しぶりじゃないでしょうか?

07.TINY DROPS
 ここまで来るとちょっと引き始めますよね。さすがに。

08.OCEAN
 さすがに、6曲も続くとすごいですね。ここまで、もったいぶられると、逆に後半どうなるんだという感じはしましたが…。

09.LOVE PHANTOM
 OCEANからの落差は凄まじいですね。間奏の前半のギターソロがちょっと早弾きっぽい新しいものになっていて、それが格好良かったですね。ただ、いろんな意味でこの曲があると、『DVDになるのかな?』と思ってしまうのは私だけでしょうか。

10.MAGIC
 TAKがもったいぶらせながら、イントロのギターを弾いていたのが印象的ですね。この曲もCDよりもライブの方が盛り上がったような気がします。ただ、間奏明けのDメロみたいな所の手拍子は、ライブでみんながするまであまり印象になかったです。今聞き直すとなんか思い出しますね。
 で、この曲をやったということは、これから何かしらの仕掛けが始まるということでしょうね。と思っていたら…

11.Mayday
 ステージが少し上がって、そのまま観客席の上をまたぎながらスタンドの前(アリーナの後方)まで移動していきます。いやぁ、ジャニーズのやつで見た限りでは、『あれって、どうなのかなぁ』と思っていましたが、いざやってみると盛り上がりますね。それも、この曲というのがいいんでしょうね。個人的には、今後もライブでやっていって欲しい曲ですね。

12.love me,I love you
 結構久しぶりなラブミーですね。2005年以来ですか。いまや、間奏の手拍子も定番になってきましたね。

13.ultra soul
 このポジションでの演奏は、2006年の時以来でしょうか。で、この曲でステージが元に戻っていきます。

14.LOVE IS DEAD
 私個人としては初めてじゃないかな?。たぶん、2005年のホールではやっていたのでしょうけど…。観客からも、結構Goodな反応です。今回のサプライズはこの選曲ぐらいだったかな?。

15.IT'S SHOWTIME!!
 もはや、LIVE-GYMの定番ですね。ただ、今見返すと、2008年は温存で演奏してなかったんですね。

16.FREEDOM TRAIN
 こういうライブの後半にこういった曲をやってくれるようになって嬉しいですね。サビの『We're on the Freedom Train』の掛け合いもよかったですね。

17.だれにも言えねぇ
 本当で、こういうナンバーをこのポジションでしてくれるのはたまらないですね。ますます好きになりました。ただ、終盤の『だれにも言えねぇ井戸』は、面白いけど曲の途中でやるのはどうかと…。

18.MOVE
 久しぶりの登場。ただ、最近はちょこちょこ演奏されてますね。ZEROポジションのナンバー。

19.愛のバクダン
 さぁ、そろそろ仕上げにさしかかってきた感じです。

20.long time no see
 前作『ACTION』が『光芒』、前々作『MONSTER』が『明日また陽が昇るなら』で終わりましたが、こういうナンバーで締めてくれるのは最高です。まぁ、今作を象徴している感じですね。

[ENC]

21.愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
 原曲そのままで演奏されたのは、かなり久しぶりじゃないでしょうか?

22.イチブトゼンブ
 松本さんが、『ライブに向いている曲』と会報でも述べていたので、まぁ想定された終わり方でしょうか。ただ、バラードバージョンを1コーラス歌ってくれたのは、ちょっと驚きました。