稲葉浩志 LIVE 2010 ”enⅡ" at 広島グリーンアリーナ
(2010.10.23)

セットリスト

 今回のセットは、とにかく見るからに球体の物でステージが覆われている。で、おそらく、これが回転して登場するんだろうな…というのは容易に予想できました。

01.Tamayura
 オープニングのSEというか音のあとに、この曲のイントロのピアノが聞こえてきたときには、思わずゾクっとしました。だって、絶対、B'zのライブじゃありえない展開ですからね。曲は知ってたけど、改めて確認するまで、この曲がTamayuraって言うのも知らなかったぐらいだし…。
 あと、やはり皆さんが、まだ稲葉さんのライブのノリがつかめてないんでしょうね。サビを手拍子でいくべきか、腕を振るべきか悩んでました。

02.マイミライ
 やっぱり、この曲は人気があるんですね。個人的には、宇浦冴香のバージョンも好きなんですけどね。こっちの方が、ギターが前面に出てますよね。あと、Bメロ後半の『ここらへんでストップ!』で本当でストップしました。

03.The Morning Call
 この曲もイントロのピアノで、一気にみんなのテンションがあがりました。あと、ギターのリフも。このあたりから、『結構、今回のバンドはハードなバンドじゃない?』と気づき始める。

04.Okay
 稲葉さんの元にフライングVが…。個人的には、まだまだ稲葉さんがギターを持つのに抵抗があります。The Morning CallからOkayの展開が、『やっぱりハードだぞ、このバンド』と思わせる。CDで聞く以上に生えますね。

05.エデン
 Hadou3曲目。やはり、こうやってHadouの曲を聞いてくると、これまでの3作と今回のHadouがサウンド的にも結構違うことに気がつかされます。

06.AKATSUKI
 こちらは、イントラでみんなが気づきます。こういう後半盛り上がり型の曲を、このバンドにやらせるとカッコイイですわ。

07.波
 このあたりから、バラード攻勢になっていきます。手拍子もなく、何曲も聴き入るというのが、私のライブ感には無くて、それはそれは斬新でした。こんなに、「波」をシンミリ聞くことも、普段は無いからなぁ…。あと、バックの映像も良かった。

08.Love Letter
 今回のバンドにすごいマッチした曲でした。

09.透明人間
 稲葉さんが椅子に座った状態で、ステージの中央部分が数mせり上がっての熱唱。今まで、あんまりじっくり聞いていなかったけど、こうやって聞くと、とても重たい曲だったんだな。こんな曲をライブでできるのも、稲葉さんのライブならでは。

10.赤い糸
 ヘビーなバンドサウンドから、こういうアコギ的な曲まで、非常に幅が広い構成が良かったです。もう、このあたりは半泣き状態ですね。

11.Lone Pine
 この曲の序盤の、アコギ+ピアノ+稲葉さんというのがいいですね。コレを聞いて、B'zでもこういう構成をやって欲しいと思いました。

12.この手をとって走り出して
 個人的には、今一番シンミリする曲ですね。なんか、夜のニュースの曲っていうのもあるのかな。

13.LOST
 ここで、この曲は驚きです。まさか、この曲をこんなところでヤルなんて…。どうやら、『だから行ってみよう』で次の曲につながるようですが…。

14.Wonderland
 個人的にはあんまり好きじゃないです。

15.遠くまで
 こちらも、個人的にはあんまり好きじゃないです。ただ、小野塚さんのピアノがちょっと違っていて、1番サビのあたりは格好良かったです。

16.CAGE FIGHT
 ここから、一気にボルテージが上がっていきます。ようやく、シェーンが復活という感じでしょうか。サビのかけ声が、さらに盛り上がりを助けてくれたのかな。

17.今宵キミト
 この曲を終盤に持ってくるとはかなり大胆だな…。ただ、このバンドでBメロの盛り上がりをやったうんだから、そりゃ盛り上がらない分けないでしょう。

18.絶対(的)
 そして、Hadouの代表ナンバー。イントロのギターでさらに盛り上がります。

19.正面衝突
 すっかり、こんな曲があることを忘れていました。やっぱり、盛り上がりが半端じゃないですね。あと、間奏のところで、会場全体が手を揺らしながら振っているのが、ある意味異様といえば異様ですね。B'zじゃないですね。

[ENC]

20.ハズムセカイ
 実は、正面衝突が登場した時点で、もしかして…と思ったら案の定でした。いやぁ、この曲も盛り上がります。

21.イタイケな太陽
 Hadouを聞いたときから、『おそらくこの曲がライブ最後の曲だろう』と思っていたぐらい、ライブを締めくくるにはもってこいの曲。ただ、終了後にイタイケな太陽後のボーナストラックに収録されている『手を振ろう(仮称)』で、あんなに盛り上がるとは…。あれは、本当にエンディングSEにはピッタリ。みんなが手を振ってたからね。