B'z LIVE-GYM 2015 ”EPIC NIGHT"
at 広島グリーンアリーナ(2015.04.18)

5年ぶりの広島

 広島グリーンアリーナに来たのは、最近だと2010年の稲葉さんのソロのenⅡのツアー。B'zになると、2008年のACTIONツアーだから、実に7年ぶりですね。

 いつもは紙屋町のあたりに車を置くことが多いのですが、今回は、ホテルを抑えるのが遅くなってしまい、上八丁堀の「ユニゾイン広島」になったので、駐車場も駐車後24時間最大1,400円の三井のリパークにしました。チェックインするには早い時間だったので、ホテルに荷物を預けて、いざ、グリーンアリーナへ。

 会場に到着したのが14:00すぎ。ツアートラックをちらほら撮影しながら、グッズ売り場へ。「こんなに空いていたっけ?」と思うぐらいスカスカで、数人までば余裕で買える状況。さらに、ガチャガチャもコイン交換もガチャガチャ自体もどちらも待ち時間なしでした。


会場の北側に2台のツアートラックが駐車されていました


お馴染みの178トラック。それ以外のデザインは同じ感じです。


意外と待ち時間がほとんどなかったグッズ売場

グリーンアリーナのグッズ売場は、一段低い位置にあります

セットリスト

01.有頂天

 いたってシンプルな流れからイントロのギターからスタート。もしかして、アルバム順で始まるのかなぁ?と思っていたけど、良く考えれば、歌詞の内容的にも「今夜だけでも有頂天にならせて」って、有頂天意外考えられないよね。

02.NO EXCUSE

 これもすぐにイントロからの流れですぐにわかりました。このあたりは妥当な流れですよね。この時点で、ホントに歌詞の内容と、ライブの流れと、十分の状況がドハマリすぎて、ちょっと半泣き状態。

MC:B'zのLIVE-GYMにようこそ~!

 特別凝った感じもなく、あっさりと「B’zのLIVE-GYMにようこそ!」。

03.アマリニモ

 「B’zのLIVE-GYMにようこそ!」のあとにしては、ちょっと落ち着いた入り。まぁ、序盤でアルバム曲をだいたいやってしまうだろうという感じはあったので、想定の範囲内ですが。こういう感じの曲っていいですよね。あとから考えれば、ちょっとGREENの時代の雰囲気があるんですよね。

04.Exit To The Sun

 アマリニモの流れから、しばしバラード&まったり系タイムに突入。ただ、不思議と今回はいい意味のまったりという感じで、やっぱり今作はライブウケのいい曲ばかりなんだなぁと実感。

 あと、この曲は珍しく、松本さんが曲の半分すぎぐらいまでは、大賀さんにアコギを任して休憩してましたね。ちょっと珍しいです。

05.Black Coffee

 イントロで「アルバムの曲だなぁ」と思いながらも、Aメロあたりでようやくタイトルとリンクしました。今回はそういう感じがちょっと多いかもね。でも、こういうバラードとも違う、ミディアムナンバーがいい味を出してくれます。そして、最後の終わりがカッコよかった。ここでマラカス振ってたっけ?(違う曲だったらごめんなさい)

 ちょっとここでMCが入っていたのかな?。確か、「最高のさらにその上を目指していきましょう」なんて話していたのかな。

06.Don’t Leave Me

 その後、稲葉さんがブルースハープを持ったので、「Don't Leave Me」か「MOTEL」あたりかなぁ…と思っていたら、案の定の「Don't Leave Me」。

07.BLOWIN’

 ドラムの入りから、「BLOWIN'かな?」と思ったら案の定。まぁ、何度となく聴いた曲ですが、やっぱり盛り上がりますよね。

08.HEAT

 あのデジタルっぽいイントロが流れた瞬間、みんなが「おおっ!」という反応。というか、一番俺が声出してしまってたかもな。やっぱり、なんだかんだでみんな好きなんだなぁ。というか、ベストアルバムについていたDVDに収録されていたPV兼大阪城ホールの様子を見てしまったら、ライブで盛り上がりたい!って否応でも思うもんな。でも、「正直、もともとは提供曲だし、ベストアルバム曲だし、今後、ライブで聴くことはないんだろうな」って思っていたところのこのサプライズは最強ですね。ある意味、今年のライブの目玉かもね。B'zのお二人に感謝!!。

 ここで再びMC。「広島にはちょっとした御縁がありまして…」という黒田投手との兼を匂わせるMC…。「これはもしや、”RED"を!?」という期待をしながら、「アルバム曲をもう少し聞いてください」。

09.Classmate

 MCからの流れで、ちょっとしたがっかり感のまま、曲が始まる。

10.Man Of The Match

 前曲が終わると、稲葉さんがサイドにはけて、しばし、ジャムセッションが始まる。「ん?、どういう展開になるんだ?」と思っていたら、稲葉さんが戻ってきて、シェーンの横で、けだるく歌い始め、ようやくこの曲だと気づく。

 やっぱり、この曲はサビの「コレデイイノダ」のところは、完全に稲葉さんがマイクを観客に向けて、客席からの大合唱!。こういう雰囲気の曲がアルバムに収録されているというのが、やっぱりいいですよね。

 ここでしばしメンバー紹介。「今回は出し惜しみしませんから」とメンバー紹介を松本さんから開始。松本さんだけは一言あったけど、あとは紹介するだけ。そして、良くある展開ながら、増田さんの紹介から、ピアノソロへ。

11.熱き鼓動の果て

 増田さんのピアノソロから何が来るんだろう?というところから、「熱き鼓動の果てに~♪」と始まった時には、「おおっ!」と本日2度目の驚き。何せ、2002年のGREENのツアー以来、実に13年ぶりですからね。2002年は広島の野外(ビッグアーチ)でこの曲を聴いて、13年ぶりに再び広島の地で聴けたというのがうれしいです。

 そして、これからはこういう風に、リリースのタイミングの時しかやってなかったシングル曲の復活がちょこちょこあるんじゃないかと、それはそれでいい意味での期待も高まります。

12.Blue Sunshine

 稲葉さんがアコギの準備を始め、てっきり、「Easy Come,Easy Go!」あたりなのかな?と思いながら、「ちょっと古い曲をやります。」から始まったのが、なんと「Blue Sunshine」!!。

 いやぁ、このイントロが流れ出しただけでも泣きそうだった。この曲も2002年のGREENツアー以来ですが、私の中では、2002年の代表曲ってこの「Blue Sunshine」で、この曲を聴くと、先の2002年の広島ビッグアーチでのライブを思いだすんですよね。

 この曲も、「もう、ライブで聴くことはないんだろうな」と思っていただけに、うれしいサプライズ。HEATに続き、今回のライブの目玉の1つ。

13.HOME

 久しぶりのHOME。いつ以来なんだろう?と思ったら、私的には2001年以来だったみたい。そんなに久しぶりだったとは…。

 確かここでもちょっとMCがあったような…「広島!盛り上がる覚悟できてますか!」的な。

14.ultra soul

 やっぱり、なんだかんだでultra soulって盛り上がるんだなぁ。結構みんなジャンプしていましたが、大阪ドームではやったらダメですからね。

15.スイマーよ!!

 「うおぅ~、初スイマーよ!!」。今回のライブ3つ目の目玉ですな。初めてライブで空中クロールできた!!。この曲をこのポジションにブッ込んできたB'zに感謝!!。

松本ソロ(GO FURTHER1コーラス)~

 稲葉さんがサイドにはけて、松本さんがセンターへ。しばしギターソロタイム。はじめは何を演奏しているんだろう?と思っていたけど、良く聞くと、どうやら「GO FURTHER」っぽい。これはもしや!と思ったけど、結局イントロフレーズだけちょっとやって終わってしまう。う~ん、最近、松本さんのソロが短くてちょっと残念ですな。

16.BURN -フメツノフェイス-

 松本さんのソロの流れから、「BURN」へ。この曲もちょっと久しぶり。「熱き鼓動の果て」しかり、これからはこういう展開があるんでしょうね。にしても、盛り上がるわ。

 しばし、声出しタイム。「Yeah-Yeah、Yeah!」の音程から、容易に次の曲が推測できましたが…。それにしても、今回、妙にこの時間長かった…。

17.Las Vegas

 やっぱり、今作で最高の盛り上がりはこの曲でしょうな。客席との掛け合いができる箇所も多いですからね。「Yeah-Yeah、Yeah!」の掛け合いは盛り上がりますわ。

18.EPIC DAY

 途中からこの「Las Veagas」~「EPIC DAY」の展開は想定していました。テンポ早くてカッコイイ曲なんだけど、ライブとして盛り上がるにはちょっとテンポ早すぎ。素直に「Las Veagas」で終わっても良かったんじゃないのかな?とも思いますね。それでも、カッコよかったけどね。


[ENC]

19.イチブトゼンブ

 そう来ましたか…っていうか、そりゃやりますよね。ちょっと面白みに欠ける…。

20.愛のバクダン

 シェーンのドラムの雰囲気で、皆が愛のバクダンであることを察知。これ、ある意味すごかったけどな。何だかんだで、やっぱり盛り上がりますこの曲。

 なんか、もう1曲やりそうな雰囲気もあったけど、そのまま終了。爆破もない終わりはちょっと味気ないな。

エンディングSE:RED

 結局”RED”はお預けかよ…と思っていたところ、エンディングSEで流れたのが”RED”。正直、「そういう手で来るか…」って感じでしたね。でも、やっぱりそこは広島。確かに、「お疲れ!」後で帰る人や座る人もいましたが、8割ぐらいの人は、普通に立ってライブ曲と同じような感じで盛り上がっていましたね。あれはあれで、なんかいい雰囲気でしたね。

すべては”EPIC NIGHT”へ

 今回のライブは、本当で、アルバム「EPIC DAY」を軸に「EPIC NIGHT」が演出されたという感じで、久々に気持ちのいいライブでした。曲と歌詞とのリンクもあるし、それが曲順にも生かされていて最高でした。また、やはりアルバム自体が、EPICな日を目指してっていうところがあるから、やっていて楽しいですよね。ちょっと前作の”C'mon"が震災の流れを含んでいることもあって、少々重いアルバムだったので、その反動もあるかもしれませんけどね。