CX-5にツイーターKFC-ST01を取り付け (2015.11.07)
前々から、出来ることは知っていて、やりたいなぁとは思っていたのですが、なかなか踏ん切りも付かないまま、ここまでやってきたのですが、ナビも新しくしたことだし、ちょっと1ランクアップしたいなぁというのもあり、このタイミングで、ツイーターを付けることにしました。
なお、今回の作業にあたり、Pulse of CX-5さん・にゃーくんさん・pochittonaさんの記事を参考にさせて頂きました。ほかにも、同様の手法の紹介は多数ありますので、他のサイトも参考にしてやって下さい。
また、私自身、この手のことにそんなに詳しくはないので、あくまで自己責任でお願い致します。
初期型CX-5はツイーター配線が既存である!?
そもそも、私のCX-5は、H24.8登録のBOSEレス・純正スピーカー4つのモデル。ネット上では、初期型のCX-5にはツイーターのところに既に配線がきており、ツイーターを装着するだけで、簡単に音質アップが図れると話題でした。
実際、ネットで検索すると驚くほどたくさんの記事が出てきます。しかも、皆さん、KENWOODのKFC-ST01というモデルで試している方が多いようです。記事を読む限り、意外と私でもできそう。ただ、PCなんかも自分でいじる私でも、意外や意外、車のオーディオ系は素人同然なんですよね。CX-5のグリル交換が結構頑張った方で…。とりあえず知識がないので、皆さんの事例を見てやっていくしか無いわけです。
一様、事前チェックするも壁にぶち当たる
何はともあれ、一様初期型CX-5とはいえ、きちんと配線が来ているかちょっぴり不安…。逆にそこさえ確認できれば、踏み切れそうなので、とりあえず、事前チェックも兼ねてプチトライをしてみます。
まずは、キズがつかないようにマスキングテープで保護し、カバーを外していきます。実は結構この作業を心配していましたが、CX-5のインパネ素材ってちょっと柔らかい感じになっているので、ちょうどいい感じで工具を入れることが出来ました。
次に、ダミーのツイーターのようなものがネジ止めされているので、それを外します。いろんなところで紹介されていますが、このネジを外すのに、見事なまでに窓ガラスに当たって外すことさえままならないので、L型の金具を使って外していかなければなりません。
私の場合、HDD分解をした際に購入していた特殊工具セットのやつがあったので、それを使って外しました。にしても、確かに窓ガラスが邪魔で、結構作業性悪いです。 写真は助手席側ですが、本当は始めに試しに外したのは運転席側だったんですよね…。運転席側の方が、ハンドルもあってかなり作業性が悪いです。
おおっ!、ケーブルが見えましたね。私のCX-5も、どうやらツイーター取り付けできそうです。
ただ、ここで1つ問題が…。
このケーブル、どうやって外すんだ? (;゜ロ゜)
いろいろと引っ張ったり、押したりしてみるのに、なかなか外れない…orz。
諸先輩方の記事を読む限り、「真ん中のおへそを押しこみつつ引き抜く」とのこと。
助手席側のカプラ。左側が茶色(+)、右側が緑色(-)
運転席側のカプラ。左側が青色(+)、右側が緑色(-)
なかなか手で外すのは難しいので、マイナスドライバーなんかでツメをオスのがいいと思います。
それにしても、作業性が悪いなぁ…
ここまでの作業の流れで思ったのは、とても作業性が悪いということ。
ほぼ毎日CX-5に乗っているのに、いざ作業をしてみて、フロントガラスとのクリアランスが狭く、作業性が悪いことを思い知らされます。私みたいに手も体も大柄の人は大変です。地味に作業の敵はここかもしれません。
ケーブル接続方法は3種類
ある意味、今回の作業のミソになるのは、このケーブルとの接続方法ではないでしょうか。
いろいろとネットを調べる限り、その方法は3種類ありそうです。
①ツーター側をカプラー加工⇒直挿し、テープ固定
Pulse of CX-5さんやにゃーくんさんをはじめ、いろんなところで紹介されているのが、この方法です。普通、この方法がスタンダードなのかもしれません。
CX-5側の配線はそのままで、ツイーター側のケーブルをカプラー加工をして、それをCX-5側のアダブターに直挿しをして、それをビニールテープで固定・絶縁するという方法です。
一番コストもかからず、早いと言えば早いかもしれませんが、なかなか狭い場所での作業性という面では大変あ感じはします。
②ツーター側をカプラー加工⇒メスコネクタを利用して接続
これが、今回私が考えたやり方です。私が参考にさせてもらったのはpochittonaさんの記事ですね。
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基本的には、先の①と同じやり方なのですが、カプラーを直挿ししてビニールテープ固定という強引な方法ではなく、ちゃんとしたコネクターを使いましょうよ。という方法です。
考え自体は、結構早くから出ていたのですが、そもそも「このコネクタに合うメス端子が無いのか?」と大分苦戦をしながら探していました。
一般流通していないコネクタというのはなかなか大変です。
③車側に汎用平形端子加工⇒ツイーターコードを接続
これは、つぼさんの記事等で紹介されているものです。
①②とは逆で、車体側のコードを加工してやって、それにツイーターのコードを接続してしまいましょうという方法です。
このやり方は、非常に合理的なやり方ではあるのですが、車体側のコードを加工するので抵抗感がある人が少なくないという点と、あまり伸びない車体側のコードを加工するのは、結構手慣れた方でないと大変だろうなぁというのがあります。
で、今回私は②の方法を使って接続することにしました。そしたら、作業性は良くなるからね。
続いて、ツイーター側の加工
はてさて、いよいよツイーター側の加工に移ります。意外とこちらの方が結構手間がかかります。
ツイーターは、お馴染みのKENWOODのKFC-ST01というモデル。
最近、何でもAmazonや楽天で購入する私ですが、今回はオートバックスで買いました。実店舗の方が安かったので、こちらにしました。
続いて、配線にカプラーを取り付けます。今回は、ツイーターの線を直接加工するのではなく、あくまでケーブル部分を短く切って、そちらを加工しました。ただ、今回購入したカプラーが細線用のものではなかった上に、電工ペンチも細線用のものでなかったためか、あんまり綺麗にうまくいきませんでしたが、なんとかそれなりに加工ができました。うまく圧着部分が潰れていないと、コネクタにさせないので、細線用がオススメだと思います。電工ペンチを使ったカプラー加工については、こちらのページで詳しく紹介されていますので、参考にして下さい。
カプラー加工が終われば、コネクターに接続します。一度、車体側のコネクタの+と-を確認して、カプラーを挿します。ちなみに、ツイーター側は、黒い線が+、黒と白の線が-です。
ツイーターとの全景はこんな感じ。うん、いい感じでしょう。
意外と面倒な金具の加工
ツイーターの加工が完了し、続いて取り付け金具の加工です。
今回、取り付け金具に利用したのがエーモンのS742。実際はもうちょっと短くても良かったような…。
車体スペースに合わせて折り曲げるとこんな感じ。ペンチで挟んで折り曲げれば、簡単に曲げられます。しかも、切るのもペンチで何度か折り曲げていたら切れてしまいます。意外と楽でした。
続いて、この折り曲げた取り付け金具にツイーター取り付けようのアタッチメントを取り付けていきます。
アタッチメントの裏に両面テープを貼って、それをネジ止めるだけの作業なのですが、これがなかなか大変です。
それもこれも、このネジのナット側の部分が単なる鉄板に穴を開けたようなものってのが影響している。なかなかそう簡単に閉まりません。また、かなりネジが長いので、気になる人は、別途ネジを購入してもいいかもしれません。
アタッチメントが取り付けられたら、あとはケーブルを穴に通して、アタッチメントをパチッと止めるだけです。私は焦ってコネクタを取り付けてしまっていましたが、このままでは穴が通らないので、穴を通してからコネクタを付けた方がいいでしょうね。
さあ、いよいよ取り付けです
ツイーターの加工が済めば、あとは取り付けは割と簡単です。
まずは、ケーブルを繋いで、音が鳴るのかチェックします。
コネクタは問題なく接続できました。やっぱり、これがいいですよね。メッチャ簡単です。
きちんと音が鳴るのを確認して、取り付け金具をネジ止めしていきます。変なビビり音がしないように、ここはキッチリ止めておかないとね。
最後に、カバーのところに付いていた紙?のような薄いスポンジ?のようなカバーを外します。
最後は、元のカバーを取り付けて作業完了!。実際的な作業時間は2時間ぐらいでしょうか。そもそもの作業に慣れている人は、もうちょっと早くできるのかもしれませんが、普段、こういった事を経験していない私で、それぐらいの時間です。実際の取り付け作業は早いですが、それよりもツイーターの加工作業が結構時間がかかりました。
さぁ、取り付け効果はいかに!
問題は、ツイーターを付けての効果がどうなのか!というところなのですが、
う~ん、こんなもんかなぁ…( ̄。 ̄;)
というのが率直な感想ですね。
そもそも、ツイーターって、高音用スピーカーだから、ライブ音源のハイハットの音とか、そういった高音は明らかによく聞こえるようになりました。ただ、その違いの分かる音源となると、ある程度限られてくる気もします。あと、私としては、最近Podcastを聞く機会が多いので、そちらの違いも、「う~ん、ちょっといいかな」って感じですかね。
小道具はいるが、できないレベルではない
総評としては、そんなにカーオーディオの知識の無い私でも、十分、取り付けが可能でした。ただ、きちんと手順を踏んでいこうとすれば、どうしても小道具が必要になります。カバー外しの道具、マスキングテープ、電工ペンチ、ニッパ、ペンチ等々…それなりのものは必要になります。
流れを詳細したとおり、作業自体はそれほど難しくはないと思います。強いて言えば、カプラーのところぐらいでしょうか。あのあたりは経験したことがないとなかなか手間取る気はします。