Boyaki 2016

ことありらいよろ2016(2016.12.31)

 今年も皆さん、大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

 この年末恒例(!?)の”ことありらいよろ”企画、実は2006年に始まって、今回で数えること11回目になります。さすがに、このサイト自体が16年を超えてますから、なかなかの回数を数えております。

 さあ、今年も参りますよ。

仕事

 気付けば、今年で12年目。

 それこそ、20代後半の頃なんかは、これでもかってぐらい仕事バカになっていて、ほとんど休みがなかったのですが、ここ何年かは、いい意味で肩の荷が下りています。何というか、過度に自分で自分を追い込んでいたんでしょうね。実はそんなに求められてもいないのに…。

 おかげで、以前は土日も資料作成やらで出勤していましたが、最近は平日は多少残業をしても、土日は基本的には休みが取れています。まあ、そうじゃないとこれだけサーキットに足運べないですよね。

 ただ、今の事務所で完全に古株になってしまった私。さすがにそろそろ異動の対象になりそうな予感がするんだよなぁ…。

プライベート

 やっぱり、何よりカメラライフでしょうね。完全にこのサイトも、私の撮影記がメインになってしまいましたし。その中でも、サーキットでの撮影は、今年は通算20.5日もサーキットに足を運んだ計算になります。自画自賛かもしれませんが、我ながら腕は徐々に上がっているように感じます。やはり、そういう意味では、機材のポテンシャルもありますが、結局は場数なんでしょうね。

 お陰で、年々、モータースポーツへの興味も高まっていて、サーキットに足を運んでいない日曜日は、中継があればそれを見てるってことも結構多いです。もちろん、SUPER GTやSUPER FORMULAなんかは当たり前ですが、WECやMotoGPなんかも。CS中継は当たり前ですが、最近はネット配信でも見たりします。

 そうそう、今年のモタスポ流行語大賞は、間違いなく「No Power! I have no Power!!」ですよね。誰があの展開を想像したでしょうか…あの衝撃は今でも思い出すと涙してしまいます。

 その一方で、F1は本当で見なくなりました。今年、リアルタイムで見たF1レースってあったっけ?と思うほど。

 そうそう、サイトのことをいえば、昨年末にレスポンシブ化に対応したことで、このサイトの運用は格段に便利になりました。あと、画像ファイルもPicasaからFlickrに移行して、ちょっとサイトとしては重くなってしまいましたが、画像は格段に綺麗になった気がします。

今年の写真 Best.3

 この写真企画も何気に今年で5年目ですね。

香住ふるさとまつり海上花火大会2016

 第3位は、今年で2回目となった香住の花火大会。このサイトでも度々語っているように、私が感じる中では山陰随一の花火だと思ってます。今年は、真正面からいい感じで狙えました。ちなみに、これって、35mm換算で15mmの広角ですからね。いかにスゴい迫力なのか、ぜひ実際の花火を生で見て下さい。

第2位:SUPER GT 2016 Rd.5 鈴鹿1000km

 第2位は、鈴鹿1000kmでの一コマ。今年になって、だいぶんレースの曲面を見ながら、バトルしているマシンを狙うというのを気をつけて撮影出来るようになってきたのですが、その象徴的なレースがこれ。中盤から後半は、このZENTとauのバトルが続いていましたからね。あと、鈴鹿1000km3回目にして、2コーナーのこのポジションはいいですね。

第1位:船上山さくらまつり2016

 そして、栄えある第1位は、船上山さくらまつり。何気に、今年で3回目の参加になりますが、ホント、ここの撮影は「どうやって桜をからませるか」が、なかなか難しいんですよね。そんな中、今年はモデルの田中七海さんが目配りが本当で上手で撮影しやすかったし、α6300+SEL70200Gの組み合わせがバッチリでした。

音楽

 正直、今年はB'zがソロ活動を中心にしていて、B'zとしてのそれらしい活動をしていないので、例年になく物足りなさは感じますね。といいながら、一様、松本さんのソロツアーに行ったりもしましたが、ちょっと不完全燃焼って感じですよね…正直…。どうやら春までは、それぞれが新しいソロ作品の発売やツアーが発表されているので、それを考えると、毎年恒例の元旦の発表は期待しない方が良さそうな…。

 じゃあ、その一方で何か聞いたかっていわれると、新しい曲とかアーティストを聞いたり…ってのは、ほとんど無いんですよね。むしろ、去年と一緒で、YouTubeで90年代のナツメロを聞いていることが多いですね。小室系からDA PUMPや氷室京介とか…やっぱり90年代いいですね。

恋愛

 まあね…、そうようね…、そうですよね…

来年の抱負

 もう頑張るしかありません。いろんな意味でね。

2016年を代表するYouTube作品集(2016.12.25)

 この企画って、何気に今年で4年目なんですね。ホント、年々TV見なくなって、その分YouTubeを始めとするネットに偏りだしてますからね。

音楽部門

ミツアキTVラップ

 厳密に言えば、2015年の年末なんですが、年始はもうこれがグルグル回ってましたね。

フレッシュエンジェルズ

 これはもう致し方ないですね。実は何だかんだで、SGT岡山開幕戦(ドリエンとのコラボステージ)、S耐岡山×2回、S耐AP×2回撮らせていただきましたし。ただ、S耐オートポリスいたのに、この卒業式見てないんだよなぁ…。

ビバ!マッチョ

 誰だよコイツら!って人がほとんどだと思いますが、秋のSF Rd.5 岡山戦に登場していたマッスルアイドル「マッチョ29」です。何か妙にクセになる曲なんですよね。

作品部門

日本写真紀行 第2部 青い鳥 ジェットダイスケ日本を撮る!

 年明けに公開されて、一部の人達には結構大反響を呼んだ動画です。私自身、何だかんだいいながら5年近くカメラ生活を過ごしていますが、最近はこういう撮影の裏話とか、心得とか、こういうやつの方が気になるようになってきました。

モータースポーツ部門

全日本ロード Rd.9 MFJ-GP JSB1000 Race.2

 これ、たまたまリアルタイムで配信を見ていたのですが、久々に焦りましたね。結果的には、皆無事だったので良かったのでこうやって動画を紹介出来ていますが、やはり2輪は危険と隣り合わせですわ。

スーパー耐久 Rd.5 at 岡山国際サーキット PitWalk

 これ、なんで?っていうチョイスかもしれませんが、何気に私が写っています。はい、ただそれだけです。

エンタメ部門

スーパーマリオメーカー

 普段、ゲーム実況ってあまり見ないタイプなのですが、不思議とスーパーマリオメーカーだけは何だか思わず見てしまいます。

商品紹介部門

皆さんオススメのMARUMI EXUSを試してみた!

 ジェットダイスケさんの動画2本目ですが、YouTube界では保護フィルター=Kenko PRO1 Digitalというイメージが強かったのですが、コレをキッカケにMARUMIの保護フィルターの撥水コーティングに惚れて、徐々に買い換えてしまっています。

オリジナル作品部門

香住ふるさとまつり会場花火大会2016

 α6300で初めて本格的に4Kで撮影した動画。正直、パンケーキレンズにワイドコンバーターを付けただけという、決して光学上はいいものではないし、花火撮影自体も初めてで、露出ももうちょっと…ってところもありましたが、やっぱり花火は香住がいいですね。

S耐で感じたいろんなこと(2016.10.26)

やっぱり一眼”レフ”なのか

 今回のS耐では、私の中でいろんなことにチャレンジしてみたのですが、その中で一番大きかったのは、EOS 7Dm2を借りて、本当の一眼レフで撮影してみたこと。

 実は、こういうことをしてみたいと思うようになったのは、以前にジェットダイスケさんがYouTubeの中で「業界標準のカメラを使ってみないと、カメラの性能なのか、自分の腕なのか、その点が分からない。それで7Dm2を購入した。」というコメントをされていました。

 このコメントを見て、「自分も一度、業界標準のカメラを手にして、どんなもんなのか判断してみないといけない」と思ったのです。だって、普通に考えて、サーキットでマシンを狙うなんて、EVF機でやることじゃないですからね。

 そう考えたときに、真っ先に考えるのは、CanonかNikon。もちろん、それ以外のメーカーもあるけど、レンズ構成なんかも考えれば、この2社に必然的に絞られます。

 個人的には、SONY製のセンサーを使い、高感度に強いNikonの方がお望み。ただ、サーキットで高感度を使うことはまずないし、電気店でCanonとNikonを適当に操作してみて、使いやすいのはCanon。さらに、この春にSIGMAさんがMC-11を発表したことで、Canon製レンズとSONYのEマウントが近くなったので、これはCanonしかない。で、Canonのサーキットでの業界標準といえば、やはり7Dm2ですよね。

光学ファインダーの良さ

 そもそもの操作性やメニューの考え方がCanonとSONYでは違うし、何だかんだ言って、SONYで慣れてきた身としては、その点の使い勝手の悪さは少々あります。ですが、それらは置いといての率直な感想は、

 とにかく追える

 ってことですね。もちろん、当たり前のことですし、逆にα77Ⅱを使っていて、「あれ?ズレてるな」と思うことも多々あったので、そうなるだろうとは思っていましたが、実際に使ってみると、この点のストレスって大きかったんですね。

 特に、

 ・マシンをきちんと追うことができる
 ・撮りたいタイミングでシャッターを押すことができる

 この2点です。

 マシンをきちんと追うことができるので、そこそこ遅いシャッター速度でも十分に対応ができる。これ、α77Ⅱでやろうとすると、はじめはいいけど、追従するうちにだんだんズレてしまう。なので、明らかに後半の方は、フレームアウトしてしまったりすることもあるのですが、光学ファインダーはちゃんとフレームの中で追うことが出来ます。っていうか、それが本当なんだけどね。

 そして、シャッタータイミングについては、これはレリーズタイムラグではなく、そもそもEVFが実際と遅延しているがためにこういうことが起きるということ。たとえば、マシンが曲がり始めたところで撮ろうと思って、シャッターを押しても、そのEVFで見えていること自体がちょっと遅れているので、シャッターを押したときにはマシンはもうすでに進んでいる。だからこそ、α77Ⅱでは、「ちょっと早めにシャッターを切ろう」という感覚が働くぐらいです。このあたりは、パイパーアウト側やマイクナイトあたりで痛感しました。

 OVFを使っている人には、「何をいまさら当たり前のことを言っているんだ?」と思うでしょうが、EVFに慣れた人間からするとそういうもんなんです。

α99ⅡのEVF性能に期待

 こうなると、「もうEVFではダメでしょ、やっぱりOVFでしょ」って話になってしまうのですが、期待をしたいのはEVFの性能向上です。α6300が出たときに、EVFの表示方式を変更して、秒間8コマ以下ならリアルタイム表示ができるようになった(α77Ⅱでは連写中に見える画像はその直前に撮影した画像だった)。なので、これまでよりも追従性は良くなりました。さらに、α99Ⅱではその点がブラッシュアップされているようで、このα99Ⅱの性能次第ではどうなるか期待されるところで、もし素性がいい感じであれば、α77Ⅲ(仮)も期待がかかります

7Dm2に不満が無いわけではない

 確かにOVFの有利性はとても痛感しましたが、α77Ⅱと比べると、すべてが良かったとは言い切れません。たとえば、ファインダー部分の形状。α77Ⅱだと液晶面とファインダー面はそこそこ段差があるので、軽く鼻の頭を液晶画面に添えるぐらいで撮影できますが、7Dm2はこの段差が明らかに少ないので、鼻を思い切り液晶画面にあてて撮影しないとファインダーが覗けません。さらに、α77Ⅱは液晶画面が裏返せて画面そのものに鼻を当てる必要はありませんが、7Dm2だと画面は固定なので画面は汚れるし、ボタンもいくつか配置されています。この点は結構不満です。

 また、当たり前ですが、OVFなのでファインダー内に表示される内容は限られます。EVFのように残り撮影枚数がどれくらいなのかとか、どういう設定にしているかなんかはあまり多く表示されません。また、プレビューも液晶画面で見るしかありません。OVFの人からすると「当たり前だろ!」と思うでしょうが、EVF機だとEVFでプレビューできます。明るい野外での撮影だと液晶では見にくいし、また周囲にカメラマンがいると、後ろの人から「ふ~ん、こんな感じで撮影しているんだ」とか「こいつ、下手じゃん」というのがバレてしまいます。さらに、液晶画面とEVFだと解像度がEVFの方がいいので、きちっとした確認はEVFの方がしやすいです。液晶画面は、画素数が低い分、パッと見ると「よし、いいな」と思っていても、PCの画面で見直すと、「あれ?、イマイチだな…」と思うことも少なくありません。なので、最近、α77Ⅱではモニターはほとんど使わず(なんなら鼻が当たるので、ほとんど逆さにしている)、プレビューもEVFで確認するのに慣れてしまっています。

 EVF以外の部分だと、私の場合、AFポイントはSONYでいう拡張フレキシブルスポット、Canonでいう領域拡大(周囲)を使って撮影するのですが、このポイントの移動が、α77Ⅱだと常時ジョグスティックを動かすと簡単に移動することができます。ただ、7Dm2はこれがフレキシブルに出来ませんでした。もしかしたら、自分の設定というか操作が悪かったのかもしれませんが、撮影中は構図によってAFポイントを随時操作をするので、何気に一番のストレスでした。

 あと、地味ですが、グリップ感はα77Ⅱの方が好みです。もちろん、これまでα77Ⅱを握ってきたから、それに慣れているというのもあるかもしれませんが、7Dm2の方が”塊を掴んでいる”という印象で、α77Ⅱのように”握っている”という印象は少々薄いです。

では、将来的にどうするの?

 これは結構悩ましいところです。正直、7Dm2を使ってみての不満点はいくつかあります。ただ、それらの不満点をすべて投げ出しても、光学ファインダーという利点は大きいです。

 特に、ホームストレートのDUNLOPブリッジの横で撮影したときがそう。いままで、あのポジションで撮影しようと思ったら、車速が早いし、ファインダーを追いきれなくて…というのが多かったのに、サクサク撮れましたからね。あのアドバンテージは大きいです。

 正直、買い換えるのなら、TAMRONから新型の150-600mmが登場したこのタイミングだと思っています。このままSONYを使おうが、Canonに行こうが、150-600mmをどちらのマウントで買うかで、Canonに行ったとしても結果7Dm2のボディを購入するだけで、移行できてしまうんですからね。しかも、現状、モータースポーツ以外を撮影する場面は、まずEマウントで撮影するだろうから、それ以外のレンズに投資をする必要もないですし。

 ただ、やはり気になるのは、次期α77Ⅲ(仮)のEVFがどれだけ進化してくれるかだと思います。以前、α6300をサーキットで使ったときにEVFに対して違和感があったのも事実ですが、たぶん、あれは慣れてしまえば問題ないはずです。その点、もしα99Ⅱがレンタルなんかで使えそうなことがあれば、ぜひサーキットで試してみたいです。

万が一を考えてみよう

 とはいえ、やっぱり気になる7Dm2。もし、万が一、コイツを買うとどうなるのか想定してみる。

 7Dm2と150-600mmを購入するとして、ザッと計算して25~27万円は必要となる。

 これに対して、

 ・α77Ⅱ \61,400
 ・縦位置グリップ \4,300
 ・旧150-600mm \35,700
 ・70-400mm \89,000
 ・16-50mm F2.8 \21,300

 を売却するとしたら、マップカメラ下取り\211,700で、下取り加算とかをすれば、23万円ちょっと…って2~4万円の追加で買えちゃうってマジかよ…。

 もし、70-400mmを保留したとしても、13~14万円にはなるのか…。

お姉様撮影に持ってこいのS耐

 以前も同様のことを書いたような記憶がありますが、もし、お姉様方の撮影をメインでサーキットに来たいのであれば、まずスーパー耐久をお勧めします

 その理由は、

 ・お姉様方の人数が多い(岡山戦でも124名!!)
 ・そこそこ有名な方も来る
 ・新人・若手RQの登竜門
 ・ファンサービス多い(即席撮影会あり!?)
 ・ピットウォークも比較的余裕あり
 ・チケットが比較的安価
 ・意外とカメラマンのコミュニケーションスキルが求めらるので鍛えられる

 でしょうか。

 まず、お姉様方の人数ですが、正直何人いるか分からないぐらいの人数がいます。最近、SUPER GTもかなりの人数いますが、スーパー耐久もそれに負けないぐらいかなりの人数がいます。そもそもチーム数が多いうえに、RQの人数制限等も無いようなので、1チームで6人もいるところもあります。今回の岡山戦で私が撮影したのは124名ですが、鈴鹿戦や富士戦ではもうちょっと1チームの人数も多いし、RQを設定するチームも増えるので、もっともっと増えると思います。

 また、ST-Xクラスを中心に、SUPER GTやSUPER FORMULAにも登場する有名な方も登場してきます。これらの有名どころのRQを、SGTやSFで撮影しようとすると結構な人混みで大変ですが、S耐では結構手軽に撮影できます。特にフレッシュエンジェルズなんていい例ですよね。

 そして、複数年サーキットに足を運ぶようになると、意外と大きいのが、新人さんや若手のRQがまずS耐を足がかりに活躍するようになるという点です。もちろん、いきなりSGTやSFに登場するRQの方もいますが、S耐でRQを経験したあとに、SGTやSFの有名チームのRQになるケースもあり、「おおっ、この人が抜擢されたのか!」という見方をするとそれはそれで面白さというか、応援したくなるというか、RQ個々に対する思い入れも多少出てくるようになります。

 さらに、ファンサービスも多く、特にギャルオン終わりでイベント広場で即席撮影会があちこちで始まるというのは、たぶんS耐だけじゃないでしょうか。どうしても、PWでは背景にピット内が写りこんでしまい、ゴチャゴチャした感じが否めないときがありますが、即席撮影会は背景もスッキリするので、よりいい感じの写真が撮れるようになります。

 そのピットウォークもSGTなんかと比べたら格段に撮りやすい。お客さんの人数もほどほどだし、その上、RQの人数は多いので、割り算をしてもRQ1人当たりのカメラマンが少ないので、視線も貰いやすいです。

 その一方で、実はカメラマンとしてのコミュニケーションスキルが求められるのも事実です。というのも、混雑しているPWなんかでは、どさくさにまぎれて撮影することもできますが、S耐なんかでは、RQの方と1対1で撮影する…なんてことも多々あります。即席撮影会なんて、なおさらです。ですので、そういうシチュエーションのときに、「お願いします!」「ありがとう!」と声をかけれるかというのはとても大切です。

 なので、むしろ、S耐のようなレースに参加をすると、否応にもコミニュケーションを取らないといけなくなるので、いい練習になると思います。私は、ちょうど1年前のS耐でグリッドウォークを経験し、それからちょくちょくとGWを経験することで、声をかけられるようになりました。私の場合、サーキットには1人で参加するので、ほとんど会話をすることがなく、声を出すことがないので、なかなか声が出ないときもあるのですが、そういうときは、手で合図をしつつ、アイコンタクトと軽い会釈でコミュニケーションを取るようにしています。

 これから、この世界に足を踏み入れたいという方は、まずはS耐から練習をしてみるのがいいでしょう。

 SGTやSFなんかだと、「カメラマン=マシン&お姉様の両刀」という雰囲気が強いのですが、S耐は完全にお姉様しか狙ってないだろうというカメラマンの割合が一気に高くなります。ただ、この内容を考えれば、そうなってしまう感じもします。また、S耐は金曜日にフリー走行があるので、時間が許せるのであれば、マシンは金曜日にしっかり撮影しておいて、土日はお姉様を狙うというのも悪くないと思います。

感じたレンズ性能の差

 これまで、PWといえば70-200mm F4で挑み、GWを16-70mm F4 or 70-200mmで挑んできたのですが、今回、55mm F1.8と18-105mm F4を手に入れたので、それらも使って試してみました。

 まず、一番感じたのは、「やっぱり70-200mmなんだな」ってこと。PWでは、ほぼこのレンズ。今回のS耐は人も少なく、比較的お姉様方に寄ることができたので、55mmでも狙えましたが、普通のPWだと55mmはちょっと苦しいかも。

 GWでは、全身を撮らず、バストアップぐらいで狙うなら55mmの単焦点は結構使えます。ただ、これもレースの種類によるのでしょうが、S耐は結構近づけるので、正直、55mmではアップ過ぎたっていうのもありました。たぶん、これは私自身が55mmの距離感がつかみ切れてなかったからだと思います。Gr.1のGWの時にはだいぶん距離感が掴めるようになりましたから。

 で、タイトルのレンズ性能の差なのですが、今回、LightroomでRAW現像をするときに、非常に痛感をしたのですが、等倍表示での解像感が、

 55mm F1.8 > 70-200mm F4 >> 18-105mm F4

 だったのです。

 正直、55mm F1.8は今回はあえて開放で撮影をしたので、若干甘さがあるのは事実ですし、被写界深度が浅い分、ピントがシビアというのは否めません。それでも、手ぶれ補正なしのレンズとはいえ、シャッター速度も稼げた分、ピントがあっている場所の解像感は、「さすが単焦点!!」という感じでした。

 そして、抜群の安定感は70-200mm F4。開放で使っていても問題のない解像感は以前から知っていますが、抜群の安定感。被写界深度もちょうどいいので、見ていて安心できます。

 それに対しての18-105mm F4なのですが、これが結構残念なレンズでした。多少絞れば変るのかもしれませんが、F4開放では結構な甘さを感じます。普通に70mm前後のポートレート撮影で、画面中央に近い顔の部分ですら甘いのですから、周辺はもっと…。単純な比較はしていませんが、これなら16-70mm F4の方がまだいいような気もします。

 正直、この差が手ぶれ補正の性能なのか、レンズの性能なのかはよく分かりません。ただ、それほど遅いシャッター速度でもないのに、あの解像感は、正直手ぶれというよりもやはりレンズ性能なのかもしれません。

 やはり、こうして見ると、70-200mm F4をフルサイズで使うというのが何だかんだで現実的な感じがします。

威厳を与えることは重要

 これも、以前から話していることですが、こういうモデルさん1人に対して、複数人のカメラマンが群がる場合、ほかのカメラマンから一歩前に出た”威厳”が結構重要になってきます。

 分かりやすい例は白いレンズ。カメラボディが黒がほとんどの中、白い望遠レンズって結構目立ちます。しかも、お値段もそこそこしますので、「この人、いい写真撮ってくれそう」PRができます。あとは外付けストロボなんかもそうです。

 それに対して、今回私が撮影していたのは、70-200mm F4の方はいいものの、55mm F1.8 + α6000。しかも、バッテリーグリップすら付けていなかったので、システム的に非常にコンパクトなのはいいのですが、何もカメラに詳しくないお姉様方なら、ちょっと安っぽく見えてしまいます。なので、55mm F1.8を使うときは、バッテリーグリップと外付けストロボは必須かもしれません。

縦位置グリップ+ブラックラピッドは使いにくい

 その一方で、私は通常使うストラップは、ブラックラピッドのYETIという2つかけられるタイプを使っています。ただ、これが縦位置グリップとの相性がとても悪いんです。

 これまでは、70-400mm F4で使っていたので、このレンズには三脚座があるのでそれほど問題にはならないのですが、それ以外のレンズは、三脚座がないので、縦位置グリップの三脚穴に装着する必要があります。ただ、これが自分から見て右側のカメラは右側からグリップも右手なのでまだいいのですが、左側だと左側からグリップの右手までの距離が長くなるので、とても窮屈になるんです。

 通常の撮影スタイルだと、横構図が多いので、まだそれほど苦にならないのですが、こういうポートレートで縦位置構図が多いと意外とストレスが溜まります。

 この解決法はなかなか考えものです。

 たとえば、右側のカメラだけをブラックラピッドを使って、左側のカメラは通常のストラップで首からぶら下げる。これだと構図による窮屈さは解消されますが、首から下げているカメラが邪魔になって、右側のカメラを構えるときに邪魔になる。ってな感じ。

 今、候補で考えているのは、右側はそのままで、左側を同じブラックラピッドのカバンに装着させるタイプのもの。これの方が長いのであれば、たぶん操作はしやすいはず。

 あとは、同じブラックラピッドの2台下げられるタイプの本格的なやつ。いろいろと模索してみたいです。

Lightroomと顔認識とタグ付け

 私の場合、HPにお姉様方の写真を掲載する関係で、写真の管理をする必要があります。以前は、Picasaで顔認識と管理をしたりもしていましたが、最近はもっぱらLightroomを使って、顔認識とタグ付けをしています

 この顔認識、実は、Lightroomではカタログファイルと連動して顔認識を行うようで、例えば、RQの写真のカタログと家族写真のカタログを分けている場合、RQの写真の方に家族の名前が出てきたり、その逆にことはないようです。

 私の場合は、サーキットでの写真はもちろん、そのほかの私用・仕事写真も含めて、すべて1つのカタログファイルで管理しています。ただ、顔認識を利用しているのはRQの方々だけなので問題はありません。

 過去の写真も含めて、1つのカタログファイルで管理をするメリットは、顔認識のデータが継続されるということ。これは何がいいかというと、例えば、2015年のS耐に登場したRQの方が、2016年のSGTに登場したとすると、「あれ?、誰だっけ?」となるところが、Lightroom側が「この人じゃないですか?」という候補の名前を出してくれます。

 実は、この精度がなかなかいいんです。正直、SGTやSFに登場するような方は、さすがに名前を覚えていたりするのですが、年に1回、S耐やスーパーバイクでしか会わないような方は、「見たことあるけど、誰だっけ?」ってことはよくあります。そんなときに、あれこれ過去の写真を探さなくても、候補が出てくるというのはありがたい話です。

 しかも、自慢ではないですが、私って女性の顔の区別がつかないことが多々あります。特に、髪型がロングで同じような雰囲気の方が並ぶとサッパリ…ということがあるのですが、それらも意外とLightroomが区別してくれます。たぶん、私の今のカタログファイルの中には数百人はいると思うのですが、ほんと、脱帽です…。

実は不満点もいくつか

 そんなLightroomの顔認識ですが、不満点がいくつかあるのも事実です。

○顔認識のサムネイルを変更できない

 確か、Picasaの顔認識ではサムネイルが変更できたように記憶をしていますが、Lightroomでは変更できません。ただ、はじめに選択された画像…とういわけでもなく、勝手に選ばれています。これ、何が問題かというと、目をつぶった写真があったりすると、それが選ばれてしまうこともあり、せっかくのサムネイル画像が「誰だ?」ってこともよくあります。

 確かに、Lightroomの場合、任意のフォルダでの顔認識という考えが出来るので、その任意のフォルダ以外のところにサムネイルがある場合はどうするんだ?という問題もあるのですが、それならせめて、目が開いている写真だけを選んでくれるとか出来ませんかね?。

○顔認識の順番がどういう順番なのか分からない

 一度、タグを付けた写真は、画面の上部にどんどん並んでいきますが、この並ぶ順番が、いったいぜんたい、どういう順番で並んでいるのかがいまだによくわかりません。20~30人ぐらいであれば、それほど大きな問題にならないのですが、SGTやS耐のように100人規模になると、これが結構な問題でして…。

 これまでの経験上、

 ①アルファベット順
 ②あいうえお順
 ③漢字

 という感じはしているのですが、一番肝心な漢字がどういう並びなのかがよくわからないのです。なんとなく、音読みの順のようにも思えるものの、必ずしもそういうわけではないようで…。たぶん、そもそもLightroomが英語圏で作られて、それがのちに日本語対応させたという流れなので、そもそもそういう概念自体が無いのでしょう。

 できれば、顔認識のタグの一元管理のようなものがあり、そこに漢字表記とふりがな表記が入力できれば、漢字についても五十音順というのが出来ると助かるんですけどね。

○顔認識に対するピント評価なんてものがあれば…

 正直、最近Lightroomに対する思いとして、ぜひセレクト作業を簡単にしてくれる機能が搭載されないかなぁと思っています。その1つがこれ。

 顔認識と連動して、瞳のピントの合い具合を「星何個」という感じで評価してくれるもの。たぶん、顔認識ができるのであれば、瞳認識も出来るだろうから、それほど難しい話ではないと思うんですけどね…。

 これがあれば、1人の人物に対して複数枚の写真があるときに、どの写真を選ぶかというときに、選択肢の1つになるはずです。

冷静に今後のカメララインナップを考える(2016.10.10)

 メガ性能で発表されたα99Ⅱ、思いがけないα6500の発表、そろそろ発表が期待されるα7Ⅲ(仮)、このままでは自分自身、どういう感じで行けばいいのか分からないので、ちょっとここで冷静に整理してみたいと思います。

Aマウント機

 ハッキリ言って、Aマウント機の現在のポジションは、サーキットでのモータースポーツ専用カメラという位置づけになってしまっています。なので、逆に言えば、サーキットでの使用だけに整理してしまって問題はないと思います。

 現状、私が使用しているのは、

 α77Ⅱ + TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD

 の組み合わせがもっぱらです。

Aマウントレンズは、ほとんどいらいない!?

 私が持っているAマウントレンズは、

 ・SONY DT 16-50mm F2.8
 ・SIGMA 18-35mm F1.8
 ・TAMRON 70-200mm F2.8
 ・SONY 70-400mm G Ⅱ
 ・TAMRON 150-600mm

 以前は、サーキットではSONY 70-400mm G2も使っていましたが、150-600mmを購入して以来、もうこれしか使っていない状況です。なので、正直、70-400mm G2は手放してもいいかなぁとも思っています。純正のレンズを手放すって…と自分でも思うわけですが、使っていないレンズをタンスの肥やしにしておくのは実にもったいないですからね。しかも、中古で売れば9万円ぐらいにはなるわけで、そのお金で別のレンズに投資をした方が現実的ですから。

 あとのレンズも、最近はめっぽうご無沙汰です。特に16-50mm F2.8は結構微妙。確かにF2.8通しはいいし、防塵防滴、16mmの広角もいいけど、50mmで終わる画角は、サーキットでは使いにくい。それ以外の場面では、Eマウントにお株を奪われているので、なかなか居場所が無い感じです。

 18-35mm F1.8の神レンズは、結婚式やイルミネーション、夜の祭りのような暗い場面では重宝するのですが、今や、α77Ⅱよりもα6300の方が高感度に強いし、暗いところのAFも強いので、本来のAマウント機として使うにはなかなか至りません。

 さらに、ナナニッパレンズは、ポートレート撮影や結婚式では重宝するレンズではあるのですが、やはりこちらもα6300の使い勝手になれると、もうα77Ⅱで使うのはちょっと躊躇います。

AマウントレンズがEマウント機でストレスなく使えれば…

 ただ、いずれのレンズも、レンズとしては全然悪くないんです。むしろ、ボディがレンズに見合ってないって感じです。α6300から、LA-EA3装着で、Aマウントレンズが像面位相差AFが使えるようになりました。しかも、次に登場するα6500でボディ内手ブレ補正も使えるようになった。こうなると、Aマウントレンズも、Eマウント機でバリバリ使えるじゃん!と思うかもしれませんが、残念なのは連写時のAF追従なんですよね。まぁ、単写で使えば問題ないんですけど、私何気にポートレートも連写使うもんで…。そうそう、AF-Cでの瞳AFも使えないし。

α99Ⅱの登場で、とりあえずα77Ⅲの登場は堅い!?

 2014年春のα77Ⅲ登場から2年以上、新しいAマウント機が登場せず、「このままAマウントはディスコンになるのでは?」とも噂されていましたが、今回α99Ⅱが登場したことで、とりあえずAマウント機はもうしばらくは続く可能性が高いですし、α99Ⅱがα77Ⅱの位相差AFとα7RⅡの像面位相差AFをダブルで搭載してきたことで、α77Ⅱ後継機の伸びしろも産まれてきたので、2年後のα77Ⅲ(仮)の登場はとりあえず堅いのかなぁと。そうなると、もうしばらくはAマウント機でサーキット撮影をしようかなぁと思っています。

Aマウント機終焉とCanonマウントとの共存の可能性

 ただ、実際の所、Aマウント機はサーキット撮影に特化しているという事実から考えれば、しつこくAマウントに執着するのではなく、CanonやNikonといった一眼レフにスイッチをするというのは結構現実的です。これらの方が、レンズも豊富だったりしますし。

 もし、Aマウント機を一眼レフにスイッチする場合、冷静に考えてCanonかNikonのいずれか、というか7Dm2かD500のどちらかという選択肢になると思います。発売されたタイミングや高感度耐性のことを考えれば、D500の方が素直な選択なのかもしれません。ただ、CanonはMC-11が登場したことで、7Dm2を持っていれば、Canonマウントのレンズを7Dm2で使えるのはもちろんのこと、Eマウント機でも使えるんですよね。そう考えると、私の現状の機材から考えれば、Canonの方が正しい選択なのかもしれません

もし、乗り換えるなら新型150-600mmがチャンス!?

 実は、Aマウント機からCanonマウントへの乗り換えを考えていたのは、今に始まった話ではありません。今年の5月に、150-600mmを購入した段階でも考えていました。つまり、どうせ、150-600mmを買うのなら、そのタイミングで7Dm2にスイッチしてもいいんじゃない?ってことです。でも、この5月の時は、ちょうどAマウントの150-600mmが中古でお買い得なやつが出ていて、半分衝動買いのような感じで買ってしまいました。

 ですが、ここにきてTAMRONから新型の150-600mmが登場しました。途中の画角でもロック機構が搭載されたり、テレコンにも対応をしてきて、まさにSIGMAの150-600mmとガチンコになってきました。ここにきて、レビューも出てきていますが、旧型と新型の差は結構大きいようです。とりあえず、今々、150-600mmを買い換えるつもりはないですが、テレコンを使っても十分に使えるようなら、考えてもいいかなぁとは思っています。

実は10月のS耐でEOS 7Dm2+旧型150-600mmをテスト予定

 そんなこともあって、実は、10月のS耐ではEOS 7Dm2とTAMRON 150-600mm(旧型)をレンタルしていて、実際に撮影してみようかと考えています。今回は、あえてボディのテストというところが強いので、レンズは同じ旧型で試してみることにしました。私自身、実際の現場で一眼レフを使ったことが無いので、EVF機を使ってきた私が上手く使えるかは、正直不安です。あと、光学ファインダーでのNDフィルターの雰囲気や、レンズ側手ブレ補正の威力というのも見てみたい。そういったところを総合的に判断して、7Dm2の可能性を検討してみたいと考えています。

 くれぐれも、7Dm2へのスイッチを前提にしたテストでは無いので、そのあたりは悪しからず。

Eマウント機・ボディ編

 実は、Aマウント機よりもやっかいなのはEマウント機です。なので、こちらはボディ編とレンズ編で整理をしたいと思います。

 現在私が持っているEマウント機は、

 ・α6300
 ・α6000
 ・NEX-5T

 の3台。いずれも、APS-Cマウントです。

Eマウント機のボディは3台体制が理想

 まずは、ボディが何台体制が理想なのかというところですが、いろいろ考えるのに、3台体制がいいですね。これは、望遠・標準・広角の3つというところです。実際、ほとんどの撮影は望遠と標準の2台体制でやることが多いのですが、たまに広角レンズとか魚眼レンズをサブサブで置いておきたい時があるんですよね。そういったときに3台目は心強いんです。

1台は、フルサイズ・α7系ボディ・縦位置グリップが欲しい

 これからのボディラインナップを考えた上で、私が求めているのは上の3つで、フルサイズ・α7系のボディに縦位置グリップというところ。フルサイズというのは、1つは高感度耐性というところと、もう1つは、サーキットのピットウォークでのレンズとの組み合わせ。70-200mmをAPS-C運用で使うには、ちょっと望遠すぎるんですよね。これをフルサイズと組み合わせるとちょうどいいなぁというのは、今年、つくづく感じているところです。

 そしてやはり、グリップ感ですよね。私自身、Aマウント機から入ってきたので、やはりEマウント機の不満点はそこなんです。かといって、あまりデカくなりすぎてもシンドイので、α7系ぐらいのボディサイズで十分。それに、ポートレート撮影用に縦位置グリップは欲しい。確かに、α6000/6300の縦位置グリップも出ていますし、私自身も使っていますが、やはりケーブルが外に出るというのがなんとも言えないですし、やはり剛性という面ではその差は大きいですよね。

素直に考えれば、α7Ⅲ(仮)が狙い目

 そういった意味では、現状のα7Ⅱでいいんじゃない?というのは私自身感じています。ただ、カメラ店でα7Ⅱを操作してみて感じるのは、全体的な動作のモッサリ感とシャッターフィーリングの悪さ、そして像面位相差AFエリアの範囲が狭いことです。なので、どうしても後継機のα7Ⅲ(仮)に期待がかかるわけです。現状から像面位相差AFエリアが広がるだけでも、たぶん買うと思います。理想は、裏面照射型センサーによって高感度にさらに強くなるというところです。

 α7Ⅱが登場して、まもなく2年が経過します。さらにキャッシュバックセールも始まり、いよいよこの時が近づいてきた感じは非常にします。

α6500はスルー!?

 必然とそうなってしまいますかね。正直、今回のα6500がα7系ボディで出てきていたら、買っていたかもしれません。確かに5軸手ブレ補正はあって損は無いけど、Eマウントレンズメインで運用することを考えたら、そこまで絶対に欲しくて欲しくて…という機能ではないですからね。

 ただ、1つだけ気にしているのは、Aマウントレンズの運用部分で、先に述べた連写時にAF追従をするかどうか。個人的には、連写Mid(秒間6コマ)でいいので追従させて欲しいです。これを搭載してくれたら、たぶん買ってしまいそうな気がします。

となると、3台体制ってどう構築するの?

 α7Ⅲを買うと仮定して、これからの体制を考えると、

 ・α6300  ⇒  α7Ⅲ(仮)
 ・α6000  ⇒  α6300
 ・NEX-5T ⇒  α6000

 って、事になります。NEX-5Tは今やほどんと出番が無い感じですが、中古下取り価格が\8,500なので、まあ予備予備予備機ぐらいに置いといてもいいでしょうね。

 ただ、これが万が一、α6500を買う方向性で考えると、

 ・α6300  ⇒  α6500  ⇒  α7Ⅲ(仮)
 ・α6000  ⇒  α6300  ⇒  α6500
 ・NEX-5T ⇒  α6000  ⇒  α6300

 って、感じになります。α6300がサブサブ機なんて、どれだけ贅沢なラインナップなんだ!って感じですよね。

Eマウント機・レンズ編

 実はまだHPにアップしていないレンズも結構あるんですよね。とりあえず、私が持っているレンズは、

【フルサイズ対応】
 [★★★★☆]・Sonnar T* FE 55mm F1.5 ZA
 [★★★★☆]・Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
 [★★★★★]・FE 70-200mm F4 G OSS
 [★★★☆☆]・FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
【APS-C専用】
 [★★★☆☆]・E 16mm F2.8 + ウルトラワイドコンバーター + フィッシュアイコンバーター
 [★★☆☆☆]・E 30mm Macro F3.5
 [★★★★☆]・E 10-18mm F4 OSS
 [★★★☆☆]・E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
 [★★☆☆☆]・E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE
 [★★★★★]・Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS

 ということで、気付けば10本も揃っています。実は何気にフルサイズの小三元を2本持っちゃってます。なので、実は、今すぐα7Ⅱを購入しても困らないような感じにはなっています。

①18-200mm高倍率⇒18-105mm F4 PZにチェンジ?

 私が持っているレンズで、現状、どうなのかなぁと思っているのは、18-200mmの高倍率ズーム。元々、どんなもんかなぁと思いながら買ったのですが、やはりOEM品というのもあるのか、質感が他のレンズと比べて明らかに悪く、しかも、ファストハイブリッドAFが登場する前に出た比較的古いレンズなので、AFに微振動のようなものが起きて、撮影をするのにあまりいい感じはしません(写真撮影時にはその影響はないのですが…)。といいつつ、Eマウント機という小さいボディに出来るだけコンパクトな高倍率ズームを…となると、これしか選択肢が無いんです。

 個人的には、早く新型の高倍率ズームが純正もしくは、SIGMAやTAMRONといったサードパーティーから出してくれないかなぁと思っています。通常のAPS-Cのように、300mmは要らないので、18-200mmもしくは広角を広げて16-150mmでもいいのでぜひ出して欲しいです。18-105mm PZでもいいかなぁと思っていますが、16-70mm F4との区別が付きにくいというのもあるんです。ただ、実際、16-70mmではグリッドウォークなんかでは、もうちょっと望遠が欲しいと思うことも多いし、何気にパワーズームって重宝するし、そもそも評判も悪くないんですよね。

 18-200mmの下取りが\40,000、18-105mmの新品が\53,800。これに下取り加算なんかがあれば、1万円追加でチェンジ出来るな!。これはいいかも…。

②70-300mmは必要か?

 これ、買ったときから思っていることなんですよね。元々、Aマウントの70-300mmも持っていましたが、サーキット用と買っていたレンズでしたからね。先にも述べたとおり、今のところ、Eマウント機でマシンを狙おうという気持ちは正直ありません。まあ、あったとしても、300mmではなかなかね。

 そう考えると、ますます70-300mm要らないんじゃ無いの?って自分でも思うわけです。それこそ、後で出てくるナナニッパレンズにテレコン付ければ、それでいいんじゃないの?とも。何せ、70-300mmって下取りが\96,000ですから。結構バカになりません。

 ただ、70-300mmのいいところって、テレマクロが使える所なんですよね。最近は紅葉を撮りに行ってないですが、紅葉とかを撮るのに、70-300mmで撮るのが結構楽しいんです。確かにナナニッパでも出来るかもしれないけど、思いレンズを上に向けるとか、なかなかツラいもんな。そう思うと、何だかんだ言っておきながら、手放しにくさがありますね

まさかのα6500発表(2016.10.08)

 今年3月にEマウントのAPS-Cフラッグシップ機α6300がリリースされて、まだ半年だというのに、後継機のα6500が登場してしまいました。噂サイトで「出るんじゃないの?」と言われて、1日で発表されるというスピード発表。正直、「いやいや、半年で後継機が出るなんて…」という否定的な意見が多い中、海外発表がされました。

 正直、まだ海外サイトの情報だけで、正式にSONYからアナウンスされていないので、細かい仕様のアップデートがあるのかもしれませんが、α6300からの進化した点とすれば、

・ボディ内5軸手振れ補正
・タッチスクリーン
・強力になったバッファ

 の3つではないでしょうか。

進化点①:ボディ内5軸手振れ補正

 これは、正直、α6300登場時でも結構強く熱望されていた機能。単純に今までのレンズの手振れ補正が強力になるという側面がありますが、それ以上に、

 ①Eマウントレンズで手振れ補正がないものが手振れ補正が効くようになる
 ②Aマウントレンズで手振れ補正が効くようになる
 ③CanonマウントレンズがMC-11経由で手振れ補正が効くようになる

 という3つの効果が出てくる。

 ①については、手持ちのレンズから考えれば、

 ・FE 50mm F1.8
 ・E 30mm Macro
 ・E 16mm F2.8 + コンバーター

 が手振れ補正が効くようになる。特に、FE 55mm F1.8が手振れ補正効くのは嬉しいですね。マクロもブレやすいので効果は大きいですよね。のちのち、50mm Macroや90mm Macroもありますから、それらがAPS-Cサイズで使えるという意味では意義がありますよね。

 そして②。基本的には一番恩恵が大きいのがここ。α6300で、LA-EA3を使って、像面位相差AFでAマウントレンズが普通に使えるようになったのはいいのですが、Aマウントレンズはボディ内手振れ補正を基本に考えられているので、レンズ内手振れ補正が無く、α6300では手振れ補正なしになるので、「結局、使えないよ…」って話だったんですよね。それが、ボディ内手振れ補正が搭載されたことで、Aマウントレンズが本格的に使えますよ!ってことになります。むしろ、5軸なので、Aマウント機で使うよりも、手振れ補正は強力になります。なので、私の手持ちのレンズでいえば、

 ・16-50mm F2.8
 ・18-35mm F1.8
 ・70-200mm F2.8

 が使えるようになります。標準のF2.8が使えるというのもいいですし、神レンズも使える。そして何より、ナナニッパが使えるというのはありがたいです。標準ズームは、ギリギリ手振れ補正なしでもいけるかもしれませんが、望遠はさすがに手振れ補正なしは無茶ですからね。こうなると、Eマウントのナナニッパの購買意欲がちょっと落ち着きますね。

 さらに③。②の延長みたいな感じですが、MC-11のマウントコンバーターを使うことで、あれこれ可能性が出てきます。

 ・SIGMA 50-100mm F1.8
 ・SIGMA 単焦点Artレンズ
 ・SIGMA 150-600mm

 特に、50-100mm F1.8ってのは、魅力がありますよね。それぞれの単焦点を揃えるのもいいけど、ピットウォークなんかでは、50-100mmって重宝するはず。しかも、このレンズって、APS-C用なのでフルサイズ運用するとクロップ必須になるからなぁ点と思っていたので、APS-C機で5軸手ブレ補正が搭載されたという意義は何気に大きいです。

でも、結局はAマウントレンズの連射時のAF追従が問題

 確かに、ボディ内手ブレ補正が搭載されることで、AマウントレンズやCanonマウントのレンズの可能性が出るわけですが、実際、こういったレンズを使いたいのって、望遠側で、望遠側でわざわざこういうレンズを使いたいのは、連写でAF追従させたいんですよね。なのですが、α6300をLA-EA3で使った場合に、1枚撮りならいいのですが、連写をするとAF追従をしないんです。こうなると、「じゃあ、Aマウントレンズを使いたくないな」って思っちゃうんですよね。

 逆に言えば、特に私のようにサーキットでの撮影をしていると、流し撮り時は手ブレ補正はオフにしているわけで、それよりも連写時のAF追従の方が問題なわけです。現状、国内公式発表がされていないので、よく分からないのですが、この点の進化状況が1つカギを握ることになりそうです。

 さらに、ナナニッパレンズを使うと、ポートレート撮影やピットウォークなんかで使いたくなるけど、AF-Cで瞳AF使えないんだよね。だから、そういう運用面で実は細かいところがダメなんですよね。

進化点②:タッチスクリーン

 正直、私は今まで手にしたカメラで、タッチスクリーン搭載だったのは、NEX-5Tだけ。ですが、タッチスクリーンを使ったことはこれまでないというのが正直なところです。なので、その必要性をあまり感じていません。確かに、たまに動画を撮影しているときに、ピントを合わせる場所を調整したいときに、タッチスクリーンだったら…と思うこともありますが、静止画撮影がメインの私にはそれほど欲しいと思わない。だから、実際にタッチスクリーンが搭載されたからといって、実際は使わないのではないかなぁと正直思います

進化点③:バッファの強化

 あまり知られていないですが、個人的な感覚からすれば、α6000からα6300になったときに、多少はバッファが強化された感覚があります。α6500ではさらに強化されたということで、これならモータースポーツなんかを撮影していてもストレスは無いだろうなぁと察します。

 ただ、これも私にとってはα6300レベルで概ね満足しているので、それほど切迫した思いはないです。もちろん、バッファに余裕があるということはありがたいことなので、安心には繋がりますからね。

不満点:これまでと同じボディ、裏面照射非搭載、縦位置グリップなし

 私が考える不満点は次の3つです。

 ①フラッグシップ機とはいえ、α6000系のボディ(α7系の光軸上のEVFじゃなく、一眼ライクでもない)
 ②裏面照射型センサーではない
 ③フラッグシップ機なのに、縦位置グリップの設定が無い

 世間的な受け止め方はどうやら私と同じようで、不満点はこの3つのようです。

 つまり、世間的にはα6300の後継機よりも、α7000(仮)という本気のAPS-Cフラッグシップ機を望んでいたということですよね。α6300で不満だったのは、手ブレ補正もあったけど、やはり撮影時のホールディングと4K撮影時の熱暴走のところで、それらを解決するために、α7的なボディでホールディングも良くなるし、縦位置グリップも設定して、熱対策も取れて…というカメラを期待していたのでしょう。

 私も、その1人でした。動画撮影の頻度は割と少ないので、熱暴走についてはそれほど思っていなかったのですが、やはりホールディングや縦位置グリップの設定は確保してほしいところですからね。それで、α7Ⅱやα7Ⅲというのもちらついてくるけど、あちらはあちらで連写性能が悪いし、何よりフルサイズになってしまうというのが画角的にもレンズ的にも難点になってしまいますから。

 あと、センサーが裏面照射型にならなかったというのも残念なところ。まだ、震災の影響からようやく脱却しつつあるところなので、センサー面であまり強化する余裕が無いという側面はあるかもしれませんが、実はソニーのカメララインナップで、裏面照射型が搭載されていないのは、このAPS-Cサイズだけなんですよね。α7S/SⅡ(低画素・非裏面照射型)とα7RⅡ(高画素・裏面照射型)の高感度耐性が同等レベルという状況からも分かるとおり、裏面照射型の恩恵は大きいですからね。

チラつく、α7000(仮)の影

 おそらく、今のソニーさんの戦略からすれば、α6500よりももうちょっと上を望む方は、α7Ⅱ系にステップアップして下さい!というスタンスなんだと思います。もちろん、それはそれであながち間違ってはないと思いますし。ただ、一時期のAPS-Cサイズ不要論が叫ばれた状況から、7Dm2やD500が登場して爆発的に売れていることを考えると、やはりAPS-Cサイズのフラッグシップって大事なんですよね。レンズ資産とかもありますが、やはりフルサイズに対して1.5倍クロップになるというのが、スポーツ系や動物系の人にとっては意義深いところなんですよね。だからこそ、α6000やα6300のAF性能・連写性能が評価され、重宝されている訳なので、やはりその上のホールド性を良くし、裏面照射型にも対応したα7000(仮)がのちのち登場するのではないか、というのは容易に想像つきます。場合によっては、α77Ⅲとの同時発表もありえるかもしれません。

そして、のちのち登場するであろうα7Ⅲ(仮)

 私としては、先のようなα7000を期待したい一方で、現実的に可能性が高いのは、α7Ⅲの登場だと考えています。現在、販売されているα7Ⅱが登場して間もなく2年が経過するということで、次に登場するのは、α7ⅢかEマウントフラッグシップのα9(仮)と言われています。

 素直に考えて、α7Ⅲに噂される進化点は、

 ・AFポイントの増加とエリアの拡大
 ・上手くいけば4D Focus対応?
 ・裏面照射型センサー
 ・4K録画対応

 ってところでしょうか。個人的には、4Kはどうでもいいのですが、裏面照射型によって高感度に強くなりつつ、AFエリアがそこそこ広がって、AF自体も早くなれば、もうα7Ⅲで十分なんですよね。私がα7Ⅱの購入に踏み切れないのは、

 ・像面位相差AFの数の少なさとエリアの狭さ
 ・シャッターフィーリングの悪さ(シャッタータイムラグが大きい感じがする)

 という、その2点なんですよね。連写速度5コマ/秒というのももうちょっと欲しいですが、たぶんこのカメラで動きものをガッツリ撮ることはないので、6コマ/秒ぐらいに進化していれば、もうそれで十分です。

 たぶん、値段的にはα6500が登場したことで、ボディだけで20万円ぐらいにはなるんでしょうね。いや、でも、上の不満を解消してくれたら、ホントで買うかもね。

で、結局どうするんですか?

 要は、問題なのはここです。買うんですか?買わないんですか?。

 正直、今の情報だけだと、私にとってのメリットは、ボディ内5軸手ブレ補正の部分ぐらい。これで、Aマウントレンズのナナニッパや18-35mm F1.8、16-50mm F2.8が使えるようになるわけで、その意義は大きい。Eマウントのナナニッパを買おうかとも考えていましたが、30万円近いし、今はまだまだ品不足状態。それに、SIGMAが今後、Eマウントレンズを拡充してくるという情報もあり、そちらかF2.8通しのレンズが出てくる可能性は十分にあると思います。それらを待つという意味でも、今回はα6500+LA-EA3+70-200mm F2.8でしばらく乗り切るというのは悪くないかもしれません。

 あと、違った見方で話すと、α6300を購入したことで、α6300とα6000の2台持ちでの撮影というのも増えてきたのですが、正直この2機種の性能差が大きすぎるので、α6000を使いたい!という気持ちが正直薄れています。水準器もないし、EVFの性能が悪いので、撮影していても細かいところが見えづらく、なんか撮る気になれない。だから、「α6300の2台持ちにするか?」とも考えたぐらいで、それを考えれば、α6000を中古で売ってしまい(3万円ちょっとにはなりそう)、α6500とα6300の2台持ちってのも悪くないかと。

 う~ん、基本的には来春までは様子見ですかね。

 やっぱり、今のところ、α6500よりも、α7Ⅲ(仮)の方が欲しいんですよね。やっぱり、ボディ感で大事だし。

(補足)最近の国内発表の事例

 最近、海外発表で先行して発表するスタイルのSONYですが、ここ最近の機種の国内発表のタイミングを調べてみました。

【α99Ⅱ】<海外発表>2016/9/20 ⇒ <国内発表>2016/9/28(8日後)
【α6300】<海外発表>2016/2/3 ⇒ <国内発表>2016/2/19(16日後)
【α7SⅡ】<海外発表>2016/9/11 ⇒ <国内発表>2015/9/18(7日後)
【α7RⅡ】<海外発表>2016/6/11 ⇒ <国内発表>2015/6/26(15日後)

 これを見ると、大体1週間~2週間後ぐらいには国内発表はしているようですね。となると、早くて来週後半、遅くても今月中には何かしらの発表があるのかな?。

α99Ⅱ発表!!(2016.09.22)

 いやあ、正直、まさかまさかでしたね。

久々に興奮したプレスカンファレンス

 実は、9/19(月)夜。この日は、翌日から開催されるフォトキナに合わせて各社が発表会を行っていました。ただ、発表会に対しては、SONYはここ近年はフォトキナやCP+といった大きなイベントでの発表を避ける傾向があり、今回もそうなるだろうと言われていました。また、各社の新機種の情報が噂サイトにアップされてくる中で、SONYは恐ろしいほど情報が一切リークされていませんでした。

 そんな状況の中での発表会。なので、あまり期待はしていませんでしたが、それでも気になる…。ただ、オリンパス以外は各社とも生配信を予定していない状態(結果的には、Nikonは配信していましたが…)で、どうやってカンファレンスの内容を確保しようか…と思っていました。

 そうしたら、Facebookの生配信機能でSONYのカンファレンスを中継する記者があるという情報から、その生配信を食い入るように見ていました。

 この動画では、冒頭部分が大分飛ばされていますが、カメラ市場が縮小する中で、SONYのレンズ交換式の売上げは伸びてるよ、そして、SONYとしてのαが10th Anniversaryになるよ、という話が…。

 この時点で、

 「自分で10周年と言いながら、大型発表が何も無いなんてないだろう…」

 と予感が働き始めます。そうすると、大型ビジョンに”New α”の文字が…

 「これは、絶対新機種出るわ!」

 そう確信に変わりました。でも、正直、この時点ではα9なのだろうと思っていました。

 そして、映像が進み、「The next decade starts here」の文字の後に映し出されたのは…

 「うおぉー!、α99Ⅱだよ!\(◎o◎)/!」

 正直、出たとしてもひっそりの発表だろうと思っていたので、ここでいきなり投下してきたのには驚きでした。

α99Ⅱのスペック

 とりあえず、現時点で分かっているスペックを簡単にまとめて見ました。

α99Ⅱ α99 α77Ⅱ α7RⅡ
センサー フルサイズ フルサイズ APS-C フルサイズ
画素数 4,240万画素
(裏面照射型)
2,430万画素 2,430万画素 4,240万画素
(裏面照射型)
AF
ポイント
79点位相差AF
(15点クロス)
19点位相差AF
(11点クロス)
79点位相差AF
(15点クロス)
-
399点
像面位相差AF
102点
像面位相差AF
- 399点
像面位相差AF
AF輝度 -4 -1 -2 -2
連写 12枚/秒 10枚/秒 12枚/秒 5枚/秒
手ブレ補正 5軸手ブレ補正 ボディ内
手ブレ補正
ボディ内
手ブレ補正
5軸手ブレ補正
EVF 0.5型
236万ドット
0.78倍
0.5型
236万ドット
0.71倍
0.5型
236万ドット
0.71倍
0.5型
236万ドット
0.78倍
ISO 102,400 51,200 51,200 102,400
液晶 3型
3軸チルト液晶
3型
3軸チルト液晶
3型
3軸チルト液晶
3型
チルト液晶
動画 4K 30p FullHD 60p FullHD 60p 4K 30p
重量 849g 812g 647g 625g

 やっぱり、こうやってスペックをザッと見てみると、α77Ⅱのセンサー部分をα7RⅡ並に揃えましたという感じが正しいように思います。

注目点①AF性能

 やはり一番気になるのは、AF性能ではないでしょうか。特に、79点の位相差AFの部分はいいのですが、399点の像面位相差AFの部分が、どれぐらいのAF速度として駆動するのかが気になるところです。もし、像面位相差AFでも十分のAF追従が出来るようなら、Eマウント機でのAF性能の向上が期待できますし、場合によっては、Aマウント機のミラーレス化というのも現実味が出てくる可能性はありますよね。

注目点②高感度耐性

 あと、やはりフルサイズ機となれば、高感度耐性は否応にも期待する性能です。ただ、α99Ⅱにα7RⅡ同等センサーが搭載されたとはいえ、あくまでTLMは搭載されているので、それで2割ぐらいは高感度性能が低下すると考えると、DxOの評価値で考えれば、α7R同等ぐらい、α99から1段弱ぐらいと考えられます。

α99Ⅱを買うことはあるのか?

 普通に考えれば、たぶん無いと思います。

 正直、昨年の段階で、AマウントからEマウントにシフトしてきた状況で、しかもレンズもAマウントは現状で手持ちで5本のみ。しかも、そのうちフルサイズ対応は、70-200mm F2.8と70-400mm G、150-600mmの望遠ズーム3本だけで、16-50mm F2.8と18-35mm F1.8はAPS-C用ですからね。α99Ⅱ用に今からAマウントレンズを買うのも何だし…。

 そもそも、私が現状Aマウントに求めていることは、サーキットでの撮影性能のみ。となれば、AFエリアとAF性能ぐらいになり、α77Ⅱからα99Ⅱに乗り換えて劇的にAF性能が変われば別ですが、位相差AFは同じなので、像面位相差AFの部分でどれだけポテンシャルが上がっているのか…という所でしょうか。

レンタルで使ってみる可能性はありそう

 といいながら、個人的にちょっと期待をしているのは、しゃんしゃん祭りの時のレンタル。今年の経験から、α7SⅡでは全然無理なのは分かったし、α7RⅡでもいいけど、コイツもAF的にどうか微妙なところ。α99Ⅱであれば、AFは間違いないだろうし、高感度もたぶん大丈夫だろう。ナナニッパレンズもあるし、もうちょっと望遠が欲しいと思っても、画素数はたっぷりあるから、トリミングしても問題ないからね。

花火大会カレンダー2016(2016.06.11)

 6月に入り、いよいよ今年も花火大会シーズンになりました。まずは、カレンダーをチェックせねば…

鳥取県 兵庫県 岡山県 島根県 その他
7/16(土) 浜坂?(3,500)
7/23(土) 若桜(1,400) 香住(2,500)
芦屋(6,000)
7/24(日) 淡路(5,500)
7/30(土) 岩美(2,500) たけの(-)
姫路(4,000)
松江水郷祭
(10,000)
8/1(月) PL(-)
8/6(土) 神戸(10,000)
たつの(2,000)
淀川(-)
8/7(日) 米子(6,000) 加古川(5,000) 津山(5,000)
8/8(月) びわ湖(10,000)
8/13(土)
8/15(月) 鳥取(5,000) 福山(16,000)
8/20(土) 猪名川(4,000) 三次(10,000)
8/27(土)

 とりあえず、香住は必須ですな。打ち上げの数は、それほど多くないのですが、その数字以上に迫力満点です。山陰人でも知らない人が多い一度必見の花火大会です。あとは、今年から1日にまとめて打ち上げることになった松江水郷祭。香住もそうですが、やはり、川よりも海の方が迫力あるんですよね。

 もういっちょ、神戸のリベンジをするかどうか…。ただ、ここは基本的に一部のエリアを除いて三脚の使用を制限しているので非常に厄介です。こちらのブログでも昨年の様子を紹介されていますが、なかなか厄介。

今欲しいもの(2016.04.30)

α7Ⅱ

 今月初めのSUPER GTのあたりから再熱しているα7Ⅱ。

 実は、先日、大阪に行った際に、梅田のヨドバシでα7Ⅱの実機を触った。鳥取では、α7を置いている店はあるけれども、α7Ⅱはカメラのキタムラのショーケースの中に置いてあるくらいで、気軽に実機が触れる店はない。ただ、最近、ちょっと気になっていたので、大阪で触ってみたのである。

 個人的には、結構期待を大きくして操作してみたのだが、率直な感想としては、良くも悪くもα7の後継機という印象。悪い方で言えば、α7のヌルッと感がいまだに拭えておらず、その中でもシャッターのフィーリングがイマイチ悪い。実は、この大阪を訪れる直前に、α6300で1時間半ほど撮影をしていたので、余計にそれを感じたのかもしれない。私が悪いと感じたのは、1つはシャッターボタンの感触。それこそ、「ヌルッとした感じ」というのがドンピシャで、半押しの感触も分かりずらい。さらに、シャッターを押し切った状態での、レリーズタイムラグが結構大きい(実際、どれぐらいあるのか分からないが、撮る人のフィーリングとしては大きい気がする)。実はこのあたりは、α7でも感じていたこと。α6300が気持ちいいぐらいバシバシ使えるのに、これはいただけない。

 そして、シャッター音もイマイチ。電子先幕シャッターの関係かなぁと思い、入・切をしてみたけども、あんまり変わらない。

 5軸手振れ補正もあるし、グリップ感もいいし、EVFもいいので、この点がすごい不満点。実際的に写真を撮るときには、影響しない部分かもしれないけれど、撮っていて気持ちいかどうかって結構大事なんだよな。まぁ、α77Ⅱの時も、初めはシャッターの感触に違和感があったけど、今は慣れてしまったので、そんなもんと思えば慣れるのかもしれませんが、ちょっとα7Ⅱが私の中では、「ちょっと待った!」になりました。

 本当は、レンタルで借りた上で、実際に持って出てフィーリングをつかみたいけど、α7Sやα7RⅡなんかは高いけどレンタルできるところがちょこちょこあるけど、α7Ⅱって不思議とない。また、α7Ⅲがそろそろ出るんじゃないか?という噂もある。もし、α7Ⅲが出るとすれば、AF測距点のエリア拡大、裏面照射型センサー搭載による高感度耐性アップが期待できる。そう思うと手を出すのって得策じゃ無いかもしれない。一方で、α7系は中古の買取り価格が高いのもの事実で、α7で6.2万、α7Ⅱで10.4万。α7Ⅲがもし出れば、多少は下がるだろうけど、それでも8万ぐらいはするとしたら、実質7万円で買える事になる。そしたら、レンタルは無いんだけど、4回レンタルすれば元が取れるぐらいの感じ。それなら買っちゃえば?って気もするよね。

TAMRON 150-600mm F5-6.3 Di USD

 これは、今年の3月にレンタルで試してみた超望遠ズームレンズ。現状、私が持っているレンズは、400mmが最望遠ですが、これはその1.5倍の600mmということで、結構な望遠が効くレンズです。

 発売からそこそこ経過したレンズなので、大分値段としては落ち着いてきていて、だいたい9万円前後です。SIGMAからも同じように150-600mmのレンズが発売されていますが、あっちはソニーマウントが発売されていないので、Aマウントユーザーはこちらしか選択肢がありません。

 実際にレンタルで使用していた時には、「岡山国際サーキットで撮影する分には、600mmも要らないかなぁ」と思っていましたが、意外と写真を見返したりしてみると、それなりに意味はありそう。しかも、SUPER GTでの使用だったので、スーパーフォーミュラや2輪になってくれば、あるに越したことは無い。さらに、鈴鹿サーキットになると、その意味はさらに大きくなりそう。

 そう考えると、「買ってもいいかなぁ」と思ってしまいます。

 ただ、実はタムロンには、年内に超望遠ズームが発表されるという噂があるんです。一部には、同じ150-600mmで流し撮り対応の手ブレ補正が搭載されるのでは?という噂もありますが、そもそもソニーマウントは手ブレ補正無いから関係ないんだけどなぁ…。でも、もうちょっと様子を見てもいいかも。。

 あと、このレンズを買ってしまうと、今持っている70-400mmの出番がなくなっちゃう気がするんだよな。それって、スゴいもったいないよな…。ただ、コイツを下取りに出すのもさらに気が引ける…。α7Ⅱとか買ったらLA-EA3で使える訳だし…(もちろん、150-600mmも使えるのですが…)。そこがちょっと引っかかるところかな。

SGT岡山戦で感じたカメラ事情(2016.04.29)

できるだけ荷物は軽い方がいい

 やっぱり、つくづくそう思いました。単純にマシンを撮るだけなら、下手したら荷物らしい荷物はそんなにないのですが、お姉様方とマシンと両方となると、70-400mmと70-200mm F2.8の2本に加え、外付けフラッシュと縦位置グリップとなると相当な重量です。しかも、広角側をRX100m3で、と割り切れたらいいですが、これにα6300を持っていこうものなら、相当な重量感です。

 しかも、マシンを撮影するときは、たいてい、足元にバッグを置いといて撮影というのができますが、PWやGWはバッグを背負った状態。そうなると、どうしても肩にも負担が来ます。

 これでも、以前と比べると、だいぶん荷物が減ったのですが、まだまだなんですかね…。

グリッドウォークのレンズ選びに悩む

 これ、未だに答えが見いだせていません。

 というか、普通はグリッドウォークといえば、標準ズームで撮るのが普通だと思うのですが、SGTのように、こうも人が多いと、標準ズームでやや下目からマシンもチラッと入れながらというのはかなり難しい。こういう激戦のときこそ、あえて望遠気味の方が助かるんです。ということもあったりして、昨年のスーパーバイクの時は、開き直って70-200mmで狙ったんですよね。岡山のグリッドはちょうど昼だと逆光ぎみになるので、いい感じに撮れるし。

 で、今回も70-200mm F2.8+α77Ⅱで挑みました。結果としては、もうちょっとワイド側が欲しかった。寄ったアングルでは、70mm(35mm換算105mm)では望遠すぎる場面もあったんですよね。

いっそのこと、高倍率ズームという作戦

 そんなこともあって、今更ながら「高倍率ズームを使えばいいんじゃないか?」と思い始めています。APS-Cサイズで考えるなら、Aマウントならタムロンの16-300mm、Eマウントなら純正の18-200mmが視野に入ります。ただ、16-300mmは広角から望遠までいいけど、正直、今更感があるのは否めない。また、18-200mmは持っておきたい気はするけど、そろそろリニューアルしないのかな?という期待もある。

 あとは、将来性を見据えて、FEマウントの純正24-240mmというのも悪くないかもしれません。ちなみに、コイツをAPS-Cで使った場合、36-360mm。普通に見れば、ワイド側が36mmというのは狭い気がするかもしれないけど、PWやGWでの使用と絞るならば、意外と問題にならなさそう。むしろ、望遠側はこんなにはいらない。それなら、あえてSIGMAの24-105mmなんてのもいいけど、これだももうちょっと足らない。私の理想としては、APS-Cで18-125mm(35mm換算27-187.5mm)ぐらいかな。

 ってことは、SELP18105Gも選択肢に入る。けど、105mm(35mm換算157.5mm)は思いのほか役不足かも…。それに、今持っている16-70mmとの差別化もちょっと厳しい。

 そういった意味では、あえてレンズはそのままで、ボディをフルサイズにするというのも悪くないかも。現状、ナナニッパレンズを使うと、35mm換算105-300mmになってしまうけど、フルサイズなら70-200mmのままで使える。なので、α7Ⅱを買えば、持ているFE 70-200mm F4で行けるんじゃないか?。荷物も小さくなるし、α7Ⅱなら縦位置グリップもある。それでもダメなら、24-240mmを手にするのも悪くないかも。

70-300mmっている?

 先日発表された、フルサイズ対応のEマウントレンズSEL70300G。以前は、「出たら欲しいなぁ」と思っていたけど、正直、必要性を感じないんだよな。まず、サーキットではたぶん使わない。α6300との組み合わせでα77Ⅱ並みのAFだったとしても、使い勝手が良くない。なので、現時点ではα77Ⅱを差し置いて、α6300+SEL70300Gでサーキットで撮影することはまずないかと。

 それ以外の場面となると、既にSEL70200Gを持っているので、必要性を感じない。唯一、SEL70200Gは最大撮影倍率が良くなく、テレマクロに弱いというのが気になるけど、まあ、あれでいいかな。

こんなにαユーザーっていたっけ?

 これ、本当に驚きのレベルです。もちろん、今までもいなかったわけではありません。ただ、いたとしても、α77Ⅱとかα55とかα65とか、Aマウント系でした。それが、α6000がゾロゾロいただけではなく、α7Ⅱ系(系といいながら、たぶんRⅡやSⅡではないと思いますが…)を持っている人がゴロゴロいました。もちろん、マシンを狙う方ではなく、お姉様方を撮る方です。正直、レンズまできちんと見ていませんでしたが、ちょっと驚きでした。

次なるねらい目は70-300mmでも150-600mmでもなく、α7Ⅱ!?

 これ、若干冗談のようで、半分マジで考えています。

 最近、悩ましく考えているのが、PWやGWでのカメラ機材。これまで、α77Ⅱに縦位置グリップと外付けフラッシュを用意した状態で、70-200mm F2.8の組み合わせを基本とし、GWでは16-50mmなんかも使ってきました。

 ただ、やはりナナニッパレンズは重い。最近のサーキット撮影は、70-400mmで撮影しているので、それで撮影してもいいのかもしれないけど、やっぱりある程度背景をボカしつつ、クッキリ撮ろうと思ったら、ナナニッパレンズでF4ぐらいで撮影するのがベター。それに、縦位置グリップを付けたとしても、70-400mmはフロントヘビーになって、取り回しは厳しそう。さらに、軽量化を考えて、α6300で狙うことも可能かもしれないが、縦位置グリップが無い分、それはそれでホールド性が良くない。

 これらを総合的に考えた場合に、今、可能性が出てきているのがα7Ⅱ。

 α7Ⅱだと、それ自体のグリップ性は良いし、何より縦位置グリップもあるので、使い勝手が良い。現状、フルサイズ対応のEマウントレンズは、手持ちだと70-200mm F4しかないけど、これが使えたらおそらく十分。むしろ、今まで、ナナニッパをAPS-Cで35mm換算105-300mmの画角で使っていて、「テレ側はそんなに要らないが、もう少しワイド側が欲しい」という状況だったので、70-200mm F4をフルサイズで使うという選択肢は悪くないかもしれない。

地震対策を見つめなおす(2016.04.17)

 連日報道されている熊本地震の被害。かなりの規模の家屋の倒壊、あちこちで発生している土砂崩れ、交通インフラの混乱など、まだまだ大変な状況だとは思いますが、1日も早い復興を祈るばかりです。

 さて、こんなときだからこそ、見つめなおしたいのは自分の地震対策。こんなときじゃないとなかなか考えないですからね。

 鳥取県東部に住んでいる私ですが、私が今まで経験した中で一番大きかった地震は阪神大震災、そして鳥取県西部地震。阪神大震災の時は、小学校の高学年でしたが、目覚める直前の時間帯ですが、あまりの揺れに飛び起きて買って間もなかったコンポを押さえるのに必死だったのを記憶をしています。そして、西部地震の時は、日中で高校で授業中でした。ただ、いずれも震度4ぐらいだったと思います。

 実は、この小学校の高学年の頃から高校の頃というのは、小さいながらもちょくちょく地震が発生していました。なので、少なからず地震というものを考えることがあったのですが、不思議とここ10年ぐらいは気にするような大きな地震が起きていません

 そんなこともあり、自分の部屋だけ考えても、あまり地震の対策って取っていません。

カメラ関係

 最近の私は、やはりカメラ関連が多いです。これだけでも数十万円分はありますからね。

 通常、防湿庫を使っていますが、防湿庫の地震対策ってどうするのかね?。普通に考えれば、倒伏防止と扉が勝手に開いてしまうのを防げばいいのかな?。あとは何より、防湿庫に本棚が倒れないようにってのも大事だろうな。

PC関係

 これがちょっと微妙。実は、昨年末あたりから、デスクトップPCを机の上に置いているんですよね。正直、地震が来たら危ないかもな。まぁ、一様横は壁なので、机の上から落ちてしまうということは無いかもしれないけど、机の上で倒れてしまうってのはありえそう。耐振マットを挟むだけでも違うのかな?。実は持っているんだけど使ってないよ…。

   

バックアップ体制

 このあたりが、実は東日本大震災以降言われているところですよね。

 要は、PCとは別に外付けHDDとかにバックアップを取っていたとしても、自宅が火災とか津波とか土砂崩れとか倒壊とかしたら、全然関係ないですからね。それで注目を集めているのが、クラウドサービスなんですよね。

 といいつつも、やはりクラウドに全部預けるというのは結構ためらうんですよね。どうでもいいデータならいいけど、あまりプライベートなデータだとなおさら。それに、写真データをクラウド管理してもいいけど、容量多いものをクラウドにアップロードしようとすると、それだけで回線を食うから、その間、YouTube見るのがもたつくとか、なかなかめんどくさいんですよね。まぁ、夜とか日中仕事に行っている最中にしておけばいいんだろうけど。

 といいながらも、現在、私が使っているのはOneDrive、Googleドライブ、Amazonプライムフォトの3つ。まだどれも無料で使っているけど、この中でAmazonは画像ファイルなら無制限。ただ、自分の写真を全部あげる勇気はないので、今のところ仕事用の写真だけをアップして様子を見ています。Amazonは確かに画像ファイルなら容量無制限でいいのかもしれないけど、送受信のアプリが自動同期ではないので、めんどくさいです。

 その点、OneDriveやGoogleドライブは、アプリを入れたら、自分のドライブと同じように使えて、自動で同期されるので、あまり気にせずに使うことができます。以前は、Googleドライブを使っていましたが、最近はほとんどOneDriveですね。無料なら5GB使えますが、単純に自分のデータだけならこれでも十分そうな感じはします。ただ、のちのち写真ファイルとかの管理も考えたら、Office 365 Personalを契約してもいいかなぁと思っています。1TBで1,274円/月必要ですが、これで最新のOfficeも使えるので悪くないと思うんですよね。そしたら、家でも仕事場でも同じファイルを気にせず使えるし、もしLTE搭載のVAIO S11買ったらなおさらですし。

SUPER GT開幕戦の計画を練る(2016.04.03)

 ヤバいな。このBoyakiコーナーですら、カメラネタで侵されつつある…マズイですわ。

 そういいながらのこのネタ。いよいよSUPER GT開幕戦の岡山ラウンドが1週間後に迫り、タイムテーブルも発表され、ボチボチどうしようかと考えねばなりません。

今回のコンセプト

 今年は、ファン感に2日間とも参加したので、とりあえずマシンの撮影はいろいろ出来たので、やっぱりシーズン開幕ということで、お姉様方は押さえたいところ。

 なので、実は今年もSUPER GTのサポーターズクラブを継続してゲストパスをGETしております。

 つまり、ピットウォークはもちろんのこと、グリッドウォークに参加出来ます!。去年の鈴鹿の経験上、全チームを回るのは不可能なので、ピックアップにはなるけど、天気も良さそうなのでいい感じで撮れそう。

 もちろん、ピットウォークは参加必須で、あとはチームスポンサーステージってところかな。基本的には1日目のスポンサーステージは全部押さえといて、2日目は1日目の様子を見てというところでしょうか。

 なので、マシンを狙うのは、1日目のフリー走行と2日目の決勝ぐらいになるかな。

1日目

 基本的には、サーキットのスケジュールは同じです。ただ、頭が痛いのがステージスケジュールの方で、昨年は9時前からサーキットクイーン、パートナースポンサーをして、1時間半経過してからチームスポンサーでしたが、今年は10時からサーキットクイーン、ミスユニバースをして、15分空けてチームスポンサー。

 去年は30分前ぐらいに到着してこんな感じでした。ただ、今年はもう少し早く行かないとマズいかなぁ。

 そうなると、公式練習の撮影は、あんまり遠いところは得策ではなさそう。無難に考えれば、1コーナーか最終コーナーで、10時前には切り上げて、ステージにっていうイメージなのか…。

 チームスポンサーステージ後は、ピットウォークの列に並びつつお昼のおにぎりか何かをつまむかな(去年はまともに昼食べてないし…(ToT))。

 去年もギャルオン終わりで1時間前に並んでもこの状態でスゴい人だったからな…。で、ピットウォーク終わりでチームスポンサーステージ②に行って、終わり次第、予選をどこかで撮るって感じかな。去年は、ステージ後は最終コーナーで撮っていたっけな。あそこなら、たぶんそんな人いないだろうし…。

2日目

 2日目も基本的にはサーキットのスケジュールは、去年と同じで、ピットウォーク前に10分間セレモニーがある関係で、全体的に10分ずつズレているだけ。

 2日目は、チームスポンサーステージは1回のみ。しかも、朝のフリー走行と同じ時間。なので、どっちかしか狙えません。1日目の感触が良くて、2日目スルー出来そうならマシンを狙うかな。手堅くいくなら1コーナーかな。

 その後は、ちょっと時間が空いてのピットウォーク。なので、あえてマイクナイトとか、遠くてもいいんだけどね。

 そのピットウォーク終了してすぐにグリッドウォークの隊列に並び、それが終わって、はてさてどこに行くかですね。鈴鹿の時はグリッドから1コーナーまで行くのがとても大変だったけど、岡山はこじんまりとしたサーキットなので、移動はどうにかなるか…。ただ、SGTの決勝は、とにかく人混みの中をどこで撮影をするのか…という感じになるから、無難なのはリボルバー、パイパーそしてヘアピンあたりかな。

 去年もそうだったけど、特にリボルバーは人が多くてもどうにかなるし、そもそもスタート直後の観戦といった面でも悪くないですからね。なんなら、スタート直後はここで4K動画を撮ってやろうか。

機材をどうするか

 さすがにSUPER GTなので、機材で冒険はしたくはないので、やはり

 【マシン狙い】α77Ⅱ+70-400mm G Ⅱ + 一脚
 【お姉様狙い】α77Ⅱ+70-200mm F2.8 + 縦位置グリップ + 外付けフラッシュ

 という組み合わせになっちゃいますよね。

 マシン狙いについては、もうコレしかないですが、最近持参している折りたたみ脚立はどうしようかなぁ…まぁピットウォーク中はどこかに固定して置いといてもいいけどさ。

 で、お姉様狙いも間違いなくこの組み合わせですが、今年は天気が良さそうなので、外付けフラッシュの重要性が増しそう。あと、去年はα6000+16-70mm F4の2台体制で行きましたが、これまでの経験上、たぶん使わない。ちょっとHPの記事用に標準域の写真を撮りたいことがあるかもしれないけど、その場合は、RX100m3で代用できるしね。去年みたいにファインダーのゴムを落としたくないし…。

 あと、悩ましいのがグリッドウォーク。去年の鈴鹿1000kmの時は、α77Ⅱに16-50mmで狙ったけど、スーパーバイクは70-200mmで狙ったんだよな。正直、標準域での顔認識なんかはα6300の方がAF測距点が多くていいから、この時だけは、α6300+16-70mm F4との二刀流で行くしかないか…

 やっぱり、この組み合わせっぽいですね。でもそれって荷物になりそうだなぁ…( ̄。 ̄;)。

私と写真とモータースポーツとHP (2016.03.26)

 今では、岡山国際サーキットに行くなんて当たり前な日々になってきて、私をよく知る人でも、私と言えば「サーキットに写真を撮りに行っている」と思う人は少なくありません。ただ、そんな私でも、サーキットで撮影をするようになったのは、2013年の春からなので、まだ3年ぐらいのキャリアしかありません。

 人によっては、「サーキットで撮影をするために写真を撮り始めた」と思っている人がいるようですが、それは違います。このHPの記事を見て頂ければ分かると思いますが、私の一眼生活が始まったのは、2011年6月から。

 元々、高校・大学時代は音楽寄りの生活をしていて、友人と曲作りなんかをしていました。大学時代には自分のデジカメを購入したこともあり、その音楽活動のためのジャケット写真として、きになる風景を撮影するという感じでした。で、2010年秋にHX5Vという当時ではそこそこいいコンデジを購入したのですが、このカメラを購入したときに、一緒に撮影ガイドみたいなものが付属をしていて、それを元に、結構設定をいじっては撮影をしていました。ただ、その一方でコンデジの限界を感じて、ついに2011年6月にα55で一眼デビューを果たします。

 もちろん、「いい写真を撮りたい」という思いがあった一方で、当時はかなり仕事に没頭してしまい、家にはただ寝るためだけに帰っているような状況で、土日もほとんど事務所に出ているという生活を送っていたので、「何か趣味を作らないと…」「外に出かけるキッカケを…」と思ってカメラを買ったという理由もありました。ただ、当時は写真を撮りに行くといえば「風景」でした。なので、2011年秋の紅葉に始まり、冬のイルミネーション、春の桜や季節の花、夏の花火といった感じで撮影を続けていました。

 そこに変化が起きたのは、2012年9月の熊本旅行。元々、この熊本行きは、1つにはCX-5を購入してのドライブ目的という面と、阿蘇をはじめとする風景を撮影したいという2つの大きな意味がありました。ただ、その旅行の中で、ひょんな事から阿蘇の近くにあるサーキット「オートポリス」に行き、そこで体験走行をしてみよう!ということになったのです。

 元々、F1は2003年頃からテレビ観戦していたので、モータースポーツ自体には興味はあったのですが、国内レースはほとんど見たことはありませんでした。それが、自分で実際にサーキットを走ってみたことで、とても身近に感じるようになったと同時に、国内モータースポーツにも興味が出てきて、SUPER GTやSUPER FORMULAも見るようになりました。

 そして、2003年。ある程度、四季も一巡して風景を撮影をしてきた一方で、冬の撮影ネタがあまりないことも感じ、さらに『そういえば、風景とか、止まったものしか撮ってないなぁ…』ということに気づき、手を出したのが、モータースポーツだったのです。幸い、私が住む鳥取県東部から身近なサーキットとしては岡山国際サーキットが鳥取市内からだと100km、およそ1時間半ぐらいで行ける距離にあったということで、この年のファン感謝デーでサーキットデビューをしました。

 いざ、撮影をしてみるとその奥の深さにどんどんハマりました。ある程度、知識も詰めて撮影に挑むのですが、その都度、「ああしておけばよかった」「どうしてああ撮らなかったんだろう」とか反省点が出てきては、「ぜひ、リベンジをしたい!」と思うんですよね。 それが、2014年になって新たなステージで鈴鹿サーキットに足を運ぶようになって本格的にこの世界に足を踏み入れていったという感じでしょうね。

 私が、ここまで写真にハマっているのは、もちろん撮る楽しさとか面白さというのはあるのですが、何より「撮影に没頭して他のことを忘れられる」というところなんですよね。普段、家にいたりしても、仕事のこととかで「どうしよう…」なんて考えることが多いのですが、そんな忙しい時期だったとしても、写真撮影をしていると自然と忘れられる。そこもいいんですよね。

 だから、私はサーキット撮影のときは、携帯電話は車に置いていくことにしているんです。もちろん、エンジン音でうるさいから携帯鳴っても気付きにくいとか、途中で落とすのが怖いというのもあるのですが、変に仕事の電話がかかってきても嫌なので、ガラケーは置いていきます(スマホは回線用で別で持っているので、そちらは持って行きますが…)。

 あと、以前は単純にサーキットで撮影するということが目的だったのですが、最近は、このHPでネタとして掲載するということも意識するようになってきました。一眼で撮影を始めた頃は、ここまでの展開を全く考えていなかったのですが、そもそもHP自体は2001年、それこそ大学1年生のときからしていて、やっぱり好きなんでしょうね、こういうのが。当初は結構迷走をしたHPネタではありましたが、最近ではようやく落ち着いてきた感じがします。

 で、私がHPでサーキットをはじめとする撮影”旅”を「撮影記」という形で紹介をしていますが、これには理由があります。というのも、私自身、あれこれ撮影をしようというときに、事前にインターネットで結構調べてから撮影に向かいます。行くルートはどうしようか、駐車場はあるのか、どういう構図がいいのか、などなど…。実際にネット検索をするとよく分かるのですが、撮影した写真とかどういう画が撮れるのかといったことは、いろんな人がブログなんかで紹介されていたりするのですが、実際にどうやって行ったとか、駐車場はどうするのか、周辺環境がどうだったのか、なんてあまり紹介されていないんです。

 その中でも、サーキットが特にそうだった。だから、初めて行った岡山国際サーキットなんで、不安だらけでしたからね。だから、普段1人で撮影に出かける私が、後輩を2人引き連れて行ったぐらいです。

 そんなこともあって、私のHPでは、どちらかというと撮影した写真そのものよりも、どうやって撮影したのかとか、アクセスとか、そういったところまで紹介するようにしているのです。

 2014年に初めて鈴鹿1000kmに参戦するときに、駐車場からチケット争奪戦などなど、いろいろと分からないことが多く、それらをメモする気持ちで「参戦への道のり」という記事を書きつづったことがあったのですが、これが妙にアクセス数が多かったんです。それに気を良くして、今では勝手に「岡山国際サーキットガイド」なんてコーナーまで作ってしまいましたが、最近1ヶ月間のHPアクセス数を見ると、TOP10のうち4つが岡山国際サーキットガイドになるぐらいになってしまってるんです。もちろん、3月のファン感、4月のSUPER GTに向けてアクセスが増えているのでしょうが、逆に言えば、それだけみんな知りたい情報なんだろうな…と思っています。

花火に行って、駐車場の写真なんて普通撮らないですからね…

 こういったことに合わせて、自分自身もサーキットに足を運んだり、他の撮影地に行ったりすると、HPのネタを考えて写真なんかも撮るようになりました。そして、撮影に関していろいろと考えていることが面白くもなってきましたし、また行く道中や行った先の珍道中も「こりゃネタになるな」と思えるようになりました。以前、所さんが世田谷ベースの中で、「物事、すんなりいかず、いろいろと事件が起きるのが、また面白いんです」という内容を話していたことがありますが、最近それがよく分かるようになりました。

 あと、「お姉さんを撮るためにサーキットに行くようになった」と勘違いをしている人もいるようですが、そうでもないですからね。というのも、実際にサーキットでお姉さん方を撮るようになったのって、2014年の春から。はじめは結構後ろ髪を引かれながら…というのが正直なところでした。

 ただ、ちょうどその頃に、「コヤブガチピン写真館」でポートレート撮影をやっていて、その面白さが分かるようになってきて、それから本格的に撮影をするようになりました。まぁ、お姉様方も撮られれナンボというお仕事ですし、撮ってあげないと可哀そうですからね。

モータースポーツ撮影記 2016カレンダー(2016.03.13)

 3月も半ばになり、今週末は鈴鹿ファン感、来週は岡山ファン感・F1開幕戦と、いよいよモータースポーツも本格的に始まります。いろいろと、今年のカレンダーが確定する中で、私の撮影記カレンダーは、今のところ次のような感じですかね。

オープン戦

日程 内容 会場 確率
#01 3/19-20 岡山国際サーキットファン感謝デー(SUPER GT公式テスト) 岡山国際サーキット 100%
#02 3/31-4/1 SUPER FORMULA公式テスト 岡山国際サーキット 80%

 去年は、鈴鹿サーキットのファン感にも行きましたが、今年は内容的にも「まぁいいかなぁ…」という事もあって、スルーをしました。その分、ここ3年連続で参加している岡山のファン感には、初めて2日とも参加をしたいなぁと考えています。また、3月末にはSFテストもあるので、これもできれば1日休みをもらって行きたいです。

 とりあえず、この両テストについては、ほんとでオープン戦っていう感じですね。私自身、昨年10月のスーパーバイクから5ヶ月ほどサーキット撮影から離れているので、練習試合が必要ですから。あとは、公式戦に向けてのポジション探しです。気になっているのは、モスSの駐車場の一番奥の当たりから狙えないものか…とちょっと思っています。

公式戦

日程 内容 会場 確率
#01 4/9-10 SUPER GT 2016 Rd.1 岡山国際サーキット 100%
#02 5/21-22 SUPER GT 2016 Rd.3 オートポリス 95%
#03 5/28-29 SUPER FORMULA Rd.2 岡山国際サーキット 80%
#04 7/2-3 GT ASIA 岡山国際サーキット 50%
#05 8/27-28 SUPER GT 2016 Rd.6 鈴鹿サーキット 100%
#06 9/10-11 SUPER FORMULA Rd.5 オートポリス 70%
#07 9/24-25 スーパーバイクレース 岡山国際サーキット 100%
#08 10/22-23 スーパー耐久レース Rd.5 岡山国際サーキット 100%

 公式戦としてはこんな感じですかね。既に、SGT開幕戦はチケット購入済み。今年はゲストパスを手に入れているので、グリッドウォークも狙える予定です。そして、今年の初物としては、オートポリスへの本格参戦ですね。勝手が分からない事が多いので、なんとも言えませんが、既にホテルも押さえているし、行くつもりではいます。その翌週にはSF岡山戦がありますが、こちらも行きたいのですが、いかんせん、オートポリスからの連戦になるので、ちょっと体力的に心配かな。

 7月のGT ASIAは、正直天候次第。絶対に行きたいというよりも、このときはいろんな意味でチャレンジができるので、行けたら行くって感じかな。8月の鈴鹿1000kmは必須ですよね。ホテルも既に押さえました。あと、9月にオートポリスでSFがありますが、これは5月のSGTオートポリス戦の雰囲気次第かな(一様ホテルは早めに押さえるつもりですが…)。そして、秋のスーパーバイク、スーパー耐久は例年通りですね。

Eマウント×マウントアダブターによる革命(2016.02.27)

 SIGMAさんが、とんでもないもの発表してしまいました。

 SIGMAが発売する、キャノンマウント用またはSIGMAマウント用のレンズを、SONYのEマウントで使うことができる「MC-11」というマウントコンバーターです。

 これまで、怪しい中国製のアダプターでEマウントに付けられるというのはいろいろとありましたが、今回は日本製でしかもある意味純正品。間違っても、Canonが出すわけにもいかないし、SONYが出すわけにもいかない。そんなところで、SIGMAさんが出してきました。SIGMAにとっては、自分たちが作ったレンズをEマウントに合わせるので、制御はしやすいし、何より正確。これなら確かに使えるでしょう。

SIGMAは絶妙なタイミングを狙っていた!?

 今回のSIGMAさんの発表、実にいいタイミングでした。なぜなら、α6300が登場するからです。

 これ、どういう意味かというと、昨年発売されたα7RⅡのタイミングで、カメラ側の像面位相差AFでアタプター装着のレンズに対してもAF駆動をすることが可能になったのです。これにより、SONY内でいえば、Aマウントレンズを、マウントアダプターLA-EA3を介して装着することで、普段使うぐらいのAFは確保されるようになりました(それまでは、コントラストAFのみだったので、AF合焦までに数秒必要で、実用的ではなかった)。

 とはいうものの、α7RⅡは40万円もするハイエンドカメラ。そうそう手が出せるカメラではありません。そこにきて、その後、アップデートでα7Ⅱも同様のことが可能になりました。でも、こちらもフルサイズでした。

 そこに今回、α6300が登場して、APS-Cサイズのカメラでもマウントアダプターを介して実用可能なAF駆動が可能になるわけです。SIGMAはこのタイミングを虎視眈々と狙っていたはずです。

 Eマウント機を使っている人はよく分かると思いますが、Eマウントは、純正のレンズぐらいしかないんです。サードパーティー製のレンズはほんの一部だけ。そうなると、否応でもレンズへの投資が高くついてしまいます。そういった意味では、レンズの選択肢が増えるという意味は大変意義深いものになるのです。

Aマウントレンズ×LA-EA3×Eマウント機

 やはり、純正品で考えると、F2.8通しと望遠レンズですね。もちろん、フルサイズのF2.8通しもありますが、さすがにあれをEマウント機に付けるのか?というところもあるので、そう考えると、DT 16-50mm F2.8通しなんて、α6300との組み合わせは良さそうな感じ。

 あとは、やっぱりこれまでラインナップに無かった望遠レンズ。特にSAL70300Gが結構使えそうなら、テレマクロでの華の撮影も楽しめそうですよね。

   

サードパーティー製も含めたら、結構面白い!!

 おそらく、SONY的には、LA-EA3を使ってAマウント用のサードパーティー製レンズを使用することは保証していないのでしょうが、使えると考えた場合は、もうちょっと選択肢が増えてきます。

         

 やっぱり、サードパーティー製になると、F2.8通しも安くなるので、一気に手の届くところに見えてきます。また、タムロンの高倍率ズームはいいですよね。16mmからだし、300mmまで望遠も効く。さらに、フルサイズの方も、SONY純正よりも高倍率だからこれは使いやすそう。

 あと、SIGMAの方では、フルサイズの24-105mm F4通しがかなり便利そう。この画角って、APS-Cの16-70mmで、本当、一番重宝しているレンズだから、これはいいかもしれない!!。そして、何より18-35mm F1.8の神レンズ。これが使えるのは強力だわな。

LA-EA3ではなく、MC-11が開く扉とは?

 確かに、LA-EA3によって、いろいろと使えるレンズが増えるんですが、実はもう1つ落とし穴があるんです。

 それは何かというと、最近、特にSIGMAは、Aマウントレンズを出してくれていないのです。つまり、サードパーティー製でいいレンズが出ていても、Aマウントが出なければ、Eマウントでも使えない状況でした。

 それが、今回のMC-11の発表により、キャノンマウントのSIGMAレンズが使えるということで、最近、ぶっ飛んだレンズをあれこれ発表しているSIGMAさんだから、期待はふくらみますよね。

   

 そうなると、期待がふくらむのは、このほど発表された50-100mm F1.8。重いんだろうけど、ポートレートとか、室内で子ども撮ったりするには良さそう。あとは、150-600mmですよね。まぁ、このレンズに、Eマウント機を付けること自体がもはや暴挙かもしれませんが、今後、Eマウント機のAFの進化によっては、面白そうですよね。

α6300国内発表(2016.02.19)

 ようやくα6300が国内発表されました。今までは、詳細情報が英語表記だったということで、細かいところが見えない感じでしたが、国内公式サイトが立ち上がったことで細かいスペックや機能についても見ることができます。

このAFエリアの広さとスポットの多さは犯罪クラス

 左がα6000のAFスポットで、右がα6300のAFスポット。α6000の時ですら、AFのエリアと広さに感動したものですが、α6300になって、エリアはほとんど同じですが、AFスポットがおおよそ倍の緻密さになっています。

 このAFエリアの広さ、コンデジから上がってきた人は、「普通じゃ無いの?」と思うかもしれませんが、一眼レフを知る人から考えると異次元なんですよね。この広さとスポットの多さになれると、正直、一眼レフが「今更、そんな狭いAFエリア使えないですよ!」と言いたくなるレベル。ほんと、そんな感じです。

高密度AF追従テクノロジーってなんぞや?

 で、今回気になるのが、「高密度AF追従テクノロジー」なるもの。

 動体予測アルゴリズムが進化した「高密度AF追従テクノロジー」を新開発。
 被写体位置に対し、α6000の約7.5倍の密度でAF枠を集中配置させることで、より正確に被写体を捕捉。
 さらに、この超高密度な集中枠を被写体の動きに合わせて動的に追従させ、より精度高く捉え続けます。
 これにより、複雑な動きをする動体に対しても、これまで以上に正確に、より安定した追従が可能になりました。

 これが、ちょっと意味が分からないんですよね。集中したAF枠って像面位相差AFじゃないよな?。あくまでイメージってこと?。まぁ、これでAF追従が良くなってくれれば文句は無いんですけどね。

高速連写「11コマ/秒」と「8コマ/秒」の違い

 そして、もう1つ気になっていた11コマ/秒と8コマ/秒の連写については、これまで通りの高速連写が11コマ/秒で、連写中にほぼタイムラグなしで映像を表示しながら撮影できるのが8コマ/秒ってことみたい。この点もある意味、ミラーレスの大きな欠点と言われていましたが、その点も改善されているようです。実際、α77Ⅱでも遅延は多少感じていたので、どれぐらい改善されているのか期待です。

LA-EA3でAマウントレンズ動作

 注目のLA-EA3を使用しての、Aマウントレンズ装着時の像面位相差AF対応。これはAマウントレンズを持っている身としては、この機能は大きいですよね。レンズの選択肢が増えますからね。ただ、サイトにはいろいろ注意書きが書かれています。

 *SSMレンズまたは、SAMレンズ装着時。
  メニュー内の「AFシステム」設定から位相差AF/コントラストAFを選択して使用できます

 まぁ、これはそうですよね。

 *動画撮影時は「像面位相差AF」に対応しておりません

 う~ん、そうっすか…。まぁ、Aマウントレンズで動画を撮ることはないかな。

 ※AF-CはAFシステムで 「位相差AF」を選択時のみ使用可能です。連写(Hi)設定時は動体追従しません

 連写(Hi)では動体追従できないの?。というか、AF精度的な問題なのかな?。でも、裏を返せば、6コマ/秒の(Mid)とかなら、使えるということなのかな?

 ※ AF-A、 DMFは対応しておりません
 ※ 瞳AFは対応しておりません

 DMF使えないのかぁ…えっ!、瞳AFも使えないの!?…マジかぁ…まぁ顔認識してくれるなら、どうにかなるかな…。

 海外の動画ですが、結構使えるAFじゃないでしょうか。おそらく、普通に単写で撮影するなら、問題無さそう。あとは、動体撮影の追従具合が問題だな。正直、動画の中では、「食いつき」という面では、AFエリアが移動しているように見えない…。

 そうか!。先にもあったとおり、『連写(Hi)では動体追従しない』のだから、AFエリアが追従してこないのも理解出来るから。これさぁ、何かマジで使えそうな気がしてきた。

予約価格13.1万に二分する声

 海外では、99ドルという単価ということで、「日本国内ではどれぐらいの単価になるのか」という声が出ていましたが、ふたを開けてみれば、最安の予約単価が131,100円という相場。これ、実はソニーストアが10%割引クーポンを適用した時の単価と同じ。しかも、ソニーストアだと3年間無料保証が付くので、実際、予約で買うならソニーストアが一番お得という図式。

 冷静に考えたときに、発売日を過ぎてからソニーストアが最安値になることはまずない。それを考えれば、正直、発売日を過ぎて少し落ち着けば、間違いなく値段が下がるはず。最近の傾向でRX10Ⅱの事例なんかを考えても、118,800円ぐらいには落ち着くんじゃないのかな?と私は思っています。なので、あえて予約をせずに、ある程度値段が落ち着いてきたタイミングで買おうかなぁと思っています。

最近の円安傾向と、SONYの高値戦略を考えればある意味順当!?

 ここ最近、これまでの円高から一気に円安傾向に進んだこともあり、旧モデルと比較すると全体的に割高感があるのは否めません。これは、2012年と比較をすると、2015年の3年間で、80円/ドルから120円/ドルに円安が加速したことで、SONYだけに限らず、相場は上がっています。単純に海外の価格を考えれば、同じ100ドルのカメラが、2年前なら8万円だったのが、今だと12万円になるわけですから。

 あと、もちろん、SONYの高級路線も影響しているのは否めません。それでも、RX10m2が15.5万円、RX100Ⅳが11.6万円(いずれも発売前の予約価格)ということを考えれば、α6300の13.1万円はあながち高い感じでも無いかも。普通に4Kのハンディカムを買ったって、10万円は越しますからね。

静止画メインならα6000からα6300に乗り換えるメリットは無いのか?

 今回のα6300の登場を見ると、動画メインで撮影するユーザーからは、180度チルト液晶を除けば、概ね高い評価。実際、4K映像もかなり綺麗で、一部には、「α7RⅡで撮影するよりも綺麗なのではないか?」との声も出るぐらいです。確かにそう考えれば、全然安い機種と思えるはずです。

 その一方で、静止画メインで撮影するユーザーからは、『α6000の2台以上高くなるα6300のメリットは無い』という結構厳しい声が多く出ています。これには原因がいくつかあると私は思います。

 1つは、それだけα6000の完成度が高かった上に、値段が安かったという現状があります。あれだけの高速AFであの値段なら、『α6000で十分です』と言われても十分理解できます。正直、私としては、エントリーの一眼レフを買うのであれば、α6000を買いなさいと言いたいぐらいですから。

 あと、α6000でもAFが速かったから、あれ以上速くなってもどうなんだ?という声もあります。実際、0.06秒が0.05秒というわずかな高速化ですが、時間にしてみれば20%アップになります。そして何より、私としてはAFの高速化というよりも、追従性能のアップの方が期待は高いと思います。そういった意味で、SONYも120fpsの高速EVFや秒間8コマでの遅延の少ない表示が出来ることで、撮影側の追従性は良くなっている。そう考えると、実は結構進化していると思うんですよね。

My Tracks難民とPicasa難民(2016.02.14)

気付けば、My Tracksが終了

 つい最近気付いたのだが、「Google My Tracks」というアプリが、4月30日をもって提供が終了し、アプリがインストールされている端末でも使用できなくなるとのこと。

 私が、このMy Tracksを使いはじめたのは、RX100を購入した2013年2月からだから、何だかんだで3年は使っている。元々、それまで使っていたHX5VがGPS対応だったけど、RX100がGPS非搭載になり、それでもGPSログを写真に付けたいということで、My Tracksを使ってGPSログを取り、GPX形式ではき出して、Lightroomなんかでタグ付けをするようにしていました。どうして、My Tracksだったのか?といえば、Google純正のアプリだということと、このアプリで十分事足りていたから。精度も問題なかったですし。

 ただ、このアプリが使えなくなると、それはそれでまた困ったことになってしまいます。あと2ヶ月チョットで使えなくなるということで、それまでに、代用となる他のアプリを検討する必要があります。

 ここで、私が必要とする機能としては、

 ・GPS精度が確かであること
 ・GPX形式で出力できること
 ・アプリ上で、OneDrive上にアップロードできること

 この3点を満たしてくれる必要があります。

 My Tracks難民の私とすれば、いろいろと試しながら選んでいきたいと思います。

結構大問題でもあるPicasa難民

 もう1つ、Googleが最近発表したのはPicasaの終焉。そもそも、Googleフォトもある状況のなかで、いずれPicasaも終焉を迎えるのでは?という噂は出ていました。デスクトップアプリも、最近はまったくバージョンアップも無かったですし。

 デスクトップアプリについては、現在ダウンロードしているものについては、今後も使えるようなので、とりあえずは問題はなし。とはいいつつ、次のマシンになったらどうしよう…という感じもしますし、ここ最近は地図表示のバグがあって、きちんと表示されないから、Picasa同等の軽快なビュワーソフトがないかなぁとは思ってますが…。

 何より大問題なのが、私のホームページの画像ファイル自体、Picasaにアップしていて、そこからリンクを貼っているんです。いわゆる、「画像置き場」ってやつです。これをどうしようか…という話なのです。

 一様、Google側からは、これまでアップしているものについては、閲覧・ダウンロード・消去できる方法を提供するという話のようですが、実際、どうなるのか分かりません。それに、このPicasa終了後にアップする写真はどうするんだよ?って話ですからね…orz。

 せめて、Googleフォトが、Picasaのように「画像を埋め込み」が出来れば問題ないのですが、これが今のGoogleフォトではなできないから面倒くさいんですよね。

 こちらも、何かしら代用策を考えてやらねばなりません。う~ん、どうしよう…。

α6300とG Masterレンズ発表に将来を考える(2016.02.04)

ついにα6300が登場

 約1年前ぐらいから出てくる出てくると言われ続けていたα6000の後継機。当初噂されていたα6100ではなく、α6300というなんとも中途半端なナンバリングが意味不明ですが…まぁある意味、こういう感じがソニーらしいですけどね。

 まだ、日本のソニー公式サイトでの発表がないのですが、現状の情報をまとめると、

- ボディはマグネシウム
- 銅配線を採用した24MP APS-C CMOS センサー
- 425点像面位相差AFシステム
- LA-EA3でAマウントレンズ使用時に像面位相差AFが使用可能
- 連写は11コマ/秒(ライブビューで8コマ/秒)
- サイレント撮影
- 防塵防滴仕様
- 14bit RAW
- ISO100-25600(拡張で51200)
- 動画は4K 30fps 100Mbps。フルHD 120fps
- 動画のダイナミックレンジはS-log3使用時に14EV
- チルト可能な3インチ92.1万ドット液晶モニタ
- EVFは240万ドット有機EL 、倍率0.7倍
- シャッターの最高速は1/4000秒、シンクロ1/160秒
- 画像処理エンジンはBIONZ X
- 電子水準器
- 大きさ120 x 67 x 49mm
- 重さ404グラム(バッテリー含む)

 といったところですね。

 以前、このBoyakiの記事にも記載していたとおり、当初のα6100と噂されていた情報が、かなりハイスペックな噂だったことを考えると、少々物足りなさを感じなくは無いですが、普通に考えれば、十分な正常進化ではないでしょうか。

 α6000で不満点としてあげられていた、ブラスチッキーなボディ・EVF性能・電子水準器は搭載されているし、サイレント撮影・14bit RAW・4K撮影・S-log3対応・防塵防滴仕様・外部マイク端子搭載とか、しっかりとパワーアップしています。

 この中で、個人的にはLA-EA3でのAマウントレンズ使用時に像面位相差AFが使えるということで、これは待望の機能ですね。素直に言えば、ボディ内手ブレ補正非搭載というのが残念ではありますが、DT 16-50mm F2.8や、SIGMA 18-35mm F1.8なんかが使えるというのは嬉しいですよね。それでいて、TLMが無いから、レンズのポテンシャルをフルに発揮してくれるし、しかも像面位相差のAFエリア・ポイントは、Aマウント機とは比べものにならないので、やっぱり買うしかないでしょうね。

 公式ムービーでは、やたらAFの良さをアピールしています。

 これまでは、犬とか人物が多かったものが、今回は車がバンバン出てきます。ということは、α6300でバシバシサーキット撮影が出来ちゃう可能性がありますね。もちろん、望遠レンズの問題はありますが…。

 しかも、こんな小さな鳥なんかでも、AFが追いかけてくれるなんて、マジかよ!?って話ですからね。正直、α6000でもそうでしたが、これだけAFエリアが広く、ポイントも多くなると、いわゆる普通の位相差AFの測距点の数とか密度なんて比べものになりません。これで、瞳AFなんかの精度もさらに上がるでしょうし、EVFの性能向上で、その精度の良さも分かりやすくなるはず!。

 そして、注目の4K動画。以前は、「4Kなんて要らないぜ」と思っていましたが、実際に4Kの映像を見ると、その精細感に驚きます。よく言われますが、単純にフルHDの画面でも、元が4Kだと精細感がハンパない。それがこの動画からも伝わります。しかも、この動画で使われたレンズをよく見ると、FE 70-200mm F4やE 10-18mm F4なんていう小三元も結構使われているんですよね。そう思うと、レンズそのものも悪くないんだなと感じることが出来ます。ここまでの動画が撮れちゃうと、風景でも、写真ではなくて、とりあえず4K動画で撮りたくなる。それもなんだかうなづけます。

G Masterレンズの登場

 今回のα6300の発表と合わせて、新しいレンズシリーズ「G Master」が発表されました。

 今回発表されたのは、

 FE 85mm F1.4 GM($1,800)
 FE 24-70mm F2.8 GM($2,200):φ82mm、87.6mm×136mm、886g
 FE 70-200mm F2.8 GM OSS:φ77mm、88mm×200mm、1,480g

 今まででないと思われていたいわゆる大三元レンズのうち、標準ズームと望遠ズームが登場してきました。しかも、ナナニッパレンズの方には、1.4xと2.0xのテレコンバーターが登場。2.0xを付ければ、実質140-400mm F5.6という望遠を使うことが出来ます。

 このレンズが登場したことによって、歓喜しているユーザーさんがいる一方で、「ここまで大きいなら、ミラーレス機を使う意味がないのでは?」という声も出ているようです。実際、ナナニッパのレンズは、私が今持っているTAMRONのナナニッパレンズ(φ77mm、85.8mm×196.7mm、1,470g)とほとんど同スペック。24-70mmについても、こちらも手持ちのSIGMA 18-35mm F1.8(φ72mm、78mm×121mm、810g)をもうちょっと大きくしたぐらいのサイズ感です。

今回の発表から将来像を見る

 今回のα6300とG Masterレンズの登場により、これからのソニーの戦略が見えてきます。

 1つは、本当のAPS-Cサイズのフラッグシップ機となるα7000が登場する可能性です。今回のα6300の性能を見て、少し出し惜しみ感があるのは否めません。裏面照射型センサーも出来ないわけでは無いでしょうし、手ブレ補正も搭載出来なくは無いはずです。ただ、そうするとボディサイズ的にα6xxx系としてはツライ。だから、そうなるとα7000が登場してくる可能性は十二分にしてあると思います。

 しかし、場合によってはα7000は登場しないかもしない。ソニーとしては、APS-Cのフラッグシップ機が欲しかったら、フルサイズ機にステップアップして来いよ!というスタンスにしたいはず。そうなると、α7000ではなく、α7Ⅲの登場の可能性は十二分にしてあり得る話です。α7Ⅲが4Kに対応し、AFエリア・ポイント数が拡大し、36Mの裏面照射型センサーを搭載…ってのは、あながちあり得ない話でも無さそうです。要は、α7以上はフルサイズ、α6以下はAPS-Cという考え方です。

 そして、今回発表されたG Masterレンズとバランスの撮れるα9の登場です。今のα7系で不満があるのは、バッテリー容量の不足と3軸チルト液晶。そして、今回のレンズ登場で、レンズとのアンバランスさも出てきた。そうなれば、α9が登場してきても、全くおかしくは無いはずです。

 さらに注目したいのは、Aマウントの将来性。正直、今回の発表で、もはやレンズ性能でも、Aマウントの利点は少なくなってしまった。大三元を使いたいならAマウント機という時代でも無くなってしまった。ソニーとしても、資源やソースをAマウントとEマウントの両方に注ぐのは苦しいはず。そう考えれば、α9がAマウントとEマウントのハイブリッド機になり、Aマウント終焉というシナリオが見え隠れしそうです。

で、自分の環境をどう見つめ直すか

 一番重要なのはここです。

 この状況を鑑みれば、おそらく、ベース機はこれまで以上にα6300になるはずで、α77Ⅱはサーキット専用になるのは否めません。つまり、レンズ構成としても、AマウントからEマウントへシフトをしていく必要性が出ることになります。

Eマウント機2台体制もあり得る

 今まで、標準ズームと望遠ズームの2台体制の場合は、

 ・α6000 + 16-70mm F4
 ・α77Ⅱ + 70-200mm F2.8

 という組み合わせが多く、さらに広角が欲しかったら、NEX-5Tに10-18mm F4を付けて3台体制というのもありました。ただ、そこまでは必要無いし…という場面もあったんですよね。そうなると、

 ・α6000 + 16-70mm F4
 ・α6300 + 70-200mm F4

 というEマウントでの2台体制というのも可能になってきます。これはいいですね。無論、α77Ⅱを持ち出すこともあるでしょうが、その場合は、α6000に10-18mm F4の広角レンズや魚眼レンズという組み合わせも可能です。そう思うと、非常に組み合わせの可能性は増えますよね。

 しかも、Eマウントのボディは、そもそもが小さいから、レンズと一緒にとりあえず付けておくにはちょうどいい。そしたら、いちいちレンズ交換をしなくてもいいですからね。

 あと、一度試してみたいのは、サーキットでのピットウォークでの撮影を、α6300 + 70-200mm F4の組み合わせで狙ってみたいということ。もちろん、理想としては、F2.8のナナニッパレンズで撮りたい気持ちはありますが、やはりサーキットに70-400mmと70-200mm F2.8の大砲2本というのは、結構ツライんですよね。無論、縦位置グリップも無いので、撮影のしやすさ云々も無くなってしまいますが、可能性として、一度岡山のファン感あたりでチャレンジしてみたい気はします。

 それにしても、やっぱり、どう考えても、α77Ⅱを使う機会が圧倒的に減りそうです。去年、花火撮影もα6000で十分出来てしまったし、α77Ⅱのメリットが、サーキットでの望遠レンズ&AF、3軸チルト液晶、縦位置グリップ…ぐらいですもんね。しかも、これでもし、α6300 + LA-EA3 + Aマウントレンズがそこそこ使えてしまった日には……、そして、α6300がサーキットでバンバン使えるAFで70-300mmぐらいの望遠レンズが出てしまった日には……容易に想像できます。

Aマウントは整理していく方向へ

 そう考えたときに、Aマウント系は整理していくのは必然でしょうね。

 ・α77ボディ
 ・SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
 ・SIGMA 8-16mm F4.5-5.6DC HSM

 この1ボディ+2本は、売却してもいいはず。α77は、正直、2014年秋の結婚式と紅葉撮影以来、ほとんど使ってなかったからな…。というか、α77ⅡのAFエリアに慣れたらα77は使う気になれないし、α6000を使い始めたらなおさらだったもんな…。

 高倍率ズームは、あると便利だけど、逆に言うと、高倍率ズームを使いたいとき=Eマウント機を使いたい時だから、それならEマウントの高倍率ズームレンズが欲しい。ただ、このあたりは、現状品に不満があるし、もしかしたら新しいものが出てくる予感もするので、しばらく待ちで。

 8-16mmは、35mm換算12mmという広角は捨てがたいけど、2年前の結婚式以来ほとんど使っていないし、E 16mmにウルトラワイドコンバーターを付ければ、12mm F2.8撮影できるから、この際、手放してしまいたい。それにE 10-18mm F4の性能もいいからな。

 SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMは貴重な明るいレンズだし、キレッキレのレンズだから、保留で。何かと持っていると便利だと思うし、さらにはのちのちボディ内手ブレ補正が乗ってくれば、貴重なレンズになるはず。

 TAMRON 70-200mm F2.8も、とりあえず現状維持。写りも悪くないし、このあたりはのちのちのハイブリッド機になったりするところも考慮すれば、持っておいても悪くない。

 悩みどころは、70-300mm。ただ、何気にいろいろとお世話になってきたレンズだし、最大撮影倍率の良さやボケ描写の良さもあるから、とりあえず持っておくかな。それと、α6300とLA-EA3を使って、どれぐらいのAF性能が使えるのかにもよるかも。

 なので、現状としては、

 ・α77Ⅱボディ
 ・SONY DT 16-50mm F2.8 SSM
 ・SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
 ・TAMRON 70-200mm F2.8 Di USD
 ・SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM
 ・SONY 70-400mm F4-5.6 G SSM Ⅱ

 というところかな。

 それに対して、将来の投資として、Eマウントレンズとしては、

 ・Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
 ・FE 90mm F2.8 Macro G OSS

 といったあたりですかね。あとは、願望としては、

 ・APS-C 高倍率ズームレンズ(新しいのでないかな?)
 ・望遠ズーム(70-300mm、70-400mm)

 な~んてのが発売されると嬉しいです。さぁ、どうなるでしょうかね?。

PCスペックを考える(2016.01.31)

 先日、デスクトップPCのトラブルがあって、新しいPCを検討したこともあり、久しぶりにPCのスペックなんかを気にするようになりました。一様、パソコン歴20年超ということもあり、そこそこ知っているつもりだったのですが、やはり業界も進化をするということで、新しい規格なんかも出てきていて、その点を理解しておかないと新PCスペックを十分に理解することが出来ないんですよね。

 特に、メディア回りの接続規格等がいろいろあるので、ちょっとそれを整理するとともに、今の自分のPCのスペックを見てみました。

ボトルネックになりはじめた規格ごとの速度

 今までは、最高速といえばHDDぐらいのもので、それほど速い速度の規格があっても、そこで使うメディアが無かったのですが、今ではSSDが登場したことで、インターフェイスが持つ理論速度がボトルネックになることも出てきました。

 そこで、理論上の速度をまとめたのが上のグラフです。単位かMB/sではなく、TB/sになっているので注意をして下さい。

 最近話題になっているのが、SATA3の600MB/s(6Gb/s)問題ですよね。これ以上、SSDを早くしても、600MB/sを超えることが出来なくなってしまったという訳ですよね。そこで、M.2なんて規格が登場をしてきている訳です。

メディアによる速度比較をしてみる

 今回、Crystal Disk Markを使って、メディアごとの速度を測定してみました。

 やっぱり、SSDは爆速です。HDDと比べても3倍以上の速度をたたき出します。SSDの性能から考えても、だいたいこのあたりだと思われます。さすがSSD様々です。600MB/sがSATA3の限界値なので、フル性能を発揮できていると思っていいと思われます。

 一方、結構意外だったのは、内蔵HDDとUSB3.0接続の外付HDDがほとんど同じぐらいだったこと。厳密には違いますが、ほぼ同等性能のHDDなので、これは内蔵HDDと外付けが同じ感じで使えるという意味になります。こうなれば、あえて内蔵HDDにこだわらなくても、USB3.0接続をすれば、外付でいいじゃん!ってことになります。

 さらに、意外と健闘をしたのが、USBメモリとSDカード。特に、USBメモリは、HDDと遜色の無いスピード。こりゃいいですね。

 その一方で、苦戦を強いられたのが、外付けポータブルHDDのカクうす。2.5インチのUSBバスパワーということもあるかもしれませんが、まさかメモリやSDカードよりも遅いとは…。こうなってくると、昨今、ポータブルSSDというのが注目をされてきていますが、それが登場してくる理由もうなづけます。

USB3.1は必要か?

 外付けで利用した場合、USB3.0の理論値が500MB/sに対して、HDDが概ね150MB/s程度となれば、USB3.0であればHDDのフルスペックを出せることになります。つまり、それ以上のUSB3.1なんて規格は不要になります。

 ただ、これがSSDなんかになると話が別になります。SSDだと、SATA3よりも遅いUSB3.0が必ずボトルネックになります。なので、その点を考慮すれば、USB3.1ポートはあった方がいいかもしれません。

 しかも、USB3.1は、給電容量が増えたので、搭載され始めると爆発的に広がる可能性もあります。なので、欲しいところではあるでしょう。

接続条件で性能が変化するのか?

 続いて試してみたのは、内蔵HDDの接続において、SATA2とSATA3でどれだけ差が出るのかというところ。厳密には、同じHDDで試してみないと分からない訳ですが、ザックリと測定をしてみました。

 結果はこちらです。HDDでは、ReadもWriteもほとんど同じぐらいなので、今回はReadのみの数値です。まず、上の2つを見てもらうと、7,200rpmのそれほど大差のないHDDがSATA3とSATA2で接続されていますが、SATA2の方がやや上回っているぐらいになっています。もちろん、厳密に同じHDDを使っているわけでは無いので、なんともいえませんが、そもそも、SATA2の理論値が300MB/sであることを考慮すれば、SATAの種類よりもHDD性能の方が差が出るようです。

 しかも、HDDの速度としては、150MB/s行くかどうかというベンチマークの声もあるので、やっぱりこれがHDDとしての限界なのでしょう。

カード性能も比べてみる

 ちょっと本題から外れますが、数々あるSDカードの性能も計測をしてみました。

 そうすると、意外な結果が出ました。上の5枚がTranscendのカードで、90MB/sをうたっているもの、いないもの、どれも90MB/sのReadをマークしました。それに対して、やはりClass2や4のカードはかなり遅くなります。

 一方で、書き込みについては、カードの種類によって能力が変わってくるようです。ただ、SDカード自体、「書き込み作業=カメラでの撮影」なので、それほど神経質になる必要はないと思いますが…。

SATA3の限界とM.2とSSD

 今回の記事を書くキッカケになったのは、「M.2」という新しい規格がよく分からなかったから。

 あえて私が書く必要はないのでしょうが、要は、SATA3の6Gb/s(600MB/s)という限界値によって、SSDが今以上の性能アップが図れないので、その上位規格として登場してきた規格。

 Intel 9シリーズのチップセットでは、10Gb/s(1GB/s)の転送速度だったものの、Intel 100シリーズのチップセットでは、最大32Gb/s(32GB/s)に対応してきました。このIntel 100シリーズ、Z170やH170といったチップセットで、Skylake CPU対応のやつなら、この32GB/sに対応しているようです。

 もちろん、マザーボード側だけでなく、肝心なM.2 SSD側が32Gb/sに対応しないと、それ相応の速度にはなりません。まだまだ金額が高いですが、おそらくもうしばらくすれば値段も徐々に下がるでしょうから、少なくともマザー側はこの32Gb/sには対応をしておくべきでしょうね。

 また、SSDには、オンボードだけではなく、PCI Expressを使って搭載させることも可能なようです。というのも、そもそもM.2は基本的に1台につき1枚装着なので、そうなると、OS起動SSDともう1つなんとかしたい…となると、PCI Express装着の方が何かと良いかもしれませんね。

 それにしても、この様子だと、しばらくすると、SSD=M.2 or PCIeっていう感じになるんでしょうかね。2.5インチSSDだと、6Gb/sより早くなったとしても無意味って話だもんな。どちらかといえば、大容量化に期待っていうところでしょうか…。

次機に欲しい端子系

 まとめるとこんな感じですかね。

・M.2(32GB/s)搭載
・PCIe ×16(グラボ用)とは別で、PCIe ×4(SSD用)が確保できること
・USB 3.1

 ってなところでしょうか。といいながらも、Lightroomでのテストでは、あまりM.2での効果が無いとも言われていますが、カタログファイルを爆速SSDに入れて、1:1サムネイルを作っておけば、そこそこの速さは出るでしょうからね。「数年使えるマシンを」と考えるのであれば、ぜひ押さえておきたいスペックですね。

 さらに、以前スペックとしてあげた、Corei7 6700K、GTX 960、16GBメモリ…なんてところを含めれば、やはり20万円ぐらいしそうです。機種によって、USB3.1が搭載の有無が分かれるので、ここが難点かな。

 来年春に消費税増税があることを考えれば、できれば来春までには欲しいところですね。ただ、実際に今のスペックで役に立たない…という訳では無いので、値段なんかの水位も見ながら考えてみようと思います。

そう考えると、VAIO S11っていいんじゃないの!?

 一度は買うと決めたものの、「そこまで必要性無いだろう」と思って流していたVAIO S11。PCの最新トレンドを理解してみると、この機種ってめっちゃいいと思うんですよね。

 右のamazonで売られているモデル(VJS11190411B)は、

 ・Core i5 6200U(2.30GHz)
 ・メモリ4GB(オンボード・増設不可)
 ・SSD 128GB(6Gb/s)
 ・Office Home&Business Premium 搭載
 ・LTE対応モデル
 ・USB3.1/Thunderbolt 3/DisplayPort 1.2搭載

 で、右の値段です。

 そもそも、私の場合、メインはあくまで自宅のデスクトップPCで、ノートは仕事でパワーポイントなんかを使ったりするぐらいですが、どちらかといえばポータブル(今も13.3型だけど大きいぐらい)がいいし、OneDriveとのやりとりをするためにLTEがあると嬉しい。かといって、トロいパソコンは腹が立つ。

 Amazonだと、上のスペックで固定になってしまいますが、ソニーストアから

 ・メモリ 4GB ⇒ 8GB(オンボード・増設不可)
 ・SSD 128GB(6Gb/s)⇒ 第2世代ハイスピードSSD 256GB(PCIe 32Gb/s)
 ・Office Home&Business Premium 搭載 ⇒ 非搭載

 をしてやると、Amazonよりも1万円強でアホか?というほどの爆速PCになるんですよね。無論、メインマシンでないモバイルPCにこれだけのスペックを搭載するのか?とも思うかもしれませんが、Windows10になって、PCのライフは間違いなく長くなるし、これ以上の変更点ってあんまりないと思うから、買うタイミングとしても悪くないと思うんだよな。

 あと、「なんでOffice非搭載なの?」と言われるかもしれないけど、これはOneDrive 1TBを使うことや、デスクトップでの2台インストールも考えて、Office 365 soloでいいんじゃないかな?と考えているから。

 やばいな、α6000後継機発表前に買っちゃいそうだよ…。

α6000後継機はどうなるのか(2016.01.24)

 α6000が発売されて約2年。ちょうど1年ぐらい前から、その後継機の発売が噂されていながら、今日までまだ登場していない。そして、噂によれば、2月初旬発表、3月末までには発売されるという噂がある。まだあまり細かい噂は登場していないが、ちょっとそのスペックを考えてみたい。

【噂スペック①】3,600万画素裏面照射型センサー

 この噂に対しては、「そんなに必要ない」との声が多いが、自分自身も正直そんな感じ。さすがに、1,000万画素は厳しさがあるが、2,000万画素もあれば十分。それに、画素数多くなればなるほど、1枚あたりの容量も大きくなるからな。とかいいながら、画素数多くて困る事ってそんなにないんですけどね。

 それよりも注目なのは、やはり「裏面照射型」かどうかという点。今や、α7RⅡがフルサイズの裏面照射型センサーになり、残すはAPS-Cサイズだけ。技術的にも無理な話では無いし、α7R→α7RⅡになって、画素数増えたのに裏面照射型になり、DxO Markのスコアが2,746から3,434に25%ほど伸びている(RX100→RX100Ⅱでも25%ぐらい伸びた)ことを考慮すれば、多少は画素数が上がっても、意外と高感度耐性は犠牲にならない可能性もある。また、そもそもセンサーの進化もあり、以前、NEX-6からα6000が2年経過して、画素数が16Mから24Mに1.5倍上がりながら、高感度が30%ほど伸びている。それを考えたら、36Mで2,200ぐらいのスコアが出たりして…。このスコアって、α7と同程度だから、こうなれば間違いなく買いでしょうね。

【噂スペック②】ボディ内5軸手ブレ補正

 数年前まで、Eマウントボディにボディ内手ブレ補正は難しいと言われていたけど、α7Ⅱシリーズでフルサイズで搭載されてしまっただけに、APS-Cでも技術的には十分できるはず。問題があるとすれば、ボディサイズとのバランス。おそらく、ボディ内手ブレ補正が搭載されれば、間違いなくα6000よりも大きくなる可能性があり、そこが問題でもあるかな。

 ただ、今や各社ともボディ内手ブレ補正を搭載してくるのが当たり前になりつつあるので、これは搭載してこないとダメなんじゃ無いかなと。特に、先の36Mを搭載してこようものなら、手ブレは大敵なので、36Mとボディ内5軸手ブレ補正はセットじゃないかなと見ている。

 あとは、地味に次のポイントにも繋がってくるし…私としては、サイズよりもボディ内手ブレ補正搭載してほしい…

【噂スペック③】LA-EA3×Aマウントレンズで像面位相差AFが使えるか

 個人的には結構注目しているポイントがここ。これも既に、α7Ⅱシリーズでは対応しているので、技術的にも無理なことではないはず(何せ、α7RⅡはまだしも、α7Ⅱですらアップデートで対応出来たぐらいだし…)。もちろん、ここでα77Ⅱみたいな速さのAFは期待していません。動きものは撮らないにしても、普通にスナップ撮影をするのに困らない、コンデジぐらいのAFが使えれば、問題はないですからね。

 で、この像面位相差AFが使えるかと合わせて、先程のボディ内手ブレ補正が重要ですよね。Aマウントレンズは、レンズ側では手ブレ補正を搭載してないですからね。

 正直、α6000のスペックのままで、このLA-EA3での像面位相差AFが使えるだけでも買う理由になりますからね。だって、今のAマウント機ってTLMがある関係上、どうしても高感度が弱くなるので、TLMのないLA-EA3でF2.8通しのレンズとか、SIGMAの18-35mm F1.8とか普通に使えたら、これ以上ない嬉しさですよ。

【噂スペック④】4Kは対応するか?

 たぶん、これは搭載するでしょうね。っていうか、今や、これを搭載せずに出すというのは致命傷にもなりかねないですからね。無論、RX100Ⅳのときみたいに、連続撮影時間に制限がかかる可能性もあるかもしれませんが、それでもいいです。つーか、5分以上回すとか、まずそうそう無いし。

【噂スペック⑤】タッチパネル

 これは微妙ですね。SONYって、結構不思議なぐらいタッチパネルに消極的なイメージです。まぁ、正直私はタッチパネル不要派なので、どっちでもいいですね。

【噂スペック⑥】静音電子シャッターモード

 これは、搭載してきそう。そんなにシャッター音をしないようにしたい、っていうケースはそんなには多くは無いけど、それはそれであればありがたいけど…ってぐらいかな。

【噂スペック⑦】電子水準器

 これはさすがに乗せてくるでしょう。っていうか、なぜα6000でコレを非搭載にしたのかが理解出来ないんですよね。いろんなところで、「電子水準器さえ搭載してくれれば…」っていう声も少なくないですから。正直、それだけ改善して、α6001ぐらいで途中で出しておけば良かったのに…とさえ思うからな。

【噂スペック⑧】EVF性能

 これも電子水準器と並んで言われまてますよね。正直、今のα6000のEVFでも使えない訳ではなりません。ただ、α77Ⅱやα7ⅡシリーズのEVFを見てしまうと、精細感が無く、細かいところが見えにくいんですよね。そこが結構残念なところ。なので、すごい良くなる必要はないけど、せめてα77Ⅱ同等ぐらいにはしてほしいな

そもそもα6000後継機なのか?、α7000なのか?

 実はこれが結構大切なところでもあるんです。

 何故かというと、上の噂スペックをすべて網羅してこようと考えると、「α6100ではなく、α7000だよね?」ってぐらいのスペックになってしまうのです。値段も、α7Ⅱと同じぐらいになってもおかしくないぐらいだと思っています。

 その一方で、ここ最近の噂は、α6100という表現が既定路線になっています。つまり、α6000後継機ということ。そうなれば、今のボディサイズを受け継いで…となるので、ボディ内手ブレ補正入るのか?とか、EVF改善の余地はあるのか?って話になってしまうんですよね。

 私個人としては、中途半端なα6000後継機というよりも、「APS-Cサイズのフラッグシップ機としてのα7000」として登場してほしい気がします。むしろ、α6000後継機はコスパとサイズ重視、α7000は高いけどフラッグシップとしての妥協なしってのが理想です。SONYのツラいところは、APS-Cのフラッグシップが無く、「こだわりたかったら、フルサイズにステップアップしなよ」ってところなんですよね。確かにそれもありなんだけど、レンズ一新しないといけないし、サイズも大きくなってしまう。個人的には、ちょうど今の16-70mm F4ぐらいな感じが、サイズとしても、画角としてもちょうどいいんですよね。ボディは、α7Ⅱのままでいいから、あれでα7000を作って欲しい。そしたら、15万でもたぶん買いますわ。

α6000後継機のスペックによっては、α7Ⅱという選択肢も

 ここが難しいところなんですよね。

 というのも、α7Ⅱがなかなかいいスペックだというところですよね。だって、

 ・ボディ内5軸手ブレ補正搭載
 ・アップデートにより、LA-EA3でAマウントレンズが像面位相差AFが使える

 この2つが大きいですよね。これで、約17万円。正直、裏面照射型になって、4Kが撮影できるα7Ⅲが出ようものなら、「もうそれでいいですよね」とも思いますから。

 α7ⅡでAPS-Cを使っても、1,000万画素撮れるので、まぁ使えるし。

 ただ、問題はレンズなんですよね。望遠系はいいけど、標準ズームは、何かしら買わないとフルサイズ対応レンズが無いからなぁ…。

そろそろA・Eマウントハイブリット機が登場してきてもおかしくない

 最近、めっきり噂が出てこなくなったAマウントとEマウントのハイブリット機。2年前ぐらいが一番盛り上がっていた気がしますが、Eマウント機でAマウントレンズを像面位相差AFで使うことが出来るようになった今こそ、このハイブリッド機が登場してきてもいいと私的には思っています。

 実際問題、Aマウントレンズの資産を生かしたい、Eマウント機はボディが小さすぎて撮影しにくい、操作性が悪い、バッテリーが容量不足、3軸チルト液晶を使いたい、でもTLMは嫌だ、という声は多い。それらをすべて解決するのは、このハイブリッド機が一番、手っ取り早いと思うんですけどね。何なら、ハイブリッドじゃなくても、ミラーレスのAマウント機を出せばいい。あまりお金かけたくないなら、α77Ⅱボディの流用で、ミラーレス化してしまえばいい。それぐらいアグレッシブにやっちゃっていいと思うんですよね。確かに、一番いいのは、α77Ⅱでミラーアップ機能ってのがいいですが、単なるミラーレス化でも売れると思うんですがね…。

トラブルついでに、新PCを模索する(2016.01.24)

 今回は無事だったのだが、こうPCトラブルが発生すると、新しいPCを模索してしまう。

 私自身、大学時代からメインPCはデスクトップを使っていて、

 2003年(Windows XP)→2008年(Windows Vista)→2012年(Windows 7)

 と乗り換えてきている。で、不思議なことに、ここ最近は4年おきに、ちょうどオリンピックの開催のタイミングで乗り換えており、そのタイミングで考えれば、今年が買い換えるタイミングになる。

 また、割と私がデスクトップを変えるタイミングは、新しいCPUが登場したタイミングと重なることが多いんですよね。といっても、たまたまなんですけど…。

第2世代 第3世代 第4世代 第5世代
購入時期 2003年6月 2008年4月 2012年4月
メーカー DELL Gateway パソコン工房
OS Windows XP Windows Vista Windows 7 64bit Windows 10 64bit
CPU Pentium 4
(Northwood)
Core 2 Quad Q9450
(第6世代Skylake)
Core i7 3770K
(第3世代 IvyBridge)
Core i7 6700K
(第6世代 Skylake)
クロック 2.4CGHz 2.66GHz 3.5GHz 4GHz
TDP 66.2W 95W 77W 91W
コア/スレッド 1 / 2 4 4 / 8 4 / 8
メモリ DDR400 PC3200
512MB→1.5GB
DDR2 PC2-5300
3GB
DDR3-1600
16GB
DDR4-2100
16GB
グラボ GeForce 6200 GeForce 8800GT GeForce GTX 570 GeForced GTX 960
ベイ数 5基

次世代機に何を求めるのか

 で、今までのスペック一覧と合わせて、次のマシンに求めるスペックを考えてみました。

基本コンセプト

 第2世代や第3世代のデスクトップの頃は、DAWをやるにあたってのスペックというところが強かったのですが、最近はやはり、RAW現像と動画変換ですよね。個人的には、動画変換で、今のスペックで不足している時間はそれほどありません。変換の時間はもちろん短いに越したことはありませんが、大体は、夜寝る前にスタートして放置…という場面が多いので、実際はソフトの動きしか問題になりません。

 ただ、今のうちはフルHDなので問題がありませんが、これが数年もすれば4Kを扱う時代になるのは間違いありません。とはいいつつ、4Kを昨今のPCスペックでサクサクと…となるととてつもない金額になるようなので、ここは可能な限り高性能というところで押さえたい。

 それよりもむしろ、重きを置きたいのはRAW現像、とりわけLightroomでの軽快操作。これも、今のPCスペックでそれほど問題はありませんが、セレクト画面の軽快さは欲しいところ。また、モニタを4K化したい思いもあるので、その点については多少効果になっても、妥協せずに投資はしておきたいところだ。

 ありがたいことに、最近は、この手の検証を企画としてやってくれている。

 ・写真家 礒村浩一のPCプロデュース、次はプレミアムモデルだ(2015.12.21)

 ・5,000万画素超時代を見据えたLightroom向けPCを作る(2015.11.16)

 今回のスペック決定の参考にしているので、ご参考までに。

CPU

 CPUといえば、単純に考えてもCore i7。となれば、2015年8月に発売された、第6世代のCoreプロセッサ、いわゆるSkylakeってヤツですよね。なかなか評判がいいですし、Lightroom上もコア数よりもクロック数を重視すべしとのアドバイスもあるので、ここはCore i7 6700Kの一択です。

メモリ

 以前は、やっぱりメモリは多くないとね!と自分も思っていましたが、16GBというレベルまで来ると、それ以上の効果はあまり無いとのこと。それに、メモリはあとで増設をするとしても、16GBを32GBにする場合、8GB×2はそのままに、新しく8GB×2すればいいから障害は少ないし、投資もそれほど必要な訳では無い。そう考えれば、とりあえず購入時は16GBでいいんじゃないかと。

ドライブ

 単純に、新しいPCを買ったとしても、今、PCに内蔵しているHDDを移動することになるので、あまり容量なんかは気にしていません。

 それよりもむしろ、OSを起動させるドライブはSSDというのが今や必須ですよね。正直、今使っているPCがそれほど不満がないのも、起動ドライブをSSD化したからですからね。ただ、ちょっと苦しいのは容量です。OSだけなら、それほど大きな容量は要らないはずなのですが、私の場合、DAW系のライブラリ容量がハンパないんですよね(BFD 2だけで50GBも食いますから…)。なので、308GBも取っているんです。

 無論、起動ドライブではなく、別のドライブに入れてもいいんですけど、せっかくならソフトシンセ系もSSDの方がサクサク動くし…。なので、起動ドライブの容量が240GBあたりでは足りないため、500GBあたりになると値段が1段アップしてしまうんだよなぁ…。それがちょっと厳しいところ。

 また、Lightroomのカタログ情報とかも、できればSSDがいいから、そうなると、起動ドライブ・SSD 500GBとカタログドライブ・SSD 250GBかぁ…ってなると、なかなかな金額がしそう…。

 それよりも、地味に大事なのが、3.5インチのシャドウベイが何基あるのかというところ。今使っているPCが5基なので、これよりも少ないと、ちょっと運用を考えないといけなさそう。

 あと、最近は「M.2」と呼ばれるこれまでのSATA3よりも高速なSSDが人気が出ているようですが、実際、M.2のSSD自体の速度アップがこれからで、高速なものはあるけどもまだまだ高い状況。なので、この点は、高速なM.2 SSDが安くなった段階で、乗り換えるっていうぐらいでもいいかな。

グラフィックボード

 今まではあまり気にしていなかったスペックなのですが、やはり今後、4Kに対応していこうと考えた場合に、少なくとも4Kには対応しているというのは最低条件ですよね。単純に性能だけでいえば、GTX 750でも十分なようですが、4K対応して、マルチディスプレイに…となると、GTX960が最低条件になりそうです。

現マシンのWindows10へのアップグレードをどうするか?

 その一方で、考えないといけないのが、現機種のWindows10のアップグレード。

 ただなんだから、普通ならすんなりとWindows 10にアップグレードすればいい話のようにも聞こえますが、そう簡単にはいかないんですね。

 どうしてかというと、DAW系のハードなんかが、軒並み、Windows 10に対応していないのです。

 ・SC-D70:基本的には×。ただ、Vista用の64bitドライバーでなんとか無理矢理いける?
 ・SD-90:基本的には×。ただ、8.1用64bitドライバーで無理矢理いけるっぽい。
 ・UA-25:基本的には×。う~ん、無理矢理はどうなんでしょ?

 今更、SC-D70とかSD-90とかを使ってミックスダウンするなんてしてないけど、なんというかな、DAWを本格的に始めた時代から、SC-D70=オーディオインターフェイスとして使ってきたところもあるので、何気に寂しい。そして、SD-90本格活用する前に撃沈とかね…。個人的には、あんまり使ってないけど、UA-25ってコンパクトでいい感じだから、何かあったときには使いたいんだけどなぁ…。

 一方、ソフトウェア系はどうかというと…

 ・Singer Song Writer 10 Professional:公式に○
 ・Sound it! 5:基本的に×。
 ・SSW系のVSTi:公式に○。

 Sound itがダメなのはキツいな。

 ・BFD2:OKみたい
 ・EZdrummer:OKみたい

 気になるVirtual Guitarist 2の情報があんまりないな。まぁ、一か八か、アップデートしてみるというのもアリなんだけどね。

PCトラブル(2016.01.23)

 実は、1ヶ月ぐらい前からちょっとおかしかったのです。

 仕事から帰宅後、PCの電源を入れて、ネットサーフィンをしていると、起動後5分ぐらいのあたりで画面が止まったようにフリーズ。その後は、電源ボタンを入れ直して、強制終了→再起動をすることで、再び起動していました。

 それが次第に、この症状が起きる頻度が高くなり、酷いときは、再起動で電源を入れても、まともに、5~10秒間隔で電源が入ったり切れたりして、BIOSの画面までも進まない状況

 当初は、寒さの影響でもあるのか?とも思いましたが、そういえば、1度、雷がゴロゴロと鳴っているときに、パソコンが1度、「バチッ!」となったことがあり、それからこのトラブルが続いている感じがする…。ってことは、電源か?マザーボードが?…。

 それでもしばらくはダマしダマしで乗り越えてきてはみたものの、ここ数日で症状が悪化。ついには、まともに起動しない状態にまでなってしまいました。

 そこで仕方なく、パソコン工房に持ち込んで、簡易検査を依頼。

 すると、十数分後、店員さんに呼ばれて、状況を聞くと、

「はじめ、メモリーのエラーが確認され、どのメモリーが問題なのかと2枚ずつでチェックをしてみたら、どれもエラーが無く、再び4枚差した元の状態でチェックをしたら、エラーが確認されなかった」

 とのこと。

 実はよ~く思い出したら、以前に同様のトラブルの経験があるんですよね。

 このBoyakiの2010年にも掲載をしているのですが、今、改めてBoyakiを呼んでみると、当時のWindows Vistaのデスクトップパソコンで、今回と似たような症状になっているんですよね。この時は、電源オンのときに警告音が鳴るようになり、その警告音がメモリーのトラブルを示すものだったので、試しにメモリを外してやったら元に戻ったんですよね。

 たぶん、今回も、雷が鳴っているときに、強い電流が流れたか何かで、それがPCのメモリに影響して、帯電していたか何かで、それが悪さをしていたのでしょう。で、1度抜いたら、その帯電していた電流が放出されて、元に戻ったと。

 とりあえず、電源ケーブルを抜いて放置をしてみるというのは試したんだけど、メモリまでは発想が行かなかった。今も昔も、意外と似たようなことが起こるんですね。

Twitterの動画アップ機能(2016.01.09)

 今更かよ!?って言われそうですが、2015年の春頃から、Twitter上に直接動画をアップすることが出来るようになりました。といっても、当時はPCからのWeb版は未対応で、スマホからの投稿しか対応していませんでした。

 それでも、あちこちで撮影記を紹介したりする中で、写真は写真でいいんだけど、動画があったら幅が広がるなぁと思って興味は持っていました。私自身、YouTubeチャンネルも一様持っているので、そちらでアップをしてもいいのですが、それもそれで動画をアップするとなると、結構敷居が高くなります。その点、Twitterなら気軽にアップできる。それに、ちょうど昨年2月に写真用のTwitterアカウントを取っていたこともあり、3月の鈴鹿ファン感のときには試しにアップもしてみたりしてました。

 ただ、実際にやってみると、スマホで撮影するだけあって画像が…手ブレが…音量が…縦画面固定だし…といろいろと不満もあり、それっきりになっていました。

 そこにきて、昨年の夏に、コンデジをRX100m3に買い換えました。このカメラのいいところは、NFC/Wi-Fiでスマホに簡単に転送できるところ。ただ、今までは画像の転送しか考えていなかったのですが、ふと、「あれ、動画も転送できるんじゃないの?」と思ったのです。そもそも、AVCHDのような大きな動画ファイルをスマホに転送するメリットが私にはなかったのですが、RX100m3では「同時ビデオ記録」という機能があり、AVCHDとは別にもう少し容量の小さなMP4動画を同時保存をしてくれます。これが実は、スマホに転送して、特に変換等も必要なしで、そのままTwitterアプリからアップが出来たのです。これに気付いたときは、ちょっと驚きましたね。

 さらに、昨年の秋に、Web版の方からでも動画がアップ出来るようなっていました。全く今の今まで気付きませんでした…。これなら、デジカメで撮影をした動画を、帰宅後にアップするというのも十分可能になります。

 しかも、今まで、「ツイートの埋め込み」という形でした貼り付けられないと思っていましたが、気付けば「動画を埋め込む」という方法が出来るではありませんか!

 これなら、YouTube動画を貼り付けるのと同じ感覚で、Twitter上の動画をHP上にアップすることが十分可能です。これはいい!。

 先程の、RX100m3の使い方に気付いたのも、スーパーバイクの決勝日だったので、それ以降、使う機会が無いというのが今のところですが、今年はこれでバンバンやっていこうかなあなんて思っています。ただ、唯一問題なのは、RX100m3の風切り音。この点は、YouTubeを参考にしながら、タオル風防なんかを使って対策をしようかなぁ。

2015年のアクセスランキング(2016.01.01)

 以前はプロバイダーのアクセスログを見ていた私ですが、最近はGoogleアナリシスを使っています。これだと結構細かくアクセスを見ることが出来ます。

 ということで、年始なので昨年のアクセスランキングを改めて見てみたいと思います。

 大変小さくて見にくいグラフで申し訳ありません。これが、2015年のベスト50になります。

 相変わらず、RX100のレビュー記事のアクセスがダントツに高いのが分かります。サイトリニューアルによって、アクセス状況が多少変わってきている中、この記事だけは根強い人気です。あとは、サーキットの記事、その中でもレースクイーン系のアクセスはやはり伸びる傾向にあります。鈴鹿ファン感が高いのは時期的なことも影響しているように思います。

 あと、サーキット系で意外とアクセスが高いのは、鈴鹿1000kmの参戦検討の記事。実は、レースクイーン記事を除けば、その次に登場をするのが、鈴鹿1000kmの参戦検討記事なんです。この状況を受けて、あえて記事を書いたのが「岡山国際サーキットガイド」の記事。年の後半になって、ページ校正を変えたので、アクセス具合がばらついていますが、昨年もSGT岡山戦の時期は一気にアクセスが伸びましたからね。なので、まだまだ早いですが、オートポリス参戦検討記事もぼちぼち書こうかなぁと思っています。

 サーキット意外の撮影系は、大阪空港の千里川土手がダントツです。あとは、ベスト50圏外の船上山さくらまつりになります。ただ、意外と多いのが結婚式系。これも、チェックをしてから撮影に挑む人が多いのでしょうね。

サイトリニューアル(2016.01.01)

 2016年1月1日より、Bootstrapを適用してレスポンシブ対応したKe-Kun Base Ver.16が本格稼働しました。

 当初は、元旦からのリニューアルも考えていましたが、2週間ほどフライングでプレオープンをしたお陰で、だいぶんバグ取りもできましたし、懸案事項だったGoogle Mapのレスポンシブ対応も可能になりました。

 できれば、時間があれば、今回のレスポンシブ化について、いろいろと悩んだこともあったし、困ったこともあるので、そのあたりをまとめて記事にできればと考えています。