α77Ⅱ 2ヶ月使用感レビュー(2014.10.13)

*最終追記:2014.10.19

 8月頭に手元に届いて、早2ヶ月。使用感のレビューをするには中途半端なタイミングなようにも思いますが、私のサイトのアクセス数を見ると、α77Ⅱを購入した際の記事へのアクセスが結構多い。なので、それだけ、注目も大きいのかなぁと思い、少し早いですが私なりの使用感レビューを書きたいと思います。

モードダイヤルのロックはありがたい

 α77Ⅱから、モードダイヤルにロックボタンが付きました。以前は、「こんなボタン要らないんじゃないの?」って思ってましたが、今年になって、α77を使っていると、モードが知らぬ間に変わっているっていうトラブルがちょこちょこ出ていたので、これは渋いところですがありがたいです。

ホットシュー

 あとは、ホットシューがISO標準のものに変わりました。個人的には、以前のオートロックアクセサリーシューのフラッシュが多少グラグラして心配だったのと、たまに接触不良が起きていたので賛成。とはいっても、買換えるのがキツイので、しばらくは交換アダブターを付けて使っていました。


完全にシューに引っかかるツメが折れています。

 なのですが、今、持っているフラッシュがHVL-F43AMという、旧オートロックアクセサリシュー対応のものなので、シューアダブター(ADP-MAA)を使っているのですが、コイツが見事に外れるんです。確かに、ピットウォーク中にいろんな人なんかとぶつかるときに外れるというのもあるのでしょうが、何も無く、普通に歩いていても外れたということもありました。

鈴鹿1000km、S耐、スーパーバイクと落下し続け、もう傷だらけです。
とりあえず本体が壊れていないのが幸いですが…

 なんなんでしょうね。ここまで外れやすいと、正直、ピットウォークにフラッシュを持っていくのが怖くて仕方がないです。ただ、以前にも述べたとおり、以前のクイックシューの所がはずれるのではなく、今のネジ式のところが外れるんですよね。最新のHVL-F43Mは、レバー式のロックになっているので、これだと大丈夫なんですかね?。

GPS非搭載は個人的には関係ない。Wi-Fi&NFCも実際は使わず

 GPS機能が削られた一方で、Wi-Fi機能が搭載されました。個人的には、α55やα77のGPSを使っていて、GPSの測位に時間がかかることと、精度があまり良くないことがあり、ほとんどGPSオフにして、その代わりにスマホでGPSログを取って、あとで付加しているので問題ないです。

 Wi-Fiについては、グリップ側の方にはNFCも搭載されました。一様、試しにどんなものなのか使ってはみましたが、現場でほとんど使うことは無いです、私の使用では。α77Ⅱで撮影したものを、スマホでSNSにアップするにはいいんでしょうが、私はあんまり現場でリアルタイムにSNSにアップすることはあまりしないので、う~ん、どうでしょうかね。ただ、画像を再生表示した状態で、NFCにかざせば、簡単にスマホに転送できるので、FlashAirなんかと比べても断然便利です。

液晶からファインダーへの切替は断然早い

 私の場合、通常は液晶モニターでの表示で、ファインダーを覗いた時に、ファインダーの方に切り替わる形にしています。たぶん、普通の人はそれで使っている人が多いと思います。

 普通に撮影をする場合は、そんなに気にならないのでしょうが、サーキットで目視でマシンを確認して、近づいてきたのを確認しながらモニターを覗きこんでマシンを狙って…という一連の動作の中で、α77だと多少切り替えにもたつく感じがあり、場合によっては撮影に間に合わないという感じがありますが、α77Ⅱだと切り替えが早いので、カメラを構えてすぐに被写体を狙うことができます。『そんなの、初めからファインダー表示にしておけよ!』って言われるかもしれませんが、実際、こういう細かいところが今回のマークⅡでのバージョンアップポイントなんでしょうね。

バッファの巨大化で、連写でもたつきはない。が…

 私の場合、サーキットで流し撮りをするときに、単発ではなくで、5~6枚程度連射で撮ることが多いのですが、そうしていると、α77だとそれを数回しているとすぐにバッファが一杯になって、それ以上連射がきれないというのが度々ありました。その点、α77Ⅱだとバッファ容量が増えたことで、撮影時点でバッファに関して一杯になってシャッターが降りないというストレスは、ほぼありません。特に私の場合は、RAWのみか、RAW+JPEGで撮影するので、結構負荷は大きいはずなのですが、それでも問題は無いです。

 ただし、強いて言えば、バッファ容量は増えたものの、カードへの書き込みの部分は、UHS-I対応というのはα77もα77Ⅱも同じなので、書き込み速度は変わりません。カードへの書き込み中は、プレビューできないというのは同じなので、逆に、バッファに溜まっている量が多い分、実際的にはα77Ⅱの方がプレビュー表示に待たされる感じは否めないかもしれません。まぁ、仕方がないですよね。

シャッターの感触は結構違う

 この点は、いろんなところでレビューされていますが、シャッターボタンの感触が結構違います。きちんと表現すると、半押しでピントがあう感じが軽い感じがします。α77の方が、半押し状態の反発力というか抵抗感がそこそこあるのですが、α77Ⅱの方は、半押し状態の反発力が少なく、ちょっと気を抜くとシャッターを切ってしまう感じがあります。

 個人的には、α77のシャッター感が好きだったので、α77Ⅱの軽い感じはどうかなぁという感じはします。ただ、慣れてくると、「そんなもんかなぁ…」という気もしてはきます。

AFエリアの広さは、顔認識で威力を発揮する

 やはり、α77Ⅱの進化点で大きく取り上げられることの1つに、AFエリアが広くなったということがいえます。

α77

α77II

 SONYのαシリーズの場合、TLMによって、ファインダー使用時でも位相差AFが作動するというメリットがある一方で、コントラストAF非対応ということで、位相差AFのポイントが実質的にAF動作可能な場所になってしまいます。

 その点、α77ではお世辞でも広いとは言えないAFエリアでしたが、α77ⅡのAFは一気にエリアが広くなって、大概の撮影場面では苦にならないまでになりました。特にαでは、そもそもファインダー使用時に顔認識が動作するので、ポートレートが撮影しやすいというメリットがありますが、そのエリアが広くなったことで、普通に撮影する場面では、そう困ることはなくなりました。これはとてもありがたい機能だと思います。

 ただ、強いて言えば、極端に隅に被写体を置くような構図は、相変わらず苦手でしょうね。

メニューのカスタマイズは、かなりありがたい

 UIが一新されたと共に、カスタマイズ性が非常に高くなったことで、メニュー画面の項目も自分好みに変えることが出来るようになりました。これ、特に私にとっては、手ブレ補正がFnボタンから出せるというのはとても嬉しい話です。というのも、サーキットでは流し撮りの時は手ブレ補正をオフにするし、ピットウォークの時は、手ブレ補正をオンにするし…といった具合に、ちょこちょこ変えることがあるんですよね。なのでとてもありがたい機能です。

 少し残念なのは、このメニューの項目と、撮影時にライブビューで表示される項目が同じでは無いということです。特に手ブレ補正は、Fnボタンですぐ出せるのに、ライブビュー表示では示されないのです。これはちょっと残念です。

 また、モードダイヤルのところに、モード1・2・3と予め任意の設定をしておくことが可能なのですが、こちらの登録についても、これまでは手ブレ補正などについては登録できなかったのですが、今回のα77Ⅱになったことで手ブレ補正についても登録できるようになりました。なので、先のサーキットのシーンなどでは、流し撮りは1、ピットウォークは2なんて設定にしておけば便利な気がします。

AFレンジは便利…だと思うけど…

 また、サーキットで活躍しそうなのが、このAFレンジコントロール機能。下に焦点距離の数字が出ていますが、今の場合だと、0.3m~0.7mの間でしかAF合焦しないという設定が可能です。これにより、サーキットの手前にある柱とかフェンスとかにピントが合うことなく気軽にAF撮影が可能になります。これはいいですよね。実は、鈴鹿サーキットで少し使おうとしましたが、実際はそもそものAFの食いつきが良くて、特別に設定しなくても問題無さそうだったので、あれっきり使ってないです。ただ、フェンスとか照明の柱とかある場所では便利だと思います。

あえて液晶保護ガラスを使ってみたが…う~ん、どうだろう

 最近、スマホなんかでは液晶フィルムよりも保護ガラスが流行になってきているので、カメラではどうなんだろう?ということで興味は持っていました。実はKenkoからPRO1Dの液晶保護ガラスが登場しているのですが、α77Ⅱ用って発売されてないんです。なのですが、いろいろとサイズを調べてみると、RX1R/RX100M2用のものがサイズ的に合いそうだったので、試しに買ってみました。

 サイズ的にはバッチリな感じです。ただ、曲がるフィルムを貼るのに慣れていると、曲がらないガラスを貼るというのは結構難しかったです。

 あとは、綺麗かどうかというと、それほどでも…って感じはします。しかも、サブ液晶のフィルムはこれには付いていないですしね…。

 さらに、クリアーさがあんまし好きじゃないかも。これだったら、純正のセミハードで十分かも。だから、そんなにはオススメしないかな。

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