α撮影記 夜桜撮影にチャレンジ at 袋川(2012.04.12)
2012年第1段は「夜桜」ということで、鳥取市街地を流れる袋川沿いの夜桜を狙いに行きました。この日は、雨上がり直後だったこともあり、あいにくの霧雨が降る一方で、風もややあるような状態で、なかなか撮影には不向きな日でした。
とりあえずの成功例をいくつか載せていますが、特にズーム側の写真については、風で桜が揺れてなかなかピントが合った物がありませんでした。やはり、同じ構図でも3枚ぐらいは続けて撮ることが重要だと思います。
設定は、始めはF値やISO感度もいろいろ変えていましたが、途中からは、ほぼF2.8のISO-400の固定でいきました。というのも、イルミネーションなどと違って、長時間露光はブレの原因になるので、ある程度のシャッター速度を確保しようと思うと、この組み合わせは避けられない感じでしたので。
あとは、難しいと思ったのはホワイトバランス。オートにしてみたり、太陽光にしてみたりしましたが、あまりにもオートだと白っぽさが残るので、あえてRAW現像する際に白色蛍光灯にしてみました。
レリーズは便利。ただ、三脚時のバリアングル液晶は邪魔
昨年の砂丘のイルミネーションの時は、レリーズを持ってなかったので、2秒のセルフタイマーでやりました。もちろん、それでもいいんですが、カウントダウンの音がするので、「おいおい、セルフタイマーで撮ってるよ」というのが同業者さんにバレてしまいます。そんなこともあって、その後にレリーズを買いました。
実際、今回使ってみてよく分かったのですが、拡大表示でMFでピント合わせをして、かるくレリーズを半押しすると、元の画面に戻ります。要は、普通のシャッターと同じです。当たり前かも知れませんが、感心してしまいました。
それよりも、意外とイラがきたのは、バリアングル液晶でした。昨年のイルミネーションの時は、特別見上げるような角度はなかったので、液晶を動かす必要も無く問題がありませんでした。しかし、今回はどうしても見上げるようなシチュエーションが多くなり、バリアングル液晶を出して見ようと思うと、右の写真のように、三脚の縦軸のネジに液晶が干渉し、さらにはハンドルにも干渉し、使い勝手が悪かったです。おそらく、α77のような三軸のような場合や、CanonやNikonのように横方向のバリアングルなら問題ないのかもしれませんが…。
このあたりは、自由雲台とかを使えばそんなに問題にならないかも知れませんが、普通の安物の三脚ではこういうことになりますのでご注意を。今後、本格的な三脚を購入するときには考えたいと思います。