今年のカメラ生活を振り返る2015(2015.12.30)

振り返り

 昨年もいろいろと行きましたけど、今年もいろいろと行きましたね。

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サーキットに何日行ったんだ?

 本当、今年はメチャクチャサーキットに行きましたね。

 2014年は、合計9日間(うちレース日5日間)だったのが、2015年は、計17.5日間(うちレース日12.5日間)ですからね。念願だった、春の岡山国際のSUPER GTも行けましたし、急きょGT ASIAも行けた。バイクも撮れたし、なかなかいい感じじゃないでしょうか

そこそこ上手くなった?

 昨年から今年になって、撮影スタイルというかちょっと変わってきた感じがします。

 2014年までは、70-300mm Gを手持ちで普通にフェンスの上から流し撮りをする感じが主流でした。それが、春の岡山ファン感の時に、これまで久しく撮影していなかった高速マイクナイトコーナーで撮影窓から撮影したショットが思いのほかカッコよく、そこから1皮剥けた感じがします。というか、去年なんか、1度もこのコーナーで撮影してないですからね。

 その後、4月のSUPER GT岡山戦では、ガッツリとマイクナイトや最終コーナーといったところから撮影窓越しに撮影。

 すると、手持ち撮影の限界を感じつつ、5月のSUPER FORMULA岡山戦には、70-400mm Gを投入し、あまり本格的に使っていなかった一脚の使用にもチャレンジ。さらに、翌6月のGT ASIAの時には、マイクナイト脱出側の撮影窓から撮影、気づけば9月のS耐の時には、フェンス越しで撮影するまでになっていました。

 シャッタースピードも大分遅くまで耐えられるようになってきて、いろいろと撮るレパートリーが増えてきた気がします。ただ、その一方で、一周回ってしまい、「もうちょとマシンをパキッと撮りたい」という思いも出てきて、あえてシャッター速度を上げたりもしていますけどね。

 8月の鈴鹿1000kmは、天気に翻弄されたところもあったけど、そこはさすが1000km・約6時間の長丁場ということもあって、結構東コースでの撮影は満喫できました。ただ、1コーナーのBスタンドで撮影できなかったのは、ちょっと残念だったかな。

それにしても、今年は雨に泣かされた

 ホント、今年は雨がメッチャ多かったんだよね。まぁ、雨男だから仕方が無いんだけど…。でも、去年までは、雨らしい雨といえば、2014年春の鈴鹿ファン感1日目の夕立ぐらい。レース中に雨で悩む事って意外となかったんだよね。

 それが、今年は、鈴鹿ファン感・SFテストで早くも雨に会うと、SUPER GT岡山戦の決勝日はいい感じの雨で。

 まぁ、でもある意味、あれぐらいで済んでまだ良かったんだろうな。レースも、それはそれで面白くもなったし。

 そして、鈴鹿1000km。前日の深夜に鈴鹿入りをした段階で、警報が出るぐらいの大雨。決勝日もグリッドウォーク中からレース序盤にかけて雨が降った。まぁ、でもあれもまだマシな方だったんだろうな。今考えると。

 そして、翌週のスーパー耐久の岡山戦。

 この日はさすがにやる気を削がれてしまった…(T-T)。降り方も結構激しかったもんな。津山の観測所だと、58.5mmの降水量だったらしい。ある意味、あんなのもそうそう無いだろうけど。帰宅後は、真剣に防塵防滴カメラを買おうか悩んだもんな。どうか、来年は晴れますように…。

RQ撮影は2巡目が面白い!

 私的には、サーキットでお姉様方をキチンと撮影をするようになったのは、2014年の春の鈴鹿ファン感から。なので、今年が2年目という感じなんです。で、ただ撮るだけではなくて、HPに写真をアップする関係上、名前を調べたりすることもあり、否応でも覚えてくるんですよね。事前に調べてなかったりしても、「あれ?、この子、どっかで見たことがあるよなぁ…」って。

 しかも、私の場合は、SUPER GTだけではなく、SUPER FormulaからS耐、MFJなんかにも脚を運んでいるので、重複する人なんかも結構いたりして…。そうこうしていると、やっぱり、ヒイキをする方とかがどうしても出てくるんですよね。

 一番いい例は、昨年紹介した水谷望愛さん。まぁ、この方は、この世界では有名なお方ですが、彼女は唯一、2013年にも偶然一度お会いしているので、今年で3年目です。

2013年・GT ASIA

2014年・SUPER GT鈴鹿1000km

2015年・SUPER GT鈴鹿1000km

 あと、やっぱり2014年に出会っている人で、2015年にステップアップしている人ですよね。ちょっと、いいなぁと思っていた子が、こうもステップアップしてくれると妙なうれしさというかありますよね。ほかにも、不思議と2014年春のファン感の方は結構印象が深いんですよね。鈴鹿のファン感は、基本S耐や8耐/MFJなので、正直決して有名な方々では無いんですけど、変に勝手な親近感が沸いてます。

私的RQ大賞は清瀬まちさん

 で、私的には、やっぱり”まちにゃん”こと清瀬まちさんですよね。

 昨年の同じ記事で、「今年に気になった子」の中にも入っていましたが、何というかなぁ…2014年の鈴鹿1000kmの時からちょっと気になっていたんですよね。で、何かの時に、我が鳥取のお隣「岡山出身」ということを知り、それはそれで妙な親近感(なんで?)を勝手に抱いてしまったんですよね。しかも、2014年は目線をもらった写真が1枚も無い!。

 そんなこんなで、今年、気付けば彼女中心に狙っている自分がいました。

2015.04 SGT岡山戦

2015.08 鈴鹿1000km

 彼女は今年、D'STATIONに移籍し、しかもSGT・SF・S耐の3カテゴリー兼務(厳密にはD1/EXEDYもありますけど…)ということで、岡山SGT・岡山SF・鈴鹿SGT・岡山S耐とチャンスが4回もありました。チャンスは増えていいのはいいんだけど、D'STATIONは激混みなんですよね…(T-T)。しかも、SGT岡山戦なんか、グッドスマイルと隣同士という…GTAさん、ありゃないですって…(゜´Д`゜)。

2015.05 SF岡山戦

 それでも、お客さんの比較的少なかったSF岡山戦の時はいろいろと撮らせてもらい、特に上の写真は結構離れたところから、ほとんど真横みたいなところから撮影していたのですが、バッチリ目線くれたんですよね。いやぁ、なんかメッチャ嬉しかったです!!(≧∀≦)。個人的には今年一番の写真だろうなぁ。

今年の気になるお姉様方

 ほかにも、数々のお姉様方を撮影させて頂きました。

 どれだけの方をご存じですかね?。今年は目線もらってる写真がだいぶん増えましたね。

グリッドウォークってどうなんだろう…

 実は、今年初めて経験をしたのが、グリッドウォークです。

 SGT鈴鹿1000km、S耐、スーパーバイクの3レースで経験をしました。

 まず、岡山のグリッドウォークですが、こちらは結構オススメ。S耐こそ天気に翻弄されたし、勝手が分からなかったり…ということもありましたが、スーパーバイクでは雰囲気も分かり、撮影のコツも見いだせたので、正直「こりゃいいわ」という感じがしました。

 ただ、参加台数が多いレースになればなるほど、全体を回ることができないので、撮影できたとしても、人数が絞られるのは必至。しかも、人気チームは間違いなく混雑しているので、そこで目線を貰うのって結構大変です。

 あと、どうしても、グリッドウォークに参加すると、スタート時の撮影はかなり難しい。岡山国際はまだ近いのでいいかもしれないけど、鈴鹿だと1コーナーまで行くのもかなり遠いですからね。一様、間に合わなくはないですが、ポジション取りは厳しいですね。

 それと、今までグリッドでの撮影となると、標準ズームで全身入れて…というイメージが強かったですが、岡山国際サーキットだと、ちょうど逆光で撮影ができるので、あえて望遠レンズで挑む…というのもいいと思いますね。

ほかの撮影は意外と少なかった!?。いや、実は…

 今年こそ、レース撮影が多かったものの、レース以外の撮影もやってますよ。

船上山さくらまつりはコツをつかんできた

 昨年デビューした船上山さくらまつりの撮影会ですが、今年も参加しました。

 去年は、初の撮影会にして、初のポートレートとあって、なかなか慣れないことばかりで難しかったのですが、大分ポートレート撮影に慣れてきましたね。やっぱり、逆光がいいですね。

花火は香住がめちゃ良かった!!

 まず、夏はやっぱり花火。今年は、浜坂・香住・気高の3つの花火大会に行きましたが、やっぱり香住ですよね。いろいろとネットで調べていても、「一度は見た方がいい」と書かれているくらい評判のいい大会ですが、実際に見て撮影して納得しました。

 ホント、なんで今まで行ってなかったんだろうって思うほどです。打ち上げ数としては、そんなに多いわけではないのですが、スターマイン中心で構成されていることと、湾の形状をうまく利用して、非常にワイドな打ち上げが行われます。なので、広角レンズは必須ですね。

いろいろと限界を感じさせられたしゃんしゃん祭り

 今年のイベントの中で、結構大きなポイントだったのが、この「しゃんしゃん祭り」。鳥取県東部の人には馴染みのある祭りでしょうが、お盆に開催される傘踊りの祭りです。

 ただ、個人的には今まで1度も見に行ったことが無かったのですが、今年は仕事の関係もあり、自称撮影係をかって出て撮影しました。

 一言で言えば、とにかく難しかった…orz。特に大きな敵が2つあり、1つは踊り。傘を使って踊るので、ある程度、踊りの内容を理解しておかないと、顔が隠れてしまったり、いいタイミングで撮影できない。そして、もう1つは暗さ。ミラーレス機の暗い場面でのAF能力の低下が顕著だったし、やはりISO感度が大きくなるとノイズが乗ってくるので、シャッター速度も遅くなり撮れなくなる…。今まで、「フルサイズなんて…」思っていたけど、ああいう経験をすると、フルサイズのポテンシャルが気になります。

毎年恒例が出来なかった悔しさ

 サーキットはあれこれ行けたんですけど、毎年恒例の桜や紅葉は行けなかったんですよね。本当は、紅葉は去年と同じく京都に行こうと思っていたのですが、振休を取るタイミングを逃してしまったことと、そもそも紅葉があまり綺麗じゃ無いということで、そもそものタイミングも微妙だったというダブルパンチでした。なんとか来年は…

実はあれこれカメラマンをすることが増えてくる

 さらに、あえて作品として…という訳ではなく、仕事関係やプライベートなどでも、カメラマンを任されることがちょくちょく増えてきました。やはり、デジイチを持って、あちこち撮りに行っていることを知っている人が増えてくると、自然とそうなりますよね。

 なので、仕事のイベントの度に、カメラマンを頼まれることは日常茶飯事になりましたし、プライベートでも甥っ子の撮影を頼まれるなど、ホント、あちこち撮ることが増えてきました。ただ、今年改めて甥っ子を撮るようになって、子どもの撮影は本当に難しいと痛感をしました。何よりも、室内は暗いので、ISO感度は上がるし、シャッター速度は遅くなる。特にシャッター速度が遅くなると、動きの読めない子どもは被写体ブレが本当で気になります。1/100秒ぐらいは欲しいだろうな。室内でそれぐらいの速さを稼ごうと思うと、ISO-3200にしてもF2.8がなかなか苦しくて、それこそF1.8とかの単焦点レンズが欲しくなります。とはいっても、そこまで明るくすると今度は被写界深度の問題も出てくる…。本当、難しいです。

人物撮影の責任感と難しさと面白さ

 それにしても、今年は冷静に考えると、例年になく人物撮影が多かった。これは、単にお姉様方の撮影がどうのっていう話では無く、それ以外の場面でも。もちろん、これまで結婚式も3回ほど撮影してきたし、全く人物撮影をしてなかった訳では無いが、先の甥っ子の撮影しかり、仕事での撮影しかり、しゃんしゃんの撮影しかり…。いろんな場面で撮影係をすることが増えると、それに比例をして、人物撮影が多くなります。

 人物撮影は、通常の写真撮影とは違う点がいくつもあります。

シャッターチャンス優先撮影

 まず、構図よりも何よりも、とにかくシャッターチャンス優先で撮影しなければならないということ。これ、「そんなの当たり前だろ!」と思うかもしれませんが、いざ、いろんな撮影を任せられると、それはそれで結構プレッシャーがあるものです。人が挨拶をしている瞬間、傘踊りをしている瞬間、甥っ子が笑っている瞬間、泣いている瞬間…それらを、「ちょっと待って!」と止めることも出来なければ、「もう1回撮り直させて!」ということも出来ません。

この瞬間は二度と取り戻せないという責任感

 これも、ある意味、シャッターチャンス優先と似た話かもしれませんが、その撮影を失敗してしまえば、もうその写真を撮ることができないという責任感が生じます。もちろん、撮影内容によって、その責任感の度合いが違いますが、何かしらの記念大会とか、年に1度の祭りとか、初節句とか、「まぁ、来年撮ればいっか」とか「次回撮ればいっか」なんて訳にはいきません。この瞬間は今しか撮れないのです。

被写体ブレとの戦い

 人物撮影といっても、いろんなものがありますが、お姉様方のように、明らかに撮られるのを前提でポージングしているところを撮るのと、人が何かをしている様子を撮影するのとでは、難易度が全然変わります。人が動くということは、被写体ブレを起こしてしまうということ。そうなると、いかに決定的瞬間を捉えていたとしても、ボツ写真になってしまいます。そうなると、画角や被写体の動きを考慮しながら、シャッター速度を考慮して撮影をしていかなければなりません。

これらのことを、頭をフル回転させながら撮影

 このように、シャッターチャンス優先で被写体ブレと責任感を考えつつ撮影する人物撮影。これらのことを考慮した上で、今までの知っているカメラ知識を駆使しながら、頭をフル回転にさせて撮影していく必要があります。

 次は、XXXだから被写体がこう動くから、この構図で狙いながら…でも暗いからシャッター速度を気にして…などなど、撮影しながらも次の撮影のことも考慮しながら、設定を気にしつつ、構図を気にしつつ、周囲も気にしつつ…ってやっていると、結構疲れますよ。しかも、シャッターチャンス優先で頑張っていると、撮っている画像をチェックしながら、「設定をこうしよう」という修正もなかなかやる時間が無くなってしまうんです。そこも、結構大変なところです。

ただ、いい写真が撮れたときの達成感はハンパない

 でも、人物撮影は大変なことばかりかと言えば、やはりいい写真が撮れたときの達成感というのはひと味もふた味も違います。そして何より、人物写真はその本人に見せて喜んで貰えるというのが、他には代えがたいですよね。サーキットでマシンの写真撮っていたって、誰も褒めてもくれないし、喜んでもくれないですからね。

 その点、しゃんしゃん祭りなんかもそうですよね。普通の記念写真的な感じの写真は誰でも撮れるけど、明るい望遠レンズを使ったいい感じの写真なんか、正直、私が撮らなかったら何も残らなかったはずだもんな。甥っ子もそう。標準の画角なんか誰でも撮れるわけで、せっかくだから、デジイチでしか撮れない感じの写真を撮りたかった。なんとか、それが今年はボチボチ出来たんじゃないかな。

今年のカメラ生活を振り返って

気づけばEマウントにどっぷり

 昨年も掲載したこの図。これが、2015年末時点での構成です。

 正直、ここまでEマウントに漬かってしまうとは、自分でも思ってもいませんでした。去年の今頃は、「Eマウントにどんどん手を出すことはないかなぁ」と語っていたのに、3月にα6000に手を出して以降、「これでいいじゃん!」という考えがするようになってきました。

 というのも、予想以上にα6000が良かった。AFは速いし、AFのエリアも広い。操作性も悪くないし、それこそ「これでいいじゃん!」って話なんですよね。

α6000に16-70mm F4の組み合わせは抜群に使いやすい!!

 こうなってくると、やっぱりレンズも欲しくなってくるわけで、16-70mm F4、70-200mm F4、16mm F2.8+フィッシュアイコンバーター、30mm Macroとどんどん増えていきました。その中でも、やっぱりこの16-70mmという画角は使いやすくていいですね。AマウントのDT 16-50mmだと明るいけど、もうちょっとテレ側が欲しいなぁと思ってしまいますからね。あとはフィッシュアイ。結構安いんだけど、これが意外と面白いんですよね。

Eマウントの世界は明るい!

 これまで、Eマウントを否定していた訳ではないけど、Aマウントを使ってきた以上、自分の中でEマウントを受け入れがたい状況があったのでしょう。ただ、いざEマウントの世界に足を踏み入れてみると、その良さが分かるんですよね。

 1つは、やはりシステムとして新しいので、いろいろなことが考慮されて設計されているということ。DMFはもちろんですが、ピント拡大が連動して動くというのも、EVF時代ではうれしい機能。レンズのAFは静かで早いし、Aマウントのように動画撮影時の絞り値固定なんてこともない(一様、ある程度の制限はあるにはありますが)ので、動画撮影ならどう考えてもEマウントなんですよね。

 そして何より、システムがコンパクト。ボディもレンズもAマウントを比べたら小さい。無論、Aマウントに小三元レンズが設定されていないというのもあるのですが、レンズを複数持参することが億劫にならない。さらには、ボディも小さいから、サブ機をカメラバッグに入れておいても苦にならない。挙句の果てには、「いっそのことレンズごとにボディつけておいて、いつでも撮影できるようにしておきたい」と思ってしまうぐらい。以前は、「コンパクト=操作性が悪い」というあまりいいイメージではなかったのですが、やはりサーキットで動き回っていると、「システムはコンパクトで軽量な方がいい」と思えてしまうんですよね。

 さらには、明らかにスペックがEマウント>Aマウントになってきてしまったんですよね。正直、α99にしてもα77Ⅱにしても、Eマウント機に勝るとすれば、AFの速さ・連射性能・操作性・バッテリー容量ぐらい。単純な写りや高感度耐性、AFエリアの広さなんかは、もはやEマウントの方が勝っていて、αのフラッグシップ機=Eマウントになりかねない状況ですからね。

 ちなみに、Eマウントレンズは概ね揃ったので、「今々、欲しいなぁ」というレンズはありませんが、標準ズームのF2.8通しが噂されていますし、何より70-300mmのような望遠レンズも欲しい。あとは、高倍率ズームがリニューアルされないかなぁというのも淡い期待をしています。単焦点はそれほど興味はないですが、最近、甥っ子を撮ったりするのに、50mm F1.8ってのもいいなと、ちょっと関心があります。

 あと、Eマウント系で気にするのは、フルサイズかAPS-Cかというところでしょう。最近はほとんどが、フルサイズのものばかり登場していますが、先にも述べたとおり、のちのちα7Ⅱとかを手にすることを想定してしまえば、そのあたりも考慮してのレンズ選びということが出てくるとを考慮しておく必要があるでしょうね。

Aマウントは望遠の真打登場!

 この1年でEマウント機の立ち位置が変わってきた中で、それでもここぞという撮影ではα77Ⅱを投入して撮影します。そんな、Aマウント側で購入したのは、70-400mm Gレンズ

今年唯一購入したAマウントレンズにして一番高かったコイツ。いや、白レンズいいっすよ!

 もうちょっと望遠が欲しかったのと、三脚座のついたレンズが欲しかったということで手を出しました。正直、カリッとした感じで言えば、やっぱりTAMRONの70-200mm F2.8の方が解像度が高い感じはしますが、なかなか悪くないですね。

 そして何より、白レンズというのが、高いぞ!って感じでいいっすよね。 あっ、そういえば一脚を使い始めたのも今年からだな。はじめは、手持ちのやつだと力不足かなぁとも思いましたが、意外と問題なかったです。

未だにカメラバッグ探しは終わらない

 これ、本当に難しいですね。今年は、昨年秋に購入したLoweproのスリングバッグでほとんどの現場に出かけましたが、このバッグでも「もうちょっと容量がほしい」と思うケースが多々あるんですよね。特に、雨模様になって、レインカバーやポンチョも持参するとなると、結構な荷物になりますからね。

 なので、この秋ごろから、いろいろと新しいバッグを物色しています。なかなか、「コレだ!」と踏み切れない感じがしているので、できれば春までに大阪の量販店あたりで、実物を物色してみたいなぁと思っています。

 それにしても、カメラバッグは本当でケースバイケースですからね。よく、「レンズ沼」という言葉がありますが、本当はレンズよりも「カメラバッグ沼」の方がもっと深い感じがします。

写真の整理・RAW現像が間に合わない!!

 ただ忙しさからの弊害もあります。というのも、こうもスケジュールが混んでくると、そもそも写真の整理やRAW現像自体が作業として間に合わなくなります。特に、春先の鈴鹿ファン感→鈴鹿SFテスト→岡山ファン感→岡山SFテスト→SGT岡山戦という、30日間に7日間も足を運んだというのが尾を引き、あとの作業がどんどん遅れていってしまいました。

 単純にサーキットに足を運んだ18日間で、約64,000枚。容量にして、1.48TBです。そりゃ、仕分けをするだけでも、なかなかです。これに、さらに他の写真も加えると、76,000枚を超えます。といいつつ、サーキット写真は、4割残ればいいかなぁというところなので、残っている枚数的にはもっと少ないんですけどね。ただ、実はまだ仕分けすら十分にできていないものも結構あって、この年末年始にかけて、なんとか追いつければ…と考えています。

 この点、Lightroomでピンボケ写真を自動セレクトしてくれるような機能がないもんですかね?。荒選別をしてくれるだけでも、大分楽にはなるんですけど…。

HPアップのやり方も再検討

 これまでは、撮影記編とDay.1編・Day.2編という感じで構築をしていましたが、写真現像が間に合わないとサイトにアップができないので、 このサイトへのアップの仕方も変えました。

 どうしたかというと、撮影記とそれぞれの撮影日の写真を分けるのでは無く、撮影記と写真を同じページで紹介するようにして、時間が経つと忘れてしまいやすい撮影記の部分だけをできるだけ早く書いてアップするようにして、その後、写真の現像が出来てから、そこに写真をアップしていくというスタイルに切り換えました。

 ちょうど切り換えたタイミングは、スーパーフォーミュラの頃だったかな。結局、未だに3月のSFテストとか全然アップしてないからね。この点は、2016年もこのやり方でやる予定です。

写真管理方法の見直し

 詳しくは年明け後に、別に記事を書こうと思っていますが、写真の枚数も増えてきて、容量も増えてきたことで、HDDも容量が大きいものにして、写真データの管理の仕方自体を見直しました。また、整理の仕方も、以前はとにかくXXX年XX月というところで仕分けをしていましたが、最近になって、まず仕事用とプライベート用とをザックリ仕分けをすることにしました。そうじゃないと、プライベートの写真探しが本当に大変なんだよな。

今年のベストバイ Best.10

 今年も、いろいろとお金が飛んでいきましたねぇ。

第1位:α6000

 これは、もう文句の付けようが無いでしょうね。ホント、このカメラでEマウントに対する考え方が変わりましたよね。

第2位:16-70mm F4

 実は、私はα6000はボディのみで、同時購入はこのレンズだったんですよね。これも、かゆいところに手が届く画角でありながら、F4通しということで非常に使い勝手のいいレンズです。

第3位:70-400mm G Ⅱ

 こいつと一緒にどれだけサーキットに行ったことか…。もうちょっとコンパクトだったら…そして、もうちょっとキリッとしてくれたら…とも思いますが、今ではサーキット撮影には無くてはならないパートナーですね。

第4位:70-200mm F4

 もうちょっと、コイツを生かすことができる撮影チャンスがあれば良かったのですが、思いのほか無かったかな。欲を言えば、もう少し寄れたらいいんだけどな…。

第5位:16mm F2.8 + フィッシュアイコンバーター

 コンパクトかつ手軽に魚眼撮影ができるアイテムとして重宝しました。今年は、NEX-5Tとのセットが多かったけど、来年はα6000とセットで使えないかなぁ?。

第6位:SONY NP-FM500H対応USB充電器

 コレ、地味に活躍してくれています。特にサーキット遠征をしたときなんかに、夜な夜な充電するのに非常に助かります。しかも、USB供給だから、モバイルバッテリーからもいけます。

第7位:携帯椅子

 前から欲しい欲しいと思っていたのですが、今年からようやく実戦投入しました。岡山国際での撮影には必須とも言えますね。

第8位:DSC-RX100M3

 意外や意外、名機がこのポジション?と思うかもしれませんが、RX100からの買い換えなので、あんまり順位が上がりませんでした。来年は、動画もサーキットで撮ったりして、Twitterに30秒動画なんかもアップしていきたいなぁ。って、早くスマートフォンリンクに対応してくれないかな?。

第9位:OUTDOOR デジタルカメラケース

 RX100m3繋がりで、今使っているデジカメケースです。以前使っていたケースも良かったのですが、どうやらそのケースの磁石が影響しているのか、レンズカバーのスライドが上手くいかなくなってきたので、RX100m3ではこのケースを使っています。

第10位:Transcend 128GB SDXCカード

 128GBのカードも安くなったものです。このカード1枚で1日の撮影が終わることも良くありますからね。

実は失敗品もいくつかある…

 実は良かったものばかりでも無いんですよね…。

Velbon ビデオカメラ用雲台 FHD-43M

 今持っているビデオ雲台が大きいので、もうちょっとコンパクトでいいやつがないかなぁと思って買ったのですが、まぁ使えませんわ。何せ、絞めても止まらないですからね。それって雲台としてどうなんよ?と。

ホットシューカバー型水準器

 α6000に水準器が無いので、その代わりと、ホットシューカバーとしての機能も会わせて付けていましたが、個体差もあるのかもしれませんが、よく外れるんですよね。なので、最近は付けていません。

PeakDesign スライド SL-1

 買う前からかなり期待していて買ったのですが、思っていたよりも短かった…orz。大柄な人ってこの辺が大変なのよね。

来年のカメラ機材はこうなる

カメラ&レンズ編

大本命◎:α6000後継機

 一番は、やはりα6000後継機ですね。

 というのも、α6000が良すぎる分、細かい「ここがこうなっていれば…」と思う点も少なくないんですよね。そして、α6000を見ると、NEX-5Tが見劣りする。けど、仕方がたなく、α77Ⅱ+α6000+NEX-5Tという場面もあるので、これをなんとかα77Ⅱ+α6000後継機+α6000に切り替えたい。場合によっては、α6000後継機+α6000というEマウントだけの2台体制というのも可能になるので、まずはここを期待したい。

 また、もしα6000後継機がα7Ⅱやα7RⅡのように、5軸手振れ補正とAマウントレンズをLA-EA3を使って像面位相差AFが使えるのなら、もはやα77は手放してもいいだろうし。そしたら、TLMなしで、16-50mm F2.8とか18-35mm F1.8とか使えたら、高感度にも強いしな。

 でも、今年の雰囲気だと、ホントにAマウントはサーキットでのマシン撮影ぐらいになってしまう可能性があり、標準ズームあたりはみんなEマウントに集約してしまう可能性も。っていうか、もはやそれでいいと思ってしまうぐらい、Eマウントはいいんだって!。

対抗○:Eマウント望遠レンズ

 Eマウントで一番弱点なのがこの望遠レンズなんですよね。もちろん、70-200mm F4を持っている私なのですが、α6000の性能なんかを見ると、もうちょっと300mmとか400mmあたりで使いたいなぁと思うんですよね。そうなると、70-300mmとか70-400mmなんていう望遠レンズを出して欲しいんですよね。

 一様、噂としては、来年の春に向けて、多くのレンズが登場するという情報もあるので、それに期待していますが、この望遠レンズが出たら、たぶん買っちゃうでしょうね。

対抗○:α7Ⅱ

 それと、地味に気になっているのは、フルサイズ機。元々、そんなに興味もなかったんですけど、しゃんしゃん祭りを撮影して、高感度の力不足を感じたんですよね。そうなると、後継機が出てきて安くなってきたα7Sあたりがちょっと気になるんですよね。ただ、実際のところ、高感度が強いかもしれないけど、AFのもたつきが結構問題のようだし、あとは手振れの問題もある。それよりむしろ、α7Ⅱの方がいいのじゃないか?。5軸手振れ補正を搭載して、AFもそこそこ早く、さらにはLA-EA3を使って像面位相差AFを使ってAマウントレンズがAFが使える。値段的にも手が届かない金額ではないから、ちょっと気になるなぁ…。そりゃあ、α7RⅡがいいけど、あそこまで手を出してしまうと、破産するなぁ…。

 ただ、問題なのは、Aマウント・Eマウントいずれにしても、フルサイズ対応のレンズって私的にはまだあまりないんですよね。望遠レンズはフルサイズ対応なんだけど、標準域はみんなAPS-Cサイズ用ばかり。ってなると、FE 24-70mm F4ってのも見えてきますよね…。

対抗○:Eマウント単焦点レンズ

 昔、50mm F1.8のはじめてレンズを持っていましたが、ほとんど使わなかったんですよね。ただ、最近、甥っ子なんかを撮影することが増えてくると室内の明るさもあり、明るい単焦点レンズが欲しいなぁと思うようになりました。スナップなら標準画角がいいのかもしれませんが、子どもを撮ったりすることを考えれば、50mm~70mmぐらいのあたりがちょうどいいのかなぁと思っています。

 それでいくと、50mm F1.8のレンズが安いしいいかなぁと思いましたが、いずれフルサイズが…なんて考えると、Sonnar T* FE 55mm F1.8がいいなと考えています。もちろん、これを買って、APS-Cで使ってもいいのですが、このレンズって手ブレ補正が入ってないんですよね。そう考えると、α6000後継機がボディ内手ブレ補正を搭載してくれたら買ってもいいかなぁと密かに考えています。。

大穴①△:TAMRON or SIGMA 150-600mm

 一方で、Aマウントで気になるのは、150-600mmの超望遠レンズ。もちろん、今の70-300mmや70-400mmでも撮れない訳では無いのですが、あの岡山国際サーキットですら、もうちょっと寄れたらなぁという場面はあります。なので、もし来年、オートポリスなんかに行こうものなら、持って行きたいなぁという思いはあるのです。

 現状はTAMRONから出ているのですが、個人的に欲しいのはSIGMAの方なんです。実は、SIGMA版はある程度の画角のところで簡易ロック機構が搭載されているんですよね。これが、うらやましい…。今のところ、Aマウントは出ないと言われていますが、当初はAマウント発売も発表されていたし、実は開発自体はしているという噂もあるので、それがボチボチ出てくれば、そちらに手を出すかなぁ。ただ、Aマウントは本当にそれぐらいだけかと。ただ、TAMRONも評判はそこそこだし、何より、お安くなってきているので、う~ん、悩むとこです。

大穴②△:高倍率ズームレンズ

 今でも、SIGMAの18-250mmを持っているのですが、もうちょっと広角や望遠があってもいいかなぁという場面もあるし、今のレンズが、フォーカスリングが回るのが嫌なんですよね。なので、TAMRONの16-300mmがいいなぁとも思っているんですよね。ただ、昔よりも高倍率ズームなんて使う機会が減ってしまっているし、しかも、高倍率ズームを使う場面で、今後、Aマウント機使うの?それならEマウントの方がいいんじゃないの?とも思うんですよね…。正直、ここ半年は悩んでいるところです。

周辺機材編

 意外と撮影機材的には、ほぼほぼ揃ってしまったので、あまり手を出すものは無いかもしれないですね。そんな中で、少し気にしているのは2点。

 まず、1つ目は先程のカメラバッグ。こちらは先に述べた通りで、なんとか来年のモータースポーツ開幕までには、GETしたいところ。

 そしてもう1つ気になっているのは、PC側の方。というのも、撮影した写真を抽出処理をしたりするのに、ピントをしっかり確認したいんだけど、こうも画素数が増えてくると、フルHD液晶でいちいちピント拡大しながらやるのは少々分かりずらい。それなら、いっそのこと4Kディスプレイを投入してもいいんじゃないか?とも考えています。ただ、やはり4Kになると、グラボを買い換えないといけないし、そもそもグラフィック的にも負荷がかかるので、動作がモッサリしてくるという声もある。さらに、機種を選ばなかったらそこそこの値段で買えますが、色とかを気にし始めると、なかなかな金額に…。逆に、そこまで行くと、α7Ⅱ買ってしまえよ!ってレベルになりますからね。

2016年の撮影計画

来年のサーキットはどうしましょうか?

 今年は、3~10月の8か月間は、7月を除いて、毎月何かしらサーキットに足を運んでいた状態でした。個人的にはなかなかこのペースはいい感じでした。ただ、さすがに、3月の鈴鹿ファン感~SFテスト~岡山ファン感は結構ハードでしたし、鈴鹿1000km~S耐もなかなか大変です。

  AP 岡山 鈴鹿
3月 ○ファン感(3/19-20) △ファン感(3/12-13)
○[テ]SF(3/31-4/1) △[テ]SF(3/14-15)
4月 ◎SGT(4/10) ×SF(4/24)
5月 ○SGT(5/22) ○SF(5/29)
6月 △MFJ(6/12) △S耐/F3(6/12)
7月 ×[テ]8耐(7/5-6)
△[テ]SGT(7/8-9)
△8耐(7/31)
8月 ◎SGT(8/28)
9月 ○SF(9/11) ○MFJ(9/25)
10月 ○S耐(10/23) ×F1(10/9)
×SF(10/30)
11月 △S耐(11/20) ×MFJ(11/6)

2016年の西日本主要3コースのイベント一覧

 考えどころは鈴鹿と岡山のファン感。鈴鹿のファン感は、2年連続参加したけど、いまのところはスルーをする方向で考えてます。まぁ、内容によっては2日目+SFテスト日というのも悪くないかも。逆にこれまで2年連続で土曜日しか参加していなかった岡山のファン感はできれば土日の2日間で参加したいな。で、4月の本戦は撮影スポットを決め打ちして狙いたいなぁ。ぜひ狙いたいのはマイクナイト脱出の低いポジションから。あそこでのSGT車両はカッコいいこと間違いなし!。あとは、SF・S耐・MFJといったところでしょうね。

 鈴鹿については、やはり無難なのは撮影時間が稼げる鈴鹿1000km。これはたぶんほぼ確定。8耐も行ってはみたいものの、真夏の一番熱い時期だし、体力的にもちょっとなぁ…と。SFやMFJのために鈴鹿に行くのもためらうし、あとは万が一、行ったとしても6月のS耐かなぁ。

 あと、今年も薄ら考えた遠征。岡山、鈴鹿の次は、オートポリスか富士になるけど、富士はフェンスからコースまでが遠いし、いい絵が撮れる想像があんまりできない。それに、SGTとなると、GWは国内レースで最高の混雑だし、真夏も暑い。そうなると、自然とオートポリスかな。

 オートポリスで行くとすれば、SGT>SF>S耐あたり。SGTオートポリス戦は5/21-22で、翌週がSF岡山戦となり連戦になる。混むのも混むけど、わざわざ行くならSGTの方がいいもんな。さらに、SFオートポリス戦は9/10-11で、S耐岡山戦が10月に移動したことによって、SGT鈴鹿1000km→[2週間]→SFオートポリス→[2週間]→MFJ岡山となり、意外と行きやすそう。個人的には、いきなりSGTは雰囲気が分からないので、SFで様子を見た方がいいとも思っているけど、どうせ行くなら、SGTの方がいいしなぁ…。たぶん、SGTに行ってみて、その感触でSFを考えるって感じでしょうか。

定番品はどうしますか?

 1月はまず花回廊のイルミネーションかな。去年も行ったけど、まぁそこそこ絵にはなるのかなぁ…と。

 で、4月は今年行けなかった桜。ちょうどSGT開幕戦と時期的に重なるので、なかなか大変何だけど、どこか撮りに行きたいなぁ。あと、船上山は行きたいところだけど、4月最終週の日曜日って、松本さんのソロライブと重なっているんだよな…。

 花火は、少なくとも香住は行きたいな。できれば神戸もリベンジをしたいな。

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