今年のカメラ生活を振り返る 2013(2013.12.30)
α55を購入して早2年半。ようやく、カメラ生活も板に付いてきた感じがあります。ということで、あえてこの1年間をいろいりと振り返りながら、今年のまとめと来年に向けての整理をしたいと思います。
サーキットデビュー!!
2012年もそこそこ行っていましたが、今年は結構ガッツリ行きましたよね。特に、3月と6月に岡山国際サーキットに行って、サーキットデビューをしたのが印象深いですね。
これまでは、風景などの静止したものを撮っていた私にとって、いきなり300km/h近い速度の車を撮ることになかなか戸惑いました。でも、岡山国際サーキット自体が、鳥取から1時間半程度なので、割と近くて行きやすいですし、観客席からコースまでの距離も近いので撮影していてとても楽しいサーキットだと思います。
動きものといえば、飛行機でしょ!!
GWには、大阪国際空港にも行きました。
実は、大々的には紹介していませんが、9月にB'zのライブで大阪に行った際に、ちょっとリベンジしてたりもするんですよね。それがこちら。
特に上の1枚は、ぜひとも撮影してみたかった1枚です。ちょうど道路が滑走路を潜るようになっているのですが、この部分だけこうやって切り取れるんです。ただ何より、ここでの撮影は見えない飛行機を音だけで判断して撮影するというのが、なかなかタイミングが合わなくて難しかったです。
今年の夏は花火祭り
今年は、浜坂・岩美・鳥取の花火大会に参戦しました。だいぶん、花火撮影のコツも覚えましたし、RAW現像でさらに生える現像テクニックを知ったので、去年よりも一段といいものになったのではないでしょうか。そうそう、比較明合成ってのもやりましたね。
今年の新しい取組みとしては、イルミネーション×花火にもチャレンジしてみました。本格的に狙ったという感じではありませんでしたが、2014年は本腰で狙ってみたいですね。
今年のイチオシは望遠レンズによる切り取りか、広角レンズによる広がりか
今年の特徴は、やはり望遠レンズでの撮影ではないでしょうか。これまでは、風景などを撮影しに行っても、標準ズームぐらいでしか撮影していませんでしたが、望遠レンズによる切り取りというスタイルが、どうも私にはしっくりきました。
あとは、SIGMA 8-16mmによる超広角撮影ですね。写真だけ見ると、広角さが伝わらないのが非常に残念ですが、広角のコツもなんとなく分かってきた気がします。
今年のカメラ生活を振り返って
そもそも、どうして写真を撮り始めたのか?
元々、私がデジカメを購入したのが、大学2年の春。当時は、大学での研修の様子や家での写真をチラホラ撮影していた程度で、たまに当時行っていた音楽活動(.KOM@)のジャケット写真用に、綺麗な風景があれば写真を撮っていた程度でした。就職してからは、現場での撮影が日に日に増えていきました。
その後、写真に徐々にこだわり始めたのは、おそらく2010年秋にDSC-HX5Vというコンデジを買って以来だと思います。このとき、付属していたガイドというか参考書に露出補正の話が掲載されていて、そこからいろいろと写真について気になり始めて、そうこうしているうちにコンデジの限界を感じて、2011年夏にデジイチを購入しました。
デジイチを購入してしばらくは、なかなか外に持ち出して撮影することにためらうことも多々ありましたが、仕事で県外に出る機会がちょこちょこあり、その旅にチラッとデジイチで撮影をし始めて、2011年秋頃から本格的に撮影に出かけるようになりました。
あと、実はデジイチを購入する段階で、当時は休日も働き詰めだったこともあり、「何か休みの日の趣味を作って、外に出なければ…」という思いもありました。
今年はこの3本のレンズで
2012年と2013年の大きな違いは、やはりレンズだと思います。
というのも、2012年までは、標準ズームで足りるときは、SIGMA 17-50mm F2.8で対応していましたが、多少望遠も必要な場合は、SIGMA 18-250mmの高倍率ズームで対応するというケースがとても多くありました(というか、それがほとんど!?)。
それに対して、今年は、基本的に撮影に出る際は、
【広角レンズ】SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
【標準レンズ】SIGMA 17-50mm F2.8 DC OS HSM
【望遠レンズ】SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM
の3本で出かけるようになりました。なので今年からは、カメラバックを新調したんですよね。
次第に、撮影そのものが楽しくなってきた
今年、かなり大きな事は、撮影そのものが楽しくなってきたということです。
かといっても、去年までが楽しくなかったわけではありません。特に、望遠レンズで切り取るというアプローチを始めたことで、以前にも増して、撮影が楽しくなりました。
まずは、被写体となるものを捜して、「これがいいな」と思ったら、その被写体に合う背景を捜していく。白い花なら濃いめのバック、暗い花なら薄い色のバックなど、これを見ながら歩いているだけでも、結構楽しいです。これって、いろんなものを見ないと撮れないので、よくプロカメラマンが、「撮影するよりも、まずはとにかくよく観察すること」と話しているのがよく分かるようになりました。
あとは、作例も見るようになりましたね。写真って不思議なもので、例えば、ただ「紅葉を撮りたい」と思っても、普通に撮ると単なる風景写真になっちゃうわけで、引き出しを増やしていく意味では、まずはいろんな作品を見ることだと思います。なので、
なので、今年は撮影枚数も増えましたが、それ以上に観察する時間が長くなりました。
そして、構図を考えながらいろいろ捜しながら見ていると、ホントで撮ることだけに集中して、ほかの仕事のことか忘れて没頭できるんですよね(というか、没頭してないと撮れないし…)。
とてつもない撮影枚数
実は、このグラフ、撮影イベントごとの撮影枚数です。去年までは、200枚越えしたのは、結婚披露宴の2回とあちこちに行った熊本旅行の3回だけですが、今年だけで12回もあります。特に、動きものを連写撮影した岡山国際では1,000枚を軽く超えてしまっています。
液晶ディスプレイ×RAW現像ソフト投入でRAW現像が楽しく
今年は、単なる撮影機材だけでなく、きちんとした色で表示ができる液晶ディスプレイColorEdge CS230とRAW現像ソフトのLightroom 4を購入しました。
詳細は、Lightroomの紹介ページを見てもらえば解説していますが、ホント、この組み合わせでRAW現像が楽しくなってきました。特に、花火の写真では、コントラスト・明瞭度・彩度の調整で、見違えるほど綺麗な写真になります。8-16mmの広角レンズでは、レンズの弯曲もあるので、これらの補正も大切なところ。
以前使っていたSONY純正のImage Data Converterとは大違いです。
RX100でより高画質をより手軽に
そして、今年を象徴するものとして、もう1つ忘れてはいけないのがSONYの1型センサー搭載のコンデジDSC-RX100です。この機種に恋い焦がれはじめたのはちょうど1年前。年明け早々に買ってしまったカメラですが、まぁこのカメラの描写の良さには本当に脱帽です。
普段から仕事でも写真を撮る機会の多い私ですが、2012年はちょっといい写真を撮影しようと思ったら、α55を持ち出すことがありましたが、RX100を手にしてからは、よほどAF速度とレリーズタイムラグを求めなければ、RX100でいいんじゃない?って感じがします。F値は1.8と明るい上に、ISO感度も1600までは普通に使えるので、室内撮影でも十分使えますし、RAW撮影しておけば、RAW現像でどうにでもなってしまう。
もし、写真を本格的に初めて見たいけど、一眼やミラーレスまでは手を出す勇気が…という人は、このRX100を買う意味はあると思います。さすがに、高いだけあります。
なぜスマホカメラを使わないのか?
今の時代、スマホで写真を撮ることが当たり前になってきていますが、私は基本的にはスマホで写真は撮りません。
無論、スマホのカメラ性能が高くなっていることは知っています。確かに、カメラが手元に無いときはスマホで緊急的に撮影することもあります。
なのに、スマホカメラを使わないのはなぜかというと、やはりデジカメとスマホでは写りが全然違うから。たぶん、スマホで撮影してスマホで見るだけならその違いはよく分からないときがあるかもしれませんが、PCなんかで確認したら全然違います。明るさが十分ある野外撮影はまだしも、室内撮影なんかしたらノイズの差は大きいです。そして、もう1つはレンズです。最近は、スマホカメラもF値が小さく明るいレンズになっていますが、結局はレンズが裸のままなんですよね。だから、汚れるし、キズはつくし、撮影するとなんとなく霞んだようになったりするんです。なのでカメラで撮っちゃいます。
それに、最近はNexus 7の方がメイン機になりつつあるので、スマホ不携帯の方が多かったりしますしね…。
来年に向けて…
次機AマウントAPS-C機が気になる…
この秋以降の撮影記ではちょこちょこコメントしていますが、もはや現状のα55では不満だらけの状態です。まぁ、α55も2010年8月発売なので、もう3年半も前の機種ですからね。
ある意味、現状のα77でもいいような感じはしないでもないですが、年明けにはα77後継機の発表が噂されています。3軸液晶は必須ですし、DMFも欲しい。レンズはほぼ揃ったので、母艦を強化したいですね。
ファインダー×メガネをどう攻略するか
一眼を使い始めてからの不満は、メガネをした状態でファインダーを覗くことがやりにくいということです。
私の場合は、手ブレを防ぐために、ファインダーをレンズに当てたいのですが、そうするとファインダーを当てる右側に力がかかってしまうために、次第にメガネ自体が歪んできてしまうことです。特に鼻あての形状が左右ずれてきて、気づけばメガネがズレているなんてことも。レンズをファインダーに当てることで、メガネの汚れの問題もありますが、それよりもメガネの歪みの方が大きな問題です。
【解決策①】そもそもメガネをしない
そもそも、メガネをしないという選択肢もあります。ただ、さすがに裸眼では左目であんまり周りが見えないので、そうなるとこの年になってコンタクトレンズに踏み出す…でも怖いなぁ…。
【解決策②】片目だけレンズが持ち上がるフレームを使う
それなら、片方だけメガネをして、もう片方を裸眼にするっていうのはどうだ?ということで、片目ずつでレンズが跳ね上がるフレームを使う方法です。
【解決策③】顔とメガネが一体化したフレームを使う
現実的に近いのはこれかも。通常、鼻当てでメガネを支えますが、そうではなくて、ゴーグルタイプでフレーム全体でメガネを支えるもの。
実は、今年の秋にメガネを新調したときに、どうしようか悩んだんですよね。今回はデザイン優先で断念しましたが、これからは本気で考えたいところです。
【解決策④】鼻を液晶画面に当てて、そこで顔とカメラを固定する
実は、最近、意外といいかもしれないと考えているのがこれです。メガネにファインダーを当てるのではなく、液晶画面を鼻に当てることでカメラを固定する方法です。
ただ、私は鼻が低い上に、α55が意外と液晶画面とファインダーとの差が大きい(約13mm)ので、私×α55の組み合わせの場合は、鼻を当てる部分を液晶画面に何かを貼って、高さを稼いだ方がいいのかなぁと考えています。
2014年はどこに行きますかね?
定番品
定番といえば、やはり春の桜、夏の花火、秋の紅葉、冬のイルミネーションですね。
桜は、できれば岡山県の醍醐桜を2年越しで狙いたい気はします。
花火は、そろそろ県外に出たいですね。岡山か大阪あたりが狙い目でしょうか。たぶん、それでも鳥取の花火は撮りに行くと思いますけどね。
紅葉はやっぱり京都ですね。できれば、丸一日滞在して、ライトアップまで狙いたいな。
イルミネーションは、花火と絡めたものを狙いたいですね。堅いのは、広島の国営備北丘陵公園ととっとり花回廊かな。どこか、1月にイルミネーションしてないかな?。
動きもの
モータースポーツ系は、やはり岡山国際サーキットには行きたいですね。SUPER GTの本戦は、なかなか駐車場が厳しいから、3月の公式テストが狙い目かと。あとは、夏のS耐なんかも狙い目ですが、暑いだろうな…。
あとは、岡山国際にとどまらず、ぜひとも鈴鹿デビューをしたいですね。ただ、こちらもF1なんて高くてぶっ倒れるから、こちらも公式テストが同じく3月にあるファン感謝イベントに行くかな。そしたら、SUPER FORMULAも来るみたいだし。
さらに鈴鹿とからめて、中部国際空港(セントレア)で飛行機も狙いたいですね。
車、飛行機と来ると鉄道になりそうな気がしますが、撮っていて楽しいのかどうかがちょっと疑問系です。
風景もの
今年行けなかった竹田城には行きたいですね。暑い時期は登るのにツライから、行くなら4~5月ですかね。
夏は、今更ながら海を撮りたいですね。地元の海もいいですけど、遠出するならどこにするかなぁ…瀬戸内海よりは日本海の方がいい感じがするんだけどなぁ…。去年も話していた、天橋立や角島大橋あたりかなぁ。