α撮影記 花火 at 東郷湖水郷祭(2012.07.29)
最近、仕事が忙しくてとてもアップする暇がありませんでした。ということで、一週間遅れですが、ようやく水郷祭の花火大会をアップすることができました。
初めての花火撮影
実は、昨年の夏は一眼レフを買っていたのに、まだ花火撮影には出ていませんでした。なので、実質的に今年が初めての撮影になります。
いろいろとカメラ雑誌を読んだり、ネットの情報を見ながら、カメラ設定はマニュアルモードのバルブ設定、ISO感度100、WBは晴天とこのあたりはオーソドックスでしょう。レンズは、「替える暇がないから、中望遠レンズがいい」との記載があったので、SIGMA 18-250mmにしました。
前日に撮影ポジション探し
やはり、花火は撮影ポジションだろう、ということで実は花火大会の前の日に撮影場所を捜しました。まだ今回が1回目というのもあるし、まずは花火の撮影がどんなもんかを知りたいというのもあったので、今回は行きやすいところで、撮影しやすいところ、ということで「めぐみのゆ公園」にしました。
あとの撮影結果を見る限り、打ち上げ位置からはおおよそ1.2km程度。ちょうど打ち上げ位置は東側になります。この場所のいいところは、すぐ近くに駐車場があること。当日は、私と同じように早く到着して待ち伏せしている人も居ましたが、6時でもまだ空いていました。あとは、トイレなんかも駐車場と併設してあるので、そのあたりの心配も要りません。
ただし、近くを県道22号線と165号線が走っているので、車のヘッドライトが気になります。とはいいつつも、ここの公園の芝生は、道路から中央までが上り勾配で、中央から池側が下り勾配なので、そちら側で撮影すればそんなに気にならないと思います。
あと、今回良く分かりましたが、最近は携帯電話やスマホを持っているので、それを前で開かれちゃうとそこだけ明るく写るケースがあります。そのあたりも場所取りの注意点なのでしょうか。
ちなみに、他の狙い目としては、夢広場やあやめ池スポーツセンター、出雲山展望台とか選択肢は無くはないですが、水郷祭の場合は、やはりなんだかんだでポプラ西側の松崎がいいんでしょうね。
花火は難しいですわ
まずは、やはり花火は撮影ポジションですね
実は撮影開始前から気にはなっていたんです。そう、風向き。いろいろと調べたときに、『風上を選ぶべし』というのがあったのですが、この日はちょうど東郷池から風が吹いていた状況。撮影序盤は問題がありませんでしたが、発数が増えて行くに従って、どんどん煙に隠れて行ってしまいました。これは、残念です。
意外と動くマニュアルフォーカス
これも花火撮影の基本テクニックで、ピントはマニュアルフォーカスで無限大マークにあわせるというもの。よく、『フォーカスリングが動くので、テープで留めておくといい』なんてありますが、『まぁ、大丈夫だろう』と思っていたら、見事に動いてしまってピントがずれていました。途中で気づいたので、その後は大丈夫でしたが、これはなかなか気をつけないといけないですね。
ただ、テープで止めるのはいいんですが、SIGMAレンズってカメラ本体側がズームリングで、先端側がピントリング。これでレンズ長が伸びるヤツだと、フォーカスリングをテープで止めると、ズームリングを動かせないんですよね。で、このあたり、どうなんだろうと考えた結果、レンズ側をMFで∞マークに合わせた後にAF側にしておけば、フォーカスリングが固定されるので、あとはカメラ側をMFにしておけば良いようです。次回はこれで試してみようと思います。
なぜか、ISO800になってるし!?
改めてこのページを作りながらExifを見ていて、ISO-800になっていて驚きました。花火直前に撮影した写真の設定から戻すのを忘れていたみたいです。う~ん、だから結構絞らないとダメだったんですね。にしても、結構SIGMA 18-250mmでも絞ると光芒が撮れますね。
広めに撮って、トリミングで構図選びした方が得策
慣れてくれば、はじめから構図を狙うことは可能なのでしょうが、花火の撮影初心者の場合、構図やアングルは広めに固定しておいて、撮影時はシャッターのタイミングと絞り調整に終始した方がいいように思います。最近の一眼レフであれば、結構画素数は高いので、最高画質で撮影しておけば、トリミングしても数百万画素は確保できますからね。