α撮影記 紅葉の旅2014 at 京都 Part.1 清水寺(2014.11.22)
撮影日:2014.11.20(Thu.)
満を持して、紅葉を求めて京都へ
毎年恒例の紅葉の旅は、2011年に安国寺・高源寺と卒啄園、2012年に奥津峡・恩原高原、2013年に最上山公園と播州清水寺とおでかけをしてきましたが、2014年は満を持しての京都です。京都へは、何年か前から行きたいなぁという思いがありましたが、なかなか仕事が忙しかったことと、事前の準備も十分に出来ず、踏ん切りがつかなかったので、いよいよといった感じです。
今年は、清水寺・金閣寺・嵐山/天龍寺・北野天満宮の4か所を1日で訪れました。ということで、流れも含めて全4か所というかたちで記事をまとめましたので、流れで見ていただけると幸いです。
1日を最大限に活用するために
今回、京都に行くということで、いろいろと調べた中で、1日を最大限に活用しようと考えた場合に、まずは開門が6時と早い清水寺が1か所目の候補となりました。さらに、高速道路のETC深夜割引を適用するために、佐用ICを4時までに通過する必要があり、鳥取市内を早朝2時半すぎには出発しました。思いのほか早く到着しそうだったので、京都手前の桂川PAで仮眠というほどではないですが、ちょっと長めの休憩をとり、清水寺に到着したのが6時半前でした。
清水寺に来るまで行く場合に、気をつけたいのが道。私は事前に検索していた時点で知ったので良かったのですが、清水寺に侵入する東山五条の交差点は、東大路通(県道143号)の南側から進むと右折禁止のようです。なので、五条通(国道1号)を東向きに進み、東山五条の交差点を斜め左前に侵入していくのがいいと思います。(Googleマップで検索すると、考慮されたルートになると思います。)
今回の駐車場は、京都市清水坂観光駐車場。いわゆる、清水寺といえば…というぐらいの定番駐車場です。どうやら、このシーズンは、土日祝日は観光バスのみで、普通車は止められないとの掲示がありました。周辺にコインパーキングもありますが、余裕を見て対応しないと焦るかもしれませんね。ちなみに、こちらの駐車場は1回1,000円。時間に縛られている訳ではありませんが、「2時間以内にご協力お願いします」とのこと。
早朝6:30の駐車場。すでにこの時間で来ている人がチラホラいます。
さすがに人がまばらです。
赤門まで到着。ここまで来ると、そこそこ人がいます。
参考までにマップを掲載しておきます。
西門の横から撮影した1枚。まだまだ薄暗さが残ります。
それにしても、清水寺を訪れたのは、小学6年生の修学旅行以来なので、実に20年ぶりでした。今となっては、「清水の舞台が怖かった」ぐらいしか覚えてないですけどね。
また、想定はしていましたが、まだようやく明るくなった程度で、撮影に向いている条件とはとてもいえない感じでした。まぁ、こういう雰囲気もいい感じですけどね。
清水といえば、やっぱり舞台でしょ
いずれも、Lightroom RAW現像時に補正を加えておりますので、リンク先のExif値はあくまで撮影時の参考として捉えてください。
下に見えるのが音羽の滝で、奥に見えるのが奥の院。ただ、奥の院も改修中でした。
舞台からは、京都タワーまで見えます。
奥の院に通じる通路で撮影した1枚。
もう少し、手前の紅葉が近くて綺麗だった最高の1枚なんですけどね。
奥に京都タワーが見えるのがアクセントになります。
奥の院の隅から撮影した1枚。左上の紅葉が、もっと紅くなっていたら最高だったのだが…。
先程の左上の紅葉を入れて、望遠レンズで70mmで狙ったもの。
音羽の滝の横で下から狙った舞台。紅葉の枝ぶりがちょっと構図的には残念かな。
望遠で狙いたい子安塔
清水寺といえば舞台が有名ですが、ちょうどその正面に子安塔があるのですが、これが望遠レンズを持っていると、ちょっと面白く撮影ができます。
舞台から見た子安塔。赤と緑のコントラストがいいですね。
奥の院に向かう通路から見える子安の塔。この角度で望遠レンズを使うと、いい感じで撮れます。
望遠200mmで、子安塔にピントを合わせて狙ったショット。
望遠300mmのテレ端で、手前の紅葉にピントを合わせて狙ったショット。
このあたりは紅葉までの距離が近いので、望遠レンズでマクロっぽい撮影もできます。
実は、この角度ってそうそう狙っていたのではなくて、私の前を白い望遠レンズを持った人がいて、その人がこのポジションで狙っていたので、そこに行ってみたら「おおっ、いいじゃん!」ということで狙ってみたわけです。
どうしても、こういう撮影になると、標準ズームで撮影していると、こういう風に望遠レンズで画面を切り取るということを忘れてしまいがちになりますが、私はこういう構図は好きですね。今回は横構図のものですが、縦構図も格好良くていいですよ。
延命院の前の池も狙い所
グルッと回ってきて最後のあたりに延命院の手前に庭園っぽいところがあって、ここで池に反射された紅葉と合わせて撮影することが可能です。しかも、手前に紅葉があるので、いい感じで絡めることが可能です。
アップを狙うなら、延命院から赤門あたりの庭がいい
望遠レンズでアップショットを狙うなら、舞台の回りよりも、延命院から赤門の前に戻るあたりが一番いいかと思います。紅葉の位置が低くて狙いやすいというのもありますが、このあたりが風当たりが弱いのか、紅葉の葉そのものが綺麗です。あとは、後ボケ前ボケを考えながら狙っていけば、いろんなカットが狙えると思います。
朝早くとはいえ、続々と人が集まる名観光地
京都といえば清水寺というぐらい非常にベタな観光地である上に、紅葉の名所でもある場所。さらに、朝早くとはいえ、逆に皆がそれを狙っているということもあり、朝早くても人がどんどん集まってきます。8時前には、子供の声が聞こえていたので、修学旅行も朝早く訪れていましたし、8時半頃に清水坂を下る頃には、戻りにくいほど人が多く訪れていました。なのでやはり、ここは朝一が狙い目かもしれませんね。ただ、光のことを考えれば、8時前ぐらいから本格的に日が当たってくるので、それを待った方が、色は出てくるのかもしれませんけどね。
8:30でこの様子。人が続々と訪れてきます。
最近は、こんな感じで集合写真撮るんですね。写真で見るよりも実際はかなりの迫力でした。
見えますかね?。朝からウエディング写真を撮影する2人。言葉からして中国か韓国あたりの人でした。TVでそういうブームがあるとは聞いていましたが、こんなところで出くわすとは…。
清水坂を戻る頃には、逆流が難しいぐらい人がどんどん訪れてきます。
戻った頃の駐車場の様子。観光バスがゾロゾロと並んでいます。
見た感じ、個人観光客はバスなどを使って歩いてくる人の方がほとんどでしたね。まぁ、朝一に着くのでなければ、車はオススメしないかもしれないですね。