α撮影記 船上山さくらまつり2014(2014.04.27)

撮影日:2014.04.27 (日)

 4月後半に桜?って遅いイメージがありますが、今回の船上山の桜は、ヤエザクラ。本当は、桜をメインで…と言いたいところですが、気づけば撮影会の方がメインになってしまいましたが、いやはや、ポートレート撮影もなかなか難しいものです。

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琴浦船上山ICから15分ほど

 船上山といえば、鳥取人としては後醍醐天皇と名和長年ですよね。それ以上に、地元の人ほど、少年自然の家がある場所としても有名ではないでしょうか?。まさしく、今回の会場は船上山少年自然の家の前になります。

 県東部の人間としては、私の中学時代は鳥取市桂見の今の「出会いの森」のところに少年自然の家があり、中学入学当初の研修はそちらでした。でも、実はこの船上山少年自然の家にも同じく中学1年の夏にとある研修で2泊3日ぐらいで来たことがあったんですよね。んで、今回、当時と変わらない玄関を18年ぶりに見て、「うわぁ、懐かしい…」と思わず声に出してしまいました。

今年の駐車場は変則的?でも、早いほうがいいでしょうね。

 今回、駐車場については、「今年は会場内駐車場が水力発電所の工事の関係で、会場内一部の駐車場(ダム堤下)約120台が利用できません」とのことで、「以西小学校校庭に臨時駐車場を設けます。また、以西保育園、以西地区公民館等にも臨時駐車場を設けますのでご利用ください。」でした。ただし、機材がある身としては、できれば現地の駐車場に止めたいものです。

 ということで、一様、祭りの開始は10時からなのですが、現地の駐車場に9時前には到着しました。鳥取市内からでも1時間半あれば十分ですね。

9時頃でこの状態。まだまだこの頃は余裕があります。

駐車場から会場までは直通の道があるので、そんなに遠くないです。5分もあれば十分かな。

会場の様子。これでまだ10時前です。
会場と言っても、奥にステージがあってそこまでに屋台がいろいろある感じです。

顔ぶれは二極化

 はっきり言って、完全に二極化していました。もちろん、ナナニッパレンズ+一眼レフ集団と家族ずれ&カップルですね。カメラマンは、風景を撮りに来ている人は少ないです。逆に家族ずれやカップルが、一眼レフの入門機やミラーレスを持っていて撮っている方が多いです。逆にカメラマンは完全に撮影会狙いです。無論、装備が違います。

鳥居から上は結構ツライです…orz

 メイン会場は少年自然の家の前の駐車場なのですが、その横にある大鳥居から上は地味にかなりの坂です。大鳥居の坂もシンドイですが、その途中から茶園原に上る道もかなりの急勾配です。元気な方はテクテク登っていきますが、私のような方や年配の方は、休み休みじゃないとあれは心臓に良くないです。

 あれはもう完全に山登りです。

初体験の撮影会

 実は今回のメインは桜よりもある意味こちらでしょう。そう、撮影会です。

 この船上山さくらまつりは、以前からモデル撮影会をしているそうです。何でも、ほかのイベントなどでは、撮影会をやるといっても、数年で辞めてしまうことが多いらしいですが、このさくらまつりは、大分定番の撮影会だそうです。

 しかも、撮影されるのは、プロのモデルさん。普通ならお金を払って行われる撮影がタダですからね。特別な申し込みもいりません。当日、カメラを持って参加すれば問題なしです。

 今回のモデルさんは、椎名ユキさん(HP/Twitter/ブログ)。

 まつりのチラシやHPの写真を見ていたイメージでは、ショートカットでかわいい感じの子かなぁと思っていましたが、背も高く、会場でも誰かが言っていましたが篠田麻里子風の元気な娘って感じでした。

 今回の撮影日は、25℃を超え、6月中下旬並みの気温になった鳥取だけに、モデルさんも本当、大変そうでした。ご苦労様でした。

 確かに笑顔の可愛いユキさんだったのですが、最後2枚の表情がなんともいえないですね。RAW現像をしながら、我ながら思わず見入ってしまった写真です。花との撮影よりも、こういう新緑の下での撮影の方が個人的には好きだなぁ。あと、今回は結構ハイキー側で処理してます。普段だとこんなに露出オーバー気味にしないんだけど、やっぱりポートレートはこれぐらいじゃないと。

撮影会は午前と午後の2回

 例年がどうなのか分かりませんが、10:30~12:00の午前の部と13:00~14:00の午後の部の2回に分かれています。個人的にはてっきり、同じようなことをするのだと思っていましたが、いえいえ、午前と午後で撮影場所が異なります。

 午前の部は、メイン会場周辺(つまり駐車場周辺)の桜の木の近くでの撮影となります。記憶している限りでは、6箇所あったと思います。それに対して、午後は大鳥居で2箇所とダム、茶園原の計4箇所です。なので、個人的には午前の部だけでいいかなぁと思っていましたが、待っても1時間だし、どうせなら…と両方参加しました。

皆さん、譲り合ってやりましょうね

 昨年までの記事をチラホラ見ていていましたが、今年は100名はいませんでしたが、少なくとも50名、たぶん70-80名ぐらいはいたのではないでしょうか。

 そんな大勢の人達が、1人のモデルさんを狙うわけですから、それこそなかなか大変です。最前列の人は、標準レンズを手に下から狙いますし、後方の人は、望遠レンズで狙うスタイルが多いです。

 私は、基本的にはα77に70-300mm Gの望遠レンズで狙っていたので後方集団でしたが、撮影していて何やら前ボケが映り込んできて、「あれ?こんな所に花でもあったっけ?」と思ったら、前のオッサンの頭だったり、腕だったり、カメラだったり…。いやぁ、なかなか大変です。

カメラマンは積極的な人と内気な人と2通りいる

 ほかの現場とポートレートの現場との大きな違いは、やはりですよね。ネイチャー系なんか声出す必要ないしね。サーキットもそう。でも、ポートレートって、やっぱり声かけって大事なんだなぁって感じがしました。今回のカメラマンの中で、10人ぐらいはもうベテランさんで、「こっちに視線をちょうだ~い!」ぐらいならまだしも、ポージングまで口を出し始める。さすがのプロのモデルさんとはいえ、こうもあっちこっちから要求されると本当大変だなぁと思いました。でも、ポートレートって、こっちが要求しないと、いい表情だったり、仕草だったりってそうそう出ないんですよね。そういう意味では、こういうところで声かけれるようになったら一人前なんだろうなぁ…。サーキットでRQの人達にすら声をかけれなかったからなぁ…オレ…orz。

撮影メモ

光って大事ですね

 やはりまずは光源の向きでしょうね。今回は、スタッフ側から指定をされた…という訳ではないですが、自然と向きが決まっていました。といっても、場所によっては、ほぼ180度取り囲むようにして撮影をするので、ある程度は自分の希望の向きも選ぶことはできます(ただし、あんまり真横に近くなると視線が来なくなりますが…)。やはり、見返していて思うのは、やはり逆光~反逆光ぐらいがいいですね。順光は変な影ができてしまうし、モデルさんの表情も硬くなる。なので、実際、サイトに載せたとは結果的にほとんどが逆光か反逆光ですね。で、そうなると大事になってくるのがレフ板。今回、スタッフ(たぶん地元の写真屋さん?)がレフ板を用意してくれていましたが、地面に置くだけで特別に調整をしている訳ではないです。ましやて、角度によっては全くなのですが、やはり大事ですね。ストロボだと固い感じになるし、アイキャッチもここまで大きく入らないし。その点、最後の2枚はドンピシャだったんでしょうね。

さらに難しい視線

 あと、ここまで多いと難しいのは、どちらかといえば視線でしょうね。個人的には視線を外したものも嫌いではないですが、逆に視線があったときのゾクッと感はすごいですね。それは、撮影していても感じます。やはり、そういう意味では声をかけるのはもちろん、目立つことも大事なんでしょうね。今回は、コリラックマの服を着ている人がいましたね。あと、サーキットでもそうでしたが、フラッシュも使わなくてもつけておいた方がいいかも。それだけで視線をくれる感じがします。

設定

 設定云々については、今回は基本、絞り優先で露出補正をややプラスぎみにして、たまにフラッシュを使うぐらいでやっていました。がしかーし、何が起きたのか、午後からの撮影はシャッター速度優先AEで、しかも1/100sなんて設定になっていたことをRAW現像時になって気づきました。おいおい、300mmで撮るのにそりゃピントが甘いだろう…しかも絞りもF9ぐらいになって、ボケ感台無しじゃん…たまにこういうオバカをやってしまいます。

 あと、RAW現像をしながら思いましたが、今回のように1人のモデルさんをいくつかのシチュエーションで撮影し、しかもそれほど大きく光源や明るさが変わらないときは、一度、絞り優先AEで露出値を出してみてから、それを元にマニュアルで設定して、あとは露出補正程度でしていくのがいいような気がしました。特に逆光だと、撮影の度に露出が変わってしまったり、特に今回のように服が白いとそれもそれで難しい感じがしました。まぁAEロックでもいいのでしょうが。今回は、RAW現像時にLightroomで「選択した写真の露出を一致」という機能があることを今更知り、これが結構重宝しました。

AF

 AFに関しては、基本的には顔認識ONにしてカメラ任せでしました。途中で気づきましたが、意外とこういうときはDMFを使うのはいいような気がしました。というのも、DMFだと、AFなんだけどMF時のようにピーキング表示が出るので、どのあたりにピントが来ているのかを判断するのが楽です。なので、後半はDMFを使いました。あと、前ボケを入れてハイキーな感じで撮影するときは、MFで。こういうときのピーキング機能は本当で頼もしいです。ちなみに、余計な話ですが、スタッフさんが気を利かせて、桜の樹を揺らして桜を散らせてくれたのですが、普通に撮影しているとAFが花びらを追ってしまいました。そんなところで追従性能を見せなくてもいんですけど…。

機材はナナニッパが多く、意外と一脚が役に立つかも

 今回はもちろん、α77に70-300mm Gで挑みました。

 サーキットでのピットウォークも、ある意味ポートレート撮影ですが、今回本格的に撮影会に来て、やはりほとんどの方は70-200mm F2.8通しのいわゆるナナニッパが多いですね。サーキットだと、明るさよりも望遠ということで、SIGMAの超望遠レンズなんかを持っている人も多いですが、ここまでナナニッパ率が高いのも初めてかな。

 やはり、望遠側ではそうでもないですが、ワイド側の方だと「もう少し背景をボカしたいなぁ」というのがあったので、やっぱりF2.8通しは欲しいですね。あと、レンズが70-300mmからすると2段分も明るくなるので、その分、シャッター速度を上げたりやISO感度を抑えたりできますし。う~ん、SONY純正は高いから、タムロンになっちゃうのかなぁ…。でも白レンズも憧れるなぁ…。

 あと、当たり前ですが、カメラ二刀流の人は結構多かったです。もちろん、片方はナナニッパでもう一方は28-70mm F2.8あたりです。でも、なかにはSIGMA 35mm F1.4とか単焦点レンズもいましたね。さすがポートレートの世界です。

 結構以外だったのは一脚を持つ人が結構いたということ。やはり、後方から望遠レンズで撮影すると手ブレしやすいので、これはサーキット以上にアリだなぁと思いました。できれば、三脚座のあるレンズで簡単に縦構図・横構図の切替が出来た方がいいでしょうね。あとは、縦位置グリップ着用率も多かったです。欲しいなぁ、オレも。

 そうそう、余談ですが、SONYが今までになく多かった気がします。α77らしい人が3人はいましたし、α55も2人はいました。α99もいたな。半分は大体Canonで、残り4割がNikon。最後の1割がSONYなどなどって感じかな。

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