α撮影記 花火 at 千代川・鳥取市民納涼花火大会(2012.08.15)
実に10年ぶりの鳥取の花火大会へ
県東部では一番大きな花火大会ですが、大学生時代に一度見たっきり、実に10年ぶりの花火大会でした。しかも、その時は千代川の左岸で見たので、そんなに祭りという雰囲気ではありませんでしたが、今回は右岸側ということで、花火大会というよりも祭りという雰囲気でした。
撮影ポジションはベタで
前回の水郷祭では、少し距離が離れていたし、風下で失敗したということがあったので、今回はベタというかセオリー通りで、千代川の右岸・千代橋東詰とその下側の歩道橋の間の土手で撮影しました。
打ち上げ位置から撮影場所は南東~南南東方向で、距離は600m前後。ちょうど風も南方向からで、煙の影響は受けませんでしたが、花火としてはやや風が強いのかなぁという印象でした。
で、やはり河川敷とはいえ、市街地での撮影なので、やはり背景の映り込みがやや気になります。まぁ、逆に言えばそれがいい感じといえばいい感じなのですが…。
やっぱり、花火は難しいですわ
撮影ポジションは気にしたつもりなのですが…
前回の水郷祭でやや失敗したポジショニング。今回は、とにかくベタでいこうというコンセプトを元に、人混みが嫌いな私としては、勇気を振り絞ってベタに千代川右岸の行徳側から狙いました。ここまでは問題ありませんでした。
ただ、細かいポジショニングに失敗しました。土手の下でカメラ撮影だと後ろの人に迷惑をかけるし…と思い、土手に陣取ったのはいいのですが、『撮影する頃には人が減るだろう』と土手の奥川でセットしたんですよね。これが裏目に出ました。水郷祭の時は、花火が始まったら、みんな花火に注目して人が動かなかったのですが、今回の千代川の花火大会は花火そっちのけで祭り気分な人も多いので、花火が始まってもウロウロと歩き回り、いい感じで邪魔でした。
実際、撮影した写真を見ると、シャッタースピードが5秒前後ぐらいはあるので、ほとんど人物は消えたような形でしたが、花火がボケたような感じになっていました。やっぱりポジショニングは重要です。
読めない花火
実は、前回の水郷祭の時はスケジュールも名にも分からぬまま、撮影に突撃しましたが、意外と撮れました。一方で、今回の千代川の花火大会は、スケジュールや花火の種類も事前に分かっていたものの、全く読めなかったというのが正直な感想です。
特に絞りとかを調整したいのに、単発だと思ったらスターマインだったり、大きなやつかと思ったらこじんまりした小さいものだったり、ホントで読めない感じでした。その点、田舎の小さな花火大会ほどシンプルで分かりやすいのかもしれないですね。
α55はやや絞りを開けた方がいい?
実は前回は、気づいたらISO-800で撮影していたので分からなかったのですが、今回はISO-100スタートで撮影したのですが、全体的にやや暗いんですよね。なので、途中で絞りを開けたり、ISO-200にしたりしました。
このあたりは、意外とトランスルーセントミラーの影響が出ているのかもしれません。噂では1/3ぐらい明るさが落ちると言われているので、いわゆる一般的なセオリーよりも、少し絞りを開けるか、ISOを上げるかした方がいいかもしれません。