浜坂ふるさと夏まつり花火大会 2019(2019.07.14)
さあ、今年もいよいよこのシーズンがやってきた
気付けばもう7月。そう、今年もこの季節がやってまいりました。
やはり、夏と言えば花火ですよね~。私自身、実はサーキットに足を運ぶ前の2012年から花火の撮影をしていて、気付けば8年目の夏になってしまいました。
過去には松江水郷祭や神戸の花火大会にも足を運んだこともありますが、今や人ごみの中をかき分けて行く元気もなく、もっぱら地元優先。そんな中、私の開幕戦とも言うべき花火大会がここ浜坂です。
というのも、この山陰東部の中では、今回の浜坂か東郷湖の水郷祭がだいたいトップバッターになることが多いのですが、安定感と行き慣れた感でいけば、やっぱり浜坂かなと。
去年は、S耐@オートポリス戦と日程が重なってしまって、参加出来なかったのですが、今年は2年ぶり6回目の参戦となりました。
30分前に波打ち際確保がベターかも
今年は、駐車場に到着したのが16:30頃。だんだん早くなっているような気もするのですが、こればかりは帰りの渋滞を考慮してのポジション取りを考えると、やはりこの時間には止めたくなります。
一方で、例年なら17時過ぎぐらいには場所取りに出掛けるのですが、今年は例年の木道みたいなところではなく、砂地で狙うため、あえて場所取りはしませんでした。そうはいっても、お腹は減りそうなので、ちょっと偵察を兼ねて焼きそばと唐揚げを買いに行き、しばし車で待機していました。
なので、何だかんだで撮影ポジションに到着したのが、18:30頃。あれこれ場所については考えたのですが、東西方向で言えば、例年とほとんど同じ位置(これ以上、西側に行くと海水浴場の監視塔が見切れてしまう)で、前後方向がちょうど砂浜が坂になっている部分を確保しました。
ただ、結果論でいえば、撮影ということを考えると、この場所は悪くは無いんだけど、結構前に人が入ります。浜坂は例年そうなのですが、打ち上げ10分前ぐらいになってから、砂浜に来る人も少なくありません。今回も開始直前(だれかが挨拶をしている時間)に親子連れが来ました。で、しかも、この親子連れ以外でも子ども達がジッとしてないんですよね。みんなウロチョロ動くから、さすがに気になります。
そう思うと、やはり思いっきり波打ち際にまで行った方がいいのかな?。しかも、そうなると、19時頃までは波打ち際で遊ぶ子どもも多い一方で、その時間にそんなところに座る人ってあまりいないので、その方がいいかも。
そして、機材は、シンプルにα7RIIIにSEL1635Zという組み合わせで挑みました。
ただ、動画も何となく撮りたいなぁと思っていて、α6400を持ってきても良かったのですが、GoProでも撮れたという記事を見て、「どうせなら、ちょっと試してみようかなぁ」と思って、GoProでも撮影してみました。
まずは通常の撮影から
浜坂の花火って、シーズンの中で一番早いということで20時打ち上げでも、もうちょっと明るい感じなんですよね。しかも、向かって後ろが北西側になるので、微妙に明るい感じの空との花火というのが、1つ見所でもあるかな。
基本的には例年と同じような展開という感じですね。ちなみに、今回は色温度を3200Kと例年になく低めに設定しています。
今更ながら、ちょっと不思議なのは、ほとんどF8でイケちゃうってところ。さすがに最後の10号玉の連発は絞りましたが、あとはほぼほぼF8です。香住だともうちょっと絞るんだけどな…浜坂もこれ以上絞ると暗いですから。これでも、RAW現像時にかなり起こしてますからね。
続いて比較明合成
浜坂の花火って、良くも悪くもスターマインがないので、こういった比較明合成をしないとちょっと広い絵で撮る分にはちょっと物足りなさがあるんですよね。
やっぱり、比較明合成した方が画になりますね。
特に、こういうしだれ系は全部撮ると露出オーバーになることもあるので、比較明合成しちゃうのが私の手法。
最後の連発も、迫力出ますね。
GoProによる動画はこんな感じ
せっかくなので、GoPro HERO7 Blackで撮影した動画も紹介しておきます。
設定は、こちらを参考にして、4K 30fps、広角、Protuneオン、1/30s、WB 3200K、ISO最小100-最大800、画質高、カラーGoPro、RAWオーディオオフ、ステレオマイクで撮影しました。
GoPro HERO7のF値はF2.8らしいので、それで考えると、ISO-100でEV 8.0、ISO-800でEV 5.0。過去にα6400で撮影したときが、EV6.3固定だったので、それを考えると、ISO最低は400でもいいかもしれません。
先の写真にもあったとおり、普通にα7RIIIで撮影していた三脚にクリップ雲台で固定していただけですし、マイクがちょうどα7RIIIの下に位置していたので、メッチャシャッター音を拾っていますが、その点はご了承下さい。ちなみに、外部マイクは、「DJI FM-15フレキシブルマイク」ってやつです。
感想としては、特に細かいことを気にせず、現場に行って録画ボタンを押すだけこれだけ撮れればまあいいかなぁと。確かに、2017年のα6300の4K動画と比べると劣る感じはしますが、まあセンサーサイズも違うし、そこは仕方が無いかなと。強いて言えば、露出補正は+0.5EVぐらいしてもいいかも。
むしろ、ちょっと残念なのは音の方で、最後の10号玉の連発が浜坂の花火大会の醍醐味なのですが、その音が見事に拾えてないです。これは音量的な問題なのか、それとも低音的な問題なのか。とにかく低い爆音が鳴りますから。この点、もしかしたら、SONYのマイクを使うともうちょっと改善するのかな?。香住あたりでもちょっと試してみるかな。
帰路の渋滞は過去最速か?
浜坂の花火大会の帰路渋滞の回避術は、あえてこのページでは語りません。過去の記事を読んでもらえば分かると思います。確かに止められる位置もありますが、やはりこれは大きいです。
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2019 | |
撮影ポイント出発 | 21:05 | 21:06 | 20:57 | 21:06 | 21:01 |
駐車場出発 | 21:20 | 21:16 | 21:06 | 21:14 | 21:06 |
県道に出る | 21:58 [+38分] |
21:40 [+24分] |
21:14 [+8分] |
21:19 [+5分] |
21:11 [+5分] |
諸寄交差点 | 22:00 [+40分] |
21:48 [+32分] |
21:23 [+17分] |
21:27 [+13分] |
21:14 [+8分] |
鳥取県に入る | 22:08 [+48分] |
21:56 [+40分] |
21:31 [+25分] |
21:34 [+20分] |
21:21 [+15分] |
過去のGPSログを見ても、攻略をしてからの時短がハンパないです。しかも今回は駐車場の場所が今までで一番近かったこと。そして、私自身が身軽になって歩く速度がメッチャ速くなったのも影響しているかもしれません。私のすぐ後ろに止めていたのに、わざわざ渋滞している列の方に合流しようとしている車もありましたが、絶対遅いですからね。香住や豊岡方面に行く場合でも、一度諸寄まで出てしまった方がむしろ早い可能性もあります。