美保基地航空祭2023(2023.05.28)

飛行機

自分的に9年ぶりの美保基地航空祭

 鳥取県西部の境港には、米子空港と併設で航空自衛隊の美保基地があるのですが、毎年、5月末~6月頭に航空祭が行われています

 過去に1度、2014年に参加したことがあったのですが、この年が見事に天気が悪くて、飛行展示がほとんど無い、お通夜みたいな航空祭だったんですよね。なので、いつかリベンジしたい…とずっと思っていたのですが、その後3年連続でSF岡山戦と重複していて、2018年からSF岡山戦が秋にズレるも今度はブルーインパルスが来なかったりと、なかなか参加出来ずにいました。

 ただ、今年はSGT鈴鹿戦が1週遅れたことで日程の重複も避けられた上に、6年ぶりにブルーインパルスが来るということで、どうしようかとずっと悩んだ結果、意を決して参加することにしました。

鳥取県東部からなのに境港を目指す!?

 先にも述べたとおり、過去に一度参加したとはいえ、もう9年前。当時と近年ではちょいちょい変わっていて、特に駐車場の対応が大きく変わってしまったようで、近年は基地南駐車場431沿い駐車場の2箇所しか用意されないみたい。

 そうなると、駐車場が出ること自体がまず大渋滞になるだろうというのは容易に想像出来ます。

 さらには、会場南側の駐車場はシャトルバスでの送迎になりますが、そのシャトルバスの乗車待ちもあり得ます。そうなると、万が一、臨時駐車場に停めるにしても、国道431号沿いの方がまだ現実的でしょうが、こちらは駐車場までの距離が結構遠い。まあ、渋滞で動かないよりはマシな気もしますが…。

そうなると、パーク&ライドが現実的か?

 このように、臨時駐車場利用自体も大変な上に、そこからの帰路も渋滞。そうなってくると、車で駅まで行って、駅からJRを利用するという、いわゆるパーク&ライド方式を活用するのが現実的なところになってきそう。

 で、そうなると普通に考えると、米子駅周辺に車を駐めて、米子駅から米子空港駅まで向かうというのが、まあ普通の考え方。ただ、過去のブログ等を拝見すると、当たり前ですが、米子空港駅が大混雑して、入場制限もかかったりしたという記事も目にします。

 実際、JR境線は元々1時間に1本程度しか列車が走っていません。航空祭の日は臨時列車が出ているようですが、元々の1時間間隔の間に1本追加されただけなので、30分に1本という間隔でしかありません。で、4両編成でやってくるとの話ですが、それでもなかなか厳しい予感がします(まあ、車とJRの比率がどうか分かりませんが…田舎は車社会だからな…)。

 なので、実際には列車に乗るまでに1時間とか1時間半とか待たないといけないという自体が起きそうなんですよね…。そうなると、渋滞にハマるのと何ら変わらないことになる。

あえて中浜駅から境港に向かうという作戦もアリ?

 ここで1つ、アイデアとしてあるのは、米子空港駅から米子駅方面に向かうお客さんがほとんどだと思うのですが、境線は逆方向の境港方向にも伸びています。しかも、米子空港駅よりも1つ境港寄りの中浜駅も、美保基地の正門から考えたら米子空港駅との距離はほとんど変わりません

 それなら、あえて中浜駅から境港駅まで向かって、境港から境水道大橋を渡って大回りで帰るというのもアリじゃないのかな?って思ったんです。おそらく、境港方向に向かう人って、本当の地元の人だけだと思うんですよね(今から考えれば、松江方面の人も利用する可能性あるよね)。それなら、一発で列車に乗れるんじゃないか。確かに、先にも述べたとおり、境港から中海をグルッと回って帰るのは遠回りだけど、米子空港駅で列車待ちを1時間とか1時間半も待っていたら、時間的には同じか、むしろ遠回りした方が早い可能性すらある。しかも、立って列車待ちをするよりも、車に乗って運転している方が断然疲労度は違う。

 唯一、リスクがあるとすれば、中浜駅がどれだけ混雑して、すんなり列車に乗れるのかどうかという点にかかってくるだろう。あまり無いとは思うが、数本列車に乗り遅れるようなら、遠回りする分はなかなか厳しいといえる。

こんなに駐車場入場待ちが並ぶのか!?

 ということで、今回は境港に6時台には入っておきたいというのがあったので、4時過ぎには鳥取市内を出発し、皆生を過ぎて河崎交差点を過ぎて国道431号の外浜産業道路に出たのが5:45頃

 えっ!?、もう渋滞してるんだけど…。この下和田交差点って、臨時駐車場の入口から約1.9kmですよ!。

 確かにスゴイ並ぶとは聞いていたけど、こんな時間にこんなに並ぶって、皆さん、何時に並んでるの!?

 ここが先頭なんだけど、ホント、先頭の車両は何時に並んでるんだろう…。いやあ、私には無理っすわ。入場待ちの車列を横目に、私はスイスイと境港を目指します。

無事、境港から美保基地を目指す

 順調に境港まで進み、JR境港駅近くの市営駐車場に到着をしたのが、ちょうど6時

 満車だったらヤバいな…と思いましたが、私が到着した段階で5台ぐらい空いていた感じ。同じ事を考えている人が多いのかな?と思ったけど、この早朝に駐車場を出て行く人も数台いたので、近くのホテルに泊まっている人もいたっぽい。

 それもそのはず、ここの駐車場って、4時間を越えたら24時間以内なら600円。米子駅周辺だと1,000円~って感じだし、駅までの距離とかを考えたら値段はリーズナブル。

 しかも、近くにはいくつかの市営駐車場もあり、特にお隣の大正町駐車場はガラガラだったように見えました。

 ちなみに、私が気づいた限りでは、境港駅構内に入る前なので、7時前には満車の表示になってました。まあ、私が来た段階で数台しか空いてなかったからそうなるでしょう…。

 それにしても、ホント、ここの駐車場って駅のすぐそこ。歩いて、ものの2~3分程で到着します。また、駅の前には小さい公園があり、そこにトイレもあるのでそういった意味でも安心です。

 境港は、水木しげるさんの出身地(厳密に言うと、生まれは大阪だけど、生後間もなく境港で育ったらしい)ということもあり、いたるところがゲゲゲの鬼太郎で埋め尽くされてます。個人的には鬼太郎とか何とも思わないんだけど…。

 米子駅から境港駅までのJR境線には、それぞれの駅に妖怪が設定されていて、境港駅は「鬼太郎駅」とのこと。

 JR境港駅の駅舎は奥の平屋の建物部分だけ。背後は隠岐汽船のフェリーターミナル。駅としては頭端式ホーム1面2線です。

 帰りは混雑するのが分かっているので、行く段階で往復の乗車券を購入。っていうか、今回調べるまでこういう往復乗車券という形で買えるのを知りませんでした…。境港駅自体は有人ですが、朝はまだ駅員さんはいませんが、券売機で買えます。

 7時過ぎに到着した車両が、折り返しでそのまま7:13発の米子行きになります。駅前には列車待ちをしていた人は50人ぐらいいたかな?。

 ただ、航空祭にあわせて4両編成での運転なので、境港駅を出発した段階では全然余裕でした。とはいえ、日曜日ではあるものの、ちょうど通学時間帯ということもあり、列車が駅に止まる度に、米子方面の学校に向かう高校生が思っている以上に乗ってきて、『何だよこの人達…』という冷たい視線を感じます。

 ほぼ定刻通り、7:30ちょっと前に米子空港駅の1つ北側にある中浜駅に到着。会場までの入場がどうなるか分からないので、近くにあるトイレに寄ってから、美保基地を目指します。

 何だろう、砂丘地畑が広がる中を大量の大人が歩いて行く姿は、大人の遠足か!?って感じです。

 ただ、途中で「左の方が最短ルートだろ」って思っていたのに、みんなが右に曲がって進んでいきます。はじめは、横断歩道の関係かな?と思ったけど、あとで考えたら、正門ではなく基地の北側にある官舎通用門の方に向かったのかもしれません。

 約10分ほどで、正門に入る道までやってきました。この正門から直線に伸びる道路には既に開門待ちの人達が並んでます(ここから正門まで約270m程)。奥側にも隊列が出来ているようなので、たぶん、途中で分けて2列にしているのだとすぐに察しました。

 ただ、この写真右側の隊列の後方に警備員さんが誰もいないので、あとでこの隊列の後ろにくっついて、そのまま先に入場しちゃう人が20-30人ぐらいはいたような気がします。まあ、あれは並んで入ってしまった人よりも、警備員がいなかった方が問題だと思いますが…。

 とりあえず横に隊列に並びましたが、合流するような形で並びました。なので、もしかしたら本当の最後尾はもっと米子空港寄りの方にあったのかもしれません。ただ、こちらに関しても警備員さんはいるものの、その辺りの隊列を整理をしてくれていないので、特に中浜駅方面から来た人にはサッパリ分からないので、ここに並ぶしか無いんですよね…

 しばらくして、右側の隊列が動き始めました。なので、雰囲気的には7:45頃には開門をした感じだったのかな?。私が正門を通過したのは、8:10頃でした。

 入場して間もなく、手荷物検査があります。どんな感じなのかな?と思っていましたが、普通にカバンを開けて見せるだけの感じでした。なので、そこまで面倒ではなかったです。

いよいよ会場の中へ

 入ってすぐを左折してエプロンの方に向かいます。9年前は官舎通用門から入ったので、正門からの入場が何とも新鮮です。

 エプロンに出ると、ヘリコプターや飛行機が一面に並んでいます。

 さあ、お目当てのブルーインパルスが登場です。こちらも9年ぶりのご対面。まだ8時半にもなっていないのですが、すでに場所確保に皆さんお忙しい感じ。

 あとで、望遠レンズでちょっとアップで撮りましたが、飛行機も止まっているのを撮っても何だか味気ない。これはサーキットで、ピットに並んでいるマシンを見ても味気ないと感じるのと同じなんだよな。

 奥には、KC-46A政府専用機が並んでいます。

 KC-46Aは、ボーイング社が開発した空中給油・輸送機。何か普通の旅客機みたいに見えるな…と思ったら、ボーイング767型機を開発母機にしているらしい。

 そして、こちらは政府専用機。そういえば、政府専用機って航空自衛隊の所有なのね。

 まだ9時前なのですが、とりあえずザッと見た上で既に満足気味。

 朝イチはとりあえず、ブルーインパルスの後方辺りから狙います。

レンズは150-500mmで挑むも、SEL200600Gが良かったかも

 ちなみに、今回は省エネで狙おうと思っていたので、SEL200600Gではなく、Tamronの150-500mmα9で挑みました。

 先に結果論から言えば、やっぱりSEL200600Gの方が良かったかなぁ…。素直に、もうちょっと望遠が欲しかったというのもありますが、インナーズームで撮影中のズーミングも間違いなくSEL200600Gの方がやりやすいと思うんだよな…(逆に言えば、150-500mmのズームが硬くて、ズーミングがやりにくかった)。

 ただ、お陰で久しぶりにGRAPH GEAR NEOのバッグを出しましたが、やっぱりこのバッグは使いやすいな。生地的にも雨にも強いし、こういうシチュエーションでは威力を発揮するね。

[9:00-]C-2オープニングフライト

 さて、9時になり、いよいよ飛行展示がスタート。

 まずは、輸送機のC-2が登場。そもそも、美保基地って第3輸送航空隊ってことで、このC-2輸送機が主役なんですよね。先日、スーダンの退避邦人をジブチへ運ぶ任務をしたことで知られてますよね。

 このC-2輸送機って、特徴的なフォルムもだけど、あまり飛行機とは思えない速度で、しかも短い滑走距離で離陸するからスゴいんだよね。

 そして、勝手ながらあのフォルムがとても他人事とは思えない…

[9:10-]CH-47JA訓練飛行

 続いて、大型輸送ヘリコプターのCH-47JAが登場。

 ヘリはプロペラの関係で、あまりシャッター速度が早くないほうがいい、ってのは何となく覚えていたので、1/250sで狙ったけど、まあブレブレで失敗写真量産でした…💦

 撮影しているときはほとんど見えなかったけど、隊員が降りようと準備しているところが映ってたんだな。RAW現像して初めて気づきました。

 降下先は人影で何も見えず…

[9:15-]海上保安庁訓練飛行

 続いて海上保安庁のヘリコプターが登場。たまに目にするカラーリングは馴染みがありますね。しかも、9年間の悪天候時にも頑張って飛んでいたヘリですね。

 高所恐怖症の人は絶対無理ですわ…

 こちらも降下先はC2輸送機が邪魔で見えず。ただ、海猿を意識してか、場内にはB'zのOCEANとイチブトゼンブが流れてました。あ~、ライブ行きたいな~。

[9:40-]F-2機動飛行

 お次は、F-2戦闘機。確か、2022年のSGT岡山開幕戦でオープニングフライトをしてくれたのが、F-2戦闘機だったっけ?。

 ちょうどこの時間帯は、まだ少し青空が垣間見える状態だったので、なかなかいい感じで撮れました。いやあ、あの迫力はスゴイですわ…。こういうのを見てしまうと、あそこまでの飛行はサーキットでは無理かもしれないけど、もうちょっとサーキットで何かしてくれても…って気はしちゃいますよね。

[9:50-]UH-60J、U125A救難展示

 続いて、UH-60J、U125Aの飛行です。

 U-125A救難捜索機は、英国のビジネスジェット機の一部を航空自衛隊の捜索任務用に改修した機体らしい。どおりで何か見たことありそうな飛行機と思ったわけです。

 そして、UH-60Jは、日本が救難目的に独自改良した救難ヘリコプターらしい。

[10:10-]KC-46A航過飛行

 お次は、KC-46A。空中給油・輸送機ですが、先述の通り、どうにも普通の旅客機に見えてしまう。実際、東側からKC-46Aが入ってくるのに、普通に旅客機が入ってきたように見えちゃったもんな。

 今回、たまにチャレンジしていたのが大山と絡めたショット。もうちょっと青空だったらカッコイイのだろうけど…。

[10:35-]C-2編隊飛行

 だんだん天候が怪しくなるなら、再びC-2輸送機の登場。今度は、3機連なっての登場です。

 ホント、何度見てもこの図体でこの運動性能はスゴイよな…。

 何か、兄弟のように2機並んで飛んでいるのが何とも言えない…

 続いて、C-2輸送機から隊員が地上に降りてきます。いやあ、自分から飛び降りるってスゴイよな…

 続いて物料投下。場内放送では、車やバイクも下ろせるって言ってたけど、ホントかな…

 こちらも本当は大山絡めたかったけど、無理だったので尾翼とのコラボ。

お昼休憩

 11時台のC2輸送機の飛行が終了し、これでしばし展示飛行はお休みに。

 会場中央に飲食売店エリアがあり、何か焼きそばとかでも買うかな~とか思ったけど、あまりの人の多さに断念。その隣にある、芝生エリアもこの人の多さ。

 さらにはトイレもかなり長蛇の列。というか、女性トイレが並ぶならまだしも、男性トイレでもこの並びようですから…。さすが、来場客数4万人というだけあります。

 あまりの人の多さに、どこでお昼休憩しようかと悩みましたが、芝生広場の横の駐輪場のところが少し日陰になっていたので、ここで事前購入していたおにぎりを頬張ります。まあ、こういうイベントでは昼食は持参した方が確かです。

[12:00-]ファンシードリル

 12時になり、ずっと座っているのも何なので、エプロンに移動してファンシードリルを見ることに。

 9年前にも見ていたものの、あまりキチンと理解していなかったのですが、ファンシードリルは「ブラスバンド隊」と「ドリル隊」による、自衛官の教練などの基本動作に応用動作を取り入れた集団演技とのこと。

 個人的には、元吹奏楽部ということもあって、ブラスバンド隊の方が気になるのよね…

 とはいえ、あまりの人の多さに、チラッと見ただけで、そうそうに移動しちゃいました…

 で、午後からは、ブルーインパルス後の帰路がスムーズになるように、大きな格納庫の横から狙うことに。こんなに人が多いと、ブルーインパルスの前のところとか、絶対帰りにエラいことになっちゃうもんな…。

[13:00-]C-2空挺降下

 さて、13時になり、午後の展示飛行は再びのC2輸送機でスタート。

 あの機体でここまでの飛行ってのがスゴイけど、ちょっと伝わりにくいのが可哀想よね。

 実は、昼前からポツポツはしていましたが、この時間帯が一番ポツポツし始めていたかも。しかも、10時頃から基地を離れるまで、スマホのネット回線がほとんどダメで、雨雲レーダーさえ見れない感じで、全く状況が分かりませんでした。

 でも、まあポツポツ程度で、ちょっとタオルでカメラを保護してやるぐらいで済む小雨だったので良かったです。

[13:50-]ブルーインパルス

 さあ、13:30前から準備をしていたブルーインパルスが、13:50頃からいよいよ展示飛行を始めます。

 9年前の航空祭では悪天候により見えなかったブルーインパルスですが、実は、2009年4月18日に世界砂像フェスティバルの開幕にあわせて、鳥取砂丘の上空を飛行したのを、鳥取港(賀露港)から見たことがあるんですよね。なので、私的には何気に2回目です。

 本当は、アレコレ演目のネーミングがあるのでしょうが、個人的にはそこまではよく知らないので、また時間があるときに調べます。

 こういう風に、1つの期待にアップすることもあれば、5連隊になると広い画角も必要になるので、ブルーインパルスに関して言えば、ものすごい焦点距離がいるのかといわれるとそうでもないんですよね。ここの3枚目も150mmでギリだもんな。

 ただ、さすがにこの辺りから、「これはボチボチ広い画を狙う感じになりそう…」という気がして、広角レンズを用意します。

SEL1635Zも出して、2台体制へ

 このあたり、16mmの超広角なので何とも分かりにくいのですが、メチャクチャスゴイ動きしちゃってます。こういうのは、近くで見ないと迫力が分からないです。

 続いて有名なハート型のヤツですが、ハートを描いたのはギリ見えるのですが、矢を描いた頃にはもうハートがほとんど見えなくなっちゃってます。天気の馬鹿野郎~!

 事前に演目の名前を覚えておけばもう少し楽なのでしょうが、場内アナウンスの技の説明を聞きながら、望遠にするか、広角にするかを選びながら撮影をするというのはなかなか大変です。しかも、何気にGoProも着脱しながらですからね…。

 ホント、この迫力を写真でお伝えするのがなかなか難しい…

 動画もいろいろ撮ってきたので、早く撮影記Vlogを作りたいけど、だぶんなかなか時間が無いだろうな…

 これも割と有名な同時に円を描く演目ですが、RAW現像してもあんまり煙が見えない…

 だんだんクライマックスに迫っていきます。

 最後の演目となるグルグル回るヤツ(笑)。正式には「コークスクリュー」という名称らしいですね。事前に見えていたブルーインパルスの動画で、コレは撮りたいなって思っていたけど、実際写真を撮ろうと思うと何とも難しいよね。

さあ、問題は帰路ですよ

 無事、ブルーインパルスの飛行が終わりましたが、問題なのは帰りです。一刻も早く、基地を離れて脱出を図らないと、混雑や渋滞にハマってしまうと何時に帰られるか分かりません

Mission.1 境港行きの列車に乗り込め!

 ブルーインパルスの最終演目が終了したのが、14:20過ぎ。ここから大急ぎでカメラをバッグにしまって、一目散に帰路を目指します。なので、着陸とか全然見てないです。

 撮影場所を離れ、歩き出したのが14:22頃。実は、最終演目になる5分ぐらい前から、早い人は帰路へ向かい始めてました。これでも、一番正門に近いエリアで撮影していたので、これだけでも数分は違っていたと思います。

 一気に正門へ人が流れ込むので、なかなか思うように前に進めない状況。それでも、そこまで皆さん歩きが早いわけではないので、抜けるタイミングでちょっとずつ抜いていきます。

 ようやく正門まで出てきたのが14:27頃。確か、事前にGoogle Mapで確認したときは、正門から中浜駅までは徒歩で11分だったような…。

 ちなみに、「また来てごしない」の文字があったことに、この記事をまとめながら気づきました。

 左側に看板も立っていますが、警備員さんも含め、「米子空港駅は混雑するので、中浜駅を利用して下さい!」との誘導があります。ただ、多くの人は米子空港駅方面に向かいます(まあ、どれだけがJR利用なのか、駐車場利用なのかが分からないですが…)。そして、この辺りの農道は路駐がヒドかったです。

 いつになくだいぶん頑張って歩いて、中浜駅手前の踏切に到着したのが14:37手前。最短の列車は14:40発なので、あまりギリギリだとここの踏切が閉まってしまうのでは…と心配していたので、ここまで来れば一安心かな…。

 それにしても、これ、のんびり歩いていたら絶対に間に合ってないです。

 本来は無人駅の中浜駅ですが、さすがにお客さんが多いし、臨時列車も走るということでJR職員さんが臨時で対応しておられます。写真には見切れていますが、臨時で発券対応もしていたようです。

 「間に合った~!」と安心していたのもつかの間…

 踏切が閉まったじゃん!。いや~、ホント10秒ぐらいのタッチの差。

 駅構内の踏切を渡って反対側が、境港方面のホーム。ちょうど、境港行きの列車が入ってくるタイミングで遮断機が下りてしまった感じ。そのため、境港方面に向かいたい人は、駅の外に並ばせる感じ。JR職員さんの話を聞くと、「次に回す」とか、「米子発が出ないと遮断機が上がらない」との話だったので、「ああ、これは次の15:09発になるのかな」と思いました。

 ただ、しばらくすると、JRの職員さんが、「100人を入れる」とか「途中で区切る」みたいな話をしているので、あれ?もしかして…と思っていたら、

 米子発の列車が定刻で発車した後に遮断機が上がり、しかも境港行きの列車が待ってくれている状況

 ホームにいた駅員さんからは、前の車両に行って…と言われるので、先頭車両に乗ったのですが…

 いやいや、ガラガラじゃん!。実は、先頭車両だからという訳でもなく、他の車両もまだチラホラ空席はある状況で、立てば全然乗れるレベル。これを100人で止めるのはちょっと可哀想…

 だって、ホームの遮断機が上がるまでに、結構な人(おそらく300人ぐらいはいたのでは?)が駅の外には並んでいる状況だったので、これならまだまだ乗れるでしょって思ったもんな。

 というか、改めてこの時刻表を見たら、14:40発のこの列車はこの中浜駅発の臨時列車なんだから、先程ホームにいた人しか乗ってない。なら、もうちょっと待って乗せてあげてもいいんじゃないって思うけどな…。

 ってことで、お陰様で無事に境港行きの列車に乗れて、境港駅には15:00に到着しました。我々が到着してすぐに列車が出発しましたが、こう見ると定時の列車ではないので、あれは米子空港発15:12になる予定の臨時列車だったのかな…。

Mission.2 国道431号線の渋滞を回避せよ!

 ここまでは無事にミッション成功ですが、次にもう1つ重要なのは、いかに米子IC方面まで渋滞を回避するかです。

 というのも、とにかく国道431号線が渋滞するんです。

 私が過去に参加をした2014年、駐車場を出て国道431号線を米子方面に南下して淀江ICから乗るのに1時間半もかかりました。この年は、ブルーインパルスは来たけど、天候不良で飛ばなかったので帰路自体は分散した年。しかも、国道に出るまでに裏道を抜けたし、両三柳からは皆生方面を抜け、日野川を渡ってからも海沿いの裏道を抜けてこの時間なので、正々堂々行くと、おそらく2時間超えだったはず。この点、過去の航空祭のブログ等で言及されているものは少ないのですが、それでもやはり2時間ぐらいはかかったというのを目にします。

 弓浜半島だと、この国道431号線ともう1つ、中海側に県道47号線が走っていますが、こちらの方がまだマシというのも目にしますが、こちらも大概の渋滞のご様子。さらに、地元民なら、べた踏み坂で有名な江島大橋から大根島に抜けて、松江~安木経由で米子に向かえばという気もするのですが、こちらの記事を参考にさせて貰うと、江島大橋側も厳しそう。それなら、大回りになるけど、境水道大橋を渡ってしまって、グルッと中海を遠回りしてきた方がいいみたい。

 つまり、

 という感じのようです。だからこそ、境港経由でのパークアンドライドを選んだんです。もちろん、当初は米子駅利用も考えたのですが、いくつかリスクがあったので、リスク回避でこちらを選んだ感じです。

 駐車場を出発したのが、15:05。駐車場の出口が渋滞するかも…と心配もしていましたが、私と同じ列車に乗っていたのは数台ぐらいだったようで、全然混みませんでした。

 そのまま境水道大橋を渡って、反対側の美保関町側へ。境港って、小学生ぐらいまでは、父親の魚釣りに連れられてしょっちゅう来ていて、この境水道大橋もよく渡っていましたが、少なくとも25年ぶりぐらいだったのかな。なので、もちろん、自分の運転で渡ったのは初めてなはずです。

 そのまま、国道431号線を西に進み、松江市街地に入る手前で川津ICから国道485号線に入り、松江JCTから松江道~安木道を抜けてそのまま山陰道へ。

 米子南ICの合流で少し渋滞しましたが、それでも境港を出発してから約1時間で米子東ICは無事通過しました。むしろ、その後の名和IC~中山ICの方が渋滞してましたが、それでも18時までには余裕で鳥取市内に戻れました。

 なので、何気にこのルート選択は良かったですが、やはり一番は中浜駅まで頑張って歩いて、14:40発の列車に乗れたことがすべてでしょうね。

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