鳥取砂丘イリュージョン2023
今年もイルミネーションの季節がやってきました。ド田舎の鳥取県東部のイルミネーションとなるとド定番とも言えるのが鳥取砂丘でのイルミネーション「鳥取砂丘イリュージョン」。ってことで、今年も脚を運んできました。
先にも述べたとおり、鳥取県東部のド定番イルミネーションの鳥取砂丘イリュージョン。何気に2003年から開催されていて、流行病の関係で2020年と21年が中止されていますが、今年で19回目となるみたい。
ただ、昔は割と長く開催していたような記憶があるのですが、近年は12月上旬からクリスマス頃までの約2週間程度というのが多くなっている印象。実際、今年も12/9~24までの15日間。私も
私も何気に、ミラーレスを購入した2011年から皆勤賞で撮りに来ています。この頃は、まだ常設の砂の美術館とか出来ていなかったので、会場に砂像とかあったんだよね。
みんな考えることは一緒!?
砂丘のイルミネーションは、良くも悪くも鳥取市内から10分程度で行けるので、仕事終わりで車を走らせれば仕事終わりでも見に行けるので、結構手軽。とはいえ、12月なので、忘年会的なこともあるし、天候的にも一歩間違えると雪が降ってしまうので、平日で雨や雪が降らなくて…というタイミングを見たら、ちょうどこの日だったって感じです。
ただ、そんなことを考えているのはみんな一緒で、この日は結構お客さん多かったです。元々、カップルや親子連れが多いイメージですが、今回は学校帰りなのか、制服姿の学生さんが多い印象がありました。
ということで、私の場合、会場すぐ横の駐車場ではなく、向かい側の方に車を駐めて行くスタイルが多いのですが、この時点で、「あっ、今年も9割ぐらい一緒ね…」とすぐに気づきます。
いわゆる、横の駐車場がある正面側から狙うとこんな感じ。うん、ぶっちゃけ去年とかの写真を並べたところで、間違い探しみたいな感じ。ベースの青い海みたいなのは同じだもんな。
本当は、この砂丘に登る階段でシルエットを撮りたいけど、知らない人の後ろ姿撮ってたらちょっと不審者だもんな…。
毎年、この構図狙っているけど、案外上からのショットは好きです。
あえて、青い海みたいなヤツを前ボケにしようかとも思ったけど、35mmだとこれが限界だよな…。
ってことで、あとでレンズを変えたときに135mm GMで狙ってみました。こういう感じ好きだけど、プレハブ小屋が写り込んじゃってて台無しっすわ…。
あと、逆パターンで、下から上にあったツリーを煽りで狙ったショット。これ、望遠レンズでガッツリ狙うと結構いいかもね。
砂丘エリアには、光のトンネル
そして、上に上がったら光のトンネルが…と思ったら、やっぱり案の定ですね。これまでは小さいハウスみたいなやつを使ってトンネルにしてましたが、今年は家っぽい感じにしてありますね。
こういうのって、実物見たときに「わ~、キレイ!」ってのはあるんだけど、写真にするとまあ画にならないっていうあるある。そして、ここにモデルの女の子置いてポートレート撮ってみたいわ~という衝動に毎年かられます。
奥側のトンネルはレインボーになってました。
さらに、ハートの手前にはさらなるトンネル。今年はトンネルで押してきますね…。
ツリー×トンネルで何とか狙うが…
で、このように砂丘エリアには、トンネルが3つあり、さらにあちこちにツリーが立っています。となると、普通に考えたら、トンネルを前ボケにしてツリーを狙うという選択肢しかない感じ…。
まずは、35-150mmで狙ってみるけど、う~んパッとしない…。
135mmのGMにしたら、ちょっとは変わるかな…。ただ、案外、ガッツリとLEDに寄って前ボケを大きく狙うよりは、1mぐらい離れた方が丸ボケのサイズ的にも良さそう。135mmならそれでも大きな前ボケになるしね。
ちょっと縦構図でも狙ったけど、もう記念写真的な感じに…
ハートマーク
さて、トンネルをもう少し進むとハートマークが出てきます。
普通のお客さんからすれば、このハートマークを背景に記念写真をするスポット。ただね、普通に撮ると背景明るくて顔真っ暗でなかなか上手く撮れないと思うのよね…。
そういえば、このハート、何年か前にメインの上部に付いていたヤツかな?って思って写真見返したら、去年のヤツでした。
こちらもツリーと合わせて前ボケ噛ませて狙うけど、何とも面白くない…
そこは、伝家の宝刀を抜いたとて同じですな。ここ数年、いつも思うけど、砂丘のイルミネーションは主題になるものがドンドン減っているので、写真撮影メインにする人には物足りなさを感じるというのは否めないです。
その点、どなたか小さいキャラクターを持ってきて撮ってる人もいましたが、ほんとそんな感じで主題を持参しないと難しいかもね。
坂を下りながら定番ショット
砂丘のエリアを抜けて、スロープ状の木道を降りてくると、ちょうど目の前にらくだやさんの窓ガラスに映るイルミネーションが。個人的には、地味にこれが鳥取砂丘らしさを出してくれてるって思うんだよな。
写真だと伝わりにくいけど、大きな液晶モニターにイルミネーションが映し出されている感じすらするキレイな映り込みなんだよね。なので、不思議と毎年撮っちゃってます。
だいたいスロープの下のエリアは…はいはい、あとで行くからね!
メインのイルミネーション、まあ、キレイなんだけどスチルに撮ると味気なさを感じてしまう。まあ、オレの引き出しが無いって話なのかもしれないけど…。
今年のテーマは「スペースファンタジー」
今さらながらだけど、今年のテーマは「スペースファンタジー」とのこ。鳥取砂丘に宇宙分野の実証実験フィールド「ルナテラス」が設けられたことにちなんでいるらしいですが…まあいいです。
せっかくなので、屋台とかがある下から前ボケ入れて狙ってみたけど、まあコレが限界かな。いかんせん、前ボケに出来るようなイルミネーションが下にはほとんど無いからな…。
なので、ステージ周りの照明を使ったのですが、これが発電機の関係なのか、ファインダーを覗いているだけで分かるレベルの激しいフリッカー(というか高速の点滅)で撮っていてシンドイぐらいでした。他の場所ではそうではなかったので、この辺りだけ、電源が違っていたのかな。
ついでにちょっとツリー絡みも狙ってみたけど、この辺りが限界。デモ、こうしてみると、前だけでなく後ボケも入ることでだいぶん印象変わるよね。
近年、メインになりつつあるこちら!
で、最後に訪れたのが、ちょうど木道スロープの下にあるエリア。例年ココには、あの方がおられるんですよね。
そうです、雪だるまさんです。2018年に登場して以来、もう私の中で鳥取砂丘のイルミネーションは、この方を撮りに来ていると行っても過言ではない。っていうか、この方しか画になる被写体が無いというのが本音です。
いやいや、もう説明不要なレベルでいいっすわ。ただ、強いて言えば、下に雪が無いとコードとかが写り込んじゃうので、雪だるまさん狙いなら、雪の日の方がいいかもね。
せっかくなので縦構図も。こういう時に、バリアングル液晶欲しいってマジで思います。
続いて、135mm GM。伝家の宝刀を雪だるまさんで発揮するという贅沢な使い方ですが、説得力ある写りですからね。
最後に縦構図。こう思うと、あえてF2.8に絞って、キレイな丸ボケに揃えれば良かったかなぁ…ってちょっと思ったりしてます。