α撮影記 鳥取砂丘イリュージョンⅩⅢ
×砂の美術館「鳥取砂丘光のアートフェア 2015」(2015.12.18)
今年でもう5回目となる砂丘のイルミネーションの撮影です。平日の仕事終わりでサクッと撮影できるというのがありがたいですよね。しかも夜の撮影ってのは、天気に影響を受けにくいですからね。ただ、この撮影日は数分雨がパラッと来ましたが、気付いたら星や月が見えているぐらいの天気でした。
ちなみに、機材としては、α77Ⅱ+70-200mm F2.8、α6000+16-70mm F4、NEX-5T+10-18mm F4の3つで挑み、いずれも手持ちで撮影しました。
今年で最後になる砂丘イリュージョン
そんな砂丘のイルミネーションも、今年が最後と言われています。
金曜日の夜でしたが、思ったよりも人が少なかったです。
今年も、この意味不明なツリーがお出迎えです。これ、風吹くと揺れるので、長時間露光はなかなか厳しいです。
なんか、傘が渋くていい感じ。
今年の見所の1つは、この傘ですかね。なかなか渋い感じでカッコイイです。もうちょっと、前ボケも入れるともうちょっといい感じだったかもしれんですね。あと、しゃんしゃんの傘なんかもあっていいような気も…。
私の中では、望遠で撮っていい感じだったのは、この雪の結晶に白い前ボケってやつですかね。去年は階段のところにあったやつだと思います。
それにしても、たぶん、去年と同じ業者さんなんでしょうけど、珍しさが本当に無いです。配置が変わったぐらいで、どれもこれも、「あれはこっちにあったよな」「コイツはあっちにあったよな」ってやつばっかりです。ホント、目新しいのは、傘ぐらいじゃないのかな?。
ちなみに、ハートマークはツリーの横の動物のヤツがあれこれ並んでいるところに、持って撮影出来るようにひっそりと置いてありました。まあ、あんまり期待してなかったけどね。
実は気になっていた砂の美術館
そんな、不完全燃焼気味の砂丘リジュージョンと異なり、メッチャ気になっていたのが、鳥取砂丘の入口にある砂の美術館のイルミネーションです。来年から砂丘イリュージョンが無くなったら、こちらがメインになるんじゃないのかな?。
で、なんでこっちがメッチャ気になっていたかというと…。
砂丘トンネルを出たところ。肉眼で見るともっと迫力あります。
地元の人なら分かると思うけど、鳥取砂丘に行くには、バイパスから坂を登って砂丘トンネルを潜るんだけど、それを出た瞬間に砂丘全体がメッチャ青い!!。特に、撮影日の前日に雨の降る中、様子だけを車で見に行ったのですが、その時は雨もあって、スゴい青々と輝いていたんですよ。そりゃぁ、驚きました。
正式には、「鳥取砂丘光のアートフェア2015」というイベントで、10/31~1/3までのイベントのようです。ちなみに、砂の美術館は駐車場が無いので、砂丘イリュージョンの方に車を止めて、歩いて行く必要がありますので、ご注意を。
メッチャ迫力あります!!
もう、この時点で砂丘イリュージョンの規模を超えているような気がするんですよね。ただ、無料で見えるのは、実はここまで。写真の中段に坂のような道がありますが、アレは行き止まり。ちゃんと上に行こうと思ったら、砂の美術館に入らないと行けません。
中はこんな感じなんですね。調べてみたら、砂の美術館って2006年にオープンし、今の常設展示の建物が出来たのが2012年春らしいですが、実は初めて入りました。まぁ、地元人は行かないですよね。ちなみに、今年の展示は「砂で砂丘旅行・ドイツ編」だそうです。
いよいよ展示室の外へ
展示の建物を出てすぐのところにあったのが、船のイルミネーション。これ、結構大きかったですよ。ちょうど、回りの青が海をイメージしているんですね。
続いて、船の1段上のところにあったのがマーメード。思わず、船と絡めた形で撮ってしまいました。ただ、この位置って、夕陽の沈む砂丘が眺めれる場所なんですよね。だから、17時ぐらいに来て、それを狙ってみるのも面白いかも。
これ、確かクジラだったっけかな。時間の経過と共に、何色かに変化をしながら光る感じでした。
一様、屋外の一番上にはツリーがあります。といっても、メッチャ変わったツリーという訳でもないですが…。そのツリーの手前が、200万個のクラッシュガラスが敷き詰められたところがあるのですが、コレが見てるとそこそこいいんだけど、なかなか撮るとなるといい感じに撮りにくいんですよね。
総評
本当は、今回はあくまで雰囲気をつかむのが主目的で、もう1日、三脚を使って本腰で撮影をしようかなぁ…とも思ったけど、正直、そこまでしなくてもいいかなぁ…というのが率直な感想かな。去年も手持ち撮影したけど、意外と撮れちゃうしね。
あとは、やっぱり「よし、撮影するぞ!」と思わせてくれる被写体が無いというのがそもそもですよね。
来年はどんな感じになるんだろう…。