α撮影記 たんとうチューリップまつり(2014.04.20)
撮影日:2014.04.20 (日)
春といえば、桜が定番ではありますが、もう1つ定番の花といえば、やっぱりチューリップですよね。数年前から、旧但東町であるチューリップまつりの存在を知っていて、気にはなっていましたが、ちょうど予定が空いて、天気もなんとか保ちそうだったので出かけてみました。
鳥取からは2時間ほど
但東町といえば、2011年秋に訪れたドウダンツツジの安国寺があるところ。なので、全く初めてという感じでは無かったです。でも、先回は海沿いを178号線ルートから向かいましたが、今回は、とにかく最短距離で…ということで、国道9号線から村岡で482号線にはいり、神鍋を抜けて向かいました。鳥取市内からだと約100km、2時間ぐらいのルートになります。
意外と人は多いので、朝一がオススメかも
実際に行ってみるとよく分かりますが、はっきり言ってホント「山の中」という感じです。正直、こんなところでどれだけ人が来るんだろうと思いましたが、昼前頃にはかなりのお客さんの数になっていました。なので、ゆっくりと撮影をしたい方は、平日を狙ったり、朝一を狙うのがいいと思います。
朝9時から開園で、9時少し前に到着しましたが、その時点で30台ぐらいは来ていました。
思いのほか、本格的なカメラマンは少なかったかな。まぁ、同業者の方は、日曜日は避けるでしょうからね。
フラワーアートの部分には上から見えるように展望台が組んであります。
あちこちにかかしがいました。
こちらは、SIGMA 8-16mmの8mm側で撮影したものをPhotoshop Elementsで合成。
意外と難しい被写体?
今回、初めてチューリップをこんなに撮影をしましたが、今までいくつか撮影してきた花と違うのは、おしべ・めしべが中にあって、単に外からは撮影できないということです。のぞき込めば、おしべ・めしべが見えるわけですが、チューリップって上から覗いたところであんましいい感じではないんですよね。なので、そういった意味では結構撮影が難しいなぁという感じはしました。
その点、バラ風のチューリップなんかは、花びらを見せてなんぼ…という感じなので、こういったものの方が絵になるなぁという感じはします。
何かと絡ませるのは意外と難しい
普通に撮影すれば、チューリップ×チューリップで、いずれかを前ボケさせるか後ボケさせるかという感じになるのですが、他には菜の花とスイセンがちらほらありました。
ただ、このスイセンが手前の道際に植えてあり、チューリップとの距離が遠い上に、位置的にかなり低いので、ちょっと被写体としては結構厳しさがあります。また、菜の花は、畦畔にちらほらあった上に田んぼが1mずつぐらい高低差があったので、いくつか前ボケで撮ることはできました。ただ、そもそもチューリップとタイミングがずれていて、もう終わりかけという状態でしたし、ボリュームとしては物足りなさを感じました。
α77はやっぱり使いやすい
今回、手持ちの花撮影としては、初めてα77とSONY 70-300mm Gの組み合わせを中心に使ったのですが、やっぱり使いやすいです。特に、右手の親指位置でAFとMFを簡単に切り換えることができ、さらにMF時にはピーキング表示ができるというのは、実にこういう写真を撮るときに使いやすいです。
ただ、縦構図を狙うときには、やっぱり縦位置グリップが欲しいですね。