今年のカメラ生活を振り返る2024(2024.12.30)
気づけば今年もこの季節がやってきてしまいました。デジイチを購入した2013年から初めて、今年で12年目。何だかんだで、干支が一周してしまいました(笑)。ということで、今年もボチボチと振り返っていこうと思います。
今年もモースポからスタート
まずは何だかんだで今年もモータースポーツ絡みから振り返っていきます。
まずは2月上旬に、岡山国際サーキットで行われたSUPER GTのGT500のメーカーテストに参加。特に公表はされていないテストなのですが、毎年、大阪オートメッセ前の平日のコース予約を見ていたら何となくの想定はつきます。3月の公式テスト前のさらにテストなので、あちこち冒険的に狙えますが、中でもモスSでSGTを本格的に狙ったのはこの時が初めて。これを1つのキッカケにして、その後もいろいろなカテゴリーでこのモスSで狙うようになりました。
そして、その週末にはすぐ大阪オートメッセへ。2017年から参加して、何だかんだで今年で通算6回目となったが、毎年、夕方にはあまりの疲れから「来年はもういいや」って思うのに、不思議と1年が経過すると「それでも行こうかなぁ」と思って行ってしまうというオートメッセの七不思議。
3月になると本格的にサーキットシーズン到来ということで、春の定番、岡山でのSUPER GT公式テストへ。そろそろ、従来の「ファン感謝デー」という立ち位置が復活しても良さそうなのですが、まだ公式テストという型から戻りきってない感じ。
丸2日間の撮影で計41箇所、38,000枚にもおよぶ私の中でも年1・2位を争う撮影枚数ですが、この時、1コーナーでのリア撮影というのも開眼しましたが、う~ん、やっぱり私はリアよりもフロントの方が好きかなぁ…。
それをうけての4月のSUPER GT岡山開幕戦。いつもはマイクナイトからスタートするというのがここ数年のスタンダードでしたが、今年は珍しくヘアピンスタートに。その後もCパドックを押さえて、マイクナイト~最終コーナーと周り、2時間ちょっとで13箇所の撮影。ホント、ここ数年、自分でも早撃ちするようになったなぁと痛感します。
5月を飛ばして、6月のSUPER GT鈴鹿戦。去年に引き続き、初日はスプーン~ヘアピンの西コース、2日目は東コースという周り方でしたが、だいたいめぼしい所は押さえきれたかな。思っている以上に岡山と鈴鹿って撮り方が違うから、それぞれが刺激し合うような感じで結構面白いです。
そして、サマーブレイクを挟んでの8月末のGTWC Asiaの岡山戦。ここ近年は、しゃんしゃん祭の動画編集のドタバタからの撮影ということで、体調的にもなかなか厳しい状況での参戦ですが、特に2日目はスタート直後から土砂降りが降るという展開。今思えば、あれだけ暑くて雨が降らなかった8~9月に、何でこのタイミングで雨が降ったのか?と思ってしまいますが、さらに言えばそうでもなければ灼熱地獄だったのかとも思うのでは、ある意味マシだったのかもしれません。
9月に入ると2輪シーズン到来ということで、1年ぶりのバイク撮影。ということで、2年連続3回目の岡山での全日本ロードの事前公開テストへ。この夏開けからホッブス周辺の目隠しの位置が微妙に変わり、ヘアピン横の撮影窓が使いにくくなった一方で、立ち上がり側の撮影窓は撮影エリアが広がり、特に2輪にはプラスに働いてくれました。
そして、肝心な全日本ロードレース岡山戦。撮影場所的には割とコンサバになってしまったところもありましたが、やはり1つのポイントとすればマイクナイトでの左上げ構図。この後のS耐にも影響した感じがありますが、
続いての10月末のS耐岡山戦。時間もあるから「新しい挑戦を」といつも意気込む割には、結局コンサバになることが多いんだけど、その中でも全日本ロードの時に続いて、グラスタの隅っこから立ち上がりを狙うという暴挙に。今までは、光の条件が良くなったら狙うというものだったけど、この年末になって、Photoshopに映り込みを除去する機能が搭載されたことで、今後、こういう無茶だと思っていた撮影がさらに実現可能になりそう。
例年だと先のS耐岡山戦が私にとっては最終戦になるのですが、8月末に予定されていたSGT鈴鹿戦Rd.5が12月に延期へ。元々、8月開催の段階ではスルー予定だったのだが、12月延期が決定された段階で即参加を決めていたが、久しぶりにRスタンドでSGTマシンを狙ったら、やっぱり良かった。
新たな時代になる可能性"Reflection Removal"
12月半ばにPhotoshopに新しく搭載された映り込みを除去する機能「Reflection Removal」。
これ、以前からこういう機能って実装出来ないのかな?と思っていて、2023年秋にAdobe MAXで「Project See Through」というのが発表されて、それを見て「これならフェンス被りを消せるんじゃ無い?」と思っていたものが遂に実装された。
元画像は、2月のGT500メーカーテストで定番の1コーナーのフェンス越しで狙った構図。見事にフェンスが誤魔化せていないボツ写真に近いのだが、Reflection Removalをかけると見事に消えてしまう。これは実にヤバイ。
これは先程も紹介した岡山国際のグランドスタンドの一番端から立ち上がりを狙った構図だが、これも全然フェンスが気にならなくなる。もちろん、余りにもキツイ被りは消せないケースもあるようだが、ここまで消せるとなると、天気が悪いから…とかそんな躊躇いも無く、ドンドンフェンス越しを狙っていきたくなる。
ただ、アスファルトの色温度が結構変わってくるので、この点については修正はある程度必要になってくると思う。
ちょっと古い写真だが、2020年のSGT富士最終戦のもの。あまり違いが分からないかもしれないが、明らかに白くフェンスが被っていたものが綺麗にスッキリとしてくる。
もちろん、こういう後処理が何処までOKなのか、これまた楽しいかどうかという問題はあるものの、明らかに今まではフェンス越しで諦めていた構図も撮影チャンスが生まれることになる。今のところは、Photoshopでないと利用できないので、処理に手間がかかってしまうが、これがLightroomに搭載されるのも時間の問題と思われるので、こうなってくると後処理ありきでの撮影というのも考える時代が来るのかも。
今年のモースポ実績
こんな感じで、今年も度々サーキットに足を運ぶことが出来た。数年前から、「これからは参加出来るレース数が減るかも…」という思いもあったが、何だかんだで参加出来ている。
当初の予定としては、昨年並みを想定していたが、完全に12月のSGT鈴鹿戦がおまけ的にプラスになって、昨年よりもレース数で+1、日数で+2となった。正直、これぐらいが限界のラインといえる。2月のGT500テストと9月の全日本ロードの公開テストが少し余計な感じもあるが、2017-18年の遠征が年4戦ってのも我ながら良くやっていたなあと思う。
また、昨年途中辺りから秒間20コマでの撮影が当たり前になってきてしまい、撮影枚数は28.6万枚と容量に至っては7.5TBというもはや尋常では無いレベルに達してしまった。
おかげで、まだ年末の段階で7万枚以上の写真の選別作業が終わっていなかったかど、何とか正月休みで終わらせた。昔ならここまでの撮影枚数も無かったし、何よりHP記事を書いたら選抜作業にかかれたけど、今ではその後に動画編集が待っていて、そうこうしていると次のレースが来て…ということで、まだ8月末のGTWC岡山戦の選抜作業終わってないからな…。
ちなみに、マシン撮影の選抜率は38%で、昨年の37%とほぼ横ばいだったみたい。
そのため、日別の撮影枚数も必然と多くなり、昨年、「2023年が上位を独占」みたいなことを言っていたのに、蓋を開けたら歴代トップ10のうち7つが2024年がランクイン。
容量に関しては、APS-Cクロップの関係もあったりなんかして必ずしも枚数=容量という訳にはいかないが、それでもトップ10のうち6つが2024年がランクインしている。それにしても、ここまで500GB越えの日が連発してくるとストレージ容量も逼迫してくる。
それにさらなる拍車をかけているのが動画データの存在。私の中では、昨年よりはだいぶんまとまった撮影が出来たかなと思っているが、熱停止しないAceProやOsmoAction4の存在が逆に長回しを助長しているケースもある。
おかげで、ウイークエンドの2日間で撮影データ量が平気で1TBを越えてしまう。特に8月のGTWC以降は写真と動画あわせて6TB越え。それが編集待ちでPCストレージ内で選抜作業待ちと動画編集待ちを起こすのだから、なおさらストレージ容量が足りるわけ無い。なので、この秋に4TBのM.2 SSDを導入し、写真用に4TB・動画用に2TBの容量を確保。もう、ひっちゃかめっちゃかだ。
ついにはカード問題すら発生
また、撮影現場的にはここ数年は右のSDカードを使用しているのだが、メインで使っているのはSONY純正の上側3段の8枚のカード。これが、128GB×5枚+256GB×2枚+64GBで1,216GB相当。しかし、実際にはこれよりも1割は減るので1.1TB弱ぐらいになる上に、SDカードの容量ピッタリで日にちをまたげないので、実際には1TBを越える撮影をするウイークエンドはメインの8枚のカードでは足りないケースも出てきている。なので、普段は万が一の時の為に持参するようにしていたSanDiskやTranscendのSDカードを使うときも度々あった。ただ、これらのカードはメインのカードよりもさらに書き込み速度が遅いので、バッファ開放にモタつきが出てしまい、さらに撮影にも影響をしてくる。
そのため、本当は新しいメモリカードを追加したいのだが、次の母艦にリプレイスすればCFexpress TypeAになることは確実な上に、価格的にも性能的にもUHS-IIのSDよりもCFexpress TypeAの方が安く高速なので、今さらUHS-IIのSDに手を出すわけにもいかず、とにかく母艦リプレイスまで誤魔化してきているという感じ。なので、こういった面からも母艦以降に対する思いが強い。
勝手にRQ大賞
それでは毎年恒例の勝手にレースクイーン大賞を決めましたが、今年はなかなかハイレベルです。なので、私の中で今年から勝手に「2回受賞した人は殿堂入り」という整理をつけて、ノミネートさせてみました(っていうか、今までそうしてこなかった方が不思議…)。
村上楓
早乙女るな
さかいゆりや
廣川エレナ
前田星奈
佐々木美乃里
村上さんは、今回で2回目となり殿堂入りだけど、むしろなんで去年とかノミネートされてなかったのかって方がちょっと疑問だけど…。そういう意味では、2月のオートメッセがある意味火付け役になったというのは言うまでもないかも。
そのオートメッセでのペアとして注目を集めたのが早乙女さん。何気に昨年の新人賞からの大賞入りですが、あのコスチュームで再びS耐で撮影出来たのは嬉しかった。ぜひ、彼女にはR'Qsから飛び出して、もっと有名チームのRAを務めて欲しいな。
あと、さかいさんは昨年までは不思議とあまり印象に残ってなかったんだけど、今年ZENTを務めてから大注目。おそらく、岡山の時のショートになって大きく印象が変わったのが、私のショートカッター魂に火が付いたんだろうな。
そして、廣川さんは、以前、まっちがSARD時代にチームメイトということで撮影させてもらったことがあるけど、一度RQを辞めて、2年前に復帰をして、そして人気のフレエンに…ってことで、応援せざるを得ないし、彼女が歌って踊るってイメージが無かったから、何とも新鮮な感じでした。ただ、残念だったのはステージ撮影が出来なかったことかな…。
前田さんは昨年のフレエン就任から気にはなっていたのですが、S耐でのEXEDY姿に完全にやられました。あとにも出てきますが、ホント、EXEDYのコスを着ると、みんな可愛さが3倍にも5倍にも膨らみます。
さらにそのS耐で好感度アップだったのが佐々木さん。彼女って、2022年のS耐岡山戦でお逢いして、当時からホントお綺麗な方で注目はしていたのですが、いきなり2023年にZENTSweetiesを務め、2024年にA-classやKeePer Angelを務めるなど、一気にスターダムにのし上がっていった感じがあって、何か勝手にちょっと一歩引いた見方をしてしまっていました。ただ、それが今年のS耐岡山戦で前のお客さんをかわして視線を下さり、撮影後はサムアップ👍ももらって、再びイメージアップになった感じです。気づいたら、SGT鈴鹿戦でもバッチリいただきました。
本当なら、これに有栖さんはもちろん(っていうか殿堂入り)、楠木さん、後藤さんなどなど他にも候補者は多数いましたが、この6人を選ばせて貰いました。
2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 |
村上楓 早乙女るな さかいゆりや 廣川エレナ 前田星奈 佐々木美乃里 |
瀬谷ひかる 花乃衣美優 有栖未桜 七瀬なな 小湊美月 上運天美聖 |
葉月美優 松田蘭 花乃衣美優 有栖未桜 佐々木萌香 らいな |
宮越愛恵 葵井えりか 瀬谷ひかる 引地裕美 仲美由紀 葉月美憂 |
宮越愛恵 南まりあ 村上楓 瀬谷ひかる 引地裕美 生田ちむ |
宮越愛恵 宮本りお 葵井えりか 宮瀬七海 南まりあ 石川彩夏 |
河瀬杏美 日向ゆき 宮本りお 葵井えりか 有馬綾香 市原彩花 |
宮越愛恵 鹿野悠 宮内ひかる 一瀬優美 立花はる 森園れん |
藤井みのり 愛聖りさ 田中もえ 阿久津真央 宮越愛恵 河瀬杏美 |
藤井みのり 中山優美 愛聖りさ 田中もえ 宮内ひかる 新垣杏 堀内安奈 白渚悠 阿久津真央 |
ぽん太 清瀬まち Aika 長谷川麻友 大島遥 |
※青太文字は新人賞に獲得後にRQ大賞受賞の方、※太文字は3回以上受賞の方
※今年から2回の受賞で勝手に殿堂入り扱いしてます
一様、過去の受賞者についてもまとめてみました。この中でベテラン勢となると、宮瀬さん・引地さん・生田さんあたりでしょうか。
新人賞
続いて、新人賞について。正直な話、ここ近年は新人賞って選ぶ方が難しいぐらいな状況だったのですが、今年は選ぶのに悩むほどでした。
東条澪
松田彩花
渡川もも
といいながら、実は3人のうち東条さんと松田さんの2人は正式には今年デビューの方ではありません(確かお二人とも2022年デビュー)。なのに、ここに入れたのは、SGT的には2022年の岡山開幕戦はまだマスク着用で、鈴鹿戦は私自身が体調不良で参加出来なかったので、結局キチンとお顔を知らないままで、今年が私の中でお初だったのでこちらの新人賞に入れました。
特に東条さんについては、今年のSGT岡山戦まで全くといっていいほど記憶に残ってないのに、SGT岡山戦のステージでお顔を見てビビッと来て、気づいたらピットウォークで必死で撮影してました。私も何だかんだで10年間もこんなことをしていると、ちょっとやそっとではビビッと来るなんて無いのですが、彼女に対しては久々に「何て可愛い方なんだ!」と驚きましたね。
松田さんは、SGT的には先の早乙女さんのチームメイトでちょっと影に埋もれた感じはありましたが、全日本ロードでのEXEDY姿に見事にやられました。正直、EXEDY=スリーライズというRQ事務所というのがあるのですが、OBだと清瀬さん、有馬さん、瀬谷さん辺りが有名だし、現役だと先の大賞受賞の村上さんや早乙女さん・前田さんなど、結構私の中でドストライクに来る方が多くいるんですよね。
渡川さんは、88号車のRAが決まったときに、「何か見覚えのある名前だなぁ…」と思ったら、大阪オートメッセの時にSUZUKIブースで撮影させて頂いた方でした。どうしても、サーキットだと限界があるので、こういうオートメッセみたいな場での対応って、結構印象深く残るんですよね。
2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | 2016 |
早乙女るな 桜りん 神崎りな |
海音 涼雅 佐藤あかり |
早坂まりな Reina+World 七瀬なな |
中臺美由紀 原あゆみ 葉月美憂 |
瀬谷ひかる 村上楓 松田蘭 |
永原芽衣 飯野真希 小嶋みやび |
村田えれな 陽菜みなみ 大崎みゆ |
松田玲莉 伊藤結 野島せな |
※青太文字はのちにRQ大賞受賞の方
マシン撮影以外
マシン撮影への偏りが大きくなる分、それ以外の撮影が年々疎かになりがちなところがありますが…
6月は定番の東三瓶のポピー祭へ。何だかんだで片道3時間かかるんだけど、やはりそれだけの苦労をしていくだけのことはあるモデル撮影会です。ただ、過去イチと言っていいほど肝心なポピーが咲いておらず、「これでどう撮影するんだよ…」と思ってましたが、モデルのRioさんに助けられて過去イチと言ってもいいほど満足のいく撮影が出来ました。もうこの写真とかスゴイよ。
夏は花火の季節ということで、例年なら浜坂の花火大会で肩慣らしをするのが定番でしたが、あまりの天候不良により参加を辞め、その代わりに翌週の東郷湖の水郷祭へ。何と12年ぶりの再チャレンジでしたが、上がる位置の判断と構図をミスってしまい、何とも中途半端な撮影に。
その翌週には、定番の香住の花火大会へ。去年割と良かったので、今年もJRで参戦をしましたが、後でVlogにまとめようと思ったら、全然編集する暇無くて今日に至っています💦。ただ、何だかんだで山陰東部の花火大会としては、香住に優る花火大会は無いです。
そして、秋の東三瓶のコスモス祭。最近は小雨に見舞われることが多い中、これでもかというほどいいお天気でそれはそれで撮影がなかなか難しかったですが、終盤に狙ったこの逆光シチュエーションは最高でした。
最後、年末には砂丘のイルミネーションに行きましたが、これはもう使命として行ったって感じですね。ここ数年は、伝家の宝刀レンズを出しつつ、雪だるまさんと会話をするってのが常です。
動画
写真と並んで、年々本格的になってきている動画。私が本格的にYouTubeへの動画を作るようになったのが、2021年の秋からなので、今年でフルシーズン的には3年目ということになる。
GoProの不調と新たなアクションカムへ
今年の動画制作でとにかく悩まされたのはGoProの不調でした。
録画が始まっておおむね30秒前後(短い時は10秒ちょっと、長いときだと1分前後のときもあるが、多くが30秒前後)で、「バッテリー残量が少なくなっています」の表示が出て、そのまま強制終了されてしまうという症状。この症状、昨年までは一度も発生してなかったのが、今年の2月のGT500メーカーテストの時に初めて起きて、3月の公式テストも同じで、そして4月のSGT岡山開幕戦も同様の状態が続きました。
この2-4月については、モバイルバッテリーから給電をしながら撮影をすることで、何とかやりくりをしたのですが、面倒くささったらありゃしない。しかも、この2-4月は雨に遭わなかったので救われましたが、これが雨が降ろうものなら最悪だったと思います。
それを受けて、6月のSGT鈴鹿戦に向けて、5月にInsta360 AceProを購入。これまでのGoProの使い勝手を考慮した上で、Osmo Actionシリーズと比較をしてAceProを購入したのですが、良い点もあった反面、悪い面も見えてきました。マシン撮影時のカメラにマウントする撮影については、多少の不満はあるものの、ギリなんとかいえるかなというレベル。しかし、胸にPOVマウントをして水平維持を働かせた時の画質、画角の狭さがとても気になるし、アクションカメラの中では何よりもデカくて重いので、POVマウントをするにも非常にバランスが悪い。それでも、7月の花火大会や8月のGTWC岡山で使ってはみましたが、先の不満が募るだけで、「正直、これではPOVマウントには使えない」と思ってしまいました。
ちょうどその頃、Osmoシリーズが新機種発売を前にOsmoAction4が安売りされたのもあり、9月にOsmoAction4を導入。小型軽量なところと画角の広さからPOVマウントはOsmoAction4にまかせ、AceProはマシン撮影時と車載動画撮影にという形で分業させるようになりました。
OsmoPocket3は画質最強だが手軽さは無い
また、昨年末に購入したOsmoPocket3。購入が12月に入ってからだったので、実質的な運用としては今年からでした。
想定していたとおり、手ブレ補正の強さ、画質の良さ、そして暗いところでの強さは完璧で、特にしゃんしゃん祭での動画では、OsmoPocket3をサブカメラマンを務める後輩に任せ、だいぶん映像的にも助けられるシチュエーションは数多くありました。もちろん、そうはいっても余りにも暗い場面だと無理なので、補助光などは考える必要があるかもしれませんが、これが2台あればどうにかなりそうな予感はとてもしています。
ただ、運用面からすると完璧かと言えばそうではなくて、どうしても小型ジンバルが故にテキトーに扱うということが出来ず、特にサーキットなどのシチュエーションでは思いのほか使いづらい。かといって、POVマウントも形状的に簡単ではないので、OsmoPocket3のために片手が塞がってしまう。もちろん、ガッツリ撮影するんだぞという時にはいいんだけど、ながらには難しいし目立ってしまう。なので、サーキットなどでは持っては行くけどほとんど使わずに終わってしまうということも多かったです。
オフシーズンにテンプレート化
あと、今年1年、PremiereProでの動画編集を1つのプロダクションデータでデータを管理してきたのですが、この「プロダクション」という機能、過去にとなるプロジェクトで読み込みをしたファイルは別のプロジェクトで使用しても再度プロジェクト内に読み込まれないといういい面もあるのですが、プロジェクト管理が元のプロダクションデータのところで一括管理されるので、それがいいような悪いような気がしています。(個人的には動画元データと一緒に管理したい)
まあ、プロダクション上で作成した後に、独立したプロジェクトとして書き出しておいて、それを動画素材と一緒に保存をしておけばいいような気もしますが、今ではあるプロジェクトをテンプレ素材として、新規作成時に複製出来たりもするので、それを活用してもいい気がします。
ただ、こういうのって、シーズン途中だとやりにくいので、これからのオフシーズンのタイミングに調整しておく必要があるかもしれません。何なら、まだ怖くてバージョンアップしてないぐらいだし。
異次元のデータ量との格闘
以前までは単純に写真だけというスタイルだったのが、動画も並行して扱うようになってきたことで、扱うデータ量はもはや桁違いのレベルに達してきています。
まずは、RAWデータの写真容量から。マシン撮影分の選別が終わった段階で約4.8TB。過去最高はもちろんですが、ちょっと前の2倍近い量ですからね…。これでも、選抜後の数字だし、選抜率も若干低下してきていてこれだから、もはや恐ろしい世界。
続いて、動画データ。モータースポーツ系もさることながら、今年もしゃんしゃん祭関係は基本的には動画主体だったので、そちらでも1TB越え。結果、4.3TBにも及んでいます。
となると、今年1年間で増えた写真・動画の容量は約9TB超。これ、何とかNAS運用をしているからどうにかなっていますが、バックアップ用のHDD容量すら悩む世界です。
ということで、累計のデータ容量は異次元の38TB越えです。正直、これをNAS運用しようという方が微妙なのかもしれませんが、写真データを含め、たまに過去素材を探すときにはNASだからこそっていう面もあるんだよな…。
で、今のところ、これらのデータを3つのNASに分散して管理をしています。写真データはメインのNASであるDS1821+、しゃんしゃんの動画はDS220j、それ以外の動画はDS918+にしています。現在の運用で考えれば、8ベイのDS1821+はあと5年はイケるし、途中で容量の多いHDDに切り替えれば結構良さそう。年末には10GbEのポートも導入したので、使い勝手は良くなりそう。
一方で悩ましいのは動画の方。このままでいくと、DS220jは来年の途中、DS918+は3年後には限界が来そう。正直、しゃんしゃん動画は扱っても年イチだし、過去動画素材を使うことってほとんどないから別にNAS化しなくてもいいんだけど、モースポ系はたまに過去動画を引っ張り出すときもあるし、なんならPremiereProのプロジェクトファイルを読み出すときに、一緒に素材も引っ張ってくるってのもあるしな。そう思うと、実はDS918+の方が多ベイ化させつつ、10GbE対応させた方がいいんじゃないの?って思うこともあるのよね💦。
今年の導入機材&ベストバイ
続いて、今年の買って良かったモノランキングです。
【1位】DJI/OsmoAction4(9月)
まず、栄えある第1位はOsmoAction4です。
2位のAceProを購入するときに、Action4は画角が広いから…とか、画質が…とか言っていましたが、POV撮影を含めた水平維持機能を使った撮影ではこれがベストでした。しかも、主要アクションカメラの中で最も小型でPOV向きだし、とにかく驚くほどバッテリーが持つし、熱停止もほぼない(というか、個人的にはまだ熱停止の経験無し)。なので、サーキット内での移動やピットウォーク・グリッドウォークでのPOV撮影にはもうこれしかないって感じです。しかも、D-LogMで撮影したら、グレーディング耐性も高いし、え段ぐらいだったら明るさを持ち上げても十分耐えてくれます。
唯一の不満点としては、露出の変化がシビアってところかな。よく言うと暗いところから明るいところに出ると、すぐに露出が変わってくれるんだけど、悪く言うとカメラの向きが少し変わるだけでコロコロ明るさが変わってしまう。しかも、露出が空の明るさがベース判断をするから、空が明るいとそれ以外のところがアンダーになりがち。特に逆行時が顕著で、順光だとメチャクチャ綺麗に出てくれるんだけど…。
個人的には、かなり評価が高いので、出来ればActionシリーズに一本化したい。なので、もしマシン撮影なんかもこれでイケるなら試してみてもいいんだけどな。あと、車載動画については少し試したけど、先の露出がコロコロ変わってしまうところが何とも微妙なんだよな…。
【2位】Insta360/AcePro(5月)
続く第2位は、AcePro。今年購入したアクションカム的には、先のOsmoAction4よりも先に購入しました。
私の中では、アクションカメラの中では比較的画角が狭いというのがむしろ良くて、特にサーキットでのマシン撮影時にカメラの上にマウントすると、あまり広角すぎると良くないんですよね。なので、このAceProにしました。また、夜の強さは定評があり、この度12月のSGT鈴鹿戦で夜の車載カメラに使いましたが、「もうこれでいいじゃん!」っていうぐらい綺麗に映ってくれています。
よく言えば、てんこ盛りの機能なカメラで、購入当初は結構気に入っていましたが、いざOsmoAction4を買うと、ちょっとした不満点も見えてきます。1つは、あまりにも大きくて重いこと。なので、カメラマウントにはまだギリって感じですが、これがPOVマウントをしようかと思うとなかなか厳しさがあります。さらに一番残念だったのは、思ったよりも画質が良くなかったこと。特に水平維持機能をオンにしたときの画質低下が著しく、またアップデートにより画角が狭くなったのも残念だった点。また、8K対応も名ばかりで画質的には変わらないし、解像感的には他社よりも若干落ちる感じ。
そして、一番残念だったのは、ピントがとにかく一番手前に来るということ。これって、カメラとしていたって普通のことだと思うでしょうが、カメラにマウントしたときに、レンズ側にピントがあってしまい、肝心なコースやマシンの方にピントが合いにくい。フェンス越しなんかのシチュエーションでも同じ。ある意味、大きなセンサーサイズの弊害なのかもしれませんが、GoProだとパンフォーカスなので全体にピントが合うとのですが、AceProはそこが厳しさがあります。
【3位】TAMRON/17-50mm F/4 Di III VXD(6月)
3位は、タムロンから発売された17-50mmのF4通しのレンズ。
普通だと16-35mmみたいな画角のレンズが多いんだけど、コイツは50mmまであるから、下手するとこれ1本ですべてが解決してしまいそうなレベルのレンズ。発表当時から気にはなっていましたが、今年になってしゃんしゃん祭の動画撮影でもこの画角がちょうどいいなってことになって、ちょうどいい中古が出ていたのもあって購入しました。
本来ならキチンとレビューすべきなのですが、もう忙しすぎてそんな余裕が無い感じでした(笑)。
【4位】PGYTECH/Roller Camera Backpack 30L(11月)
4位は、最近カメラバッグを数多く手がけているPGYTECHから出てきたローラーカメラバックパック。
その名の通り、ローラーバックなんだけどバックパックスタイルにもなるというもの。以前から、この手のバッグが欲しいなぁとは思っていたけど、なかなか欲しい性能を持ち合わせたものがなかったのですが、このバッグは私が求めているものはすべて入っている感じ。
まだSGT鈴鹿戦にしか使っていないですが、もうちょっと早い段階に使っていれば、もう少し上位だったかも。今のところ、マシン撮影に関してはほぼ不満点はないので、あとはピットウォークやグリッドウォークの時のバックパックスタイルでの使い心地でどういう評価になるかだな。
【5位】Synology/DS1821+(1月)
5位は、年明け早々に購入した8ベイのNASであるSynologyのDS1821+。
私は既にDS216j・DS220j・DS918+と3台のNASを使い分けているのですが、DS918+のベイ数不足を感じて、一気に4ベイから8ベイにステップアップ。もちろん、この途中のベイ数のものもありますが、むしろコストパフォーマンスがあまり良くなく、この機種がそれなりのベイ数があってお値段もギリギリといった感じで、YouTuberの人なんかでも使っている人が結構多いです。
そうはいっても、メインPCが1台買えてしまうぐらいの値段なので、買うのにはさすがに躊躇しましたが、年明け早々で値上がりの兆しが見えたので、思い切って購入したら、案の定、今では2万円ぐらい高くなってしまっています。直接、撮影に影響するものではありませんが、ストレージの余裕は心の余裕に繋がります。
今年一番使った機材ランキング
ボディ
続いては機材の使用実績について見ていきたいと思います。まずは、カメラボディから。
サーキットでの使用頻度が高いα9がダントツで一番多いのは言うまでもないですが、こうしてみると案外α7RIVもサーキットでよく使っていることが分かります。これは、ピットウォークやグリッドウォークなどはもちろんですが、ステージ撮影も基本的にはα7RIVで行っていることが影響しています。それにしても、本当にα6400使ってないな…。
あえて、Privateのみに絞ってみると、実はα9よりもα7RIVの方を使っています。これは、花火もポートレート系も基本的にはメイン機はα7RIVになるから。ただ、ポートレート系でもサブ機でα9に単焦点レンズを付けて撮影したりするから、案外使っているんだよな。
ちなみに、年次別のセンサーサイズの推移はこんな感じ、特に流行病以降はほとんどフルサイズです。やっぱり、私にとってα6400は良くも悪くも中途半端なんだよな…。
レンズ
続いてレンズについて。
こちらもサーキット撮影でメインのSEL200600Gが別格なのはいいと思いますが、Tamron 35-150mmはピットウォーク・グリッドウォークだけでもかなりの撮影枚数になります。やはり、ポートレート系にはちょうどいい焦点距離なんだよな。ちなみに、3位のナナニッパは、サーキットではレースクイーン撮影ではなく、フェンス越しのマシン撮影に使っている分です。っていうか、おれ、こんなにしゃんしゃんで85mm単焦点使ってたんだな…。
こちらもPrivateのみにしてみると、ポピー祭やコスモス祭の実績に比例してナナニッパと135mm F1.8が多く、それに花火撮影をした17-50mmが続いているという感じ。
5年間の使用実績も見てみた
ただ、Private撮影だと単年の影響が強いので、あえて過去5年間の実績も見てみた。
正直、150-500mmが1位になっているのは、昨年の美保基地航空祭の影響が強い。ナナニッパはポートレート撮影の主力レンズ。135mm F1.8もポートレートはもちろん、イルミネーションでも多用している。16-35mm F4は花火はもちろんのこと、イルミネーション系でもよく使う。これは、今後17-50mmに変わっていくだろう。
問題は気になる下位の方なのだが、やっぱり24-105mmはあまり使っていない。ただ、このレンズはのちにボディを買い換えて動画撮影で協調手ブレ補正なんかを使うことを考えると、もう少し手元に置いておきたい気はする。
あと、35mm F1.8とか55mm F1.8あたりが何に使ったんだろう?って思ったら、紫陽花を撮影する時にちょっと試したらしい。実は、この辺りは動画の可能性を考えてちょっと試してみたこともあるけど、やっぱりしゃんしゃんの撮影を考えると、単焦点よりもズームレンズの方が重宝するんだよな…。
今年の機材出入りと今後の展望
現状のラインナップ
現状の機材はこんな感じ。
ここ近年は、それほど大きく変化をしていませんが、変わっているとすれば、先のランキングにも登場した17-50mmのところぐらい。あとは、それほど変わっていません。
今後のボディ
今後の機材の具合について、まずはボディから。
来るか!?、α7Vに積層型センサー
ボディに関しては、いい加減、α9を次のモデルに切り替えたい。つまり、積層型センサーを搭載されてサーキットで連写が切れるボディだ。個人的な今のα9に対する不満点は、カード書き込み性能の遅さ。そのため、α9IIに乗り換えたとしても、UHS-IIスロットが×2になるだけだし、今のご時世、高額なUHS-IIに切り替えるのはちょっと現実的でない。どうせなら、CFexpress Type.Aに乗り換えたい。その方が速度も早いし、値段も安く済む。
一番嬉しいのは、来年にも登場すると言われているα7Vに積層型センサーが搭載された場合。これは、私ならもちろんだが、そうじゃなくてもメチャクチャ売れるだろう。正直可能性的には、NikonのZ6IIIに搭載された部分積層の技術が来るというのが大方の見方だが、α9IIがディスコンしたことを考えると、α7Vに積層型センサーが搭載するのも可能性はゼロでは無さそうだ。そうなれば、40万円を超えようが、秒間20コマ上限だろうと喜んで買うだろう。
一方で、悩ましいのは、α7Vに積層型センサーが搭載されなかった場合だが、おそらくそれでもα7Vは購入するだろう。それはα7RIVのリプレイスを意味しているし、動画機としての位置づけもある。それについては、詳細を語るほどでもない。ただ、難しいのは、そうなると、α9のリプレイス先を何処にするのかだ。現状だと、α9III・α1・α1IIの3択に絞られる。価格的には、α1II(新品89万)>α9III(新品83万/中古76万)>α1(新品78万/中古62万)だが、クロップ耐性なども考えればα1を中古で買うのも悪くなさそう。とはいっても、中古で60万円超えはまだ高いので、50万円辺りが見えてくると触手は伸びそう。
α6400はいい加減下取りへ
ということで、いずれにしてもα7Vは買うことになると思うので、このタイミングでα6400は売りに出す予定。本当ならもう少し早いタイミングで手放していてもおかしくなかったけど、逆に昨今の値上がりで下取り価格も上昇しているから、結果オーライかも。
レンズ
レンズに関しては、ほぼラインナップは揃っているので、あとは被る部分をどうするのかという面が強いだろう。
広角レンズ
広角レンズについては、TAM1750F4の購入により、SEL1635Zはお役御免となった。正直、1mmの差がどうなのか?って思っていたけど、実際に見比べるとほぼ差は無いので、手放してもいい。あわせて、ずっと使用頻度が低いSEL1018も手放すかなぁと考えている。
では、一方でリプレイスをどう考えるか、ありえるとすれば、
②【パワーズーム&APS-C】SELP1020G
③【明るい単焦点&APS-C】SEL11F18
④【携帯性重視】ZV-1II(18-50mm)
この4択になるだろう。普通に考えて、使い勝手やサイズ感・価格などをすべて考慮すると、SELP1020Gというのがロスの少ない一番いい落とし所になるはず。しかし、ただでさえ使うシチュエーションが限られる広角レンズにおいて、TAM1750F4があることを考えると、むしろZV-1IIでポケットに入る広角レンズという位置づけの方が使い勝手はいいのかもしれない。本来なら、ZV-1IIがRX100m5Aの後継機としてRX100シリーズで出ていたら踏ん切りが付くのだが、あくまで動画機。もちろん、RAWも撮れるので写真機としても使えるのだが、その点が悩みどころ。あとは、いい加減、スマホを新調しないといけないのだが、そちらをXperia5Vとかにすれば、そもそもZV-1IIで良かったりもする。
そう考えると、やっぱり何だかんだでSELP1020Gなのかな。動画撮影にも使えそうだし、パワーズームだし、この辺り、TAM1750F4との棲み分けも上手に出来そう。
望遠レンズ
一方の望遠レンズのラインナップ。
SEL200600GとSEL70200GM2のポジションは不動だが、稼働率の悪さをいえば、Tamron 150-500mmとSEL70350Gが見事に使用頻度が低い状況だ。
ただ、今年、久しぶりにSEL70350Gをα6400と共にコスモス祭に持って出たのを考えると、APS-Cで使うキチンとしたボディがあれば、もっと使用頻度は上がりそうな気がする。それこそ、積層型センサーで画素数が上がれば、なおのことステージ撮影にも使えそうだ。やはり小さい・軽いは正義だ。それはつくづく感じた。
ワンチャンで、Tamron 18-300mmにリプレイスすることも考えなくはないが、結局のところ高倍率ズームを使うぐらいなら、RX100m7を使いそうだし、APS-Cクロップで小さく・軽くって考えたら、17-50mm F4を使えばそれなりにイケそうだし、なんともリプレイスの必要性を感じれないのが実情。
一方のTAMRONの150-500mm。私の中では、いろんな意味で立ち位置が微妙。マシン撮影をするには焦点距離が足りないし、モデル撮影に持っていくにはデカくて重いし、微妙に望遠寄り。やはり、何だかんだでデカい・重いは持ち出さなくなるという典型的なパターン。
今思えば、のちに出た50-400mmとかだと、サイズも一回り小さい上に重さも150-500mmよりも600g近く軽く、SEL70200GM2よりちょっと重い程度。しかも、17-50mm F4との2台持ちだと焦点距離が繋がるし、何よりモデル撮影会的にはちょうど良さそうな焦点距離。なので、50-400mmにリプレイスした方が何かと使い勝手が良く持ち出しやすくなるかも、と思ったりもします。ちなみに、両者の下取りと中古の値段を考えると、+3万円ぐらいでリプレイス出来そう。
場合によっては、50-400mmとなるとSEL70350Gとも近くなるから、この両者のバッティングも考えられそうだけど、これもまたサイズ感が全然違うからな…。
2025年の撮影計画
そして、最後に来年の撮影計画について、いろいろ考えてみます。ということで、来年のカレンダーをまとめてみるとこんな感じ。
1/26 | 5/11 | 8/24 | SGT鈴鹿 | ||
2/2 | 5/18 | SFオートポリス | 8/31 | GTWC Asia 岡山 | |
2/9 | 大阪オートメッセ | 5/25 | S耐富士24H | 9/7 | WEC富士 |
2/16 | GT500岡山テスト? | 6/1 | 9/14 | 鈴鹿1000km | |
2/23 | 6/8 | 島根ポピー祭? | 9/21 | ||
3/2 | 6/15 | 9/28 | MFJ岡山公開テスト? | ||
3/9 | SF鈴鹿 | 6/22 | 10/5 | MFJ岡山/島根コスモス祭? | |
3/16 | 岡山SGT公式テスト? | 6/29 | 10/12 | SF富士 | |
3/23 | 7/6 | 10/19 | SGTオートポリス | ||
3/30 | SGT富士テスト? | 7/13 | GTWC Asia 富士 | 10/26 | S耐 岡山/MFJ鈴鹿 |
4/6 | F1日本GP | 7/20 | 浜坂花火? | 11/2 | |
4/13 | SGT岡山 | 7/27 | S耐オーポリ/香住花火? | 11/9 | |
4/20 | S耐鈴鹿 | 8/3 | 鈴鹿8耐/SGT富士 | 11/16 | S耐富士 |
4/27 | 8/10 | 11/23 | SF鈴鹿 | ||
5/4 | SGT富士 | 8/17 | しゃんしゃん祭り | 11/30 |
モータースポーツ系
まずは、モータースポーツ系から。
春については、2月の大阪オートメッセ、3月のSGT岡山公式テスト、4月のSGT岡山開幕戦の流れは変わりそうになさそう。そこに、GT500のメーカーテストはオートメッセの翌週という噂が出ているけど、仕事のタイミングと天気が悪くなさそうなら来年も行ってみるかな。
今年と大きく変わりそうなのがその後。ここ近年(2018年以降)は5月末~6月頭にSGT鈴鹿戦があったけど、それが8月末の以前の鈴鹿1000kmのポジションに。しかも、2017年以前はSF岡山戦が5月に開催されていたけど、今はもう無いので、これにより、岡山では4月のSGT開幕戦から8月末のGTWC Asiaまで20週もビッグレースの開催が無いし、鈴鹿も4月のS耐から8月の8耐まで15週ビッグレースが無いので、4月中旬から8月下旬までゴソッと開いてしまうんですよね…。まあ、考えようによっては富士24時間に行きやすいという考え方も出来ますが、5/25というのが仕事的にも何とも微妙な感じ。かといって、オーポリのSFやS耐ってのもな…。
逆に秋は見事なほどにタイトなスケジュールになってくる。
まず、SGT鈴鹿戦が盆明けになり、しゃんしゃん祭終わりの私にとってはなかなかヘビーな日程だし、まだまだ暑い時期。となると、GTWC Asiaの岡山はスルーしてもいいんじゃないかとも思ったりする。その代わり、9月中旬の鈴鹿1000kmにはGTWC Asia勢も出るし、GT300も何台か出るらしい。そして、撮影出来る時間も6時間ぐらいあるので、それはそれで行きたい気もする。
その後は10月頭の全日本ロードレースの岡山戦と10月末のS耐岡山で終わりという感じになるが、こうなると3週間間隔で鈴鹿・鈴鹿・岡山・岡山というなかなかな日程になりそう。秋だと、SGTオートポリスに行きたいなぁという思いもありますが、そうなるとS耐岡山と連戦になるんだよな…。
モタスポ系以外
基本的には、今年と同じような展開になるでしょうが、コスモス祭の日程が現状では分かりませんが、10月1週目は全日本ロード岡山戦だし、2週目は連日仕事出勤なのが今から決まっているので、おそらくコスモス祭は不参加になるかな。
花火は、今のところ、普通に浜坂・香住あたりを考えているけど、来年は連休の日程が変わるので、浜坂が今年よりも1週遅くなるかも。日程が重ならなければ、久しぶりに岩美とか行ってもいいかなって思ってるけど、さあどうかな。あとは竹野とか豊岡あたりも気になるけど…。