α撮影記 船上山さくらまつり2017(2017.04.23)
撮影日:2017.04.23(日)
さあ、何だかんだで、気付けば今年で4回目の参加となってしまった「船上山さくらまつり2017」。私としては、もはや、SGT開幕戦と並んで、春の風物詩とも言えるイベントになってきましたね。
*Exifデータはあくまで撮影時の設定値です。RAW現像時に露出補正等をかけてます。
やはり、駐車場確保は9時までに
やはり今年も、昼食時の休憩等を考えれば、開場すぐ下のダム下の駐車場を確保したい。で、過去の自分の記事を見ていて、「9時までに」というのを参考に、「できれば8時半までぐらいには到着したいなぁ」と思って家を出発したら、何を時間配分を間違えたのか、現地に到着したのが8時すぎ。まだ警備員さんもいない時間でした。訪れる人も、関係者の人がチラホラ…というレベルでした。
今年も過去と同様に駐車場の入り具合を見ていましたが、8時半ではまだガラガラで、8時45分ぐらいから続々と来始めて、やはり9時頃に満車になったという感じでした。
去年は時期としては少し遅い感じでしたが、今年は散る気配もなく、ちょうどいい感じのタイミングとなりました。
今年も撮影スポット、流れは一緒
今年のモデルは、AKIHOさん(Twitter・Instagram)。それにしても、雨男の私が、唯一雨にあわないイベントがこのさくらまつりなんですよね。4年連続で雨知らずです。今年は晴天で日差しが強いものの、2014・2015年ほどの暑さは無く、むしろ風が強くて肌寒さもあるぐらいでした。
午前の部は、10:30~12:00。メイン会場周辺で、最後は鳥居の下のさくらまで、というのもやはり例年通り。もうさすがにこのあたりは4年目になってくると、「はいはい、そうですよね」っていうレベルですから…。
では、撮影結果を何枚か紹介。
今年のAKIHOさんも視線配りの上手なモデルさんで、結構視線がもらいやすかったです。せっかく気を使ってもらってまんべんなく視線を振っているのに、そんなのお構いなくああだこうだと指示を出すカメラマンもいましたね。例年はそこまで気にならんかったけど、今年はちょっと気になりました。
続いてステージの裏へ
続いて、ステージの裏のあたりに移動して次なる撮影。
ここは、例年、さくらというよりも新緑で狙うって感じですよね。
案外、ここでの撮影は好きですね。
午前の最後は鳥居の下
そして、午前中の最後は鳥居の下のところ。
やはり、さくらを絡めては、何だかんだでこの鳥居のところがいいんですよね。
午後からはダムへ
午前中の撮影を終え、開場で焼きそばと唐揚げを購入して、車に戻ってしばし休憩。
例年よりも暑くないにしても、さすがに1時間半撮影し続けるとなかなか疲れます。
そして、午後からはダムでの撮影になります。
なかなかこの写真を見ても分かりにくいかもしれませんが、このダムまでの坂がホント大変なんです。
今年も、ここからシャボン玉の登場です。
例年に無く、ここでの写真枚数が多くなってしまいました。いつになくシャボン玉も綺麗で、いい感じでしょ?。
最後は茶園原へ
今年も最後は茶園原へ。ダムもシンドイけど、さらにここまでも大変なんだよなぁ…正直諦めたくなるぐらい…
毎年ココでは印象的な写真が撮れてなかった気がしてたけど、今年はなかなか良かった気がするな。
撮影メモ
ここぞとばかりに70-200mm F2.8 G Masterを投入!!
これまで、
2014年:α77 + SONY 70-300mm G
2015年:α77Ⅱ + TAMRON 70-200mm F2.8
2016年:α6300 + SONY FE 70-200mm F4 G
とAPS-C母艦で狙ってきたのですが、今年はα7Ⅱが手元にあるということで、母艦はα7Ⅱに。
そして、どうしようか悩んだレンズは…
なんと、70-200mm F2.8 G Masterを投入です!。
いやあ、特別にこの為に購入した訳ではありません。前々から、Aマウントのナナニッパレンズは持っていましたが、やはりAマウントレンズをEマウント母艦で使用するのは、瞳AFが作動しないし、制限がいろいろある。それなら、いっそのこと、Aマウントレンズを下取りに出して、Eマウントのナナニッパが欲しいなぁと思うようになり、特にAマウントレンズが値段が落ちる前に売ってしまわないと…という感じもあり、この度、売ってしまいました。
お陰で、実質的には6万円ちょっとの出費で済みました。使わないレンズを防湿庫の肥やしにしていてもダメですからね。
今回、珍しく、市内のカメラのキタムラで購入したのですが、注文したのはさくらまつりの1週間前。実はその時点で、納品まで2週間程度かかると言われたので、「こりゃあ、さくらまつりには間に合わないかな」と思っていたのですが、ちょうどまつりの前日にキタムラから連絡があり、夕方に急いで引取に行って、今回の祭りに間に合ったという訳です。
またいずれ、キチンとしたレビューは書きたいと思いますが、さすが30万円弱もするG Masterレンズです。F2.8開放で全部撮影しましたが、まあバッチリ解像しているところは解像していて、それ以外は綺麗にボケてくれる。何気に、F4のGレンズも結構よかったので期待はしていましたが、さすがG Masterレンズです。
不満の残るα7Ⅱ
今回、母艦としては、α7Ⅱを使用したのですが、やはり感じた感想は今までのサーキットでの使用と同じですね。
・顔認識の能力が低い
・像面位相差AFのエリアが狭い ⇒ AF-Cで瞳AFが使用できない
この2点ですね。特に顔認識の能力は、α6300と比較をしても明らかに弱い。帽子を被ると、顔認識が反応しなくなって焦る…というケースはちょくちょくありましたね。α6300だとそんなこと無いですからね。やはり、そういう意味でも、ちょっと世代が1つ古いんでしょうね。
実は、そのあたりの心配はあまりしていなかったというか、まあ想像通りだなという感じだったのですが、それよりも70-200mmで足りるのかな?というのが心配でした。過去2年間が70-200mmで挑んではいるものの、いずれもAPS-C機で使用したので、35mm換算で300mm相当だったんですよね。
今回、このサイトでアップした写真は、一切トリミングはしていません。
構図によっては、もうちょっと欲しい時もありますが、まあまずまずフルサイズで70-200mmで撮れるかなってところですかね。
今年は何故か縦構図が多い
掲載をした写真を見ていただいても分かる通り、今年は例年に無く縦構図が多いです。
過去の縦構図の割合を見てみると、
【2014年】46%:285枚/611枚
【2015年】29%:585枚/2,018枚
【2016年】17%:394枚/2,305枚
と、ここ最近は縦構図が減っていたのですが、今年は
【2017年】60%:1,504枚/2,480枚
と、ダントツに縦構図が多いです。今回は、α7Ⅱに縦位置グリップを装着して撮影したので、その影響もあったと思いますが、実は2015年もα77Ⅱに縦位置グリップありで撮影しているんですよね。
もしかしたら、サーキットでは完全に縦位置ばっかりなので、そっちに慣れてしまったからというのが一番大きな影響なのかもしれません。
でも、なかなかいいでしょ!。