今年のカメラ生活を振り返る2023(2023.12.30)

振り返り

 今年もやってきたこの年末企画ですが、もう11年目になります。α55購入から13年、Eマウント導入からでも9年、フルサイズ導入から7年も経過しようとしています。ホント、時が流れるのは早すぎますわ。

 ということで、今年もアレコレと振り返っていきます。

2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023

やっと4年ぶりにほぼ2019年並みに戻る

 ここ近年は、この記事を書きながら、今年もコロナ、今年もコロナ…という状況が続いていましたが、ようやく2023年に入り、その様子が変わってきました。

 やはりそれは、5類移行というのが1つのキッカケというのは言うまでもないです。しかも、今年に入ったあたりでその方針は既に出ていたので、ほとんど今年は流行病前の2019年並みの対応に戻ってきたという実感があります。

 その一発目に脚を運んだのは、2月上旬の岡山国際でのGT500のメーカーテスト。これまで行われていること自体は知っていましたが、脚を運んだのは初めてでした。

 できるだけ定番スポットは封印しつつ、新しい撮影場所の開拓をメインに撮影していましたが、平日のテスト日ということで、ほとんど初めてレッドマンコーナーの外側で撮影することが出来ました。

 その2日後には、一転して大阪オートメッセへ。

 オートメッセは、2020年がちょうど流行病が広がり始めるタイミングで、どうしようか悩みながら行った記憶がありましたが、実にあれから3年ぶりの参加。あの頃はまだマスク付けている人の方が少ないぐらいでしたからね。

 そして、3月は定番のSGT岡山公式テストへ。この2日間計8時間の走行で36箇所での撮影を行ったので、1箇所あたり約13分。ただ、移動時間もあるので、実際には10分ぐらいのイメージになるでしょう。そう思うと、やはり年々、早撃ちになっている感じが自分でもしてきます。

 そして、本番ともいえる、4月のSGT岡山開幕戦。正直、岡山の場合、テストで十分に撮影しているので、RQ寄りという感じはありますが、決勝レースはこれでもかってほどに天候に翻弄されたレースに。それこそ、2019年の雨の決勝レースを思い出す感じでした。そんな天候も影響して、結局62周目に入ったところで赤旗終了。今年の赤旗祭のスタートともいえるレースでした。

 続いて、6月の頭には、SGT鈴鹿戦へ。私的には鈴鹿自体は、昨年のS耐以来ではありましたが、SGTとしては2020年秋開催以来の参戦。しかも、初めてPW券やパドックパスは購入せず、日曜日の午前中のステージ撮影以外は、終始マシン撮影に徹するという割とガッツリとマシン撮影に向き合うレースでした。

 なのに、このレースでも130Rでのクラッシュがあり、60周目で赤旗終了。そもそも、SGTが赤旗終了になること自体が本来珍しいのですが、それが私が参加した2戦とも続くという相当珍しい状況に。

 ここで、私的には一度サマーブレイクを挟み、秋のモタスポ開幕を告げたのは8月下旬のGTWC Asia。昨年から開催されているレースですが、昨年は9月下旬だったのが今年は8月下旬。まだ暑さが続く中ではあるし、しゃんしゃん祭終わりな上に仕事もドタバタが続いている中で、正直、無理矢理行った感じすらあるレースでした。

 なので、あまり無理せずにという感じで2日間を過ごしましたが、最後の最後に前澤さんのところがやってくれました。

 続いて9月に入って、私の中では年に一度の2輪の季節へ。ということで、2年前にも参加したことがあった、全日本ロードレースの公開テストへ。正直、あまり開拓出来なかった感じはあるけど、最後に最終コーナー立ち上がりのフェンス越しが狙えたときには、ガッツポーズものでしたね。

 それを受けての、全日本ロードレース岡山戦本番。テスト日のこともあったので、出来るだけコンサバから脱却しようと試みたのですが、そう思えば思うほど、意外とコンサバ路線になってしまう難しさ。そんな中でも、2輪専用シケイン立ち上がりのこのショットはちょっと新しさを掴めた気がします。

 最後、10月にはS耐岡山戦へ。久しぶりにプレミアムチケットを購入をしたので、グリッドの撮影も楽しみましたが、決勝日はひたすらマシンを追ってました。

今年のモースポ実績

 ここ最近、仕事の関係もあったりして、次第にレースに行ける回数が減るのかなぁ~なんて思っていましたが、実は、何気に昨年よりもレース数的にも日数的にも増えてます

 まあ、こればかりは日程的なこともあるので、一概には言えませんが、それでも年間10日間ぐらいはサーキットに行きたいし、遠征も年に1~2戦ぐらいはしたいなと。

 で、やっぱり大変なことになっているのがその枚数と容量。特にここ近年は、秒間20コマを駆使しながら、短時間で次々と移動をしていくような撮り方をしているので、どうしても撮影枚数が増加しています。

 なので、何と今年は選抜前のデータ容量でいくと、驚異の5TB越えを記録してしまいました。選抜後の残ったデータですら、2.5TB越えですからね…。

 これが、マシン撮影だけに限っても、枚数で19万枚を超えてしまっています。一方で少し気になるのは、選抜した後の選抜率が37%ってところ。昨年が41%だったことを考えると、4ポイント程度下がっていることになります。

 ちょっと気になる数字ではありますが、ある程度攻めて撮影をすると、どうしてもそうなっちゃうもんな…

気づけば歴代記録をさらにぶち破る

 そういえば、昨年のこの記事で、2022年が歴代の撮影枚数の上位7日間を占めているって話をしていたのですが…

 何と、見事にその記録をぶち破り、2023年が6日間ランクインし、中でも上位5位を独占しちゃってます。しかも、S耐の2日目なんて、これまでの記録を134%アップだからな…。

 これを容量換算で見ると、もう笑っちゃいます

 S耐2日目は590GBって…もう言葉を失うレベルです(笑)。実際、この日はマシン撮影だけで、128GB×2枚で足りず、256GB×1枚で残り足りるるだろうって思ったら、それでも足りなくて、自分でも「おい、マジかよ…」ビックリしました。

 そんなことがある上に、動画データも加わってくると、レースウィーク2日間で余裕で1TBを越えてきます。それでも、岡山テスト~SGT岡山~SGT鈴鹿の3戦は間隔が多少は空いているのでどうにかなるのですが、GTWC~MJFテスト~MFJ~S耐岡山の4連戦はマジで一時保管のSSDが足りない状況に陥りました。

勝手にRQ大賞

 そして、今年もお待たせをしました、勝手に私なりにレースクイーン大賞を決めていきたいと思います。

花乃衣美優

七瀬なな

瀬谷ひかる

小湊美月

有栖未桜

上運天美聖

 昨年は、マスクの関係もあってS耐からの選出が多かったですが、今年はそれなりにSGTからも選出してます。やはり、その辺りは今年からSGTもマスクが解禁されたってのが大きいと思います。

 昨年に続いて有栖さんが激推しってのは変わってないですが、定番の花乃衣さん瀬谷さんに対して、小湊さん上運天さんは、S耐岡山戦で一気に上がってきたって感じです。そう思うと、上運天さんにペピさんに涼野さんにっていうTWSって最強だな…。

 あと、特に今年の春は何を隠そう、七瀬さん祭だった私。

 元々、彼女には2021年の全日本ロードレースで初めて出会ったけど、マスク越しでもメッチャ可愛くて、その年の新人賞に私が勝手に選んでいたのですが、2022年からPacific Fairiesを務めるもSGTはまだマスク有りだったので、今年の大阪オートメッセのスズキブースで、何気に初めてマスク無しで撮らせていただきました。

 スタイルもむちゃくちゃいい彼女ですが、何ですか、この可愛さは!。そりゃ、こんな見つめられたら私なんぞイチコロですわ。

 お陰で、彼女中心の動画作っちゃったぐらいだもん。今思えば、もう少し他のコンパニオンさんもいろいろと撮っておけばよかったと後で後悔しました。

2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014
花乃衣美優
松田蘭
有栖未桜
佐々木萌香
らいな
葉月美優
仲美由紀
引地裕美
葵井えりか
瀬谷ひかる
葉月美憂
宮越愛恵
生田ちむ
宮越愛恵
村上楓
南まりあ
瀬谷ひかる
引地裕美
宮越愛恵
宮本りお
宮瀬七海
葵井えりか
南まりあ
石川彩夏
日向ゆき
宮本りお
葵井えりか
河瀬杏美
有馬綾香
市原彩花
立花はる
宮越愛恵
鹿野悠
森園れん
宮内ひかる
一瀬優美
藤井みのり
愛聖りさ
田中もえ
阿久津真央
宮越愛恵
河瀬杏美
藤井みのり
中山優美
愛聖りさ
田中もえ
宮内ひかる
新垣杏
堀内安奈
白渚悠
阿久津真央
ぽん太
清瀬まち
Aika
長谷川麻友
大島遥

 RQ業界も、だいぶん世代交代をしてしまって、このリストにいる人のうち、来年サーキットに居る人が何人いるんだろう…って感じもしますが、ちょっと私の中では今年のS耐あたりから、もう少しRQ撮影続けてもいいかなって思えるようになってきました。

新人賞

 そして、続いては新人賞。

早乙女るな

桜りん

神崎りな

 以前からも指摘をしているとおり、以前はS耐でデビューをして、のちにSGTのRQを務めるというスタイルが多かったですが、最近は新人RQがいきなりSGTのRQを務めるスタイルが増えているような気がしています。

 ただ、そんな中で、早乙女さんは実は、大阪オートメッセのスズキブースでお逢いしていて、メチャクチャ対応が良くて好印象な方だった印象があり、その後にYogiboのRQに抜擢されたことが発表され、今後が注目なお一人です。

 あと、S耐では完全に神崎さんの笑顔に打ち抜かれました。

2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016
海音
涼雅
佐藤あかり
早坂まりな
Reina+World
七瀬なな
中臺美由紀
原あゆみ
葉月美憂
瀬谷ひかる
村上楓
松田蘭
永原芽衣
飯野真希
小嶋みやび
村田えれな
陽菜みなみ
大崎みゆ
松田玲莉
伊藤結
野島せな

 ちなみに、新人賞の方の歴代はこんな感じ。

久しぶりのグリッドに撮影意欲が少し回復

 実は、4年前の2019年のこの年末特集辺りからチラホラ語っていた、RQ撮影のモチベーション問題。ちょうどその後に流行病が増え、マスク着用期間も長かったことから、「このタイミングでRQ撮影を卒業してマシン撮影に特化をしてもいいのかな…」という自分がいました。

 ただ、今年、10月のS耐でコースサイドガーデンパスを購入し、久しぶりにグリッドの撮影をさせてもらいました。ようやく、マスク無しが当たり前になった上に、岡山のS耐はGr.1とGr.2の2レース制で余裕があるというのもありますが、ほとんどのRQを撮影出来たし、かなり満足度の高い撮影が出来ました。

 お陰で、以前よりはRQ撮影の意欲は少し回復をしたような気がします。無論、あとはメンバー次第ってのはありますが、S耐は多少コストをかけてもグリッドに行く価値というか魅力はありそうです。

 一方で、じゃあ来年、SGTで久しぶりにグリッドまで行くか、と言われるとそこまではいいかなって気もします。というのも、値段は高いし、人は多いし、スタート前にドタバタするし、何よりそこまでして撮りたいと思わせてくれる推しがいないし…。逆に言えば、今年のSGT鈴鹿戦なんか、ピットウオークすら不参加だったけど、満足度は結構高かったもんな。

マシン撮影以外もなかなか充実

 冒頭にも述べたとおり、今年から流行病の影響がなくなったということもあり、モタスポ以外のイベントについてもほぼ4年前の水準にまで戻ってきました

 その中でも、今年、リベンジが果たせたのが5月末の美保基地航空祭。実に9年前の2014年に一度参加したことがあったのですが、その年は雨が降ってしまい、ブルーインパルスが飛ばなかったんですよね。そういった点からも、いつかリベンジを果たしたいよな…と思っていたのが、ようやく今年果たすことが出来ました

 イベント系の中では比較的回復の早かった花火大会だけど、まずは浜坂で練習撮影。これまで、「花火シーズンの幕開け」かつ「気軽に行ける花火大会」というイメージだったんだけど、知名度が上がってしまったのか、昔とは考えられないほどの激混みでした。

 その翌週の香住の花火大会。2022年が急遽当日に中止が発表されるというアクシデントがあった関係で、実は今年が2019年以来の4年ぶりの開催となりました。花火自体は言うまでもないですが、先の浜坂の大会を受けて、JRを利用して行きましたが、普段車社会で暮らしていると、逆にそれはそれで新鮮で面白かったです(詳しくは記事の方でご覧下さい)。

モデル撮影会は、初夏と秋の2度東三瓶へ

 あと、モデル撮影会関係は、4月の船上山さくらまつりは今年も無し。一様、プチまつりみたいなのはしていたみたいだけど、いわゆる過去のような4月下旬に大きなイベントという形は今年もありませんでした。厳密に言えば、4月はまだ5類移行前だったので、その点が考慮されていたのかどうかが微妙ですが、もし来年開催されなかったら、もうしなくなったと考えた方がいいのかな…

 一方で、昨年も開催された東三瓶での撮影会は今年も無事に行われました

 6月のポピー祭は、SGT鈴鹿戦とのバッティングも心配していましたが、なんとかズレてくれました。ただ、お陰で、美保基地航空祭~SGT鈴鹿戦~ポピー祭の3週連続遠征になって割と大変でした。だいぶんここでの撮影にも慣れましたが、ちょっと草が多かったな…。

 その点、秋のコスモス祭の方は、草の管理がある程度してある感じでしたが、小雨がパラつく中で、こちらもなかなか大変な撮影でした。それでもモデルさんの雰囲気も相まって、なかなかいい撮影が出来た気がします。

定着してきた動画編集

 写真撮影の一方で、動画の撮影や編集の方もだいぶん慣れてきました。

 2月に行われた岡山でのGT500テストは、モタスポ系では桁外れの8,000回を超える再生回数を記録しました。別にやっていることは他の動画と何ら変わりは無いんだけどね。

 あとは念願だったSUPER GTの鈴鹿戦も作ることが出来ました。どうしても、岡山戦はマンネル気味になってしまうので、そういった意味でも遠征はやっぱりいいですよね。

今年はモタスポ以外も動画作成

 さらに、今年は、モタスポ撮影記以外のネタでも動画を作ってみました

 モタスポの場合でもそうですが、実際の飛んでる飛行機の映像とかって普通に投稿されたりしているけど、こういう撮影記的なVlogとしての動画って案外無いんですよね。

 モデル撮影会は、いろんな意味でちょっと難しいと思うけど、花火大会ぐらいは行く道中とか、帰りの混雑具合とかも動画にしてもいいかもね。

一番のメインは、夏のしゃんしゃん動画

 まあ、あとは動画自体はお見せできないのですが、昨年に続いて、しゃんしゃん祭の動画編集もしてるんですよね。練習の様子~本番の映像を含めて、曲とあわせたものと、ダイジェスト的なまとめ動画的なものも作りました。お陰様で、独学で始めた割には、だいぶんPremiereProにも慣れてきました。まさか私がこんなにマルチカメラ編集を駆使するとか思わなかったわ…。

異次元のデータ量との格闘

 モタスポネタの所でも少し書きましたが、近年のデータ量との格闘は、次第に異次元の世界に突入しつつあります。

 年間の写真データだけ見ると、すべての分野を合わせて3TBちょっと。もちろん、それでも多い訳ですが、こうして見ると、2018-19年の流行病以前に戻ったぐらいじゃない?ってお思いかも知れませんが、実はこれ、よ~く見ると、今年はしゃんしゃんの部分(オレンジ色の部分)がほとんど無くても3TBなんですよね。

 では、そのしゃんしゃんの部分はどこに行ったのかというと、まるまる動画の方に移りました。職場のしゃんしゃん撮影に関しては、昨年からスチルメインから動画メインにシフトした訳ですが、これだけでも1TB。これに、モタスポ系はもちろん、Private系でも花火や美保基地航空祭もあったりで、動画だけでも2.8TBに達してしまいました。

 なので、結果的にスチルと動画の両方を合わせたデータ量は実に6TB…。なんかもう、来年以降どうなるんだよ…っていう容量です。

今後のデータ管理どうする!?

 これらを踏まえた経年での容量は、もはや30TBが目の前に迫ってきてしまいました。しかも、この容量に対して、基本的な保存・管理スペースとバックアップスペースがあるので、実質的にはこの倍以上の容量が必要ってことですからね…。

 で、現実問題として出てきたのが、これまでメインのデータ保管庫として利用してきたDS918+がそろそろ一杯になってきたってことなんですよね。

 現在10TB×4本のSHR管理なので、実質的に使えるのは26.1TB。ただ、この容量に対して100%で稼働させる訳にもいかないし、SynologyのNAS自体は容量の80%を越えると警告が出るのですが、それでいくと20.9TB。スチルデータ全部で21TBはあるので、この年末時点で20.9TBというラインを越えてしまったんですよね。

 今後、どのように運用していくかは、また年明けにBoyakiコーナーで考えを整理する上でも書き留めようと思っていますが、現状では2台のNASに分散運用しようかなと考えています。ただ、そうなるとモタスポ以外の撮影データだけでも7TB近くあるので、こちらを10TB×2の運用でも、そのうち限界が来そうなんですよね…。そう考えると、この機会にベイ数の多いNASを新たに導入するのもアリなのかな…って悩んでいるところです。

今年の導入機材&ベストバイ

 近年は機材導入も落ち着いてきたし、金欠もあって新機材の投入は少ないのですが、今年はチョイチョイ機材導入してます。

【第1位】SCORP-C

 堂々の第1位は、何とジンバルです。

 これまで、HP上では一切紹介をしていなかったので、「え?、持っていたの?」と思われるかもしれないのですが、今年5月にFeiyuTechのSCORP-Cというジンバルを購入したんですよね。

 このSCORPシリーズもいくつかのグレードがありますが、私が購入したのは最も下位カテゴリーのSCORP-C。YouTubeでは以前からレビューの存在は知っていました。しかも、通常でも3.2万円ぐらいで購入出来る安価なジンバルですが、割と結構な頻度でセール対象になっていて、タイミングが良ければ2.5万円ぐらいで購入することが出来るんですよね。

 もちろん、このジンバルを購入したのは、しゃんしゃん祭の動画撮影に合わせて。元々は、レンタルしようかとも思っていたのですが、この金額なら1つぐらい持っておいてもいいかなぁと思って買っちゃった訳ですが、いやあ、コイツのお陰でだいぶんいい感じの動画を撮影することができました

【第2位】SEL70200GM2

 続いての第2位は、そう、70-200mm F2.8 GMのリプレイスです。

 昨年の記事でも、35-150mmを購入してしまったことで、ナナニッパの使用頻度が落ちて、あまりリプレイスに強い思いが無かったのは事実。だた、実は初期型GMよりも35-150mmの方が写りがいいという現状もあって、さらにナナニッパの使用頻度が落ちるという負のスパイラルに陥っていたんです。

 そこに、一昨年の年末にα7RVが登場して、協調手ブレ補正という概念が出てきて、これはこれで後々価値が出てくる予感を感じ、さらには今年の2月にSONYの価格改定があり、平均14%の値上がりをするということで、もうここで買ってしまうしか無いってことで発注をしてしまった訳です。

 当時はまだ大人気で、納期が5ヶ月とか6ヶ月とか言われていたのですが、ちょうどタイミング良くキャンセルが出たのか、注文をした2日後に手に入ってしまったという拍子抜けの事態でした。

 以前では、ナナニッパといえばサーキットのRQ撮影でもバリバリに使っていたのですが、近年、そちらは35-150mmが登場したことで、ポートレート系だとモデル撮影会ぐらいでしか使えてないですが、逆にサーキットでは岡山国際での近距離でのフェンス越し撮影にF2.8を活用してます。ちょっと贅沢な使い方ですよね…。

【第3位】Ulanzi / Falcam GoPro Mount To DJI Action Mount Magnetic Base 3234

 続いての第3位は結構地味な商品。

 これだけ見ると、何?って感じがするかもしれませんが、これはUlanziさんが出している、GoProマウントをDJI Actionシリーズのマウントに変換してしまうという荒技的なアイテム。以前から、GoProのマウントにはいろんなアイテムを使っていたのですが、Actionシリーズのマグネット式のマウントがいいな~とずっと思っていたところ、今年の春頃に、Ulanziさんがヤバイアイテムを出したということで、YouTubeでもいくつかレビューが出ていたんですよね。

 ただ、コイツがAmazonや楽天などでは販売しておらず、しかも、Ulanziの日本直販ページでも買うことが出来ず本家の海外版のところからじゃないと買えないという面倒くさかったんですよね。なので、欲しいと思ってから、実際に購入して手にするまでは結構時間がかかりました。

 特に最近は、車のマウント・POVマウント・カメラの上部に付けるマウント・グリップといろんなマウントの載せ替えて撮影をするので、ホント、このマウントの導入は画期的でした。

 しかも、今回はランキングには入れていませんが、以前使っていたホットシューにアクションカメラを装着するアダプターが固定感が悪くて、不満があったのですが、このアダプターに交換したことで劇的に良くなりました。この2つであわせて数千円ですが、マジで満足度は高いです。

【第4位】RTX3060

 第4位は、カメラ用品ではないですが、結構直結をしてくるのであえてのランクイン。

 そう、正月早々に購入したRTX3060です。今考えても、もうちょっと待てばRTX4060が登場したのに…って思うところは無くは無いですが、少なくとも、現状でコイツに不満が出ていることはないです。

 しかも、何気にコイツに交換しただけで、LightroomでのRAW現像が劇的に早くなりましたからね

【第5位】DJI / Osmo Pocket 3

 第5位は、この秋に購入をしたOsmo Pocket 3

 私的には、以前からOsmo Pocket初代を持っていたのですが、何気にその性能の良さは認識してたんですよね。ただ、私の場合、特にサーキットではちょっと携帯性の面であまり馴染まなかったのでGoProに任せていましたが、しゃんしゃんの撮影では結構活躍していました

 そんなOsmo Pocketシリーズが1インチが搭載されて、液晶画面も大きくなって使い勝手も写りもさらに良くなったということで、ちょうどシステムファイブさんが下取りキャンペーンもやっていたこともあり、初代のOsmo PocketとGoPro HERO7を下取りに出して購入しました。タイミングがタイミングだったので、まだ現場投入が出来てませんが、来年は間違いなく活躍してくれるはずです。

今年一番使った機材ランキング

 さあ、ここからは今年のExifデータを分析して、機材の傾向を見ていきます。

ボディ編

 まずはカメラボディの使用状況から見ていきます。

 これはまあ言うまでも無く、α9がダントツでトップです。これはまあサーキットでの撮影が入ってくるので致し方が無いところではあります。

 なので、Privateだけに絞ってみてみると、α9とα7RIVがだいたい同じぐらいです。ただ、自分でもそんなにα9を使ったっけ?と思いましたが、よく考えたら美保基地航空祭でα9をメインで使ってたんですよね。しかも、それが実に7,000枚近くあるので、やっぱり連写が必要無いシチュエーションとしては、α7RIVがメインになってきます。

 一方で、私自身、ヤバイと思ったのがα6400を使っていないってこと。一様、110枚程実績がありますが、これはいずれもHP用の物撮りをしたというだけなので、別にα6400である意味は無い。実際、2020年の春の桜の撮影の時に持ち出していないし、サーキット撮影ですら2021年に少しネタ的に持ち出したぐらいで、ホント、この3年ほどスチルでの活躍が全くない

 一様、花火の動画はα6400で撮影しているけど、それは、広角レンズの問題から。ここまで使ってないとなると、もう、α6400は売っちゃっていいわ

 そんなこともあってフルサイズ比率がメッチャ高い。まあ、そりゃそうなりますよね…

レンズ編

 続いて、レンズ。

 まあサーキット撮影のメインレンズであるSEL200600Gが圧倒的に使用頻度が高いのはいいとして、その後は、150-500mm、70200GM2、35-150mmと続きます。

 そして、何よりこの8本しか使っていないことになるのですが、実はこの組み合わせ、70200GMがGM2にリプレイスしたのは同じでカウントすると、昨年使った7本に今年は仕事のイベントで使ったSEL18135が加わっただけです。そう思うと、これ以外のレンズは、この2年間スチルでは使ってないということになっちゃう訳で、何とももったいない話です。

 ちなみに、どうしても全体で見るとサーキット撮影の影響が大きいので、あえてPtrivate撮影だけに絞ったのがこちら。一転して、200600Gがゼロになってしまい、一番多いのが150-500mmになります。ただ、150-500mmが多いのは、美保基地航空祭の影響がほとんどで、一部ポートレート撮影に使ったけど、こちらはこちらでよく考えると、ナナニッパに1.4倍テレコンでいいんじゃない?って話なので、本当の意味で、150-500mmってそんなに必要じゃないのかもしれません。

長らく使っていないレンズは軍資金にして、レンタル対応もアリ?

 先にも述べたとおり、本当に決まったレンズしか使っていない私。ここまでになってくると、もはやほとんど使っていないようなレンズは、下取りに出してボディの軍資金に変えてしまって、あとは万が一、必要になった時はレンタルで借りるってのでもいいと思うんですよね。

 というのも、レンズのレンタルは数千円レベルなので安いけど、ボディはなかなか金額も張るし、レンズ以上にボディは慣れというものがありますからね…。

今年の機材出入りと今後の機材展望

現状システム

 で、この年末時点の私の装備がこちら。

 今年、SEL70200GM2を購入したといっても初期型からII型へのリプレイスなので実質的には変わっていないといってもいい。

今後の展望

 こういった状況を踏まえて、今後、どのような形にするのか、ちょっと頭の整理をしてみました。

ボディ:狙い目はα7Vの登場か?

 ではまず、ボディから。

 というのも、私の現状のα9、α7IV、α6400のいずれのボディも相当古い。最も最近に購入したα7RIVであっても、3年前の2020年秋。ただ、モデルとしては2019年秋に発売されたものなので、もう4年以上前に出た機種ということになる。なので、今やはりのAI AFとかの騒ぎではなく、BIONZ XRも非搭載だし、動画撮影でのアクティブモードすら非対応だ。スチル機としては何とかギリギリの性能を維持しているが、正直、動画を考えた時に、いずれのボディも力不足感は否めない。なので、正直に言って、さすがにそろそろ新しいボディが欲しいところ。

 今、私がボディに対して思うことは、

 特に思うのは、①の動画撮影に強い機種だ。今持っているα7RIVでも4K 30pまでは撮影出来るが、60pは対応しない。まあ普通なら30pで十分な気もするが、今年、本格的にしゃんしゃん祭で撮影していて、動きものは60pが欲しいとつくづく思った。正直、60pは多少クロップされても個人的には問題ない。あとは、私の持っているボディがいずれもチルト液晶なので、ジンバルでの撮影にはいささか都合が悪い。

 その辺りを考えれば、実はα7IVでも十分なのではないか?とも思っている。実際、この2023年も幾度となく、「α7IV買おうかなぁ…」と考えたタイミングはあった。なにせ、私が先程上げた4つの要望のうち、α7IVなら①③④の3つ満たしてくれる。ただ、レンタルで使ったα7SIIIのしゃんしゃん祭での動画撮影時の瞳AFが思ったほどではなかったこと。そして、その一方でα7RV以降、AI AFが登場したことで、「どうせならAI AF欲しいな…」と思ったらα7IVに手が出なくなってしまった。もちろん、α7CIIという選択肢もある。ただ、④の通り、私がα7CIIを購入したところで、実際どれだけ持ち出すのかを考えると未知数。というのも、フルサイズはどうしてもレンズが大きくなるから、ボディもバランス的にそれ相応の大きさじゃないと釣り合わないという面もあるから。

α9IIIは魅力的だが違う。私が欲しいのはα9IIの正常進化版

 その一方で、この11月にα9IIIが発表された。この1年ぐらい、出る出ると言われ続けていたが、ようやく登場をしてきた。

 がしかし、いざ登場してきたのは、フルサイズミラーレス10周年を記念して出てきたグローバルシャッター機であり、正常進化というよりも、α9以来のブレイクスルー的な機種だった。

 もちろん、革新的な機種であり、魅力的であり、使ってみたいな~とか思う面もあるが、その一方で高感度に弱いなど、ちょっとクセがあるのも事実。私的には、普通にα9IIの正常進化で、新世代の積層型センサーにAI AFを搭載した機種が欲しかった。そして、何より高すぎるよ!って話な訳で…

 こうなってくると、事実、α9/α9IIユーザーは何処に次の着地点を見いだせばいいんだ?という話になる。

α7V(仮)に積層型センサー搭載の可能性はあるのか?

 そうなってきたときに、動きが気になるのがα7Vの存在だ。

α1系 α9系

α7R系

α7無印 α7C系 α7S系
第2世代
(第2世代ボディ)
α7RII
(15年8月)
【1年9ヶ月】
α7II
(14年12月)
【1年1ヶ月】
α7SII
(15年10月)
【1年4ヶ月】
第3世代
(第3世代ボディ)
α9
(17年5月)
α7RIII
(17年11月)
【2年3ヶ月】
α7III
(18年3月)
【3年3ヶ月】
第4世代
(第4世代ボディ)
(リアルタイムトラッキング)
α9II
(19年11月)
α7RIV
(19年9月)
【1年10ヶ月】
α7C
(20年10月)
第5世代
(+BIONZ XR)
α1
(21年3月)
α7IV
(21年12月)
【3年9ヶ月】
α7SIII
(20年10月)
【5年】
第6世代
(+AI AF)
α7RV
(22年11月)
【3年2ヶ月】
α7CII
(23年10月)
【3年】
第7世代
(第5世代ボディ)
α9III
(24年1月)
【4年2ヶ月】
最新機種から… 2年9ヶ月 1年1ヶ月 2年1ヶ月 2ヶ月 3年2ヶ月

※赤文字は積層型センサー搭載機

 というのも、まずは普通に考えて、SONYが積層型センサーの技術をこれで終わりデースみたいなことをする訳がないということ。SONYは、センサーメーカーとしては最大手であり、これまでも裏面照射型センサーが次第に下位モデルにも広がってきた経過がある。そういったことを考えると、α7無印シリーズに積層型センサーが落ちてくる可能性はあるのではないだろうか。

 これは、単純に私のような高速連写やブラックアウトフリーといった面だけではなく、動画撮影においても、通常のセンサーよりローリングシャッター歪みが出にくいというメリットもある。SONYであれば、他メーカーがハイエンド機にしか搭載していない積層型センサーをシレッと標準機に搭載してきて、「これがうちの標準機ですけど何か?」みたいなことをやっても不思議ではない。逆に言えば、それが出来るのはSONYだけじゃないかと。

 もしかしたら、積層型センサーを搭載した新しいα7シリーズが登場するという可能性はあるかもしれない。ただ、もしそうだとしたら、今ある9無印系はそのまま積層型でいって、グローバルシャッターを搭載したα9IIIを”α9G"とか別シリーズに仕立て上げる方が自然だ。

 ただ、この発想で1つ引っ掛かるとすれば、α9IIのポジションだ。万が一、α7Vに積層型センサーが搭載されてしまうと、α9IIは完全に存在意義を失ってしまうし、完全なる下剋上になってしまう。もちろん、α7V登場と共にディスコンになる可能性はありそうだが、それならこの冬のキャッシュバックキャンペーンに入っても不思議ではないのだが…。実際、α9の最後の頃は、結構大きなキャッシュバックをしていた(私はそのタイミングでα9を購入したので…)。

 α7Vに話を戻すと、α9IIIが大幅にグリップ形状が変わったことも大きい。おそらく、これは過去のαシリーズの流れを考えても、α9IIIだけがこの形状になるとは考えづらい。普通に考えれば、同じグリップがα7Vに搭載されるのは9割近く間違いないのではないだろうか。

 もし、α7Vに積層型センサーが搭載されて、ブラックアウトフリー撮影が出来るようになれば、私の中で、α9後継機はこのα7Vで十分に賄う事が出来る。また、場合によっては、現在α7RIVがになっているポジションもα7Vが対応出来るようになるだろう。

 そう考えると、

 といった感じになるだろう。

α7V(仮)に積層型センサーが搭載されなかったら…

 では、一方でα7Vに積層型センサーが搭載されなかったらどうするのか。これが地味に難しい問題になる。

 さすがに現状のα9をこれ以上引っ張るには少々限界がある。かといって、α9IIに今さら手を出すのも現実的ではない。というのも、電子シャッターでの撮影に関しては、α9とα9IIのスペック差はほとんどない。変わるとすれば、ハード的にグリップ形状が変わることと、UHS-IIスロットがダブルになるということぐらい。BIONZ XRも非搭載だし、AI AFも非搭載。

 そうなると、可能性が出てくるとしたらα1になるが、これまた金額的に現実的ではない。となると、α1IIが出たタイミングに、α1を…でもAI AF非搭載なんだよな…

 いやあ、どうするかな…

レンズ

 レンズに関しては、今年は思いがけないタイミングでSEL70200GM2のリプレイスを行いました。あとは、先にも述べたとおり、あまり使っていないレンズを整理するのかどうか

SEL24105Gの行方

 まずは、以前からどうしようか悩んでいるのが、24-105mm F4 Gレンズ。ド定番レンズだけに置いておけばいいような気もするが、スチル撮影では近年ほとんど使っていない。広角側は16-35mm F4があるし、望遠側は35-150mm F2-2.8があるので、ガッツリと撮影しようというシチュエーションでは、このレンズを持ち出すことがほとんど無くなってしまったので、ホントに売却してもいいかもな…ってここ数年は考えていた。

 ただ、昨年あたりから動画を撮るようになってきたことで、話がややこしくなってきた。そもそも、24105Gが当たり障りの無い無難な画角と写りというのもあるが、24105Gは貴重なOSS搭載レンズ。しかも、α7RV以降が対応している協調手ブレ補正にも対応しているようで、他のレンズ以上に手ブレ補正の効きはいいらしい。今年は、ジンバルで運用したので、その恩恵はなかったが、もしかしたら、対応機種との組み合わせであれば、十分手持ちでも手ブレを抑えた撮影が出来るのかもしれない。

 ただ、一方では、このレンズは重すぎる。特に、ジンバルで運用するには、腕への負担はかなりのものになってしまう。じゃあ、それに変わるところとして考えるのであれば、SEL2070Gの方が都合がいいんじゃかとも思ったりもするが、こちらはこちらでOSS非搭載なんだよな…。

TAMRON 17-50mm F4

 で、ここにきて、TAMRONから17-50mm F4という広角~標準域までをカバーするズームレンズが発売された。

 これ、スチルの面で考えれば、これは結構重宝しそうな気がします

 一言で言えば、今まで、広角レンズと標準レンズで2台必要だった撮影が、1台でこなせてしまう。また、動画面で考えても、24-105mmだともう少し広角が欲しいし、かといって16-35mmだと望遠が足りない。それが1本でまかなえるので、レンズ交換が不要になるし、インナーズームなのでジンバルとの相性もいい

 ただ、気になる点としては、TAMRONという非純正レンズということで、おそらくアクティブ手ブレ補正の効きがイマイチなのでは?という点。今は、そもそもアクティブ手ブレ補正対応の機種を持っていないけど、そのうち買うことを考えると、この点が一番のネックといえる。(YouTube界隈の情報を見ると、意外とアクティブモードが使えるという話もあるが…)

 間をとって、2070Gという選択肢も無くは無い。ただ、個人的には20mmというのがいささか中途半端な画角にも感じる。それに、価格も決して安い部類とはいえない。その点、17-50mm F4は値段的にもちょうどいいぐらい。そう考えると、スチル撮影とジンバル運用にはTAM1750F4、手持ち動画用にはSEL24105Gという棲み分けが綺麗に出来るのかもしれない。

そうなると、SEL1635Zは不要?SEL1018はPZへ?

 そうなってくると、完全にSEL1635Zと重複するので、コイツを置いておく意味は無くなってしまう。厳密に言えば、16mmと17mmの差はあるが、そこはもう考えないようにしよう。

 あと、私が持っている広角レンズにもう1つ、SEL1018がある。これも、いずれリプレイスしたいなとは思っていたが、それほど使用頻度が高くないので、ずっと保留していた。

 もし、TAM1750F4を購入したとすると、スチル撮影とジンバル撮影は完全にコイツがカバーしてくれる。そうなると、考えられる可能性は、

 ・SELP1020G
 ・SELP1635G
 ・SEL11F18

 この3つが考えられる。

 この3つで考えるなら、軽量コンパクトを選ぶのか、パワーズームを選ぶのか、はたまた明るい単焦点を選ぶのかってところになりそう。フルサイズ運用で考えたら1635Gだけど、そうなるとTAM1750とも被り気味。そうなったら、小型軽量を取りたい気はする。あえて違いを出すなら、F1.8の単焦点を選ぶのもアリかもしれないが、実は1020Gの方が小型軽量。

売ってしまうのか、残すのか

 あとは去就が注目されるレンズはこのあたり。

SEL70350G

SIGMA 85mm F1.4

 数あるレンズの中でも、まあ見事に使ってないのがこの2本だ。どちらも性能的には申し分のないレンズであるのは言うまでもないのだが、ここ数年出番が無い。

 70350Gは、APS-C用とはいえ、小型軽量な望遠レンズということで、他の望遠レンズとの差別化は出来ているが、やはりどうしてもフルサイズ機を持っているなら、フルサイズで撮りたいという心理が働いてしまい、このレンズを持ち出さずに、デカくて重い150-500mmの方を持ち出す機会の方が多い。ただ、本音を言えば、150-500mmは大きすぎるし、何より重すぎる。そういった状況を考えれば、70350Gと150-500mmの2本をTamronの50-400mm 1本に集約するというのも悪くないかもしれない。

 あと、85mm F1.4もなかなか生かせるシチュエーションに出くわせないというもどかしさがある。そりゃ、サーキットでRQを撮影するときや、撮影会でポートレート撮影につかったりすればいいのだろうが、どうにも85mmが微妙だし、サーキットでは35-150mmに一本化してしまったという状況もある。持っておきたいレンズではあるが、ここまで使わないなら、軍資金にしてしまった方がいいように思う。

2024年の撮影計画

 さあ、最後に来年の撮影計画について、カレンダーを見ながら考えてみます。

1/28   5/12 8/25 GTWC Asia 岡山
2/4   5/19 SFオートポリス 9/1 SGT鈴鹿
2/11 GT500岡山テスト?
大阪オートメッセ
5/26 S耐富士24H 9/8  
2/18   6/2 SGT鈴鹿 9/15
2/25 6/9 島根ポピー祭 9/22 MFJ岡山公開テスト
3/3   6/16   9/29 MFJ岡山S耐 鈴鹿
3/10 鈴鹿2&4 6/23 GTWC Asia 富士 10/6 島根コスモス祭
3/17 岡山SGT公式テスト 6/30   10/13  
3/24 7/7 GTWC-ASIA鈴鹿 10/20 SGTオートポリス
3/31 FormulaE 東京ePrix 7/14 浜坂花火? 10/27 S耐 岡山MFJ鈴鹿
4/7 F1日本GP 7/21 香住花火?鈴鹿8耐 11/3  
4/14 SGT岡山 7/28 S耐オートポリス 11/10 SF鈴鹿
4/21 船上山さくら祭り? 8/4 鈴鹿8耐 11/17 S耐富士
4/28   8/11   11/24
5/5 8/18 しゃんしゃん祭り 12/1

モータースポーツ系

 まずはモータースポーツ関係から見ていきたい。

 春の流れでは、2月の大阪オートメッセ3月のSGT岡山公式テスト4月のSGT岡山戦の流れは鉄板といえる。上手くいけば、今年みたいにGT500のメーカーテストも行ってみたい。正直、オートメッセはメッチャ疲れるから、毎回、行っている時は「今回で最後にしよう」って毎回思うけど、不思議と時期になると行きたくなる。一様、5類移行後初というのもあるし、コンパニオンの数も今年よりも多い気はするし。

 悩むのはそれ以降の日程と、遠征を何処に行くのかという点だ。特に、遠征に関しては、出来れば年間1~2戦は遠征したいと考えている。そのうち1戦は、SGT鈴鹿戦というのは手堅い。ただ、6月頭はいいが、9月頭は今年よりも実質1週間遅れるとはいえ、GTWC Asia岡山戦と連戦になってしまうのでなかなかツラい。

 一方で、来年からは、これまでの300kmと450kmに加え、300マイル(482.8km)と3時間レースが加わると言われている。それを思うと、私の予想としては、初夏が450km、夏が3時間になるのかな?と思っていて、そうしたら夏の方がお得な感じもしてくる。まあ、GTWCに絶対参加しないといけないわけではないので、SGT鈴鹿戦2つとも行くというのもアリかもしれない。

 また、秋は9月末の全日本ロード岡山10月末のS耐岡山というのが定番の流れだが、いずれもS耐鈴鹿戦と全日本ロード鈴鹿戦と重複している。2輪と4輪なので重複も仕方がないかもしれないが、さすがに同じ西日本で同一日程にすることないんじゃん!って思うんだけどな…。まあ、翌週はF1が春に移動したことで、2輪も4輪も空いているので、ズレる可能性はあるかもしれないけど、そうなると今度はコスモス祭と重なるんだよな…

 場合によっては、富士もしくはオートポリス戦を1つ入れるという考えも出来るのが、富士だとすればSGTはお客さん多いし、SFは微妙なので、現実的なのはS耐。どうせなら富士24Hってのもあるけど、SGT鈴鹿戦と並ぶしな…。むしろ、11月のS耐富士最終戦の方がまだマシかもしれない。オーポリは、行くならSGTがいいけど、S耐岡山と連戦になるというのが何とも微妙。S耐はおそらく金曜から撮影出来るから、どうせ行くなら3日間楽しめるという特典もあるけど、7月末ってのが暑いし、しゃんしゃん直前だし…。そう考えると、ちょっとオーポリも現実的じゃないかな。

モータースポーツ系以外

 モタスポ系以外も基本的には同じ流れになるのかなって思ってます。

 そんな中でも、1つは船上山のさくらまつり、そしてモデル撮影会が復活するのかどうかが注目。逆に言えば、来年復活しなかったら、もうなくなるって考えた方がいいかも。東三瓶の方が、ポピーがもしかしたらSGT鈴鹿と重複しそう。秋のコスモスは体育の日の週末だったら何とか行けるかな。

 夏の花火は、定番の浜坂・香住はいいけど、たまには違うところにも行きたいなって思ってます。

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