今年のカメラ生活を振り返る2017(2017.12.30)
気付けばこの企画ももう5年目ですか…。つまり、それだけこのカメラ生活が私の生活に占める割合が高まってきているってことでしょうね。
アンタ、どれだけサーキット行ってんのさ!?
年々、サーキットに行く回数も日数も増えている今日この頃…。今年も多分に漏れず多かったですね。
3月:鈴鹿ファン感②+鈴鹿SF公式テスト①、岡山ファン感1.5
4月:F3岡山②、SGT岡山戦②
5月:SF岡山戦②
6月:S耐鈴鹿③
7月:D1@舞洲①
8月:SGT鈴鹿1000km②
9月:2&4オートポリス③、スーパーバイク岡山戦②
10月:S耐岡山戦②
なんと、今年は計23.5日間(うちレース日19日間)です。
2016年と比べると、昨年はスルーした鈴鹿ファン感に3日間行き、夏のGT ASIAの代わりに鈴鹿S耐に行き、そして、今年初めてD1にも行きました。
おかげさまでデータはどんどん増える一方で、サーキットでの撮影枚数も、選別前で84,163枚(前年比96%)と微減の一方で、容量にして2.02TB(前年比100)という数字。ホントに、毎年容量が圧迫されていきます。
だいぶんサーキット撮影も板についてきましたね
何というか、昨年あたりからようやくサーキット撮影が板についてきて、そこそこお見せできる写真が増えてきましたかね。
2年ぶりに訪れた鈴鹿サーキットのファン感謝祭から今年は開幕。やっぱり今年も鈴鹿はこの2コーナーがしっくりきます。
続いて岡山国際サーキットのファン感。所用があり、1.5日という中途半端な参戦でしたが、その間で大概の撮影ポイントではあれこれテスト撮影。
SGT開幕戦の1週間前なのにあえてF3開幕戦で岡山国際サーキットへ。主目的は……なのですが、ちゃんとマシンも撮影していますよ。
ある意味、私にとっての春の最大の山場と言えば、やはりSGT開幕戦。昨年のS耐あたりから、マイクナイトでこういうショットを狙うようになったのですが、今年はここでいい作品がいろいろ撮れましたね。
5月のSF@岡山も同様のポジションですよね。このショットも、終盤にセーフティーカーが入ってくれたから狙えた1枚なんですよね。
続いて、6月にはS耐で鈴鹿サーキットへ。鈴鹿のS耐は初めてでしたが、せっかくなので金曜日から鈴鹿入して、いいかっていうほど撮りまくりましたね。
そして、夏の山場である鈴鹿1000km。今年がラストというのが残念ですが、このレースから母艦をα6500に、レンズをSEL100400GMにチェンジして挑んでいます。最近、2コーナーが多い鈴鹿での撮影で、新たに最終コーナーに挑んだのもこの時ですね。
そして、9月に向かったのは、10ヶ月ぶりのオートポリスの2&4レース。この頃には、α6500+SEL100400GMの組み合わせもだいぶんしっくりとくるようになり、打率も上がってきましたね。何せ、こういう写真がサクサク撮れちゃうんですから。
9月末には岡山のスーパーバイク。何気に今までマイクナイトの撮影窓から2輪を狙ったのってあんまり無かったんですよね。我ながら意外でした。
そして、10月ラストレースとなったのが、S耐@岡山最終戦。今年は、昨年と違ってほとんど雨の影響を受けなかったのですが、最後の最後に1日中雨に打たれての撮影となりました。ただ、あの雨の中でも結構撮影出来たことが、ちょっとした私の自信にもなりましたね。
どんだけラウンジ使ってんの!?
しかも、このパスの多さ…
先にも紹介したとおり、今年有料のレースに参加したのは、D1を含んで実に9戦。D1は一般入場で入りましたが、残り8戦のうち、オートポリスの2&4はPW・パドック・グリッドのパスが普通のチケット扱いでした。となると、残り7戦…パスは7つ…そうです、今年のサーキットは基本的に全部パス扱いでした。
特に今年の鈴鹿はスゴくて、6月のS耐ではVIPスイートをはじめて経験しました。眺めはいいし、エアコン効いて涼しいし、ドリンク飲み放題だし…ホント、至れり尽くせりでした。駐車場の近さもありがたかったですね。
さらに鈴鹿1000kmではホスピタリティラウンジも経験。勘違いしていて、グリッドウォークに参加することは出来ませんでしたが、それでもラウンジの快適さやPW時の優先入場などもあり、高い金を出した分の魅力は十分にありましたね。
今年はモーターショーにも初参加
今年の特徴として、結構初めてなものにもちょくちょく参加しているのですが、2月に大阪オートメッセ、12月に大阪モーターショーと2つのショーイベントにも脚を運びました。
特に大阪オートメッセは、初めてのモーターショーで初めてのインテックス大阪。さらには、鳥取は33年ぶりの90cm越えの大雪とあって、そもそも大阪まで行けるのかというところも含めてハラハラドキドキのオートメッセでした。
その点、大阪モーターショーは雰囲気も分かっていたし、混雑もオートメッセほどでは無かったので、案外悪くなかったですね。
D1にも初参加
そして、実はD1も今年が初参加でした。
大阪の舞洲で行われたD1。実は、香住の花火大会の翌日に大阪に向かうという結構ハードなスケジュールではありましたが、それまであまり見たことが無かったD1を実際に生で見て、もう興奮状態でしたね。
RQ撮影はついに4巡目に突入!
お姉様方の撮影については、2014年からなので実に4巡目に入ってしまいました。
その中でも今年は、日野礼香・水谷望愛・藤井みのり・斉藤絢女・堀尾美咲・能勢ひとみ・早瀬あや・菅野麻友・鈴木紗楽などなど、結構引退してしまった方々が多く、いつになく入れ替わりが多かった年という印象がとても強いです。
神は今年も御降臨!
そんな中でも、我らが"まっち"こと清瀬まちさんは、ついにレースクイーン大賞2016グランプリを受賞し、さらにはエアレースクイーン大賞2017まで受賞し、陸・空制覇の今や押しも押されぬ大御所になられました。
特にレースクイーン大賞2016グランプリを獲得した際は、思わず受賞記念特集を書き綴ってしまったぐらいですからね。
F3 at 岡山国際サーキット
SUPER GT at 岡山国際サーキット
SUPER FORMULA at 岡山国際サーキット
昨年は、3カテゴリーを股にかけたフレエンだったこともあり、実に6回もお会いするチャンスがありました。今年はSGTではRQを目指すきっかけにもなったエヴァで、F3やD1では引き続きEXEDYを務めるということで、チャンスが減るだろうと思っていました。それが、蓋を開けてみれば、①F3岡山(EXEDY)、②SGT岡山(EVA)、③SF岡山(EXEDY)、④D1舞洲(EXEDY)、⑤SGT鈴鹿1000km(EVA)、⑥F3オートポリス(EXEDY)、⑦大阪モーターショー(LEXUS)と7回もありました。
特に、F3岡山・D1舞洲・大阪モーターショーの3つは、ほぼほぼ主目的はまっち様でしたからね。特にF3のときは、ピット裏で撮影させてもらったときに、「先程、Twitterで写真を送って下さりましたか?」って声をかけられたりもして、それ以降のレースでは、以前と比べても視線を貰えるようになりました(あくまで個人の感想です)。そういう意味では顔を覚えられたのか?と勝手にいい方に解釈をしてます。
正直、何を隠そう、D1に今年初参戦をした理由は、間違いなく彼女ですよね。
大阪モーターショーもそうですね。先行開催していた東京・名古屋のモーターショーには参加されていて、大阪はどうなんだろう…と思っていましたが、なんと開催前日にようやく確認が取れて、それから向かうことを決心したぐらいバタバタでした。
そう考えたら、ある意味、彼女の動きに注目の1年だったのかもしれませんね。
D1 舞洲
SUPER GT 鈴鹿1000km
オートポリス 2&4 Race
来年はどうなるのかな?。今のところ、引退発表はされていないので、またサーキットで逢えることを楽しみにしています。
今年も勝手にRQ大賞
もちろん、他のお姉様方もバッチリ撮らせていただきましたよ。
立花はる
宮越愛恵
鹿野悠
森園れん
宮内ひかる
一瀬優美
まっち以外で今年、一番印象に残っているのは、やっぱり”ふとんちゃん”こと、立花さんかな。2016年のRQ大賞のファイナリスト20名に残った人の中で唯一のSGT未出場(当時)で、当時はS耐でもまだお会いしたことがなく、正直「誰だよ?」と思っていたものですが、SGT岡山開幕戦でご本人に会って、メッチャ可愛かったのを覚えてます。
続いて勝手にRQ大賞新人賞
村田えれな
陽菜みなみ
大崎みゆ
新人さんの中では、村田さん印象的だったかな。現役高校生らしいけど、手書きの名刺を配っていて、ホント、頑張り屋さんっていうイメージですね。
ほかの撮影は意外と少なかった!?。いや、実は…
確かにサーキットでの撮影が多かったですが、今年もちゃんとそれ以外の撮影もしていますよ。
まず、2月には久しぶりに大阪空港・千里川土手へ。あまり十分な撮影が出来ませんでしたが、近くに駐車場も出来て、より気軽に立ち寄れる場所になりました。
そして、何気に今年で4年目の参加となった船上山さくらまつり。実は、この撮影がSEL70200GMのお披露目的な撮影になりました。α7IIとの組み合わせで挑みましたが、あまりのキレッキレ具合にホント脱帽でした。
ポートレート撮影でいえば、このHPでは紹介していなかったのが、6月のしまね花の郷での撮影会。当初はHPにも載せる意気込みで向かったのですが、どうにもモデルさんが素人さんのようだったので今回の記事まで自粛してました。
あいにくの天気だったのですが、それむしろ余計な影などを生まずに、いい感じに仕上がっています。これも70-200mm F2.8 G Masterで挑みましたが、さすがのボケ感です。
さらに、今年の6月の鳥取と言えば、そう『瑞風』の開業に沸いていました。6月ということで、ちょうど陽が長い時期で、夕陽をからめての撮影に挑んでみました。Twitterにも掲載したところ、今年一番の反応を頂きました。
こちらもそうですね。リヤ側なのがちょっと残念ですが、時間帯と走る方向がそんなに選べるものではないので、まあ致し方ないですよね。
α6500+SEL1018【トリミング】、10mm、ss:1s、f/14、ISO-100
そして、7月に入れば花火の季節。今年も、まずは浜坂の花火大会で予行練習。
α6500+SEL1018、10mm、ss:4s、f/20、ISO-100
続いて翌週の香住の花火大会でガッツリと…。この流れはここ数年同じ感じですね。香住の花火大会を3年連続で見ていますが、やっぱりいいですね。
そして鳥取の夏といえば、しゃんしゃん傘踊りですね。今年で3年目となりましたが、実は6月から職場の練習にも参加していたので、何気に2ヶ月間はどっぷりとしゃんしゃんモードでしたね。α9もレンタルしてSEL70200GMとの組み合わせで挑みましたが、来年はα7RIIIとの組み合わせになるのかな?。
気付けばEマウントフルサイズが完全装備へ
じゃじゃ~ん!。
これが私のこの2017年末時点のEマウントフル装備です。
2016年末にα7IIを購入して以来、フルサイズ化にも拍車がかかり、気づけばこのザマです。
ついにサーキット撮影もEマウントで
私の今年のカメラ生活で1つ大きな出来事が、このサーキット撮影のEマウント化です。
正直、α6500×SEL100400GMで何処まで撮影出来るのか分からないまま、SEL100400GMに手を出してしまったところがあったのですが、鈴鹿1000km・オートポリス2&4・スーパーバイク@岡山・S耐最終戦@岡山の秋の4連戦をすべてα6500×SEL100400GMで使い倒してみたところ、十分撮れちゃうことが分かっちゃったんですね。
この組み合わせの良いところは、一番は機材の容量が小さくなって、バッグを選ばなくなるというところ。昨年、150-600mmを購入してからバッグ選びも悩んでいましたが、SEL100400GMのサイズ感は抜群にいい。しかも、×1.4倍テレコンを付けても全然小さいので、いいんですよね。そして何より、SEL100400GMの性能が抜群にいい。解像感がSAL70400G2よりもいいし、ズームリングのトルク調整がまた抜群にいい。邪魔になりがちな三脚座も根元から外せるし、本当に便利。さらに、α6500の方も秒間8コマのライブビュー表示に対応しているので、はじめはα77IIのアフタービューに慣れていて違和感がありましたが、今ではライブビュー表示じゃないと撮れなくなったぐらい。
なので、α77II×150-600mm時代に約30%ぐらいだった成功率が、α6500×SEL100400GMでは約40%ぐらいに上がっているし、写真の解像感もいい。構図の収まりとしても、撮り逃しが格段に減っているし、何よりα6500のシャッターが気持ちいいんですよね。なので、この秋の4連戦で使える実感を持ったことで、α7RIII購入に向けて、α77II×150-600mmが手放せるキッカケを作ってくれました。
実際は結構悩んでいたα6500導入
今でこそ、シレッとα6500を使っていますが、その導入については結構悩みました。詳しくは当時の記事でも記載をしていますが、α6300を発売直後に飛びついた私にとっては、α6300からα6500へのステップアップの必要性をあまり感じていなかったんですよね。タッチパネルも使わないし、手振れ補正もあるに越したことはないけど、サーキットなんかでは使わないですし。
ただ、そのα6500購入を踏み切らせたのは、実はα7IIの存在。確かにボディからして撮りやすいし、個人的にはちょうどいいサイズ感ではあるのですが、やはりα6300/6000を使っていた身としては、どうしてもヘビーになるのが否めないんですよね。もちろん、レンズも大きくなるし。なので、α7IIを手にしたことで、α6000シリーズのサイズ感を再認識することになったんです。万が一、α7III(仮)が出たとしても、おそらく使い続けるだろうと。そうなれば、手振れ補正も搭載している最新機種に手を出しておこうと思い、α6500を手にすることになったのです。
実際、このα6500を手にして、「やっぱり良かったなぁ…」と思いましたね。結構大きいのはグリップ感で、一回り大きくなったグリップにより撮影がしやすくなりました。あとはバッファーの強化。普通の撮影なら、途中で息切れするなんてことは無いですからね。あと、AFもα6300よりも気持ち良くなった気がします。本来は、センサーが共通なのであまり変わらないはずなのですが、精度や追尾という点では良くなった感じはしますからね。
あと、私にとって不可欠な縦位置グリップ。これが、新世代のものになって、グリップ感がとてもよくなりました。また、以前の世代のものだと、たまにバッテリーのエラーが出ることがあったのですが、そういったことも一切なし。ケーブルが邪魔という点さえ気にしなければ、もはや純正品かと思うぐらいのクオリティです。
気付けばフルサイズへステップアップ
何気に悩まされたα7II
一方で、昨年末にキャッシュバックキャンペーンもあり、α7IIを購入。当時の記事にも書いたとおり、元々、α7IIの性能に納得して購入したのではなく、α7III(仮)への布石として購入しました。
そのため、今年のお姉様方の撮影や船上山のさくらまつりといったポートレート系は、ほぼほぼこのα7IIで撮影しました。そこまで暗いシチュエーションで使ったということはありませんでしたが、バッチリきたときの写りの良さはさすがフルサイズ。春に購入したナナニッパレンズとの組み合わせも、たまらなくいい感じでした。
ただ、その一方で、この1年弱使ってきて分かったのは、ボディの性能差でした。元々、α6000→α6300→α6500とEマウントAPS-C機をステップアップしてきた私にとって、α7IIのAFエリアの狭さ・AF速度の遅さ・顔認識/瞳AFの悪さ・連写速度の遅さの4点がもうフラストレーションでしかありませんでした。特に、サーキットでお姉様方の撮影を担うことが多かったα7IIにとって、顔認識/瞳AFの悪さは致命的で、度々このサイトでも愚痴を言っていたとおり、肝心なときにAFが来なくて撮り損なう、撮れたと思っていたらピントが盛大にズレているという場面が結構多く、「いくらいいレンズを買っても、それに見合ったボディでないとダメだ」と痛感されたのがこの1年でした。だからこそ、α7RIIIが発表されたときに、思わず飛びついてしまったのです。
ついにα7RIIIへ
で、そのα7RIII。久しぶりに予約までして購入しましたが、いや、そのポテンシャルたるや、全然違います。センサーこそα7RIIから引き継いでいるものの、AF性能は各段に良くなっていて、他にも細かい進化点がたくさんあり、それこそ「不満点のないカメラ」に仕上がってくれています。確かにα6500と比べると、サイズ感も重量感もアップしてしまうので、いつもα7RIIIで…というのは厳しい面もありますが、本腰で撮りに出かける場合は、間違いなくα7RIIIになるでしょう。
来年に向けては、このα7RIIIでどこまでサーキット撮影が出来るのか、という点でしょうね。APS-Cクロップでもいいので、α7RIIIで撮れてくれたら、もうこれ一台だけでサーキット撮影すべてが解決してくれる。それはそれで嬉しいですね。
レンズ
今年購入したのは、
・FE 70-200mm F2.8 GM OSS
・FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
・FE 24-105mm F4 G OSS
の3つ。厳密にいえば、昨年末に購入していた24-240mmもあるので、4本になっちゃうかもしれません。さらに、×1.4倍と×2倍のテレコンも買っちゃいました(こちらはいずれも中古ですけどね)。
その一方で、
・Aマウントレンズ一式(SAL70400G2、150-600mm、16-35mm F1.8、16-50mm F2.8、70-200mm F2.8)
・FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
・Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
・E 30mm Macro
を手放しました。なので、レンズ群については結構整理されました。
FE 70-200mm F2.8 GM OSS
まず、春に購入したSEL70200GMのナナニッパのレンズ。これはやはり、α7IIを購入したからというのも大きな理由ですが、やはりポートレート系では必須のレンズですからね。ちょうどギリギリ船上山さくらまつりに間に合いました。
実際、このレンズの写りは、「さすがG Master!」と叫びたくなるぐらいの描写です。ピントがきているところの解像感とボケ感。これが両立してくれているというのが素晴らしいです。何気に、テレコンが使えるというのもうれしいですしね。
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
また、今やサーキット撮影レンズのポジションを確立した100-400mmのこちらもG Masterレンズ。正直、購入は結構悩みましたが、150-600mmを使っていた身としては、このサイズ感と使いまわしの良さは大変うれしいところです。最近流行りの任意の焦点距離のところで軽いロック機構が働くようなものは搭載されていませんが、ズームリングのトルクを調整することができ、これをタイトにしておくと、普通に撮影をしている分には焦点距離が変わってしまうなんてことはありません。
そして、このレンズも超望遠レンズとは思えない描写をしてくれます。正直、Aマウントの70-400mm G2は解像感が落ちる印象がありましたが、このレンズはナナニッパと同じようにピントがきているところの解像感はバッチリ来ます。むしろ、今までシャッター速度なんかでごまかしていたところがモロに出てしまうぐらいなので、このレンズから乗り換えるというのは結構難しいかもしれませんね。
FE 24-105mm F4 G OSS
そして、24-105mm F4。まだ手にしてしばらくしか経っていませんが、α7RIIIを購入したことで、間違いなく普段使いもα7RIIIになる可能性が高く、そうなったときに24-105mmという画角が使いまわしがいいんですよね。もう少し望遠が欲しければ、APS-Cクロップすれば150mmぐらいまでは撮れちゃいますし。あと、私にとっては、そこまで標準ズームでF2.8まで必要ないですし。
近々手放すレンズはある?
実は、今年、容赦なくレンズを手放しています。
購入 | 売却 | |
カメラ ボディ |
・α6500 [6月] ・α7RII [11月] |
・NEX-5T [4月] ・α6000 [4月] ・α77II [10月] ・α6300 [10月] ・α7II [10月] |
レンズ | ・FE 70-200mm F2.8 GM OSS [4月] ・1.4x Teleconverter [4月]【中古】 ・FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS [7月] ・2.0x Teleconverter [8月]【中古】 ・FE 24-105mm F4 G OSS [11月] |
・DT 16-50mm F2.8 SSM [4月] ・SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM [4月] ・TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di [4月] ・70-400mm F4-5.6 G SSM II [4月] ・E 30mm F3.5 Macro [7月] ・FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS [7月] ・TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di [10月] ・FE Vario-Tessar FE 24-70mm F4 ZA [10月] |
いずれも、新しいレンズに化けたという意味合いもありますが、それぞれ課題もあったのも事実。30mm Macroは元々Aマウントレンズを持っていて、それの代替として購入していたのですが、必要頻度が低いし、30mmという画角が物撮りをするにしても、使い勝手が良くないんですよね。
あと、70-300mmは比較的コンパクトなのですが、マシン撮影をするには300mmは中途半端だし、普段使いをするにしても開放での描写がイマイチだったんですよね。それで、100-400mmを手に入れたことで手放すキッカケが出来たという訳。
24-70mmはそもそも評判がいいレンズでは無かったのですが、フルサイズを前にして、「持っておかないわけにはいかない」と思って購入していたのですが、α7IIがAF速度とエリアの関係でメイン機になり得なかったので、ほとんど使いませんでした。その後、24-105mmが登場したことで、そちらをメインで使うことに間違いなくなるので、打ってしまいました。
あと画角的に被っていたりして売るかどうか…と考えるとすれば、
・SEL70200G
・SEL24240
ぐらいなのかな。70-200mm F4は、ここのところ「手放そうか…」と幾度となく考えているレンズですが、サイズ感がちょうどいいというのも事実。特に、私の場合、APS-C用の望遠レンズを持っていないので、α6500で撮るにはちょうどいいんですよね。仕事で野外撮影をするのに、ナナニッパを持ち出すのはなかなか気が引けるし、野外ならF4開放で十分使えるし、何よりこのレンズって、F4開放でもバッチリ映るからね(SEL70300Gよりも断然いい)。ただ寄れないんだよねぇ…。しかも、ナナニッパを購入してから、ほとんど使ってないのも事実。
一方、ここにきてやや雲行きが怪しいのは、24-240mmの高倍率ズームレンズ。個人的には、α7IIIが登場して、フルサイズが常用機になれば活躍してくるのかなぁ…とも思っていましたが、24-105mmの登場で24-240mmの使用頻度は間違いなく落ちそう。なんたって、α7RIII×24-105mmだと、APS-Cクロップで150mmまで使えるので、お出かけ系はこれで十分になっちゃいそうだし。ただ、例えば雨が降るときのピットウォークやグリッドウォークには結構心強いと思うんだよね。そういうい面では唯一無二。正直、それだけの為に置いておいてもいいような気もする。
あと、何気にLA-EA3が手元に残っているんですが、もうAマウントレンズは手元に残ってないし、万が一、レンタルを考えても、Aマウントのレンズを使いたいというシチュエーションはまずないので、こちらも売っちゃってもいいかもしれませんね。
そう考えると、SEL70200GとLA-EA3かなぁ。
ついにAマウントは終焉へ
私がデジイチデビューをしたのが2011年6月に購入したα55。当時の購入秘話が当時のBoyakiページにも書いていますが、当時は初代NEX-5とα55でどちらにしようか悩んだものですが、UIの関係でα55をチョイス。それ以来、2014年にα77・α77Ⅱとステップアップをし、一時はレンズも超広角から超望遠まで9本のラインナップを揃えていた時期もありました。
それが、2014年末にNEX-5Tをある意味偶然的な感じで手にして以来、Eマウントの階段を歩き初め、α6000を導入したことで一気にその階段を駆け上がり始めます。特に2016年春のα6300の登場が私の中で完全にEマウントに舵をとる決定打となり、このタイミングで使用頻度の低いAマウントレンズを手放しました。それ以来、Aマウントは徐々に尻すぼみとなり、気付けば2016年5月のモデル撮影会以降、Aマウントは完全にサーキット専用装備となり、ついには今年の春にEマウントのナナニッパレンズ購入のタイミングで、150-600mmを除くAマウントレンズを一気に売却。
そして、今年の夏、Eマウントの100-400mmが登場し、これで十分Eマウントでサーキット撮影が出来ることが確認出来たことで、私の中でAマウントの役割は終了し、秋にα7RIIIと24-105mm F4の軍資金として、α77Ⅱと150-600mmを売却し、完全にAマウントは私の中で終焉しました。ということで、結果的には、この6月の鈴鹿でのS耐が私にとっての最後のAマウントということになったようです。
α55から6年間、Aマウントならではのグリップ感や3軸チルト液晶はEマウントには出来ない部分だったのですが、やはり、生かさず殺さず状態のAマウントで、新しいレンズも出ない中、Eマウントが飛び抜けた性能を示していくのに、これ以上Aマウントを続けていくのは無理でしたね。
そういう意味では、結構いいタイミングだったのかもしれません。私の場合、たまたま終焉が今年でしたが、サーキット撮影をしなければ、去年の頭にはもう終焉していましたからね。それでも、レンズの関係でここまで引っ張っていたというのが本音ですからね。
ちなみに、このグラフは2011年以降のマウントの割合です。Eマウントを手にしたのが2014年12月。Aマウント最後の撮影が2017年6月。なので、Eマウント導入から約2年半でAマウント終焉ですか…。
いやいや、ありがとう!Aマウント!
今年一番使ったカメラ&レンズランキング
カメラ部門:何だかんだでα6500がダントツ
まずはカメラ部門ですが、明らかにα6500がダントツで1位です。全体の約40%を占める圧倒的な数です。もちろん、夏以降、α6500でサーキット撮影をしたというのが大きく影響していますが、それでもα6500の6割程度しかないんです。なのにこんなに枚数が伸びたのは、6~8月にかけてしゃんしゃん祭りの職場の練習で撮影していたのが大きく影響しているように思います。
2位はα7II。これは、サーキットでのピットウォーク、グリッドウォークの撮影をはじめ、さくらまつりやモーターショーも撮影しているので、なかなか検討しています。
3位のα77IIは、昨年の4割程度にまで減少しましたが、最後のAマウント機でしたね。
4位のα9はしゃんしゃん祭りにレンタルで借りたモノで、前夜祭と当日の二晩の撮影だけで、ここまでのランクイン。どれだけ連写が恐ろしいのかが分かる順位です。
そして、5位はα6300。昨年第2位でしたが、やはりα6500にスイッチしたことでここまで順位が落ちました。
レンズ部門:圧倒的な枚数で70-200mm F2.8
そして、レンズ部門ですが、栄えある第1位は、70-200mm F2.8 G Masterレンズです。これは自分でも集計をしていて驚きましたが、サーキット撮影に使っているレンズの方が上位かと思いきや、ナナニッパが全体の約半数という圧倒的な枚数でした。これは、サーキットでのお姉様方の撮影に、しゃんしゃん祭りでの撮影、ポートレート撮影などなど、とにかくプライベートでもモータースポーツでも安定して使っている証拠ですね。ここまで使えば、高い金を叩いて買った甲斐ががあるというものですね。
2位は、100-400mm G Masterレンズ。このレンズは、夏に投入して4レースでこの順位なので、来年は大きく伸びるでしょうね。ただ、サーキット系のレンズは実際には撮影している枚数はこの枚数の2.5倍ぐらいあるので、そのあたりはご勘弁を。
3位は、唯一のAマウントの150-600mm。所有としては1年ちょっとのレンズでしたが、やはり600mmまで使えるということで、サーキットでの撮影がまた一皮むけた感じがしました。
4位は、70-200mm F4 Gレンズ。実は昨年の1位はこのレンズで、先のナナニッパレンズを手に入れるまでは、このレンズが主力の望遠レンズでした。さあ、来年はどれぐらい使うのかな?。それによって売却も視野に…。
そして、5位は18-105mm F4。これって、実はしゃんしゃん祭りでのサブカメラマンにこのレンズとα6300の組み合わせで貸していたのでこの順位になっちゃってます。なので、実質的には6位の16-70mm F4が5位みたいなもんですね。
データ管理方法も見直しへ
管理のやり方を見直し
私の場合、XXXX年フォルダの中にXX月フォルダがあって、基本的にはその中にぶち込み、撮影に出かけて枚数がある程度まとまっているものについてはさらにフォルダを作成して、その中に入れるという方法をとっていました。また、枚数が枚数になってきたことから、数年前から、プライベート写真と仕事写真に大きく分けた形で整理をするようになってきました。
しかし、さすがに去年今年とサーキットにこれだけ足を運ぶようになると、プライベートの中でのサーキットの割合がかなり高まってきてしまいました。また、普段管理に使用しているLightroomで、RQのお姉様方を顔認識で分類しているのですが、Lightroomではカタログごとに顔の登録をしているので、「出来るだけRQの方だけ顔認識で使いたい=そのカタログの中でRQしか顔認識させられない」という現状がありました。その一方で、プライベート用も仕事用もすべて1つのカタログで管理をしてきていました。
そのため、この秋に管理のやり方を見直し、プライベート・モータースポーツ・仕事の3つに仕分けて管理をするようにし、さらにそれぞれのデータごとでLightroomのカタログを分離させることにしました。これによって、プライベート用はプライベート用として顔認識をすることが出来るようになりました。正直、なんで今まで気付かなかったんだろう…って感じです。
保存方法を見直し
さらに、今年はデータの保存方法も見直しました。昨年の記事にも少し記載していたとおり、RAIDシステムのDroboとNASを導入しました。
当初は、どんどん増えていく容量に対して、容量拡張が可能なRAIDシステムであるDroboが便利だなぁと思って導入をしたのですが、しばらくはバックアップシステムとして活用をしていました。そこに、別件で我が家のDLNAサーバーとして試しに購入したSynologyのDS216Jを導入したら、これがあまりにも使い勝手が良く、秋に同じくSynologoのDS918+を導入。
それにより、RAWデータは速度と安定性を考慮して、DroboをMasterとして、NASがClone(但し、PrivateとMotorSportsのみ)。JPEGやMovieデータは、家庭内でDLNAで閲覧することを考慮して、NASをMasterとし、DroboをCloneで管理をするようにしています。本当は、DroboもNASも一様はRAID5相当で1台のHDDが故障をしても大丈夫なようにはしてあるのですが、まあ念には念を…ということでそうしています。
バッグ探しはひとまず完了!?
2016年以降はサーキットに足を運ぶ回数も増えてきましたが、晴天時はNikonのSP-OSB、悪天候時はManfrottoのPL-3N1-35というスタイルに固まってきていました。
ただ、今年の夏に、Eマウントの100-400mmというレンズが登場し、×1.4倍のテレコンバーターを装着しても実用的だったことから、脱Aマウント・脱150-600mmに舵を切ることになり、カメラバッグに求められる性能も少し変わってきました。
あくまで、サイズ的にダウンサイジングする方向なので、これまでのManfrottoのバッグではダメなの?と思うかもしれませんが、実はやはりちょこちょこ不満点はあり、新しいモノを探していました。そこに登場したのがこちら。
”GRAPH GEAR NEO”シリーズの多機能カメラバックパック「DGB-P01BK」。さぞかし、いいカメラバックメーカーなのか…と思いきや、実はカメラ周辺機器でお馴染みのELECOMさんの製品です。
正直、今思い出そうとしても、なぜこのカメラバッグにたどり着いたのか、あまり記憶にありません。それこそ、Amazonで物色していて、たまたま目に止まったぐらいの気がします。
このバッグ、恐ろしいぐらい私が求めている機能をすべて盛り込んでくれているバッグなのです。
そもそも雨に強い生地な上に止水ファスナーで作られているし、上部には2つの大きなポケットがある一方で、下部は両サイドからアクセスが可能。さらにその両サイドにはボトルホルダーがあり、片方にドリンク、もう片方に一脚という使い方も可能なんです。それでいて、1万円台半ばと、もうこれで決まりでしょう!というぐらいの性能です。
Lightroomでゲームコントローラーを使うという方法
今年の写真のワークフローで、結構画期的だったのが、Lightroomの操作にゲームコントローラーを使うという方法です。
これ、元々は、BackSpace FMやYouTubeでお馴染みのドリキンさんが、「Premiereの編集をするのにPS4のコントローラーを使ったら劇的に作業がスムーズになった」というコメントを度々していて、ふとしたときに、「これってLightroomでも使えるんじゃないのかな?」と思ったのが発端でした。
PS4のコントローラーなら、割とすんなりPCでも使えるようですが、私の場合はPS3しか持っていなかったということで、市販の変換ケーブルを購入して使っています(もちろん、ゲーム機用のコントローラーを使わなくても、PCで使えるコントローラーを使えばいいのですが、個人的にはこのPSの形が好きなので、そうしました)。
で、私の場合は、
十字キー:各左右ボタン |
R1:スライダーを小さく増加(,) ※L1/L2は最近ちょっと変えています |
に設定しています。
もちろん、Lightroomのショートカット運用のコツは、CAPSロック。CAPSロックの状態で、不採用・採用をしていくと、自動的に次の写真に変わり、どんどんと採用・不採用を付けていくことが出来ます。以前は、このCAPSロックを使ってしていましたが、これだと色フラグを付けたときも自動的に次の写真に変わってしまうので、赤フラグと採用フラグを同時に付けることが出来ないので、最近はCAPSロックは使わないようになりました。
その代わりに、マシン撮影のように、とりあえず採用・不採用を片っ端から選別したい場合は、フィルター機能を使って「フラグ無し写真」を抽出しておき、それで採用・不採用・赤+採用・黄+採用をしていって、どんどんフラグ付けしていく方法を取っています。それ以外で単純に選抜だけをしたいときは、十字キーで操作しながら、いい写真をポンポンフラグを付けていくスタイルのいずれかを使うことが多いです。
抽出作業をこのコントローラーでやるだけでも、結構作業効率が上がるようになりました。時間に余裕があれば、事前に1:1プレビューを作成しておいた方が、プレビューの表示にストレスが無くなるので、作業がスムーズになると思います。
一方で、RとLにスライダーを割り振っていますが、これは現像モジュールの時に、おおよそほとんどは露出を微調整することが多いので、これをパンパン操作できるようにこうしています。ちなみに、小さく増減すると0.1EVずつ、大きく増減すると0.33EVずつ変化してくれます。
ちなみに、MIDIキーボードから操作をする方法もあるようで、一般的にはそちらの方が主流なのかもしれません(詳しくはStudio 9さんを参考に)。最近では専用のコントローラーも登場してきていますし。ただ、私の場合、一度調整してしまうと、それほど細かく設定せずに、設定のコピペで行ってしまうことが多いので、これで今のところはいいですけどね。
PC用のゲームコントローラーでもいいですし、私のようにゲーム機用のものをコンバートするケーブルを使って接続することも出来るので、写真整理に手を焼いている方にはオススメです。
今年のベストバイTop.10
第1位:α7RIII
もう1位は言うことないですね。
第2位:SEL100400GM
α7RIIIが出てなかったら間違いなくこれが1位だったでしょうね。買うときは結構迷って勢いで買ってしまったところがありますが、想像していたよりもいい方に裏切られた感じです。
第3位:SEL70200GM
2位に続いてのG Masterレンズ。解像感、ボケの良さ、取り回しの良さと意を決して買っただけのことはありました。
第4位:SEL24105G
これまでAPS-Cで16-70mmを使ってきていただけに、この画角の良さは間違いないだろうと思っていましたが、ホント、ドンピシャです。このレンズのお陰で、α7RIIIが引き立つという感じもします。
第5位:グリップエクステンション
実はこのグリップエクステンション、年末ギリギリに購入したのですが、いやあ、マジでいいですわ。確かに1万円ちょっとという値段が、SONYにぼったくられた感じは否めないですが、それだけの価値は十分あります。特に、左親指でAF-ONボタンを押そうと思うと、どうしても前側でのグリップがしっかりしていないといけない。ただ、いつも縦位置グリップを装着するには重い…という場面にとても重宝しそうです。何ならα6500に装着したいぐらいです。
第6位:Synology NAS&Drobo 5C
あえて2つをまとめてしまいましたが、データ管理のシステムです。前者はNASですし、後者はRAIDシステム。何気に大きいのはSynologoyのNASですね。私個人としては結構久しぶりのNASだったのですが、外部から自宅のNASのデータを職場のPCからダウンロードできるというのはとても便利です。音楽データも、スマホからNASのデータを再生出来たりしますし。そういった意味では、関連機材の中では一番衝撃が大きかったかもしれませんね。
第7位:ELECOM / GRAPH GEAR NEO DGB-P01BK
ここ数年、悩んできていたサーキット用のカメラバッグでしたが、ようやく結論が出たといえるバッグに出会うことが出来ました。もちろん、先のSEL100400GMの登場で、Eマウントでサーキット撮影が出来るようになり、荷物がコンパクトになったというのも大きなポイントではありますが、何よりも驚きなのは、このバッグがELECOM製というところですよね。結構細かい所に気が利いているバッグで、この秋以降のサーキット撮影はコイツと共に…ってぐらいでしたからね。
第8位:Velbon / ULTRA STICK SUPER 8
以前からVelbonの小型の一脚を使っていたのですが、先のELECOMバッグを購入した時に、「もうちょっと一脚が小型にならないかなぁ…」と思っていたところに出会ったのがコチラ。正直、コンパクトな分、強度がどうなんだろう?という心配があったのですが、幸い近くのカメラ屋さんを訪れたときに現物があり、私が使う分には十分な強度だということが分かり、早速購入をしました。
三脚座のネジ部分が通常のものよりやや短めで、少し心許無い感じはありましたが、アダプターをかませることで、強度的には改善しました。
第9位:α6500
本当はもうちょっと上でも良かったのでしょうが、やはりα7RIIIの衝撃が大きすぎてちょっと下位に沈んでしまいました。
第10位:Arturia BeatStep
商品名を見ても「?」という感じかもしれませんが、実はLightroom用に使うMIDIコントローラーを買っちゃったんですね。また機会があれば紹介したいと思います。
来年のカメラ機材はこうなる
大本命◎:新Windowsマシン
いきなりカメラ機材じゃない…。
でも、ここ数年考えてはいるんだけど、カメラ機材の方が優先されて遅れ遅れになっているので、いい加減、新しいPCマシンでWindows10で運用したいんですよね。ちょうどカメラ機材の整備もひと段落した感じもあるので、もう買うなら今でしょうね。一様、今のマシンでも特別スペック的に大きな不満があるわけでは無いですが、今のは2012年5月購入で実に5年半経過しているので、出来れば春までには購入したいというところ。
データ管理は、今年で完全にNAS×Drobo運用になったので、PC内のストレージ容量はそれほど心配はない。むしろ、PC内はOS(500GB M.2 SSD)・Lightroomカタログ用(500GB SSD)・一時ドライブ用(1TB SSD)の3つのSSD構成というやり方にしたいなぁと思っています。
あと、この新型マシン導入と同時に考えているのは4Kモニターの導入なんですよね。普段使いなら、今の22~24型サイズの液晶で問題ないのですが、やはりLightroomで画像整理をしたり、RAW現像をしたりすると、モニターの画面は広いほどいい。そう考えると、そろそろ4Kモニターが欲しいなぁと思うんです。それなら別に今のPCでも導入すればいいじゃないの?、と思うでしょうが、さすがに5年半前のPCということで、グラボから換えてかからないと対応できない。それに、4Kモニターとの相性はWindows10がいいと言われているし、それなら新PC導入のタイミングかなぁとここ数年は考えている訳です。
本命○:フルサイズ対応Eマウント広角レンズ
正直、今年で大方のレンズは、フルサイズでもAPS-Cでも揃ってしまった感じはあるのですが、あと手を出していないとすれば、フルサイズの広角レンズです。
実は、「フルサイズで広角レンズは要らないよ」とずっと思ってきたのですが、状況が変わってきたのは、α7RIIIを購入することになったから。だって、4,200万画素で広角撮りたいじゃないですか!。
レンズの型番が無いところからも分かる通り、実はどれにしようか決まっていません。
フルサイズの広角レンズといえば、
・SEL1635Z 約13万円
・SEL1224G 約19万円
・SEL1635GM 約26万円
の3つ。
さすがに広角レンズにG MasterのF2.8を必要とするシチュエーションはほぼほぼないので、GMは却下なのですが、問題は16-35mmにするか12-24mmにするのか。どちらもF4通しで同じ、重さは16-35mmの方が少し軽いけどそれほど大きな差ではなく、大きさも細く長い16-35mmに対して、短く太い12-24mmという感じ。どちらも評判のいいレンズなのですが、さあ、どちらにすべきか。
実は、APS-Cで持っている広角は10-18mm F4なので、35mm換算で15-27mm。となると、16-35mmって広角レンズでいえばこの中に包括されてしまう。過去にSIGMAのAPS-C用レンズで、8-16mmなんてレンズを持っていましたが、あれが35mm換算で12-24mm。あのレンズって衝撃的だったんですよね。12mmの超広角って、そうそう撮れるもんじゃないですからね。
そう考えると、あえて買うのであれば、金額はしますが12-24mmになるのかな。出来れば、一番使うであろう花火シーズンまでに欲しいけど、新品もなぁ…中古でいい出物があれば飛びつくかもな。
大穴△:中望遠単焦点レンズ(SEL85F18 or SEL100F28GM)
出来れば買うまいと思っているのですが、頭の片隅で実は気になっているのがこの85mm F1.8のレンズ。85mmといえば、やっぱりポートレートですよね。そりゃあ、G MasterのF1.4がいいのでしょうが、さすがに手が出ない金額。その点、このF1.8なら5万円台から購入出来ますからね。しかも、万が一、気に入らなくて売るにしても現状4.4万円の下取り価格が付いていることを考えれば、最悪1万円程度で使えることにもなるので、まあ痛くもないかな。
55mm F1.8をAPS-Cで使っていて楽しかったことを考えれば、85mm F1.8というのはフルサイズでちょうどその画角になるので、いいと思うんだけどなぁ…。
その一方で、もう1つ気になっているのが100mm STFレンズ。やっぱりボケ感だけいえば、STFレンズは魅力ですよね。あれは、普通の単焦点やズームレンズでは味わえませんからね。
ただ、F2.8と言いながら実質的にはT5.6と明るいレンズではないので、室内撮りは厳しそう。ただ、私がポートレートで使うとしても野外がメインだから、まあ今のところは問題無さそう。
ちなみに、新品だと16万円弱しますが、中古だと14.5万円。下取り価格が10.1万円。お値段的には85mmみたいに勢いで…と言うわけにはいかないでしょうね。
おそらく、85mmと100mmの両方を手にするということはないだろうけど、どちらか手にしたい感じはありますね。あとは、SIGMAさんが2018年にもArtレンズの単焦点を出すという噂もあるので、そちらの動きも合わせて注目ですかね。
大穴▲:電波式ワイヤレスコマンダー FA-WRC1M
前々から気になっているのが実はこれ。そう、フラッシュを電波式のワイヤレスにするやつです。
といいながらも、実際はそこまで使用用途が多いわけではないのですが、 いざという時に、本当はワイヤレス発光したいんだけど…というのは実はちょくちょくあるんですよね。ただ、問題なのは如何せん、そこそこの値段がするというところ。このコマンダーで約3.5万円するし、ワイヤレス発光に対応したフラッシュとなるとHVL-F45RMも約4万円するので、この組み合わせだけで何気に7.5万円もしちゃうんですよね。かといって、レシーバーのFA-WRR1を買うという方法もあるけど、2万円する割には結構場所取るし。それなら、今持っているHVL-F43MがEマウント機で使うと大きすぎて使いづらいので、そっちに切り替えてもいいかなぁとも考えています。
あとは、サードパーティー製でNissinのAir10sというのもありかなぁと。発売がノビノビになっている感じはありますが、こちらならAir10sとDi700Aをそれぞれ単体で購入しても4万円で買えますからね。
そのほかには…
APS-C Eマウント機
これ、出し方によって結構悩みそうな気がします。
もし、α6500の正常進化型であのボディ感で登場するなら、おそらくα6500を下取りに出して、その新型機を買うでしょう。
一番悩ましいのは、APS-Cサイズのα9クラスのマシン「α9000(仮)」「α6(仮)」が登場した場合です。つまり、ボディサイズはα9/7RIIIで、APS-Cで電子シャッター20コマ/秒×ブラックアウトフリーという能力。個人的にはコマ数としては秒間20コマなんて不要で、秒間10コマもあればいいんです。それよりも大事なのは、ブラックアウトフリーの方で、α9とα7RIIIの機能差を見ても、「ブラックアウトフリー=撮影中もAF追従が可能」なので、AF追従能力を高めようと考えると、ブラックアウトフリーは必須機能になりそうなんです。
いや、それはそれでいいんです。それだけならα6500の買い替えをすると思うので。それよりも重要なのはボディサイズで、フルサイズ機を手にして感じるのは、やはりEマウントAPS-C機の軽さ・コンパクトさなんですよね。だから、少なくとも1台はあのサイズ感の機種は1台は手元に置いておきたい。そうなると、もしα9000(仮)がα9/7RIIIボディで登場するとなると、α7RIII+α9000(仮)+α6500の3台体制になっちゃうんですよね…う~ん、でも仕方がないか…。
UHS-II対応SDカード
α9の登場からひそかに考え始めているのがこれ。しかも、α7RIIIを購入をしたことで、いよいよ我が身になってきました。
ただ、これもとにかく値段が問題。64GB以上になると1万円越えになるし、かといって今さら64GBとかでは足りないですからね。
まあこの点については、実際にα7RIIIでサーキット撮影をしてみて、UHS-IIの必要性を感じるかどうかで判断する感じになるかと思います。
2018年の撮影計画
モータースポーツ
2/4 | 5/13 | SFオートポリス | 8/19 | SFもてぎ | |
2/11 | 大阪オートメッセ | 5/20 | SGT鈴鹿 | 8/26 | 鈴鹿10H |
2/18 | 5/27 | SF/F3 SUGO | 9/2 | MFJオートポリス | |
2/25 | CP+ | 6/3 | S耐富士24H | 9/9 | SF 岡山 |
3/4 | 富士S耐テスト | 6/10 | 9/16 | SGT SUGO | |
3/11 | 鈴鹿ファン感 | 6/17 | 9/23 | S耐もてぎ | |
3/18 | 岡山ファン感(仮) | 6/24 | 9/30 | MFJ 岡山 | |
3/25 | 7/1 | ブラパンGT鈴鹿 | 10/7 | F1 鈴鹿 | |
4/1 | S耐鈴鹿/D1舞洲? | 7/8 | SF/F3 富士 | 10/14 | SGTオートポリス |
4/8 | SGT岡山 | 7/15 | S耐 オートポリス | 10/21 | WEC富士/MotoGPもてぎ |
4/15 | 7/22 | ブラパンGT富士 | 10/28 | SF/WTCR鈴鹿 | |
4/22 | SF/F3鈴鹿 | 7/29 | 鈴鹿8耐/F3岡山 | 11/4 | MFJ鈴鹿/S耐岡山 |
4/29 | 8/5 | SGT 富士 | 11/11 | SGTもてぎ | |
5/6 | SGT富士 | 8/12 | 11/18 |
岡山国際サーキット
まあ、ここは鉄板です。基本的には、ファン感・SGT・SF・MFJ・S耐の5つは行きたいところですね。2017年からの大きな違いは、SFが5月から9月に引越しになった点。その分、S耐がドンと遅くなりました。あとは、F3岡山ですが、これは今年のように大物が…みたいな話があったら考えようかな。でも、7月末って本当に暑いからなぁ…。
ちなみに、岡山国際サーキットといえば、これまでチケット引換えに苦戦していましたが、この秋、鳥取県東部にも無事セブンイレブンが上陸して、チケット交換も容易になりました。はい、それだけです。
鈴鹿サーキット
鈴鹿は、結構スケジュールが変わります。一番大きいのは、鈴鹿1000kmがGT3の10時間耐久になり、その関係でSGTが5月に移動したこと。今のところ、その5月のSGTと8月の10Hは参戦予定。本当はS耐にも行きたいですが、さすがにSGT開幕戦岡山と連戦になるし、なかなか春は大変なんですよね…。
鈴鹿ファン感は日程次第かな。というかむしろ、SGT鈴鹿が5月になったことで、公式テストがいつになるのだろうか?と。万が一、鈴鹿ファン感との兼ね合いでその前後にやるのであれば、1日だけ入ったりすることはするかもしれませんね。
オートポリス
オートポリスは、いよいよ行くとすれば、5月のSFはSGT鈴鹿と連戦になるので、7月のS耐か10月のSGT。S耐はたぶん行けそうな気がします。ちょうど翌月曜日も祝日だし、ちょうどいいかな。10月のSGTはWECとの兼ね合いで1週間前進してしまったことで、仕事との兼ね合いで行けるかどうかが微妙ですね。
気になる点
それ以外で気になる点とすれば、まずは大阪オートメッセ。正直、今年の人混みに懲りたので「もういいかなぁ…」と正直思ってたりしています。ただ、ちょうど連休になるし、動けない時期でもないので、メンバーを見て考えようと思います。
あと、気になるのは富士のS耐24時間。一度ぐらい富士に行ってみたいというのと、24時間というものも経験してみたいというのもあるので、ちょっと気になってます。ただ、今年が1回目になるし、まだ細かい不明なことが多いのも事実なので、今年の状況を見させてもらってから、2019年どうしようか、と判断してもいいかなぁとは思っていたりします。
それ以外
1月 | ◎花回廊イルミネーション | 5月 | ○美保基地航空祭 | 9月 | |
2月 | △大阪オートメッセ | 6月 | 10月 | ||
3月 | 7月 | △浜坂花火大会 ◎香住花火大会 |
11月 | ○どこか紅葉に… | |
4月 | ◎船上山さくらまつり | 8月 | ○しゃんしゃん祭り | 12月 | ○砂丘イルミネーション |
年明けはまずは花回廊のイルミネーションかな。去年は行こうとしたけど、ちょうど大雪が降ってしまって行けなくなっちゃったんですよね。なので、まずはここでリベンジをしておきたい。
船上山のさくらまつりももはや定番ですよね。出来れば、このタイミングで100mm STFとか85mm F1.4とか、レンタルでもいいから試してみたいですよね。
あとは、ここ数年リベンジ出来ずにいる美保基地の航空祭ですかね。2014年に参戦したものの、天候不良でブルーインパルスが飛ばず、その後3年連続でSF岡山戦と日程が重なっていて参加できませんでしたが、今年はSF岡山戦が秋に移動したことで、航空祭が例年通りの5月末なら久しぶりの参戦できそうです。ただ、あの当時と駐車場も変わっていたりするので、事前の情報収集は入念にしておく必要はありそうです。
花火は浜坂、香住が無難ですが、浜坂はもしS耐オートポリスに参戦するとなると日程が重なりそうなので、そうなると香住がぶっつけ本番になる可能性もありそう。ホントはこれに+αで神戸とか何処か撮りに行きたい気はするんですけどね。どこかいいところないかな?。
しゃんしゃん祭りは、まあ撮りに行くでしょうね。今年はα9をレンタルして挑みましたが、α7RIIIを購入したことで、来年はこれで挑めるかな。
う~ん、何か新しいチャレンジをしたいんだけどなぁ…。あっ、星かぁ!星取県だしな。