α撮影記 紅葉の旅2014 at 京都 Part.3 嵐山・天龍寺
(2014.11.22)
撮影日:2014.11.20(Thu.)
さて、昼からはどこに行こうか?
紅葉の旅2014、京都編の第3弾です。
金閣寺での撮影を終えて、駐車場に戻ってきたのが11:30。実はこの時点で、その次の行き先を考えていなかったのです。龍安寺も考えていましたが、意外とそうでもないのかなぁ…というのもあったり、いっそのこと、京都駅前のヨドバシカメラに行こうかとか…。
で、結局、「とりあえず嵐山に行こうかな?」という軽い気分で嵐山に決めました。ただ、おそらく一番の混雑をしているであろう嵐山。そこまでの道のりの問題もあるし、駐車場の問題もある。そのため、事前にプランの1つとして練っていた嵐電(らんでん)を使うことにしました。
嵐電とは、京福電気鉄道という京都市内を走っている鉄道の嵐山本線・北野線のこと。実は、夕方は北野天満宮でのライトアップを狙うことは始めから決めていました。そうしたときに、北野天満宮の近くの北野白梅町駅から嵐山まで嵐電が通っていることに気付いたのです。
格安だけど、決して広いわけではないので、CX-5でギリギリ、ミニバン系は少々キツイかも。
しかも、この北野白梅町(きたのはくばいちょう)の駅の近くにタイムズがあり、しかもここが1日600円と格安なんです。なので、金閣寺を出た後に、このタイムズに駐車をして、嵐電を使って嵐山に行く作戦を立てたのです。
ただ、ここで1つ気をつけたいのは、西大路通りのローソンのところの交差点は、中央分離帯があるので、北側から来ると右折をすることができません。なので、少し迂回をする必要があります。私の場合は、地図にもあるように、北野白梅町の交差点を右折して、洛星中学校の横を通って駐車場に入りました。
ちなみに、タイムズと北野白梅町駅の間にローソンとなか卯があります。ここに訪れたタイミングが昼前だったので、なか卯で食べてから嵐山に向かいました。観光気分は全くないわけですが、あとでも出てきますが、嵐山は大変な混雑で食事場所もままならない感じだったので、この作戦は結果としてアリだったと思います。
路線図は嵐電HPより拝借いたしました。
北野白梅町から嵐山までは片道200円。というか、嵐電は200円が均一運賃になっているので、どこまで行こうが、1乗車が200円に設定されています。しかも、嵐電の1日フリー切符は500円/日で売られているので、あちこち行く場合はそちらがオススメです。で、ワンマン列車になっていて、無人駅で下車する場合は、前方の運転席後部で支払をする形です。
ただ、北野白梅町と乗り換えをする帷子ノ辻(かたびらのつじ)、終点の嵐山は人がいるので前後の扉とも開いて、下車後に駅員さんに渡す形になります。なかなか都会の電車に乗るのに抵抗のある私ですが、そんな私でも無事に嵐山に到着しました。
嵐山駅の様子。田舎に居ると、終点形式のホームが斬新でいいですね。
平日でも大混雑の嵐山
嵐山に到着をすると、まぁすごい人!!。なかなか歩くのもままならないぐらいの人ごみです。この日は平日だったんですけどね。嵐山・渡月橋は、2007年11月に来て以来なので、7年ぶりか。
すごい人混みだったのが、この写真だと分かりにくいですが、ホント、すごい人でした。
参考までにマップを掲載しておきます。
でもまぁ一様撮りますか…
ぶっちゃけ、実は、嵐山に到着をした段階では、どこに行くという考えもなく、一眼もバッグにしまっていたし、特に撮影をする意気込みでも無い状況。ただ、それでもまぁ、一様、嵐山に来たから渡月橋に行かなぁとトボトボと…。
というのも、個人的にはいわゆる渡月橋バックの紅葉ってあんまり綺麗だと思わないんですよね。たぶん、普段から紅葉している山々を見ているからかなぁ?。紅葉だけで言えば、鳥取の周囲の方がもっと紅葉している山々はあるし、それなら蒜山や大山の辺りの方が綺麗ですからね。あと、こういう広い景色で紅葉を撮っても、あんまりパッとしないしね。
いずれも、Lightroom RAW現像時に補正を加えておりますので、
リンク先のExif値はあくまで撮影時の参考として捉えてください。
ということで、後半は普通とはちょっと変えて、桂川の対岸側でいろいろ絡めて撮影してみました。
気を取り直して、天龍寺へ
そんなこんなしていると、「せっかく嵐山まで来たし、夕方まで時間があるから、どこか撮りに行こうかなぁ」と思い始め、「確か、こんなところに天龍寺とかあったよな?」と歩きながら天龍寺に向かいました。宝厳院とも迷いましたけどね。
さすがにスゴい人です。
門からの参道が長く続きますが、そこだけでも十分紅葉を楽しめます。
参道は無料ですからね。
今回は、庭園でしっかり撮影したのでスルーしましたが、参道でも十分な撮影はできそうです。
庭園へGO!
庭園参拝は500円で可能です。
さらに100円追加することで、諸堂参拝も可能です。私は今回、庭園のみで。
庭園の目玉は、曹源池(そげんいけ)。ただ、午後からは完全に逆光です。
曹源池(そげんいけ)にはスゴいひとが集まっています。
確かに綺麗な曹源池ですが、なんか普通ですよね…手前に紅葉があったりするわけでもないので、なかなか絡めるのも難しいしなぁ…。
個人的には周囲の紅葉撮影の方が楽しかった
なので、実際には、曹源池を周回するような形で設けられている周回道に続く紅葉を、望遠レンズで狙っているほうが楽しかったですね。
周囲を囲まれている庭園なので、紅葉自体がとても綺麗です。
今回の撮影の特徴は、あえてアンダー気味に押さえながら、光と影を狙ってみたところですね。実際、もうちょっとアンダー気味でも良かったかなぁ…という気もしますが、こういう撮影ができるのも、そもそもの紅葉の葉が綺麗だからこそですね。