花火 at 浜坂ふるさと夏まつり 2015(2015.07.19)
撮影日:2015.07.19(Sat.)
2015年、1発目は今年も浜坂から
今年も花火の季節がやってきました。といっても、実は今回、当日の昼過ぎまで行く気はなかったのですが、知人に誘われたので行くことにしたっていうぐらいのノリでした。まぁ、そもそも開催自体を忘れていましたからね。でも、こういうのも撮って紹介しないと、なんかお姉様専門カメラマンと勘違いされては困りますからね。れっきとした、オールラウンダーなカメラマンです。
浜坂の花火大会は、今年で3年連続。もう、手慣れてきた感じです。昨年は、ちょっと離れた感じで、海越しに撮影をしましたが、今回はベタに浜坂県民サンビーチで撮影をしました。
やはり駐車は18時がリミットか
急きょ、行くことになって、「さて、何時に会場に着くようにしようか?」と考えたときに、2014年の記事では、「18時がリミットかな?」と書いていました。それを元に、今回は17:15頃には会場に到着しましたが、この時間帯で「だいぶん駐車場が埋まってきた」っていうレベルでした。あとで出てくる帰りの混雑のことを考えると、17時頃には到着してベストポジションを確保するのがいいでしょうが、遅くとも18時がリミットでしょうね。
いつも思いますが、ここのラストの尺玉30連発は結構な迫力です。やはり、周りを山に囲まれているので、音がすごいんですよね。
比較明合成するとこんな感じに
ちょっと、贅沢なぐらいやっちゃって見ました。意外といいんじゃないかな?。
練習撮影としてはボチボチでしょうか
今回は知人と来ていたこともあり、サンビーチのほぼ中央あたりで撮影をしました。撮影場所から、打ち上げ位置へは北西方向で、距離は近い方で300m弱、遠い方で400m強(Google Map測量)といったところでしょうか。風は、到着時刻はほとんど吹いていないか、わずかに海側からの風でしたが、昨年同様、19時頃から浜からの風になりました。
2台体制も考えなければ…
例年、浜坂の花火大会は、その年の予行練習的なところもあるので、今回はあえて画角はずっと固定で撮影をしていました。その方が、あとで比較明合成するのも楽ですし。
ただ、昨年はそこまで思わなかったのですが、海上に上げる花火が、ちょうど我々の目の前(北側)あたりまで飛んでくるんですよね。もうこれは、完全に画角外れ。こうなるなら、やはり2台体制で1つは縦構図、1つは横構図で向けておくのがいいんでしょうね。
やはり、設定は去年よりも明るくなっている気が…
あと、今回とても違和感があったのが、設定項目。Mモードでバルブ撮影は当たり前なのですが、今回の露出が、ISO-200のF6.3~F8あたり。今回がα77Ⅱでの花火撮影は2回目なのですが、前回(昨年の神戸)のときも、ISO-200で撮影しているんですよね。昔、α77で撮影していた時よりも1段は明るい設定。これ、どこか設定の問題もあるんでしょうかね?。ISO-100で撮影しようとすると、もう1段、レンズを明るくせねばならず、そうなると解像度なんかのことを考えるとどうなんだ?とも思うし。
やや明るめが印象的な浜坂の花火
また、RAW現像をしながら、「今回はちょっと明るめな感じに仕上げているな」という感覚がありました。そもそも、浜坂の花火を撮りたいなぁと思っていた時に、見ていた写真は、夕焼けのまだ明るさの残る空に打ちあがる花火だったんですよね。それを撮るには、今回の画角と露出はドンピシャ!だったような気がします。
やはり、撮影場所から打ち上げ場所が北東方向で、ほぼ、日の入りする方向と同じ事と、花火大会の中では序盤の大会ということで、日の入りの時間から打ち上げまでの時間が近いんですよね。
あと、いい感じで星も見えていましたね。写真によってですが、ちょうど花火の上に北斗七星のひしゃくの部分が見えているものもありました。
やっぱり、前に人はいない方がいい
今回は、それほど本気ではなかったということと、「多少、人が写っていた方が雰囲気があるかなぁ」と思って、それほど前方の人を気にしてはいませんでした。ただ、想定外だったのは、公式によく分からないLEDライトが配布されていたこと。毎回、ここの花火大会は、部と部の間に変なコーナーがあるのですが、今回はその1つで、町民歌を流しながら、このLEDライトを振るという、それこそどこのライブだ?というような演出をしていました。意外とそれはそれで綺麗だったのですが、これが花火の時も付いていると、正直邪魔です。また、最近多いのがスマホの映り込み。明るい画面が前方で動くと、すごい気になります。多少、頭が動くとか、人影が…ってのは気にならないんですけどね。やっぱり、この点、気を付けたいですね。
帰りの渋滞は、漁港を突破せよ!
浜坂の花火名物の渋滞。この花火大会のダメなのは、駐車場の情報を含め、一切広報していないということなんですよね。だから、県外から来る人なんかは、良く分からずに来るというのが正直なところではないでしょうか。だから、帰るときも大渋滞にハマります。スタッフが誘導をしていますが、あれもほとんど機能していないですし…。
で、ぜひ、鳥取方面から来る人は知っておいてほしいのですが、鳥取方面には抜け道があります。これは、ある意味、公式な抜け道があります。
通常は、マルワ水産のある浜坂高校西の交差点を通るのが普通なのですが、鳥取方面へは、遊覧船乗り場の方を通って抜けていく道があり、途中でこちらに誘導されます。実はここで問題なのは、「途中で誘導される」ってことなんですよね。というのも、例年、西側からの車が1列、北側からの車が2~3列で来て、合流地点で2列に、それがさらに1列になって、これが渋滞の1つの原因になります。これに対して、「鳥取方面が途中で誘導される」のは、この1列になってからなのです。しかも、誘導されたあとは比較的混雑なく、スルッと抜けることができます。
その一方で、普通の道路はこの漁協の建物の北側を通っていますが、建物の南側(いわゆる岸壁側)も車が通れるんですよね。今回、途中まで「行ける!」という自信が無く、「行こうか…行かまいか…」と悩んでいましたが、私の数台前の車が岸壁の方を抜けていき、しばらく戻ってこなかったので、私も同様のルートを抜けました。これだけでも相当早いです。
欲を言えば、駐車場を出た段階から、岸壁側をスルッと抜けて行けば、初めから渋滞フリーで行けれるかもしれません。これが抜けれるなら、おそらく10分単位で早く帰れるはずですし、それに応じて駐車のベストポイントも決まるはずです。
ちなみに、鳥取方面への抜け道は、絶対鳥取方面でないといけないという訳ではありません。事実、県道127号線に出たところで、左折する車も数台いました。あと、これで会場近くをスルッと抜けても、トンネルを2つ抜けて、諸寄の交差点を曲がるまでが、ここも渋滞します。どうやら、この諸寄の信号が、21時を過ぎると、点滅信号になるようで、それが逆効果で渋滞しているように感じます。この花火の時だけ、通常信号に戻した方が、渋滞が少なくて済むんじゃないかなぁとも思うのですが…。