夜桜 2020 at 鳥取・袋川桜土手(2020.04.03)
2020年の桜シリーズの第2弾は、こちらも県東部の桜の名所として有名な鳥取市内中心部を流れる袋川の桜土手です。
鹿野城跡の記事の時にも書きましたが、実は、久しぶりに津山城とか念願だった醍醐桜を撮りに行きたいなぁ~とも思っていたのですが、自粛ムードと自宅待機が全国的にも言われる中だったので、出来るだけ身近で済ませることにしました。
また、この袋川の桜土手も、当初はライトアップはしないという話だったのですが、急遽するという情報が入り、仕事終わりに撮影に向かいました。
鳥取県東部在住の方なら言わずもがなだとは思いますが、鳥取市街地の中心部を流れる袋川の右岸に並ぶ桜土手ですが、そのメインのライトアップは若桜街道から智頭街道の間です。
三脚を使って長時間露光
まずは、とりあえず、鹿野城跡と同じく、α7RIIIにSEL1635Zの組み合わせで三脚を立てて狙います。
今年は、花見橋自体がライトアップ+LEDライトが付けられたことで、とてもカッコイイ感じに仕上がっています。
このアングルは日本海新聞にも掲載されてましたね。
ここまで来ると、この電線をどうにかしてほしいな…。
それにしても、一気に雰囲気増しますね。
案外撮れちゃった手持ち撮影
今回、実は、先の組み合わせとは別にα6400にSEL1655Gの組み合わせも持参していました。ちょうど花見橋と智頭橋の間に鯉のぼりが吊してあるのですが、これを三脚で撮影すると被写体ブレしすぎてダメダメなんですよね。だから、F2.8の標準ズームだったので、何気なく試しにパシャッと撮ると…
ん!?、普通に撮れちゃうじゃん!。
しかも、APS-Cとはいえ、ISO感度は800~1600程度だから全然ノープロブレム。
「待てよ…、F2.8でそれぐらいってことは、F4で一段落ちたとしても…」と、α7RIIIの方でも試してみると…
いやいや、普通にこれでいいじゃん!。今まで三脚で煩わしく撮影していたのは何だったんだよ!。
まあ、もちろん長時間露光ではないので、他の人が映っているとそのまま撮れちゃうので、その辺りは気にしないといけませんが…
やはり、三脚を使うとなると、構図の自由度が低くなってしまうんですよね。それを考えると、手持ちでイケるのはやっぱり良いですよね。
桜に寄って撮影
続いて、桜土手の桜を寄って狙います。
最近、あまりこういうアングルがしっくり来ないのよね…。
う~ん、提灯をいい感じに生かせない…
で、結局引きの画になっちゃうのよね…。
下からの撮影はひと味違った雰囲気に
実は、このあたりで、もういい感じで撮れたから帰ろうと思っていたのですが、知り合いの方に声をかけられて、「下から狙うといい感じだよ」と言われ、どんなもんかな?と思って、土手の下に降りてみることに。
正直、三脚での撮影のままだったら、スルーだったと思うのですが、手持ち撮影が出来ることで、構図の自由度と被写体ブレを最小限に抑えることが出来るようになったんですよね。
じゃないと、この鯉のぼりは無理だもん。
そこに広角のアングルが生きてくるもんね。
この2枚の写真、F値以外は、シャッター速度もISO感度も同じ。なので実質一段違う。もちろん、RAW現像時に起こしているんだけど、こういうシチュエーションの一段ってやっぱり大きいよな。個人的には、広角~標準域のF2.8って、それほど強い必要性を感じないんだけど、さすがにこういうシチュエーションだと差が出てくるよね。