今年のカメラ生活を振り返る2019(2019.12.30)

振り返り

 デジイチを購入したのが2011年ですが、もうあれから9年。この年末恒例連載企画も何気に7年目に突入です。それだけ毎年写真撮っているってことですよね。

2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023

やはりまずはサーキット系から

 サーキットデビューが2013年、本格的に撮影を始めたのが2014年からなので、何気に7シーズン目となった今年のサーキット生活。

前半戦は機材の模索

 今年の序盤戦は、ホント、「機材模索続き」といった感じでした。

 そんな私のサーキット開幕は、3月の岡山のファン感謝デー。もう定番ですな。

 そういえば、初日の朝が雪という珍事もありましたね。既にノーマルタイヤにしていたので、さすがに焦りましたね…。

 そこで、その前に手に入れていたα6400を初めてサーキットに投入。

 やはり、この時のα6400のポテンシャルに驚いたんですよね。特に、あのトラッキングAFのエグさは衝撃的な感じがしました。ただやはり、中央EVF機ではないというところが、撮りにくさを助長しているとも感じていました。

 そんな私の気持ちとは裏腹に、α7IIIよりもα6400の方が実際の歩留まりが良い印象が残りました。

 そのため、続くS耐の鈴鹿開幕戦は、α6400をメインでマシン撮影をすることに。しかし、岡山よりも望遠性能を求められる鈴鹿。この頃から、画質低下を如実に感じ、「原因は何なんだ?」と悩み始めます

 そして、SUPER GT開幕戦@岡山。このGT戦は、初めてサーキットデビューをする知人を2人連れて行っていたので、久しぶりに朝のオープンピットにも行くし、いつもと少し行動パターンが違ってなかなか難しかったです。

 また、決勝レースはこの写真が全てを物語っています。もはや、どこで撮影しているのかすら分らないレベルでした。こんなマイクナイトは経験がありません。そして、あまりのしぶきの酷さで、ヘッドライトの光が拡散してしまい、いつも使っている拡張フレキシブルスポットだとAFが迷って盛大にピントが外れちゃうなかなか難しいシチュエーション。

 続く、5月のGT鈴鹿戦は、GT戦としては初めて奮発をしてVIPスイートを確保。優先入場様々で、ホント、鈴鹿戦とは思えない快適な週末を過ごさせていただきました。

 ただ、マシン撮影に関して言えば、やはりしっくりと来ない印象が未だに残り、結局あれこれ試した結果、どうもこれは原因は100400GMに2倍テレコン使用というのが限界があるのだろうと痛感してしまった訳です。

後半戦はα9×200600Gの投入で世界が変わる!

 そこにSEL200600Gが登場。あまりにも大きいレンズなので、当初はスルーしようと考えていましたが、ここ最近の雰囲気から100400GMを手放し、200600Gに飛びつくことに。

 そして、それと同時に値段が大きく下がってきた一方で、アップデートで名実共にフラグシップに戻ってきたα9をついに導入することに。いやぁ、私がα9を買う日が来てしまうとは…。

 あくまでテスト撮影のつもりで向かった岡山国際の地方レース。ここで、200600Gのホールディングと写りの良さ、そしてα9のブラックアウトフリーとトラッキングAFの威力に完全脱帽。やっぱり違うな、って素直に思いましたね。

 続く、スーパーバイク。今まで2輪でマイクナイトなんて、望遠足りなかったり、テレコン装着するとAFで追いつかなかったりとなかなか大変なイメージしかなかったのに、もうサクッと撮れてしまいます。そういう意味では、α9と200600Gの組み合わせは、ある意味カメラマンをダメにしちゃう気もしてしまうぐらい

 そして、1年ぶりのオートポリスへ。そもそも今年のSUPER GTって天気に翻弄されるレースが多かったけど、このオートポリス戦はマジで翻弄されたって感じでしたね。レースも帰宅後、キチンと中継を見直すまでなんでこの順位になったのか、意味不明でしたからね。

 でも、そのお陰で撮れたのがこのショット。ブリッジ手前の定番スポットだけど、ここでSUPER GTを狙えたというのが何気に嬉しいし、SARDの優勝ってのも嬉しかった。なので、珍しくこの写真はA3ノビプリントして飾っているぐらいお気に入りです。

 SFは、今年はF3やTCRJなどレース数が増えたことで、例年になく魅力のあるレースウイークでしたね。1年前までは、「SFもスルーしてもいいかなぁ」と思ってたりもしてたけど、あれなら行きたいですね。

 そして、3年連続の最終戦はS耐@岡山。岡山のS耐戦としては珍しく金曜日からサーキットに足を運びました。その1つは、新しく登場したSEL70350Gのテストも兼ねて。正直、私自身がこのレンズでサーキット撮影することは、あんまり無いと思うのですが、十分撮れてしまうポテンシャルは秘めていると思います。

 あと、金曜日に落ち着いてあちこちで撮影に挑むことが出来たので、新しいポイントであれこれ撮れたのも嬉しかったです。1コーナーの撮影窓もそうですが、ホッブスの立ち上がりでこういうフロントをバシッと狙えると気持ちいいです。早速、来年のファン感はここで狙いたいですね。

サーキット系の実績を眺めてみる

 ちょっと細かくサーキット撮影での実績を見てみます。

 当初は、「今年は行ける回数が減るかも…」と行っておきながら、結局何だかんだで9レースも行ってます。そのうち、1レースは完全にSEL200600Gのテスト撮影でしかなかったので、まあ厳密に言えば8レースってところですが…。

 ただ、細かく中身を見ると、オートポリス戦はさすがに1戦に。鈴鹿は2戦のままではあるものの、10HからS耐にチェンジして、参加日数も1日減りました。あと、岡山が何気に昨年よりも3日多くなってますが、昨年はMFJが決勝日が中止になったこと、今年はS耐で金曜日も参加したこと、そして、先のSEL200600Gテストの分で3日多くなってます。

 これが、サーキットでの撮影の実質的な実績になりますが、単純な撮影枚数だけいくと、もうちょとで10万枚を超える感じになっていて、マシン撮影分の選抜後で7万枚弱という感じになっています。

 注目なのは、選抜率の部分。基本的にはだんだん上がってきているという感じだったのですが、2018年と19年でほとんど選抜率に差が無いです。全体は良しとしても、マシン撮影だけに絞っても変わっていません。「あれ?α9は?SEL200600Gは?」と思うかもしれません。

 もう少し具体的に、年とレンズとの組み合わせで見たときに、70400GIIから150-600mmに買えたときは落ちていますが、これ自体は結構初期の頃なので選抜の程度も違うし、諸条件が違うので少し無視をしたとしても、150-600mmから100400GM、つまりAマウントからEマウントに変更して選抜率があがり、ここ最近はボディの進化もあって少しずつ伸びていました。が、200600Gになってやはり少し落ちてます

 これには実は理由があります。

 このグラフは、2019年にマシン撮影をした際のシャッター速度を表したものです。実は、100400GMから200600Gに変わったことで何が起きたのかというと、明らかにシャッター速度が遅くなっているんです。

 というのも、実は私の感覚からすると、明らかに同じ環境・同じ設定で撮影した場合は打率は上がっています。ただ、その上がった分の打率を、シャッター速度を遅くすることにシフトして、少しリスク覚悟で撮影することが増えてきたので、結果的にあまり選抜率が変わらないという感じなのです。しかも、200600Gから、レンズの手ブレ補正オンでも結構補正が効いてくれるので、安心してスローでも流せるというところもあるんですよね。

 逆に、100400GM時代は、描写が甘くなりだしていたので、闇雲にシャッター速度を遅くすることが出来ず、1/250sとかで無難に撮るというケースが多かったんです。本当は、シャッター速度ごとに選抜率を記録しておけば、よく分るのかもしれませんが、選抜後の失敗作はもう完全消去しちゃってますからね…。

レース 合計 入場料 駐車料金 グリッド ラウンジ -
岡山ファン感謝デー 6,000円 - 2,000円 - - -
S耐 at 鈴鹿 25,000円 25,000円 - VIPスイート
SUPER GT at 岡山 22,200円 16,200円 6,000円 × SGTゲストパス
SUPER GT at 鈴鹿 55,000円 55,000円 - VIPスイート
SUPER FORMULA at 岡山 30,780円 30,780円 - ラウンジパス
スーパーバイク岡山 17,280円 17,280円 - ラウンジパス
SUPER GT at オーポリ 27,000円 27,000円 - ロイヤルルームウエストウイング
S耐 at 岡山 21,600円 22,000円 - ラウンジパス

 それにしても、今年もなかなかな金額ですなぁ…。結局、鈴鹿2戦は両方VIPだったし、SUPER GT岡山開幕戦意外は何気にラウンジ祭りなんよね~。

盛り上がるマシン撮影に対し、盛り上がらないRQ撮影…

 これね、本当に痛感します。

 先程から述べている通り、今年の前半は撮影している時はいいものの、帰宅してRAW現像したりHP記事を仕上げたりしていると、『何で、こんなに解像感が無いんだ!?』と正直な来そうなぐらいな気持ちになることも多かったのですが、α9と200600Gの導入により、一気に解決しました。お陰で、久しぶりにマシン撮影が楽しくて楽しくて仕方が無い感じになっています。

 特に、この組み合わせを導入してから鈴鹿に行けていないので、来年、鈴鹿でそのポテンシャルをいかんなく発揮してくれることを期待しています。

 その一方で、ちょっとずつモチベーションが落ちてきているのがレースクイーンの撮影です。このことについては、ちょっと前から同じ記事でも書いているのですが、どうもしっくり来ないんですよね。

 もちろん、そうはいいながらピットウォークやグリッドウォークではお姉様方を撮影したりもしている訳ですが、一時期のように「並んででも行くぞ!」という勢いは無くなってるんですよね。

 まあ、岡山戦のように人がそんなに多くなければ、気負う必要もないのでいいのですが、鈴鹿とかオーポリとかをどうするかっていうね。

ついに、まっちが引退

 そして、今年といえば、この点について触れないわけにはいけません。そう、あのまっち様がついにRQ引退を発表されました。

 私が本格的にRQを撮影するようになったのが2014年からでしたが、時を同じくしてその年にデビューをしたのが彼女でした。

 詳しくは、特別に記事を起こしているので、そちらをご覧頂ければと思いますが、今年の彼女は、SUPER GTでは同じSARDで残留ながらも、それまでのSARDイメージガールからKOBELCO GIRLSへ。

 SARDのピットといえば、ドライバーサイン待ちで人垣が出来てしまってそうそう撮影出来ないというのが常

 そんな中でも、向けているレンズに気付いて、キチンと反応してくれるのが彼女の優しさ。これだから、彼女のファンは増えるんだよね。

 鈴鹿戦では、ピットウォーク終了間際を狙ってバッチリな3ショットを確保。

 グリッドでは、くま吉ともコラボという結構なレアショットを頂き(隣にオフィシャルカメラマンがいたので、見事に視線頂きました)。

 9月のオートポリス戦は、BRIDGESTONEブースの撮影タイムがホント、神がかってた

 もはや、撮影会じゃないのか!?ってレベルでしたね。日差しも強すぎず、ホント、条件も良かったです。今考えれば、単焦点で狙いたかったなぁ…。

 そして、結果的に彼女との最後のレースとなった、9月末のSF@岡山戦。

 この週末は、ホントに彼女を収めることが難しかった…( ;∀;)

 「撮れてるじゃん!」って思うかもしれないけど、キチンと視線貰えてるの、この右側の写真だけだもんな。とにかく、raffinee Ladyはグッズ配布とドライバーサイン対応で、2日間ともピットウォークでまともに狙えなかった…(T^T)

 だから、過去に無いほど、ずっとグリッドウォーク中、まっちを追いかけたんだよな…でも、無理だった…。

 こんな最後だったってのが、妙な心残りがあるんだけど、ホント、”清瀬まち”という素晴らしい”女神”に出会うことが出来て、本当に良かったって思います。

 いつも笑顔 ”Thank you very まっち!"(*^o^*)

今年も勝手にRQ大賞2019

 はてさて、この記事恒例になりつつある勝手にRQ大賞2019。これも2014年からなので、もう6年目になるんですね。

宮越愛恵

宮本りお

宮瀬七海

葵井えりか

南まりあ

石川彩夏

 こうしてみると、やっぱりめぼしい所はやっぱりグリッドウォークで撮っているんだなぁ~と我ながら思います。まなちゅんとかりおまるとかはまあまあ言うまでもないかな。個人的には、南さんの雰囲気は昨年のPacific時代から好きです。あと、石川さんは、一緒にGT戦に行った知人がハマった方ですが、私的には2015年のGT ASIA以来だから実に4年ぶり。

 何か、最近、昔の写真を見返していて感じるのは、年を追うごとにワイド側にシフトしてきているってこと。というか、昔がスゴい寄りすぎだったんだよな。まあ、70mmをAPS-Cで撮るか、フルサイズで撮るかってのが大きいのかもしれないけど…。

 そうそう、実は今年って、結構復活組がおられたんですよね。例えば、スーパーバイクで3年ぶりだった小倉あきさんとか、S耐だと武田美憂さん(2017年以来)とか、田中たかこさん(2015年以来)とか、乙原みづきさん(2016年以来)とか、才川智子さん(元米澤朋子さん、2014年以来)とか、小代田萌花さん(元田中もえさん、2016年以来)とか、大崎みゆさん(2017年以来)とか…。

 というか、それだけ私も年数を経たということですよね。

続いて新人賞

瀬谷ひかる

村上楓

松田蘭

 新人賞はこの3人。特にこの中でも印象的なのは、やはり瀬谷さんかな。GT戦だとITOCHUということで、少し露出機会が落ちるのですが、SFではメインですし、このEXEDYはメッチャお似合い。っていうか、EXEDYがいいんだろって気もするけどね。

今さら、フラッシュについて理解を深める

 今年のカメラ生活で印象深いのはフラッシュのことについてだと思います。フラッシュ自体は以前から使ってはいましたし、一様専門書も買ったりして基本的なことは理解をしているつもりでした。その一方で、サーキットでの撮影でトラブルが起きていたことも事実。特に熱暴走で肝心なときに使えないってことは以前からよくありました。ただそれを私は「機種の性能が悪いからだ」と勘違いをしていました。

 しかし、フラッグシップのフラッシュを買ったものの解決しない…。それで行き着いた結論がHSS(ハイスピードシンクロ)の弊害でした。要は、HSSって万能に見えるかもしれないけど、フラッシュへの負荷が大きいんですよね。だから、熱暴走もするしバッテリーも保たない。

 だから、シャッター同調速度にシャッター速度を落とすように、絞るか、NDフィルターを活用しないといけないってことなんですよね。仕事なんかでもたまに使うけど、そう言うときって絞るからいいんだけど、サーキットでお姉さんを撮るときって、開放で狙いたいわけで、そうなると選択肢はNDしかない。恥ずかしながら、サーキットデビューから7年目にして、ようやく理解しました。

 ただ、不思議なのはピットウォークやグリッドに並ぶときに気になるので、周りの人の機材もよく見ますが、NDまで付けている人ってあまり見ないんですよね。そもそもの設定を含め、皆さんがどうやって撮影しているのか知りたいぐらいです。

レース系以外はメッキリ少なく…

 サーキット系以外は、やはり年々縮小気味になりつつあるというのが何とも寂しいところ。

 それでも、私の中の春の風物詩とも言える船上山さくら祭りは、今年で6年連続。ホント、この日だけは不思議と雨が降らないんだよな。ここで投入した135mm F1.8 GMの破壊力は凄まじかったですね。

 続く6月のポピー祭。こちらも2年連続の撮影となりましたが、なかなか100400GMがいい仕事してくれました。あっ、100400GM手放しちゃったけど、来年はどうやって挑むかな…。

 そして、夏と言えば花火。前哨戦となる浜坂の花火大会は、2年ぶり6回目。まあまあ、浜坂はあくまで予行練習ですから…。

 で、それを受けての香住の花火大会、こちらは5回目ですが何気に5年連続。さすがに慣れてきた感じはありますが、今年はちょっと雨が絡む天気でやきもきしながら撮影をしていました。

 そして、もう1つ、鳥取の夏といえば、そう「しゃんしゃん祭」ですね。こちらも、今年で5年目の撮影となりましたが、職場のカメラ係として参戦。そちらはお見せできないので、第1部の写真ですが、今年はこの”ちょっと傾ける”というのが、ホントいい雰囲気を出してくれました

 年末のイルミネーションはとりあえず砂丘へ。本当は備北か由志園に行きたいなぁと思っているのですが、一人で行くのもちょっと寂しいしねぇ…。

何を血迷ってこんなことになってしまったのか…

 α9、α7RIII、α7III、α6400…。

 ホントに、何でこんなことになってしまったんでしょうかねぇ…。

 もちろん、欲望のままにアレコレ買っていったという訳でもありません。一様、そこには私の戦略というか、考えがありました。

想定外だったα6400

 そんな私が、まず年明けに購入してしまったのがα6400。そもそも、2018年にAPS-C機は全部卒業してしまったはずだったのですが、まだ見ぬブラックアウトフリー搭載のAPS-Cフラッグシップ機を夢見て、待ち望んでいたところに出てきたのがα6400…正直、ちょっと残念でしたね

 とはいえ、評判はそんなに悪くはないし、何よりリアルタイム瞳AFやトラッキングAFが搭載されたりと、新しい機能がこれでもかというほど搭載され、しかも発売からいきなりキャッシュバックセールを実施。となると、「とりあえず、APS-Cフラッグシップ機を買うまでのつなぎとしては持っていてもいいかな?」と思うようになり購入をしました。

 で、このα6400が案外使い勝手が良かったんですよね。やはり、AF周りの良さは随一で、当時はα9を除けば、たぶんコイツが一番最速のAFだろうという実感は私の中でありました。なので、マシン撮影も春の段階では結構α6400を使っていたりしました。

 ただ、その一方で、メカシャッターの限界も痛感をすることになりました。というのも、SONY機のあるあるなのですが、シャッター半押しの間は、実はどの機種もそれほど大きなAF追従の差は無いのですが、連写が始まった途端に追従がちょっとずつ遅れていくんです。つまり、この現象を解消していくには、もはやメカシャッターでは限界で、電子シャッターのブラックアウトフリーしかないと思うようになってしまったわけです。

SEL200600Gをどうするのか

 その一方で、先の撮影機編でも少し述べたとおり、100400GMのテレコン装着時(特に2倍)での解像感の低下がもう1つの悩みとして出ていました。特に、S耐とSUPER GTのいずれの鈴鹿戦で、正直ガッカリしてしまうような撮果でした。

 そこにきて、6月にSONYからSEL200600Gのリリースが発表されました。以前から噂はずっと出ていて、その度に「自分は100400GMで十分」と考えていました。というのも、AマウントのTAMRON 150-600mmからEマウントの100400GMになったことで、明らかにサーキットでの荷物が格段に楽になったんですよね。それがまた振り出しに戻る感じがしていたのです。

 一方で、私がサーキットで撮影する条件を考えたときに、過去の実績を見ると、どうしても600-900mmぐらいの焦点距離が必要。となると、100400GM×1.4TCでAPS-C運用するのか、200600G×1.4TCでフルサイズ運用するのか、という2つの選択肢にたどり着きました。

 正直、サーキットでマシンを撮影をするのに、フルサイズなんて必要無いと思っています。ホントならAPS-Cの方がありがたい。しかし、APS-Cのフラッグシップが無いばかりではなく、中央EVF機すら無い状況。しかも、APS-Cのブラックアウトフリー機がもし発売されたとしても、おそらく今の私の環境下でAPS-Cのブラックアウトフリー機を使うとしても、たぶんサーキットでのマシン撮影しか使わないだろうと。

 一方で、フルサイズだったら、現状α9があるし、ちょうど値段も落ちてきたし、アップデートも来たことで他のα7系と比較しても十分使える印象に。しかも、α9だったら、しゃんしゃん祭でも使えるし、フルサイズのサブ機としても使えなくもない

 そう考えていったら、200600G×α9の組み合わせというのがベストであろうという結論に達したわけです。

ついにα9へ

 ということで、実は何気に200600G購入を予約開始までに購入することを決意し、それと合わせてα9を購入しました。

 実は2017年の夏にレンタルで借りたことがあったし、ボディ自体もほとんどα7系と違わないので、単純に買っただけでは全くと言っていいぐらい実感はありませんでした。

 サーキットよりも先に使っていたのは、しゃんしゃん祭の練習の撮影。この段階でも、瞳AFがリアルタイム瞳AFになってくれたことで、それだけでも格段に撮影が楽になりました。

 そこに、本格的なサーキットでの使用。もちろん、200600Gとの組み合わせというところもありますが、やはりそもそもブラックアウトフリーという所が、こんなにモータースポーツ撮影に大きく影響するのか…と痛感しましたね。やはり、AFというよりも、カメラマンが被写体を補足して追従していくという点において、明らかにブラックアウトフリーのメリットは感じます。それは、構図としての遅れ(マシンに対してカメラの追従が遅れている感じ)はさらに感じなくなりましたし、追尾性が良くなったことでスローシャッター時の歩留まりも良くなった印象があります。

 もちろん、厳密に言えば、電子シャッターになったことで、音が貧弱なために「撮ってる感」が低下するという気持ちは無くは無いですが、もう慣れましたね。いや、もうちょっと早く手を出せば良かったかな。

RX100はM7へ

 何気にもう1つ、今年購入したカメラとしてはRX100M7ですね。

 RX100M6を購入した段階で、「もうこれでいいだろう」という感じがありましたが、そこはSONYさん。改善して欲しいと思っていた動画性能が飛躍的にアップしたというのが大きいですね。外部マイク端子は搭載されたし、4Kでの5分制限という縛りも無くなり、手ブレ補正も強くなりました。AF性能もα9譲りのブラックアウトフリーで、「もう何処まで機能を搭載しちゃってるんですか!?」と言いたくなるレベルです。

 今度こそ、もうホントに次はいいかもしれないですね。

【レンズ】もうほとんどこれで完成形!?

 レンズについては、先程から述べている通り、SEL200600Gの投入が大きいですね。

 確かに持ち運びには大きすぎる感じは否めませんが、いざ撮影することで考えると、ホントに不満点の少ないレンズです。やはり、インナーズームということで全長が伸びないというのがいいし、バランスもよく、流し撮りをしていても苦になりません。サーキット標準レンズといっても過言ではない。もちろん、写りもバッチリ。

 また、私の中で結構想定外だったのは、流し撮り時の手ブレ補正が結構使えるということ。100400GMの時代も、流し撮り対応の手ブレ補正モードが搭載されていましたが、実際に使うとそこまで有意差を感じていませんでしたが、200600Gでは明らかに歩留まりが良くなる印象です。

 もう、サーキット撮影はコイツでしか考えられないって感じですね。

 そうなると、来年はもしかしたらもう1つ新しいカメラバッグ買っちゃうかもしれないですね。今年、Manfrotのバッグを買ったのですが、使い勝手がいまひとつ…ってところなんですよね。

 あと、今年のレンズを語る上でさけられないのは、SEL135F18GMです。

 しょっちゅう使うほど使用頻度の高いレンズでも無いのかもしれませんが、私の場合だと、船上山のさくらまつりとかポピー祭のような集団での撮影会には結構向いているイメージがありますし、あとはしゃんしゃん祭でも威力を発揮しますよね。

 やはり、このレンズの驚くべきなのは、確かに大きくて重いレンズなんだけど、AFがメッチャ早いということ。なので、ステージ撮影とか、それこそしゃんしゃん祭でも十分対応してくれるレベルです。いろんな情報を見る限り、他社のやつはここまで速くないらしいので、そういう点も嬉しいですよね。

 あと、秋に勢い余って買ってしまったと言えば、SEL70350G

 元々は、そこまでターゲットにしていたレンズではなかったのですが、200mmは、最悪RX100M7で対応出来ますが、それよりも望遠が欲しいとなると、必然的にナナニッパにテレコンか、200600Gかという選択肢になり、やはり望遠領域になると携帯性が悪くなるなぁという印象がありました。しかも、私の場合は、100400GMを売ってしまったので、なおさらだったんですよね。

 なので、何かしら手軽なライトな望遠ズームが欲しいとは思っていて、そこに登場したのがこのレンズでした。

 私としては、「中古でいい出物があったら、その時に買えばいいかなぁ」ぐらいで考えていたのですが、たまたま楽天でポイント還元等も考えたら、中古相場といい勝負な値段で買えそうだったので買ってしまいました。

 ホント、手軽で軽いレンズで、しかも写りがフルサイズ用のSEL70300Gよりもいい印象があります。確かに、フルサイズには非対応のAPS-C専用レンズにはなる訳ですが、まあコイツを持ち出すというシチュエーションで、そこまで拘らないだろうという戦略もあったので、とにかくこの小型軽量というのが嬉しいですね。

今年の機材の出入り

購入 売却
カメラ
ボディ

・α6400 [3月]

・α9 [6月]
・RX100m7 [8月]

・RX100m6 [8月]
レンズ ・E 18-135mm F3.5-5.6[3月]
FE 135mm F1.8 GM [4月]
FE 200-600mm F5.6-6.3 G[7月]
E 70-350mm F4.5-6.3 G[10月]
・E 10-18mm F4 [6月]【中古・再購入】
・E PZ 16-50mm F3.5-5.6[2月]【中古・再購入】
・E 16mm F2.8 [6月]【中古・再購入】
・フィッシュアイコンバーター [6月]【中古・再購入】

・FE 100mm F2.8 STF GM [6月]
・FE 100-400mm F4.5-5.6 GM [6月]
・FE 24-240mm F3.5-6.3 [6月]

 レンズに関して言えば、フルサイズは135mm F1.8 GMはそのまま単独購入をした感じでしたが、α9購入のタイミングで、100mm STF GM・100400GM・24240の3本を売却。正直、100400GMを手放すのは寂しかったけど、20万円ちょっとになったのは大きかった。

 あと、アホな感じとしては、α6400購入により昨年処分したはずだったAPS-Cレンズをまたちょっとずつ買い戻してしまったこと。出来るだけ中古にして再購入の値段を抑えていますが、1018・1650PZ・16F28・フィッシュアイの4つで売却益-中古再購入で△3.3万円だからなぁ…ちょっとバカなことしました。

 こう見ると、もうそんなにスキのない構成になってますよね。先にも述べたとおり、70350Gがラインナップに入ったことで、ライトな望遠もカバー出来るようになったところは心強いですね。

今年一番使った機材ランキング

 何気にこのシリーズも今年で3年目ですね。

カメラ部門

 まずはカメラ部門からです。

 やはり、想像通りというか、α9がトップです。6月の導入だったので、約半年の使用ではありますが、しゃんしゃん系では実に7割近くで使っていて、その使用頻度の高さがよく分ります。サーキットでは、マシン撮影ではα9ですが、お姉様方の撮影は以前としてα7RIIIなので、実はそこまで使用頻度が高い訳ではありません。また、一方でPrivateでは、α9の使用頻度は0。これだけ見ても、私の撮影スタイルが電子シャッター×ブラックアウトフリーで連写性とAF追従を求めるスタイルと、メカシャッターで撮影するスタイルが真っ二つに分かれることが良く分かれます。

 なので、α9を購入したからといって、α7IIIが売却できない1つの理由だったりするんですよね。もちろん、α9でもメカシャッター切れない訳ではないですが、やはりあのフィーリングの違いは大きいですから…。

 ちなみに、経年のマウントの推移を示したのがこちら。これを見ると分かりますが、9割弱というほとんどの場面でフルサイズを使用していますが、昨年と比べるとAPS-Cが少し戻っているのが分かるかと思います。といっても、春先にα6400でマシン撮影をしたぐらいですね。結局、あんまりα6400を最近使ってないんだよな…。

歴代ボディ編

 せっかくなので、歴代のボディについても見てみました。

 見事に、α7RIIIが歴代ランキングでトップに躍り出ました。α77IIの壁って結構大きかったんだけど、見事に越えちゃったんですね。ちなみに、今年1年でα9が既に歴代3位に上がっていて、α7IIIが4位です

レンズ部門

 続いて、レンズ部門です。

 レンズに関しては、やはりナナニッパの使用頻度が高いです。実は何気に2017年から3年連続です。これは、Privateでも、サー-キットでもしゃんしゃんでもまんべんなく使っているという裏返しでもあります。

 2番手は200600G。こちらも、α9と並んで半年とは言え、さすがにサーキットで使うだけでもこのポジションまで上がってきます。続く3番手は135mm F1.8 GM。先にも述べたとおり、プライベートでも、サーキットでも、しゃんしゃんでも広く使っているというのがその強みでしょう。

 4番手は、6月まで使っていた100400GM。続く5番手が、フルサイズの定番レンズでもある1635Z。しゃんしゃんで使ったというのも大きいのですが、このレンズは広角とあって、仕事系でもイベント用によく使うんですよね。続く6番手が24105G。コイツは、以前から持っている割には、あまり撮影枚数が伸びないという印象もありましたが、今年はサーキットでグリッドウォークの時に使うようになったこともあり、枚数が比較的伸びましたね。

とんでもない容量と枚数…

 もはや直視したくないぐらいの容量と枚数なのですが…。

【年間RAW容量】

【累積RAW枚数】

 いずれもRAWデータの数字ですが、左が容量・右が枚数になっています。ここ2年が容量がついに年間3TBを越える恐ろしい状況になっています。しかも、枚数は遂に10万枚を突破…。

 枚数は大幅に増えているのに、容量は微増というのは、おそらくα7RIIIの枚数が減っているからかな?。

 このグラフが、JPEG・RAW・Movieのそれぞれの累積データの推移になります。2019年末時点で、なんと14TB越えです。もはや、普通の素人が扱うようなデータ容量ではなくなっています。これぞ、5ベイ搭載可能なdroboと4ベイ搭載可能なSynoloryのNASがあってこその技です。何気にdroboを導入して3年、SynologyのNASを導入して2年ですが、RAIDに手を出していたのは正解だったと思いますね。

 それにしても、また来年も3TB近くなるとすると…いやあ、もうゾッとしますわ。

今年のベストバイTop.10

 去年は直接的なカメラ・レンズの投資は少なくて、周辺アイテムが多かったのですが、今年はカメラ・レンズへの投資が多くて、結構な激戦です。

第1位:SEL200600G

 そうそうたる激戦を差し押さえての堂々の1位はSEL200600G。α9とどちらにしようか迷ったのですが、購入を迷っていた割には非常に自分にとってはプラスに働いてくれて、ホントにマシン撮影が久しぶりに楽しくなったというところに一番貢献してくれたということで、この順位にしました。

 携帯性に難があるものの、撮影自体には影響しないどころか、むしろ撮影しやすいレベル。手ブレ補正も今までに無く効いてくれる印象なのも心強い。この秋の時点でもチラホラサーキットで目にするようになりましたが、たぶん、来春にはもっと増えるでしょうね。他社ユーザーも憧れる一本だと思います。

第2位:α9

 続く2位は、α9。今年の撮影実績が表しているように、私のようにサーキットでマシンを撮影したり、ライブを撮ったり、しゃんしゃん祭を撮ったりと、高速AFと追従性を求める人にとって、革新的なステップアップとなる名機だと思います。あとは、今年の神がかり的なアップデートが良かったというのもありますよね。α9IIが発売されてしまいましたが、メカシャッター性能よりも高速AF・追従性を求める人は、むしろ安くなったα9に手を出すのはアリだと思います。

第3位:SEL135F18GM

 そして、3位は135mm F1.8 GM。元々待ち望んでいた焦点域だったというのもありますが、その描写性能と想像以上に頼もしい高速AFは、いろんな場面で使ってみたいと思ってしまうレベルです。やはり、標準ズームよりもナナニッパを多用している私にとっては、ちょうどいい領域なんでしょうね。

第4位:α6400

 4位は、α6400今年は静観するつもりだった私をかき乱してくれたのは、間違いなくコイツだと思いますね。そして、一般ユーザーの人にとっては、「もうここまであれば文句は無い」というレベルまで到達したような気がします。なので、実際、この春に私の周囲でも2人の人に勧めて買ってもらいました。おそらく、SONYのAPS-C機において、コイツはα6000以来のロングセラーになる予感がします。

第5位:RX100M7

 5位はRX100M7。写真性能というよりも動画性能で購入してしまった感じのあるM7ですが、5分縛りが無くなった上に、バッテリーさえ保てばずっと録画出来てしまうという頼もしさは凄まじいです。そういう意味でも、「無理してミラーレスを持つよりも、RX100M7でいいのでは?」と思ってしまうレベルです。写真性能も、何気にブラックアウトフリーですから、完全にα6400を下剋上しちゃってます。

 ここまでは、カメラ・レンズ機材が独占ですな。

第6位:プログラムテンキー

 続く6位は、春に購入したサンワサプライのプログラマブルテンキーNT-19UH2BKN。これは、私の今年の写活の中では革新的でしたね。それまでも、ゲームパッドを使ってLightroomを操作してたりしてましたが、落ち着いた操作でボタン化出来ないかな?と思ったときに思いついたのが、このプログラムを組むことが出来るテンキーでした。

 要は、ショートカットキーをこのテンキーに割り振るというだけの話なのですが、これで相当Lightroomの操作性が向上しました。実はMIDIコントローラーも持っていたりするのですが、ただただ大きいだけだし、私の場合、ノブを回してガッツリと調整するっていうのはそれほど多くない(というか、してる暇が無い)ので、選抜作業と設定コピー・露出補正に力を置いた構成にしています。

 もはや、コイツ無しはありえないぐらいになってしまっています。

第7位:QLM椅子たたみ式

 7位は、11月に購入したQLM たたみ式の椅子。元々は、YouTubeで紹介された動画をキッカケに知ったのですが、高さ調整が可能だというところに引かれて衝動買いをしました。購入した時期が時期だったので、S耐@岡山最終戦でしか使えていないのですが、コレ、本当に便利です。

 鈴鹿やオートポリスだとそうでもないのですが、岡山ってあちこちに撮影窓があって、そこから狙うというのが定番構図なのですが、その位置が微妙な高さなので、何かしら椅子みたいなものがあった方が楽に撮影ができます。しかし、この撮影窓が場所によって微妙に高さが違うので、背が高い椅子がいいところ、背が低い椅子がいいところがあったりとまちまちなんです。そういう場面で、この椅子は本当に重宝します。

 そう安くは無いので、PWやGWの時に、そのあたりにちょっと置いておきますってのは気が引けると思いますが、特に岡山国際サーキットでは今後愛用していくと思います。

第8位:KIU レインポンチョ

 8位は、直接的なカメラ機材ではないのですが、KIUのレインポンチョです。もちろん、ポンチョ自体は以前から持っていたし使っていたのですが、ポンチョの弱点ってムレなんですよね。だから、極力着たくない!と思っていたのですが、あれこれ調べていたときに、レインウェアでゴアテックスのように透湿性のあるムレない素材のポンチョがあることに気付いて購入しました。

 正直、ポンチョとしては安くは無いのですが、素材が変わるだけでこんなに着心地が変わるのか?と思うぐらい良くなりました。特に、SUPER GT@オーポリ戦は雨絡みの決勝レースでしたが、ホント心強かったです。まあ、生地の都合上、厚みがあるのでかさばる感じはありますが、明らかに雨絡みが予想される場合は、今後必須アイテムになるでしょうね。

第9位:SDカードいろいろ

 9位は1つではなく、まとめてという感じでSDカード類です。

 まず2月に購入したのが、Flash Airの第4世代モデル。昔、Eye-Fiとかがあった時代にFlashAirも持っていたのですが、今のモデルは、スマホへの自動転送が可能だということで、RX100シリーズ使用時(特にサーキットでの撮影時)に使うために購入しました。

 RX100シリーズは、M6以降、スマートフォンシンクが無くなって、自動転送することが出来ないので、このカードを使うというのはアリだと思います。

 また、夏にSDカードの読み込み性能を考えていたときに見つけて購入したのが、SONYのSF-M128というカード。これが、書き込み速度は普通なんだけど、読み込みはUHS-II並に速いということで、実際に読み込み速度が半分以下になりました。秋には、このカードの改良版であるSF-E128というモデルが登場しましたし、さらにこれのタフ版であるSF-M128Tなんてのにも手を出してしまい、気付いたら速度の速いカードがズラッと揃い始めました。

 なのに、実はUHS-IIでフル速度の書き込みに対応したモデルはまだ持ってないんだよな…っていうか、α9がバッファ量が多いので、あまりその必要性を感じないんですよね…。

第10位:NPS-10

 そして10位が、12月になってから購入したNPS-10です。以前から記事にしていたぐらい、SDカードからPCレスでバックアップコピーをするシステムが導入できないかな?と思っていて、LaCieのヤツを待っていたのですが、コイツの存在を知って購入してしまいました。

 撮影後に出先から帰宅する車内でコピーをしてしまおうという、そしたらPCの取り込みも速くなるし、バックアップにもなるし…と思って使っています。先にも述べたとおり、12月購入だったので、肝心なサーキット撮影時やしゃんしゃんの時なんかにまだ使っていないので、そのポテンシャルを十分に生かしきれていないと思いますが、今から活躍を期待しています。なので、たぶん、夏頃に購入していたらもう少し上位だったのかなぁと思ってます。

番外編

 とりあえず、ここにはTop.10として上げてみましたが、もちろんこれ以外にもアレコレ購入をしてます。そういえば、フラッシュ用に使うバッテリーをこれまでの普通の白エネループから大容量のeneloop Proにしたり、安定して確実な充電を確保するために純正の急速充電器を購入したのも今年ですね。そうだ、フラッグシップフラッシュのHVL-F60RMを購入してましたね。

 ストラップでは、OP/TECHの3501262というモデルが縦位置グリップ装着時に使いやすかったし、昨年の9位に上がっていたピークデザインのスライドライトも相性が良くて、ブラックをもう1本買いました。

 バッグは泥沼ですね。ショルダーを2つとリュックを1つ購入したけど、う~ん、どれもちょっとイマイチだったかな。特にManfrottoのPL-BP-R-310は、200600Gの購入に合わせて新調したのですが、室内撮影にはいいのですが、サーキットのような屋外、しかも天気が絡んでくるとちょっと心許ないんですよね。さらに、容量もあるように見えてそこまで入らないという…。なので、こちらは来年にはサーキット用を新しく買うかも。今のところ、めぼしいのはLoweproのBP450AW IIかな。

2020年の機材計画

ボディ編

 まずはボディからですが、現状のα9・α7RIII・α7III・α6400にRX100M7を加えたアホな感じのラインナップですが、既にα9II・α7RIVは発売されていますし、来春にはα7IVが発表されるか?との噂もあります。

 正直なところ、フルサイズの3台に関しては、それぞれが個性を生かしてポジションを確立しているというのが、今年の使用実績から見ても分かるぐらいなので、それを崩すのはどうなのか?という感じがしています。

可能性①:α9+α7III⇒α9II

 α9IIが発表されたときに頭の中をチラついていたのはコレですよね。α9の欠点は、メカシャッターが第2世代のままなので、連写性能も悪いし、なんと言ってもフィーリングが好きではないんです。で、フラッシュを使ったりするとなると、どうしてもメカシャッターを使いたくなるので、そこはα9はちょっと気が引ける…。で、そこにα7IIIのポジションが残っているんですよね。

 なので、α7IIIを手放すとなると、α9IIを購入するタイミングなのかな?と私としては思っています。とは言っても、α9とα7IIIを両方売却したところで、35万。α9IIを購入したら50万円ちょっとなので、そうなると追加投資が15~20万円は必要な感じになってしまう。その追加投資をしたところで、それ以上に魅力的なα9IIの機能があるという訳では無いし、それならむしろ今のまま2台体勢で言った方が台数が多いというメリットもあるので、その可能性は高く無さそう。

 万が一を考えるとすれば、今後、アップデートがα9IIに搭載されて、革新的な性能が出てくれば、考えなくはないかもしれませんが…。

可能性②:α7RIII⇒α7IV

 次に可能性が出るとしたらコレですよね。

 ただ、これも私にとってはそれほど大きなメリットを感じないんですよね。というのも、私自身、そこまで高解像度が欲しいという人間ではないから。α7RIIIに手を出したというのも、実際はα7IIIが待てずに…という意味あいが強かっただけですからね。

 それに、6000万画素クラスの高画素は、容量の問題からしてもちょっと扱いが厳しい予感が…。しかも、高感度性能はIIIとIVは同じ程度と言われていますが、正直、α7IIIよりも高感度性能が落ちるんですよね。それを考えると、しゃんしゃん祭でもちょっと使いづらい。

 唯一、その可能性があるとすれば、APS-Cのフラッグシップという使い方。APS-Cクロップをしても、α6400系よりも画素数はありますから、そこが優位点としてはあるかも。ただ、そのためだけにα7RIVに手を出すってのもなぁ…。

 α7RIIIを下取りして15万円ちょっとで、α7RIVを購入して差額が20万円ちょっと…う~ん、無いなぁ…。

可能性③:α7III⇒α7IV

 まだどうなるか分かりませんが、早ければ来春にも登場するかも?と言われているα7RIV。正直、どういうスペックになるのかにもよるというところ。そもそも、ボディは進化するとしても、それ以外に何が新しくなるのか?ってところなんですよね。リアルタイムトラッキングなんかは搭載してくるかもしれないけど、そういうシチュエーションって私の場合α9でいいわけで、α7IIIを置き換えるほどではない気がするんですよね。

 たぶん可能性は低いと思いますが、もし画素数が3,000万画素クラスにアップしたら、買っちゃう可能性はあるかも。そしたら、α7RIIIを手放してもいいし、その流れでα9IIに手を出して、α9IIとα7IVの2台体勢ってのもアリかも。

可能性④:α6400⇒α6600

 強くリプレイスしたいとは思っていませんが、頭の中にあるのはα6400をα6600にリプレイスするというところ。やはり、グリップ感とバッテリーの2点が大きいですよね。手ブレ補正はまあどっちでもいいかな?とも思ってますけど。

 とはいえ、そもそもα6400の使用頻度がそれほど多くない上に、グリップ感とバッテリー・手ブレ補正以外はα6400からの進化点が無いということを考えると、α6600に変えることで大きなメリットが出てくるかどうかというのも未知数。せめて、ブラックアウトフリー性能を搭載してくれていたら嬉しかったんだけど…。

 なので、おそらく今のフルサイズ3台体勢が続くうちはそのままかもしれないですね。もしこれが、フルサイズ2台体勢に変更していくことになれば、サブサブ機としてのポジションでα6600にリプレイスって感じでいいと思ってます。

 まあ、こうして整理してみると、要は「しばらくはいいかな?」ってところですね。実際のところ、もはやSONY機の性能が求める領域を凌駕しはじめたので、1世代ぐらい遅れた方が安くてちょうど良かったりするんですよね。

レンズ編

ズーム系

 ズーム系のレンズは、ラインナップを見ても十分満足しているので、欲しいというのがそんなに無いです。冷静に考えれば、大三元である広角F2.8、標準F2.8ってのも気にならなくは無いですけど、私の場合、前から言っている通り、その領域の必要性をあまり感じないんですよね。

 そういう意味では、今後はTAMRONやSIGMAといったサードパーティー製のズームがどうかってところ。近々では、TAMRONから70-180mm F2.8が出てきますが、コイツがインナーズームではない分、コンパクトなのでちょっと気になったりはします。あとは、100-400mmあたりが出てくるとちょっと面白いかもです。

単焦点系

 単焦点系も、現状55mm F1.8・85mm F1.8・135mm F1.8が揃っていて、これ以外に欲しいかもと思うとすれば、24mm F1.4のあたりですかね。35mmとかは買っても使うシチュエーションが現状では見出せないので、24mmないしはそれよりも広角系でしょうね。とかいいながら、最近、SIGMAの35mm F1.2を見て、「おおっ!?」とか思ったりするんだけどね。

 むしろ、個人的にはAPS-C用で16mmあたりが欲しい気もするんですよね。SIGMAのやつもありますが、あれはあれで大きいし…。っていうか、冷静に考えて、単焦点使うぐらいならフルサイズ使えよってなりそうだしね。

2020年の撮影計画

モータースポーツ系

どれだけ参戦出来るのか?

 これ、記事としては去年の年末も同じ事を書いていたのですが、そもそも来年の春以降、どれだけサーキットに足を運ぶことが出来るのか?ということが結構未知数です。今年の場合は、恐れていた割には定期異動からは外れたので、あんまり変わりなく参戦出来ましたが、ちょっと心配してしまいます。

 そうは言っても、岡山は日帰りが可能なので、日程的な問題が無い限りはまあまあ大丈夫なのかな?とは思っていますが、問題は遠方ですよね。

 近々で怪しいのはS耐@鈴鹿戦。場合によっては、S耐戦の前の木曜日に内示発表で…という可能性は無くはないので、そうなると、はてさて…って感じにもなりそう。ただ、今年の様子を見ていても、S耐@鈴鹿戦は開幕戦ということもあるし、アクセスも非常に多く頂いているので、出来れば脚を運びたいところ。

 あとは、鈴鹿戦で言えば、SUPER GTかな。5月末というまあまあ忙しい時期というのもあるけど、今年で言うと発売日が3/10ってことで、明らかに内示前なんだよな…。

 そして、鈴鹿戦としては、VIPに手を出すかどうかなんですよね。S耐はおそらくVIPで行きますが、SGTはどうしようかなぁ…。あとでも出てくるRQ撮影をどうするかって話になりそうだけど、グリッドを捨てるか、何ならピットウォークも捨てるか…。

 一方のオートポリス戦。コチラはコチラでまた悩みどころ。個人的には、夏場が空いてしまうので、8月のS耐戦もいいかなぁとは思ってるけど、ここはここでメンバー次第なのかな。SGT戦もまた微妙で、10月に戻ったことで、仕事的にはいろいろと行けるか怪しい時期。う~ん、もしかしたらオートポリスは今年スルーするかもな。

いかに枠から抜け出すのか

 むしろ、マシン撮影においては、ここが大きいのかもしれません。やはり、構図がパターン化しはじめていて、いかにその枠から抜け出せるのか、というのが2020年の課題になりそう。

 そういう意味では、S耐@岡山戦で見つけた、1コーナーやホッブスというのは1つの鍵になりそうだし、可能性はありそう。

 一方では、そろそろフロント寄りの撮影スタイルからの脱却というのも考えないといけないのかな?とも思ってます。

 特に、200600Gの導入で望遠性能が上がった上に、流し撮り時の手ブレ補正が使えるようになって、歩留まりも良くなるので、今まで難しかった流し撮りに改めてチャレンジするのはアリかなと思ってます。

RQ撮影をそろそろどうすか

 サーキット行きでもう1つ考えるのが、RQの撮影をどうするかってこと。これも、去年同じようなことを書いているし、今年も同じ思いではあったりします。ホント、HPに載せる使命感って感じは出ちゃってます

 実際、まっち様も今年で引退されちゃうし、もうここで脚を洗ってもいいのかも…とも思うんですけど、それはそれで何というか「お土産が欲しいよね」とも思うわけで。これも考え方なのですが、まっちが居なくなるということが、私にとってはちょっとフリーな身になるというか、むしろ動きやすくなるんですよね。どうしても、まっちがいると「撮らなければ」ってのがありますが、それが無くなるので、フラットで動きやすい。

 そういう意味では、SF@岡山戦はまっちの撮影には苦戦したけど、それを除けば満足度は高かったし、S耐@岡山最終戦も案外満足度は高かった。なので、逆に動きやすくなったということを武器にもう一年頑張ってみるかな。ただ、前にも行ったとおり、SGTの鈴鹿戦・オーポリ戦はあまり気負わないつもりです。

日程的にはこんな感じかな?

2/2 5/17 SFオートポリス 8/30
2/9   5/24   9/6 MFJ岡山
2/16 大阪オートメッセ 5/31 SGT鈴鹿 9/13
2/23 6/7 S耐富士24H/島根ポピー祭 9/20 MFJオートポリス
3/1 6/14 9/27 SF 岡山
3/8 鈴鹿モーフェス 6/21 GT World Challenge 鈴鹿 10/4 WEC富士?
3/15 岡山ファン感 6/28 10/11 F1 鈴鹿
3/22 S耐 鈴鹿 7/5   10/18
3/29 7/12 10/25 SGTオートポリス
4/5 7/19 鈴鹿8耐/浜坂花火? 11/1 SF鈴鹿
4/12 SGT岡山 7/26 香住花火? 11/8
4/19 2&4鈴鹿 8/2 S耐オートポリス 11/15 S耐 岡山
4/26 船上山さくら祭り? 8/9 11/22
5/3 SGT富士 8/16 しゃんしゃん祭り 11/29
5/10 8/23 鈴鹿10H 12/6

 2月の大阪オートメッセに参加した後、3月に入ってサーキット系が解禁、3月の岡山ファン感・S耐@鈴鹿、4月のSGT@岡山は盤石。問題は、S耐@鈴鹿が行けるかどうかというのが悩ましいところ。

 その後は、5月末のSGT@鈴鹿戦で、秋まで一気に空いてしまう。8耐は厳しいし、鈴鹿10Hも別になぁ…と思ってるから、行けてS耐@オーポリをどうするかって感じかな。

 秋以降は、岡山戦が続くけど、バイクもどうしようかな?って感じだな。もしかしたら、決勝日一切無しで、土曜日だけでマシンのみを撮るってのもありかも。SF@岡山は、今年のF3とTCRJの雰囲気を見る限り、グリッドも含めて行きたいな。

 SGT@オーポリは行きたいけど、日程的に微妙な時期。その点、秋のS耐@岡山も怪しいけど、あとはDTM交流戦は2020年は無いのかな?。あるなら、鈴鹿での11月開催を期待しているんだけどなぁ…。

サーキット以外はどうなる?

 ポートレート系の船上山さくらまつり島根のポピー祭は行きたいなぁ。ホントは10月のコスモス祭も行きたいんだけど、仕事的に怪しいのがなぁ…っていうか、この点はもしかしたら異動した方が行ける可能性は上がるのかも。ホントは、鳥取の周辺でモデル撮影会とかないのかな?って思うんだけどな。米子や松江の方まで行くとあるっぽいんだけど…。

 花火は、定番的に浜坂香住かな。噂だと、泊の花火が近くて迫力あるらしいけど、写真を撮るのにどうなのかは怪しそう。

 しゃんしゃん祭は、おそらく職場の関係でまたカメラマン…ってことになるのかもしれないけど、実は昨年の本番2~1週間程前に、ちょっと私の中でプツンとやる気が切れてしまったタイミングがあったんですよね。何というか、自分はやる気満々で頑張っているけど、実はそんなの誰も求めてないんじゃないの?って。しかも、その割に「放っといても撮ってくれるでしょ!?」的な…。しかも、スライドショーまで作って…。結果的に直前練習でまたちょっとエンジンかかってきて、本番は過去最高と思える写真が結構撮れたし、自分の中では満足はしてるんだけど、やっぱり本当にどれだけ求められているんだろうなって。元々は知り合いが出るから「撮ってあげたい」と思って撮影するようになったのであって、別にみんなを無理くり撮りたい訳でも無いわけで…。問題はその点ですよね。

 あとは、久しぶりにきちんと桜と紅葉を撮りに行きたいな。実は、今年も久松山に夜桜撮りに行ったけど、久しぶりすぎて甘く見て、手持ちで行ったら痛い目にあって…。ぜひ、しっかりと狙いたいな。

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