桜 2020 at 船岡・竹林公園(2020.04.04)
2020年の桜シリーズの第3弾は、こちらも県東部八頭地区の桜の名所として知る人ぞ知る、旧船岡町(現在の八頭町)にある竹林公園です。
鹿野城跡の記事の時にも書きましたが、実は、久しぶりに津山城とか念願だった醍醐桜を撮りに行きたいなぁ~とも思っていたのですが、自粛ムードと自宅待機が全国的にも言われる中だったので、出来るだけ身近で済ませることにしました。
正直、竹林公園に行こうと思って行ったという訳では無かったのですが、機材を車に積んでいて、「何処に行こうかなぁ」と思っていたときに、所要が船岡であり、その流れでちょっと立ち寄ったという感じです。
なので、実際のところ、桜を細かくどうこうというよりも、どちらかというとレンズのインプレッション的な意味合いの方が強いですね。
実は何気に初めての竹林公園
正直な話、初めてこの竹林公園に訪れました。
いや、竹林公園の近く自体は何度も訪れたことあったので場所は知っていたし、桜が有名だというのも知っていました。ただ、何気にこれまで改まって行く機会がありませんでした。
最近は、船岡といえば、若桜鉄道の隼駅が有名で、スズキのバイクの隼とちなんで、確かこの竹林公園でイベントが開催されたりしているんですよね。
マップはこんな感じ。
結構、いい感じに桜が並んでいます。
どちらかというと、桜を撮影しにくる場所というよりも、桜の元で満喫する場所っていう感じです。
あと、市街地からは結構離れているので、朝一とかだとそんなに人が多くないのもいいところ。
なので、(ソフトボックスを持参していたので、おそらく)プロと思われる人がポートレート撮影をしていたり、親子が子供の小学校入学記念の写真を撮影したりもしていました。
確かに、ちょっと中望遠気味のレンズを使えば、いい感じに撮れそうな予感がします。
SLの裏の方にも桜があります。
SEL1018
ここからはどちらかというレンズレビュー的な雰囲気で。
今回はAPS-C縛りにわざとしていたので、まずは広角の10-18mm F4から。
これは開放F4だけど、ちょっとパープルフリンジみたいな感じが気になるな。まあ、これだけ逆光だから仕方が無いだろうけど。
ただ、同じ逆光でも案外絞るとそんなに気にならないんですよね。このレンズ、周辺の色の関係もあったりするので、やはり絞って使うべきレンズなのでしょうね。
今更ですが、やはりこのレンズのいいところは、そのサイズ感ですよね。コンパクトで軽量で、気軽に持ち出せる広角って他に無いですからね。
SEL70350G
続いて、望遠の70350G。コイツはご承知の通り、APS-C用のレンズですが、レンズ交換のこともあり、α7RIIIに装着しての撮影です。
これが望遠端(換算525mm)。ここまで来ると、描写どうこうよりも、被写体ブレの方が気になります。
実際にはこれぐらいが現実的なところかな。
こういうコケ感、好きですね。
背景に竹林を入れて、逆光気味に狙ったのがこちら。丸ボケはちょっと角張っている感じがするかな。口径食はまあまあこんなもんでしょ。
SEL1655G
そして、真打ちの1655G。
APS-Cだし、F2.8だからこんなもんでしょうと思うけど、こういう構図撮りたくなるよね。もっと突き詰めるなら、SIGMAの16mm F1.4とか持った方がいいんだろうけど。
APS-CのF2.8とフルサイズのF4って、どっちがボケるんだろうな?、実質同じぐらい何だろうけど、ちょっと今度試してみたいな。
こういうシチュエーションだともうちょっと開放F値欲しいよね。
っていうか、ここで望遠でポートレート撮りたいわ。
望遠端の55mm(換算82.5mm)で寄るとこんな感じ。結構寄れるんだけど、あくまで82.5mmだからかなり近づかないとこれぐらいに撮れないんだよな(当たり前だけど…)。でも、個人的にはこの望遠端のボケ感は柔らかくて好きなんだけどな。