α撮影記 桜撮影にチャレンジ at 津山城(2012.04.14)
実は、今年の桜については、いろいろと作戦を練っていました。実は第一候補は、同じ岡山の醍醐桜だったのですが、いろいろとネットで調べると、『かなり混む』とのこと。混雑が大嫌いな私にはあんまし向いていません。しかも、今年は桜の開花が遅く、ちょうど振休を取った日では、醍醐桜はまだ早い状態。んじゃ、どうしようか…ということで候補に挙がったのが津山城でした。
桜撮影第2弾は津山へ
津山は、たまに通過する…というか、高速道路の津山ICで乗ってしまうことが多いので、実は津山市街地に入ったのは、大学以来だから…たぶん10年ぶりぐらいです。その時は、稲葉化粧品店を発見したり、お兄さんの菓子屋さんに行ったりしましたが、今回は淡々と撮影目的で。
通常は南側から入るのが正門だそうですが、駐車場をいろいろと捜していたら、北側の津山文化センター横の駐車場に止めることになったので、北側から入りました。(ちなみに、9時半到着でなんとか置けました。撮影終了して戻った11時には渋滞していました。)
やはり、慣れとはすごいもので、今回はそこそこ「絞り」「ISO感度」「露出補正」の設定を気にしつつの撮影ができました。
ISO感度は、日中の野外ということなので、ISO-100を基本にはしましたが、場合によってはシャッタースピードが遅くなる場合なんかもあったので、後半はISO-AUTOでいきました。
絞りは、単純に引きで全体にピントあわせるならF8~F11、ボケを出したかったら開放値で行きました。
露出補正については、全般的にはプラス補正で撮影。
構図としては、ワイド側は津山城が意識できるような構図で、テレ側はいかに桜のアップを綺麗に映すのかという構図でやりました。今回は、あえて人を入れ込む構図にもトライしてみました。ただ、意外とここは低い位置に出ている桜の枝があまりないので、遠近感を使った写真が撮りにくかったです。個人的には、菜の花を前ボケさせて桜を撮りたかったのですが、菜の花も一部にしかなく、桜の位置ともあわせにくかったので、逆に菜の花を背景ボケで使いました。
反省点
一つ残念だったのは、天候ですね。晴れていれば、桜の色と空の青色で綺麗だったのでしょうが、あいにくの天気でした。ただ、天候が良ければ、順光で青色の深さを出すなら、やはり午前中から昼頃が狙い目ではないでしょうか。
あと、それこそコンデジ時代から桜は撮ったことがありますが、桜の花を房状に撮るのって、実は写真で見るとあんまり綺麗じゃ無いんですよね。それは今回非常に痛感して、寄るなら寄る!・引くなら引く!とハッキリとした構図の方が桜が引き立つように思います。
そして、寄りで撮った場合の桜の背景、というか背景色。あまり、桜の背景に桜のアップというのは映えません。ということで、天気が良ければ青空とか、ピンク色の濃い桜とか、菜の花とか…そういう桜の色とは違う色の物が後ろにあった方がいいですね。
新しいレンズが欲しくなった…
今回の撮影をしてみて、もう一息、ボカシたいんだけど、ボケきれてないという写真がちょこちょこあったんですよね。そうなると、『望遠側のF2.8のレンズが欲しい』と思っちゃうんですよね。ただ、持っていても、外で交換するのか?という気はしますが…。
そして、もう1つは、広角レンズ。木の下なんかから、画面一杯に広がる桜の木を…というイメージはあるんですが、やはり18mmでは画角が全然足りません。まぁ、私みたいに風景写真が多いのに、広角レンズ持ってない時点でどうなんだ?とは、私でも思いますが…。