鳥取しゃんしゃん祭り 2018(2018.08.14)
気付けば今年で4回目となるしゃんしゃん祭
さあ、今年もこの季節がやってきました。もう気づけば、4回目の参加となります。
案の定、今年も職場の実行委員から「よろしくお願いします」と頼まれ、職場スタッフとしてのカメラマン参加です。しかも、昨年から反省会でのスライドショー化が必須なうえに、「全員が登場する形で作って」と頼まれているのも事実で、まあそれはそれでちょっとしたプレッシャーでもあります。
昨年からの引き継ぎ事項
やはり基準となる明るさはEV4が目安
過去3年間のExifデータからEV値を算出して時系列に並べてみると、18:30スタートから19:30前ぐらいまでは、EV値が10から一気に4まで低下し、その後はおおむね3~4前後で推移していることがわかります。
昨年が過去3年間の中でも全体的に低かったのは、昨年が智頭街道の時間が長かったのが影響していると思われます。
EV4というと、F4通しのレンズの場合、1/125sでISO-12,800、F2.8通しのレンズの場合、1/125sでISO-6,400です。出来ることなら、85mm F1.8や135mm F1.8を使えば、あと1段ちょっとは余裕が出てくるんですけどね。
シャッター速度は1/160sが無難、絵的には1/100sもアリ
もう1つ重要になってくるのが、シャッター速度。通常、焦点距離分の1なんて言われていますが、私の場合、昨年はほとんど1/160sで撮影しました。実は、今年の予行練習ではちょこちょこシャッター速度を変えてみたのですが、やはり、ある程度許容できる被写体ブレと躍動感を出すところの妥協点としては、この1/160sが個人的には目安になりそうな気がします。
1/100sだと、もっと躍動感が出て「作品として」の写真を撮るには良さそうな感じがするのですが、どうしても私の場合は、反省会でスライドショー化しないといけないという至上命題があるため、まあ基本は1/160sになるでしょうね。
ちなみに、こういうシチュエーションのとき、皆さんはどういう設定をしているのでしょうか?。普通に考えれば、シャッター速度優先AEなのでしょうが、私の場合は、あえてマニュアルモードで撮ることが多いです。ただ、マニュアルモードといっても、F2.8固定・SS 1/160s固定で、ISO感度オートというセッティングです。
意外とフルサイズ200mmあれば足りる
私の撮影メインは、フルサイズ機でナナニッパレンズで狙う感じです。ただ、狙うといっても、しゃんしゃんの場合は横5列なので両側から狙うとしても3列目までということになります。
当初、初年度はAPS-C機にナナニッパで挑み、2年目以降フルサイズ機にナナニッパになりました。その時は、さすがに、1.5倍クロップが無くなるので望遠が不足気味になるのかなぁと思っていましたが、案外、フルサイズ×ナナニッパでちょうどいいぐらいです。もちろん、顔を画面アップで撮るのは厳しいですが、特に私に見たいな用途の場合、のちにスライドショー化することを考えると、16:9にクロップすることになるし、さらにスライドショー化するときにズームインやズームアウトを使ったりすることもあり、やや広めに撮っておいたほうが、あとあと都合がよくなります。
しかも、今年からα7RIIIという高画素機を投入するとなると、トリミングという用途も可能なので余裕は出てきますよね。
むしろ欲しいのはワイド側
むしろ厳しさを感じるのはワイド側ですね。今までも、35mm換算で24mmぐらいで撮影に挑んでいましたが、これだとなかなか入りきらないことがあるんです。若桜街道だとちょっと横に広がるのでなおさらだし、智頭街道はそれはそれで狭くて下がり切れなくて…というのもあります。
今年の機材は過去最強
過去はこんな機材で
過去の機材の組み合わせはこんな感じでした。
2015年 | 2016年 | 2017年 | |
望遠域 |
α77II + TAMRON (35mm換算105-300mm F2.8) |
α7SII 【レンタル】 + SEL70200G (70-200mm F4) |
α9 【レンタル】 + SEL70200GM (70-200mm F2.8) |
標準域 |
α6000 + SEL1670Z (35mm換算24-105mm F4) |
α6300 + SEL1670Z (35mm換算24-105mm F4) |
α6500 + SEL1670Z F4 (35mm換算24-105mm F4) |
こうしてみてみると、まだ3年前はAマウントバリバリだったんだなぁ…。当時は何の躊躇いも無く、この組み合わせで挑んでいましたからね。で、2年目となる2016年に、1年目の苦い経験から暗所に強いα7SIIをレンタルで投入するも、今度はAFが非力でこれまた苦戦…(>_<)。そして、昨年は満を持して、フラッグシップ機であるα9を導入するとともに、レンズもナナニッパというこれ以上に無い組み合わせ。
その点、標準域は例年、APS-C機のEマウントに16-70mm F4で挑める感じでした。
今年はこの組み合わせで!
ということで、今年はこの組み合わせで挑みます。
望遠域
そして、4年目となった今年は、過去類を見ない最強タッグです。
まず望遠側は、α7RIII+SEL70200GMという組み合わせです。
正直、どちらにα7RIIIボディを投入するか悩みましたが、AFではα7IIIの方が有利なものの、メイン撮影は望遠側になるので、こちらを高画素機で撮らない理由がないので、こちらにしました。
標準域
ちょっと変化が出たのはこちら。
α7IIIにSEL1635Zという組み合わせです。
標準域というよりもむしろ望遠域です。SEL24105Gという選択肢もあったのですが、踊りが始まると、実はワイド側の方が重宝するんですよね。テレ端は35mmではやや不足気味なところもありますが、ここは状況によってはトリミングという選択肢もありますからね。
ちょっと作例を紹介
前夜祭(8/13)
まずは前夜祭から。
やはり、若桜街道の丸ボケはいい感じになりますね。
ん!?、一昨年から去年にかけての第18代の鈴の音大使の方ですね。今まで全く気付きませんでしたが、一番の先頭ってそういうポジションですっけ?。
決まっている踊りの曲は撮りやすいんですけど、自由踊りの2曲はその連の踊りを知らないと、まあなかなか撮れません。なので、慣れない方は、まず「きなんせ節」と「鳥取しゃんしゃん傘踊り」から覚えて狙うといいでしょうね。
彼女も去年までの鈴の根大使の方です。実は、2016年にしまね花の郷でモデル撮影させてもらった方なんですよね。鈴の根大使になられたときは驚きました。
案外、こういう後ろからのショットって好きですね。
本番・第1部
若桜街道の西側から撮影すると顔に思いっきり影が…。
圧縮効果を出そうと思うと、もうちょっと思い切って望遠側を使わないといけませんね。
かといって、東側からがいいかというとそうでもない。昼間といえども撮影ポジションは意外と難しい。
一番歩道側に近くてもあえて望遠で狙った方がボケ感と奥行き感が出るので個人的には好きな構図。
【総括】去年よりも何故か達成感が低い…
今年は、結構反省点が多い。
そもそも、踊る場所の問題もあるのですが、4年目にしてここまで心を折られるとは…ということで、覚えているうちに反省点をまとめておきます。絶対、ここに書き留めておいた内容が来年に生かされますからね。
実は過去類を見ない暑さだった
元々、猛暑続きだった今年。しゃんしゃん当日も例外ではありませんでした。
データをSDからコピーしている時間が暇だから、
— Ke-Kun Photo (@evo_tak_photo) 2018年8月14日
過去のしゃんしゃん祭8/14の温度を比較したら、
2009年からの過去10回で、今年が一番暑かったらしい。
2000年以降で見ても、2007年に続く第2位で、
2001年といい勝負だったみたい。
そりゃ、シンドいはずだって。 pic.twitter.com/zXEiIMmLOk
このグラフを見てもらったら分かる通り、過去10年間のしゃんしゃん祭当日(8/14)の時間帯ごとの気温をグラフ化してみると、見事に今年が過去10年で一番暑いしゃんしゃんだったことが分かります。
2000年以降の18年間で見ても、2007年に続く2位の暑さだったようです。
いや、そりゃ暑かったですもん。:(;゙゚'ω゚'):
第1部で練習を…って思ったけど、あまりにもスタミナを奪われる暑さで、30分で止めました。
しかも、18:30のスタート時の温度だけだと、去年よりも9度も高いんですからね。そりゃ、体力も奪われるし、何より集中力が失われてしまう。だから、普通の事が出来なくなるし、あれこれ焦る原因にも繋がるわけです。
ヤバい、やっぱり暗い!?
今回は、若桜街道スタートで市役所を曲がり、片原駐車場を曲がり、智頭街道を戻ってくるというルートでした。何気に今までに若桜街道の「二階町一丁目」の交差点から鳥取駅側と、智頭街道の片原駐車場のあたりから鳥取駅側は経験済みだったのですが、市役所から片原駐車場の辺りというのが今回初経験でした。
ちょうどスタート1時間ぐらいが経過したぐらいで市役所の交差点を右折したのですが、この道を進むちょうど約1クール分が一気に暮れていく時間帯で、もう「アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ」と慌てるほどの暗さっぷりでした。
なんたって、F2.8の1/160sでISO-12,800。EV値3.3で、これでも1段ぐらいアンダーなレベルなので、実際にはEV値が2.5ぐらいだったんじゃないかな?と思うレベル。さすがのα7RIIIだとしても、ISO-10,000を超えた辺りから結構崩壊し始めて、RAW現像ですらどうしようもないレベルなので、この暗さは去年の智頭橋以下だったかもしれない。
参考までに、EV2.5だと仮定して、F2.8でISO-6,400に抑えようとしたら、1/45s。これだと、広角はギリ行けても望遠系は無理。もし、F1.8でISO-6,400だとしたら、1/125s。逆に1/160sを確保しようとすれば、ISO-9,000か…。
もし、来年この辺りで踊る可能性があったら、ここは単焦点F1.8という選択肢は必須かもね。
暗さの根源は時間帯じゃない。大事なのはアーケードの明かり
そういった意味では、今までもうっすらとは気付いていたけど、改めて認識したのは、アーケードの明かり大切さです。智頭街道に入り、商工会議所の事務所を過ぎると、再びアーケードが復活するのですが、アーケードに入った途端、明るさが全然違います。特に智頭街道は、アーケードの上部に一般家庭にもあるような蛍光灯が隙間なくズラッちとなので案外明るいのです。
この地図は、ISO感度がISO-6,400以上になった写真の場所を表しています。航空写真に白く筋になって見えるのがアーケードですが、みごとにアーケードが無いところが暗かったというのが分かります。ちなみに、智頭場所の駅側のところがアーケードあるのに暗かったのは、ここから智頭橋方面を狙ったから。あくまで、この智頭は被写体ではなく、私が撮影した位置ですから…。
ですので、実際、アーケードに入ってからの撮影では、F2.8の1/100sで、ISO感度のMAXが5,000程度で済んでいるので、明らかにEV値が4~5ぐらいにはなります。もちろん、これでも明るくはないのですが、F2.8通しのレンズでISO-6,400ぐらいまでで撮れるというのはRAWで1段ぐらいは余裕で起こせるので、重要です。
臨時の明かりとポジション取り
一様、アーケードがある場所も無い場所も、踊りの当日は工事現場などで使われる臨時の明かりが設置されています。写真を見返しながら、どれぐらいの間隔で設置してあるのかなぁと思いましたが、等間隔という訳でもないようで、だいたい50m前後おきというイメージでしょうか。
知り合いの写真を撮りに来ていた人は、どうしても暗いので明かりのあるところで撮影をしていました。私も初めはそうしたのですが、ちょっとした問題が出てきます。そう、照明に近い手前の人物は光が当たって明るいのですが、奥に行けば行くほど暗くなる。つまり、いわゆるストロボを直発光したときのような生々しい感じになってしまうんです。しかも、光が当たっているところ影との明暗差は増すので、正直顔が汚い。ある程度、標準領域ぐらいならいいかもしれませんが、私のような望遠で狙う者としては結構厳しい…。
なので、私は少し照明から離れつつ、ある程度、明るさが残っているような距離のところで撮影をしました。まあ、それでも足りては無いんですけどね。こうなると、やっぱり明るいレンズに頼るしか無いのか…。
ストロボという選択肢は?
別の知人からは、「ストロボは使わないんですか?」とも言われました。
一度ぐらい試しに使ってみてもいいかもしれないけど、あんまりいい予感がしません。普通に撮ると、さっきの照明の話のように、いわゆる生々しい写真になってしまう。柔らかくするのにディフューザーを使ってもいいけど、それ邪魔でしょ。ただ、ストロボなら、普通の照明と違ってスローシンクロって技も使える。ただ、ストロボだと連写はほぼ無理。しかも踊り子の人の前だバシバシストロボを焚くっていかがなものか…。たぶん、熱暴走するし、バッテリー管理も大変だし。
普通に作品撮りをするような方ならいいと思うんですけど、私のように踊っている様子をずっと2時間半撮るようなやり方はまず無理でしょう。
α7RIIIよりα7IIIをメイン機にした方が良かった?
これ、いまだに結論が出ていませんが、ちょっとそんな予感はしています。
私自身は厳密に検証をしていないのですが、α7RIIIよりもα7IIIの方が高感度に強いという評判はあるんですよね。もちろん、それは知っていました。しかも、α7RIIIは良くなったとはいえ、α7RIIと同じセンサー。かたや、α7IIIは積層型ではないものの、α9と同じもの。画素数が落ちている分を考慮しても、α7IIIの方が優れているというのは容易に想像が出来ます。
ただですよ。手元にα7RIIIもα7IIIもあって、どっちをメインで使いますか?と言われたら、そりゃα7RIIIを使いたくなるじゃないですか。実際、明るい時間帯では、さすが高画素機と言うべき解像力を叩き出してくれている訳で、ここの使い分けは正直難しいですよね。
本当は、事前の
やはり、SS速度は1/160sは欲しい
去年は終始、シャッター速度は1/160sでいきました。予行練習もずっと1/160sで撮影しつつ、たまに被写体ブレが欲しくて1/100sで撮ったりもしてました。
今年もそのつもりで、1/160sで撮影を始めたのですが、先の市役所を右折したあとの暗さに負けて、設定を1/100sに落としました。ただ、やはりそこからの採用率が一気に落ちました。
そう、被写体ブレです。
冷静に考えれば、アーケードに戻ったあとに、ISO感度が下がったので、そこで元の1/160sに戻せば良かったのですが、もう暑かったのと、体調があまりよろしくなかったのもあって、そういう所に気が付きませんでした。
正直、1/160sにしてれば、あの写真が…っていう悔しいのもありますけど、コレばっかりはしょうが無いです。
AFエリアは拡張フレキシブルスポットかワイドか
去年は、AFエリアはα9を使っていたこともあり、「ワイド」で撮影していました。というか、今年の予行練習も途中まではずっとワイドで撮影していました。
ただ、その練習の中で、どうしても前後の人物を重ねて撮影するときに、思った人物にフォーカスが合わせられないという問題がちょこちょこあって、2016年にAFで苦戦をしたα7SIIで使った拡張フレキシブルスポットで顔の位置を合わせるという方法を練習の終盤で思い出して、最終練習なんかはその撮影に慣れてきてました。
そして、本番も拡張フレキシブルスポットで撮影をした訳なのですが、途中で「ワイドにしたいな」という場面がちょくちょくあったのです。というのも、私の撮影スタイルは基本的に望遠レンズで誰かを狙っているというのが基本の撮影。なので、顔をどの位置に置いて…というのはほぼほぼ決まっているのですが、当日はただただ連の奥行き感を出しながら傘を後ろから撮るとか、ちょっと違う構図も撮りたくなるんですよね。そういう時に、「ワイド」だったら普通に一番手前にピントが合うのですが、拡張フレキシブルスポットだと、いちいち動かさないと行けないけど、バタバタしていてその余裕がなく撮ってしまって、「あれ?、ピント欲しかったのそこじゃ無いんだけど…」っていうのがちょくちょくありました。
これ、今になって冷静になって考えれば解決策があって、AELボタンに「押す間だけカスタム設定呼び出し」を設定しておいて、それのAFエリアをワイドにしておけば良かった(詳しくはSONYさんがこちらで紹介してくれています)。そしたら、ワイドに撮りたいときだけ、AELボタンを押せばいい。うわぁ、なんで早く気付かなかったんだろう…(>_<)。これでミスったショットは結構あったぞ…。
脚立はやっぱりあるといい
今まで、「脚立あるといいだろうなぁ」と思っていましたが、なかなか持って行く勇気がありませんでした。
実は今年も一様車には積んでいたものの、「億劫だなぁ…」と車に置いていたのですが、第1部で脚立集団が10人ぐらいいた(実はその半分は新聞記者)のを見て、何か使わずには居られず、第2部が始まる前に智頭街道のあるところにセッティングしておいて、あとで私と脚立が出くわすというスタイルにしました。本当は持ち歩けたらいいですけど、そんな余裕無いですから。誰か、カメラアシスタントして欲しいぐらい…。
なので、実際に脚立を使って撮影したのは終盤でしたが、少し視線が高くなるだけでも結構撮った感じが違います。実は、去年、智頭街道のロータリーの上で撮影して、案外良かったんですよね。本当は、脚立は面倒だから、一脚を持って行って、リモコンで撮影しようかとも考えましたが、広角はそれでいいですが、望遠で少し離れた連を狙うというのが結構良かったです。
出来れば、もし来年も撮影するんだったら、連の給水用のリヤカーに脚立乗せていただけると大変嬉しいんだけどな。そしたら、スタートの明るい時間帯から奥行き生かして正面から撮れるんだけど。
意外と200mmで足りる望遠
今年も、どのあたりの焦点距離を使ったのかを見てみました。
それがこちら。過去4年間の中でも一番望遠を使っていないのが分かります。久しぶりに若桜街道でも撮影をして、200mmで足りるのかなぁと思いましたが、全然問題ありませんでした。途中、テレコン欲しいなぁとかAPS-Cクロップ使いたいなぁというシチュエーションは皆無でした。
これはおそらく、私自身が練習なども含めてフルサイズ200mmという焦点距離の使い勝手が良くなってきたことはもちろんのこと、2017年からスタッフとして中に入れるようになったことも影響しているように思います。
実際、知人が歩道から撮影したショットを見ると、300mmで私の200mmと同じぐらいのものもあります。なので、位置取りも大きな影響をしていそうです。
スライドショーありきだとやや引いたほうがいい
また、私のように最終的にスライドショーを仕上げないといけない場合は、あまり寄らないでやや引いたぐらいで撮影したほうがいいです。というのも、写真のアスペクト比は2:3ですが、スライドショーにするとなると16:9にトリミングすることになり、上下が切れてしまいます。なので、このトリミングをするだけでも結構寄ることになってしまうので、「ちょっと引き気味かな」というぐらいのほうが案外いい感じになったりします。
やはり、16-35mmは正解!
今までの撮影は望遠レンズに、24-105mm相当のいわゆる標準ズームレンズで挑んでいたのですが、去年もほとんど広角側しか撮影していなかったことを踏まえて、先にも述べた通り、16-35mmで参加しました。
そしたら、まあ見事にハマってくれました。
やはり、今まで24mmでは入りきれなかったショットが16mmまで使えることで余裕で撮れます。集合写真も問題なし。円陣を組んだり、最後のフィナーレの万歳三唱とか、とにかく広角側が生きてきます。
そして、まあこのSEL1635Zの写りの良いこと。暗くなってからは、もちろんF4開放で撮るわけですが、まあ色ノリもいいし、結構隅までパキッと来るし、ほとんど不満はありませんでしたね。むしろ、今回、広角側でF2.8の必要性を感じなかったことを考えると、しばらくこのF4通しでよさそうです。
一様、カラーコーンより内側は指定スタッフしか入れませんから
これ、2015年の記事に書いたと思いますが、しゃんしゃん祭の定義としては、道路の両サイドにあるカラーコーンより内側で観覧・撮影して下さいというスタンスです。場内アナウンスでも、「歩行者天国ではありませんから」と呼びかけもされていました。今年もチラホラ普通に連が踊っている所に入ってくるカメラマンとかいましたが、基本はダメなはずです。
実は、参加連の方には注意喚起が出ているようで、キチンと参加者用のビブスやハチマキをしていないと入ったらダメなんです。一部には、関係者でない人が入っていると、その連にはペナルティが出るとかでないとか…。
今回、私はキチンと参加連のスタッフとしてハチマキをもらっていたので、カラーコーンの内側でもガンガン撮影しちゃってましたが、もし参加連のカメラマンとして参加される方は、自分の分のハチマキも用意してもらうことをお忘れ無く 。もう、これがあるのと無いのとでは、撮れるものが全然違いますから。