浜坂ふるさと夏まつり花火大会2025(2025.07.20)

気づけば今年もこの季節がやってきました!。夏といえば、そう、花火ですよね。ってことで、今年もそのトップバッターとして行ってきたのは、浜坂ふるさと夏まつり花火大会です。
気づけば今年で9回目の参加

毎年お話ししているようにも思いますが、実は個人的には2014年のサーキットデビューよりも、花火撮影は2013年からなので何げに歴が10年を超えてしまいました。しかもその初期の頃から参加をしていたのが、何を隠そう浜坂の花火大会なんですよね。
というのも、浜坂の花火って、7月中旬の3連休に開催されるので、山陰東部の花火大会の中では、ほぼトップバッターと言ってもいいタイミングに開催されるんですよね。なので、何だかんだで毎年、1年ぶりの感覚を呼び戻すための予行練習的な感じで参加をすることが多いんですよね。
なので、本当は2024年も参加するつもりではいたのですが、梅雨末期の雷雨でとても撮影出来そうな感じがしなかったので、辞退をすることに。
ただ、以前はわりと気軽に参加出来る花火大会というイメージがあったのですが、年々、お客さんが増えてきているイメージがあり、特に流行病以降は駐車場の確保が難しくなってきています。それこそ、10年前は17時に到着すれば大丈夫だったものが、2023年は16時前ですらギリギリで焦りましたから。
なので、一昨年の記事の最後にも書きましたが、JRで行くということも考えていました。ただ、会場から駅までの距離が結構あること、21:31発だと割とギリギリだし、かといって最終列車だと相当遅い。で、アレコレと考えていたら、もう早く行けばよくね?ということにたどり着いて、結果、例年通り車で向かいました。

参考までに、2025年の駐車場の状況はこんな感じ。2023年と比べると、役場とB&G海洋センターが無くなっているけど、役場はおそらく参議院選挙関係なんでしょうね。ホントなら、もう少し離れたところからでも有償シャトルバスを出して送迎すれば違うんだろうけどな。
ということで過去最速の到着
先にも述べたとおり、2年前が16時前でもかなりギリギリだったので、もっと早く行くしかないということで、浜坂に到着したのが15:15過ぎ。

諸寄から城山トンネルを抜けてきて浜坂温泉の漁港に降りる道まで来ましたが、さすがにまだ警備員さんはいない。

そのまま漁港に降りてきましたが、さすがにまだ止められそうです。ただ、帰りを考えたら、どっちにしても向きを変えないといけないからな…。

さらに次の面まで進みましたが、ここが空いてるならここでいいな…。

ということで、無事駐車することが出来ました。っていうか、一昨年は右側の岸壁側の方が先に駐まっていて、あとに左側の建物側の方に駐めた感じだったけど、今年は全く逆という感じ。
キッチリと見ていたわけでは無かったけど、やはり16時頃にはこの辺りは満車になった感じがします。

とはいえ、15:20に到着して花火打ち上げまで、まだ4時間以上。おいおい、何して時間潰すんだよ…って思っていましたが、実はこの週末はSFの富士戦で、しかも、計時システムのトラブルか何かで当初よりも45分近くディレイになり、16時頃のスタートに。結果、17時まで見事に時間を潰すことが出来ました。
SFを見終え、一度会場を下見に行く

17時過ぎでSFが終了し、ようやく会場の下見へ向かいます。

浜坂の花火大会は「川下祭り」の中の1つ。この日は鳥取で36.3℃、香住で32.9℃だったようですが、日差しの暑さはありますが、湿度が低く、風も少しあるので、そこまでのジメジメ感は無い。そして何より、史上最速の梅雨明けで暑さに慣れすぎたというのもあるのかも。

海岸の様子はこんな感じ。


会場偵察のついでに夕食用の焼きそばと唐揚げを確保。以前はパン持参で参加していた時もあるけど、最近は時間もあるし、少しはお金を落とさないとな…と思って、ここ最近は屋台で買うようにしていますが、う~ん、正直どちらも微妙でした💦。
車を離れ、再び会場へ

16:15を過ぎ、機材確認をして、改めて車を離れて会場に向かいます。

この辺りも過去の経験からなのですが、浜坂の場合は、だいたいこの18:15を過ぎると太陽が山に隠れて日陰になるんです。この日差しが無くなるだけでも相当過ごしやすくなります。

そして、10分程で海岸に到着。こうしてみても、海岸部分も西側の山のお陰で影になってくれているのが分かります。風もある程度あったので、天候の割にはいつになく過ごしやすい気持ちがいい感じでした。

ちなみに、歴代の撮影場所と比べるとこんな感じ。昔は回廊みたいなところに腰掛けて撮影するスタイルが多かったのですが、最近は場所どりを必要としないようにと前進してきていますが、今年はさらに前進しました。ここなら大丈夫だろうと思いましたが、結局、ここでもさらにもう1列前に人が来てしまったので、もう2~3mぐらいは前進してもよかったかも。それにしても、何となくで場所を決めている割には、だいたい同じような場所になるってのがスゴいな…。

今年の機材は、史上初のフルサイズ2台体制。それもこれも、フルサイズの広角レンズが2本あるという贅沢なラインナップによるところが大きいです。

α7IV × SELP1635G【動画用】

α7R IV × Tamron 17-50mm F4【写真用】
左が動画用で、α7IVにSELP1635G、右が写真用で、α7RIVにTarmron 17-50mm F4の組み合わせ。

あと、今回はテストにOsmoAction5Proでも花火を撮影してみることに。こちらは、α7IVの三脚の脚にクランプを付けて固定をしています。アクションカメラはこういうことが出来るから楽ですよね。
撮影写真はこちら
ということで、撮影写真をいくつか御紹介します。ちなみに、浜坂の場合、だいたい4部構成ぐらいで組み立てられることが多いですが、今年は「シーン」という呼び方をしていました。あと、厳密に言えば、シーン2の後に特別花火で花火の種類紹介の打ち上げがありました(いつもは、ここであっち向いてホイをしていたイメージがありますが…)。
SCENE.1




ページ冒頭の写真もそうですが、まだ少し西の空が明るい状態で撮影する感じが浜坂ならではという感じがして個人的には好きです。
SCENE.2




この辺りから海側へも打ち上げていきますが、いつもこんなに港の上にも上がってたかな?という違和感があり、フレームに入りきっているのか少し心配になりました。
SCENE.3




この辺りまで、ビビりすぎてF11で撮影していましたが、RAW現像時にプラス側に補正していることを考えると、F8でも良かったかな。
SCENE.4




最後のスターマインは定番のヤツですね。やはり、浜坂と言えば、この10号玉の連発。あの身体に響いてくる爆音は、この辺りでは浜坂ぐらいじゃないと味わえないですね。
比較明合成はこちら
一様、最後に比較明合成をしたものをチラッと。



最後のスターマインは、別に比較明合成なくてもって気もしなくは無いけど、長時間露光過ぎると白飛び気味になっちゃうからな…。
動画
完全に動画撮影は設定をミスりました。
一様設定としては、XAVC HS 4K 24p、100M 420 10bit、PP10(HLG2)、ISO-800-3200、4000Kで挑みました。そして、もう1つ、肝心なF値なのですが、F4で狙うつもりが、F8になってました。なので、これだけで完全に明るさが2段落ちてしまっています。なので、実際、動画編集時にPremiereProで露出+2して、この映像って感じです。あと、WBは4000Kだとちょっと高すぎたかなぁ…やっぱり3500Kぐらいで良かった気がします。
少し、いいわけをするならば、私の場合、このHPに過去の設定を記載して、それを元に設定をしていくのですが、ここ最近、花火大会時にスマホの電波が悪く繋がらず、自分のサイトですら確認出来ないんです。これ、もしかして、周囲の人のスマホが通じているのを見ると、ahamoの回線が悪いのかもしれませんが、これがまたテンパるんだよな…。
何で君ら、逆走してくるんだ?
最後の花火が上がったのが20:59で、そこからドタバタと片付けをして撮影スポットを離れたのが21:02。その後、必至に人の波をかき分けながら、駐車場まで歩いて21:07。よしよし、ここまで来ればこっちのものだよ!と思っていたら…

え~っと、君らなんでわざわざ混雑してる海の方に向かってるんだい?。しかも、この普通に抜けていく車もあるから、右側に駐まっている私は動くに動けない状態。

ようやくしばらくして、車が出せる状態に。これだけで約3分ほどロスしました。

そして、順調に進んで行くも、浜坂温泉前の広い道に出てくるところで渋滞。っていうか、ここって歩行者も多いからなかなか混むんだよな…。ってことで、ここでも2分程ロスしました。

さらに諸寄に出てきたところのT字路でも渋滞。とはいえ、以前は点滅信号でなかなか動かないレベルだったけど、今回は普通に時差式にしていたので、それでも流れていた印象でした。
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2019 | 2022 | 2023 | 2025 | |
撮影場所発 | 21:05 | 21:06 | 20:57 | 21:06 | 21:01 | 21:06? | 21:04? | 21:02 |
駐車場出発 | 21:20 | 21:16 | 21:06 | 21:14 | 21:06 | 21:14 | 21:09 | 21:07 21:09 |
県道に出る | 21:58 [+38分] |
21:40 [+24分] |
21:14 [+8分] |
21:19 [+5分] |
21:11 [+5分] |
21:17 [+3分] |
21:11 [+2分] |
21:13 [+4分] |
諸寄交差点 | 22:00 [+40分] |
21:48 [+32分] |
21:23 [+17分] |
21:27 [+13分] |
21:14 [+8分] |
21:20 [+6分] |
21:13 [+7分] |
21:16 [+9分] |
鳥取県に入る | 22:08 [+48分] |
21:56 [+40分] |
21:31 [+25分] |
21:34 [+20分] |
21:21 [+15分] |
21:47 [+33分] |
21:21 [+11分] |
21:23 [+14分] |
ということで、表にまとめるとこんな感じ。ぶっちゃけ、一昨年があまりにもスムーズに出られたというのがありましたが、まあ諸寄まで10分で出られればいいところでしょう。