鳥取砂丘イリュージョン2025(2025.12.23)
気づけば今年も12月ということでイルミネーションの季節がやってきました。ということで、今回も鳥取県東部のド田舎イルミネーションの定番といえば「鳥取砂丘イリュージョン」ということで、何だかんだで今年も行ってきました。
今年で20回目の鳥取砂丘イリュージョン
今や県東部ではお馴染みとなっている鳥取砂丘イリュージョン。2003年から開催されていて、流行病の関係で2020年と21年が中止されましたが、なんと実に今年で21回目になるとのこと。
私も何だかんだでデジイチを購入した2011年以来、ずっと皆勤賞。なので、個人的には今年で13回目ということになります。
正直、事前のニュース報道などを見て、昨年からさらに一層縮小した感じがあり、たぶん大したことはないんだろうな…と思いつつも、この季節の風物詩でもあるし、何なら仕事帰りで向かうことも出来るので、あまり期待せずに今年も行ってきました。
予想通りの規模縮小
本来で言えば、北側の駐車場に駐めて行くのがスタンダードなんでしょうが、私の場合は手前の南側のところに車を駐めて向かうのが定番。
ただ、道路を渡る前から、「何だかメッチャ縮小しているな…」というのに気づきます。まあ、実際のところ、市街地から坂を登ってきて砂丘トンネルを出ると会場周辺が明るくて…というのがいつもの感じなのですが、今年はその明るい感じすら感じなかったんですよね。
正面まで来るとこんな感じ。今までは、会場南側の駐車場部分に屋台があったり、ステージがあったりしたのですが、今回は駐車場にはなっていないものの、だだっ広い何も無い空間って感じ。もうこの時点で過去一番にショボい。
今回、随所に登場するパネル。おそらくイルミネーションとしてオブジェクトを作るとお金もかかった入りするからとパネルにした感じがありますが、もうこうなってくると撮影物としての価値はだいぶん落ちてしまう。
この角度のショットだとまだなんとか画になる感じはあるけど、やっぱりいつになく下が寂しいよな…。
ミラーボール
階段を上がった砂丘エリアには、あまりこれまで見たことがないとトラスの構造体。以前あった鐘でもあるのかなと思ったら、なんでかミラーボールが。
これなら何とか前ボケ入れて狙えるかなと思ったけど、まあコレがギリギリってところかな。っていうか、もう被写体に成り得そうなのがもうコレしか無いというのが寂しい。まあ、もうここのイルミネーションは、カメラマンを対象としたようなものじゃないよな…。
大黒さんとアーチ
そのミラーボールの先には大黒さんのパネルとアーチ。
先程のトラスの前ボケを入れて狙うけど、やっぱりパネルってのがもうどうしようもない。
このアーチの部分は、とにかくモデルさんみたいな被写体が欲しい。と毎年思うのよね。
アーチPart.2
さらに大黒さんのアーチの奥にはもう1つのアーチ。
今までこんな台形型のアーチってあったかな?。
はじめは気づいてなかったけど、よくよく見たら星形のイルミがあるな…
無理くりアーチの外側に出て前ボケ入れて狙ったけど何とも微妙。うん、微妙…。
サメだで~
そして、2つ目のアーチを出てくるとパネルが2つ。
「サメだで~」って…。もうちょっと他に無いのかよ…
スロープ手前にはウサギのパネル。コレってハート型にしてるって話なのかな?。っていうか、これらのパネルはいるのかね?。無いなら無いでいいような…
反射
そして、毎年なんだかんだで撮影してしまう、らくだやのガラスに反射するイルミネーション。
何となく、こういう風なほうがまだ風情があると感じるのは私だけ?
メインオブジェクト
そして、スロープを降りてきながらのメインオブジェクト。
去年までは、それでもこのメインのところは何かしらのオブジェクトがあったけど、今年は旗みたいなシートみたいなものになってたな。角度的に見にくいけど、カニと椎茸が描かれてた。
手前の広場
そして、何も無い手前の駐車場スペース。以前はスロープの横のところにあったイルミのオブジェもこんなところに殺風景に置かれてる。
その歩道沿いにはサンタさんが一列に並ぶ。これはこれで何とも面白みのかけらも無い…
せっかくだから下から煽ってみたけど、もうこれが精一杯。
サンタさんはいるといえばいるのだが…
ここ数年の頼みの綱だったサンタさんもこの扱いは何とも寂しい。
こうなったら、ほかのサンタさんで前ボケを作るしかやり方が無い。ただ、今思えば、前ボケにも使って、2体目のサンタさんにピント合わせても良かったかもな…
別のところにもサンタさんがいたので狙ったけど、前ボケとして絡めれそうなイルミネーションが無いというのが何ともツラい。
画になる被写体がない上に、前ボケもまともに使えない
一様、木に巻き付いた照明を前ボケにして狙ったけど、もうこれで限界。
まあ正直数年前から感じてはいたけど、もう撮影対象としての砂丘イルミネーションは厳しいな。