S耐 スーパー耐久シリーズ2023 Round6
in 岡山国際サーキット Day.1(2023.10.21)
今季最後のモースポ遠征は、今年はスーパー耐久岡山戦。昨年は、鈴鹿で最終戦があったので、そちらが最後となりましたが、今年から富士が最終戦になったことで、私的な最終戦はこのS耐岡山戦になってしまいました。
Day.1 入場者数:2,800人
朝5時前に起床して、鳥取市内を出発したのがちょうど6時頃。
実はこの日、鳥取を含む日本海側は今シーズン一番(というか初めて?)の寒気が入り、ちょうどこの6時前ぐらいが土砂降りな感じでした。駐車場からコンビニに行くのも少し躊躇ってしまうぐらいなので結構な雨でしたが、6時ぐらいにだいぶん落ち着きました。
鳥取あるあるとしては、鳥取県側が冬型の気圧配置で天気が悪い場合は、むしろ岡山県側は天候がいいというのが鉄板なので、そういった面では、台風が来るとか、前線が通過するとかよりも、こういう典型的な冬型の気圧配置の方がむしろ都合がいいです。
いつも通り、佐用経由で向かい、サーキットに到着をしたのが7:30過ぎ。
で、今回実は、「コースサイドガーデン(以後CSGと省略)パス」をGETしてたんですね。以前は、S耐のラウンジパスって2万円ちょっとぐらいだったと思うのですが、今年は24,200円。値上がりが痛いところではありますが、観戦券と駐車料金とパドックパスだけでも1.5万円することを考えると、2日間の弁当にプログラムとCSGの利用、そして駐車場の場所的なことを考えると実は結構お買い得かもしれません。
何か嫌な予感がしたので、19時に速攻で買ったんだけど、もうラウンジパスもコースサイドガーデンパスも売り切れってスゲエな… pic.twitter.com/heEMn1jd2Z
— Ke-Kun Photo (@evo_tak_photo) September 21, 2023
ただ、今年はチケット争奪戦が凄まじくて、販売開始10分ぐらいでこのCSGパスは完売してしまったんですよね。来年以降、この辺りは要注意かもです。
CSGパスの駐車場が特等席!
個人的には、2020年S耐以来、3年ぶりのプレミアム系パスの購入だったのですが、このHPでも駐車場の場所が悪すぎるというクレーム(!?)を書いていた(詳しくは2020年S耐の記事を参照)のですが…
何と、Cパドック内に駐車出来るじゃないか!。
これ、メインゲートで封筒渡されたときに、「駐車場の場所は分かりますよね?」と言われて、「どうせ、バックストレートの横だろ」って思っていたら、まさかのCパドック内で、しかもENKEIブリッジの横。
この場所って、駐車場の余裕がある全日本ロードの時は、よくここに駐めることが出来ていましたが、S耐のプレミアム系でここってたぶん初めて(少なくとも、私の経験では2015-20年の6年間はずっとバックストレート横だった)。
いやあ、初めからここだと分かっていたら、ちょっと考えが変わりますよね。特に荷物に関しては、パドックとの行き来で車で機材チェンジすることが出来るので、荷物を減らすことが出来ます。
そもそも、今回って土曜日のCパドックがYarisカップのパドックになっていて、S耐の関係者ですら、Cパドック内に駐められない状況だったんです。なので、絶対にバックストレートの方だろうと思っていたんです。
そんなこんなで、1日目はこの展開を全く想定していなかったし、実際、Cパドック方向に戻る機会があまりなかったので、意味の無い感じでしたが、2日目は大いに利用させてもらいました。
ただ、こういう早朝にサーキット到着した時に残念なのが、コースサイドガーデンのオープンが9:30からという点。本当なら、まったりとモーニングコーヒー飲みながら、「今日はどうしようかな~」何て考えるのがいいんだろうに…(以前のピットラウンジは朝7時とかだったような…)。
しかも、百歩譲って、予選日はまだしも、朝が早いS耐の決勝日もこの時間ってのはどうなんだろうな。せめて朝8時からとか。
ちなみに、今回から投入をしたのが、GoProの下部をDJI Actionシリーズのマグネットマウントに交換するヤツ(Falcam GoPro Mount To DJI Action Mount Magnetic Base 3234)。Ulanziさんから販売されているのですが、Amazonなどでの取り扱いがまだなく、しかも公式サイトでも国内版ではまだ扱いがなく、海岸版の方でしか扱いがありませんでした。
さらには、注文をしたはずなのに、全然商品が届かなくて、もしかして騙された(!?)とかも思いましたが、しばらくして商品ページにお届けが10月下旬になるとの記載があったので、納期が遅れているのだと分かりちょっと安心しました。
これまでも、同じUlanziさんの回転式のマグネットマウントを使ってはいたのですが、あの回転式で止めるのがちょっとくせ者で、特にバッグにPOVマウントするときに使い勝手が悪かったんですよね。
以前のようにケースに入れて運用することが出来なくなりましたが、それ以上に使い勝手が良くなったように感じます。
[8:40-]Yaris予選
パイパー内側
8:40になり、Yarisの予選がスタート。ぶっちゃけ、Yarisカップは撮らなくてもいいだろうって思ったりしてましたが、まあ気負わず、練習気分で軽く撮影します。
で、まず向かったのはパイパーの内側。ここでの流し撮りはもうド定番ですよね。何より、Cパドックからサクッと行けるのはここなんだよね。
朝イチだったので、ND付けて無くてF値がスゴいことになってるけど、まあフェンス越しじゃないしいいでしょう。
[8:47-]1コーナー立ち上がり
続いても、同じような場所のように見えますが、Cパドックスタンドに降りる階段の横から1コーナーの立ち上がりを狙います。
というか、本当はスタンド席の方から狙おうと思っていたのですが、写真に映っているA-2パドックがBRIDGESTONEさんのサービスエリアがあり、ここにトラックが並んでいるので、これはスタンド席からは無理だなって思った訳です。
正直な感想を言えば、座って狙いたかった…。
何だろう、他のカメラマンの人っていうか、他のサーキットって立って撮影する方が普通で、座って撮影する方が珍しい感じがあるのかもしれないけど、私的には岡山=座って撮影する場所が多いので、むしろ座って撮影する方が安定する気がするんだよな…。まあ、一脚の長さ的な問題もあるのかもしれないけど…。
APS-Cで狙うとこんな感じ。やっぱり、APS-Cクロップはちょっと無理があるかな…
[9:10-]1コーナースタンド
続いては、一気に移動して、1コーナースタンド。あれ?、さっきまでCパドック側にいたよね?
というか、この大移動、完全に私のミスです(笑)。
実は、先程のCパドック内から1コーナーの脱出を狙っていたときに、「いやあ~、いい感じでフェンスに影落ちてるな~」って気づいて、2日目は1コーナー方向に行くつもりは無かったので、「そうだよ、土曜のフリー走行は1コーナーの撮影窓に行くつもりだったのに~!」って急に焦ったんですよね。
ぶっちゃけ、YarisのB予選間に合わなかったら仕方がないぐらいで思ってましたが、ちょうどギリギリ間に合いました。
今回も、最近定番の1コーナースタンドの中央部分から、1コーナーの立ち上がり・侵入、そしてホームストレートの流し撮りとまとめて1箇所で狙いました。
[9:40-]S耐 Gr.2フリー走行
1コーナー撮影窓D1
いよいよS耐のGr.2のフリー走行が始まるということで、向かったのは1コーナー撮影窓D。
この時間がいい感じで影が落ちてくれている上に、この時間帯がおそらく一番ピークだった感じがします。4週間前の全日本ロードの時は10時頃がピークだったのに、30分程早くなってるんだな…。
地味だけど、こういう情報を蓄積しておくことが大事なんだよね。
ただ、残念なことに、ちょうど走行が始まるタイミングになってから、雲が出てきて、太陽が隠れてきてしまうという状態。ホント、この時間って結構雲の動きが目まぐるしく変わって、欲しい時に太陽が隠れてしまい、逆に要らない時に太陽が出てくるという悩ましい天候でした。
う~ん、こう見ても、完全に太陽隠れてる天気だよね。逆にここまで陰ってしまうと、フェンス越しは無理なんだよね。
外側の縁石を生かすなら左上げの方がいい。ただ、コッチはちょっとフェンスの映り込みが気になっちゃうんだよな…
[9:55-]リボルバー狙い
続いては、2コーナースタンドAから対岸のリボルバーを狙うという通称「リボルバー狙い」も定番構図。ここは、逆に太陽が陰っていてくれた方が狙いやすい場所。
ただ、今回ちょうどリボルバーと2コーナーの間に重機がいて、微妙に写り込んでしまう。
今思えば、もうちょっと上から狙うか、もう少しモスS寄りで狙えば良かったのかなぁとも思ったけど、時間も無かったので、出来るだけリボルバーよりもパイパー寄りで流すイメージで狙いました。
[10:01-]2コーナー飛び込み
続いても、同じ2コーナースタンドですが、ここから2コーナーへの飛び込みを狙います。
他のレースじゃあまり狙わないけど、なぜか、S耐って割とここから狙っている印象があります。
[10:20]S耐 Gr.1フリー走行
1コーナー撮影窓D1
Gr.2の走行枠が終わり、続いてGr.1の走行へ。ちょうど、Gr.2の終盤で太陽が出てきたので、これはいいぞ!と思って、再び1コーナーの撮影窓Dに戻ってきたのですが…
いやいや、再び走行のタイミングで雲が出てきて、一気に陰ってしまいました💦
なので、仕方がなく、フェンス越しではなく無難に撮影窓から狙います。
Gr.2の時よりも微妙にフェンスが気になるけど、この辺り、もうちょっと明るいレンズだと変わるのかな?
[10:35-]バックストレート流し撮り
続いて向かったのは、PA-6の縁というか、2コーナースタンドBの上段。
そう、ここからバックストレートを流し撮りします。まあ、ここも定番のスポットです。
やっぱり、何となく右上で傾けて狙うのが個人的には好き。たぶん、背景にフェンスのラインが写り込んじゃうからかな。
そういえば、どーでもいい話ですが、私的には昨年の最終戦以来のS耐だったのですが、車種やカラーリング等が変わっている車両が多くて、何か違和感ありまくりでした。
特にこの111号車を見る度に、「そういえば、昔のArnageがこんな色のAMGだったよな…」って思いながらこの週末ずっと撮影してました(笑)。しかも今思えば、昨年まで111号車ってAccess HIROSHIMAのSupraだったけど、それもいないな…
[10:44-]1コーナー立ち上がり
最後にもう5分程時間がありそうだったので、2コーナースタンドAの一番1コーナー寄りの場所から1コーナーの脱出を狙います。
やはり、ここは外側の縁石のアールを生かして狙うのがいいですね。ただ、SGTなんかと比べると、思いのほかアウト側まで使うマシンが少なかったので、思ったよりも狙いにくかったです。
[11:05-]Yaris Cup 決勝グリッドウォーク
S耐の走行が終わり、ボチボチとパドック内に戻ってきます。
というのも、せっかくならYaris Cupのグリッドに入りたいなと思ったわけです。一様、3年ぶりのグリッドではありますが、マスク無しとか考えれば、2019年以来の実質4年ぶりみたいなものですから。
ただ、実は今回少し気になったのがここ。
これまでのプレミアム系のパスって、ほとんどが2番のゲストパスみたいな形になっていた記憶があるのですが、今回は「CSG」って書いてある形(今思えば、2番とCSGって同じなんだけどね)。
というのも、パスの裏に記載してある入場区域一覧には、スターディンググリッドとグリッドウォークがそれぞれ別に書いてあって、「これ、何が違うの?」「で、グリッド入れるの?」って思ったんです。
で、こういう時は、ピット入り口にあるこのパス表示を見るのが一番確か。
これによると、一番左のCSGに×がしてないので、入ることは出来そうです(逆にS耐の年パスには×がしてあるので入れない)。
何か、このグリッドに入ってくるというのが何とも新鮮。たぶん、2020年S耐以来3年ぶり。ただ、当時は流行病関係でグリッドといっても、芝生エリアまでしか入れなかったので、本当のコース上に入れたのは、同年のMINIのレース以来だな。
せっかくなので、横構図で狙ってみました。実は、何気に35-150mmを購入してから初めてのグリッド参加。こういう構図になると、ナナニッパでは無理なので、こういうシチュエーションでは35-150mmという画角の便利さが生きてきます。
もちろん、縦構図もバッチリ。朝陽さんはボード担当でした。
時間的に大丈夫かなって思ったけど、まあ4人だけなので、縦構図と横構図を両方撮るには十分でした。
にしても、この時間帯にはパラパラっと雨が降りました。朝の晴れ間は何処へやら…。
改めてコースサイドガーデンへ
Yaris Cupのグリッド撮影が終わり、わざわざYarisのマシン撮影をするほどではないので、このタイミングでコースサイドガーデンへ行きます。
(写真は、決勝日に撮影したものなので、メッチャ天気がいいですが気にしないで下さい。)
コントロールタワーのある建物の一番1コーナー寄り(DUNLOPブリッジ寄り)にあるのがコースサイドガーデンです。以前は、ここでレストランをやってたんですけどね。数回、ここでカレーを食べたことがあります。
入口の貼り紙を見ても、やっぱり朝は9:30からなのね…。別にお弁当とか、飲み物のサービス自体はこの時間からでもいいから、部屋の利用はせめて7:00か7:30ぐらいからしてほしいと思うのは私だけかな?。
中はこんな感じ。以前のラウンジの部屋を思うと、座席数自体はそれほど多くないですが、外にも席があるので、総数としては案外同じかも。大型のモニターがいくつかあり、映像が見やすいのはいいのですが、この椅子が何とも硬くて座りにくい。まあ、あえてこうしておいて、長時間座らないようにしているのかもしれませんが…。
何も書いてないですが、ホームストレート側の扉を開けると、テラス席に出ることが出来ます。
1コーナー側にも結構スペースがあります。個人的には周囲にある腰掛けみたいなスペースが、屋内もあれば、ちょっとしたときに座りやすいように思いました。
1コーナー側を望むとこんな感じ。
気づけばもう11:30になるので、このタイミングで昼食のお弁当を頂きます。割と普通な感じのお弁当。
以前のラウンジはコーヒーがあって良かったのになぁ~と思ってましたが、このコースサイドガーデンにもコーヒーがありました。特に今回みたいに肌寒い天候だと結構ありがたいです。
[11:45-]テラスから狙ってみる
昼食も食べ終わり、ただガチで撮影する元気はないけど、せっかくのこのシチュエーションなので、試しにこのテラス席から撮影してみることに。
Exifを見てもらったら分かる通り、この撮影、ミラーレス機ではなく、RX100m7で撮影しています。EVFを使って狙ったとはいえ、一脚無しの手持ち撮影だし、十分に設定も詰めきることもせずにパパッと撮りましたがなんとか狙えてます。
これはこれでアリだけど、そもそもココって一脚の使用とかOKなのかな?(以前は、2輪の時に激感エリアとかあったけど、そこは一脚使用NGだったりしたので…)。
[12:35-]Yaris Cupコンソレーションレース
12:30前になり、続くYaris Cupのコンソレーションレース。今回のスケジュールが発表された時から「コンソレーションレース」って何だ?と思ってましたが、どうやら、岡山国際の場合、予選45位までが決勝レースに参加することが出来、予選46位以下の参加者の敗者復活戦みたいなのがこのコンソレーションレースのようです。
まあ、CSGにいても暇なので、グリッドでも行くかなぁと思って出ては来たものの、何だか人がいないんですけど…。確かに、PaRetぐらいしかいないんですが、それにしても誰も居なさすぎる。
そうこうしていたら、ちょうどスタート進行が始まるタイミングから一気に雨が降り始めました。いやあ、これはさすがに躊躇ってしまうレベル。
で、表彰台下の辺りで、PaRetいるのかな~と思ってグリッドをのぞき込んでいたら…
警備員「スイマセン、このパスでは入れないです」
いやいや、早く教えてよ!
確かに、先に紹介したパスの裏には、「グリッドウォークはいいけど、スターティンググリッドはダメ」になっていたんですよね。たぶんそういうことなのかな?。
ただ、その一方で、ピット入り口の所の表示では、「決勝スタート前・スターティンググリッド時のみ入場・通行できます」になってて、それなら入れるんじゃない?って気もするんだけど…。
まあ、雨もスゴイし、結果的にPaRetも居なかったから別にいいんだけどさ。
なので、仕方なく、テラスに戻って、観戦してました。
それにしても、このYaris Cupのお陰で、土曜日のピットウォークが無かったんだよな。ぶっちゃけ、もうちょっと時間調整をして、Yarisの予選走行時間を30分早めれば、ピットウォークが出来たんじゃないの?って思うんだけどさ…。
っていう愚痴を書きながら思ったんだけど、元々、このS耐岡山戦って、昨年10/24発表の時点では前の週の10/14-15で組まれていて、Yaris Cupはその後の11/25発表で10/21開催で組まれていた。そこに年末になって、12/28発表でSGTのオーポリ戦が10/14-15に移動になったことで、S耐岡山戦が既にYaris Cupが入っていた10/21-22の週に1週間ずれ込んだ。だから、S耐側が譲歩するしかなかったって話なのかな?。まあ詳しいことは分かりませんが…。
走行していたら、予選前に晴れ間が出てきました。ホント、さっきの雨は何だったんだろうか…。
[13:35-]S耐 Aドライバー予選
Aパドックから1コーナー立ち上がり
13:30を前に向かったのは、Aパドックの隅っこ。
本当は、パイパー外側の撮影窓で狙うつもりだったのですが、走行開始20分前ぐらいに行ったのですが、既に先客がおられて無理でした。のちのち、イベント広場へ行きたかったので、移動距離を最小限にするには、もうこの辺りしかないもんな…。
パドック内から狙えるにしても、サクッとこんな流し撮りが狙えるのは案外便利な場所。
あえて客席側を流すとこんな感じ。
[13:50-]パイパー外側
開始10分ぐらい経過したところで、赤旗提示により予選が中断。このタイミングで移動をします。
パイパーがどうかな~と思って向かってみたら、先客がまだおられて「やっぱり無理か~」と思ったのですが…
赤旗提示で完全に走行車両が一時的にいなくなったら、みんな居なくなったので、みごとに場所が確保できました。
先日の全日本ロードでのイメージもあって、どちらかというとパイパーへの飛び込んだところを流すイメージで狙います。
ただ、いろいろと厳しそうだったので、Gr.1のタイミング前にテレコンを外します。
フェンスを誤魔化すためにだいぶんアンダーにしているのは仕方がないと思いますが…
ちょっと広めにして、リボルバーからパイパーに侵入してくる後続車も入れると流し方向と逆になるので、なかなかいい感じに。そう思うと、これ、ナナニッパでF2.8開放で狙うともう少し違うのかな?。実はこの時間ってフェンスに影が落ちてるので、それを生かせる可能性もあるかも。
[14:27-]イベント広場へ
Aドライバー予選が終了したタイミングで撮影を切り上げて、イベント広場へ
ちょうど、チームPRステージが14:20からだったので、既に始まっていました。
いや、いつも思うけど、こういうステージ系をちょっと外野から見ると、引いてしまうよな…。
今回は別にステージを狙うのがメインではなかったけど、せっかくなのでちょっと狙ってみます。
実は、初めはSEL200600Gを出していたのですが、邪魔だったのでカバンに入れてしまったんだよね。こういう時に、APS-C機でいいから、SEL70350Gとかをサブで持ってくといいんだろうけど、さすがに換算200mmじゃ無茶だわ。
S耐もSGTみたいに、エリア内は座って観覧って感じになってるのね。これはこれでアリだと思うな。
肝心な撮影対応
で、肝心な撮影対応。これ、ぶっちゃけ正式名称が分からないですが、「ファンサービス(略称:ファンサ)」って言われる形もあるし、「撮影会」って言われる時もある。
以前は、結構本格的に撮影会っぽく行われることもあったんだけど、今年はどうかな?ってちょっと半信半疑だったけど、実際は10名弱ぐらいの人が対応してくれたって感じ。
神崎りな
TAMRON 35-150mm 68mm花乃衣美優
TAMRON 35-150mm 83mm原あゆみ
TAMRON 35-150mm 150mm原さんや花乃衣さんが対応してくれたってのが嬉しかったけど、村上モーターズの神崎さんにやられちゃった印象が強いな。
そして、上運天さんもパシャリ。背景がちょっと残念だけど、この逆光の雰囲気がたまらなくいいですわ。
S耐 Dドライバー予選
[15:39-]最終コーナーフェンス越し
15:30になりSwishのライブが始まったことで撮影対応もほぼ終了したので、ここでイベント広場を離れて最終コーナー方向へ。
やはり、この時間となれば、このフェンスに落ちる影を利用してフェンス越しを狙いたいってことでやってきました。
おっ、やぱりイイじゃないですか!。何気に、テレコンを使わずに、開放F6.3で狙っているというのも活きてきます。
ただ、ちょうど時間的に撮影開始から1分ほどでDドライバー予選が終わってしまい、改めてBドライバー予選を狙おうと思っていたところ…
警備員「すいませ~ん、ここは関係者だけのエリアなので…」
私「え?、今までここで注意されたことないけど…」
警備員「いやあ、本部から連絡があったので…」
まあ、コンプライアンスを重視するこのサイトですから、警備員さんの指示には素直に従った訳ですが、私も過去に何度もここで撮影しているし、他のカメラマンも撮影をしているのを見たことがあります。しかも、金網の手前なので、特段、関係者のみのエリアに入ったわけでもありません。むしろ、コレがダメなら何処ならいいのさ?。逆に言えば、ココよりもヘアピンやリボルバーのフェンス越しの方が問題じゃないのか?って思ったりもするけど…。
といっても、ちょっと最近気になっていたのは、次に出てくる写真を見てもらったら分かりますが、グランドスタンドに対してのスロープのところに、最近、カラーコーンとバーが設置されたんですよね。私の記憶だと、以前はこのカラーコーンとバーは無かった気がするんですよね。そう思うと、「ココから下に降りるなよ」というサインとも理解することも出来ます。
さらに言えば、ぶっちゃけ、ココって普段は警備員が来る場所とかではないのですが、グラスタの一番最終コーナー寄りのところで、警備員さんと観客(というかカメラマン)が言い合いというかにらみ合いみたいな感じになってて、そこに応援に来た警備員さんに私は注意をされたんです。なので、流れ弾的なところもあったのかもしれません。
代替案はあるのか?
ちょっと本題とはそれますが、もし、今後もここでこの構図が狙えないとなると、他に代替案はあるのか?。
実は、この写真は2年前のS耐の時の写真ですが、何気にこの時グラスタの一番の縁から撮影してるんですよね。ただ、この時、11/14なので、10月開催とかのタイミングで影の位置がどうなのかという問題はありますが、今後は狙うとすればここしかないかもしれません。
[15:55-]S耐 Bドライバー予選
最終コーナーフェンス越しB
続いて、最後のBドライバー予選。先の話の通り、いつもの影を使ったフェンス越しが出来ないので、撮影窓Cで狙おうか…とかいろいろ考えたのですが、何故か「どうせなら、合法的にフェンス越ししてやるぜ!」っていう方向に燃えてしまい、見つけたのがココ。
そう、グラスタ手前の坂です。普通ならこの辺りから立ってフェンスの上から狙うというのがセオリーですが、私の場合はフェンス越しで狙いたいので、出来るだけ低い位置から狙う必要がある。そうなると、もう地ベタに座るという選択肢になった訳です。
何とかギリギリボカせれた気もしますが、やはりここまで送ると、フェンスの位置が、マシンと撮影場所の中間あたりになるので、思っているよりもボケてくれない。その後のこともあって、テレコン装着をしていたけど、これぐらいならたぶんあんまり変わらなかったかな。
[16:02-]最終コーナーフェンス越しC
時間が経過して、もう少し影が広い範囲に落ち始めたので、もう少し前進してさらに狙います。
影の出来方が甘いのか、先程よりもさらにボカし切れてない。これは、いい予感がしなかったのですぐに諦めました。
[16:03-]最終コーナー飛び込み
気を取り直して狙ったのは、最終コーナーの飛び込みの流し撮り。場所的にはほとんどいつもと同じような場所の気がします。
やっぱり、狙っていると最終コーナー手前までの流し撮りの方がバランスがいい感じ。
一方で、クリップ手前の流しは、イチかバチかって感じがあったのは否めないですね。まあ、撮れたのでいいですけど。
[16:13-]マイクナイトフェンス越しD7
そして、最後に訪れたのはマイクナイト。
こちらも定番のフェンス越しポイント。ただ、予想以上に綺麗に影が落ちてくれていたので、いつもよりも少し最終コーナー寄りで7枚目のフェンスのところから狙いました。
いやあ、いつも思うけど、この時期・この時間帯のマイクナイトは、ただそれだけで画になります。今思えば、もうちょっとシャッター速度落としても良かったかも。
S耐予選は、赤旗中断の関係で途中5分遅れで進行していったので、16:35で予選は終了。それにしても、駐車場がCパドックってのは、やっぱり地味だけどめちゃくちゃ近くていいな。