SUPER GT 2023 GT500メーカーテスト at 岡山国際サーキット
(2023.02.09)
岡山国際サーキットでのSUPER GTのテストといえば3月2周目の公式テストが有名なのですが、毎年、2月にもメーカーテストが開催されます。今回はそのメーカーテスト2日目に参加した様子を紹介します。
Day.2
これまでこういうメーカーテストの存在は知っていましたが、そこまで参加して…ということはありませんでしたが、3月の公式テストの前に少し撮影をしたいなと考えていて、2月の地方戦を考えていましたが、それならメーカーテストに行った方がいいのでは?ということで、今回参戦することにしました。
で、岡山の場合、公式サイトでサーキットの予定を見ることが出来るのですが、2/8-9の2日間に貸切2時間×2回が設定されていたんですね。コレを見て、おそらくこの日だろうと見越していました。あとで考えれば、ちょうど2/10-12が大阪オートメッセが開催されるので、その前にってことだったんでしょうね。
鳥取市内を7:30過ぎに出発。10時の走行開始に間に合えばいいので、そこまで急ぐ必要はなかったのですが、今回はとある走行動画を撮りたかったので、ちょい早で出発しました。
そう、岡山国際サーキットへのアクセス車載動画です。私的には鳥取県東部からの参戦なので、北側からのアクセスは撮りやすいのですが、南側は改めて撮影しないと撮れなかったんですよね。なので、今回こういうタイミングで録画してみたってことです。天気も良くてよかった…。
午前中は1~2コーナー方向へ
で、無事サーキットに到着をしたのが、9:40頃。
正直、それほど「ここで狙うぞ!」と意気込んでいた訳では無いのですが、この日のコンセプトは「今まであまり狙ったことがない場所・構図で撮影してみよう」というのは決めていました。というのも、3月のSGT公式テストの時は、ある程度、めぼしいところで狙いたいので、新しい場所・構図を見つけたいと考えていました。
そう考えると、ホッブス~マイクナイト~最終コーナー辺りはもう出尽くした感じはあるので、1~2コーナー方面かCパドック近辺のどちらかと考えていました。それを考えると、午前中の撮影的には光の角度からして、1~2コーナー方向の方がいいので、まずは1~2コーナー方向に向かうことに。
チラッとテスト初日の動画が上がっていて、2コーナースタンド下の所に車を駐めている映像を見ていたし、入場ゲートでも今回特にCパドックに…みたいなことも言われなかったので、シレッと2コーナースタンドの下に車を駐めました。
地方戦の時もそうですが、坂を上っていってPA-7やPA-6に駐めようと思ってもゲートが閉まっているので、結果的にここぐらいしか駐める場所が無いんですよね。1コーナースタンドや1コーナー正面だと、意外とグランドスタンドと1コーナーの撮影窓の間のところに駐めた方が近いかも。
AM走行
1コーナーフェンス越し
まず真っ先に向かったのは、1コーナーのフェンス越しのポイント。
ちょうど定番の撮影窓Dと撮影窓Eの中間辺り(撮影窓Dよりもフェンス6枚分2コーナー寄り、ちょうどフェンスの柱が1コーナークリップ)。この辺りは、フェンス自体は一直線で並んでいるので何処でもフェンスの陰の出方は同じだったのですが、どうせなら今まであまり狙ったことが無い場所で狙おうと思って、ここをチョイスしました。
タイミング的には到着した頃が最もベストな感じで、時間の経過とともに段々フェンスに光が当たり始めるようなタイミングでした。
私にしては珍しく、結構ガッツリと寄ってみました。定番の撮影窓Dだと手前の縁石を入れるのが意外と難しいので、これはこれで結構アリな気がします。
10時からの走行で、撮影時間は10分足らずでしたが、この時間でもうフェンスには光が当たり始めてました。なので、この構図は狙えたらいいけど、影が出来る時間帯が結構シビアなのでそこが難しいところです。
1コーナースタンドB:一番2コーナー側
続いて向かったのは、1コーナースタンド。ここのスタンドって、上から見ると、くの字のように折れ曲がっているのですが、私は勝手に折れ曲がっている部分より1コーナー側をスタンドA、2コーナー側をスタンドBと呼んでいます。
なので、今回の場所はその1コーナースタンドBの一番2コーナー寄りの場所。ここがスタンド席の最下段ですが、ここでフェンスとの兼ね合いはギリギリという感じ。もう少しフェンスを避けたいなら上段に行くか、もう少し1コーナー寄り(右手)に移動する感じ。
1コーナーのRを生かして、大きく流してみたけど、う~ん、ちょっとイマイチかな。
1コーナーのイン側が広い芝生だったらまだいいのでしょうが、コンクリートウォールが写り込むのがあまり格好良くない。せめて、ここを青白で塗ってくれたらな…。
そう思って、あえて寄ってみたけど、まあ悪くはないけど、これはこれで味気ない。何とも微妙です。
1コーナースタンドB:一区画1コーナー寄り
なので、先程の場所よりも1区画(1区画は階段での区切り)ほど1コーナー寄りに。ここがちょうど目の前が定番の撮影窓Dになります。
ここで先程と同じ構図を狙っても同じだと思ったので、ここでは1コーナーの飛び込みを狙ってみました。
本当だともう少しスローシャッターの方がいいのでしょうが、歩留まり的にはこれぐらいが安全パイだったりします。最終コーナーでも似たような構図が狙えますが、個人的にはコッチの方が撮影しやすいような気がします。
1コーナースタンドB:さらに一区画1コーナー寄り
続いて、もう一区画分、1コーナー寄りに移動してみました。ここだとだいぶんグランドスタンドが、見えてくるので、なんとなく流したい気分になります。
以前にも狙ったことがある構図ではありますが、改めてα9とSEL200600Gの組み合わせでこの構図を狙うのは初めてだったかも。何故か、いつも斜めにするクセがあるので、今回は出来るだけ真横のショットも狙ってみました。
1コーナースタンドB:ちょうどくの字のところ
だんだん1コーナー寄りに移動してきて、ちょうどスタンドがくの字になっているところ。たぶん、ここで撮影したのって初めてだと思うな。
特にマシンを中央に置きたかった訳では無いけど、何となく選抜してたら中央の構図の2枚になってしまいました。グランドスタンド狙うなら、ここはいいかもしれないですね。
また、ここで1コーナーの飛び込みを狙うと、先程の場所よりも縁石のRがより生かされた感じになるので、結構このポイントは気に入りました。
1コーナースタンドB:先程の場所の数段上
ここのコーナーのRが割とカッコイイので、元に戻って大きく流したらどうだろってことで、先程の場所よりも数段上に上がって、フェンスが気にならないようにしてみました。
いいんですけどね、やっぱりイン側のコンクリートウォールと周回路がなんともダサいです。
それを考えると、シンプルに寄ってしまった方がいいかも。ただ、そうなるともっと1コーナー寄りのスタンドAの定番構図と同じになっちゃうんですよね…。
2コーナースタンドA:リボルバー狙い
気づけば午前中の走行の半分が終わってしまい、続いて向かったのは2コーナーのスタンド。
何処で撮影しようかなぁとあれこれ考えてましたが、やはりここに来ると狙いたくなってリボルバーにレンズを向けちゃってました。しかも、作業車もクリアで狙いやすかったので、あえてスタンド席の最下段から狙いました。
ぶっちゃけ、午前中のリボルバー狙いは逆光になるので、あまりいいタイミングではなかったのですが、ちょうど雲が出たタイミングを狙って仕留めました。まあ、このあたりはもういつも通りって感じですよね。
2コーナースタンドA:流し撮り
続いても2コーナーのスタンドAでの撮影ですが、今度は手前の2コーナーのクリップの流し撮りです。
以前、スタンドAの一番モスS側のところがフェンスが被りづらくていいというのを発見していたので、ナナニッパレンズも持っていたので、試しに狙ってみることに。
ここは、リボルバーやパイパーと比べると明らかに車速が速いので、流し撮りで追いかけるのがそもそも大変です。それに、やや手前で狙うと縁石の手前だし、縁石を入れようと思うと微妙に通り過ぎた印象が残るので、そういう意味ではあんまり良くない場所です。
PA-6:バックストレート流し撮り
続いては、PA-6の駐車場に上がってここからバックストレートを流し撮りします。これも定番構図ですね。
この構図はもうだいぶん慣れた感じですね。S耐の時には真横にフラットに流したりもしましたが、個人的にはこれぐらい少し傾いている方が好きです。あとは、芝生の色が悪いのが、残念なんだよな~。
PA-6:パイパー脱出狙い
実は以前からちょくちょく狙っていたパイパーでの脱出を狙うという構図。
今までは、2コーナースタンドAから狙っていたのですが、パイパーアウト側のフェンスが邪魔だったり、スピーカーのような照明のようなものがあって邪魔になっていて、何処かいいところが無いかなあ…と思っていたら、ふといい場所を見つけてしまいました。
ここが何処かというと、スタンドAとBの間のところ。まさか、こんなところにいい場所があったなんて…。
ここだと、左手前側がスッキリするので構図としても断然いい感じになりました。ただ、アウト側のポストとかが何ともかっこ悪い…。
ということで、ガッツリ寄ってみました。アウト側のスポンジバリアが何ともかっこ悪いのは気になりますが、まあ今までよりは断然良さそう。
というか、今までフロント狙いばっかり撮影してきた私が、ここでは珍しくリアで撮影しているんですよね。なので、自分的には面食いなのかな~とか思ってましたが、遂にお尻狙いを解禁ですかね…。
PA-6:1コーナー脱出狙い
午前中最後の撮影もPA-6の隅っこ。
PA-6の1コーナー狙いの隅っこといえば、階段よりも1コーナー寄りのホントの一番角っこの場所が有名ですが、ここはちょうどスタンドAの上のところって感じの場所。ここだと、スタンドAから狙っているのより少し高い位置から狙えるかな?と思った訳です。
昨年のS耐やGTWCの時にスタンドAから狙っていた構図ですが、外側のRを生かすのであれば、この場所も結構アリかもしれません。それか、もしかたら階段の少し右(PA-7寄り)ぐらいでも案外いいのかも。
しばし散策へ
12時過ぎに午前中の走行が終わり、午後の走行は2時スタート。それまで結構時間があるので、ジッとしていても暇なので、RX100m7をポッケに入れて撮影スポットの散策へ。
それこそ1~2コーナー方向だと、レース日の朝が暇だと散策することがあるけど、他の場所はあんまりそんな時間ないですからね。こういうテスト日の特権だったりします。
レッドマンアウト側
今回テスト日ということで、行けるかな~とちょっと期待をしていたのが、レッドマンのアウト側。レース日だと、この坂のところに「関係者以外立ち入り禁止」とかあるのですが、今回は何も表示などはありませんでしたね。
ってことは、行ってもいいってことですよね。
以前、とある方のブログで車検場の辺りから最終コーナー立ち上がりが狙えるよ的な記事を見たことがあるのですが、こうしてみると、確かにBRIDGESTONEのトラックの前辺りからだと狙えそうな気もしなくはない。
ただ、今回の場合、ガソリンスタンドの手前で関係者以外立ち入り禁止の表示とバリケードがあったので、たぶん無理かなぁ~と思ってこれ以上は諦めました。一様、場所によっては車検場のピット側の方からでも最終コーナーの立ち上がりはチラッと狙えそう。
もう1つ、マイクナイト~最終コーナーの方向も狙えないかな~と思いましたが、こちらも難しそう。まあ、アウト側のタイヤバリアの青白があんまり見えない時点で無理ですよね…
ただ、肝心のレッドマンコーナー自信はいろいろと狙えそうだったので、それはあとのお楽しみに。
ヘアピン
あとはヘアピン。本当はここも撮影しようと思っていたのですが、時間が無くて狙えなかったですね。
ヘアピンの撮影窓といえば、正面の撮影窓Aと緑ネットがかけられている撮影窓Bが有名ですが、実は撮影窓C(右側)とD(左側)もあります。
撮影窓Cについては、右側の窓からホームストレートが狙えるのは知っていたのですが、改めて確認したら左側の窓からも十分狙えます。まあ、相当な望遠レンズが要りますけどね。
あと、撮影窓Dについては、ここはやはり公式カメラマン専用の場所っぽいですね。一般観客がこの窓を使うのは無理そうです。
ヘアピン正面
S耐の時に手前のフェンスに細かいネットが張られていることに気づいたのですが、あまり写真が分かりにくかったので撮り直してきました。細かい上に新しいのでギラギラしていて、これは結構厳しそう。
こういう感じで、手前のワイヤーメッシュみたいなヤツに一面張られています。
これでもはや正面の撮影窓は絶望的か…と思っていましたが、上の方の撮影窓だとギリギリまだ狙えそうな感じがします。ただ、見ても分る通り、バックストレートを奥行きを使って撮影するってのはたぶん無理です。
もうこれで万事休すかなぁ~と思っていたヘアピン正面なのですが、Cパドック寄りのところに新しい撮影窓が作られています。この前のS耐の時は全然気づきませんでしたね。
PMの走行へ
ヘアピンフェンス越しB
午後からの走行開始はヘアピンからスタートです。
あれ?新しい場所で撮影するんじゃなかったの?って思うかも知れませんが、SGTでは2021年・22年とCパドック入場が禁止されていたので、SGTをヘアピンで狙うのは、2019年の公式テスト以来4年ぶりに。なので、ちょっと練習気分的に狙ったわけです。
それにしても、昨年の秋も思いましたが、岡山国際さんは明らかにこのエリアの草を刈らないようにしている感じがします。良くも悪くも、岡山国際って、こういうアマチュアカメラマンに対する嫌がらせっぽいことをやりますよね。
百歩譲って、これが流し撮りで前ボケに入れられる構図ならいいけど、ヘアピンでってなかなか厳しいよね。
まあまあ、このあたりはなんちゃーないですけどね。
それにしても、ZENTは昼イチぐらいで走行しなくなっちゃいましたね。
CパドックスタンドA
続いては、Cパドックにあるスタンドから。
ここからって、普通はリボルバーの立ち上がりだったり、せめて対岸の2コーナーを流すというのがよくやられる構図だと思いますが、今回は1コーナー狙いです。
今までもチラッとは撮影したことがありましたが、ここまでガッツリ狙ったのは初めて。
APS-Cクロップを使ってガッツリ寄るといい感じで撮れますが、背景のタイヤウォールがあまり入らないので、それはそれで流している感じが出ない。
なので、あえてこれぐらいの画角で狙った方が流し撮り感は出ていいですね。本来でいけば前側に空間を空けるのがセオリーでしょうが、前側ほどコースとタイヤウォールの距離が遠くなるので仕方なく後ろ側に空間を作りました。
CパドックスタンドA
そんなこともあり、もう少し低い位置から狙った方がコースとタイヤウォールの距離が縮まるかなと思い、一区画分パイパー側に移動し、先程はスタンドの後ろから立ちで狙いましたが、今回はスタンド席から座って狙うことに。
構図的には悪くないんですけど、手前のガードレールがかなり目立っちゃってます。そう思うと、やはりAPS-Cクロップして1000mm越えしてこないと結構厳しそう。
パイパー立ち上がり
ちょうど赤旗が出たタイミングで移動し、次に向かったのはCパドックの駐車場の横というか、ENKEIブリッジの手前。
パイパーの立ち上がりというか、トイレ裏の短いストレート部分。ここも、いろんなところで撮影をしてきたのですが、冷静に考えたときに、多少遠くても出来るだけ正面に近い位置で狙った方がいいのでは?と思って、昼の散策の時に見つけたのがここ。座って待つにもちょうど腰掛けられるし、少し高い分、撮影するにはフェンスの上から狙いやすいです。
ここって、マシンの角度とかは最高にいいのですが、残念なのが縁石を入れようとすると、アウト側のスポンジバリアと寂れたフェンスなんですよね。どうにも汚く見えてしまう…。
その点、縁石が切れかけるようなところまで引きつけると多少スッキリしてきますが、縁石が減ることでちょっと味気なくなっちゃうんですよね…。
レッドマンアウト側
続いて向かったのは、レッドマンのアウト側。
ここって、先程も述べたとおり、普段のレース日は登り坂のところに関係者以外立ち入り禁止の看板があって行くことが出来ないのですが、こういう平日のテスト日だからこその撮影スポット。昔にSFのテストの時に少し撮影したことがありましたが、ガッツリ撮影するのは初めてみたいなもの。昼の散策の時にチェックして、「これは絶対行かねば!」って思ってました。
で、まずは狙ったのは普段はマーシャルさんがいるであろうスポットのところ。
「え?、ここからどうやって?」と思うかも知れませんが…
ちょうどタイヤバリアとスポンジバリアのところにちょっとした空間があるんです。しかも、私が撮影した時間帯はそれほど日差しが厳しくないタイミングだったので、これなら十分フェンス越しでイケると踏んだのです。(おそらく雰囲気的には午前中なら屋根部分の影になるので、フェンスには影が落ちそうな気がします)
これはなかなかいいですね。もしかすると今日イチな気がします。背後にパイパーも入るし、その奥のタイヤバリアもいい感じ。本当はもう少しマシンを右に置いて、パイパーのアウト側の縁石を入れたら最高だったかも。
で、その縁石を意識して、APS-Cクロップで換算1,260mmで狙うとこんな感じ。GT500テストで10台のみの走行なので、これがもう少し台数が多くて背後にマシンが入ったら…とかも思いますが、まあコレばっかりは仕方がないです。
フェンスの切れ間を狙う
続いて狙ったのは数m左に移動してのフェンスの切れ間です。
ここからならフェンスを気にする必要はありません。ただ、見て分る通り、パイパーのアウト側の縁石を入れるには結構厳しい画角です。
なので、実は840mmでも左右いずれかのフェンスの柱が写り込んでしまうので、APS-Cクロップの換算1,260mmMAXでこの構図しか狙えない感じでした。なので、あえて背後にパイパーに侵入するマシンを入れて、少しアクセントを入れて見た感じです。
ちなみに、私の前に撮影していたカメラマンは縦構図で狙ってました。何だか分かる気がします。
思い切り流す
次も同じレッドマンアウト側ですが、一般的にここで普通に狙うならここからだと思います。ただ、ここからだとレッドマンへの侵入を狙うのはほぼ不可能なので、横に流すか、脱出を背後で流すかのどちらかになりそう。
なので、まずは背後で流してみました。SEL200600Gにテレコン装着のままなので、ワイド端280mmですが、これだとレッドマンのRが見切れてしまう感じです。なので、もうちょっとワイド寄りに振りたい感じ。
逆に寄ってしまってスッキリさせるとこんな感じ。こっちの方がいいかもしれないですね。あとは背後のウォールが青白だったらベストなんですが…
SEL70200GM2にチェンジ
どうにもSEL200600Gではワイド側が苦しいので、ここでSEL70200GM2にチェンジ。
まずは横に流して見ました。あえてこれぐらいで少しホッブスを入れるのもありかも。
ガッツリ寄るとこんな感じ。あまりこういう画角の流し撮りって慣れてなかったのですが、意外と振り幅が大きいので、スゴイシャッター速度を遅くしなくても、それなりに流せる気がします。この辺りの感覚をもう少し掴んでいきたいですね。
先程、SEL200600Gでワイド端が足りなかった構図がこんな感じ。今思えば、マシンを左上に置けば、レッドマンのR全体を入れられたのかな?とか思うけど、撮影しているときはもう右上に置くことしか考えてなかったな…。やはり、こういう構図の画作りを勉強していかないといけないな。
ホームストレート流し撮り
続いて向かったのはAパドック。
ちょうどダンロップブリッジの横のゴミ箱があるところです。以前はここって、流し撮りで有名な場所だったのですが、コースサイドテラスが出来てしまってからフェンスも出来てしまって、撮影しづらくなってしまったんですよね。
なので、私の中では「ここでは無理」と決めつけていたのですが、SNSとかを見ると、ここだと思われる流し撮りの画像をちょくちょく目にするので、改めてここで撮影してみようと思ったわけです。なので、私的にはかなり久しぶりだと思います。
私の場合、1コーナーの撮影などと同じく、流し撮りって斜めに振ることが多いのですが、今回はあえて真横にしかも水平になるように狙ってみました。SNSではよく目にする構図なのですが、私的には結構珍しいです。
そういえば、余談にはなりますが、ホームストレートのフェンスの頭に返しのような形で足されていました。おそらく、昨年の富士のストレートでのクラッシュを受けてなのでしょう。
逆に言うと、これぐらいしか目に見えて改修されてそうなところは気づきませんでした。
Aパドックから1コーナー流し撮り
続いてもAパドックからですが、ここの隅っこから1コーナー方向を流します。かつてはS耐なんかでよく多用していた構図なのですが、不思議とここ数年はあまり撮影してなかったですね。
ここも、Cパドックからの流し撮りと同じで、ガードレールがちょっとな…ってのが気になるところ。ただ、他に撮影要素が多くないAパドックでこれが狙えるというのがミソだと思います。
あえて、マシンを右下に置いた構図にするとこんな感じ。撮影の時は意識してなかったけど、いい感じに愛多神社を流せています。もうちょっとシャッター速度攻めても良かったかもな…
パイパーアウト側
そして最後はここ。
そう、パイパーアウト側の撮影窓です。Cパドックと同じで、SGTだとここで撮影出来るのも4年ぶりですから、やっぱりここで撮影しないとな。
珍しく、まずはリボルバーの立ち上がりから。何てことは無い構図だけど、案外好きな構図です。
で、ここでの定番といえば、このターンインの瞬間。ここって、もう少しシャッター速度落としても大丈夫なのかな?
最後はクリップ手前のところ。本当はクリップで流したかったけど、先客がおられたし、ここって中途半端にシャッター速度落とすと、フロントのブレが気になったので、あえてシャッター速度早めで狙いました。
ということで、午後は赤旗中断があったことで、15分延長されて、16:15で走行終了となりました。いくらか定番構図もあったけど、今回はだいぶんアグレッシブに構図や場所を変えて狙えた気がします。岡山に来て、マイクナイト~最終コーナー狙わずに帰るなんていつぶりだろう…。
さあ、今から3月の公式テストが楽しみです。