2023 AUTOBACS SUPER GT Round3
SUZUKA GT 450km RACE at 鈴鹿サーキット Day.1
(2023.06.03)

鈴鹿サーキット SUPER GT

 今年2戦目となるレースは、岡山開幕戦に続いてのSUPER GT鈴鹿戦。SGTの鈴鹿戦としては、流行病の真っ直中の2020年秋にイレギュラー開催された時以来の2年半ぶり、5月開催としては2019年以来の4年ぶりの参戦です。

Day.1編 Day.2編 GT500 RQ編 GT300 RQ編

Day.1

台風2号接近と梅雨前線活発化で大雨が日本列島を襲う

 元々1週間前から週間天気予報を眺めていても、雨模様による天候不良が予想されていたSGT鈴鹿戦。それが、開催数日前になって、台風通過が早まったこともあり、週末自体の天気は上向き傾向に

 がしかし、前日となる6/2(火)が太平洋側を中心に、台風の影響によって活発化した梅雨前線で、あちこちで線状降水帯が発生してしまう大雨に

 まだ鈴鹿以西の中国・関西地区は難を逃れましたが、鈴鹿以西、特に静岡県のあたりでは浸水被害も出る程の大雨で、高速道路が通行止めになる状況に。

 さらには、新幹線と特に東京-名古屋間は土曜の昼頃まで動かない状況に。これにより、レース関係者でも鈴鹿入りが出来なかった人がいたほか、レースクイーンもその多くが土曜朝に東京から新幹線で鈴鹿へ移動する方が多かったようで、土曜の鈴鹿入りを諦めたRQも結構いたみたい。もちろん、お客さんに関しても同様で、SNSなんかを見ていても、土曜昼を過ぎてようやく鈴鹿入り出来たという方も結構いたみたい。

 何というか、この初夏の鈴鹿戦って何か起きる…ってのが私の中にあるんだよな…。それが、今回、私は大丈夫でしたが、全体に影響しちゃった…みたいな。

念のため、余裕を持って鈴鹿入りを目指す

 この日は、1時前に起床。いつもなら、4時間もあれば鳥取から鈴鹿まで走れるし、まあ7時ぐらいに到着出来ればいいんじゃない?って思ったりもしましたが、この度の大雨の影響で、途中もしやってことがあったらいけないので、ちょっと余裕を見て、2時前には鳥取市内を出発します。

 この季節の鈴鹿戦は、2019年以来の3回目。ただ、早朝走るようになったのは最近。ということで、大津SAに入る前の4時半前の段階で既に空が明るくなりはじめます。さすが、一年の中でも昼間が最も長い時期なだけはあります。

 いつものように、加西SA・大津SA・亀山PAと3箇所で休憩を挟みながら、鈴鹿サーキットに到着をしたのが5:40過ぎ。今回は、P4の前売駐車券を購入していたので、P4へ。

 ガラガラやないか~い~!

 私も長いこと、鈴鹿サーキット通ってますが、この時間でこのガラガラって前売とはいえなかなか無いような…。やっぱり、高速道路通行止めの影響がここにも現れているのかな?。

 予選日なので、そこまで気にしなくてもいいのかもしれませんが、一様、最も出口に近いところの通路寄りを陣取ります。

 結局、7時に駐車場を離れましたが、その時間でもこの状況。いやいや、ゲートオープン7:45ですからね。

 これは、どう考えても到着出来ていないお客さんが多そうな感じがします。

 入場待ちの隊列に並んでこの位置。まあ、この位置ならいいでしょう。

 係員の説明を聞いていると、当初の7:45のゲートオープンに対して、15分繰り上げて7:30にはゲートオープンするとのこと。鈴鹿では、こういうのちょくちょくあります。

15分繰り上げのゲートオープンのものの…

 で、その7:30ちょうどにゲートオープン。そういえば、5類になったということで、体温チェックとかも無かったな。この日は赤マジックで、チケットにチェックを入れてました。

 この日は、朝イチからスプーン方面に行きたいと考えていたので、メインゲート入ってすぐ右側にある歩道橋を渡って最終コーナー方向に…と思ったら、歩道橋手前でストップ。どうやら、GPエントランスは定刻の7:45オープンだが、こちらは10分遅れの7:55オープンとのこと。コレって、同時オープンにすると、逆転しちゃうからワザと遅くしてるって話なのかな?。

 5分だと微妙な気もするけど、10分だと間違いなくGPエントランスの方が早い気がする…けど、グランドスタンド裏のGPスクエアから最終コーナー方向のあの坂道を登っていくことを考えたら、多少遅くなっても省エネ運用したいという考えです。

7:55に歩道橋がオープン

 7:55になり、歩道橋側からの入場がOKになり、最終コーナー裏を抜けて、ヘアピン方向へ。

 予想通り、GPエントランスから入った人の方が先を歩いている感じはしましたが、それほど人数は多く無さそう。

 そうこうしていると、もうFIA-F4の走行は始まっています。この段階で8:10。ヘアピンのスタンド席まで15分ちょっとという感じです。

 今回の鈴鹿戦から登場していたスプーン横に出来た「Spoon BASE」という駐車スペース。駐車区画サイズは10m×6m(車両1台+テントまたはタープ1張)という、鈴鹿では珍しい形ですが、見ての通りのガラガラ。売れてないのか、ここも大雨の影響で来場が遅くなっているのかよく分りませんが、観戦券別で2.5万円はなかなかするよね…。

 ということで、8:20過ぎにようやくスプーンに到着。いやぁ、何気に初めて朝イチでスプーンまで歩きました。歩道橋の手前からでも2kmちょっとありますから、それぐらいかかりますよね💦。この時間帯はまだ雲も多かったし、風が気持ちよかったのでどうにかなりましたが、真夏で風が無かったら嫌だろうな…。

FIA-F4 予選

 さて、まずは、FIA-F4から撮影を始めます。

スプーン撮影窓A

 そもそも、なんで朝イチでスプーンまで向かったのかというと、やはりこの撮影窓での撮影をリベンジしたかったんですよね。ただ、思ったほど人が多くなくて、私が2番目って感じでした。もちろん、場所取りというのもありますが、午後に近づくほど逆光気味になるし、雲が出ているうちの方が撮影には向いているだろうという魂胆です。

 ここって、右上げ・左上げのどっちがいいのかな?って思うのですが、結果的に左上げ(右下げ)の方がしっくり来る感じ。なので、この後はSGTも含めて左上げで狙ってます。

スプーン撮影窓B

 予選の前半が終了し、ふと横に目をやると…

 あれ?、こんなところにも撮影窓あったっけ?。岡山国際だとよくある話ではありますが、鈴鹿で撮影窓って割とレアですからね…

 まだ、他の人に場所取りをされるほど同業者がいないので、このタイミングでこの撮影窓でも狙ってみることに。

 10mぐらいしか離れてませんが、こっちの撮影窓はクリップ手前の辺りが狙い目っぽい。あえてガッツリ寄って狙うのもアリな気はしますが、私的にはせっかくなので背後のマシンを入れる構図にしてみました。

 もう1つ、250Rからの立ち上がりを狙うというのもいい感じ。840mm×APS-Cクロップということで、換算1,260mmなので、あまりシャッター速度落とさずに置きにいってしまいましたが、もう少し落とした方が雰囲気は出そうです。

 と、ここで赤旗で予選中断。元の撮影窓に戻ります。

あえて別角度からスプーン立ち上がりを流すのもアリ!?

 ちなみに、普通なら、250R側に向けてレンズを構えるのが一般的なのですが、あえてスプーン2個目の方向で見ると…

 スプーンの立ち上がりに、背景にイタリアンカラーのウォールを入れて流せそうな気がします。今度行ったら試してみたいな…。

 実は、元の撮影窓の方も同じような構図が狙えます。

再び元の撮影窓へ

 予選が再開され、再び元の撮影窓で狙います。とりあえず、置きにいっちゃってます。

SUPER GTフリー走行

 さあ、いよいよSUPER GTのフリー走行が始まります。今回は、ステージやピットウォークなどは不参加なので、フリー走行からFCYテスト~サーキットサファリと結構な時間を撮影に費やすことができます。

[9:15-]撮影窓A

 まずは、FIA-F4の時と同じく、定番の撮影窓から。

 やっぱり、いいっすね。ホント、こうしてみると岡山国際のマイクナイトと同じ構図だよな。そう考えると、マイクナイトの方が全然敷居低いよね。ここまで30分弱歩いて来ないといけない上に、キャパシティは5人ぐらいなもんだからな…。

 あえて、クリップ手前を狙うとこんな感じ。本当は、窓の左側から狙えば、完全にクリップを狙えるけど、私は一番右側から狙ったのでここが限界です。

[9:37-]スプーン正面フェンス越し

 続いて向かったのはここ。

 ちょうど撮影窓のすぐ横のフェンス。普通の人なら「は?」というかんがするでしょうが…

 この辺りのフェンスって、かなりの老朽化が進んでいるようで、結構なサビサビな感じ。ただ、これが実はフェンス越しには良くて、黒っぽくて直射日光が当たってもギラつかないフェンスって、結構ボカしやすいんです。

 やはり、こういう発想は、岡山国際でトコトンフェンス越しをしているクセですね。

 実は、今回のスプーン行きのもう1つの目的というか、課題があって、それは撮影窓の代替案が何処かないか?というもの。そりゃ、今回のように簡単に撮影窓で撮影出来ればいいですが、ここってカメラマンが入れ替わり、立ち替わり訪れる有名な場所ですからね。

 そうなると、この撮影窓に頼らない撮影場所を見つけておきたいな、と思っていたわけです。そういう意味でもとても都合のいい場所です。

 まずは、背後にマシンを入れたかったので、ターンインをしてすぐのところを狙います。

 いやいや、全然問題無いじゃないですか!。っていうか、フェンス越しだって言われても、おそらくほとんどの人が気づかず、「撮影窓から狙いましたか?」って思うでしょうね。

 続いて、クリップを軽く流します。岡山のマイクナイトだと全然クリップを流したりしてませんが、ここはイン側が芝生なので結構いい感じに狙えます

 ここは想像以上にいい場所でしたね。新たな撮影スポット発掘といった感じ。

[9:48-]スプーン正面フェンス越え

 次、は元々考えていた撮影窓の代替案の場所。

 はい、何でもない、上の高いところからフェンスの上から狙おうという作戦です。ただ、こうしてみてみるとよく分りますが、フェンスの高さが大変絶妙な感じです。

 やはり、撮影窓の位置よりも結構上になるので、単純に望遠で背後に入れるというのは厳しい…。なので、ちょっと広い画で入れてみました。今回はちょっと傾けすぎた感じもありますが、250RからのS字のラインがなかなかいい感じ。あとは、シャッター速度落とした方が、マシンも流しやすいので良きです。

[9:57-]フェンス越しB

 10分ほど撮影をし、次の撮影場所へ

 と、他のカメラマンさんがフェンス越しで狙っていたご様子…。ってことは、狙えるってことよね…

 予め、撮影場所とか構図とかアレコレ決めるのは時間を最大限に利用するにはいいのですが、あんまりがんじがらめにしちゃうと、こういう他のカメラマンさんの様子が見えなかったりします。

 ほほう…そういうことっすか…。何だろう、こういう所に来て、イケるなって判断が最近つくようになってきたんだよな…。

 こりゃ、メチャクチャいいじゃん!。この写真だけ見ると、スプーンだと分かる人はそういないんじゃないかな。コーナーのRの形もいいし、イン側の芝生も含め、構図最高でしょ。下手すると、Day.1でのイチオシはここかも

 しかも、途中からは日差しが出てもコレだし、フェンス越しってほぼ分からない。これは狙えますよ!。何か、ここの為にスプーン来ても良さそう。強いて言えば、午後から順光で狙うとさらにいいかもな…。

[10:11-]スプーンの一番奥から対岸を狙う

 続いて向かったのは、スプーンの一番奥のエリア。

 実は、2017年の鈴鹿1000km最後の年にここに訪れて以来です。

 2017年当時は、普通にスプーン2個目のインのクリップを狙ってましたが、そんな面白みのないところは今回は狙いません。

 あえてここから反対側のスプーン1個目の飛び込みを狙うのですが、思っていたよりもイン側の芝生エリアが狭くて、茶色い部分が見えてしまう。今思えば、マシンを左下に置いて、客席を流した方が格好良かったかも。ただ、正直、このために同じスプーンでもわざわざここに来るかと言われたら、ちょっと微妙かもね。

[10:23-]少し戻って超望遠で狙う

 10分程で見切りをつけて、次の場所へ移動。

 写真だけ見ると、あんまり場所が変わっていないように見えるかもしれませんが、大きな鉄塔よりバックストレート寄りの場所。ここから、再び対岸を狙います。

A.250R立ち上がりを狙う

 元々、ここを狙おうと思ったのは、この250Rからの立ち上がりをいい感じで狙えるんじゃないか?って思ったから。ただ、やっぱり換算1,260mmは流そうったってそう簡単にはいかないからな…。素直にシャッター速度短くした方がシンプルにいいかもな。

B.スプーン1個目の侵入を狙う

 もう1構図は先程のリベンジとなるスプーン1つ目への飛び込み。ただ、1個目の侵入直前だとここもイン側の芝生が少ししかないので、あえてクリップのところでイン側の芝生を広くしてみました。う~ん、このサイズで見たらギリギリだけど、結構シャッター速度落とすと厳しめ。

[10:41-]コンクリの椅子に座ってリベンジ

 続いても、先程から少し戻った、鉄塔の手前側の場所。ちょうどU字溝を逆さにした椅子的なやつが並んでいるところの一番隅っこ(スプーン1個目寄り)のところです。

 先程の場所の構図のリベンジといった感じですが、ここの方が芝生も入れやすいし、縁石も入るのでいいかも。

[10:49-]スプーン真ん中で置きにいく

 だいぶん日差しも強くなり、疲労感も出てきて、はてさてどうしようか…と思ったところ…

 スプーンの真ん中辺にある丸太で作った簡単な段々がある場所。ここから完全に置きにいきます。

 はい、撮る前から分かっていましたが、面白くもなんとも無い構図だけど、作例の1つとして、まあ撮りましたって感じ。なので、見事に5分で移動してます(笑)

[10:55-]21番ポストの横

 続いて向かったのは、スプーン1個目にある21番ポストの横

 ここからスプーン1個目に飛び込む寸前を狙います。ただ、ぶっちゃけ写真でも分かる通り、フェンスギリギリなので、実際はもう少し250R寄りで撮影してます。

 ちょっと中途半端な構図で、中途半端なシャッター速度でちょっと味気なかったな💦

スプーン脱出を狙う

 続いて、同じ場所から撮影する向きを変えて、スプーンを駆け抜けるマシンを大きく流します。

 当初は、結構いいイメージでいたんだけど、案外狙ってみると良くない。イン側の芝生を意識すると背景のウォールの位置が遠くなるし、ウォールの位置を近くするとイン側の芝生が無くなる…ってことで、この構図を狙うにはここは場所が良くないってことですね💦。せめて、ポストの右側から狙った方がまだ良かったかも…。

[11:10-]SUPER GT FCY訓練

スプーン流しのリベンジ

 先程の場所がちょっと残念に終わったので、もう少し250R寄り移動してリベンジです。

 ただ、やっぱり背景のイタリアンカラーのウォールまでが遠い…。なので、いっそのこと、イン側の芝生を生かす方向に持っていきます。

 ここで狙うならこの構図しかないかもですね。それにしても、今回、やたらとお尻狙ってますな…。っていうか、スプーンって前や横で大きく流せる場所があんまり無いんだよな…。

 あえてこういうイン側のコーナーのRを生かした構図もアリかな。

250Rからの立ち上がりを狙う

 ほどよくスプーン流しの限界を感じたので、方向転換で250Rからスプーン1個目への侵入を狙っていきます。

 正直、撮影しながらあまり手応えがないままシャッターを切っていたのですが、こうしてみると結構いい感じに狙えています

 右下げ版も狙ってみましたが、こっちもなかなかいいです。岡山国際でこういうのって何処か狙えないかな…

[11:40-]サーキットサファリ

一番250R寄りから狙う

 続いてサーキットサファリの時間。というか、サーキットサファリも復活をし始めたんだな…。

 このタイミングでスプーンを離れていく人も結構多いのですが、せっかくなのでもう少し頑張って撮影することに。

 場所は、スプーンの一番250R寄りのところ。ちょうど目の前のフェンスが切れるところですが、もうちょっと下に降りても良かったですが、あんまり構図変わらないだろうと、丸太がある、ギリギリ一番下段にしました。

 せっかくのサーキットサファリなので、バスを背景に流そうと思ったけど、案外マシンとバスのタイミングがあわなくて大変でした💦。タイミング良く撮れたのは、ホントこれぐらいだったです。

 で、ついでにどうせなら…とスプーン1個目のRを意識して狙ってみました。たぶん、この構図って決勝レースとかで狙うと逆光になってカッコいいんでしょうね。

ここでもちょっくら逆向きも狙ってみる

 せっかくなので、ここでも逆向きの250R側も狙ってみます。ただ、この写真を見ても分かる通り、急にマシンが飛び出てくる形なので、ホント狙いづらかった…

 こここそ、「あ~、こりゃもうダメだ…」と思いながら、テキトーに撮ってましたが、まあまあそれなりには撮れてるかな。ただ、どうせなら1つ前のFCYの時に撮影した場所の方が相性はいいはずです。

 さて、これにてスプーンでの撮影を切り上げます。

 いやあ、ホントにスプーンをしっかりと堪能させて頂きました(笑)

[12:10-]PCCJ公式予選

100R立ち上がり

 10分程歩いて、ヘアピンに戻ってきました

 別にここでも昼休憩に入っても良かったのですが、午後のSGT予選の為に、ちょっと場所の偵察をします。

 と、向かったのはヘアピンのクリップのところ。この角度で100R立ち上がりを狙うというのはここ近年よくやる構図なのですが、不思議といつもは上から狙っているんですよね。

 ただ、他の方の写真を見させてもらった時に、低い視線の写真がカッコイイなと思って、どこがいいんだろう…ってことで、SGT予選までに決めておきたかったんですよね。

 換算1,260mmで置きにいくとこんな感じ。特に、これぐらい寄って狙うと、少しでもローアングルから狙うというのは意味がありそう。

 ここは案外スローシャッターでもイケるのでそちらも試してみることに…。よしよし、SGT予選はここに決めたぞ!

ヘアピンからブリッジ下を狙う

 今回、ヘアピンに来てふと思ったのが、ヘアピンからブリッジ下が狙えないか…というもの。出来ればGスタンドとから狙えたらいいけど、あそこは電線が邪魔なんですよね…。

電柱の左側から狙う

 ちょうど、ヘアピンの中央に監視カメラ用の電柱が立っているのですが、その電柱の左側から狙ってみます。

 う~ん、構図的にはいいんだけど、BRIDGESTONE看板と照明が重なってるから、さすがにコレはないな…

電柱の右側から狙う

 そうなると、電柱の右側から狙う感じになります。

 普通に撮影すると面白くないので、あえて傾けてみました。これで少し流す感じで狙えたら、意外と面白い感じに出来るかも

しばしお昼休憩

 PCCJの予選が終わり、ちょうどピットウォークの時間帯ですが、ここでお昼休憩です。

 SGTの走行中はカメラマンがビッシリ並びますが、この時間帯はほとんどいないので選びたい放題です。なので、私も場所を確保した上で、昼食のおにぎりを食べます。

 そうそう、今回、初めてみたのですが、怪しいものを引っ張るフィット。どうもスイーパーの一種らしいですが、こんなんでタイヤカス拾えるんかな…

[13:55-]FIA-F4 Rd.3決勝レース

 14時前になり、FIA-F4のRd.3の決勝レースが始まる時間なのですが、何やらマーシャルさんが話しています。

 あれ!?、これはオイルかな?

 そうこうしていたら、ヘアピンでもオイル処理が始まります。

 いやいや、デグナーもだよ!。場内放送を聞く限り、マシン修理をしたマシンが完全に直りきっておらず、コースを1周してしまったらしい。いや、ピット離れる時に気づかなかったのかよ…。なのでオイル処理も全周。

 実況アナウンサーの辻野さんも言ってたけど、こんな大規模なオイル処理って他でも見たこと無いよ

 これによりレーススタートが14:25に20分間ディレイしてしまいます。

 しかも、セーフティーカー先導のスタートに変更

 それにしても、何かグダグダ感満載のF4だった…。4周目からSCがいなくなって再開したと思ったらコースアウトしたマシンがあって再びSC、5周目にSC退去タイミングであまりのスロー走行に後方で追突が起きて再びSC。結局、30分のタイムレースになり、最後の9周目だけがグリーン状態でのレースに。

 一方で、隣のカメラマンが撮影していて気になったのが、ここからのブリッジ下。私の場所からだと電柱が邪魔だったけど、一番スプーン寄りの場所だと両方狙えるかも

[15:25-]SUPER GT予選

Q1

 FIA-F4のスタートディレイの影響で、以後のスケジュールも20分遅れに。

 なので、SGTのノックアウト予選も20分遅れの15:25に開始です。もちろん、FIA-F4に引き続き、ヘアピンのカメラマンエリアから狙います。

 ヘアピンは予選のタイミングだと必ず全車登場するので、コンプリートするには都合がいい。朝イチのフリー走行だと、あのマシンが出てこないから移動出来ない…なんてことが発生しますからね…。

 ある程度余裕があるので、右下げ構図・右上げ構図の両方を狙います。こうしてみると、もう少しシャッター速度チャレンジしても良かったかな…

 GT500も同様に撮影し、これでコンプリート終了!

Q2

 続いてのQ2。もちろん、PCCJの時に確認しておいた、ヘアピン正面の場所へ急行します。

 本当は、マーシャルさんの所に窓があるっぽかったので、そこで狙うというのもアリかな…とは思いましたが、今回はそこまでのチャレンジングはしませんでした。

 ちなみに、この時間はちょうどフェンスに柱の陰が落ちていました。なので、案外フェンス越しイケたかもしれません。

 まずはGT300から。APS-Cクロップ使って換算1,260mmの方が迫力あっていいけど、結構シビアなのよね。

 続いてGT500。こうしてみると、結構綺麗な斜光なんだけど、ギリ影が出来ないタイミングだったんだな。そう思うと、この初夏開催の時期のここは結構いいかもね。

 20分ディレイがあったこともあり、予選が終わったら16:46。この頃には、ヘアピンのスタンドとこの傾斜エリアは日陰になってました。

[17:20-]PCCJ

 SGTの予選が終わり、普通ならここでもうホテルに向かっても良かったのですが、もう一つチャレンジしたい構図があったので、あえて撮影を続行することに。

 向かったのは、Gスタンド。鈴鹿に来る人でも「Gスタンド」と言われてもピンと来ない人の方がほとんどだと思いますが、130Rの辺りにあるL字状のスタンド。まあ、厳密に言えば、Gスタンドというよりもその上なのですけどね…

 デグナーの外側には、「エクストラビューエリア」と呼ばれる場所が見えます。一度でいいから、あそこからデグナーを狙ってみたいんだけどな…

バックストレートを流す

 で、今回なんでこんなところで撮影をするのかというと…

 ここからバックストレートを流すという荒技があるんです。

 普段、こういうあからさまなフェンス越しの流し撮りって私はやらないのですが、ネットで検索をしていたときにいくつか作例を見つけていたんですよね。

 そりゃ、本当はSGTとかで狙えたら良かったのでしょうが、どう撮れるかも分からないアブノーマルな感じの撮影に挑戦するってことで、あえてPCCJでテストしてみた感じです。

 あと、そもそもとして写真では全く伝わらないと思いますが、この場所、とんでもない暴風でした。この日って、台風2号が通過し、その吹き返しが北側から吹いていたのですが、撮影しているとちょうど真正面から吹いてくるような感じ。デカいおっさんなのでいいですが、小柄な女性なら飛んでいくレベルの暴風。なので、それが撮影に影響したのは否めません(といういいわけ…)。

 本当は南コース駐車している車を背景に入れるとキラッといい感じに…なんて聞いていたけど、なかなかタイミングあわないよね…。ただ、撮影しているときは撮れてる実感無かったけど、何とかチラホラ撮れたって感じかな。

 数周撮影をして、これにてDay.1の撮影は終えました

 っていうか、あの暴風でこれ以上撮影するのは無理ですわ(笑)

帰りにちょっとGPスクエアに寄る

 そのまま駐車場に向けて歩道橋を渡って帰れば良かったのですが、イベント広場、特にオフィシャルステージの様子が知りたかったので、あえてGPスクエアを覗いて帰ることに。

 もしかしたら、ギリギリSQUARE TIMEやってるかな?と思ったけど終わってましたね。まあ、冒頭にも述べたとおり、大雨の影響で土曜の鈴鹿入りが難しかったRQが多くいた中で、どれだけの人がステージに立ったんだろう?って思うもんな。そういう意味では、RQ不在の状況が、RQ撮影を一切スルーしていた土曜日で私的には良かった

 逆に言えば、ピットウォーク参加してて、RQの人数少なかったら、「高い金払ってんだぞ!」って発狂してたかも(笑)。

 それよりも、一番気になっていたのがここ。このエリア区分がどうなるかが知りたかったんです(っていうか、今調べたら5/31付けでHP載ってるじゃん…。スケジュール発表時点で掲載されてなかったから気づかなかった…(T^T))。

 どうやら富士戦からは、椅子NG・椅子OK・自由観戦の3エリアになったみたいなんだよね。まあこれなら何とか場所確保出来るかな…

 それにしても、GPスクエアは風はそれほどでもなかったな…っていうか、あの130Rがヤバかったんだろうな…。

 ということで、17:53にエントランスを離れます。っていうか、こういう広角カッコイイね。

今回のホテルは亀山

 駐車場に戻ったのが18:08。すぐに駐車場を離れ、亀山のホテルに到着したのが18:32。亀山まで20分ちょっと。やはり、南四日市とかと比べると、半分以上の時間的な短縮になります。

 今回のホテルは、ホテルエコノ亀山何気に、鈴鹿戦の時の利用頻度はナンバーワンかもしれないですね。何だかんだで予約が比較的容易ってのがあるんですが、逆にここのホテルの弱点は駐車場の満車が比較的早いってこと。以前は満車寸前ギリギリに駐められたってのがあって心配しましたが、今回は結構すんなり駐められました。

 で、今回は夕食は、ホテルの目の前にある福来呂(ふくろ)さん。以前から店の存在はしていたのですが、来店したのは初めてでした。

 本当は、別の焼肉屋さんとスゴイ悩んだのですが、焼肉はいつでも食べられるけど、名物の手羽先唐揚げと亀山名物のみそ焼きうどんはなかなか食べられないかなと思ってこちらを選びました。亀山何度も泊まってるけど、みそ焼きうどん食べたこと無かったもんな。

 20時前には部屋に戻り、入浴したりデータ整理をしたりして、21時半ぐらいには寝たかな。

Day.1編 Day.2編 GT500 RQ編 GT300 RQ編
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