2023 全日本ロードレース公開テスト at 岡山国際サーキット
(2023.09.13)
秋と言えばモータースポーツの秋ってことで、今年も年に1回の私が2輪を撮る季節がやってきました。岡山では9月下旬開催が定番化していた全日本ロードですが、2019年あたりから9月頭に前進化していましたが、去年あたりからまた徐々に元の9月下旬に戻ってきた感じがします。
年に一度の2輪の季節!
2021年に公開テストなるものがあるということを知り、今年も出来れば参加したいと考えていましたが、平日開催とあって当初は「いつ行われるんだろう」と思ってました。
お盆には正式にテストスケジュールも発表された訳ですが、後で知ったのは、全日本ロードの場合、大概はレースのある前の週に公開テストが行われるとのこと。実際、オートポリスなど他のコースでも同様のスケジュールでした。なので、これからは公式なものが発表される前でも、「だいたいこの辺りだろう…」というのは推測が出来そうです。
今回も3日間設定されるということで、このうち9/15(金)は仕事の都合上無理。ということで、天候を見て、どちらにしようか判断をギリギリまで決めかねましたが、前日に1日目がギリギリ天気が持ちそうだということで、初日に向かうことにしました。
鳥取市内を7時に出発、その時には鳥取県内はいいお天気だったのですが…
何と佐用平福ICを降りるときには、ドス黒い雲にポツポツと雨が…
確かに、ギリギリまで降るか降らないかの微妙なところで、万が一降る可能性もあったわけですが、朝起きたら晴れ予報だったので、雨具関係は何も持参してなかったんですよね…💦。服は着替えがあったのでいいのですが、せめてカメラのレインカバーぐらいは持参しておけば…。正直、ホームセンターかコンビニでゴミ袋を買おうかとも思いましたが、結果的に雨が降ったのはこの時ぐらいでした。マジで良かった…
ということで、いつも通り、佐用経由で県道46号線を使って岡山国際サーキットに向かった訳ですが…
何と、万善郵便局の前でダンプカーとすれ違う…。いやいや、マジかよ。何だかんだでこのルートを10年使ってきてますが、ダンプカーとすれ違ったなんて初めてだと思うんだけど…
そしたら、万善集落を過ぎて、瀧宮ダムまでの細いところでも再びダンプカーと鉢合わせ。実は、動画撮ってなかったのですが、もう1台、あわせて3台のダンプカーとすれ違いました。
ここまで来ると、逆に「アレ?工事してたっけ?」とか「この先、通行止めとかないよな…」とか心配になりましたが、県道90号線に出るまでそれらしい箇所はなく、たまたま最短ルートとしてあの道を走ったってことなのかな…。県道360号線とかとは違って、大型車通行禁止ではないので、違反でも何でも無いんだけど、タイミング悪かったらヤバいっすよ…。
そんなこんなでサーキットに到着したのが8:45。途中、道の駅とコンビニに寄ったとはいえ、ちょっといつもよりゆっくりだったな…。まあ平日ですからね。
ちなみに今回、ちょっと新調したのがカメラのホットシューにGoProをマウントするもの。もちろん、以前から同様のものは持ってはいたのですが、ロック感が乏しく、実際、移動するときとかにロックが緩んでGoProごと脱落するというのが数回ありました。で、何かいいものないかなぁ~と思って見つけたのがこちら。
そんな高いものでも何でもないし、過度な期待はしていなかったのですが、滑り止めのゴムが付いていることと、ロックの回転部分が大きくて締めやすいので、ロック感もよく、地味ですがなかなかいい買物でした。ちょっと背が高くなったのが残念ポイントではありますが、外れて落下するよりは全然マシです。
4メーカー合同テスト
さて、9時になり、いよいよ走行が開始します。「4メーカー合同テスト」とありますが、事実上、JSB1000とST1000の走行枠みたいなものです。この辺りは、2年間に参加した経験が生きてきます。
[9:02]2輪専用シケイン
まず向かったのは、2輪専用シケイン。
ココって、正直レースウイーク中だと撮りやすいようで撮りにくいんですよね。というか、むしろ単独走行の方が画になりやすいので、こういうテストの時の方が都合がいいです。
2年前の経験から、まあココかなって決め打ちして挑みました。もうちょっとシャッター速度落としても良かったけど、置きにいった感じですね。
[9:14]シケイン立ち上がり①
続いても、同じ2コーナースタンドBから今度はシケインの立ち上がりを狙います。ここも、2年前の経験上、画になりづらいってのは知っていますが…
う~ん、やっぱり微妙ですね。単純なシケインからの立ち上がりならまだいいのですが、少し切り返しのような感じになっているので、そこがまた微妙。あとは、背景が一面グラベルってのも原因の1つ。今回はテレコン外したくなかったので試しませんでしたが、200mmぐらいのワイド気味で青白のウォールを入れるとまた雰囲気が少し変わるのかも。
[9:25]シケイン立ち上がり②
で、先程の箇所の苦戦からひらめいたのがここ。
同じ2コーナースタンドBではありますが、一番1コーナー寄りのところ。ここからなら、背景に青白のウォールを入れて流せるかな…って思ったワケです。
思惑通りですね。時間が無くて、選び切れてはいませんが、ちょうどシケインから加速するところで、マシンがウイリー気味になる時もあるので、そういうのと重なるとさらにカッコイイ感じになります。
こういう構図って、意外と岡山国際サーキットだとありそうで無いかも。ちょっと鈴鹿っぽい構図ですよね。
[9:34]リボルバー狙いA
先程と場所は変わらず、今度はリボルバー方向を狙います。あまり、過去に2輪でリボルバー狙いをした記憶があまりありませんが、どんなもんか、ちょっと試してみたかったってのが本音です。
意外と悪くないですね。正直、840mmのAPS-Cクロップで換算1,260mmなので1/100sとかアホだろうなとか思ったけど、これぐらいが実にいい案配な感じ。
ちなみに、この記事を書いていて気づきましたが、ゼッケン33番のSDG Motor Sports RT HARC-PRO.をドライブしていたのは、あのMoto 2に参戦していた長島哲太選手だったそうです。どうやら、岡山戦に代役参戦することが決まっていたみたい。いやあ、もっと早く知っていたら、それなりに撮影していたのに、ちょっと残念!。
ここからのホッブス狙いの可能性
ちなみに、今回は試してないですが、この2コーナースタンドBの一番1コーナー寄りからパイパー方向が割といい感じ。
2輪だとスポンジバリアも多いし、ちょっと微妙ですが、4輪だとワンチャンいけるのかな?
[9:45]リボルバー狙いB
次も同じく2コーナーからのリボルバー狙いなのですが…
今度は、1コーナー寄りの2コーナースタンドAから狙います。しかも、4輪の時のように1コーナー寄りではなく、結構シケインよりの場所。
というか、4輪の時もこれぐらい見通しが良ければ…
正直、日差しも出てきて逆光気味で、そんなにいい条件下ではなかったけどまずまずじゃないかな。先程のスタンドBよりもこっちの方がフロントを入れやすい分いい感じ。
ただ、4輪の時のようにパイパー寄りになってくると、背景はいいけど、ライダーが反対側になってしまうので、ここまでは行き過ぎな感じがあります。
そうそう、全然関係の無い話ですが、このシケインの1つ目、ちょっと鋭角になっていて、かつ段差も多少あるので、あまりイン側を厳しく入るとマシンが跳ねます。何度か見ていて、大丈夫かよ!?って心配になるぐらい跳ねてた時がありました。
[9:55]2コーナースタンドから1コーナー飛び込みA
次に向かったのは、2コーナースタンドAの一番1コーナー寄り。
正しくは、向かったというよりも、1コーナー方向に進んでいたところ、ここから1コーナーの立ち上がりを狙えるのでは?と思ったのがキッカケでした。ただ、明らかに柱関係が邪魔な予感…。
確かに狙えなくはないのですが…
ちょっとタイミングがズレるだけで、すぐに柱が見切れます。う~ん、これは残念!。
[9:57]2コーナースタンドから1コーナー飛び込みB
ならばと向かったのは、2コーナースタンドの上段。最近、4輪ではお世話になっている場所です。
まあ、悪くはないけど、やはり4輪と比べると圧倒的に遠い感は否めないですね。それに、イン側の縁石もないので、ちょっと味気ない感じもあります。
ST600
[10:10]1コーナーフェンス越しD3
1時間の走行枠が終了し、次はST600の走行枠。そもそも、2コーナーや2輪専用シケインを含めて、どうしてこちら側に朝から来たのかというと…
何を隠そう、この1コーナーのフェンス越しを2輪で試してみたかったから。2輪だと、撮影窓Dで十分撮れると言えば撮れるのですが、フェンス越しが可能ならば、バリエーションが増えますからね。
影としてはそこそこでしたが、時間帯的にはもう少し早めでも良かった気がします。そして何より、この時間帯が太陽が出たり陰ったりで、影の出来方が微妙なんですよね。
場所的には撮影窓Dよりも2枚ほど1コーナー寄りの場所です。
まずは飛び込みから。これぐらいの角度が画的には格好良さそう。ただ、ホームストレート側が見えにくいので、狙うのが思っていた以上に至難の業でした。
なので、何だか気づいたら普通に立ち上がり側を狙ってました。こっちの方が画的にも撮影的にもいい感じです。
[10:17]1コーナーフェンス越しE4
立ち上がり側を撮影し始めたら、もう少し2コーナー寄りがいいのかなと思って少し移動。
この写真だと微妙に位置が判断しづらいですが、1コーナー撮影窓Dよりも4枚ほど2コーナー寄りのあたり。たぶん、2月のSGTメーカーテストの時に、朝イチでフェンス越しをした辺りと同じ…かと思ったけど、あの時はさらに2枚2コーナー寄りだったみたい。
そもそも、2輪の場合、この1コーナーって思っていたよりもアウト側のラインを通らないので、縁石を入れるよりも、背後にイン側のアールを入れる方が現実的。
試しに、手前の縁石を入れようとしたらこんな感じ。もう少しアウト側の縁石を生かすなら、もっと2コーナー寄りから狙う必要がありそう。
[10:27]1コーナー撮影窓E1
ということで向かったのはこちら。
写真撮り忘れてて、GoProからの切り出しで申し訳ないですが、1コーナーの一番2コーナー寄りにある撮影窓Eです。正直、ここで絶対って訳でもないのですが、ここから2輪を狙ったことがないので、撮影窓Dとあわせて、案外組み合わせがいいかもなっていう期待も含めて試してみました。
まあ、一言で言えば狙えなくはないけど、いずれにしてもこの画角でちょうど撮影窓の幅という感じで、これ以上、上下に動く余裕はないです。今回はまだフェンス全体に影が落ちていてタイミングが良かったので、割とフェンスが誤魔化せていますが、それならそれでここから狙う必要もないんだよな…。
[10:30]1コーナーフェンス越しE9
ということで、早々に少しズレてフェンス越しで狙うことに。写真だと分かりにくいかもしれませんが、ちょうど撮影窓Eのすぐ右側のフェンスです。
ただ、少し撮影して、この場所だとどうしても手前のスポンジバリアが邪魔になるのにすぐに気づきました。なので、ちょっとずつ右に移動していった感じです。
手前の縁石を生かすとこんな感じ。1/250sなら余裕だろうって思ってましたが、このシャッター速度でもなかなかシビアでした。もうちょっと速い方がいいかもな。
背景の縁石まで生きてくるとなかなかいいけど、2輪でここまで膨らむのって案外少ないんだよな…。
[10:42]1コーナースタンドA
続いて向かったのは、1コーナースタンド。
4輪の時だと、階段の向こう側で狙うことが多いけど、今回は少し2コーナー寄りのところで試してみることに。
う~ん、悪くないけど、この位置だとクリップに着く手前って感じで、思いのほか縁石までの距離が遠いんだよな…。ってことで、もう少し2コーナー側へ。
[10:47]1コーナースタンドB
ということで、もう少し2コーナースタンド寄りへ。場所的にはちょうど、スタンドの中央で最近、4輪で一石三鳥的な場所でよく狙っている場所です。
う~ん、さっきよりはだいぶんいいけど、もうちょっと2コーナー寄りなのかなって感じ。
なので、何だか気づいたら立ち上がりの方を狙ってました。ここで2輪を狙うの久しぶりだけど、悪くないよね。
[10:58]1コーナースタンドC
なので、さらに2コーナー寄りへ。
位置的には、1コーナースタンド席の一番2コーナー寄りの部分。雰囲気的には撮影窓Dの背後というか上から狙うイメージ。
飛び込みを狙うなら、抜群にここからがいいな…。元々、ここで狙う人なんて多くないから、いつでも狙えるだろうし。
ただ、一番の欠点は、下の撮影窓からここまでがグルッと回ってこないとたどり着けないってことなんだよな…。階段を作って貰えたらありがたいんだけど…。
次の移動のこともあって、少し早めに移動しましたが、このタイミングで雨がパラパラしてヒヤッとしましたが、本当にこのタイミングだけでしたね。
それにしても、レース日の週末ではなく、平日のテスト日はのんびりとコース内を自分の車で移動出来るのがいいっすよね。
4メーカー合同テスト
[11:21]ホッブス撮影窓A
続いての4メーカー合同テストという名のJSB1000とST1000の走行枠。
向かったのは、泣く子も黙るホッブスの撮影窓A。レース日だと大混雑する2輪でも大人気の場所ですが、この時は3~4人ぐらいしかいませんでしたね。だから、レース日ではなく、平日のテスト日に狙うのがコツなんです。
まずは立ち上がりから。今、冷静に思えば上り坂なんだから、左上げで狙うのがセオリーなんでしょうが、何となく左下げで狙っちゃってますね。
続く飛び込みも同じで、2021年の時は右下げで狙っていたのに、今回は右上げで狙ってますね。まあ、コレはコレでアリでしょう。
[11:38]ホッブス撮影窓B
続いて向かったのは、同じホッブスのもう1つの撮影窓。
マイクナイト寄りにある立ち上がり側の撮影窓Eです。個人的には、先程の撮影窓Aよりもこっちの撮影窓Bの方が立ち上がりでは迫力があるので、特に2輪ではお気に入りの場所だったりします。
ただ、行ってみてビックリしたのが、下の撮影窓に岡山国際お得意のグリーンネットが設置されていたこと。「こんなの、1ヶ月弱前のGTWCの時にあったっけ?」と思ったけど、よくよく考えてみたら、GTWCの1日目は最終コーナー側からマイクナイトまでしか行っていないし、2日目はブリッジ渡ってCパドック内までしか行ってないから、ちょうどこのヘアピン~ホッブス~マイクナイトの間って歩いてないから、そもそもここを見てないんだよな…。
ここの場合、上から狙う人、下から狙う人といましたが、私は下から狙う人だったので、今回、上から狙うのがなかなか大変でした。
はじめは慣れない撮り方で撮りづらさの方があったけど、慣れてきたらなかなかいい感じに。
ここは左上げ、左下げどっちも狙えるけど、どっちがいいかはなかなかな難しいところだな…。
[11:59]ヘアピン横
次に向かったのはヘアピン。しかも、リボルバー寄りではなく、トイレ横のかぶりつきスポット。
個人的に2輪をヘアピンで狙うってあまり記憶が無いし、イメージも無いのだが、今回はこういうテスト日なので、いろいろと試してみたいというのもあって来てみました。
はじめは、シンプルにクリップからの立ち上がりを狙っていましたが、何だか面白みに欠ける。で、撮影しながらすぐにピンと来ました。
そう、立ち上がり気味でDUNLOPのガードレースを流すという作戦です。シャッター速度的にはそんなにスローじゃないけど、これぐらいでも十分だし、逆にこれよりも落とすと台分歩留まりが悪そうな印象でした。にしても、どうしようもないけど、ヘルメットが逆側ってのが残念で仕方がない。
[12:11]ヘアピン
続いては、リボルバー側のヘアピン。昔、ここで2輪撮ったことある気はするけど、もう5年ぐらいは撮って無い気がするな…。
それにしても、最近、ここに来る度に思うのは、ここってワザと草刈りをしていない気がするということ。ホッブスの緑ネットとかもそうだし、こういうところからも、岡山国際ってアマチュアカメラマンを締め出そうとしているよな。
ここも、普通に立ち上がりを狙うと味気ないのだが…
リボルバーへ突っ込んでくる感じで狙うと結構カッコイイ。そもそも、2輪でヘアピンってあんまり人気無いと思うけど、これが狙えるなら来てもいいかな。
[12:19]Cパドックスタンドから1コーナー立ち上がり
この走行枠最後に向かったのは、Cパドックスタンド。だいぶん遠いけど、ここから1コーナーの立ち上がりを狙います。ちょっと無謀な気もするけど、立ち上がりをガッツリ狙える場所が岡山ってありそうで無いんだよな。
それに、ちょうどコースサイドで同じように狙う公式カメラマンがいたのも、狙った理由の1つ。
さすがに距離が遠くて寄り切れないので、後ろに青白のウォールを入れて、ちょっと引き気味で狙ってみました(っていうか、これが換算1,260mmいっぱいいっぱいなんだけどな…)。本当は、もう少し立ち上がりすぐを狙いたいけど、距離が遠すぎてコレばっかりはこれが限界かな。
お昼休憩
12:20を過ぎ、4メーカー合同テストの時間が終了。
本当はこのあと、OIRC 2Pの走行時間がありましたが、ぶっちゃけこのタイミングぐらいしか休憩時間がないので、ここで車で昼食用のおにぎりをほおばります(むしろ、公開テスト2日目はこのOIRCの走行時間も無いので、何処かで割りきらないとお昼休憩も取りにくいです)。
撮影場所の偵察にウロウロ
といっても、そんなにおにぎりを食べるのに時間がかかるわけでもないので、昼からどこで狙おうかウロウロと探索します。
レッドマンイン側
まず向かったのは、レッドマンのイン側。もう、ここでフェンスかぶりつきで狙うというのが定番化しつつありますが…
いやあ、やっぱり草がヒドいっすわ。4輪はまだしも、2輪はただでさえ小さいのえ、すぐに草に隠れてしまいます。なので、結果的にスルーしました。
レッドマンアウト側
平日ということでちょっと期待していたのがこっち。
そう、レッドマンのアウト側です。レース日はここまで入ることが出来ませんが、平日とかこういうテスト日だと、警備員さんもいないし、立入禁止の看板等もなければ、案外サクッと来れてしまいます。
4輪ではここから狙ったことがありますが、2輪では厳しいだろうな…
ホッブス~マイクナイト方向もコース側の方が低いので、ここから狙うのは無理。
唯一可能性があるのは、この車検場の前後。とある方のブログで、車検場の横に脚立を持参して狙う…という構図を見たことがありますが、車検場に近づけば近づくほど足元が低くなるので、コース側が見えなくなってしまいます。なので、ここも微妙な感じ…。
13番ポスト
あと、以前からこのパドック裏側のあたりから何処か狙えないかなぁとずっと思っているのですが、パドック内にある撮影窓って微妙なんですよね。
で、気づいたのがここ。パイパーの脱出先にある13番ポストの横。この写真だけだと、「いやいや無理だろ」って思うかも知れませんが、最終コーナーにある17番ポストの横と同じように、もう少しこのポストの影がパイパー側に伸びてくれたらその影を利用して、フェンス越しが案外簡単にできるんじゃないか?って思ったりします。
とはいえ、この辺りは通常のフェンスの上にさらに細かいメッシュが張られているし、如何せん、焦点距離がそこまで長くないので、何処までホカせるのかは疑問が残りますが…。
パドック内から1コーナー方向
あとは最後に、パドック内から1コーナー方向を狙う構図。これも、4輪ではよく狙う構図ではありますが、やはり2輪となると、見える範囲が限られてしまうので、ここから狙うのは微妙かな…。
BS専有走行
ようやく13:20からBRIDGESTONEタイヤの専有走行がスタート。BRIDGESTONEといっても、ST600クラスがBRIDGESTONEのワンメイクになっているので、事実上はST600の専有走行みたいなものです。
[13:21]Cパドックスタンドから1コーナー立ち上がり
まずは、Cパドックスタンドから先程の昼休憩前に狙った構図をもう一度。余りにも時間がなさ過ぎて、追い切れなかった感じがあったので。
午前中に狙ったときよりはいい感じかな。2輪とはいえ、こういう構図になると、どれだけ思い切ってスローに出来るかってのもあったりします。
[13:29]リボルバー立ち上がり
続いては、同じCパドックスタンドからリボルバーの立ち上がりを狙います。去年あたりから、いい場所がないかなぁと思ってアレコレ狙っている構図ですが、今回は一番パイパー寄りから狙ってみました。にしても、ここからだとスピーカーがメッチャ邪魔です。
オッ、なかなかいい感じじゃないかな。やぱり、出来るだけ正面近くから狙うってのがセオリーなのかな。
傾きを逆にするとこんな感じ。そう思うと、今回はあくまでスタンド席に座って狙いましたが、誰もいなければスタンドの一番最前列で立ちでスピーカーの辺りから狙うというのが無難なのかもしれません。
[13:53]パイパー侵入
続いても、ほとんど同じ位置からですが、パイパーへの侵入を狙います。
私は基本的にスタンド席で撮影する場合は座って撮影するのですが、さすがにここは撮りづらかったので立って狙いました。まあビックリするほどCパドックスタンド席に誰もいなかったので許して下さい(笑)。
ここは、はじめから撮れる画のイメージはついていましたが、やっぱりイイですね。年々、私自身リヤから狙うようになってきたな~と自分でも実感します。
[14:05]パイパーイン側
続いて、スタンド席を登って、上からパイパーを流し撮りします。スタンド席はメッチャ暑かったのですが、Cパドックに上がってくると風が吹いて気持ちよかったです。
まあ、ここも過去の実績がありますからノープロブレムですな。
[14:14]パイパー立ち上がり
次に向かったのは、Cパドック駐車場横の通称トイレ裏のエリア。4輪だと、ENKEIブリッジの手前、排水口のマスがあるところで狙うのですが、今回はそれよりもだいぶんパイパー寄りで狙いました。
去年狙ったときは何かイマイチだったけど、今年はまだいい感じに撮れたかな。去年は、スポンジバリアとかウォールも入れるように狙ったけど、バッサリ切った方がシンプルでいいかも。
4メーカー合同テスト
[14:31]パイパー外側
BS専有走行の枠が終了し、続いて2時間枠の4メーカー合同テストの時間。
真っ先に向かったのは、パドック内から狙うパイパーの外側。ここも、レースウイーク中だと混雑しそうですが、こういうテスト日に撮っておくのは都合がいい場所。
まずは飛び込む瞬間を狙いますが、何だか味気ない。2輪だと背後に縁石が入ったりしますが、2輪だと寄ってしまう分、背景が味気なくなってしまう。
なので、気づいたら飛び込みを流してました。2輪だと280mmだとキツかったりしますが、2輪だと450mm近辺なので、装備そのままで狙えるのがいいところ。
ただ、あまり最後まで引っ張るとここもヘルメットが車体に隠れてしまうので、あまり奥過ぎない方がよさそう。
あと、リボルバーからの立ち上がりも狙いましたが、何とも言えない感じ。悪くもないけど、良くもない…。
[14:54]レッドマン外側
最終コーナーからの立ち上がり
次に向かったのはレッドマンの外側。たぶん無理だとは思いながら、とりあえずダメ元でも試してみたいなってことで、狙ってみました。
この写真、別に「撮れた」ということをいいたいのではなく、むしろギリギリ最後に撮れたというだけです。よく考えれば分かることなのですが、最終コーナー方向からマシンを追っていると、ちょうど車検場にマシンが隠れてしまい、急に飛び出てきたマシンを追うことになるので、相当撮りづらい(追いづらい)です。
なので、数台狙って、早々に止めました(笑)。
レッドマン正面から迎え撃つ
昼休憩の時にも少し確認をしていたマーシャルさんの屋根のしたのところ。ここから、2輪を狙うとどうなのかなぁ…と思っていましたが…
いやあ、時間帯的にあいにくフェンスが日向になってしまって、フェンス越しはダメでした。ただ、これ焦点距離的にもまだ引っ張れるし、APS-Cクロップも使えば、まあ難とか狙えなくはないのかな。
レッドマン立ち上がり
何処も微妙だけど、せっかくここに来たのですから、それなりのものは撮りたいということで、レッドマンからの立ち上がりを狙ってみました。
こうしてみると、外側の縁石が写真の上にまっすぐ入っちゃってるのが微妙だったな…。もう少し、左上げで狙っても良かった感じ。
あえてガッツリ寄るのも意外とアリ。
あとは、ダメ元でホッブスに向かうところを流してみました。もうちょっといい感じに流せるかなと思ったけど、思いのほか中途半端でした。
最後にせっかくなのでクリップも流してみました。なんちゃーないけど、まあこんなもんかな。
[15:21]リボルバーフェンス越し
次に向かったのはリボルバー。去年から試しているフェンス越しの流し撮りですが、2輪ではまだ試したことが無かったので、どんなもんか狙ってみることに。
4輪もまあまあ狙いづらい流し撮りではあるのですが、この2輪ってのが、また想像していたよりも狙いづらい。もしかしたら、4輪よりも2輪の方が、ここでの車速は速いのかな?
換算300mmだとこんな感じ。撮るときは手前にマシンを置くことを考えていたけど、今思えば、左上にマシンを置いて、右側は芝生を流した方がシンプルで良かったのかな。
300mmならもしかして…と思って、あえてSEL200600Gで狙うとこんな感じ。不思議なんだけど、SEL70200GM2で狙うよりも、SEL200600gで狙った方が流しやすいんだよな…。もしかして、体がSEL200600Gのレンズ長になれてしまったのもあるのかな。
[15:41]リボルバー流し撮り
だいぶんフェンス越しで頑張りましたが、だんだん心も折れそうになってきたので、仕切り直し的にフェンスの上から流してみることに。
まあ、これも過去に実績があるので何てことはないですな。
[15:56]マイクナイトフェンス越しC
残り30分ちょっとになって、向かったのは最終コーナー方向。
たぶん、本番はマイクナイト~最終コーナーで撮ることが多くなるから、こっちはスルーしてもいいかなと思っていたけど、何だかんだで最後はマイクナイトに来てしまいました。
本当は、立ち上がり側のフェンス越しを狙いたかったけど、時間的にちょっと遅くて、影が消えはじめていたので、あえて緑ネット横にある定番フェンス越しポイントで。
こうしてみると、緑ネットのところからマイクナイト寄りは影がうまく出来ていたから、そっちを使っても良かったんですけどね。
まあ、この辺りは、さすがですよね。こうしてみると、やっぱり何だかんだでマイクナイトは撮っておきたいって思います。
[16:13]謎(!?)のフェンス越しポイント
続いても同じマイクナイトなのですが…
緑ネットよりも最終コーナー寄りにちょっと謎の場所が…
なぜかここだけフェンスが歪になっている上に、黒く塗られてた感じになってるんですよね。こここそ、先月のGTWCでも来たはずだけど、その時には全然気づかなかったな…。
でも、これ、明らかにフェンス越ししたいがために誰かがしたかのような…
せっかく(!?)なのでちょっと試してみましたが、やっぱりいいっすよね。いや、ホント悪いこと言わないから、サーキットのフェンス黒く塗りつぶして欲しい。何ならカメラマンの有志で募金募ったりしてもいいし、何なら作業手伝うし。
[16:20]最終コーナー立ち上がり
そして、いよいよ最後に向かったのは最終コーナーの立ち上がり、グランドスタンドの手前です。
先月のGTWCの時は17過ぎでギリギリフェンスに影が落ちるぐらいのタイミングでしたが、今回はマイクナイトで撮影をしている段階から、「あっ、影が落ちてる!」って分かるぐらい影が来てました。
なので、最後はここで狙うしかないとすぐに判断しました。
うわっ、マジかよ…、メッチャいいじゃん!
2輪でこういうのって狙いたいけど、案外狙える場所ってないから、これは結構オススメです。
ここでも、左上げ・左下げどっちも試しましたが、どちらにもそれぞれ利点はありそう。
全日本ロードの決勝日だと、土日ともに最終レース終了が15:30過ぎなので、この構図が狙えるかは微妙だけど、逆に言えば、この構図を狙う為にあえて公開テストに行くというのもアリだと思うな。
本当は、まだOIRC 2Pの走行時間がありましたが、まあそこはいいだろってことで終了としました。