2024年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
スーパーバイクレース in 岡山 Day.2(2024.09.29)
さあ、今年も年に1度、この9月に2輪のバイクレースを撮影する季節が今年もやってきました。ここ数年はMotoGPを見るようになって、バイクレースそのものに興味が出てきているので、結構モチベーションは高かったりします。
しかも、実は2014年から毎年脚を運んでいて、2020年の台風による中止を除いて、今年で10回目の参戦となります。
Day.2
2日目の朝も5時前に起床。2日目は1日目よりも走行開始が30分早いということもあって、全体的に30分早めのスケジュールで動き、鳥取市内を6時頃に出発し、サーキットに到着をしたのが7時半頃。
実は、鳥取ではこの1日目の深夜に窓開けて寝ていたら、そこそこの雨が降ったので、大丈夫か?と少し心配していましたが、全然大丈夫だったみたいですね。とはいえ、1日目よりは曇りがちの天気。こうなってくると、フェンス越しは良し悪しが出てきそうな予感が既にします。
取り急ぎ、到着した段階で1コーナー撮影窓の場所取りへ。というか、毎年何だかんだでこの展開をしていますが、このポイントは2輪では人気が無いので、ここまでする必要もないんですけどね。
実際に、今年は私の次に来たカメラマンは走行開始10分前でした。その方もしばらく撮影して移動していきましたし、途中立ち寄った人もすぐに移動していくレベルです。
ちょっとトイレに行ってかPA-6の様子を撮影するとこんな感じ。
そもそも、全日本ロード岡山戦で他のカテゴリーと日程が重複することが多いのですが、今年は、S耐の鈴鹿戦との重複でした。逆に、10月に予定しているS耐岡山戦の時は、MFJ GP鈴鹿戦と今回の反対です。東日本と西日本なら分かりますが、同じ西日本で鈴鹿と岡山で重複するのはどうなんですかね。
ということで、もちろん、PA-7の方もこんなもんです。まあ、全日本ロードだもんな。
ただ、毎年思うのですが、4輪と2輪でちょっと客層が違うのはすぐに感じます。4輪はある程度男性比率が高いし、何だかんだで現役世代が多いんですが、2輪は明らかに女性比率が高いですし、客層も若い人も年配の人もいろいろ。カメラマンも高級超望遠単焦点レンズを振り回すガチ勢がいる一方で、中堅カメラマンは意外と少なかったりする。そういえば、女性カメラマンも明らかに2輪の方が多い印象。
[8:30-]J-GP3練習走行
1コーナー撮影窓D1
はてさて、走行開始までの時間で荷物整理をして、30分前に撮影ポイントへ。
日曜日朝イチ定番といえば、1コーナー撮影窓D1。かれこれ、この展開って、調べて見たらラウンジパスをスルーするようになった2021年以降は毎年この場所からのスタートで、今年で4年連続だったみたい。
実は、今年はホッブスの撮影窓Dに行ってもいいかなって思ったりしましたが、場所確保に敗れた場合に代替案が難しそうだったので、何だかんだでココにしました。最終コーナーの撮影窓Cでもいいんだけど、あそこは朝イチは逆光気味だし、バトル感も狙えるところだからレース中に置いておきたい。逆にここは、バトル感は狙いづらいし、レース中にコッチに戻ってくるのも大変なので、まとめてこのタイミングって感じかな。
ただ、今思えば、今年のホッブス撮影窓Dやマイクナイトでの撮果を感じると、違うバリエーションの2コーナーからのリボルバー狙いとか、MCシケインとかでもいいのかもな…。
まあ、何てことはないです。天候もこの感じなので、多少フェンスが写り込みそうになっても誤魔化せる感じもあるしね。
[8:55-]ST1000練習走行
続いてST1000の走行が開始。
同じ構図ばっかりだと面白くないかなぁと思って、あえて左上げ構図のものを。実際にはどのカテゴリーも左上げ・左下げ両方を撮影したのですが、過去写真見ると、左上げばっかり狙ってたんだなぁ…。その方がフェンスも見切れやすいんだけどな…。
[9:20-]JSB1000練習走行
続いてはJSB1000の走行。
今度は左下げ構図をチョイス。改めて見返すとよく分かるのですが、フルサイズ840mmだとちょっとワイドなんですよね。なので、APS-Cクロップを使ってもうちょっと寄ってます。4輪だと840mmでほとんどどうにかなるのですが、2輪だともうちょっと寄りたい。
この場所だけではなく、全体的に見ても、この日のAPS-Cクロップ率は約55%。これを考えると、α9IIIよりもα1とかの方がむしろいいのかなぁ…なんても思ったりする今日この頃。
[9:45-]ST600練習走行
そして、最後のST600の練習走行がスタート。
今度は再び左上げ構図を選択。で、いつも思うのですが、この決勝日朝って練習走行なのに、何台かグループになって走るんですかね?。予選とかだと2輪の場合、引っ張ってもらうとか、空気抵抗を減らす意味で後追いってよくあるけど、この練習走行で後追いをする意味ってあるのかな?。
なので、カメラマンあるあるだと思うのですが、レース中も含め集団で走っている写真って極端に少なくて、中段から後方で単独で走っている方が何だかんだ撮影枚数が多い上に、変な緊張というか力みも無くて、いい写真が撮れたりするんだよね。
はい、ということで、1時間ちょっと続けての撮影もコレにて終了。う~ん、やっぱり来年ぐらいからこの時間の使い方を見直してもいいかもな。
イベント広場へ
ST600の走行をフルで撮影し、この後のJ-GP3の走行に向けて移動を始めます。
何気にビックリしたのが、このタイミングでトイレに立ち寄っておこうと、イベント広場の1コーナー寄りのトイレに立ち寄ろうとしたのですが、何と男子トイレで行列が出来てました。いくら、イベント広場の横とはいえ、ちょっと驚きました。
イベント広場に到着したのが、10:10前ぐらいでしたが、この時間帯はちょうどギャルオンステージの時間でした(確か去年もそうだったような…)。にしても、今時、オフィシャルで「キャンギャルオンステージ」としているのは、もはや全日本ロードぐらいだけかもな。まあ、別にどーでもいいんだけど。
ちょうどこのタイミングは、Team TATARAのお二人が登場している時でした。っていうか、ここまで去年と全く同じだった!。まあ、全日本ロードはステージで撮らなくても十分ピットウォークで撮影出来るからな。しかも、この背景真っ黒ってのがな…。
ちなみに、イベント広場の様子はこんな感じ。さすがに、決勝日とあってそれなりにお客さんは多いです。
そして、このタイミングでパドックパスのリストバンドを貰います。どーでもいいんだけど、普通って総合インフォメーションでリストバンド貰うんだけど、Cパドック内のENKEIブリッジのところでもリストバンドって貰えるのかな?。ちょっとふと思いました。
イベントステージの後ろが2輪専用の駐車場。さすが、2輪レースということで、バイクで来場する人が本当に多いです。まあ、暑さもひと息ついて、バイクでサーキットにやってくるところも含めて楽しいでしょうからね。
[10:30-] J-GP3 19Laps Race
最終コーナー撮影窓A3
イベント広場を離れて向かったの最終コーナー方向。
はい、定番の最終コーナーの撮影窓A3です。いつもなら、4枚目の窓を使うのですが、先客がおられたので、3枚目を使うことに。っていうか、ここまでの展開が全く去年と同じじゃん!。
ここからホームストレート側を眺めるとスタートが狙えます。本当は、撮影窓A1のところからだとちょうど真後ろから狙えるんですけどね。ただ、ここってライト表示が見えないので、ブラックアウトのタイミングが分からないです。
1周目を戻ってきたところの隊列を狙うとこんな感じ。このみっちり感は、下位カテゴリーのスタート直後の方がいい感じで狙えます。
おっと、岡崎選手(#12)が徳留選手(#10)に迫ります。っていうか、改めて予選順を見ると、徳留選手に抜かれちゃってたんだな…。何か、1日目のピットウォークでの笑顔のお陰で、否応でも岡崎選手を追ってしまっています💦。私にとって、こういうの珍しいんだけどな…。
APS-Cクロップで寄るとこんな感じ。迫力は出るけど、これはこれでちょっと寄りすぎかな。となると、換算1,000mmぐらいがちょうどいい感じなのかな。
[10:41-]最終コーナー撮影窓A6
スタート直後数周を撮影したところで、少し移動して同じ撮影窓A6の一番グラスタ寄りの6枚目の窓へ。ここで、最終コーナーへの飛び込みにチャレンジ。
本来の狙った画としてはこの構図なのですが、やはり想像していたとおり、ここまで来るとヘルメットが隠れちゃうんだよな…。そう思って、あえて撮影窓の一番左側を選んだのですが、それでも厳しそう。
そう思うと、もう少し寄った形で1~2枚目辺りのターンインのタイミングを流してもいいのかも。ただ、車速も結構速いので、1/160sでも微妙だった。
[10:49-]マイクナイトフェンス越しC3
ということで、割と早めに見切りを付けて向かったのは、マイクナイトの立ち上がり側。
ちょっと急いだのは、写真を見てもらっても分かる通り、この時間帯がちょうど太陽が出てくれていたから。どうせだったら、うまく影を使って狙いたいもんな。ということで、お客さんも多い中、撮影窓Bから数えて3枚目のフェンスを抜いていきます。
これだけの光と影の条件が揃っていたので、まあ間違いなくいい感じに狙えるだろうという確信はありました。それにしても、やっぱり2輪になると840mmでもクリップはちょっと小さいな…。4輪だと600mmで狙えるもんな…
最近、4輪でも試しているマイクナイトでの左上げ構図。実は、個人的に一脚のクセ的に左上げ構図ってちょっと振りにくいんだけど、さすがにこれだけ撮影してくるとだいぶん慣れてきました。やはり、2輪でも左上げ構図の方が後続車を入れやすい。ちょっと極端に上げすぎた感じもあるけど、これはこれでいいかもね。
そして、岡崎選手、徳留選手をかわしましたね。
左下げ構図でもっと立ち上がりを意識してみる
ある意味、この日のマイクナイト祭はこれから。あんまり、光の条件が悪くなってきたことから、狙い方でいろいろと工夫をしていきます。
クリップではなく、できるだけマシンを引きつけながら、背景にマイクナイトの縁石を入れた感じのショット。1/250sとそれほどスローでもないんだけど、ちょっとボケてくれる感じになるので、背景と分離できていい感じに狙えます。
さらにもう少し我慢をして、ギリギリまで引きつけるとこんな感じ。正直、背景がピットエントリーとコンクリートウォールということで味気なさこの上ないのですが、これだけマシンをバシッと決めると気にならなくなります。
ホンネを言えば、光の条件が良ければ…と思う気はしますが、逆に曇天でもこれぐらい狙えるってことです。
[11:04-]マイクナイト撮影窓A2
最後の最後にやってきたのは、同じマイクナイトの定番撮影窓A2。
まあ、ここは言わずと知れた場所ですからね。説明は不要でしょう。
この2台、最後まで激しいバトルを繰り返していましたが、岡崎選手はしっかりと守り切り、6位チェッカーでした。
ここにやってきたのが、本当にレース終了直前だったので、先頭集団以外のファイナルラップの撮影がギリギリ出来た感じでした。なので、もうだいぶん割り切った撮影になりました。
[11:25-]ピットウォーク
本来なら決勝レースが終わって、一休憩したいところですが、慌ただしく機材チェンジをして、いざAパドックを目指します。
去年は、入場隊列の相当後方になってましたが、今回はコースサイドガーデンのところで隊列が折れた場所程度でした。私の中では、5分前ぐらいには到着したのかな?と思ってましたが、ひと息ついたらすぐに隊列が動き出して驚きましたが、実はこの写真を撮影した段階で11:23とPW開始2分前でした。
去年もそうでしたが、やはり日曜日のピットウォークはメチャクチャ人が多い。ホント、これが2輪のピットウォークかよ!?って思うぐらい。特に、ピットに入ってすぐのピットにJSB1000の有名選手のピットがあり、そこにサイン会で並ぶ人が多いので、なおさら入ってすぐが混むんですよね。GTとかだと、このサイン待ちがウォール側まで行かないように整理するのですが、2輪だとサイン待ちが長蛇の列を形成するので、もう前に進まないんだよね…。しかも、今回、サーキット側がサイン貰う用の紙も配ったりするもんだから、なおさら…。
なので、今回もピットウォールのところをそそくさと通りました。
ちなみに、過去の観客数を過去のランキングページなどから参照するとこんな感じ。
曜日 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
土曜日 | 2,800 | 2,240 | 2,600 | 台風中止 | 1,700 | 1,900 | ? | 2,050 |
日曜日 | 6,000 | 台風中止 | 5,000 | 3,000 | 3,150 | ? | 4,000 | |
計 | 8,800 | 2,240 | 7,600 | 4,700 | 5,050 | 5,700 | 6,000 |
こうしてみると、徐々に流行病以降増えてきたとはいえ、流行病以前の人数までは戻ってきてはないんだな…。
中村杏理
三浦春
お茶の水うらん
さて、肝心なレースクイーンさんですが、土曜日よりは増えたものの、やはり少なさは否めないですね。
というのも、昨年は東京ゲームショーと重複し、一昨年はSGT菅生戦と重複していましたが、今年は冒頭に述べたとおり、S耐鈴鹿戦と東京ゲームショーのダブル重複。なので、S耐のレースアンバサダーさんは無理というのは想定していましたが、さらに東京ゲームショーも重なると、もはや致命傷レベルかと。
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | |
土曜日 | 12人 | 8人 | 18人 | 9人 | 7人 | 8人 | - | - | 7人 | 8人 |
決勝日 | 51人 | 41人 | 40人 | 25人 | 中止 | 28人 | - | 30人 | 27人 | 16人 |
※PaRet・岡山国際サーキットクイーンを除く
改めて数えたけど、16人しかいなかったのか…。去年と比べても、TOHO Racing・オートレース宇部・小倉クラッチ・51GARAGE・AKENO SPEEDとかRQいなかったもんな。
確かに、事前チェックだと他のレースだと参加しているのに、今回はいないって人は結構いた感じ。しかも、JSB1000だけ見ても、以前はヤマハ・カワサキとかワークスのRQがいたけど、今いないもんな。逆に、これでグリッド参加しても、相当な推しの方がいないとちょっと厳しい…。
あと、いつも思うけど、2輪の場合、レースクイーンという位置づけじゃないけど、サポートしている女性の方がチラホラいて、中には、「あれ?、何処かで見たことがあるような…」という方も結構いたりします。2輪って、家族とかスポンサーの社員さんとかが立っていることもあったりするので、この辺りの境界線が分からないというのも2輪あるあるだったりします。
加勢恵理華
森美咲
なので、40分の時間があっても十分に有り余るので、ウロウロとしながらマシンと絡めながら撮れる人を物色していきます。森さんがマシンと絡めて撮れたのは何気に良き。
松田彩花
とはいえ、1日目もそうでしたが、松田さんの可愛さがヤバかった。EXEDYってことは、スリーライズ所属、つまりまっちの後輩的な方。いや、ホント、EXEDYのRQを務める人にハズレがないよね。間違いなく、彼女は今年の個人的なイチオシRQに選抜されそうな雰囲気。
そして、最後はPaRetの集合写真を撮影をして、ピットを後にします。
[12:40-]ST1000 18Laps Race
マイクナイト撮影窓A2
ピットウォークが終わり、再びマイクナイトの撮影窓に戻ってきます。
まあ、別にここにそれほど強いこだわりがあったわけではないけど、まあ1レースぐらいここでのスタートを狙ってもいいかなぁと。スタート進行を少し撮影し、グリッドウォーク中に昼食用のおにぎりを食べて、いよいよレースへ。
4輪でもトレインになる場所ではありますが、それが2輪だと如実にトレイン状態になります。
APS-Cクロップにするとこんな感じ。これだけしっかりとターンインの瞬間に寄ろうと思ったら、換算1,260mmが必要になってきます。
マイクナイトフェンス越しB3
続いて向かったのは、同じマイクナイトではありますが、撮影窓からフェンス3枚分最終コーナー寄りのポイント。途中、晴れ間が出そうな出なさそうな微妙な天気の中で、ここならいずれにしても日陰になるだろうということもあって、この場所から狙います。
ここのオススメは、ホッブスからの立ち上がり。それなりの望遠は必要になりますが、シンプルだけど悪くない画です。
もうちょっとマイクナイト寄りまで近づけてもいいんだけど、そうなるとちょっとスポンジバリアがブサイクになりがち。
この場所のいいのは、マイクナイトのクリップ手前を流し撮り風にも狙えるという点。こういうシチュエーションだと、案外1/125sというのが一つ目安になりそう。
[12:59-]マイクナイトフェンス越しB10
続いても、同じマイクナイトの定番フェンス越しポイントですが…
撮影窓Aから数えると10枚目と訳の分からん感じかもしれませんが、撮影窓Bの1つ右隣のフェンス、いわゆる黒塗りスポットがあるフェンスです。
う~ん、普通に考えたら全然いいんだけど、やはり午前中の立ち上がり気味の構図を撮ってからだとちょっと物足りなさすら感じてしまいます。
左上げというか、立ち上がりをフラット気味にするとこんな感じ。午前中の傾けすぎを考えると、これぐらいでちょうど良さそうな感じがします。後続車がいるとなおよいですな。
単独だともう少し引きつけられるけど、この辺りが限界ですね。
最後にちょっと冒険をして、1/125sで流し気味にしてみましたが、案外狙えています。やはり、立ち上がり気味というのが流し撮り風とも相性がいいんでしょうね。ホント、この縁石のアールがいいっすね。
[13:50-]JSB1000 24Laps Race.1
最終コーナー撮影窓A1
続いて、いよいよメインレースのJSB1000。
本来ならこのタイミングでマイクナイト撮影窓Aに戻るのがベターだったのかもしれませんが、それはそれで面白くない上にカメラマンが多そうだったので、完全に趣向を変えて、最終コーナーの撮影窓A1へ。一番右側から狙います。
シンプルだけと何だかんだで画になる場所です。4輪もいいけど、2輪ほどムギュっと詰まった感じになるので、JSB1000とはいえスタート直後に狙いたい場所でもあります。
APS-Cクロップでもう少し寄るとこんな感じ。換算1,050mmだけどこれぐらいがいちばんバランスが良さそう。
[13:59-]最終コーナー撮影窓C2
ほんの数周を撮影して、足早にやってきたのは同じ最終コーナーの撮影窓C2。先日の公開テストの時が好感触だったので、何となく、ここでJSB1000は狙いたいと考えていました。マイクナイトに戻ることも考えていたのですが、少しでも早いタイミングの方が、後続車との絡みが狙えるかなぁと思って、先にこちらにやってきました。
やはり、その思惑は的中しましたね。これまで、レース終盤に来ることが多かったので、バトル感を狙うには物足りなさがあったのですが、なかなかいい感じです。
途中からは、コーナーからの立ち上がりを少し流し撮り風に狙います。1/250sなので流し撮りでも何でも無いんですけど、それなりにいい感じに狙え始めたので、次はAPS-Cクロップでもう少し寄って…と考えていたら…
お~っと、赤旗っすか!?。どうやら、アトウッドでの車両回収とオイル処理による中断とのこと。
[14:30-]JSB1000 15Laps Race.2
最終コーナー撮影窓C1
赤旗が出たことで、このタイミングで移動しようかどうしようか悩みましたが、もう少し撮りきれていない感じがあったのでもう少し撮影窓Cに残ることに。
ただ、赤旗中断前までは左側のC2を使っていましたが、Race.2では右側のC1の窓を使うことに。
14:03に赤旗が提示され、レース再開が14:30から。何だかんだで、レース日はこういうちょっとした休憩時間があるので、まだ楽なんですよね。逆に、テスト日の方が余裕が無いので、公開テストの方が疲労感がスゴイです。
スタート直後の1周目。やっぱり、レース序盤にここで狙う価値が間違いなくありそう。これからは、マイクナイト撮影窓Aよりもこっちかな。
そして、先程、赤旗中段で撮り損なった立ち上がりショット。これぐらいバシッと切り取れるといいっすね。ヘルメットも多少隠れるけど、これぐらいなら許容範囲かな。そう思うと、無理に午前中の撮影窓A6で無理しなくても、こっちで狙った方が全然良さそう。
コーナーのクリップも少し寄るとこんな感じ。マイクナイトもそうだけど、イン側の縁石のアールがしっかり入るとカッコイイし、個人的にはこの「つ」の字になるのがベスポジな気がします。
[14:48-]マイクナイトフェンス越しC6
しばらくして、再びマイクナイトに戻りますが、今度は少し立ち上がり気味の場所で撮影窓Bから数えて6枚目のフェンス。4輪だと最近よく狙う場所です。ただ、本来なら影を利用する場所ではありますが、あいにくの曇り空なので、ここは無理矢理狙うことに。
正直、無茶してるかなぁ…と思ってたけど、案外いい感じ。やはり、マイクナイトのクリップよりもこの立ち上がり気味で狙うのがいいっすね。そして、中須賀選手(#1)が3番手に上がってますね。
あえて、クリップ立ち上がりから出来るだけ引き寄せた状態まで4枚並べて見ましたが、最大で引き寄せると完全に背景がコンクリートウォールになるけど、ここまで来ると気にならないよね。
APS-Cクロップでもう一段寄ってみる
もうちょっと寄ってみたいなぁと思い、ちょっとAPS-Cクロップを使ってみます。
うわぁ~、なんすか!、この格好良さ!。もう全然文句無い感じです。
強いて言えば、これがα9でクロップしているので画素数が低いということだけ。実は、今回の全日本ロード参戦にあたり、α1をレンタルしようか…ってちょっぴり考えていたりもしたのですが、その価値は確実にありそう。何なら、α7RIVでも1/250sなら追えるんじゃないかな?。
バトルになるとこんな感じ。こうやって写真で見返すとよく分かりますが、ホントあのスピード感でマイクナイトに並んで入ってくる神経がスゴいなぁって思います。ある意味、ネジが外れたような感覚がないと無理な気がするわ…。
ここに来ての左上げ構図
そして、ここぞとばかりの左上げ構図。
いやいやいや、もう文句無いです。正直、2日目の帰宅時には、「ちょっとマイクナイトに執着しすぎたかなぁ」と思ってしまいましたが、それだけの価値は十分にありそう。そして、逆に他の場所では満足が出来なくなりそうで、それはそれで怖いわ…。
最後にトップ3台の写真で締めたいかなぁと。岡本選手(#2)の優勝で、年間ランキングトップの中須賀選手(#1)とのポイント差は4ポイント。次の最終鈴鹿戦の結果が気になるところ。ですが、その日はS耐岡山戦なんだよな…。
[15:40-]ST600 19Laps Race
マイクナイトフェンス越しC2
続いてのST600。先のJSB1000が赤旗中断により2レース制になってしまったこともあり、ST600の決勝レースは、25分遅れで15:25からスタート進行、15:40からのスタートに。
何処で狙おうか悩みましたが、もう先程のJSB1000でのマイクナイトの覚醒が忘れられず、そのままマイクナイトに残ることに。ただ、光条件はあいにくの状況だし、同じ所も面白くないなぁということで、あえて撮影窓Bの隣のフェンスから狙うことに。ここならもし陽が当たり始めたとしても、この時間はちょうど影が出来る時間なので、ここならどうにかなると踏んだわけです。
少々、狙う位置が高いかなぁとそれが心配ではありましたが、なかなかいい感じ。しかも、フェンスの向きも先程の場所よりも鈍角になるので、フェンスによるモヤッと感も先程よりはマシな印象。
もちろん、立ち上がりもいい感じ。今思えばもう少し寄ってもいいかなぁとは思うけど、最悪トリミングしたっていいわけだしね。
最後に左上げ構図も狙いますが、こうなると案外840mmがちょうどいいぐらいになります。これが、もう少し明るいレンズだったら最高なんだが…。600mm F4だと1.4倍テレコン付けて840mm F5.6か…って、いやいや、買えないし!。
[15:58-]最終コーナーフェンス越しD18
もうマイクナイトの撮影で若干怖いもの知らずと化してしまった私がやってきたとのは、グランドスタンドの一番最終コーナー寄りの隅っこ。
「最終コーナーフェンス越しD18」って書くと何処だ!?って感じがするかもしれませんが、こんなところからフェンス越しで狙おうという戦法です。本来なら、夕方にロッジの影がフェンスに落ちたときに狙えるかな?という場所ではあるのですが、何を思ったか、この日の私は妙にイケる!と思ったらしいんですよね。さすがに、普通に考えたら無理な感じはするのですが…
いや、何とかギリギリ狙えるかなという感じ。逆に言えば、光の条件が良ければ、ここは伝説的な場所になりそうな予感がプンプンします。
1段上の座席で狙ってみる
先程までは、下から数えて3段目の席に座って狙っていましたが、どうにもフェンスの柱が邪魔になるので、一段上がって下から4段目の席から狙ってみます。
もう少しどうにかならないかなぁ…と思ったときに、そうだ!と思いついたのがコチラ。
そう、先程までのマイクナイトでもやってきたとおり、ギリギリまで我慢をして引きつけるってこと。そうするとだいぶんフェンスが気にならなくなります。まあ、あんまり明るくするとフェンスが目立つので結構アンダー目に仕上げてますが、これなら何とかイケるんじゃない!?。
最後に一番下段に降りる(フェンス越しD19)
ここまで来ると、あと出来るとすれば、フェンスとの距離を近くするしかない…
ということで、一番下の段に降りてきました。こうなると厳密にはもう1枚手前側のフェンス越し(D19)で狙うことになります。
この時出来る最高がここまでな感じかな。あとはもしかしたら、テレコンを外して、600mm F6.3のAPS-Cクロップで狙ってどうかなぁという感じかな。ただ、不思議とこういうシチュエーションって、開放F値よりも焦点距離の方が効いてくる印象があるから、こっちの方がいいのかなぁ。
そして、15周が終了したところで転倒者が出たことで、このタイミングで赤旗が提示されます。そして、75%消化ということで、この赤旗をもってレース終了となりました。
ちなみに、過去写真を見返してみると、ちょうどここのエリアに影が落ちているタイミングがありました。
これは、2021/11/14に行われたS耐の時(何気にこの時にここからマシン撮影もしていたみたい)。撮影時間的には15:18ですが、11月も半ばという季節が、ちょっと近年ではイレギュラーな感じなので、9-10月でどんなもんかってのが今後気になるところ。
あと、たまたま昨年の10/21のS耐Day.1の15:44に撮影したものがコチラで、D18のフェンスまでは日陰になっていますが、このあと太陽が回っていくことを考えると、これより手前の時間の方が影になる可能性はありそうです。
[16:50-]PaRetミニライブ
マシンの走行が終わり、これで終わり!と帰っても良かったのですが、昨年に引き続き、この時間にPaRetのあったので立ち寄ってみることに。
赤旗で途中終了になったとはいえ、それでも15~20分は通常の予定から遅れていたので、昨年のこともあり、表彰台に参加するPaRetのライブも遅れるだろうという予想は当初からしていました。
で、ステージに16:15すぎに到着しますが、驚くほど誰もいない…。あれ、去年はそれでももうちょっと人いたよ。
予定は16:30から。まあ、コレよりも確実に遅れるだろうから、ちょっと様子を見ることに。
機材チェンジも必要だったので、総合インフォメーション横の屋根付きのところで機材チェンジします。
それにしても、誰も来ないんだけど…と思っていたらチラホラ人が集まりだしたので、私もステージ前へ。
案の定、レーススケジュールディレイの関係でステージイベントも遅れ、20分遅れの16:50からミニライブがスタート。
私が確認した限りだと、「Road to Victory」「Be Ready!」の2曲をやって、MCを挟んでの「S.H.Y」「Colorful Story」の4曲だったと思われます。
ライブ中の写真は、現在選抜中なのでまた近日中にアップします
ということで、これでこの日の撮影も終了。何だかんだで車に戻ったら、17:20ぐらいでしたね。