SUPER GT 2024 GT500メーカーテスト
at 岡山国際サーキット Day.1(2024.02.07)

 岡山国際サーキットでのSUPER GTのテストといえば、3月2週目に行われる公式テストが有名なのですが、実は2月にもメーカーテストがコソッと開催されます。昨年も参加をして、今年も密かに狙っていたのですが、何とか振休がもらえたので、今回はそのメーカーテスト1日目に参加しました。

Day.1

 冒頭にも述べたとおり、実は毎年2月初旬にコソッとメーカーテストが行われているのですが、個人的にマークし始めたのは昨年から

 例のごとく、岡山国際サーキットのHPのスケジュールを見ながら、この2/7-8のタイミングが翌週のタイミングのいずれかという考えはありました。とはいえ、今年から1月にセパンテストが復活をしたので、スケジューリングが変わる可能性はありました。ただ、昨年は大阪オートメッセの前開催だったし、一部情報で流れてきたのも2/7-8という情報だったので、決め打ちをして振休をそこに取るように段取りをしていました。

 ただ、出発前から心配していたのは空模様。通常、この季節は日本海側が冬型の気圧配置で天気が悪くても、山を越えて岡山側は天気がいいというのが普通なのですが、出発時点で雨雲レーダーを見ると、どうやら岡山側にも雲が出ている感じ。コレはちょっと嫌な予感がする…ということで、念のため雨具は用意をしていくことにしました。

 で、鳥取市内を7:30前には出発をし、一部では霧がかかるものの、「これなら天気は何とか大丈夫かな」という雰囲気でした。

 いつものように、サーキットまでは佐用経由で県道46号線を抜けていくのですが、昨年秋から工事をしていた拡幅工事の場所は、まだ途中だけどこの様子だとそう遠くないうちに拡幅される予感

 一番ビックリしたのが、ここで、美作市田渕の民家が建ち並んで狭くなるところが、立ち退きなのか、県道沿いの小屋が撤去されてました。ここはいつも見通しが悪かったので、メッチャ見やすくなってる!って驚きました。ここもそのうち拡幅されそうな感じ。

 そして、もう1箇所、万善地区からトンネルまでの狭い区間で、私の中で勝手に「第2セクター」と呼んでいる場所も拡幅工事をしていました。この辺りは、昨年春の段階で、拡幅工事用の印も付けられていたので、将来的に拡幅をするのだろうとは思っていましたが、この調子なら、来月の公式テストまでに開通するのかな?

 そんなこんなで、サーキットに到着したのが9時すぎ。

 何処でどう撮ろうか悩んでいたのですが、天気が良ければやっぱり1コーナーかな~と思って昨年と同じで2コーナーの下に車を駐めました。

 そもそも今回の撮影のコンセプトは、マンネリからの脱却。どうしても、通常の撮影だと構図がマンネリ化してくるし、置きにいく撮影をしてしまうことでコンサバな写真が増えてしまうという思いから、今回は出来るだけいつもは撮影しない構図で、もし同じような構図だとしても、少し場所を変えるとかちょっと工夫をして撮影するというのを1つのテーマにしました。

 なので、この日の撮影は正直イマイチな写真も多々ありましたが、その辺りはあえて狙っているところもあるので、それらも含めて紹介します。

午前中の走行開始

[9:30-]1コーナー撮影窓D1

 と言いながら、一箇所目は完全にコンサバに走ります。

 そう、朝の定番の1コーナーの撮影窓Dです。昨年も10時からここで狙った実績があるので、たぶんイケるだろうと踏んだわけです。

ポツポツと雨が降り出し、マシンが出てこない!

 一様、9:30からスタートで、TOM'sとNISMOの3台がちょっと出てきたものの、それ以外のチームが出てこない

 しかも、走行が始まるとポツポツと雨が降り始めた。ぶっちゃけ、タオルがあれば済むレベルだったのだが、その肝心なタオルを持ってくるのを忘れてしまった。

 なので、一様持っていたレインカバーをカメラに装着。

 こういう雨対策をすると、GoProのやり場に困る所があるのだが、L字プレートにホットシューが付けれるようにして、そこに付けるというなんとも無理矢理感。でも案外悪くない。

 あとは、やっぱりクリアのビニールの所に穴を開けてEVFが覗けるように加工しないといけないなと改めて痛感。次の3月のテストまでには何かしらの対策をしておくつもり。

さらにGoProの不調でてんやわんや

 そして、いよいよマシンが出てきて撮影をしようかなぁと思ったら、どうもGoProさんの調子が悪い

 録画ボタンを押して10秒ぐらいで「バッテリーがありません」という表示が一瞬出て強制シャットダウンしてしまう。いやいや、普通にサーキットに来るまで動いてたやん。しかも、バッテリー自体の残量は90%以上は残ってるし…。これまで、熱で落ちてしまうことはあったけど、こんなことになったのは初めて。

 ただ、何となくすぐにピン!と来ました。これは、おそらく寒さでバッテリーが弱っているのだろうと

 とはいえ、どうにも手で暖めたりしても間に合いそうになかったので、1度車に戻ってモバイルバッテリーを接続して録画をして何とか事無きを得ました。しばらく録画を続けていたら、暖かくなってきたのか、モバイルバッテリー無しでも問題無く動くようになりました。

 昨年の同じ2月のテストでも同じようなことをしましたが、今回の方が明らかに直射日光無いし、昨年は到着してすぐ撮影だったので、GoProも暖まってたのかな。しかも、昨年の秋まではゲージを使っていたので、それで熱がこもりやすいかったという面もあるのかもしれません。

 ということで、気を取り直してのマシン撮影。ちょうどこの撮影窓で撮影している時が日差しが無かったので、あえてフェンス越しではなくて、撮影窓で狙って正解だったかも。

[10:05-]1コーナーフェンス越しE4

 小雨も止み、徐々に晴れ間も見えてきたので、そろそろフェンス越しで狙うかなぁと向かったのは、撮影窓Dから4枚2コーナー寄りの場所

 ただ、実はこの時間にはすでに光がフェンスに当たり始めていて残念な感じに。実は、ちょうどサーキットに到着した9:30過ぎぐらいの方がいい感じの影だったんですよね。

[10:17-]2コーナースタンドA1

 先程のフェンス越しの目線から、撮影窓EやYOKOHAMA看板の下など、他に狙えそうな場所がないかなぁと移動しながら物色してたどり着いたのが2コーナースタンドA

 一番1コーナー寄りの座席の最上段のところ。ここ最近は、一番上の通路のところで狙うことはあったけど、少しでも低い確度がいいかなぁとここをチョイスしてみました。

 初めは単独でアップにしようかと思いましたが、やはり想像通り味気ない感じに。

 なので、結果的に1コーナーアウト側の縁石を絡めるように広い画角で狙ってみました。

 ただ、これよりも下に向けるとフェンスが見切れてしまうので、やはりこの構図を狙うなら、ここよりもいつもの一番上の通路のところの方が良さそうな感じ。

 そういえば、どーでもいい話ですが、パイパー外側のA-2パドックのところに「飛び石などに注意してください」の看板が出来てました。これ、昨年の何かのレースの時かなんかに飛び石で車が傷付いたみたいな事案があったのかな?。実は、普通のAパドック側の方にも新しい駐車場の看板がチラホラ付いてました。

[10:29-]2コーナースタンドA2

 続いて向かったのは、同じく2コーナースタンドAのモスS寄りの方

 元々は、青白のウォールを背景に流したいなと思ってウロウロしていたのですが、YOKOHAMA看板よりも1コーナー寄りだとアウト側にマシンが居るので絡めにくく、結局このYOKOHAMA看板を過ぎたあたりからが狙い目になるんですよね…。

 ただ、普通に撮ってしまうと普通のいつもの構図になってしまう…。

 ということで、200mmで結構ワイド気味に狙ってみました。今思えば、もう少しシャッター速度を攻めても良かったかなぁとも思いますが、ココってコーナー中というのもあるので、あまりシャッター速度を落とすと、フロントとサイドのどっちかしか止まらないので、ちょっとカッコ悪くなっちゃうんですよね…。

[10:40-]2コーナースタンドB1

2コーナークリップ流し撮り

 続いては、モスS寄りのお隣にある2コーナースタンドB

 2輪だとシケイン狙いで訪れることの多い場所なのですが、これが4輪になると途端に縁遠い場所になるんだよな。ってことで、昨年からずっと気にはなっていたクリップの流し撮りに挑戦することに。

 割とフェンスが縁石と被りやすいので場所どりが難しいのですが、アレコレ試行錯誤をするとこの辺りがギリな感じ。そして、いつものごとく、ここは2コーナーへの侵入方向が全く見えないので、音だけで判断しないといけないので、こういう台数が少ない時はどうにかなりますが、公式テストの時のように台数が多いときは追える自身がないな…。

 そして、何より、200mmはギリでした。本当は150mmぐらいで狙った方が精神衛生上いいっすわ。

リボルバー立ち上がり流し撮り

 次も同じ場所からリボルバー立ち上がりを流してみました。

 焦点距離を見てもらっても分かる通り、今回はワイド気味に流してみましたが、こういう構図を狙うなら、1コーナー寄りのスタンド寄りもこっちの方が相性がいいような感じがしました。ただ、今回は関係車両がいなかったので良かったですが、それらの配置によっては微妙に変わりそうな気もします。

[10:56-]2コーナースタンドB2

2コーナー流し撮り

 次も同じ2コーナースタンドBですが、一番モスS寄りの場所。ここから2コーナー立ち上がりを狙います。

 初めは、先程の場所から脱出方向を背後から流せるのかなって思ったのですが、どうも青白のウォールと絡めにくかったので、逆にコッチなら絡められるのかなと狙ってみました。

 撮影しながら分かっていましたが、こここそもっとワイド側が欲しかったです。逆に言うと、もう少しワイドレンズを使ったらいい感じに狙えそうな予感がしました。そしたら、もっとガッツリとウォールも流せたと思います。

モスS侵入

 続いても同じ場所からですが、ここからモスSの侵入を背後から狙います。たぶん、こんなの狙ったのって未だかつて無いと思うな…。

 私のイメージだと、鈴鹿の3~4コーナーの撮影の感じだったのですが、何だかイメージとちょっと違う…

 こういう構図って、何処を流すのかってのが大事になるけど、この場合イン側で流せないので、ウォールを右上にするか、左上にするかなんだよな…。

 ってことで、気づいたら左上において流してました。

 う~ん、流し方的には中途半端だな…。ここももう少しシャッター速度落としちゃっても良かったのかな…。

[11:07-]バックストレート流し撮り

 次は、2コーナースタンドBの上段の駐車場の縁のところからバックストレートの流し撮りを狙います。

 というのも、あまりにも邪道な構図ばかり狙っていると、やはりちょっと落ち着きたいというのがあって、安定の構図を撮りたくなったんですよね。ただ、いつもはPA-6の縁にある喫煙スペースの辺りから狙うのですが、今回はそれよりも20m程モスS寄りのスタンドに降りる階段のあたりから狙いました。

 しかも、今回は出来るだけ水平になるように狙い、さらにちょうど真横の位置になるように狙いました。なかなかいい感じ。意外と私のバックストレートの流し撮りって、こういう感じって逆に珍しいよね。

 ただ、この季節は芝生が枯れてしまっているので、芝生側を流すのがあんまり格好良くないんだよな…。まあ、仕方がないんだけど。

[11:19-]アトウッド流し撮り

 残り40分ちょっとという走行時間で何処に行くかなぁと悩みながら到着したのが、モスS

 ちょうど、モスSにあるPA-8に降りる坂の中腹のところ。ここもいつも狙っている構図ではありますが、あえて中腹の先端のところではなく、あえて中途半端な場所から狙ってみました。

 本当なら、1.4倍テレコン装着して狙うべきなのですが、装着する時間ももったいなかったので、APS-Cクロップで中途半端に寄り切れてない感じもありますが、これでもう少しシャッター速度を落としたら最高だったかも

 以前から同じ構図をPA-6の縁から狙うというのもしてたけど、あとで1コーナーに行くときに気づきましたが、案外ここもいいかも…

[11:26-]禁断のモスS

 さあ、次はどうしますか…と思いながらも向かってしまったのは…

 そう、禁断のモスSです。モスSって、昔は撮影スポットだったようなのですが、改修されてからフェンスの位置が変わったり、撮影出来る場所も狭くなったりして条件が非常に悪くなってしまったんですよね。一様、数回ぐらい試し撮り程度で狙ったことはあったのですが、あんまりいい印象が無かったんです。

 ただ、先程の場所からモスSを眺めていた時に、フェンスの影の出来方を見ていて、これならボカせるんじゃない?って思ってしまった訳です。

 まずは、5番ポストに近い方から狙ってみましたが、フェンスまでの距離は遠いけど、思っていた以上にイケる感じ。ただ、作例を見て頂いて分かる通り、フェンスの柱の間隔が狭いので、どうしてもそれが見切れてしまう。

もう少しアトウッド寄り

 ということで、もう少しアトウッド寄りの新しいフェンスの方に移動。今までは一番アトウッド寄りのところまで行っていましたが、今回はもうちょっと手前で狙いました。

 おっ、思ったよりもイケるじゃん!。もちろんそれとなくフェンス越しだというのがバレるけども、これだと条件が整えば意外と狙えるのかもな

 ただ、ここのツラいのは2コーナー同様で、いつ飛び出てくるかが分からないので、耳を澄ませて判断をするというのが結構ハイレベルです。

 今回は、基本的にクリップを少し入れるような形で狙いましたが、あえてクリップを無視して流す感じで狙った方がむしろいいかも。そうなると、もうちょっとシャッター速度をあえて落とすかなぁ…。ただ、ココって結構車速が速いんだよな…。

[11:54-]1コーナースタンドB

 本当ならモスSで終われば良かったのですが、残り15分ぐらいともうちょっと時間がありそうだったので、頑張って1コーナーへ移動。向かったのは、1コーナーの2コーナよりのスタンドB

 その中でも一番2コーナー寄りの一番てっぺんのところです。最近はスタンド席で狙うので、あまり上の方から狙うことがないけど、グランドスタンドを流すならこのあたりがいいかなぁと思って狙ってみることに。

 スタンド席の下の方だと、手前のガードレールが邪魔になりやすいけど、これぐらい高いところからになるとガードレールが邪魔にならず、車体がしっかりと映るのでいい感じ。

昼休憩

 12時になり、午前中の枠が終了。このタイミングでCパドック側に移動し、昼食のおにぎりを食べます。そして、時間もあるので、アレコレと撮影場所を物色します。

 1つ気になったのは、ヘアピンからの立ち上がり。ここはちょうどヘアピンの先にある新しい撮影窓Bですが、ここからヘアピンの脱出を流すのは結構ありかも。っていうか、完全に今までと逆方向だよな。

 同じ構図だと、ここから狙うのもありかも。今回はこの横のコースへの出入り口が閉まっていたけど、通常のレース時はオフィシャルさんが居て、空いていることが多いから意外と良さそう。

 ちなみに、岡山国際のオフシーズンあるあるで、何処かが改良されるってのがあるのですが、リボルバーアウト側にTOYO TIRESさんの看板が出来てました。今までここに何かあったっけ?と思って昨年の写真を見返しましたが、どうやら完全に新設されたようです。

午後の撮影へ

[13:51-]レッドマンフェンス越し

 昼休憩の間にあちこち物色して歩いていて、何処で撮影しようかと悩んでいて、結局やってきたのがレッドマンイン側のフェンス越しのポイント

 普通なら昼過ぎということでド逆光になってしまうタイミングなのですが、意外と雲が多く、曇天のタイミングの方がボカしやすいかなぁと思って狙ってみました。

 もちろん、ここからはいつものSEL70200GM2。最近、このナナニッパのレンズをポートレート撮影よりもマシン撮影で多用している私ってちょっと贅沢なのかな…って思っちゃいます。

 いやいや、メチャクチャいいんじゃん!。ここ数年、ここで狙っていて思うのは、シャッター速度を思い切って、1/25sぐらいまで攻めると一気に雰囲気が出てきていい感じになります。

 ただ、今回はちょうど天候が悪くなる中だったので、ND32を付けて狙えましたが、ピーカンだともっと濃いNDフィルター使わないと1/25sまで落とせないってのが苦しいところ。

 左上に置く構図も結構お気に入りです。ただ、こっちは枯れた芝生だと流してる感が薄くなるのがちょっと残念…。

[14:02]雨により撮影中断

 ただ、実はここでの撮影がGoProの操作ミスで上手く動画が撮れてなくて、本当はもうちょっと狙いたかったのですが、一気に暗くなってきます

 そして、後ろを振り返ると…

 「ヤバイ、コレは降るぞ!」すぐに状況を察しました。

 そしたら、一気にみぞれ交じりの雨になりました。さすがにここまで一気に降ると、各車ともにピットに戻っていくので、私も車中でしばし待機します。

[14:22-]パイパー立ち上がり

 雨自体は15分あまりで落ち着きましたが、まだ雨が完全に止む前からマシンの走行が再開し始めました。

 そうです、ウエットタイヤのテストです。特に今年はNISMOの2台がBS勢にチェンジしているし、たぶん雨は雨で出てくるだろうなと想像していましたが、案の定でした。

 とはいえ、まだもう少し小雨が降っているし、しかもコース場はそこそこなヘビーウェットということもあり、とりあえず気軽に撮影出来る場所ってことで、ENKEIブリッジ横のパイパー立ち上がりのポイントから狙います。まあ、ここなら車を近くに駐められるし。

 ただ、今思えば、ここって手軽には撮影出来るけど、あんまり水しぶきを絡めて狙う感じの場所ではないよな…。まあ、あの展開は仕方がないよな…。

[14:29-]レッドマン外側

フェンス越しでレッドマン侵入

 雨も落ち着き、意を決して向かったのは、レッドマンの外側

 昨年も狙った場所だし、お昼休憩にも物色していた場所。実は、雨が降る前は多くのお客さんがいて、行きづらいな…と思っていたら、雨が降り出してみんないなくなったんだよな。

 しかも、ここだと間違いなく背後に水しぶきを絡めれるからね。

 やはり、想像通りですね。この場所自体が、こういうテストの時しか狙えないのにし、雨上がりというまた貴重なタイミング。なので、このタイミングでココを狙うというのは必然でした。

 ただ、車間距離が空いていたりして、案外2台絡めて狙うのはちょっと難しかったな。あと、前車との間隔が狭いと、しぶきが残っていて全体的に白っぽくなるというのは、ちょっと致し方ないところ。

フェンス越しでレッドマン立ち上がり

 続いては、少し角度を変えて、フェンス越しにレッドマンの立ち上がりを狙います。

 実は、ここに撮影窓があるので、はじめはこの撮影窓から狙えるかなぁと思ったのですが、無理っぽかったので、フェンスが日陰だということもあったので、あえてフェンス越しで狙いました

 何故かAPS-Cクロップで撮影しちゃってますが、これ、フルサイズで550mmぐらいで狙えば、いけたかもな。しかも、テレコン付けてのF9なので、テレコン外してたらバッチリだったかも。

[14:44-]レッドマン立ち上がり

 続いて、フェンスの隙間からレッドマンの立ち上がりを狙います。

 テレコンを付けていたので、この画角が一番のワイド端。1/30sとか無理かなって思ったけど、案外狙えてるな。コーナーの縁石も生かせるので、個人的には好きな構図。

 案外、寄ってみても悪くない。ただ、背景が流していてもちょっと味気ないので、少し面白みに欠けるかな。

[14:58-]再びレッドマンフェンス越し

 レッドマン外側の撮影を終え、再びレッドマンのイン側へ。別に改めて狙う感じではなかったけど、雨絡みで少し物足りなさが残ったのもあり、あえてもう一度狙うことに。

 やっぱり、1/25sは最強だわ。もうこの構図は唯一無二ですな。

 駆け上がる感じもいい感じです。いつも思うんだけど、ここで狙うのって、ほとんど135mm近辺。ってことは、135mm F1.8のGMレンズで狙ったらどうなるんだろうな…。ただ、相当なNDフィルターがいるだろうけどな…

[15:17-]パイパー飛び込み

Cパドックスタンド上段から狙う

 続いては、Cパドックスタンドの方へ。

 ちょうどスタンド上段の通路の隅っこのところから、パイパーへの飛び込みを狙います。何となく、外側の青白のウォールが生かせるんじゃないかという魂胆です。

 う~ん、悪くはないけど何とも微妙だな…。やはり、逃げていく構図は段々マシンが小さくなっていくし、しかもマシン撮影の中では結構広角側なので、その辺りが結構難しいです。

スタンド下段から狙う

 下の方に降りたら少しは状況が変わるかなと思って、あえてスタンド席の一番下段から同じようにパイパーへの飛び込みを狙います。

 さっきよりはいいけど、なかなか難しいな。っていうか、シンプルに左下げが悪いかも

 左上げにすると収まりがだいぶん良くなったかな。ただ、個人的にはワイド側で近くで撮影するより、もう少しリボルバー側から望遠で流した方がシックリくるのかも

[15:32-]リボルバー流し撮り

 続いてはお隣のリボルバーへ。

 まあ、ここは完全にド定番の場所ですし、珍しくも何ともないけど…。

 最近、ここでワイド端でやや侵入寄りで狙うのが個人的には好きだな。そして、TOYO TIREの看板の青が何ともいいよね。

 一様、ナナニッパのテレ端の200mmでも車両全部入ります。カテゴリーによっては200mmでギリギリなマシンもあるので、それを思うとまがGT500って小さい方なんだな。

[15:40-]2コーナー流し撮り

 続いても、全く同じ場所からなのですが…

 今度は、対岸の2コーナーを流します。実は10年ぐらい前の割と初期の頃に一時期ハマっていた構図ではあるのですが、最近は全く撮影をしていなかったので、今の機材と技術だとどんな感じに撮れるのかをちょっと試してみたかったんです。

 本来なら、ここでSEL200600Gに戻すべきだったのですが、レンズ交換が面倒くさかったし、割と狙えそうだったので、そのままナナニッパで狙いました。200mmでマシンを小さく、ダイナミックに流すというのも案外嫌いじゃない。これで、スタンド席がグランドスタンドみたいにカラーリングされてたりしたらカッコいいんだけどな…。

 ちょうど2輪専用シケインの1つ目のあたりで、マシンがちょうど真横になる。なので、これよりも右寄りになるとマシン的には後ろ寄りで撮れてしまうことになります。

 個人的にはこれぐらいガッツリと傾けるのも好き。ただ、手前のスポンジバリアが邪魔なんだよな…。それを考えると、スタンド席に座って撮影というのはちょっと無理っぽくて、何なら、Cパドック隅の喫煙スペースがある階段上の所から狙った方が案外いいのかも。

[15:58-]パイパー外側

 残り30分を切り、大移動をしてパドック内へ

 そして、向かったのはパイパーの外側。不思議とここで撮影している人って、そこまで多くなかったんだよな。ちなみに、私が到着したときには誰も居ませんでした

 ただ、私が到着したときには、もうNISMOの2台とauぐらいになっていて、そのauも16時になった辺りでピットに戻ってしまいました。

 今回、せっかくナナニッパを付けていたので、あえて脱出気味を思い切り流しました。実は、これぐらいの焦点距離だと撮影窓とはいえ、フェンスが見切れてしまうのですが、下側は砂利のところ、上側は対岸のスタンド席に重ねたら案外そんなに気にならないんですよね。

 しかも、この時間帯って、実は柱の陰が落ちてくるタイミングで、撮影窓の右側に寄れば寄るほどフェンス被りが誤魔化せたというおまけ付きでした。

[16:11-]ホームストレート

 そして、最後に向かったのはDUNLOPブリッジ横。ここから、ホームストレートを駆け抜けるマシンを流します。

 というか、実は私が到着したときには23号車しか走ってなかった上に、すぐにピットインしちゃって誰も走らなくなってしまったんですよね。それが、最後の最後に3号車が出てきて数周は走ってくれて、それで何とか撮れたって感じです。

 実は今回って、午前・午後ともに2時間半ずつの走行枠だったのですが、事前情報だと国内でのテストは、2日間のテストを3回行って計24時間の走行が可能なようで、これを割ると1日4時間で、午前午後2時間ずつ。なので、走行を開始したタイミングとかによって、早く走り始めた所は早く終わるし、遅いところは最後まで走るし…みたいなことなのかな?。

 ってことで、何か最後は中途半端な思いのまま、サーキットを後にしました。さあ、次は3月の公式テストですかね。

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