大阪オートメッセ 2024(2024.02.10)
いつも私にとっては、モータースポーツシーズンの開幕となる大阪オートメッセ。ただ、昨年からGT500メーカーテストに行ったりしているので、ここ最近は「レースクイーン撮影始め」的な意味合いが強くなってきていますが、今年もどうしたものか…と悩みながら、ナンダカンダで来てしまいました。
Day.1
鳥取市内を4時前には出発をして、加西SA・西宮名塩SAの2箇所で休憩しながら阪神高速の南港北ICを降りたのが6:15頃。ぶっちゃけ、過去の参戦記録を見ても、まあ7時までに到着すれば大丈夫だろうとは分かってはいたのですが…
最近はこのインテックス大阪周辺の事情が色々変わってきていて、駐車場の確保が厳しいという予想があったので、念のため、余裕を持って出発をしました。
いつものようにわざとらしく東側からインテックス大阪に近づきますが、もうこの時既にインテックス大阪の南側の路上には駐車場の入場待ちの車列が…。これ、冷静に考えれば、警察が来れば路駐問題で捕まる案件だよな…。まあ、片側2~3車線あるし、実害もそんなに無いからって、見て見ぬ振りなのかな…。
岡山国際サーキットだと、片側1車線とはいえ、あんな山奥で取り締まってるのにな…。
もちろん、会場の東側にも路駐は続き…
駐車場の入口となる会場北側まで延びます。
確かに6号館の上に車が駐められますが、駐車料金も2,000円になったようなので、そんなに安いって訳でも無いんだけどな…。しかも、駐車場が開くのは8時だし。
ということで、私は例のごとくタイムズの「コスモスクエア第3」(収容台数349台)へ。駐車場到着が6:26だったようです。
私は、初めて大阪オートメッセに参加した2017年以降、ずっとここの駐車場を利用していますが、個人的には結構便利だと思っています。昨年から値段が上がっているのは気づいていましたが、念のため、事前にタイムズのHPから調べたときには、2/10-12が特定日の指定に入っておらず、24時間2,000円以上の高額になったりするのか?と心配していましたが、いざ到着してみたら特定日に盛り込まれているし、今こうやって事後的にHPを再チェックしたら、2/10-12もちゃんと特定日に入ってました。
ここの駐車場のいいところは、すぐ隣に大阪府庁の咲洲庁舎があるので、何かと便利なところ。
ただ、以前の記憶だと、6時には解錠するけど電気もあまり付いてなかったりしていたように思いましたが、今回は到着直後(6:30頃)に入ったら、ほどほどには電気は付いていたし、暖房も付いていて、実際、既に何人かの人が中に入っていました。確か、正式な開場時間は7時だったと思います。ローソンの開店時間も7時からです。
到着から1時間半程度時間を潰していましたが、7:30までには手前のアスファルトのエリアが埋まっていたように思います。
で、私が車を離れる直前の8:10頃に奥の砂利のエリアも含めて満車になりました。年によっては、7時台に満車になった年もあるので、個人的にはやはり7時までには到着した方がいいように思います。
そして、今年はいつもよりも少し早めに、8:10頃には駐車場を離れます。
今回、ちょっと頭をよぎったのは、この咲洲庁舎の地下駐車場(収容台数173台)。入出庫が出来るのは朝6時~夜24時までらしいのですが、私のように到着が6時移行なら、1日最大料金1,000円だしコッチの方がいいのでは?。
5分ちょっと歩けば、すぐに開場のインテックス大阪が見えてきます。
昨年は、8:30過ぎに到着していつになく後方で待っていましたが、今回は15分程早く到着したお陰で、だいぶん前の方でした。昨年は入場に20分近くかかりましたが、今年は10分もかかりませんでしたからね。
入場してすぐのところで、岡山国際サーキットクイーンとPaRetの計6名がお出迎え。よく考えれば当たり前なのですが、この後私が1号館に向かう頃(9:30前)には、6名のお出迎えは終了していました。なので、入場が遅すぎると居ないんだよね。
5号館
それでは、順番に各号館を見ていきたいと思います。
ちなみに、別に回り方を考えたわけではないですが、今回は5号館⇒2号館⇒1号館⇒3号館⇒4号館⇒6B号館⇒6A号館の順に回りました。(もちろん、一巡した後はもうメチャクチャですが…)
何故かいつもトップバッターとなっている5号館。ここはトヨタ、モデリスタ、大阪トヨペットさんにKUHLさんってところがメイン。
東京オートサロンでも展示されていた石浦選手のGRカローラ。
大阪トヨペットブースといえば、GT300のLMcorsaのスープラが展示してあります。そういうえば、この初日に体制発表されてましたね(ある意味、オートメッセの定番)。
実はその音なりに、アレ?、フェラーリ!?と思ったら、体制発表を確認したら、GTWC Asiaに今年はこのフェラーリ296 GT3で参戦するってことみたい。
2号館
続いて2号館。
いつもながら、この2号館と4号館はちょっと異世界な感じでやんちゃな車が多い印象なので、私的にはこれまでもあまりお世話にならなかった所なのですが…
今年はここにオートバックスがドーンと鎮座します。これまで、大阪オートメッセでオートバックスのイメージってほとんど無かったんだけど、50周年ということもあってか、結構広いブースを確保してました。
ちなみに、マシンはあまり深く考えてみてなかったけど、ガライヤのEV版らしい。
実はその隣には、GT300に出ていたガライヤもいました。このガライヤ、SGT的には2012年までで、翌年の2013年からCR-Zに変更。私がサーキットに足を運ぶようになったのは、2013年からなので、個人的にはガライヤには何も思い入れがないんですよね。
毎年思うが、この翔プロデュースの所でまともに撮影出来た試しがない…(この写真もブレブレだし…)。ARTAのところがそうだったけど、車両立ちする車両が一段高いところにあると、後方からでも結構撮影しやすいので、混雑が落ち着きやすい。
Dynastyのところもカメラマンが多いんだけど、たまたま朝イチのお客さんが少ないタイミングで車両立ちしてくれていたので、その時に撮影させてもらえていたのでラッキーでした。
1号館
続いては1号館
1号館というと、これまでフードコートとタミヤブースがあるイメージで、お姉さんも居ないから退場するときにだけ訪れる場所というイメージがあったのですが、今年からそのフードコート+タイヤは6号館3階の6Cに移動したので、実質的に車関連のブースエリア的には広がった印象。
そのブースのメインは、Liberty Walk・Valenti・三菱・マツダ・TOM'Sの5つ。その中でもLiberty Walkは年々規模が大きくなってる感じだけど、よっぽど儲かってるのかな?
1号館の出口のところには、可愛いRedBullのMINIが展示されていた。
そう思えば、そもそも何のブースだったんだろうと見返したら、パンフレット上もRedBull Pit Stop Challengeになっているので、このタイヤ交換の体験が出来るよっていうそもそものブースだったみたい。
パイオニアのブースには可愛いこんなマシンも。確かこういうのって、SGTの時にマッハ号のところが持ってきていたような気がするな…。ってことは、何かしら市販されているのかな?。
そういえば、TOM'Sってオートメッセは初めてじゃないのかな?。あんまり今までいたイメージがないです。ちなみに、なぜかこの時RQがスープラに乗り込んでました。ここは車両立ちの時間が極めて少なくて、撮影できずじまい。
そういえば、一番隅っこにJLOCの88号車がありました。しかも何気にEvo 2の方じゃん。
ちなみに、相変わらず1号館を抜けていかないと帰れないよっていうのは、これまでと全く同じ仕様です。
3号館
続いては、我らが3号館。
何故に”我らが3号館”なのかというと、カメラマンに優しいスズキさんがいるから。何故にスズキさんがカメラマンに優しいのかというと…
そう、モデルさんが登場するスケジュールがキチンとブースに表示されている点。ほとんどのブースが、コンパニオンがSNSで車両立ち時間を公表することが多い中で、スズキさんはちゃんと表示してくれてる。個人的には、他のブースも見習って、「本日の車両立ちはXX:00-とXX:00-です」みたいに何かしら掲示してほしい。こちらも、車をじっくりと見たい他のお客さんの邪魔をしたくなし、SNSのチェックにも限界があるから。
ただ、3号館の中で、撮影モデルさんがいたのはスズキぐらい。いつもはダイハツがいる場所は、日産がキャラバンとかを並べてた。
今年からGT500デビューするCIVIC。コレって、数日前に私が岡山国際で撮影していたヤツ?それとも別?
あと、F1もありました。最近、F1は見てないので、何年もモデルかよく知りませんが…
最近はあまり新車に興味がないのでアンテナを張ってないので少々疎いのですが、これがWR-Vってやつか。サイズ的には最近流行の大きさだけど、FFしか無いってのがな…。
個人的には、コッチのエクストレイルのブルーがあんまり無い感じの青で格好良かった。
あと、あまり今まで意識して見てなかったのですが、3号館の外側にアイサイトの体験コーナーがありました。
4号館
続いて4号館。
2号館の時にも述べたとおり、2号館と4号館はヤンチャな感じがプンプンとするのですが、2号館がオートバックスが来たりして、少々マイルドになったのに対して、やっぱり4号館はそうだよねって感じ。
中でも、この霊柩車仕様の車は一際目立っていた。写真無いけど、排気側はスゴイ本数マフラーが立ってたし…。
4号館も例年、ほとんど撮れた試しがないんどえすが、ちょうとたまたま訪れたタイミングがHEARTILYさんが車両立ちをしているタイミングだったので、案外撮影出来ました。
6B号館
続いては、ある意味メインの1つでもある6B館。
ていうか、この記事を書いていても、どっちが6Aで6Bなのかがいつも分からなくなる…💦。
なんでメインかというと、その1つはカーオーディオネットさん。何てったって、私の推しともいえる、村上さんと早乙女さんの推し2人が務めるという、何という奇跡。何を隠そう、この二人、同じ事務所だもんな。しかも、スリーライズってことで、何気にまっち様の後輩。
お二人で30分交代で順番に車両立ちをしていたので、行けば常にどちらかがいるような状況だし、またブースもちょっと奥まった所だったので、メッチャカメラマンが多い時間もあれば、普通におしゃべりできるぐらい1:1になる時間もあるレベルでした。結局、私も3回ずつぐらい撮影してもらったような…。
あと、6B館といえばWALDさん。実は、オートメッセ開幕前からコンパニオンさんのチェックをしていて、やたらと「WALDブースです」という投稿している方が多くて、事前確認していた段階で10人、実際の撮影は11人だったように思います。
昔からWALDさんって人気のところだけど、以前は車両立ちの時間は分からないので大変だったのですが、今回は回数も多いし、時間は十分にあるし、人数多いから分散するしで、圧倒的に撮影しやすかったです。以前は独特な匂いもしてましたが、今回はそれも無かったし。
ただ、ここでも長坂さんの人気っぷりを痛感しました。昨年のS耐とかでも感じていましたが、10人近くコンパニオンさんがいるのに、カメラマンの半分ぐらいは長坂さんの前に集まってましたからね。こういう時に本当に人気の差を痛感します。
JUNCTION PRODUCEは、いつも人集りがスゴイ。ただ、お姉さんはもちろんなのですが、今回、サングラスをかけた悪そうな男の子がいて、それはそれで格好良かったんだよな。
そういえば、GTWC Asiaで織戸さんが押してて話題になったBMWもありました。
6A号館
そして、最後は6A号館。6号館入って右の方ですね。
ここは当初の調べでも、結構コンパニオンさんが多い…ハズなんだけど、妙に会えない。特に午前中は、サイレントタイムだったのもあり、「メディアさん以外の撮影はお断りしています」なんて所もあった。
そんな中でも一際目立っていたのがKAMIKAZE COLLECTION。昨年、近藤さんとのセットで水星のごとくオートメッセに現れて、注目を浴びてました。ここまで点光源を増やしてくれると、良くも悪くもカメラマン的には丸ボケ生かしたくなっちゃいます。
真ん中を隔てて、前後に1台ずつ展示車がありましたが、時間によって車両立ちの車種を変えてたのかな?。私が撮影出来たときは、黒い車の時でした。
あと、ここの場合、周囲を囲むように足元にLEDを仕込ませていたのですが、結構な頻度でみんながそれに足を引っ掛けていて、半分壊しかけられてました。
奥の方にはSUPER GTブースもあり、ステージイベントもアレコレやってました。私は直接は見ていませんが、流れてくる音を聞く限り、何だかPaRetのステージもあったように聞こえました。
以前はフェニックスパワーの所にメッチャコンパニオンさんがいたりしたんですけどね。昨年も今年もお一人でしたね。
最後にエントランスで
昨年は6時ちょうどぐらいまで撮影していましたが、今年は17:45ぐらいには終了しましたかね。ただ、どうしても最後にココだけは撮りたくなってしまう…。
といっても、開発車両なんですけどね。セパンテストや岡山テストの影響で、現行車が無いということなんだけど、それはそれでちょっと寂しいよね…。
ということで、今年も丸1日、薄暗くなるまで撮影をしました。
駐車場に戻ってきたのが17:57。この段階でも、多少の退出渋滞はしていましたが、昨年のような大混雑はしていませんでした。やはり、10分でもちょっと早く出てきたのも影響しているのかな?。しかも、結構出やすい位置に駐車出来ていたので、車を動かし出して、5分もすれば駐車場から出られました。
ちなみに、駐車場を左折をして出ると、「大阪府咲洲庁舎北」交差点と「ATC北」交差点を立て続けに2連続で左折をするのですが、ATC北交差点が混雑をしてそれが手前の「大阪府咲洲庁舎北」交差点まで影響していました。ただ、ATC北交差点の混雑は大阪港咲洲トンネル方向の右折が混むので、左折はそれほど混みません。もし、それでも大阪府咲洲庁舎北交差点すら動かない状況だったら、あえて大阪府咲洲庁舎北交差点を直進して、次の交差点を左折して大回りをした方が意外と早いかもしれません。
考察
ここからは、今回の反省点や問題点を含め、来年への備忘録的にメモ代わりに書き留めておきます。
やはり、尋常じゃ無い疲労感
これはもう毎回痛感するところなんですけどね。
開場は9時ですが、実際には駐車場からの移動と開場待ちを含めると8時半前から、退場して駐車場に戻るまでの18時ぐらいまで、11時間ずっと立ちっぱなし&歩きっぱなし。
もちろん、今回も途中に休憩を挟みましたが、11:30頃と13:30頃の2回だけでした。別にそれ以上休憩を増やしてもいいのですが、ずっとコンパニオンさんを探しながらうろついて、さらに今年はこれまでスルー出来ていた1号館にまで移動しないといけないというのが、何とも負荷を高めました。
しかも今回は、メインである6A・6Bに対して距離の遠い2号館・1号館・5号館が空振りという場面も多々あり、せっかく脚を運んだのに何の収穫も無く戻ってくる状況が、メンタル的にもさらなる疲労感に繋がってくるんですよね…。
写真と動画の二刀流は限界がある
今回のオートメッセで、ちょっと思考を変えたのは、これまでの完全スチルではなく、並行して動画も撮るというものでした。もちろん、のちのちにYouTubeにVlog動画を撮りたいという思いからなのですが、正直、この写真と動画の二刀流には限界があるな…と非常に痛感しました。
まだ、到着までの様子や、ブースを移動する様子についてはOsmoPocket3でザックリは撮れたのでまだ良かったのですが、コンパニオンさんの動画を撮りたいとなるとこれが結構厄介。
というのも、1つは設定的な問題で、やはり写真と動画では撮影時の設定が異なる。それを「今は写真」「今は動画」のように設定を切り換えながら撮影するのは頭も使うし、ミスも生まれるし、だんだん混乱してくる。最近の機種だと、動画とスチルの切り換えレバーがあって、切り換えが簡単なのだが、私の持っている機種だとそれがまだないので、似たようなことをやろうとすると、MRにそれぞれ設定を入れておいて、それを切り換えることになるけど、コレが意外と操作性が悪い。かといって、2台体制で挑むと荷物が増えるので負担が大きい。
それに、もう1つあるのは、写真と動画では撮り方が違うということ。写真だと、視線をもらいながら5~10秒の間に、ちょっと焦点距離を変えて撮るというのが普通だけど、動画だと最悪視線はもらわなくてもいいけど、10~15秒ぐらいは止まった形で画的には欲しい。場合によっては、コンパニオンさんがキチンと理解してくれたら動きを付けてくれたり、手を振ってくれたりするのだろうが、さっきまでスチルを撮影をしていた人が、急に動画を撮っていることにはまず気づいてくれない。なので、動画を撮るなら、本気で動画を撮るようにジンバルを使うとか、マイクを付けるとか、明らかに「この人は動画を撮ってるな」と分かるような形にした方がいい。
そんなこんなに、先程の疲労感もあり、途中から「もう動画はいいわ…」という感じになってしまいました。
とかいいながら、何とか形にはしてみたんですけどね(笑)
あえてスライドショー化という選択
そんなこともあり、私の中では「あ~、今回のオートメッセはダメだわ…」と半ば諦めていた状況だったのですが、帰宅して次の日、写真選抜とHP化をすすめていった中でふと思ったのです。
これ、スライドショーにすればいいんじゃないのか?って。
今回、スチルを撮影していて自分でも驚いたのが、結構な割合で横構図の写真を撮影していたこと。以前は、数%しか無かった割合が、2019年辺りから徐々に増え出して、今年なんか、実に半分ちょっとが横構図だったりします。
もちろん、これはのちに動画化をしたときに、横構図の方が都合がいいという話なのですが、むしろこれだけあれば、余分な動画とかを付けずに、シンプルにスライドショーだけの動画にしたてればいいんじゃないかと。
これには実は、年明けに作成した昨年の作例をフラッシュバックするようなスライドショー動画が影響していて、この延長線上に作ればいいのでは?と踏んだわけです。
使う曲と必要な枚数さえ決まれば、案外大きな負担無く数時間で作成も出来るので、結果的にオートメッセ期間中の3日目には動画をアップすることが出来ました。
そして、今思えば、大阪オートメッセのコンパニオンさんの写真といえば、いくらでも動画がアップされている中で、むしろ写真によるスライドショーの方が珍しさがある。そう考えると、あえてスラドショー化をしたというのは、怪我の功名だったのかもしれません。
今後としては、事前に動画編集用の下地素材を用意しておくことと、スライドショー動画のスキルアップというところでしょうか。特に、未だに縦構図の写真をどのように動画化すると格好良く見せられるのかが、未だに悩んでいます。
最低シャッター速度を上げる必要性
今回、HP記事をまとめようと思って、ブースの写真をアレコレと見返していたときに気づいたのが、メッチャ手ブレが酷いということ。
よく考えれば、以前からこういうのってちょくちょくありましたが、今回改めてその酷さを痛感しました。
これ、冷静に考えれば原因はハッキリしていて、私の場合、通常RX100m7で撮影するときに絞り優先のF4固定で撮影をしているのですが、こういう室内のシチュエーションになると、実際はF4では少々暗くて、ISO感度が上がってシャッター速度が落ちる。ISO感度については、今やLightroomでのノイズ補正が無茶苦茶スゴイので、RAWでさえ撮影をしておけば、ISO-6400とかでもどうにかなります。ただ、問題なのはシャッター速度で、こういう写真ってほとんどが24mm近辺なので、特に意識をしなければシャッター速度は1/30sぐらいになるのですが、やはりこのシャッター速度が遅いって事なんですよね。
いつもは野外で撮ることがほとんどなので、F4固定なら放っておいてもシャッター速度が上がるけど、今回は室内。しかも、朝イチはまだいいけど、時間が経つにつれて疲労で腕がプルプルしてくるし、場合によっては歩きながら途中で軽く立ち止まってパシャッというシチュエーションも多いので、否応でも手ブレ補正しやすくなる。
こうなってくると、ISO-AUTOのシャッター速度の低速限界を上げるか、いっそのことシャッター速度優先で、せめて1/60sとか1/125sにするというのもアリなのかな…。いずれにしても、ISO感度が爆上がりしてもノイズはLightroomでどうにかなるので、手ブレ補正を減らす方が優先な気がします。
初日/サイレントタイムは良し悪し
今回、オートメッセが開催されるうち、1日目の土曜日に参加しました。
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
1日目 | 43,716人 [金] |
62,772人 [土] |
76,916人 [土] |
40,753人 [金] |
25,484人 [金・祝] |
39,576人 [金] |
69,017人 [土] |
2日目 | 91,807人 [土・祝] |
92,557人 [日・祝] |
111,030人 [日] |
68,535人 [土] |
22,869人 [土] |
89,170人 [土・祝] |
83,769人 [日] |
3日目 | 88,460人 [日] |
62,178人 [月・振休] |
74,331人 [月・祝] |
98,191人 [日] |
26,556人 [日] |
76,716人 [日] |
58,952人 [月・祝] |
合計 | 223,983人 | 217,507人 | 262,277人 | 207,479人 | 74,909人 | 205,462人 | 211,738人 |
過去の人数の推移を見ても、2日目がピークになることが多いので、1日目の方がいいだろうと思っていましたが、違うところで1日目の落とし穴がありました。それがサイレントタイムでした。
以前から、東京オートサロンとかだと初日にサイレントタイムがあるのは知っていましたが、あまり大阪オートメッセでサイレントタイムがあるという認識は個人的にはありませんでした。ただ、改めて調べて見ると、過去のオートメッセでも、初日の9:00-13:00はサイレントタイムがあったようです。
とはいえ、個人的にはガチャガチャうるさいのも嫌いなので、むしろサイレントタイムがある日の方がいいなと思っていたぐらいでしたが、これがくせ者でした。
というのも、ブースによっては、サイレントタイム=メディア対応という形を撮っていて、メディア以外の撮影お断りをしていたり、車両立ちをしていなかったり、SUZUKIのようなイベント型のところでは、そもそもサイレントタイムの時はそういったイベント系はしないというスタイルを取っているんです。なので、この昼過ぎぐらいまでが、ウロウロしていても思ったようにコンパニオンさんに出逢えないというシチュエーションが非常に多かったです。
そして、逆を言うと、すべてが13時以降に集中するという事態も招きます。今回の場合は、SUZUKIのイベントが始まるのが13時以降で、例年だとないARTAの車両立ちが入ったりと、それだけで行動がだいぶん制約されてくる感じがありました。例年は、1日目・2日目の様子をSNS上で静観しておいて、3日目に満を持して参加して、翌日振休ってのが現実的なのかな…。
ARTAに翻弄される
そして、そのARTA。今年は、オートメッセ初日の昼過ぎにARTA GIRLSが発表され、しかもここは有名RQが6人勢揃いということで、明らかに同業者のカメラマンが一気に集結しました。
ある意味、SNSで車両立ちの時間を教えてくれたのはありがたいのですが、ちょうどその一発目の14時の車両立ちでは、15分前にはこの人集り。撮影中に人垣が出来るのは当たり前の光景ではありますが、15分前からこんなにカメラマンが集まるなんて、オートメッセとはいえなかなかありません。
しかも、3人ずつで2回に分けて行われる都合上、このブースに拘束される時間も長くなります。
いつ車両立ちするのか
今回は、めぼしい方のSNSのチェックしていたので、車両立ちの時間は割と確認出来ていました。ブースによっては、朝や午前中の段階で、「この時間帯に車両立ちします」という投稿があるところもあるのですが、ブースによっては開始30分前ぐらいに「XX:00に車両立ちします」と言われて、気づいたときには時間を過ぎているというのもしばしばありました。その点、カーオーディオネットさんが入れ替わりで常時コンパニオンさんがいたケースもあれば、WALDさんのようにほぼ1時間に1回は定期的に立ってくれたりするとありがたいんですけど…
しかも、それが距離の離れているブースだとなおさら。個人的には、このValentiさんが結構大変でした。仕方がなく、谷口選手のトークセッション中に視線を貰ったりして、何とか撮影をしたという感じでした。
これからはそういう時代
昨年のBYDあたりからその点は少し感じていましたが、今回、SUZUKIブースさんも男性のモデルさんも起用していました。中には、男性モデルさんを撮影している女性の方もいましたが、こういったところに来る方は男性が圧倒的に多いからな…。
そうなったときに、はてさて、撮影するか…ってちょっと悩むんだよな。逆に、撮ってあげないと何だか可哀想って感じもしてきちゃうし…。ただ、このお兄さん、メッチャイケメンで格好良かったっすよ。