SUPER FORMULA 2019 Rd.6 岡山 Day.1(2019.09.28)
秋の4連戦の3レース目は、SUPER FOUMLA岡山戦です。今年で5年目の開催となる岡山でのSFですが、私的にはSF19になってから初めての撮影とあって、HALO搭載でどんな感じになるかちょっと楽しみでした。
事前の予報では雨予報になっていたのですが、当日が近づくに従って、徐々にギリギリ持つのか降るのかという天気に…。ってことで、今回はDay.1の様子を紹介していきます。
予選日 Day.1 入場者数:6,700人
実はこの前の木曜・金曜と2日間、岡山に出張で缶詰状態で研修を受けていた状態で、前日帰宅をしたのが20時。食事をしたりして、サーキット行きの用意をし始めたのが21時頃から。先にも述べたとおり、今回も雨が絡む可能性があるということで、中途半端に荷物は増えるし、何かと面倒です。
それでも何とか早めに段取りをして就寝。朝5時前に起床して、鳥取市内を出発したのが5:45。サーキットに到着をしたのが7:00すぎ。
やっぱり遠いラウンジの駐車場
今回もラウンジの購入だったのですが、昨年と同じで駐車場はバックストレートの一番奥。もう行き止まりになるところの手前です。去年の記事にはアップしましたが、横を向いたらPA-6が見える位置ですから。ホント、ここは遠すぎる。
一様、情報によるとSUPER GTの時のラウンジも駐車場はここらしいですが、あんまりだと…。しかも、このラウンジの駐車場よりも手前はこれだけ空いているにもかかわらずですからね。
それでも決勝日はそこそこ埋まっていましたが、予選日はガラガラでした。確かにN-ONEとかロードスターのレースがあり、パドックが埋まっているし、Enojy Hondaもあって関係者も多いのかもしれませんが、関係者と高いお金払っているお客さんとどっちが大切なんだ?と思うんですよね。
それにしても何とも微妙な天気…。降りそうな…もちそうな…。
朝一はヘアピンへ
そんな朝一はヘアピンへ。
朝一のヘアピンは逆光方向にはなるのですが、この天気なら何とかなるかなぁと。
あと、場所確保したいところをこのタイミングで撮っておきたいってのもあります。最終セクションはレース中でも撮れるからね。
もちろん、挑むはα9に200600Gの組み合わせ。このあたりはテレコン無しでいけるので、200600Gの素の性能を感じることが出来ます。
[8:00]まずはN-ONEで練習
まずは、N-ONEでテスト撮影。さすがに車速が遅いので、1/60sでもとりあえずいけます。
っていうか、撮りながらこの「TRUNK」ってのが気になってたのですが、どうやらあれこれ調べてみるとドライバーのグラビアアイドルの竹村美緒さんがやっている滋賀のラジオ番組だそうです。
[8:35]続いてF3
続いてF3を同じヘアピンから狙います。
これまでヘアピンというと、曲がってきたタイミングで狙うという感じが強かったのですが、終盤はあえて立ち上がってリボルバーに侵入していくところを流していく感じで狙いました。
背景が少し面白くないけど、移動が安定しているので、結構シャッター速度遅くなっても車体ブレは少ない感じです。
[9:20]SFの走行がスタート
SFも初めは普通にコーナリングのタイミングで狙っていましたが…
終盤は立ち上がってくるところを狙ってました。ちょっと背景が残念な感じはするんですけどね。
ちなみに、これまでレンズ側の手ブレ補正ってオフで撮影することが多かったのですが、今回、1日目の感触として手ブレ補正をオンにした方が微妙に歩留まりがいい感じがしたので、大概手ブレ補正オンで撮影をしたような気がします。
[9:40]続いてリボルバー
ヘアピンで20分程撮影して、初心者には人気の高いリボルバーへ移動。といっても、ヘアピンから考えるとすぐ隣ですからね。移動時間はものの10秒程。
私も初期は、ここで撮影していましたが、最近はほとんど撮ってませんでした。ただ、今回は何となく「ちょっと撮りたいなぁ」と思い、久しぶりに狙ってみました。
正直、200mmでギリギリという感じなので、我ながら結構タイミングが合わないとピッタリでフレームインするのが難しいです。でも、久しぶりに、しかも100枚ぐらいしか撮ってなかったけど、なかなかいいね。
[9:46]パイパー
そして次はパイパー。
完全に順番に移動していって…という感じですね。ただ、ここも何となく初めから、「ここで撮影したいな」とは思っていました。
リボルバーと比べると、あまり攻め込まず、ちょっと余裕を見ての画角になっちゃいました。個人的には、ここって、箱車だとあんまり味気ないんだけど、フォーミュラーカーの方が画になるイメージがあります。
撮影した後に気付きましたが、もうちょっとENKEIブリッジ方向側の方が画的にはいいかも。
あと、この時点で「うわ、マジか!?」と思ったのは、パイパーのパドック側の撮影窓のところ。確か、以前にもここにカメラマンの足場が組まれていたような気がしますが、よりによって、ここに立てなくてもいいだろうって思うんだけどな…。
何とか、下から狙えばイケるのかなぁとも思いましたが、誰もカメラマンがいない所を見ると、たぶんあまり期待出来ないんだろうなという予感がします。
[10:05]パイパー立ち上がり
ということで、パイパーのイン側は諦めて、さらにENKEIブリッジ側に進んで、パイパーからの立ち上がりです。
言い方を変えるとトイレの裏って感じですね。何か、フォーミュラの場合はちょくちょくここから狙っているイメージ。
ちょうど可夢偉の絡みで赤旗が出た直後だったかな。
今から考えれば、もうちょっとシャッター速度落としても良かったかな。ただ、ちょうどこのタイミングって、赤旗後の再開のタイミングだったので、ウエービングをしてタイヤを暖めている車が多くて、それはそれで撮る方としては難儀をしました。
あと、たまたまですが、案外全体を入れずに部分的にクローズアップするっていうのもアリなんですけどね。私としてはあんまりクローズアップした画って少なかったりするんですよね。
[10:35]TCRJはパイパーのパドック側へ
SFのフリー走行が終了し、ピットウォーク隊列に並ぶには少し早いかなぁと思い、とりあえず一か八かパイパーのパドック側へ。
あ~、これは微妙だわ。(T^T)
せめてハシゴ上の脚が逆ならまだ…いや変わらないな。
真ん中の縦のヤツも邪魔だけど、右側の斜めのヤツの方がイカンですわ。どちらかというと狙うならパイパーの侵入よりもリボルバーの立ち上がりの方が懸命かも…。
それでも何とか無理をして3周ほど撮影しましたが、こうして見ると気付きにくいかもしれませんが、微妙に足場の骨組みが隅々にケラれてます。ここは、フォーミュラよりもTCRみたいな箱車の方が画的に似合うんだけどな…。まあ、もうコレが限界ですわ。
[11:05]ピットウォーク
TCRJを撮影する頃から雨が一時的にポツポツと降りましたが、ギリギリポンチョとか無しでごまかせるレベルでした。また、そのタイミングで赤旗も出てしまったので、先のリボルバーの状況もあり、早々と切り上げてピットウォークの隊列へ。
予選日なので、そこまで焦る必要ないんでしょうけどね。
今回は、TCRJのピットがOIC事務所の前ということで、PW隊列の横をTCRJのマシンが入っていきます。個人的には、このKCMGのカラーリング好きですね。
ピットウォークは、SUPER GTとかに慣れると全然楽勝。しかも、奥に行けば引くほど結構余裕がありましたね。
なので、ほとんどのレースクイーンの方々は撮影が出来たような気がします。TCRJのRQの方々もピット入ってすぐのところに出ておられました。
ただですよ、raffineeさんはホント、撮れなかった。
raffineeさんですが、有名RQが4人も揃っている上に、グッズは配らないといけないし、ドライバーのサイン会はあるわでもう大混雑。しかも、今年はKONDOのピットは一番手口側ということで、ピットウォーク的には入ってすぐの所。反対側にはTCRJのレースクイーンも並んでいたりも、もういろんな条件が重なり合って、もう大変でした。
なので、何とか人混みからかき分けてもこれが精一杯。もうこれが限界でした。逆に言えば、raffineeさんにこだわらなければ結構充実したピットウォークでした。
[11:55]しばし、イベント広場で休憩
ピットウォークをフルで終え、イベント広場へ戻って昼食を調達へ。
イベント広場は今年もEnjoy Hondaの同時開催。去年もそうでしたが、これで何とかお客さんが持っている感じですね。だって、初年度の2015年は決勝日で7,000。今回は予選日で6,700人ですからね。
こうなると分っていたのですが、屋台はなかなかの行列。
普段、並ぶのも嫌だから土曜日はおにぎり買って持っていくんですけど、今回はそれでも何か買おうと並びました。
といっても私が買ったのは例のごとくで…。ちなみに、今回のSF岡山戦は元ITOCHUのRQなども務めていた陽菜みなみさんがいて、ちょうど私の2人程前に並んでおられました。初めは全然気付いてなかったのですが、振り返ったときに「わおっ」と気づきました。
ってことで、20分並んで、ようやくオムソバとタン串の組み合わせを購入。いつもは牛串なんだけど、タンにしてみました。
この時間帯に雨降ると食べる場所が面倒くさいなと思っていましたが、何とか雨はTCRJのタイミングだけでなんとかやり過ごせました
[13:00]F3グリッド
食事を終え、一度車に戻って機材を整理。ついでに車も一度移動してしまって、足早にパドック側に戻ってF3のグリッドに並びます。
当初はそこまでの動きをするつもりはなかったのですが、一気にこの1時間で晴れ間が出てきて、「さすがにフラッシュが欲しいな」と思ったものの、車に忘れていてそれを取りに戻ったというのが本音です。
ホント、ここまで晴れて来ちゃうと、フラッシュを取ってきて良かったです。
去年までって、F3のグリッドってまっちぐらいしか狙ってなかったから、あまり意識してなかったけど、なんか今年はRQが多かった。TOM'Sいるし、B-MAXいるし。お陰で、SFのグリッドは1回しかないけど、F3が2回あるので、こうなってくるとSFのラウンジパスのメリットが出てきそう。
ちなみに、今回のフラッシュ撮影ではかねてから問題になっていたハイスピードシンクロをさせないように、シャッター同調速度1/250sに抑えるためにND8を付けて、マニュアルで1/250s・F2.8でISO-AUTOで撮影しました。お陰で全然いい感じになりました。フラッシュも熱暴走しなかったし。やっぱり、ハイスピードシンクロがダメだったんだな。
撮れ高多いし、フラッシュも上手く使えて、いつになく、満足感のあるグリッドでした。
[13:39]F3の走行はマイクナイトへ
グリッドを終え、足早にマイクナイトへ向かいます。
はい、マイクナイトはいつもの特等席。一番最終コーナー側です。
ホント、同じマイクナイトの中でもここってあまり人気ないんだよな…。私は好きなんだけど…いや、何なら私のために皆さんスルーしちゃってください(笑)。
やはり、マイクナイトは予選よりも、決勝レースで背後のマシンが絡んできた方が画的にいいですね。それにしても、こう見るとF3マシンって、SFと比べても一回り小さいんだな。
[14:25]SFのQ1も引き続きマイクナイトで
続けて、SFのQ1を撮影していきます。
同じ840mmなんだけど、やっぱり一回りSFの方が大きいな。やはり、ここはこの焦点距離が似合います。シャッター速度はちょっと置きに行きました。予選の撮影とあって、背後がどうかなぁと思いましたが、むしろちょうどいい距離感だったかも。
[15:05]Q2はフェンス越しで
Q2は少し移動してフェンス越しで狙います。
本音を言えば、ちょっと厳しい感じはしたのですが、まあギリこれだけ影があれば何とかなるかなぁと思って狙ってみました。
正直、ここでの撮影の感想はとにかく「こんなにSFって速かったっけ?」というところ。さすがに2日目が終わる頃にはだいぶん慣れましたが、この初っ端のタイミングはマイクナイトをかけていく速度にホント圧倒されました。もう、追いかけるのに精一杯って感じ。
なので、シャッター速度も完全に置きに行ってます。
[15:45]Q3はスルーしてTCRJのグリッドへ
Q2を撮影し、Q3はあえてスルーしてTCRJのグリッドへ。まあ、撮れ高も良かったし、Q3になると走行台数も減っちゃうし。
しかも、荷物は車に置いてきて、必要最低限の装備だけでグリッドへ向かいます。スタート進行15分前ぐらいに到着しましたが、全然お客さん少なかったです。
いやあ、ホント良かった。SFって、何気にDay.1がF3とTCRJの2回、Day.2がロードスター・F3・TCRJ・SFの4回と、計6回もグリッドがあるんですよね。そう考えると、ラウンジを奮発する意味はこれまで以上にありそう。
ホント、満足度が高いです。案外、TCRJのRQがある程度人数がいるってのがいいですわ。
[16:09]再びマイクナイトへ
グリッドを終え、車に戻って機材チェンジをして、再びマイクナイトへ。
やっぱり、背後が絡むレースはマイクナイトは画になるんだよな。TCRということで、もうちょっと接近戦になるかなぁと思ったけど、案外普通でしたね。
[16:18]フェンス越しで狙う
10分弱ほど撮影して、まあだいたい撮れたかな?ってところで、SF同様にフェンス越しで狙います。
SFの時よりもあまり条件は良くないということで、結構アンダー目に狙いましたが、いやいや、いいじゃないですか。
しかも、SFを撮った後なので、TCRJのコーナリング速度が遅く感じで狙いやすくなるんですよね。こういうのって、レーサーが速いマシンに乗ると下位カテゴリーの操作性がよくなるというのと、理屈的には同じなんでしょうね。
撮影を終える頃には、もうフェンスにも直接光が当たってました。ちょっと想定外だったのは、この時間にもなってくると逆に柱の陰がフェンスじゃなくて手前側に来るんですね。
Day.1の撮影は終了。16:36にはサーキットを離れ、一旦帰路に向かいます。