鈴鹿サーキット ファン感謝デー2014 Day.2(2014.03.02)

鈴鹿サーキット

 正月に訪れた鈴鹿サーキットですが、やはり撮影したいですよね。ただ、F1なんかになると金額も高いし、混雑もすごい。SUPER GTなんかも結構混むし、何かいいアイデアがないかなぁ~と考えていたところに、昨年の岡山と同様、ファン感謝デーがあることが判明!!。しかも、岡山の時と違って、そもそも入場料が無料!!。さらには、現状の高速道路のETC割引が3月末までということもあり、こりゃぁ、行くっきゃない!と行ってきたのであります。

 今回も撮影した写真と撮影した場所を連動した形で、作品を紹介していこうと思います。今度は、Day.2です。

Day.1 Day.2 RQ編

2日目

 2日目の朝は4:45に起床。これは、意図的に起きたというよりも、目が覚めてしまったというのが正直なところ。本当はゆっくりと朝食を食べてから出かけたいところですが、渋滞するのが怖いのでそそくさと準備をして、ホテルを5:15には出発。こういう早朝出発をするときに、チェックアウトのいらないスーパーホテルは気楽な感じでいい気がします。途中、朝食を買いにコンビニに寄りましたが、6時前にはサーキットに到着しました。

 1日目のときにも記載していたとおり、早朝には駐車場に警備員が配備されていて、その誘導で駐車をしていきます。といっても、一番ゲートに近い第3駐車場から埋めていきます。実際、6時前に到着をしても、止めたのは1日目と1列ぐらいしか違いませんでした。

 心配をしていた雨は、鈴鹿に到着したころはまだポツポツしていましたが、6時半ぐらいになると雨も止んで、空には青空が見え始め、『よし、これならイケる!』とガッツポーズ。

逆バンク × SUPER FORMULA

 ただ2日目は、1日目の影響で足は痛いし、疲れてるし…ということで、朝か逆バンクで『今日は動かまい!』と決め込んで、朝からトボトボとS字方向に向かいます。

 そもそも、昨年までのマシンがあまりにもブサイクで嫌いだったのですが、今年のモデルからは一般的なフォーミュラーカーになって、写真撮りたいなって思えるようになりました。

 いずれもベタですが、でも1日目よりは格段にピントの山がしっかりきている感じはします。やっぱり、焦点距離の半分ぐらいのシャッタースピードでいいんですかね。

5コーナー

 続いて、逆バンクから少しS字寄りに進んでの5コーナーです。

 このコーナーは、ホントで今回のファン感で一番落ち着いて撮影できるポイントですね。逆バンクも悪くはないんですが、あそこはカメラマンが多いので視線が気になるんですよね。

広角での流し撮りにチャレンジ

 前々から、一度広角側で流し撮りをしてみたいなぁと思ってたんですよね。

 広角といってもAPS-Cで17mmぐらいなんだけど、う~ん、よく分からないですね。本当はもう少しマシンに近づいた状態でやるといいんでしょうが、これだけ小さなものをフォーカスポイント合わせて撮るのも大変です。

グリッド&ピットウォーク

グリッド&ピットウォークは出入り口が複数ある!?

 通常、グリッド&ピットウォークというと、ピット側(パドック側)から並んで入っていく…というイメージがあったのですが、今回のファン感謝デーの場合は、複数箇所から入れるようになっていました。私としては、グランドスタンドの最終コーナー側と1コーナー側、それとピット側の1コーナー側は確認をしました。ピット側の最終コーナー側は逆バンク方面にいくトンネルから行くことが出来たようです。

 実際には1日目は、普通にピット側からだろうということでわざわざグランドスタンド側からパドックトンネルを通ってピット側に行って並びました。ただ、実はこれが一番人が多かったようで、実際にグリッドにたどり着いたときは結構混雑をしていました。

 そこで2日目は、グランドスタンド側の1コーナー側のところで並んで入りました。すると、まだ人のまばらな状態でグリッドに入ることが出来ました。ただ、車を撮るにはそれでいいのですが、レースクイーンの方々を撮るのに、普通は人が群がるのに、1対1の撮影になってしまい、それはそれで照れてしまう…ということにもなりました。

マシンと観覧車を絡めて撮れるのもグリッドウォークならでは

1日目は将軍との2ショットだったナライガーですが、
2日目は将軍が手下をつれての撮影です。
実はこの右手にナライガーもいての4ショットだったのですが、SAL70300Gでの撮影だったので、
これが70mmで一番広角側だったので3ショットしか撮れなかったんです…。( ̄。 ̄;)

 実は1日目とは違い、2日目は外部ストロボ持参で日中シンクロしながら撮影しました。なので、ピットで撮影したものでは、背景に影ができているのが分かると思います。これでも調光補正で-3にしていました。しかも、よ~く見ると、ストロボを焚いたことによって、目にアイキャッチが入ってます。個人的なイチオシは、一番最後のぽん太さんかな。

 あと、2日目の方が正面の写真が多いですが、これは撮影記の方でも紹介していた通り、2日目は入り方を変えたところ、グリッドもまだガラガラだったため、私ひとりが撮影しているというのも多かったです。ただでさえポートレート撮影に慣れていない私が、1対1での撮影…それはそれで思わずこちらが照れてしまいます。

 それと、おそらくですが、一眼カメラで撮影している人は結構多くいますが、その中でも外部ストロボで撮影している人って一部だし、そういう人って結構本気なカメラマンなんですよね。なので、2日目は外部ストロボを付けていたということで、お嬢様方もそういう人に向かって特にポージングしているような気がしました。

 注意点としては、1つは流し撮りモードからポートレートモードに設定を変えておくこと。特に、前者はシャッタースピード優先オートでしょうし、後者は絞り優先オートでしょう。初めの数枚がSS 1/50になっているのはその設定の関係だと思います。あと、手ブレ補正は忘れずに。また、見ていただいた通り、ポートレートもキレイに撮影できるSAL70300Gですが、フード付けた状態で人混みに入ると結構な武器になります。私も何度となく、他人の頭にぶつけました。人混みの中で撮影するときは注意しましょうね。

逆バンク ~ 5コーナー

 午前中の感触から、午後からも逆バンク~5コーナー方向へ。

 さすがに、2日目の午後になると結構ヒット率が高くなってきました。特にD1の流し撮りはなかなか難しかったですが、それでもいい感じに撮れていると思います。

実は今回、α77を投入!!

 実は今回、撮影はα55ではなくα77でやりました。

 とはいっても、買ったわけではなく、レンタルというやつですね。前々から、カメラのレンタルというのが気になっていました。ただ、DMMのレンタルは金額は比較的安いのですが、最近の機種はないし、さらにはSONYなんかはα550とα900というなんとも古い母艦。で、いろいろと調べていく中で、『レンタルボンバー』さんを見つけました。

 『レンタルボンバー』でのレンタルの流れは、また改めて紹介したい!と思いましたが、実は撮影日当日に『レンタルサービス終了のお知らせ』のTwitterを見てがっかりしました。出発日の金曜日到着はやや怖かったので、さらに前日の木曜日到着の月曜日返却ということで5泊6日6,600円なり。合わせて、ミラーレスの使い勝手も知りたいと思い、NEX-6も借りました。

 本当は、70-400mm Gレンズも借りようかと思いましたが、実はレンタルボンバーさんにはこの手のレンズがないので、また別の所から借りるのもなぁ…というのもありましたが、またその金額が結構したので、今回は諦めました。

今回の機材関連一式

 今回もThe Heralder 33にα77+α55に、SAL70300G+SIGMA 17-50mm+SIGMA 8-16mmのいつものレンズ3本セット、これにNEX-6とRX100、さらにはグリッド&ピットウォーク用のフラッシュという完全なフルセット。

 あまりにも重かったので、帰宅後重量を量ったら、なんと8.7kgもありました。1日目はこれにウルトレック+自由雲台で+1.8kgもありました。

α77の印象

 もちろん、これまで電気店で度々操作をしてきたα77ですが、ここまでじっくりと使い込んでみたのは、もちろん初めてです。

 その第一印象としては、重いなぁということですね。やはり、α55の441gに慣れていると、α77の653gは実に1.5倍にもなるので、どうしても重く感じます。2日目には、そもそもの筋肉痛もあってか、高速シャッターでピンポイントで狙うのに、プルプルと腕が震えていました。

 流し撮りで使ってみた印象だと、やはりα55よりはAFの食いつきはいい感じ。特にスポットではなく、エリア設定ができるので、これが便利でした。通常は中央で撮影していましたが、D1のように後方のタイヤスモークも写したい場合などは、あえて左側のエリアで撮影することもありました。

 あとは、やはり連写をバシャバシャやってしまうと、バッファが一杯になって撮影できない…というケースはありました。印象としては、以前のα55の方が酷かったイメージもありますが、α77も同じ感じは否めないです。一様、UHS-IのSDカードでしましたが、それでも生じました。

NEX-6の印象

 私の今回の用途とすれば、はっきり言って、良くないですね。特に今回の私の場合は、明らかにNEX-6をサブ機というか標準画角の撮影用に使っていたところもありますが、ちょっと大きなコンデジぐらいの勢いで使おうと思うと、めんどくさいのがレンズキャップです。実際、2日目には途中でレンズキャップを落としてしまい、わざわざ戻って大捜索をした…なんて珍事も起きました。いくら、寸胴式で小さくなるとは言え、いちいちキャップを付け外しをするのは面倒くさい。それならまだ、レンズが大きくてもいいからフード付きのやつの方が、気にせずに使える。そんな気がします。

 それに、ポケットに入れるにはサイズが大きい。逆にちょっとしたものに入れようと思っても、意外と大きくて入らなかったりする。こうなると、いっそのことRX100でいいんじゃないの?って思ってしまう。しかも、操作性も良くない。

 ちょっとした旅にコイツをメイン機で…ってのにはまだいいかもしれないけど、なんだか中途半端に思えてしまう。これで、一気にα6000への感心は冷めました。

ぜひとも持っておきたい装備・備品

NDフィルター

 昨年の岡山国際の時に感じたものの、いろいろと考えると別にいいんじゃ無いの?とも思っていましたが、やはり腕が上がってきて、それ相当のシャッター速度で流し撮りを撮るようになると、NDフィルターは必須です。

 万が一、F16とかF22なんて絞りで撮影できるケースもありますが、そうなると、回析現象で解像感が悪くなるばかりでなく、ホコリが映り込んでしまうケースも増えてきます。

 特に、広角側での流し撮りでは、焦点距離に相応のシャッター速度にしないと流れないので、絞りだけでも対応できないケースも多々あります。今回は、あまりいい天気でなくてもこれだったので、場合によっては、ND8ですら足らない場合もあるかもしれません。

カメラ&レンズ用のレインカバー

 今回の鈴鹿は、2日間とも怪しい天気でした。特に、1日目の夕方近くは、結構ポツポツ雨が降り始めて、結構厳しい時間帯がありました。サーキットは、グランドスタンド以外は、基本的には屋根のあるところはありません。しかも、人はまだいいですが、カメラの方は雨は大敵です。

 私は正直、何も持っていませんでした。結構、慣れている方はカメラやレンズ用のレインカバーを持っている人も多く、ポツポツときた時点で早めの対応をしていました。明らかに降らなさそうな場合はいいですが、怪しい天候の場合は1つは持っておきたいものです。

 もちろん、カメラだけではなく、カバン全体と人間の方にも何か必要です。今回、バッグに関しては、Heralderにレインカバーが内蔵されていたので良かったですが、無ければ持っていた方が安心です。また、人の方は、ちょっとしたぐらいなら折りたたみ傘1つあるだけで違うと思います。より、雨が降っても狙うぞ!となると、カッパやポンチョがいると思います。

ビニールシート

 これも意外と盲点でした。実は1日目の晩から2日目の朝にかけて雨が降っていました。そのため、サーキット全体が濡れていました。もちろん、それは私も把握していたのですが、よくよく考えると、ちょっと座ろうか…と思っても濡れていると座れません。また、カメラバッグもあまり濡れている所には置きたくありません。そうなると、小さいものでいいので、ちょっとしたレジャー用のビニールシートがあると、こういう時に便利だなぁとつくづく思いました。人によってはちゃんと持っている人もいました。

やはり案の定の撮影枚数と容量

 昨年、岡山国際にF3とGT ASIAに行った際は、2日間で延べ4,339枚、容量にして86.4GBでしたが、今回もRAW+JPEG撮影で、1日目が1,838枚(48.6GB)、2日目が2,922枚(80.3GB)で2日間で延べ4,760枚・128.9GBというとてつもない容量になってしまいました。

 実はこれでも、1日目はα77のバッテリーが持つのかなぁ…と不安になりながらセーブしたところがあるので、これをまともに撮っていたら150GBは必須でしょうね。それに、ここまで来ると、RAW+JPEGではなく、RAWのみでもいいような気もするんですけどね…。

Day.1 Day.2 RQ編
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